就活中のネイルはNG?ダメとされる3つの理由を徹底解説
2023年2月23日
かわいいネイルですね。でも実は、就活にネイルは原則NGなのは知っていますか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Bさん
ええっ!?大人しめのネイルなら、面接もOKじゃないんですか?
ネイルをしたまま就活すると、例えば不衛生とか仕事ができるのかなど疑問視され、内定にも大きく影響するんですよ。
キャリアプランナー 平崎
就活生 Bさん
内定にも影響が!?でも、やっぱり就活中でもネイルは楽しみたいです!無理でしょうか…?
それなら今回は、なぜネイルがNGなのかの理由と、就活中のネイルのポイントについてご紹介します。ネイルNGに納得できない就活女子必見です!
キャリアプランナー 平崎
目次
そもそも就活でネイルはNG?
結論から言えば、基本的にネイルを付けるのはNGだと言えます。
しかし、業界によっては女性のオシャレの1つとしてネイルをOKとしている企業もあるのが実情です。したがって、一概にネイルはNGとは言い切れません。
一方でネイルは不衛生さを感じさせる物と考える業界もあるため、衛生面に気を配っている企業を志望する場合は、ネイルを付けていると内定を貰える可能性がとても低くなってしまうでしょう。
ネイルを付ける場合は、一般が思い浮かべるような派手なものではなく、自爪に近い色合いの物が好ましいでしょう。
重要なのは、自分が志望する業界がネイルNGかどうかを調べることです。それを知っていれば、就活中でもネイルを付けることができるでしょう。
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就活中のネイルがNGとされる3つの理由
就活中にネイルがNGとされる3つの理由をご紹介します。
理由1:人によっては不衛生に見える
ネイルは見る人によっては不衛生に感じられます。ネイル全般が不衛生というわけではありませんが、見る人によっては不衛生だと思う人も世の中にはいます。
そういった人が面接官だった場合、ネイルを付けた就活生に対して好印象は抱かないでしょう。
また、衛生面に気を配っている企業の面接官が、ネイルを不衛生だと感じる人だった場合、ネイルを付けた就活生を採用する可能性はとても低いと言えます。
消費者や取引先とのやり取りが主な業務の場合、ネイルを付けて対応されると不衛生に感じる人もいれば、社会人としてのマナーがなっていないと感じる人もいます。
そう思われてしまうと、消費者が減ってしまい取引先との取引も上手くいかない可能性がとても高いです。企業にとっては大損害になってしまうため、就活においてネイルは不利になるので、就活中はネイルNGとされています。
理由2:業務に支障をきたす可能性が高い
ネイルを付けていると業務において支障をきたす可能性がとても高いといえます。
ネイルははがれてしまう可能性があるため飲食業などの場合、食品に混入してしまい、トラブルの原因となりかねません。また、ネイルの混入によるトラブルが発生すれば、それは信用問題となって消費者が減少してしまう原因にもなります。
そういったトラブルを事前に回避するため、企業はネイルを付けている就活生を面接で落としてしまう可能性がとても高いです。そのため、就活においてネイルは不利になるので、就活中はネイルNGとされています。
理由3:仕事ができるのか信用されにくくなる
ネイルを付けていると、企業や消費者を含む相手から仕事ができるのかと信用されにくくなる可能性があります。
仕事する上で大事なのは、社員同士や取引先、消費者との信頼関係です。信頼があるからこそ、企業の製品を買おうと消費者は思い、企業と取引しようと取引先は思います。
しかし、ネイルを付けていると、消費者や取引先から「この人はちゃんと仕事ができるのだろうか」と疑問に思われ、安心して企業を信頼することができなくなってしまいます。
また、面接においても企業は、ネイルを付けた就活生が自社の業務をしっかりとできるのか不安に思ってしまいます。確かな信頼がないと、企業の仕事は回らず、利益を得ることはできません。
こういったことから、企業はネイルを付けている就活生を不採用にする可能性がとても高いと考えられます。そのため、就活においてネイルは不利になるので、就活中はネイルNGとされています。
就活中のNGネイル3選
就活中のNGネイル3選をご紹介します。
NGネイル1:飾り過ぎている
ネイルのNGポイントの1つ目が、飾り付けすぎていることです。オシャレの観点から見れば、飾りを付けることは大事なことでしょうが、仕事においてはネイルの飾り付けは不要なことだと言えます。
飾りがたくさん付いているネイルをしていると、見る人によっては「ちゃんと仕事ができるのか」と疑問に思われる可能性があります。
また、たくさん飾りが付いているネイルは、飾りが剥がれてしまう恐れがあります。飾りが剥がれてしまうと仕事に影響を及ぼす可能性もあり、トラブルなどの原因にもなりかねません。
女性にとっては働く時でもオシャレに気を配るのも理解できますが、過度なオシャレは業務において支障をきたす可能性がとても高いです。
そのため、就活中にネイルを付ける場合は、飾りがないネイルが好ましいでしょう。
NGネイル2:色が派手過ぎる
ネイルのNGポイントの2つ目が、派手な色合いであることです。近年では、様々なカラーのネイルが売られており、待ち行く女性の指先を見てもカラーバリエーション豊富なネイルを付けている人を多く見かけるでしょう。
しかし、仕事において派手な色合いのネイルは、自分がどんなに綺麗だと思っていても、見る人によっては不衛生であり、信頼されにくい原因になる場合があります。
社会に出れば頭の先から爪先まで見られていると考えて行動しなければいけないため、当然指先にも気を配る必要があります。
派手な色合いのネイルを付けていると、食品業界では販売側であっても調理側であっても不衛生を感じさせ、安心で安全な商品を提供することができません。
実際にネイルを付けている当人がどれほど綺麗好きであったとしても、派手な色のネイルを付けているだけで周りに不衛生さを感じさせてしまう可能性が高いです。
そのため、就活中にネイルを付ける場合は、派手な色合いではなく落ち着いた清潔感のあるネイルが好ましいでしょう。
NGネイル3:見た目が実用的でない
ネイルのNGポイントの3つ目が、実用的ではない見た目であることです。一般的なオシャレの大半は、実用性ではなく見た目を重要視するものですが、仕事においては実用性が最も重要視されます。
なぜなら、実用的でないと仕事の効率が悪くなる可能性が高くなるからです。仕事の効率が悪いと企業に利益を上手く運べなくなり企業にとってデメリットとなるでしょう。
オシャレに気を配ることも社会人として最低限のマナーともいえますが、過度なオシャレは逆に仕事に効率を下げてしまいます。
オシャレなネイルもどんなに実用的だと本人が思っていても、見る人によっては明らかに実用的でないと判断されてしまう場合もあります。
就活生がどんなに有能だったとしても、実用的でないネイルを付けているだけで台無しになってしまいます。
そのため、就活中にネイルを付ける場合は、自他共に実用的であると判断されるネイルが好ましいでしょう。
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就活においてネイルが厳禁である業界5選
就活においてネイルが厳禁である可能性が高い業界5選をご紹介します。
1,飲食業界
飲食業界は衛生面において細心の注意を払っている業界のため、販売店の売り手だろうが、調理担当だろうが、ネイルを付けての業務は厳禁です。
ネイルはどんなに当人が綺麗だと判断しても、隠れた雑菌などが潜んでいる可能性があります。その雑菌が食品に混入したまま消費者の手に渡ってしまうと、体調不良などを起こして企業へのクレームに繋がる原因にもなりかねません。
また、ネイルを付けた状態では、調理や清掃の作業を効率よく行うことができません。効率が悪いと、飲食店ではスムーズに注文の品を作ることができず、料理の提供が遅れてしまいトラブルの原因となる可能性が非常に高いと言えます。
そのため、飲食業界ではどんな理由があってもネイルを付けている就活生を採用する可能性は非常に低いと言えます。
2,医療業界
命を預かる医療業界では、ネイルを付けることは言語道断と言えます。なぜなら医療の現場では、少しのミスが大惨事に繋がる仕事です。
当人がどんなに大丈夫だと思っていても、ネイルを付けたまま治療などをしてしまうとミスをしてしまう可能性が高くなります。そんな仕事で医者や看護師がネイルを付けていては、命を助けることはまずできないでしょう。
医療関係では、患者を安心させることが重要なため、ネイルを付けていては、患者を安心させる以前に不安にさせてしまいます。患者が不安を感じてしまうと、それが噂となって病院などの評判を下げてしまう可能性があります。
そのため、医療業界ではどんな理由があってもネイルを付けている就活生を採用する可能性は非常に低いと言えます。
3,園芸業界
土に触れる機会が多い園芸業界では、ネイルを付けていることは仕事の邪魔にしかなりません。
園芸では土や花粉で汚れる可能性が高いため、オシャレをして作業することは不要だと言えます。また、ネイルを付けて作業すれば高確率でネイルは剥がれてしまいます。
時間をかけてネイルを付けても作業中に剥がれてしまっては、時間の無駄というものです。時間の無駄だとわかっていてもネイルをしたまま作業を行えば、ネイルが気になってしまい、作業効率を下げてしまう可能性があります。
そのため、園芸業界ではネイルを付けている就活生は、採用しても長続きする可能性が低いと判断されてしまうでしょう。したがって、採用される可能性は非常に低いと言えます。
4,宿泊業界
旅館やホテルなどの宿泊施設を運営する宿泊業界では、ネイルを付けた就活生を採用することはないと言えます。
一般的に思い浮かべる旅館やホテルの業務内容は、宿泊客の接客や室内の清掃、料理の配膳などでしょう。それらを行う従業員がネイルを付けていては、宿泊客からクレームを寄せられる原因になってしまいます。
宿泊業は宿泊客に応対する業務が大半を占めています。接客する従業員がネイルを付けていては、宿泊客から「この旅館、ホテルに泊まっても大丈夫なのだろうか」と不安に思わせてしまう可能性が高いです。
また、料理なども作る側がネイルをしていては混入の恐れがあり、配膳する従業員がネイルを付けていては、不衛生に感じて料理を美味しく食べられなくなってしまいます。
宿泊施設の業務は人に見られることが多いため、身だしなみにはとくに気を配らないといけません。そのため、宿泊業界ではネイルを付けた就活生を採用する可能性は非常に低いと言えます。
5,運送・物流業界
運送・物流業界では、軽い物から重い物まで様々な物を運ぶため、ネイルは業務の邪魔になってしまいます。
重い物を持つ時、ネイルを付けた手で持とうとしてもネイルが邪魔で力を入れることができません。ネイルをした状態で力を入れたとしても、ネイルはすぐに剥がれてしまうでしょう。そんな状態では、作業を効率よく行うことができず、作業の邪魔になってしまいます。
また、運送や物流で重要なのは、安全に早く運ぶことです。ネイルを付けていては、ネイルに意識がいってしまって物を安全に早く運ぶことができない可能性があります。
オシャレをしたいという気持ちも理解できますが、まずは仕事が第一です。オシャレに気を配って仕事がおろそかになるようでは、とても仕事を続けられるとは思えません。
そのため、運送物流業界ではネイルを付けた就活生を採用する可能性が非常に低いと言えます。
就活中にネイルを付ける際の3つのポイント
就活中にネイルを付ける際の3つのポイントをご紹介します。
ポイント1:客観的に見て清潔感が感じられる
もし就活中でもネイルを付けるのなら、清潔感が感じられるネイルを付けるようにしましょう。
色は自爪と同じベージュもしくは薄いピンク色のネイルが好ましいでしょう。主張の強い色や飾り付けは避け、自分が見ても他人から見ても大人しめな色合いで清潔感が感じられるネイルがベストです。
あくまでオシャレ第一ではなく、実用的で機能性を重視して選び、さり気ない感じのオシャレにとどめておくと良いでしょう。
大事なのは、オシャレであるかということよりも、客観的に見て清潔に見えるかどうかです。清潔に見えないと、ネイルを付けていても、付けていなくても好印象を持たれにくいでしょう。
したがって、もし就活中にネイルを付ける場合は、自他共に清潔感が感じられるものを選ぶよう心掛けましょう。
ポイント2:ネイルだけではなく爪の手入れを念入りにする
就活中にネイルを付ける以前に自爪の手入れを忘れてはいけません。
ネイルを付ける目的は、オシャレであり身だしなみを整えるための1つです。自爪の手入れを念入りに行わないと、ネイルを付けたとしても指先を清潔感ある綺麗なものに見せることは難しくなります。
自爪をちゃんと手入れしていれば、ネイルを付けなくても指先を清潔感が感じられる綺麗な爪に整えることが可能です。
ネイルを付けることは、女性からしたらオシャレの一環なのでしょうが、自爪の手入れをしないようでは、ネイルが剥がれた時に清潔感が感じられない爪が周りに見られてしまいます。
そうならないためにも、ネイルだけでなく自爪の手入れを念入りにするよう心掛けましょう。
ポイント3:仕事に影響が出ない程度のオシャレであること
就活中にネイルを付ける場合、最も意識すべきは仕事などで影響が出ない程度のオシャレにすることです。
オシャレでネイルを付けていたとしても、就活で仕事ができそうにないと思われては志望する企業に入社することはできません。
そうならないためには、就活生の付けているネイルが実用的で、仕事に何の影響もなく働くことができるということをアピールする必要があります。
企業や業界によってはネイルに対する基準が様々で、どのラインまでがOKなのかわからないことがあります。
そういう場合に意識すべきは、見た目が清潔であること、仕事において影響なく働くことができるということ、オシャレはさり気ない感じでするなどを意識してネイルを選べば、ネイル厳禁という業界以外の企業であれば採用される可能性が出てくるでしょう。
おわりに
ネイルを付けることは、一般的にはNGとされることが多いです。それは、実用的でないから、邪魔そうだから、目に留まって仕事に集中できないからなど、周りからの様々な意見が多数あります。しかし、女性にとってネイルは身だしなみを整えるオシャレとして必要な物でもあると言えます。
あまり派手なネイルは就活においてNGですが、見るからに清潔感が感じられる大人しめなネイルであれば、衛生面など重視していない限り、大抵の企業で採用される可能性があります。
ただし、LGBTQの人は自分の性自認に合った装いをすることが大切です。
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。