23卒の就活生が他と差をつけるために年末年始にすべきこと6選

 2022年5月13日

年が明けたら一気に就活モードになりますが、しっかりと準備を進められていますか。23卒の就活は早期化されることが予想されていますので、年明け早々にはしっかりと活動できるようにしておかなくてはなりません。

キャリアプランナー 廣瀬

就活生 Aさん

正直まだ何もできていません。早期化されるとわかっていても何からどう手をつけていけばいいのかわからず、何もできていないままです。でも年明け早々就活が本格化するなら出遅れないための対策を今のうちからしておきたいです。

そうですよね。実際出遅れてしまうと内定獲得が難しくなるので、年末年始にできることをしっかりとしておく必要があります。そこで今回はそんな年末年始にすべきことを解説していきます!年明け後スムーズに活動できるよう、しっかりと準備していきましょう。

キャリアプランナー 廣瀬

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23卒の就活生が年末年始にすべきこと

23卒の就活生が年末年始にすべきこと

学校が休みになる年末年始は他の学生と差をつけるチャンスでもあります。ここで何もしなければ反対に差をつけられてしまいますし、就活が本格化した時にも出遅れてしまいます。そうならないためにも年末年始にすべきことをしっかりと行ってきましょう。

ここではそんな23卒の就活生が年末年始にすべきことをご紹介していきます。早期化されている就活だからこそ、早め早めの対策が重要です。与えられた時間を有効的に使うべく、しっかりとチェックしていきましょう。

Webテストの勉強をする

23卒の年末年始にはまず「Webテスト」の勉強をしましょう。多くの企業では一番初めにWebテストによる選考を設けていますので、Webテストを突破できないと内定に近づくことはできません。ですのでしっかりとWebテスト対策をしていきましょう。

Webテストのほとんどは「SPI」ですので、SPIの対策をしていきます。SPIは中~高校生レベルの問題ですので、基礎的な勉強を行えば問題ないですが、SPIは問題の出方が特殊なため、それらに慣れるための対策をするのがポイントとなります。

ですのでSPI問題集などを一冊購入し、短期的に勉強するのではなく日々問題を解き、慣れるようにしましょう。「問題に慣れる」ためには、短期間ではなく、長期的に取り組むことが大切ですので、年末年始の時間を利用して毎日ちょっとずつでも問題集を解いていきましょう。そうすれば自然と問題の傾向に慣れていくはずです。

Webテストは学生の地頭力の確認や面接では知りえない学生の本質などを図ることが目的とされていますが、中には多く集まる応募者の足切りをするために実施する可能性もありますので、Webテストの対策を怠ることがないよう、年末年始の時間を利用して対策してください。

自己分析を行い、志望業界の目星を決める

年末年始の時間を利用して自己分析や志望業界を決める作業も行っていきましょう。自分がどのような目標から就活を行っていきたいのか、将来像を叶えるためにはどの選択をすればいいのかを考えるためにもまずは「自分」についての理解を深める必要があります。

自分の強みやスキル、将来像や自分が活躍できるであろう場面など、様々な角度から自分について理解を深めていきましょう。自己分析はこれから志望する企業を探していくうえで定める就活軸や面接対策を行ううえで基礎的な情報となりますので、時間をかけて行うためにも年末年始の時間を利用します。

また、合わせて志望する業界の目星も決めておきましょう。就活も本格化されていないこともあり、志望業界を完全に絞ることは難しいと思いますが、業界はたくさんありますので、ある程度絞っておかないと就活が本格化した際に志望業界を決めることができなくなってしまいます。

ですので業界本などを用いり、気になる業界の目星を決めておくようにしてください。就活が本格化されていないこともあり、業界研究を年末年始に行うことは難しいですが、気になる業界についての理解をある程度深めておけば、就活が本格化した時にスムーズに行動できるようになるでしょう。

ESや面接の下調べをする

年末年始で他の学生と差をつけるために、ESや面接の下調べを今のうちにしておきましょう。エントリーシートの書き方や面接の流れ、受かるための対策法などを事前に把握しておくことで、実際に対策する際、スムーズに作業することができます。

エントリーシートに記載する内容は自己分析や企業・業界研究による情報が必要になるため、年末年始の間に対策することは難しいですが、どのように書けばよいのかを知ることは今からでもできますから、どのように書けばいいのかを把握しておきましょう。

また面接対策においても回答を考えることはまだ難しくても、面接の流れや所作などは事前に対策できますので、年末年始を利用して面接の下調べをしておきましょう。事前に基礎的な対策法を理解していれば、就活が本格化した時にスムーズに対応できるようになります。

ESを通過できないと面接に挑むことはできませんし、面接に挑めても受からなければ内定はもらえません。特に面接は就活のメインともいえますので、十分な対策が必要です。ですから早い段階から面接の仕組みや意味についての理解をしっかりと深めておきましょう。

1月からの行動プランを練る

年末年始の間に年明け(1月)からの行動プランについて考えておきましょう。早期化もあり、年が明けると就活は一気に動き出しますので、出遅れてしまわぬよう、どのように行動すればいいのかをあらかじめ考えておくことが大切です。

どのタイミングで説明会に参加するのか、どの時期に面接練習を強化していくのか、エントリーは一度にどれぐらいするのかなど、具体的な動きからいつ、どの時期に何をすべきかなど、自分の中でのスケジュールを組んでください。

これまでは経団連が定めた就活ルールに基づき、ある程度の行動プランが確立されていましたが21卒以降就活ルールが廃止されたため、企業によって採用活動を行う時期は異なっています。

そして優秀な人材を他に取られる前に早く確保しておきたいという思いがありますので、全体的に早期化されています。その中で学生の行動が遅く、無計画だとあっという間に企業は少なくなってしまいますから、そうならないためにも事前に行動プランを考えておくことが大切なのです。

細かな動きについては企業によって異なりますし、年末年始の時点では採用スケジュールはわからないと思いますが、ざっくりと計画を立てておくと動きやすくなるでしょう。

イベントや説明会に参加する

年末年始の間に就活イベントや説明会が開催されている場合、いくつか参加しておくと良いでしょう。就活イベントや説明会などを通して就活と関わることで、これから本格化する就活に免疫をつけることができます。

就活は学生にとって右も左もわからないものですし、説明会などが本格化すれば忙しくなりますから、十分に情報を得られない可能性があります。就活は自分にとって有益な情報を得ることが大切ですから、不慣れな活動から情報を得る機会を失ってしまうのはもったいないです。

しかし、年末年始の間に説明会の雰囲気を知っておけば本格化した際にスムーズに対応することができるでしょう。この時期はまだ自分の志望する業界などが決まっていないと思いますし、説明会などを開催するイベントも数は少ないですから、「経験」として軽い気持ちで開催されているイベントや説明会に参加してみましょう。

また、企業によってはイベントや説明会を通してエントリーできるところもありますので、これも経験としてエントリーしてみると良いでしょう。そうすればESや面接の流れなどを直接的に体験することができ、次に活かせます。

アルバイトをする

就活対策とは別に年末年始の間にしておいた方が良いものがあります。それはアルバイトです。なぜアルバイトをしておいた方がよいかというと、就活には膨大なお金がかかるからです。

説明会や選考のオンライン化が続いていますが、コロナが落ち着いてきたこともあり、対人による説明会や対面式の面接を再開する企業が多く増えています。これまではオンラインが主流だったこともあり、交通費の削減につながったことで就活にかかるお金は減少傾向にありましたが、コロナの落ち着きによって交通費や宿泊費がかかるようになり、就活にかかるお金は増えることが予想されています。

そのため、今のうちに資金を用意しておくことが大切なのです。就活が本格化すれば就活とアルバイトとの両立は難しくなりますから、時間のある年末年始の間にアルバイトをしておくことが得策です。

就活の準備をすることも大切ですが、息抜きとしてアルバイトを挟めばストレスなく就活に備えることができるでしょう。今はタイミーなどといった隙間時間を利用してアルバイトできる制度もあるので、利用してみましょう。

23卒の就活生が年末年始にしない方がいいこと

23卒の就活生が年末年始にしない方がいいこと

年末年始は23卒にとって就活が本格化する前の最後の有意義な時間です。そこで早々に就活対策としてできることをしておくと、就活が本格化した時にスムーズに行動できるようになります。

そしてそんなスムーズに行動していくためには、“年末年始にしない方がいいこと”もあるのです。では具体的にどのようなことをしない方が良いのでしょうか。下記より確認していきましょう。

ダラダラ過ごす

23卒の就活生が年末年始にしない方がいいこととしてまず挙げられるのが、ダラダラ過ごすことです。本来であればダラダラ過ごすことが年末年始の醍醐味といえますが、就活を控えた23卒にとってはあまり好ましくない年末年始の過ごし方となります。

コロナ禍によってこれまでとは異なった就活となっていますし、そうでなくとも就活は思うようにいかないものですので、ライバルと差をつけるためには“今”できることをしっかりと行わないといけません。それなのに年末年始をこれまで通りにダラダラと過ごしていると、就活が本格化した時にあっという間に置いて行かれてしまいますし、満足のいく結果を導くこともできません。

年末年始は毎年訪れますし、社会人になってからもダラダラと過ごすことは可能です。しかし、自分の人生を決めるといっても過言ではない就活を控えた年末年始は一度しかありませんから、良い結果を導くためにもダラダラと過ごさないようにしましょう。

また同時に学業を怠ってしまわないようにもしてください。年明け早々にあるテストや課題などを年末年始の間にできていないと就活どころじゃなくなってしまいますので、学生としてやらないといけないものはしっかりと行いましょう。進級ができなかったり、卒業できなければせっかく内定を獲得しても入社はできないので、元も子もありません。

必要以上に就活対策をする

23卒の就活生が年末年始にしない方がいいこととして、必要以上に就活対策をすることも挙げられます。前述でダラダラ過ごすことがよくないとお話ししたこともあり、「なんで就活対策しちゃいけないの?」と思ったと思いますが、この時期に必要以上に就活対策をするのは負担にしかならないためよくないのです。

年末年始の時間を有効的に使うために、前述より紹介したことをするのはよいことですが、キャパオーバーな対策はかえって悪影響を及ぼしかねません。それに実際就活が本格化されていないこの時期にできることは限られています。

それなのに見様見真似に対策を行っても正しく対策できない恐れがありますし、対策のし直しを強いられる場合があるので、非効率的なのです。

就活ができる時間は限られています。限られているからこそ、効率的に力をつけていくためにも、“今”できることを考え、適切な量の対策を心がけましょう。

早いうちから就活エージェントと繋がろう!

早いうちから就活エージェントと繋がろう

23卒の就活生が年末年始を使って確実に就活力を高めていくためにはすべきこと、しない方がいいこととありますが、その中で特に意識してほしいのが“就活エージェント”と早いうちからつながることです。

ではなぜ就活が本格化されていない年末年始に就活エージェントと繋がるべきなのでしょうか。ここではそんな就活エージェントと早くつながるべき理由と利用メリットについて解説していきます。

就活エージェントと繋がるべき理由と利用メリット

23卒の就活生が年末年始に就活エージェントと繋がるべき理由は、就活エージェントと繋がることによって確実に就活力を高めることができるからです。就活エージェントは学生の就活力アップ、内定獲得のためのサポートを行う存在なため、早くからつながっておけば他の学生と差をつけることができるのです。

まだ業界や仕事に対する知識の少ないこの時期でも就活エージェントを頼ることで情報を収集することができますし、プロの目線からあなたに合う業界や条件を一緒に探してくれます。

また、そもそも自己分析や業界・企業研究のやり方がわからないという人のためにもやり方を丁寧に教えてくれますし、そのほかの基本的な就活対策や就活の進め方も教えてくれるため、効率的に就活を行うことができます。

他にもESの対策や面接対策、面接の練習相手を行ってくれます。ESは “相手からの見え方”が大切ですので、就活エージェントを利用してES対策ができれば質の高いエントリーシートを作成することができるでしょう。

また面接対策においてもプロと練習をすることができるため、適切なアドバイスを受けながら練習ができますし、学生にとっての「他人」ということで本番特有の緊張感を演出することができます。面接はこの緊張感に飲まれてしまい、思うように力を発揮できないという人が多くいますので、早いうちからこの緊張感に慣れておくことができれば本番でも力を発揮することができるでしょう。

さらに就活エージェントはあなたに合った企業や、あなたが望む条件に合った企業を紹介してくれるため、企業探しの手間を省くことができます。このように就活エージェントを利用するメリットは多く、そしてそれらのメリットはあなたの就活力へとつながるため、早いうちから自分に合う就活エージェントと繋がりましょう。

自分に合った就活エージェントの見つけ方

就活エージェントとはやくから繋がることは大切ですが、誰と繋がってもいいというわけではありません。なぜなら相性の良い就活エージェントと繋がらないと成長は見込めないからです。

就活エージェントにも得意な分野などが存在しますので、自分に必要な情報を提供してくれたり、弱点を補ってくれる人を選ばないと成長できません。それに就活エージェントも人間ですから学生との相性の良し悪しが存在しますので、人間としても相性が良いと判断されないと二人三脚で就活を頑張れません。

ですので、就活エージェントと繋がる場合には自分との相性を考え、いいエージェントを見つけていきましょう。そんな自分に合った就活エージェントですが、まずは自分がどんなことを中心に就活をしていきたいのかを意識してください。

自分がどんな風に就活していきたいのか、どんな情報を優先的に欲しいのかなどを考え、それらに強い就活エージェントを探していきましょう。また、就活エージェントは比較的“年齢の若い人”の方がオススメです。

たしかに年配の方が実績もありますし、経験も豊富です。ただ時代は変わっているため、年配の人の考え方と学生とで相違がある場合があります。古い考えと自分の考えとがすれ違えば就活はやりにくいでしょうし、人としての相性も悪いと感じてしまうでしょう。ですので、年齢が近く自分の意見を反映しやすい“若くて優秀”な就活エージェントを見つけましょう。

おわりに

就活の早期化の影響もあり、早いうちから就活を意識する人が多くいます。そして実際に早期化されていることを考えると年末年始には動き始めた方が良いでしょう。就活は本格化されていませんので無理はせず、今できることをしっかりと行ってください。

また、自分に合う就活エージェントと早いうちから繋がりましょう。自分のしたい就活を実現し、必要な情報を提供してくれる“若くて優秀な就活エージェント”と繋がることで他の学生と差をつけられます。

キャリchには若くて優秀な就活エージェントを集めたイベント「就活相談サポート」を開催しています。このイベントには必ずあなたに合う就活エージェントと出会うことができますし、就活についての万全なサポートを行います。ぜひ気楽にご参加ください。

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この記事の監修者

監修者:廣瀬舞

廣瀬 舞

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。

就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。

また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している

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