【就活に絶望してる23卒必見】絶望的な状況から立ち直る方法教えます
2023年3月23日
すでに第一志望に落ちたし、内定もないし、持ち駒もないけどほかに行きたい企業もない、そのうえコロナで思うように動けない。絶望的な気持ちになっていませんか?
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
行きたかった業界全体が募集してないから、もう絶望的と感じてしまっています。どうしよう……。
そうはいってもまだ8月です。コロナのなかでも採用活動を続けている企業はありますよ!卒業までには時間があるのですから、諦めてしまうにはまだ早過ぎます。
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
絶望から立ち直ってもう一度しっかり就活と向き合う方法を、教えてくれませんか?
わかりました!今回のコラムでは、絶望からの立ち直り方と対処法をお教えします。ぜひ参考にしてくださいね。
キャリアプランナー 岡田
就活で「絶望」を感じる瞬間
今あなたが、就活に絶望している理由は何でしょうか。もしかしたら漠然とした絶望感に打ちひしがれていて、自分でも理由がよく分かっていない就活生もいるかもしれません。
しかしその絶望から立ち直り、就活を成功させるためには、原因をきちんと理解しておく必要があります。そこでコラムの初めにまず、就活生が絶望を感じてしまいがちなシチュエーションについてご説明しますので、自分の身に置き換えながら参照してください。
内定がない・志望企業に落ちたことで将来が不安になった
就活生が絶望を感じる原因として多いのが、「内定が1つもない」「第一志望に落ちた」「こんな時期まで内定ゼロ」など、内定に関する悩みです。
就活時期のピークを過ぎても内定をもらえていなかったり、第一志望群の選考に全滅したりすると、このまま続けても志望する企業から内定をもらえないのではないかと思えてきます。
そして「果たしてまともな就職ができるのか」「このまま就職浪人になるのでは?」などと、自分の将来について不安になるのです。
その不安はまだ現実にはなっていない不確定な未来なのですが、就職ができない場合の状況を想像してしまうことで、絶望的な気持ちになるのでしょう。つまり「就職ができないかもしれない」という状況が、就活生に絶望感を与えています。
就活がうまく行かないことで社会から否定された気持ちになった
あまりにも就活がうまくいかないと、まるで自分という人間そのものを社会から否定されたような気分になることも、就活で絶望を感じる原因です。
「面接に落ちる」「選考に通らない」といったことを繰り返すと、合否の「否」を何度も突きつけられるわけですから、まるで「おまえはダメだ」と言われているような気がします。また就活における合否の「否」は、つまり「うちの会社には要らないよ」ということです。
どこへ行っても「否」つまり「要らない」と言われてしまうと、「自分は社会に不必要な人間なのでは?」という風にも思えてきます。
就活は良くも悪くも面接や選考の合否で自分をハッキリ評価されるため、落ち続けることでまるで「ダメな人間」「要らない人間」と、自分の人間としての価値まで否定されたような気分になっているのです。つまり面接や選考で落ち続けていることが、絶望感を与えてしまっています。
周りの人が内定を獲得することで取り残された気持ちになった
就活では、自分と周りの人の状況を比べてしまうことで、絶望感を感じる人も少なくありません。本来ならば就活は個人と企業との問題であり、他人の就活状況は自分とは全く関係ないのですが、どうしても身の回りの人と自分の就活状況を比べて優劣を考えてしまう人が多いです。
そして「自分以外はみんな内定を持っている」「周りの人は自分より良い企業から内定をもらっている」など、自分が劣っていると思うと取り残されたような気持ちになります。
しかし、それはいわゆる”独り相撲”というものです。相手はそもそも戦っていないのに、勝手に自分だけが競争している気になって、勝手に自滅しています。
そうやって勝手に周りと比べることで、自分自身が自分を追い込み、自分で自分に絶望感を与えることになっているのです。
持ち駒がなくなり、これからどうすればいいのかわからなくなった
就活では持ち駒がなくなって、次に打つべき一手を見失うことも、絶望感を感じる原因となります。当初考えていた企業にはみんな落ちてしまい、かといって他には行きたい企業が見つからないのです。
「一向に内定が決まらない……もうどうしたらいいかわからない」そんな悩みを抱えている就活生はいませんか?溜め込んでしまった悩みはぜひ、キャリchの「就活相談サポート」でご相談ください。プロのキャリアプランナーが、あなたのお悩みを解決します。
取りかかるべき課題があればそれに向けて努力するだけですが、次のステップが見えなければ、足の踏み出しようがありません。
まるで途中で道が途絶えてしまったみたいに、就活の中で迷子になって、「私は次にどこへ向かえばいいの?」と途方に暮れているわけです。
持ち駒がなく就活における行動予定が全くの白紙となってしまい、次にどうすればいいのかも分からないことで、道を見失ったような絶望的な気持ちになっています。
就活で絶望した時の対処法と絶望から立ち直る方法
自分が絶望感を感じている原因を理解し、現状を把握できましたか?前述のように就活には絶望を感じる要因が色々あるので、お先真っ暗みたいに思ってしまうその気持ちはよく分かります。
しかし「もうダメだ」などと絶望感に打ちひしがれていても、就活は決して良い方向に進みませんから、皆さんもこれをどうにかしたいと思っているはずです。
では今、就活に絶望してしまっているあなたに必要なことは何でしょうか。ここからは、就活に絶望した時の対処法と、絶望から立ち直る方法について解説していきます。
一度休憩し、気持ちを切り替えてから就活を見直す
就活に絶望した時に必要なのは、思い切っていったん就活を休憩し、気持ちを切り替えてから改めて就活を見直すことです。
あなたは今、就活に絶望しているのと同時に、「でも、やらなくちゃ」という義務感や焦りも抱えていると思います。しかしその絶望感を引きずったまま無理に就活を続けても上手くいかないので、一度就活から離れて、気持ちをリフレッシュする必要があるのです。
1週間でも2週間でも、自分である程度の期間を決めて就活をお休みし、今の絶望的な状況を一切考えない時間を作ります。そうして気持ちを切り替えまっさらな状態となってから、改めてこれまでの就活を振り返り、その反省を活かして今後の就活の方針を見直していきましょう。
休憩後はまず、これまでの就活を振り返って、なぜ絶望的な状況に陥ることになったのか、その原因を探ります。面接や選考での反省点だけでなく自己分析や業界研究も根本からやり直して、自分のこれまでの就活軸は本当に正しかったか、あるいは軸から外れた間違った企業選びをしていなかったか見極めることが大切です。
そして新たに就活軸を定め直したら、今後は幅広い業界・職種を見るように意識し、自分の中での選択肢を増やします。視野が狭まり「これでなくちゃダメ」などと自分の可能性を限定してしまうのは、自分で自分を崖っぷちに追い込んで、自ら絶望的な状況を作り上げるようなものです。
場合によっては志望企業のランクを落とすなど、自分の気持ちに余裕を持たせ、無理のない就活ができるような環境作りをしてください。
エージェントを利用してまずは1社内定をもらう
就活に絶望してしまったときは、就活エージェントを利用するのがオススメです。今の絶望的な気持ちからしっかり立ち直るためには、自分の心の中に「きっと就活を成功させられる」という、就活への前向きな希望が必要になります。
しかし、今そもそも絶望しているのですから、当然ただ心で願うだけでは希望は生まれてきません。そこで就活への希望づくりに効果的となるのが、どこでもいいとまでは言いませんが、とにかくまずは内定を1社獲得することです。
内定を獲得することで今の絶望的な気持ちから就活へのやる気を取り戻せますし、内定を獲得する感触をつかむことで、それを次に活かすこともできます。
ただし、たとえ「どこでもいい」と考えたとしても自力で内定を獲得しようとすると簡単ではないでしょう。それが就活エージェントを利用すれば、難なく可能となります。しかも就活エージェントなら適当な企業ではなく、あなたの個性が活かされる、あなたに合った企業を紹介してくれるのです。
自分に合った企業を受ければ当然受かりやすいので、迅速かつ確実に内定を獲得できますし、受かっても入社したくないような無意味な企業を受ける必要もなくなります。それだけでなく就活エージェントは、学生が絶望的な気持ちを晴らせるようなサポートもしてくれますから、今抱えている絶望感を拭い去るためにも利用した方が良いです。
絶望的な気持ちに打ちひしがれた時に、就活エージェントは就活の実働面でも精神面でも、あなたの強力な味方となってくれます。
内定がいつまでたってももらえないと悩んでいる就活生は、ぜひキャリchの「就活相談サポート」を活用しましょう。就活相談サポートでは、1,000社以上の求人をプロのキャリアプランナーが紹介してくれます。相談は無料のため、ぜひスマホから気軽に利用してください!
状況別に必要な行動を取る
就活に絶望してしまった時は、自分の絶望の原因となっている状況に合わせて、必要な行動を取ってください。以下に、それぞれの状況別に取るべき対策を記載しておきます。
「第一志望に落ちた」
第一志望に落ちたことで絶望的な気持ちになっている人は、まずその第一志望に落ちてしまった原因を探りましょう。自己分析と業界研究から就活軸を見直し、これまで自分には合っていない企業を受けてしまっていた場合には、企業選びの方針を変更して選び直します。
企業選びは間違っていないと判断した場合は、選考や面接の場で企業に自分を上手くアピールできていません。そのままでは同じことの繰り返しになりますので、これまでと同様の企業を探した上で、自分の就活力をアップさせて挑んでください。
「志望業界・企業が23卒の採用を取りやめた」
今年はコロナの影響から、自分の志望していた業界や企業が採用活動を取りやめてしまい、絶望している人もいるでしょう。そうした人はその志望業界・企業に執着しても仕方ないですから、今採用活動を行っている企業の中から選んでいくしかありません。
もともと志望していた企業への転職に役立つような企業を目指すのか、それとも全く新しい目標を定めるのか、幅広い視点から業界・企業を見て、行きたいと思える企業を探してください。ただの妥協ではなく自分が納得できる企業を探すためには、自分が就活において何を優先するのか、就活軸を明確にしておく必要があります。
「この時期まで内定が1つもない」
全く内定がもらえずに絶望している人は、残念ながら自分自身に何かしらの問題がある可能性が高いので、まずはその原因を探ることが先決です。どれほど努力しても、その業界や企業が必要としている要素があなたに無ければ、決して内定はもらえません。
これまでの就活軸を見直して、本当に自分に合った業界・企業を受けていたか、自分に合う業界・企業とはどこなのか考え直しましょう。根本的に軸を変えないとしても、あまり狭い範囲に限定するのではなく、視野を広げて就活をやり直すことが大切です。
「持ち駒がなくなった(他に行きたい企業がわからないから増やせない)」
持ち駒がなくなって絶望的になっている人は、キャリアセンターや就活エージェントに企業を紹介してもらえば、簡単に持ち駒を増やすことができます。キャリアセンターや就活エージェントは、学生と違って仕事として採用情報を取り扱っている、いわば企業探しのプロです。
学生自身では希望の求人を探し出すことができなくても、キャリアセンターや就活エージェントは独自の情報網から、一般には出回らない求人も把握しています。自分の手で探さないことに不安を感じる人もいるかもしれませんが、自分の就活軸をハッキリと伝えることで、自分が納得できる企業を紹介してもらえるはずです。
「コロナよって就活が安定しない」
コロナの影響で二転三転してしまう就活状況に振り回され、絶的な気分になっている人は、自分が今できることに集中してください。合同説明会に行けなくても、オンラインを通して企業について知る機会はありますし、ES対策など外出せずにできることは色々あります。
動きが取れない時はその分就活力高めることに時間を割き、その時点で受けられる企業に挑戦するなどして、できる限りのことをしておきましょう。万全な準備を整えたうえで、就活情報にもしっかりアンテナを張っていれば、いずれその力を発揮できるチャンスが訪れるはずです。
「就活に出遅れ、スタート時には既に企業数が少なかった」
就活への出遅れから絶望感を抱いている人には、キャリアセンターや就活エージェントなどの、プロの力を借りることをオススメします。スタート時からいきなり選択肢が限られていることに絶望しているかもしれませんが、実はその少ない企業の中にも、優良企業はたくさんあるのです。
キャリアセンターや就活エージェントを利用すれば、今のような少ない求人の中からでも、プロの力で優良企業を探し出してくれます。自分の希望に沿った企業を紹介してもらうためにも、きちんと業界・企業研究を行い、自分の就活軸を明確にして、プロに正しく伝えられるように準備しましょう。
単に就活をお休みして一時的に絶望を忘れるだけではなくて、その後就活の成功に向けて着実に進んでことで、本当に心の中から絶望感を消すことができます。
何もせず放っておいても絶望感は消えませんので、就活をお休みしてリフレッシュした後は、気持ちを切り替えてしっかり行動するようにしてください。
就活で絶望を味わないように心がけること
せっかく気持ちを切り替えて就活を再スタートさせても、また同様に絶望してしまっては、なおさらツラくなってしまいますよね。きっと、今就活に絶望している誰もが「こんな思いは二度とごめんだ」と思っているはずです。
では今後の就活において絶望せずに済むには、どうしたら良いのでしょうか。ここからは、もう二度と就活で絶望を味わわないために、心がけるべきことをお話しします。
徹底した事前準備を行う
就活で絶望を味わわないようにするには、徹底した事前準備を行って、就活に絶望してしまうきっかけを阻止してください。絶望のきっかけとなる「内定がもらえない」「第一志望に落ちる」「自分だけ内定がない」といった状況は、ほとんどが準備不足によるものです。
自己分析や業界・企業研究が不十分で、その企業の仕事や風土を理解できていないと志望度が低いように見えますし、その企業で求められていることが理解できていないと、企業にはあなたが魅力的な学生に見えません。
準備不足でその企業について深く理解しないまま受けていることよって、正しく自分をアピールできず、結果として不合格を招いています。また企業理解が浅いということは、つまりその企業について良く知らないということですから、そもそも自分には合わない企業を受けてしまっている可能性が高いです。
ですから就活で絶望を味わわないためには、徹底した自己分析や業界・企業研究から就活軸を明確にし、自分に合った企業を見つけ出しましょう。今だけでなく将来にわたって自分に合った企業を探すためには、自分の強みや人柄をきちんと把握するとともに、キャリアプランを明確にしておくことも必要です。
そうして自分に合った企業を受けていれば、自然と企業にもあなたが魅力的に見え、絶望の要因となる「不合格」を阻止することになります。
最初は幅広い業界・業種を受ける
就活を再開したら、最初は可能性を広げるために、幅広い業界・業種を受けるように心がけてください。くり返しになりますが、自分の可能性を狭い範囲に限定してしまうことは、自分で自分を「そこから落ちたら絶望」という崖っぷちへと追い込んでいます。
ですから就活に絶望しないためには、初めは視野を広く取り、自分の心と可能性に余裕を持つことが大切です。
ただし、手当たり次第にとりあえず何でもいいから受けるのではなくて、自分に合う業界・業種を探すことを目的とします。就活の軸に沿って複数の業界・業種を受け、それらを比較検討しながら、本当に自分に合うものへと徐々に絞り込んで行きましょう。
一見時間を無駄にしているように思えるかもしれませんが、就活では情報から頭に思い描いたイメージと、実際に自分が目にした時の感覚が一致しないことも少なくありません。
そうして幅広く受ける中で、実はそれほど興味のなかった業界・業種が、自分に合っていると分かることもあります。あまり志望度が高くない企業でも、その選考に受かれば自信がついて絶望感がなくなりますし、その自信が次の企業を受ける際にも良い影響をもたらしてくれるのです。
面接練習で就活力アップを図る
今後は就活で絶望しないために、面接練習によって自分の就活力を向上させましょう。面接力を上げることで内定率が上がれば、もう就活に絶望しなくて済みます。選考ではESや筆記試験なども見られますが、やはり就活の中心となるのは面接です。
面接に特に力を入れて対策することで、あなたの就活力が大きくアップします。面接の練習は、本番を意識した緊張感のある雰囲気で行うのがコツです。いくらよくある質問への回答を準備し、面接のマナーを学んでおいても、面接官を前にした緊張状態の中でそれを実践できなければ意味がありません。
面接本番で自分の本領を発揮するためには、本番に近い緊張感の下でくり返し練習し、面接での緊張に慣れておく必要があります。家族や友人を相手にするのでは緊張感が生まれませんから、自分の身近ではない人、できればあなたに的確なアドバイスができる「就活に詳しい社会人」に面接官をお願いしてください。
大学のキャリアセンターや就活エージェント、模擬面接イベントなどを利用すれば、本番さながらの緊張感で面接練習ができ、プロのアドバイスももらえるので効果的な練習になります。実際に志望度の低い企業の面接を受け、面接の場数を踏むのも良いです。そうすることで練習ではない本物の面接の経験が詰めますし、本物の面接に慣れていれば、本命の面接にも強くなります。
おわりに
就活には、絶望感を味わう瞬間が多々あるものです。時には絶望に打ちひしがれ、一時的に就活をお休みするのも悪いことではありません。ただし本当に絶望から立ち直るには、就活の成功へ向けて着実に行動することが大事です。
そして、もう二度と就活に絶望しなくて済むように、事前の対策も大切になります。自分一人で絶望に立ち向かうのは大変なことですから、就活エージェントなどを頼って、実際の行動面と精神面の両面からサポートを受ければ心強いはずです。
キャリchでも、プロのキャリアプランナーが就活生の悩みを聞くイベント「就活相談サポート」を開催していますので、ぜひ活用してください。「この絶望的な状況を何とかしたい!」「どうしていいか分からず途方に暮れている」などなど、就活に関することなら、どんなことでも相談に乗ります。
もちろん精神的な支えとなるだけでなく、企業の紹介や面接練習といった実際の行動面も全面的にサポートしますし、完全無料のイベントですから安心です。今は「お先真っ暗」と感じるかもしれませんが、キャリchと一緒にその絶望を乗り越えて、絶対にあなたの就活を成功させましょう!
就活相談サポートに参加しよう!
この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。