一般常識テストの勉強してない人必見!出題項目や対策方法を紹介

 2024年5月16日

選考解禁が近づいてきましたが、対策はしっかりできていますか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

志望企業から選考案内が届いたんですが、一般常識テストがあるみたいなんです。何も勉強してないんですが、このまま行っても大丈夫ですか?

一般常識とはいっても対策した方が絶対よいですよ!テストの結果が選考に影響する可能性もあります。

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

そうなんですね!今からでも対策できることってありますか?

このコラムで、一般常識テストの出題傾向や勉強してない人向けの対策方法を紹介しているので、選考までにぜひ対策してみてください。

キャリアアドバイザー 岡田

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一般常識テストを行う2つの理由

一般常識テストを行う2つの理由

企業が一般常識テストを行う理由は、主に以下の2つです。

一般常識テストは、面接と同じようにしっかり対策しなければマイナスイメージを与えてしまったり、そもそも選考に進めなかったりする場合があります。企業が一般常識テストを導入する理由について、詳しく見ていきましょう。

テストを受けたくない、就活を楽に終わらせたいという人は「楽スル就活」がオススメです。選考が少ない企業の紹介をしているので、早く就活を終えたい人はぜひ参加してみてください。

一般常識で最低限の学力を把握している

企業は一般常識テストを行うことによって、基本的な学力や社会性を確認している可能性があります。社会人になってどんな職業についたとしても、一般常識への理解は必要です。一般常識が身に付いていないと、周りの人に迷惑をかけてしまう可能性があります。

そのため、自社の社員として迎えるにあたって恥ずかしい人間ではないかどうかをチェックするためにテストを行っているのです。

たとえ大学の偏差値が高くても、それだけで一般常識があるとは判断しづらいです。人によっては大学に入ってから勉強しなくなり、基本的学力が身に付いていない人もいるでしょう。

偏差値の高い大学に所属していたとしても、基礎学力がない人はマイナスな印象を持たれる可能性があります。勉強を疎かにしていると判断されるケースもあるでしょう。テスト勉強を事前に行い、しっかり対策する必要があります。

候補者の選抜に使われる

候補者を選抜するために、学力テストを導入している企業は多いです。学生からの応募が多い企業は最初に一般常識テストを行い面接に進む人数を絞っています。そのため、テスト対策していないと、面接に進むこともできません。

面接さえ進めばよい評価がもらえる可能性があるのに、テストで不合格になるのはとてももったいないことです。面接対策だけでなく、学力テストの準備も念入りに行いましょう。

一般常識が問われるといっても、対策しないと答えられない問題もあります。学力に自信がある人でも、必ず対策しましょう。

一般常識テストとSPIとの違い

一般常識テストとSPIとの違い

一般常識テストとは、社会人に必要なマナーや基礎学力を確認するテストです。主要5科目、ビジネスマナー、時事問題などから主に出題されます。

そのため、国語や算数などの基礎的な学力だけではなく、普段からニュースを見たり文章にまとめたりなどの対策をしておかなければ、回答に困ることがあるでしょう。

一方SPIは、応募者の学力や傾向を確認するための適正テストです。言語・非言語の基本的な学力と応募者の行動パターンを確認できます。国語の言語問題や数式を使う非言語問題、行動特性を確認する心理テストのような問題が出題されることが特徴です。

SPIの場合は一般常識や時事問題は出題されません。そのため、SPI対策のみしている場合、一般常識テストの問題に答えられない可能性があります。

SPIと一般常識テストのどちらでも対応できるように、両方対策しておく必要があるのです。これからSPI対策が必要な人は、以下の資料も活用してみてください。

一般常識を勉強してない場合のデメリット

一般常識を勉強してない場合のデメリット

一般常識を勉強していない場合、下記のデメリットが考えられます。

上記のメリットについて、詳しく見ていきましょう。

出題される問題がわからない

一般常識の勉強をしていないと、出題される問題の傾向がわからなかったり、解き方がわからなかったりする可能性があります。一般常識テストであっても、頻出問題があるため、対策が必要です。

算数は数式を覚えていないと解き方がわからなかったり、英語も大学時代にあまり勉強していなかった人は解けなかったりする可能性があります。問題集などで繰り返し練習しておくとよいでしょう。

本番で問題が時間内に解けない

一般常識テストの勉強をしていないと、本番で問題が時間内に解けない可能性があります。一般常識テストは問題数が多い傾向にあるため、時間配分も考えることが大切です。

1問当たりにどれくらい時間をかけるのか考えておかないと、本番でわからない問題に時間をかけすぎて失敗する可能性があります。

一通り対策していても、苦手分野は出てくるでしょう。その場合、苦手な問題に時間を使うよりも得意な問題を確実に解けるペース配分にする必要があります。事前に対策していないと自分の得意・不得意がわからないため、問題を解ききれないリスクがあるのです。

採用に影響する可能性がある

一般常識テストで点数が低いと、採用に影響する可能性があります。一般常識テストで高得点を取っても採用に直接繋がるわけではありませんが、点数が低いと面接に進めなかったり、面接まで進めても面接官に悪印象を持たれたりする可能性があるでしょう。

また、面接で同じ程度の評価の人がいた場合は、一般常識テストの結果を見て採用を決める企業もあります。面接で評価を得られていても採用に繋がらない可能性があるため、対策しないのはもったいないです。

一般常識だったら答えられるだろうと思わず、きちんと対策しましょう。一般常識テストの対策だけでなく、SPIへの対策も大切です。「勉強してない」「対策が間に合わない」と悩んでいる人は、以下のコラムも読んでみてください。

就活の一般常識テストで出題される項目

就活の一般常識テストで出題される項目

一般常識テストで聞かれる項目は、主に以下の7つです。

出題範囲が広いので、できるだけ早くから対策しておく必要があります。それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

一般常識テストに対して不安な気持ちがある人は「就活相談会」で自分に足りない点を相談するのがオススメです。テスト対策以外にも就活に関するお悩みには何でもお答えしているので、ぜひ参加してみてください。

時事問題

一般常識テストでは、時事問題が問われます。時事問題で出題される分野は「政治経済」「国際情勢」「環境問題」「スポーツ」「法律」などです。様々な分野から幅広く出題されます。

普段から社会問題や世の中の流れにどの程度関心を持っているかを確かめるために出題されているのです。

回答方法は選択式のケースもありますが、企業によっては指定された時事問題について小論文のように自分の意見を書くケースもあります。普段からニュースを見たり新聞を読んだりして時事問題について学び、自分の意見を述べられるように準備しておきましょう。

国語

国語は「漢字」「四字熟語」「古典「敬語」などについて主に出題されます。社会人になってからは、社内や取引先などとメールや電話をする機会が多くあるため、言葉遣いが正しいかなどをチェックするために出題しているのです。

業界ごとに専門商社は古典、鉄鋼業界は小論文などの出題傾向があるため、志望業界の出題傾向を押さえておきましょう。企業によっては読解力を試したり、小論文を書いたりするケースもあるため、事前対策が重要です。

算数

算数では「四則演算」「因数分解」「速度」「確率」「割合」など基本的な計算問題が出題されることが多いです。企業によっては文章問題も出題されるなど、出題範囲が広い傾向があります。

問題の難易度は、小学校〜高校レベルです。公式や計算方法を理解してないとそもそも問題が解けない場合があるため、問題集で勉強する必要があります。理系企業は難易度が上がる傾向にあるため、特にしっかりと対策しましょう。

理科

理科では「物理」「化学」「生物」「地学」などの分野から出題されます。基本的な内容が出題されるので、中学〜高校までに学んだ内容を振り返っておくとよいでしょう。

ただし、製薬企業や鉄道企業などの理系分野の企業を受ける場合は、高校レベルの難易度の高い問題が出題される可能性があります。

自分の目指す企業が理系に関する知識を求める企業の場合、特にしっかりと対策しておく必要があるでしょう。

社会

社会分野では「歴史」「地理」「国際情勢」などの分野が出題される傾向にあります。とくに近年では世界経済に関する出題が多く、時事問題と似た問題が出題される可能性があります。

中学校・高校レベルの一般常識レベルの問題が出題されるため、高校までに習った内容を復習しておくとよいでしょう。

英語

英語は「単語」「熟語」「文法」などの分野から出題されます。日常会話レベルの作文やリスニングが行われる場合もあるため、読み書きともに勉強しておきましょう。

業務で英語を使う企業の場合は出題レベルが上がります。問題集を購入して対策するなど、しっかりと勉強しておきましょう。

文化

文化は「美術」「音楽」「スポーツ」「世界遺産」などの多岐にわたる分野から出題されます。出題レベルは高くありませんが、応募者が普段からニュースを見ているか、幅広い視野を持っているかなどを確認したい意図があるのです。

出題範囲が非常に広いため、全てを勉強するのは難しいでしょう。頻出問題があるため、志望企業の出題傾向を調べておくとよいです。世界的に有名な人物の名前や美術作品、音楽などはできるだけ押さえておくとよいでしょう。

一般常識を勉強してない人が今からできる対策

一般常識を勉強してない人が今からできる対策

まだ一般常識テストの勉強をしていない人が今すぐにすべき対策方法は以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説していきます。

新聞やニュースをチェックする

時事問題対策のために、国際情勢や最新ニュースを新聞やテレビでチェックしておくことが大切です。概要を簡単に説明できるまで理解できるように調べましょう。知らない単語やよく耳にする単語は、都度調べることが大事です。

時事問題については一般常識テストだけではなく、面接でも自分の意見を求められる可能性があります。ニュースについて知っておくだけではなく、自分の言葉で説明できるように準備し、それに対する意見を簡潔に述べる練習をしておくことが大切です。

時事問題については一般常識テストだけではなく、面接でも自分の意見を求められる可能性があります。ニュースについて知っておくだけではなく、自分の言葉で説明できるように準備し、それに対する意見を簡潔に述べる練習をしておくことが大切です。

時事問題について人と話す

時事問題については自分の意見を求められるケースがあるため、友人と意見交換をして言語化できるようにしておくとよいでしょう。

他の人と話すことで時事問題についての内容を深く理解できるようになるほか、グループディスカッションの練習にもなります。自分1人で考えると意見が凝り固まる可能性があるため、ぜひ周りの人とディスカッションしてみることをオススメします。

時事問題は面接対策としても重要です。面接に対して苦手意識がある人、自分の意見を伝えるのが苦手な人は、面接の練習ができる「面接サポート」を活用しましょう。

面接回数が少ない企業も紹介しているので、できるだけ選考回数を減らしたい人もぜひ参加してみてください。

問題集を解く

一般常識テスト対策のためには、問題集を1冊用意して繰り返し解くとよいでしょう。何冊も用意しても対策しきれない場合があるため、1冊を繰り返し解いて自分の得意・不得意を明らかにするのがオススメです。

ミスした問題はそのままにせず、チェックマークを付けておいて繰り返し解きます。何度も解くことで問題の解き方がわかるようになるでしょう。

問題集を選ぶ際は、解説量が多いものがよいです。解説が少ないと理解できずに対策が進まない可能性があります。複数の問題集を比較して自分に合ったものを選ぶようにしてみてください。

「一般常識テストの勉強してない」人はリスクがある

一般常識テストは、就活生の学力を確認するためや、面接に進む人数を絞るために導入されています。SPI試験とは出題範囲が異なるため、どちらの対策もしなければいけません。

一般常識テストの出題範囲は、国語・算数・英語・時事問題など多岐にわたります。問題集を1冊用意し、繰り返し解くことが大切です。自分の得意、不得意分野を把握し、本番のテストに落ち着いて取り組めるように準備してみてください。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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