就活生必見!就活に失敗する人の特徴と対策を徹底紹介

 2022年8月30日

なんだか元気がありませんね。どうしました?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

今のところ、まだ1つも内定をもらえていません。就活に失敗したら人生終わりだと思うとプレッシャーで、余計に就活が手につかないんです。

なるほど。それは良くありませんね。でも、就活に失敗したからと言って、必ずしも人生終わりというわけではありませんよ。それに卒業までにはまだ時間がありますから、これから就活を立て直すことだって可能です。

このコラムでは、就活に失敗する人の特徴や対策方法について解説します。これを読んで前向きな気持ちを取り戻し、ここから就活を成功させましょう!

キャリアプランナー 岡田

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就活の失敗とはどんな状態?

就活の失敗とはどんな状態?

就活の失敗とは、自分が希望する企業やスキルを活かして働ける会社から内定をもらえないことです。ただし、これは就活の成功を「自分が幸せに働ける会社から内定をもらうこと」と定義していることが前提になります。

一方で、「内定がゼロなので失敗」「内定はもらえたけど第一志望には入社できていないので失敗」などと考える人もいるでしょう。就活の成功をどのように思い描いているかで、失敗の形も変わってくるわけです。

就活に失敗する主な原因5つ

就活に失敗する主な原因5つ

以下には、就活に失敗してしまう原因を5つ紹介していきます。これから就活を始める人も、失敗したかもと不安になっている人も、ぜひ参考にしてください。

就職活動を開始するのが遅かった   

就活に失敗する原因の1つは、動き出しが遅く、就活に出遅れたことです。就活の開始時期は各人の自由ですが、企業は就活生全員が出そろうまで待っていてはくれません。

就活生に人気のある企業ほど、短期間でも十分な応募者を集められるので、早々にエントリーが締め切られてしまいます。就活のスタートに遅れをとれば当然、すでにエントリーが締め切られてしまった企業が多く、自分の希望するような企業に出会える確率が低くなってしまうわけです。

また、たとえエントリーが間に合っても、早くから就活を始めた学生の方が同時点での就活力が高く、内定を獲得しやすい傾向があります。そのため就活に出遅れると、選考で勝ち抜ける可能性も低くなってしまうのです。

内定がもらえずモチベーションが下がる   

内定がもらえず就活に対するモチベーションが下がったまま就活を続けていると、就活そのものが失敗する可能性が高くなります。

就活を始めた頃はモチベーションが高くても、落ち続けると意欲は下がるものです。しかし焦りや自信喪失はあなたの魅力を半減させてしまいます。やる気がない状態で就活を続けても、決してよい結果にはつながりません。

希望する企業や業種を絞り過ぎている

希望する業種や職種を絞りこみ過ぎるのも、就活に失敗しやすい原因の一つです。

初めから業種や職種を絞り過ぎると視野が狭くなり、その他の業種や職種と比較検討することもないまま、同じような企業にばかりエントリーしてしまいます。しかし、初めに自分が魅力を感じた業種や職種が、必ずしも自分に合っているとは限りません。そして自分に適性がなければ、当然内定はもらえないわけです。

そのため業種・職種を絞り込み過ぎていると、自分が受かるはずもない企業ばかりにエントリーし、選考で全滅するといったことも起こり得ます。そのまま方針転換できないと、その後も落ち続け、最終的には就活に行き詰ってしまうのです。

企業研究が十分にできていない   

十分な企業研究ができていない人は、企業の求人内容とミスマッチが起こりやすいです。

「大手だから」「有名企業だから」といったイメージで選考を受けても、企業の業務や社風が自分の適性と合わずに面接での回答が的外れになりがちです。

ほかにも、志望動機に説得力がない、自己PRが抽象的など粗が目立つようになります。

多くの求職者を視てきている採用担当は、それを見抜くので、選考に残る確率は低くなるでしょう。

振り返りができていない   

選考を受けるだけ受けて、選考の振り返りや改善をしなければ就活は成功しません。

「質問に答えられなかった」「途中で何を話しているのかわからなくなってしまった」と、苦い経験をした人もいるでしょう。しかし単に結果を待つのみで、次の選考に活かすための対策を講じないと、他社の選考でも同じ失敗を繰り返すことになります。

つまり失敗から学んでいないために、いつまで経っても就活力が上がらず、内定にたどり着けないのです。

就職に失敗したあとの進路とは?

就職に失敗したあとの進路とは?

就活に失敗したからといって、二度と社会に出て働けないわけではありません。

今なら秋採用に応募すれば、まだまだ新卒での就職は可能ですし、そこで失敗しても、まだ冬採用があります。

とはいえ、内定がないまま卒業を迎えてしまったらどうなるのか不安に感じている就活生も多いですよね。そこで、ここからは就職に失敗したあとの具体的な進路についてお伝えしていきます。

就職浪人   

就職浪人とは、「学校を卒業してからも就職活動を続けている人」を指します。

なお、就職浪人は「新卒」ではなく「既卒」扱いになります。

「既卒になると新卒枠での選考を受けられない」と思われがちですが、実際はそうとも限りません。卒業後の期間次第では新卒枠で応募できる企業もありますので、志望する企業の採用ページをよく確認するか、実際に人事に問い合わせると確実です。

大学に留年する   

既卒にならないために、あえて大学などを留年し、翌年も「新卒者」として就活を行う方法もあります。新卒として就活できるメリットの一方で、学費の負担のが大きいデメリットです。

また、面接でも留年の理由を聞かれるでしょう。そのときにマイナスな印象にならないような回答の準備が大切です。

公務員試験を受ける   

就活に失敗しても、公務員試験に挑戦できます。

公務員は学歴や経歴にかかわらず「公務員試験に合格した人」が対象なので、しっかり勉強すれば実現可能です。

ただし、既卒の人は年齢制限に引っかかるリスクもあります。

そのため、自分が受験資格を満たしているのかしっかり確認しておきましょう。

進学   

大学院や専門学校に進学すれば、改めて新卒として就活に挑戦するチャンスが得られます。厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」によると、令和元年のデータでは、大学院卒の男女の初任給の平均額は23万8,900円、大卒は21万2,000円です。

このように、大学院卒の給与は大学卒よりも約2万円以上高い傾向にあります。

そのため、進学によって新卒より年齢はあがりますが、デメリットばかりではありません。

就活に失敗しないためにやるべきこと

就活に失敗しないためにやるべきこと

就活の失敗から巻き返すためには確実な「自己分析」「業界・企業分析」「面接対策」などが成功への近道です。

ほかにも、学校の就職課や就職エージェントを利用してもいいでしょう。

ここからは、就活に失敗しないための方法を5つ解説していきます。

自己分析をしっかり行う   

自己分析は、面接やES(エントリーシート)に強くなります。

自己分析をしっかり行うと、過去の経験や自分の性格、価値観、自分の強み・弱みが明確になり、面接やESでアピールしやすくなるためです。

しかしながら、それらを把握し、言語化できていない人が多いのも事実です。

自分で理解していないものを、面接官に伝えても納得してもらえません。

そのため、就活において自己分析は、書類選考や面接を通過するために非常に重要です。

企業研究を入念に行う   

求人内容や社風とミスマッチを起こさないためには、徹底した企業研究が必要です。

企業研究とは、希望する企業に関する情報収集や分析作業を指します。

「なぜこの業界を選んだのか」「なぜ競合他社の中で自社なのか?」が明確に答えられないと、採用担当もあなたの志望意欲に疑問を抱くでしょう。

そのため、入念な企業研究は重要なのです。

ES・面接対策を徹底して行う   

ES(エントリーシート)や面接対策をないがしろにする人も、就活に失敗しやすいです。

ES(エントリーシート)は、自己PRや学生時代に力を入れたことなど、選考に応募した企業が用意した質問に答え、提出する書類を指します。自分を企業に売り込む最初の関門なので、自分の信念や価値観を表現し、企業が求める人物像にマッチすることをアピールできるような志望動機を記載しましょう。

そして、書類選考に通ったからといって安心してはいけません。面接官はあなたの表情や話し方、選ぶ言葉など、さまざまな要素から「一緒に働きたいか」「自社に貢献してくれるか」を見極めます。必要最低限のマナーや定番の質問に回答できるかなど、準備できることはたくさんあるので、手を抜かないようにしてください。

学校の就職支援課にサポートしてもらう   

自分の学校に設置されている就職支援課などに行ってみましょう。

学生であれば誰でも利用できる個別の就職相談などが行われており、学生のキャリアについて次の行動に結びつけられるようなアドバイスがもらえます。就職に関する情報や選考試験対策、資格取得や公務員試験など、就職率をあげるためにも親身になってサポートしてくれますよ。

新卒向けの就職エージェントを利用する   

新卒向けの就職エージェントサービスを活用するのも方法の1つです。

就職活動は孤独な戦いです。自己分析やES(エントリーシート)の提出など、初めてのことを自分だけの力で進めていかなければいけません。

そんな中で、やり方がよく分からないために、なんとなく行きたい企業を決め、なんとなく面接に答えている人もいます。ほかには「志望動機がまとめられない」「自分の強みがわからない」などの悩みを抱え、思うように就活を進められない人もいるでしょう。このような人は、ぜひ就活エージェントの力を借りてください。

就職エージェントに頼れば、あなた専任のキャリアコンサルタントがつくため、二人三脚で就職活動を進められます。また、企業サイトからだけでは取得できない、企業の雰囲気や面接の傾向などの情報を入手できるのもメリットです。就職エージェントはこれらの支援をすべて無料で受けられるので、悩んでいる人はぜひ登録を検討してみましょう。

まとめ|就活で失敗してもやれることはたくさんある   

就活で失敗したといっても、二度と社会で働けないわけではありません。自己分析や企業研究をしっかりと行い、前向きになることが大切です。今回の記事を参考にして、就活で失敗する原因を分析し、対策を講じましょう。諦めるのはまだ早いですよ。

ただし、自分の失敗の原因を客観的に振り返るのはなかなか難しいものです。就活エージェントなどのプロに頼って、効率的に対策を進めることをオススメします。キャリchでも「出遅れ就活サポート」という無料の就活イベントを開催していますので、ぜひ活用してください。

       

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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