【就活女子必見】スカート?パンツ?どっちが就活スーツの正解なのかを解説

 2022年10月27日

「動きやすさを重視してパンツスタイルにした」
「寒さ対策でパンツスーツ!」
「下半身が気になるので…。」

近年、このような理由からパンツスーツを着用している人も増えてきました。しかしそれでもまだまだ少ないパンツスーツの割合。

上記の理由からパンツスーツを着たくても、「パンツスーツを着ている人が少ないから着るか迷う」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

また、「もしかしてスーツによって合否にも影響があるのでは?」と不安を抱えている人もいるでしょう。

実際、スカートとパンツスタイルでは与える印象が大きく異なります。場合によっては清潔感を演出できず、印象が悪くなるケースもあります。

しかしだからといってどっちのスーツだと不利といったことがあるのでしょうか?

今回はそんな悩める就活女子の悩みを解決すべく、スカート、パンツどちらのスーツが就活においてふさわしいのか、またそれぞれのスーツから受ける印象や選び方のポイントなどをまとめました。

リクルートスーツに悩む女子必見です!

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スカート?パンツ?就活で不利なスーツスタイルは?

スカート?パンツ?就活で不利なスーツスタイルは?

男子はズボン一択だけど、女子はスカートとパンツと2つの種類があるため、どっちを着ればいいのか悩んでしまいますよね?就活では身だしなみが大事ですし、見た目の印象も合否に大きく影響しますから、どっちを着るかによって評価が変わるのであれば事前に知っておきたいと思います。

では実際、スカートとパンツ、どちらを着るのがいいのでしょうか。どちらを着ると不利といったことがあるのか。真相に迫ります。

そもそもどっちが不利などない

「スカートの方が好印象」「パンツだと採用されにくい」などといったように、どちらかが有利、不利といったことはありません。就活時はどちらのスーツを着用しても構いませんし、それぞれの良さやアピールポイントがあります。

「就活は身だしなみが重要」「見た目で合否が決まる」などと散々言われれば、余計にどちらを着ればいいのか悩んでしまうかもしれませんが、どちらを着ても問題はありませんし、どちらのスーツも就活スタイルとして正解です。

スカートであろうとパンツであろうと、どちらを選ぶにしろ大切なのは清潔感を保つことです。つまりどちらを選ぶというよりは、自分に合った方、自分をどうアピールしたいのかを考えた上で選択するのがよいのです。

なぜパンツスーツの割合低いのか?

最近は増えてきたものの、まだまだ少ないパンツスーツ。前述のように、就活ではスカートだけに限らずパンツスーツでも問題はありませんが、それでもパンツスーツが少ない理由として、単純に「女性のリクルートスーツ=スカート」という印象が根強く残っているからです。

昔のスーツはスカートしかなく、ズボンが普及され始めたのは1920年代。それも企業の制服として採用されることが多く、リクルートスーツとして浸透するのには時間がかかっています。

そのため、今でも「女性のリクルートスーツ=スカート」という印象が根強く残り、パンツスーツの割合が少なくなっています。しかし、本来はどちらのスーツを着用しても問題ないので、安心して着てください。

ちなみに昔は「リクルートスーツ=黒」ではなく、チェックスーツが主流だったそうです。80年代はチェックスーツ、90年代(バブル時代)はオーバーサイズジャケットに大きなリボン、00年代はスーツの下はカットソーと、昔の就活スタイルは個性的でした。

今では髪形やメイクまでもがテンプレ化。そんなテンプレ化された就活スタイルではいかに清潔感をアピールするかが勝負となるのでしょう。

結局どっちのスーツを着ればいいのか?

先ほども述べたように、スカート、パンツどちらを着用しても構いません。就活スーツはどちらを着用するよりに、自分に合ったもの、自分をどう演出したいのか、さらに清潔感をアピールできるものを選ぶのが正解です。

自分が志望する業界に沿った服装を心がけることは就活成功のカギですし、自分の体形や雰囲気に合っていない方のスーツを着れば、清潔感は失われてしまうので注意が必要です。

つまり、自分に合ったスーツはどっちか、またそれぞれを着用することで与える印象はどんななのかを把握しておく事が大切なのです。

与える印象や自分をどう演出したいのかを考えたうえで、自分に合ったスーツを着用しましょう。

もし、どんなスーツを着たらいいのかわからない場合は、就活のプロであるキャリアカウンセラーに質問してみましょう。キャリchでも、経験豊富なカウンセラーがマンツーマンで対応しますので、お気軽に相談してみてください

スカート・パンツそれぞれが与える印象

スカート・パンツそれぞれが与える印象

スカート、パンツスーツにはそれぞれ与える印象が異なります。具体的にどんな印象を与えるのかは下記の通りになります。

スカートスーツの印象とオススメ業種

    【スカートスーツが与える印象】

  • 女性らしい
  • 親しみやすい
  • フレッシュ

スカートスーツは就活生らしいフレッシュ感や、優しく親しみやすい印象を与えることができます。

そのため、反響営業職や接客業、事務職などを志望している場合はスカートスーツがよいでしょう。また、スカートが制服となる受付やキャビンアテンダントなどでは、着用イメージも湧きやすいのでオススメです。

パンツスーツの印象とオススメ業種

    【パンツスーツが与える印象】

  • きっちりとした印象
  • 頼もしそう(キャリアウーマンのよう)
  • アクティブ

パンツスーツはきっちりとした印象、アクティブな印象を与えることができます。

活発で積極的な印象を与えるため、男性が多く活躍する企業でバリバリ仕事をしたいと考えている就活生にはパンツスーツはタフさをアピールできるので、オススメです。

新規営業、販売職などを目指している人もパンツスーツはオススメです。

それぞれを着るメリットとデメリット

それぞれを着るメリットとデメリット

スカートスーツとパンツスーツ、どちらを着ても問題はありませんが、それぞれにはメリットだけでなくデメリットも存在するので、自分をどう演出したいのか、どんな業種を希望しているのかと合わせて検討しましょう。

スカートスーツのメリットとデメリット

スカートスーツを着用するメリットは、与える印象にもあるように“女性らしく、フレッシュ感”を演出できるため、幅広い業種で受けのいい格好だといえます。また、柔らかい印象も与えることができるため、所作が綺麗に見えやすく、上品な印象も与えられます。

しかし、スカートスーツを着用することで、

  • 動きにくく、冬は寒い
  • 座った時に足をしっかり閉じるように意識しなくてはならい

と、いったデメリットも発生します。女性らしさや所作を綺麗に見せるためには、寒さや動きにくさの我慢、さらに意識した動きを心がける必要があるでしょう。

パンツスーツのメリットとデメリット

パンツスーツを着用するメリットは、”アクティブで活発な印象”を与えることができます。またパンツスーツはスカートよりも暖かく、そして動きやすいので服装に気を取られずに就活をすることができます。

しかし、パンツスーツを着用することで、

  • 女性らしさが必要とされる業界では制服などのイメージがつきにくい
  • 面接担当者の年齢層が高めだと、「女性はスカートじゃないの?」と思う方もいるのも現状

というデメリットも発生します。自分が志望する業種からどちらのスーツがいいかを判断できますが、2つ目のように面接官次第での判断となる場合もあるので、不安な場合はスカートの方が無難とされているのかもしれません。

スカート・パンツそれぞれの選び方と着こなし方

スカート・パンツそれぞれの選び方と着こなし方

スカートスーツ、パンツスーツどちらを着るとしても“清潔感”を意識する必要があります。どちらもスーツをただ着るだけでは前述のような印象を与えることはできません。

それぞれのスーツの選び方、着こなしポイントを抑えて印象のよい就活女子になりましょう。

スカートスーツの選び方と着こなしポイント

スカートスーツでの着こなし方、選ぶべき色、サイズなどを下記にまとめました。

  • 着こなし:短すぎず、長すぎず、自分の体形に合ったスカートの長さを選ぶ(身長低い人は少し短めなど)
  • :黒・濃紺
  • サイズ・丈:膝下~真ん中程度の丈
  • ジャケット:ヒップトップに合わせる
  • ベルト:ベルトのないものもあるが、するなら同色の落ち着いたもの

スカートスーツで意識すべきことは、自分の背丈に合ったスカートの丈を選ぶ事です。身長に対してスカートが長かったり、短かったりするとだらしない印象を与えてしまいます。

他にもジャケットの肩幅は合っているか、ボタンを締めた時にシワができないかをチェックしましょう。そして袖丈は手のくるぶしが隠れる程度の丈がオススメです。

パンツスーツの選び方と着こなしポイント

パンツスーツでの着こなし方、選ぶべき色、サイズなどを下記にまとめました。

  • 着こなし:少しゆとりのある、自分の体形にフィットするものを選ぶ
  • :黒・濃紺
  • サイズ・丈:足の甲に裾が当たる程度の丈
  • ジャケット:ぴったりかやや短め
  • ベルト:同色の落ち着いたもの

パンツスーツで意識すべきことは、自分の体形にフィットするものを選ぶ事です。パンツスーツには大きく2種類、裾の広がったフレアタイプと、足のラインに合わせて裾が細いストレートタイプがあります。

パンツスーツは体形や足の長さがはっきり出てしまうので、必ず着用し、自分の体形にフィットするものを選びましょう。しかし、裾が広がりすぎるとカジュアルな印象を与えてしまうので、注意してください。

また、ジャケットはぴったり、または少し短めがオススメです。スカートスーツのようにお尻まで隠れてしまうデザインだと、ダボっとしてしまい、だらしない印象を与えてしまうためよくありません。

そしてパンツスーツではベルトの着用が必須です。同色の落ち着いたものを選びましょう。またストッキングも着用必須です。

スーツ時のパンプスは3~5㎝がオススメですが、パンツスーツでは足の長さが主張されてしまうため、スラっと見せたい方は5㎝のパンプスをオススメします。

もし、どちらのスーツを着用するか迷った場合は、プロであるキャリアカウンセラーに質問してみましょう。キャリch専属のカウンセラーが丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談ください

おわりに

スカートスーツだから有利、パンツスーツだから不利といったことはなく、就活ではどちらのスーツを着ても問題ありません。自分がどんな女性を演出したいのか、どんな業種を志望しているのかなどを考えたうえでスーツを選びましょう。

また一番大切なことは、どちらのスーツを着るにしろ、“清潔感”を意識にすることです。シワがあったり、ダボっとしたスーツは見栄えが悪く、悪印象です。

どちらのスーツを着ると不利、ということはありませんが、身だしなみがだらしなく、清潔感を感じられなければ不利になります。そうならないためにも清潔感を意識してスーツを着ましょう。

そして身だしなみは自分だけでなく、第三者にも確認してもらいましょう。そうすることで自分では気づけなかった点に気づくことができます。

そしてそんな確認してもらう人としてオススメなのが就活エージェントです。なぜなら豊富な就活知識から志望する業種や、あなたが一番輝けるスーツの着こなしを教えてくれるからです。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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