就活で面接対策しないのは危険?対策の重要性とポイントを解説

 2024年4月24日

面接対策は順調に進んでますか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

正直、対策しないで受けようか迷ってるんですよね。対策しなくても受かった人が周りにいるし、面接本番まであまり時間もなくて…。

確かに、対策しないで受かる人もたまにはいますが、面接をぶっつけで受けると合格率は確実に下がります。まぐれに期待するより、きちんと対策して臨みましょう。

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

やっぱりそうですか…。短時間でも効果がある面接の対策方法って、何かありますか?

それでは、まず面接対策の重要性について理解してもらうために、就活で面接対策をしないとどうなるのかを解説します。効果的な対策方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

キャリアアドバイザー 平崎

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就活の面接は対策しないでも受かるのか

就活の面接は対策しないでも受かるのか

面接対策をしないで就活の選考にのぞむのは危険です。ぶっつけで面接に受かった人が周りにいるからといって、自分も受かると期待するのは、甘い考えだといえるでしょう。

面接対策をしないで受けてしまうと、緊張感に飲まれたり慣れない受け答えに苦戦したりして、落とされる可能性が高くなります。緊張感のなかでも物怖じせず、聞かれる質問に対して適切な回答を返せないと、面接に受かる可能性は限りなく低いです。

何においてもいえますが、物事は練習をしてこそうまくいくものです。十分な対策なしでは、受かるはずの面接にも受からなくなってしまいます。

面接の場で雰囲気に飲まれず、はっきりと受け答えをするには、度重なる練習や聞かれる質問を想定するなどの入念な対策が必要です。シミュレーションを重ねると、少しずつ面接に慣れていき、本番で結果としてあらわれます。

前述のように、なかには対策をしないで面接を通過できる人もいるでしょう。しかし、それはたまたま運がよかっただけのことです。緊張感を軽減し、質問に対する適切な受け答えをするには、入念な面接対策をする必要があります。

どうしても面接で緊張してしまいそうな人は、キャリチャンの就活支援サービス「面接サポート」を利用しましょう。キャリアアドバイザーが、面接が苦手な人でも受かりやすい求人を紹介し、効果的な面接対策をサポートします。

応募する求人に迷っている人にもオススメなので、ぜひ活用してください。

就活で面接対策をしないとどうなる?ぶっつけで受けるリスクとは

就活で面接対策をしないとどうなる?ぶっつけで受けるリスクとは

就活で面接対策を行わないと、かなりの確率で選考に通過できず、後悔する羽目になります。その理由は、対策しないで面接を受けると、以下のような状況におちいるからです。

ショックを受けて立ち直れなくならないように、面接対策はきちんと行いましょう。上記のリスクを1つずつ具体的に解説します。

緊張感に押しつぶされてしまう

対策しないで面接を受けると、緊張感に押しつぶされるリスクがあります。面接会場は広くて静かな部屋の一室です。スーツ姿の、ほぼ無表情な面接官が数人いる目の前で、質問の受け答えをしなくてはいけません。

面接時の雰囲気を思い浮かべるだけでも、緊張感の漂う環境下が想像できます。就活の面接を、普段のような平常心で乗り切るのは難しいのです。

また、対策しないで面接を受けると、緊張感のある空間で少し難しい質問や内容を深堀りするような質問をされたとき、頭のなかが混乱してしまう恐れもあります。一度緊張すると、焦りから冷静さを取り戻すのが難しく、さらに不利な状況に追い込まれるため注意が必要です。

しかし、入念な対策を行えば面接の受け答えに慣れていくため、緊張感を軽減させられます。緊張感に押しつぶされないためには、しっかりと対策を行った上で面接を受けることが大切です。

相槌や目線などが不自然になる

対策しないで面接を受けると、相槌や目線などにも影響が出てしまうため危険です。過度な緊張感は、面接中の細かな振る舞いにも影響します。

緊張すればするほど目が泳いでしまったり、無意味に手を動かしてしまったり、相槌が不自然に多くなったりする恐れがあります。難しい質問をされたときや、質問にどう答えればよいか分からなくなった場合は、とくに注意しなくてはいけません。緊張の度合いが大きいほど、より挙動不審のような動きも目立つようになります。

不自然な動きが多くなると、入社意欲や自信のなさを疑われてしまいます。面接では、受け答えや身だしなみだけが大切ではないのです。

面接官は、就活シーズンを通して多くの応募者を見ているため、本気度や自信の度合いを見抜くことができます。堂々とした姿勢をアピールするには、十分な面接対策が必要です。

適切な受け答えができなくなってしまう

きちんとした受け答えができなくなってしまうのも、就活で面接対策をしない人に起こりうるリスクです。人間は、過度に緊張すると焦りと混乱に惑わされ、適切に行動できなくなってしまいます。焦りと緊張による影響は、面接時にもあらわれるため気をつけなくてはいけません。

受け答えでつまずくと、焦りと緊張で冷静さを失い、自分でも何を答えているのかが分からなくなります。結果として、まとまりのない答え方をしてしまうのです。

また、早口になったり言い間違いを繰り返したり、回答が質問の内容から逸れてしまったりなど、不適切な答え方が目立つようになります。過度な緊張と、適切な受け答えができなくなる事態を防ぐためにも、面接の入念な練習は大切です。

企業に対して十分なアピールができなくなる

面接対策をしないで就活に挑むと、企業に対して自己アピールができなくなる恐れがあります。なぜなら、緊張により立ち振る舞いが不自然になる上、うまく話せない状態になってしまい、アピールしたい内容も十分に伝えられなくなるからです。

自分のことをしっかりとアピールしたいのであれば、自信に満ち溢れている様子を姿勢から見せなくてはいけません。不安げな様子で自分の強みをいわれても、採用担当者には響かなくなってしまいます。

企業へ強みをアピールするには、自信のある堂々とした姿勢と、活躍できるという具体的な根拠が必要です。十分な自信を出すためにも、就活期間には入念な対策を行っておきましょう。

対策しないのはもったいない!就活で面接対策をした方がよい理由

対策しないのはもったいない!就活で面接対策をした方がよい理由

就活で面接の対策をしないのは危険です。前の項で説明したように、さまざまな理由から本番で落とされるリスクが生じます。

しかし、面接はきちんと対策を練ることで、通過する可能性を一気に高められます。もう少し具体的にいうと、面接対策をすることで得られる効果は以下の5つです。

対策しないで面接を受けるのは非常にもったいないことなので、ぜひ以下の対策効果を理解しておいてください。

面接を受ける上での問題点を事前に把握できる

面接対策をした方がよい理由として、面接を受ける上での問題点を事前に把握できることが挙げられます。面接対策では、とくに繰り返しの練習が大切です。練習を繰り返すと、面接を受ける上で注意すべき点や改善すべき点が自ずと分かってきます。

面接の練習を行う際、はじめはコツを掴めず質問への答え方が分からなかったり、どう改善すべきか分からなかったりする場合もあるでしょう。しかし、練習を重ねれば重ねるほど、面接における問題点が浮き彫りになっていきます。

たとえば、面接対策を行うと、自分の語彙力不足に気づく場合があります。語彙力のなさを痛感するケースは、面接で使用するのにふさわしい口語や、1つ1つの単語・熟語などが思い浮かびづらいときです。対策時に正しい言葉遣いを調べておけば、本番で言葉が出てこないといった事態を防げます。

ほかにも、深掘りされる可能性がある質問とその内容を予測し、事前に回答を考えておくのがオススメです。本番前にしっかりと練習を行うことで、問題点を事前に把握でき、改善した状態で面接にのぞめます。

面接対策のやり方がよく分からないときは、キャリチャンの就活支援サービス「面接サポート」に参加してみましょう。面接に慣れていない状態でも受けやすい企業を紹介し、効果的な対策方法を教えます。

面接で聞かれることや、正しい受け答え方を知りたい人は、ぜひ検討してみてください。

面接で過度に緊張することなく話せるようになる

面接対策を入念に行っておくと、本番で過度な緊張をせずに話せるようになります。面接で緊張してしまうと、答え方や聞かれることについての対策をおこなっていても頭が真っ白になり、何を答えようとしたか忘れてしまうかもしれません。

しかし、面接の練習を繰り返せば、問題点だけでなく面接の流れや要領をつかむのにも効果的です。面接の流れをつかんでおくと、同時に緊張の緩和も期待できます。

また、面接の流れを体に染み込ませておくと、本番で多少緊張してもスムーズに答えられるようになります。「繰り返し練習を頑張った」という事実が自信につながり、堂々と話せるようになるのです。何度も練習を行い、対策を講じておけば、過度な緊張に振り回されずに済むでしょう。

面接の雰囲気に押されることがなくなる

面接の入念な対策は、会場の雰囲気に押されるのを防ぐ効果があります。会場へ足を運ぶと、静かな雰囲気や緊張感のある状況に押されてしまうケースがあるでしょう。

近年の就活では、オンライン面接と対面面接の両方を実施する企業が多いです。選考ステップが進むほど、会場を設けて対面で面接を行う企業が増えます。しかし就活生は先に行われるオンライン面接を中心に対策しているため、対面面接の経験が少なく、会場の雰囲気に圧倒されてしまうことも少なくありません。

また、たとえオンライン面接であっても、選考は人生に関わる行事です。オンライン面接の本番直前、画面の前に座れば、一気に緊張の度合いが高まることが予測できます。しかし、雰囲気を想定した練習を何度も行っていれば、場の空気に飲まれることはなくなるのです。

練習をすればするほど、むしろ本番を練習だと思って挑むほどの余裕も生まれるかもしれません。入念な対策を行うと、模擬面接などでコツを掴めているのも重なり、自信を持って面接にのぞむことができます。

新たなアピールポイントが見つかる

就活時に面接の対策を入念に行っていると、自身の新たなアピールポイントが見つかるケースがあります。面接の練習を繰り返すと、自分の強みを考えるときに「そういえばこんな強みもあった!」と思い出す場合があるのです。

たとえば、応募先の企業を意識して面接対策を行う際、はじめは計画力のみをアピールする予定でいたとします。しかし、練習を重ねることでただ計画性があるだけでなく、効率のよい作業ができることや、誰もが読みやすい文章を書けることに気づける場合もあるのです。

そのようにして新たに気づいた強みが、志望先の企業に直接関係しないのであれば、アピールする必要はありません。しかし、仕事内容に直結するものの場合は、アピールすればさらに就活が有利になります。

新たなアピールポイントを見つけたり、あらためて思い出したりすることで、面接時の答え方が少しずつ改善されていくでしょう。

履歴書やESの見直しにも役立つことがある

面接の対策を入念に行っていれば、履歴書やESの見直しにも役立つ効果が期待できます。1つ前の項でもお話しした「新たな強みやアピールポイント」を発見した際、履歴書やESに加えようと考えることもあるでしょう。

就活の書類を見直した際、自己PRで書き直すべき箇所が見つかったり、付け加えるべき内容が見つかったりするケースがあります。すでに書類を送っている人には該当しませんが、書類対策と面接対策を同時に行うよう就活のスケジュールを組んでいる人は見直しが可能です。

はじめに記載する予定だった強みやアピールポイントよりも魅力的なものが見つかれば、就活で提出する書類の内容をより改善できる効果があります。

また、強みだけでなく志望動機などの記載内容に照らし合わせることも可能です。面接の練習を重ねているうちに、書類内容に改善点があれば書き直す機会が得られます。

就活で面接対策をするときのポイント

就活で面接対策をするときのポイント

就活で面接対策をしない予定でいた人たちも、本記事に目を通しているうちに、ぶっつけで面接にのぞむのは危ないと気づきはじめたのではないでしょうか。面接に受かるためには入念な対策が必要です。

ただし、面接対策を行う際は、あらかじめ効果的な方法と重要なポイントを知る必要があります。就活で面接の対策を行うときのポイントは、以下の6つです。

効果的な面接対策をしたい人は、ぜひ参考にしてください。

本番の会場に近い雰囲気づくりを徹底する

就活で面接対策を行うときには、本番の会場に近い雰囲気づくりを徹底することが大切です。人は、初めての挑戦や大きな出来事、深刻な状況に対して過度な緊張を覚える傾向にあります。

しかし、自分が受ける面接形式を想定し、それに近い雰囲気を用意すれば、本番での緊張度が下がる効果が期待できます。

就活の面接で見られるシチュエーションは、企業によって異なります。Web形式でのオンライン面接や、対面の個人面接、集団面接やグループディスカッションなどがおもな例です。

それぞれの形式に合わせた雰囲気づくりを徹底すると、本番の面接では手ごたえのある結果が出せるでしょう。

模擬面接の様子を録画しておく

就活で面接対策を行う際は、模擬面接の様子を録画しておくのもポイントです。録画した面接の様子を客観的に観察すると、練習中に気づけなかった問題点が見つけられることがあります。

録画した模擬面接の様子を確認すると、面接官からの印象を下げるような行動が見つかるケースがあるのです。受け答えの際、手遊びをしてしまったり猫背になっていたりなど、1つ1つの不自然な行動が重なっている可能性も考えられます。

ほんの些細な行動でも、すべて改善できれば面接時の印象が一気によくなります。さらに、不自然な動作などの問題点が見つかったときは、必ずメモに残しておくのがオススメです。

何度も再生して見返さなくても、メモに残しておけばすぐに読み返せます。また、練習のたびに録画を行い観察していると、少しずつ改善されていく様子まで見ることが可能です。改善していることが自覚できれば、本番までには万全な状態で挑めるだろうという自信にもつながります。

就活で面接の練習をするときは、できるだけ自分の姿を録画し、後で見返すようにしておきましょう。

第三者にフィードバックをもらう

第三者にフィードバックをもらうのも、就活で面接対策をおこなうときのポイントとして挙げられます。

自分以外の第三者に見てもらうのは、ある程度1人での練習を済ませたあとがオススメです。周囲の人たちが模擬面接の様子を観察することで、問題だった点を教えてもらえます。

問題として見られる具体例には以下の内容があります。

模擬面接で見られた姿勢 起こりうる問題点
笑顔がない 本番で面接官にきつい印象を持たれるリスク
答えるときの一文一文が長い印象 面接官に話を理解してもらえない可能性
接続詞を連続して使っている 聞き手にとっては少し不自然に聞こえる

面接の様子について、第三者にフィードバックをもらえば、さまざまな改善点が見つかるかもしれません。家族や友人、大学の先輩といった知人に面接官役を頼んでもよいですが、客観的かつ就活に役立つ的確な意見をもらいたいなら、就活エージェントなどのプロに見てもらうのが一番です。

面接対策はどこで行うべきか、最適な場所はあるのかなどで悩んでいる人は、以下の記事も参考にしてください。

想定した質問の回答を丸暗記しない

就活の面接対策においては、想定した質問の回答を丸暗記しないよう心がけましょう。回答を丸暗記すると、部分的に質問の意図とは違う回答をしてしまったり、棒読みと思われるような話し方になったりする恐れがあるためです。

上記のような答え方になると、本番ではとても不自然に見えてしまいます。不自然な答え方は、本番で面接官から不審に思われるため注意が必要です。また、自分の回答に違和感を覚えた瞬間、焦りと緊張で答えようとしていた内容が記憶から飛んでしまう恐れもあります。

あらかじめ答えを想定するのは問題ありません。ただし、丸暗記はせずに、答える順序や内容を把握する程度に留めておくのが得策です。想定された質問に対する回答を考える際は、できるだけ丸暗記をせず、とくに伝えたい部分を意識して覚えるようにしてください。

良質なコミュニケーションを意識する

就活で面接の対策をする際は、良質なコミュニケーションをとろうという意識が重要です。本番にのぞむ前に、面接は採用担当者とのコミュニケーションの場であると認識してください。

就活で内定を得るには、面接を通して企業側と就活生の相互理解を深めなくてはいけません。採用担当者に違和感を覚えさせたり、誤解を与えてしまったりすれば、よい評価にはつながらないでしょう。

面接という、限られた時間のなかで良質なコミュニケーションをとるには、相手が理解しやすい言葉遣いと、簡潔な伝え方を意識することが大切です。

短時間の間に自分の魅力を伝えるのは難しいことです。しかし、練習と対策を徹底すれば、コツをつかみやすくなります。

また、コミュニケーションを意識する際は、企業の雰囲気に合わせることも考慮しましょう。真面目な雰囲気が漂う企業もあれば、コミュニケーションにおいてカジュアルな雰囲気を求める企業もあります。

良質なコミュニケーションを意識する場合は、温度感などをできるだけ企業側に合わせるよう心がけ、臨機応変に対応することが重要です。

服装や身だしなみにも気をつける

服装や身だしなみに気をつけるのも、就活の中で面接対策を行う際のポイントです。面接は、立ち振る舞いや受け答えだけでなく、見た目もかなり重視されます。

面接の際、およそ9割の人事が採用を決定するときに、見た目の印象を意識しています。不公平に感じるかもしれませんが、見た目を採用基準にする傾向として、いわゆる「顔採用」も存在するといえるのです。

しかし、自分の見た目に自信がないとしても、決して諦める必要はありません。就活で重視される見た目の印象とは、顔立ちの良し悪しではなく、清潔感です。身だしなみを整えて、きちんとした表情で面接にのぞめば、誰にでも採用される可能性はあります。

逆にどれほど顔立ちが整っていても、襟が整っていなかったり寝癖がついていたり、スーツからカッターシャツの裾がはみ出ていたりすればマイナスな印象を持たれます。

また、面接での服装は企業によって決められるため、指定通りの身だしなみを意識することが大切です。面接を受ける際は、できる限り見た目にも気を配るよう心がけておきましょう。

【就活の面接段階別】事前に対策しておくべき質問

【就活の面接段階別】事前に対策しておくべき質問

面接で何を聞かれるか把握できていれば、事前に効果的な対策をしておくことが可能です。本項目では、面接を以下のように分け、どのようなことについて聞かれるのかを解説します。

上記3つの面接ごとに、それぞれで質問事項や質問をする目的が変わります。

就活で面接の対策をしないと、これから紹介する質問に答えられません。今のうちに、就活の面接段階ごとに何を聞かれるのかを把握しておきましょう。

一次面接で聞かれる質問

一次面接で聞かれることが多い質問は、以下のとおりです。

  • 簡単に自己紹介をしてください
  • 強みと弱みを教えてください
  • 当社を志望した理由を教えてください
  • 他社の選考状況はどうですか?
  • 学生時代に何か貢献したことはありますか?
  • 何か失敗した経験はありますか?
  • 将来のビジョンがあれば教えてください

一次面接は、おもに就活生が社会人としての常識やマナーはあるか、どのような人となりなのかを確かめるために行われます。そのため一次面接では、あまり深堀りした質問はありません。

前項でお話ししたように、面接時の姿勢や見た目などに気を配り、基本的な質問に対してきちんとした受け答えができるように対策しましょう。

二次面接で聞かれる質問

二次面接では、一次面接と比べると少々踏み込んだ内容を聞かれる傾向があります。具体的な質問例は、以下のとおりです。また、一次面接では触れられなかった内容について、深堀ったことを質問される場合もあります。

  • 1分で自己PRをしてください
  • 自分の強みがどんなところで役立ちましたか?
  • 自分の弱みで損をしたことはありますか?
  • なぜ同じ業界の他社(具体的な社名をいわれることも)ではなく、当社を選んだのですか?
  • 弊社の志望理由は〇〇をしたいからとのことですが、それはなぜですか?
  • 学生時代に〇〇を頑張ったとのことですが、つらいことを乗り越えた秘訣はありますか?

また、二次面接では一次面接で回答した内容について、さらに深掘りする質問も行われます。そのため二次面接で答える際に大切なのは、深堀り質問を想定し、本番できちんと答えられるよう対策することです。

二次面接の評価ポイントとして、自社にマッチしているかどうかと活躍が見込める人材かどうかが重視されます。二次面接を受ける際は、回答に一貫性を持たせつつ、企業が求める人材を想像しながら対策を行ってください。

最終面接で聞かれる質問

最終面接で聞かれる質問は以下の通りです。

  • 当社への志望動機を教えてください
  • 当社は第一志望ですか?
  • 入社後のビジョンを聞かせてください
  • 他社の選考状況を教えてください
  • 当社は〇〇の部分が大変ですが、大丈夫でしょうか?また、大丈夫なのであれば、その根拠を教えてください
  • 最近、業界で〇〇についてニュースで話題になっています。〇〇についてどうお考えですか?
  • 最後に何か伝えておきたいことはありますか?
  • 逆質問

最終面接は、応募した就活生を入社させるべきか判断する場です。二次面接でも該当しますが、最終面接では自社にマッチしている人材かどうかの判断を行います。最終面接を受けるときの注意点として、質問の回答には一貫性を持たせるよう意識してください。

「二次面接ではこう答えていたのに、最終面接では逆の回答をしている」などといった矛盾が生じると、企業からの信頼を失ってしまう恐れがあります。今まで順調に進めていたのに、一貫性のない回答によってすべてが水の泡になる可能性もあるため、回答には十分気をつけましょう。

面接対策をしないより対策した方が確実に就活の成功率は上がる

就活で面接の対策をしないで本番にのぞむのは危険です。面接会場の雰囲気に圧倒され、過度な緊張を覚えたり、難しい質問をされたりしたときにうまく答えられなくなってしまいます。

就活中に入念な対策をおこなうことで、面接の流れがつかめるようになり、緊張感を軽減させる効果があります。また、面接対策を行う際は、聞かれる質問を予測しておきましょう。

質問を予想し、どう答えるべきかを考えておくと、スムーズな受け答えができるようになります。面接に受かるかどうかが少しでも不安な人は、必ず面接対策を行うようにしてください。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

~就活生へのメッセージ~

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