業界を絞るのは危険?選考業界を絞ることのデメリットとは!
2023年3月24日
業界を絞らないといけないけど、絞れないって悩んでいるのですか?たしかに業界を絞っての活動が常識のように思われていますよね。
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
え!?就活では、業界を必ず絞らないといけないんでしょ?絞らないで就活する人もいるんですか?
そうですね、確かに絞る人が多いです。しかし、内定が取れずあとから業界を広げる先輩も多くいますよ。
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
業界を絞らないとその業界を深く理解して、アピールすることができないと思っていました。
今は1つで多くの業種の役割を担っている企業が増えているんですよ。業界を絞る、絞らない、それぞれにメリットとデメリットがあるので、ここで紹介していきましょう!
キャリアプランナー 平崎
業界を絞るメリット
特定の業界に強くなる
業界を絞ることで、その業界に対して深く知ることができ、専門知識も備わり、面接の際にその業界に踏み込んだ質問をされても答えられることができます。
強い意志で取り組める
業界を絞ることで、その業界の他社比較の材料が増えて多くできるため、面接の際に、どうしてこの会社を選んだのかを熱意を持って伝えることができるようになります。
時間短縮ができる
他業界を知る時間を、特定の業界分析の時間に費やすことができます。選考へ進む業界・会社を減らすことで、さらに企業に特化した対策ができます。
業界を絞るのは就活での常識と思っている人も多いですよね。でも、実はおよそ4割もの人があとから業界を広げているんです。
業界を絞るのはメリットとデメリットがあり、それを理解していれば、内定がなかなか取れない時にも焦らずに対応できますよ。どんな場合にも対応していけるのは厳しい就職状況の中では大変な強みです。
業界を絞るメリットデメリットを知りつつ、納得できる就活を進めるためにも就活のプロがアドバイスしてくれる「再就活サポート」に参加してみませんか。
業界を絞っている人のデメリット
入社後のギャップ
絶対にこの業界がいいと考えて入社したものの、実際に働いてみると「イメージと違った」「自分には合っていないかもしれない」という感情が芽生えてしまうというのはよくあることです。
志望動機で他の業界との比較ができない
様々な業界を見てきた人は、他の業界のことを知っていることで、なぜこの業界・企業を志望するのかを比較しながら話すことができるため、その内容には説得力があります。
しかし、最初から1つの業界のみだと、他社や他業界と比較して話すことが難しいため、説得力が劣ると言えます。
業界を絞らない人のメリット
視野が広がる
様々な業界を見ることで、知見が広がり、自分に合っている企業を幅広い角度から探すことができます。複数業界を見た上で選考企業を決めることで、より納得のいく就活に繋げることができます。
自己分析に繋がる
業界を絞らないことは自己分析にも繋がります。
様々な業界を見ていると、自分はどのような業界・企業に興味が湧いて、逆に興味が湧かないのかなどが段々とわかるようになってきます。
業界を絞らない人のデメリット
混乱する可能性
知る機会も増え、それぞれの業界と自分自身が合うところ・合わないところの判別もできないまま情報を入れていくと多くのものに興味を持ち、絞ることに時間がかかります。
自分が大切にしたい軸は何かを考えながら企業選定をすることが大切になるでしょう。
業界研究が浅く広くなってしまうことも
様々な業界を見ている分、各業界の知識は身につきますが、ひとつひとつの業界・企業の研究は浅くなってしまうこともあります。
業界研究や企業研究をしっかりとしていないと答えられないような質問をされた際に、回答に詰まってしまう可能性があります。
今は1つの企業で製造、販売、卸売りなどさまざまな業種をまとめて行っている企業が増えています。そういった企業では、複数の業種について知っていることが強みとしてアピールできますよね。そのため、業種を絞らないメリットもあるんです。
就活の悩みについて就活のプロに個別に相談できる「就活相談サポート」に参加して、就活を有利に進めていきませんか。
おわりに
「この業界にしか興味がありません!」という揺るがない強い意志があるのであれば、企業側には熱意を感じさせることができるかもしれません。
しかし、好きな業界・好きな職種が必ずしもあなたに合ったものであるとは限りません。意志が変わりやすい人は、様々な業界を見た上で、自分に合った企業を探すのもひとつの手です。
もし、「なかなか業界が絞れない」「就活自体がうまくいかない」けど、「内定が欲しい!」という人がいたらキャリchが開催する「再就活サポート」にぜひご参加ください。このイベントでは、一人一人の事情を考慮したうえで納得した企業からの内定を狙うためにサポートを行っています。頼りあるカウンセラーがあなたを全力でサポートします。完全無料ですので、ぜひご参加ください!
再就活サポートに参加しよう!
この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。