憧れの「商社」で働きたい!五大商社の特徴と受かるための必勝法を教えます

 2023年3月16日

毎年、文理を問わず就職先として人気が高いのが「商社」です。

あなたも代表的な五大商社はもちろん、商社で働きたいですか?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

はい!ぜひ働きたいです。とても魅力的なので!

お給料の面もありますが、グローバルに活躍したいといった憧れがあります。

海外出張のある商社も多く大きな仕事を任せられるので、とてもやり甲斐がありますね。手厚い給料や充実した制度もあり、自分の能力を発揮したい人に、ピッタリですよ。

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

商社の就職活動では何に気をつけたらいいんでしょうか?

語学力が必要かな?とは思うのですが…。

語学力は、必須条件です。ほかにも商社は一般企業の就活とは異なった特徴があります。徹底解説するので、憧れの商社に就職するためにに活かしましょう!

キャリアプランナー 岡田

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商社の特徴と就活スタイル

商社の特徴と就活スタイル

就活生の中でも人気の高い「商社」ですが、具体的な仕組みや仕事内容を知っていますか?

これらを理解していないと、商社に受かることはできませんので、まずはしっかりと「商社」についての理解を深めていきましょう。

商社とは?

商社とは、輸出入貿易ならびに国内における物資の販売を業務の中心とした商業を営む業態の会社です。(引用:Wikipedia)

原料や商品、サービスなどの商材を右から左へと流していき、手数料を得る商社の伝統的なビジネス「トレーディング」と、情報や資金力、経営ノウハウなどの有望な事業に投資し、配当などの形で利益を得る「事業投資」が主な収益の柱となる仕組みです。

そんな商社は「総合商社」と「専門商社」の2つに大別されます。

  • 総合商社 →様々な商品を扱う「なんでも屋」のような存在。幅広い分野で複合的なビジネスを展開しており、品数も多いのが特徴。これは日本独自の形態とされています。

  • 専門商社 →特定の分野や業種で専門性をもってビジネスを行う「専門家」です。特定の分野に絞ってビジネスを展開しており、海外ではこの形態が一般的とされています。

大まかな仕事は同じですが、対象とする商品や分野による違いがあります。日本を代表する五大商社と言われる「三菱商事」「伊藤忠商事」「三井物産」「住友商事」「丸紅」は“総合商社”になります。

また、物資を販売するということで、「メーカー」混同されがちですが、両者は全くの別物となります。

  • メーカー
    →原材料を加工し、製品の生産・販売を行う

  • 商社
    →貿易や国内企業から製品を調達し、販売する

上記からわかるように、メーカーと商社との違いは、「自社でモノを作っているかどうか」です。メーカーは自社で作ったモノを販売していますが、商社は自社でモノを作ることはなく、貿易や国内企業から製品を調達します。

これらからわかるように、商社は世界中の企業と関わりを持つ仕事ということになりますので、海外出張も多く、スケールの大きなプロジェクトを手掛けるというグローバルな働きを求められます。

商社の就活スタイル

商社は一般企業の就活とは異なった特徴があります。具体的な商社の就活での特徴は下記のとおりです。

  • 倍率が高い
  • 筆記試験を重視している

商社は学生からの人気が高いことから、とにかく倍率が高いです。商社は激務であるにも関わらず、平均勤続年数が長いことから、クリーンな企業が多いという特徴もあり、激務な分、手厚い給料や充実した制度から、高い人気を保ち続けています。とくに「五大商社」の人気が高く、志望する際には相当な覚悟と対策が必要になります。

これらの人気の高さから、筆記試験によって学力が試され、満たしていない学生を落としていくという採用が主流となっています。また、世界中の企業と関わりを持つ仕事ということもありますので、語学力はもちろん、ある程度の頭の良さが求められますので、多くの商社では選考に筆記試験が取り組まれています。

商社を目指すための充分な対策には、就活のプロであるキャリアプランナーの「面接サポート」がオススメです。オンラインでの1対1の面談なので、周りを気にせずサポートを受けられます。商社ならではの質疑応答を繰り返し練習すれば、自信を持って本番に挑めるでしょう。

日本を代表する「五大商社」

日本を代表する「五大商社」

五大商社とは、「三菱商事」「伊藤忠商事」「三井物産」「住友商事」「丸紅」の5社を指し、これらは“総合商社”として分類され、日本を代表する大企業です。

これら五大商社は就活の常識ともいえるものですので、商社を目指す以上、この「五大商社」についての理解を深めておかなくてはなりません。たとえ五大商社を目指していないとしてもしっかりと確認をしましょう。

三菱商事

三菱商事株式会社は、三菱グループの大手総合商社です。その歴史は古く、日本で初めての株式会社と言われている坂本龍馬の海援隊から受け継がれて九十九商会となった企業の流れをくむと言われています。

そんな三菱商事は総合商社として業界一位の売り上げを誇り、幅広い分野で事業を展開しています。特に基盤の厚い分野は原料炭などの資源や機械関係化学品、食品分野です。

    【基本情報】

  • 会社名三菱商事株式会社
  • 設立:1954年7月1日(設立1950年4月1日)
  • 代表者:垣内 威彦
  • 資本金:204,446,667,326円
  • 本社所在地:三菱商事ビルディング(東京都千代田区丸の内二丁目3番1号) / 丸の内パークビルディング(東京都千代田区丸の内二丁目6番1号)
  • 拠点数:国内14 / 海外173
  • 従業員数:6,016名(連結:79,994名)
  • 平均年齢:42.5歳
  • 平均年収:1.386万円
  • 経営理念:豊かな社会の実現に貢献することを目指して

伊藤忠商事

伊藤忠商事株式会社は、みずほグループの大手総合商社であり、日本屈指の巨大総合商社であると共にアジア有数の異業種複合企業体でもあります。

伊藤忠商事は主に中国へのビジネス投資が特徴で、何かの文化に特化しているというよりは、利益構造のバランスがよいのが印象的です。傘下には大手コンビニエンスストアのファミリーマートなどがいます。

    【基本情報】

  • 会社名伊藤忠商事株式会社
  • 設立:1858年 / 1949年12月1日
  • 代表者:岡藤 正広
  • 資本金:253,448百万円
  • 本社所在地:東京本社(東京都港区北青山2丁目5番1号) / 大阪本社(大阪市北区梅田3丁目1番3号)
  • 拠点数:国内9 / 海外99
  • 従業員数:4,352名
  • 平均年齢:42歳
  • 平均年収:1.383万円
  • 経営理念:Committed to the Global Good「豊かさを担う責任」 個人と社会を大切にし、未来に向かって豊かさを担う責任を果たしていきます。

三井物産

三井物産株式会社は、三井グループの総合商社で、「三井不動産」「三井住友銀行」と並ぶ三井新御三家の1つです。2016年に赤字決算となりましたが、2017年には経営回復して業界3位に舞い戻りました。鉄鉱石と原油、天然ガスの生産権益量で業界トップを維持しています。

そんな三井物産はトヨタグループ創設者ある豊田佐吉が自動織機製造の指揮・海外展開面で支援したことから、トヨタグループとのつながりが深く、さらに、セブン&アイ・ホールディングスとも親密で、物流やショッピングセンターの開発などで提携しています。

    【基本情報】

  • 会社名三井物産株式会社
  • 設立:1947年7月25日
  • 代表者:安永 竜夫
  • 資本金:341,775,294,921円
  • 本社所在地:日本生命丸の内ガーデンタワー(東京都千代田区丸の内一丁目1番3号) / JAビル(東京都千代田区大手町一丁目3番1号)
  • 拠点数:国内12 /海外124
  • 従業員数:5,772名 (連結43,993名)
  • 平均年齢:42.4歳
  • 平均年収:1.213万円
  • 経営理念:大切な地球と、そこに住む人びとの夢溢れる未来作りに貢献します。

住友商事

住友商事株式会社”は、住友グループの大手総合商社です。住友商事は戦後から発足した商事会社ということで、「遅れてきた商社」と呼ばれる時代もありました。

もともとは大量雇用も可能な商事会社の設立案が浮上していたのですが、戦後の経済情勢から独立した商社を設立するのが難しくなり、住友土地公務に商事部門を併設することとなりました。そのため、部門内には商社に熟達した人材がおらず、住友グループ内からも異端者扱いされました。

しかしそんな住友商事も積極拡大路線によって軌道に乗り、今では古くからのトレーディングビジネスやメディア関連のビジネスを展開し、安定した業績を維持しています。

    【基本情報】

  • 会社名住友商事株式会社
  • 設立:1919年12月24日
  • 代表者:兵頭 誠之
  • 資本金:2,194億円
  • 本社所在地:東京都千代田区大手町二丁目3番2号
  • 拠点数:国内22 / 海外110
  • 従業員数:5,295人(連結:65,662人)
  • 平均年齢:42.7歳
  • 平均年収:1,304万円
  • 経営理念:次の100年を見据えながら、社会とともに、安定的で持続的な成長を目指す。

丸紅

丸紅株式会社は、みずほグループの大手総合商社です。初代伊藤忠兵衛が麻布の「持下り」行商を開始したことを持って創業していることから、同業の伊藤忠商事とは同根です。

そんな丸紅は紙パイプや電力ビジネスなどを強みとしており、とくに穀物取扱高では業界内最大手とされており、世界規模で肩を並べるほどの成績です。

    【基本情報】

  • 会社名丸紅株式会社
  • 設立:1858年5月 / 1949年12月1日
  • 代表者:柿木 真澄
  • 資本金:262,686百万円
  • 本社所在地:東京都中央区日本橋二丁目7番1号 東京日本橋タワー
  • 拠点数:国内12 / 海外57 / 海外現地法人 67
  • 従業員数:4,418名
  • 平均年齢:41.4歳
  • 平均年収:1.263万円
  • 経営理念:社是「正・新・和」の精神に則り、公正明朗な企業活動を通じ、経済・社会の発展、地球環境の保全に貢献する、誇りある企業グループを目指します。

商社で働くメリット

商社で働くメリット

日本を代表する企業が多く、学生からも人気の高い商社ですが、実際に入社し、働くことによってどのようなメリットが発生するのでしょうか。

ここではそんな商社で働くメリットについてまとめていきます。これは一般企業では味わえない、商社ならではのメリットとなりますので、しっかりチェックしてきましょう。

高収入が得られる

商社は給料や年収が高いというメリットがあります。商社の給料が高くなる理由は下記のとおりです。

  • 事業が安定している
  • 重大な仕事に関わる
  • 激務(海外出張も多い)
  • 求められる能力値が高い

まず、商社の「事業の安定さ」が理由となります。五大商社をはじめ、商社の事業は基本的に安定していることから、必然的に社員への給料も高くなるのです。

また、商社は世界中の企業を相手に仕事をしているということで、重大な仕事に関わることとなりますし、背負う責任も大きくなるため、その分給料も高くなります

さらに商社といえば「激務」というイメージがあるように、実際に働く内容はハードなものとなります。海外への出張もつきものですし、普段の仕事だって残業が欠かせません。しかし、それらに対する手当がしっかりとつけられることから、給料が高くなるのです。

そして最後に、商社では求められる能力値が高いということも高収入になる理由の1つです。語学力はもちろん、グローバルに働くためのコミュニケーション能力や知力が必要となる商社では、能力に見合った給料が支払われるという仕組みです。

グローバルな舞台で活躍できる

世界中の企業を相手に仕事をするということで、グローバルな舞台で活躍できるという、商社ならではのメリットがあります。

多くの企業は国内での取り引きがメインとなりますので、視野を広げることには限度がありますが、商社であれば取引先は国内外と、広大な舞台での仕事となりますので、視野が広がりますし、新たな発見や価値観と出会うこともできます。

また商社では、原料や加工品などといった商材から、電力や交通などのインフラ事業との取引を行いますので、グローバルな舞台でスケールの大きな仕事にも携わることができます。

これらのような大きな仕事はやりがいを感じますし、仕事が成功した時の達成感も大きくなります。そしてこれらの経験は自己成長にもつながります。

このように、大きな舞台で大きな仕事ができるというのは商社ならではのメリットだといえます。

人脈を広げられる

様々な人、国と仕事をするということで、仕事を通して人脈を広げることができます。仕事上で人脈を広げるということは、多くの面で自信につながります。

人脈が広ければその分多くの人から意見を求めることができますし、その分多くのアイディアを入手することができます。このように多くの意見やアイディアは新たな発見のきっかけとなりますので、とても重要です。

他にも、人脈を通して仕事の幅を広げることができたり、仕事が獲得しやすくなったりなどといったことから、何か困ったときに頼ることができたりなどといった利点もあります。

また、強力なつながりがあるという安心感を得ることもできるのは、仕事をしていくうえではとても重宝されるでしょう。

このように、人とのつながりには様々な利点がありますし、仕事においても自信となりますので、そのような人脈作りに最適な環境の中で仕事ができるのは大きなメリットです。

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商社に向いている人の特徴と入社条件

商社に向いている人の特徴と入社条件

メリットの多い商社だからこそ、誰でも簡単に入れるというわけではありません。グローバルな舞台で活躍する商社だからこそ、向き不向きがありますし、入社するために必要な条件だってあります。

ここではそんな、商社に向いている人の特徴と、入社を目指すための必須条件について解説していきます。

商社に向いている人の特徴

商社に向いている人の特徴は下記のとおりです。一般企業ではないような特徴もありますので、商社を目指す人はしっかりと確認しましょう。

  • 英語を使う環境を苦に感じない
  • コミュニケーションを上手に取れる
  • 好奇心旺盛で地頭が良い
  • 行動に対して疑問が持てる

英語を使う環境を苦に感じない人は商社に向いています。なぜなら商社では、様々な海外企業と関わりを持って仕事を行う業種だからです。英語を使う環境に対して苦手意識を持ってしまうと、「英語」という障害が邪魔になり、思うように仕事ができません。

しかし、そのような環境にも屈せず、また英語を話すことにも慣れている人であれば、仕事での成長が見込めますし、企業側にとっても「魅力的な学生」となります。

また、様々な商材を取り扱うということで、多くの人と接触することとなりますので、コミュニケーション能力も欠かせません。

さらに商社は、グローバルな舞台でスケールの大きな仕事をこなしていかなくてはならないため、乗りかかるプレッシャーに負けないほどの好奇心旺盛な気持ちや、地頭の良さが大切となります。

行動に対して疑問を持てる人も、様々な観点から物事を見極められるため、グローバルな舞台で働く商社に向いています。

語学力はもちろん、グローバルな舞台でスケールの大きな仕事をこなしてくための能力の高さを持ち合わせた人こそが、商社に向いている人の特徴となります。

商社に入社するための必須条件

商社への入社を目指すためには、必ず兼ね備えていないといけないある2つの能力があり、これは入社のための必須条件となります。その2つとは下記のとおりです。

  • 語学力(主に英語)
  • 高いコミュニケーション能力

商社は様々な海外企業と関わりを持って仕事をしますし、海外出張も多いですから、仕事をスムーズにしていくためにも語学力は必須となります。

会話はもちろん、メールでのやり取りや資料の作成なども英語を用いる場合が多いですので、一つの目安として「TOEIC700点以上」は必要となるでしょう。

また、高いコミュニケーション能力を兼ね備えていることも商社入社のための必須条件です。様々な商材を扱う分、様々な人と関わりを持つこととなりますし、国内だけでなく、海外の人たちとも仕事をしていくこととなりますので、高いコミュニケーション能力は欠かせません。

取引先相手には外国人もいますので、言葉の壁を乗り越えられるほどのコミュニケーション能力を持っていることはとても重要です。

上記の「特徴」をすべて兼ね備えていることが理想となりますが、そのような人は少ないと思いますので、商社入社のために絶対に必要な「語学力」と「高いコミュニケーション能力」だけでも極めておくようにしておきましょう。

商社に入社するための必勝法と質問例

商社に入社するための必勝法と質問例

商社に向いている人の特徴と入社条件を確認したら、次は具体的な対策をしていきましょう。ここからは商社に入社するための必勝法と、商社でよく聞かれる質問の攻略法について解説していきます。

一般企業と同じような対策をしても受かりませんので、商社に特化した対策をしっかりとしていきましょう。

語学力とコミュニケーション能力をアピールする

商社への入社を目指すために必要な「語学力」と「コミュニケーション能力」を積極的にアピールしていきます。

これらは必須の条件となり、企業側は兼ね備えていることを前提としていますので、ただただ「コミュニケーション能力があります」というのではなく、具体的に述べていくことがポイントになります。

そのためにも、まずは自己分析から、“自分のコミュニケーション能力が高いといえるエピソード”を探し出し、次に企業研究から、“コミュニケーション能力をその企業でどう活かしていけるのか”を考えていきます。

そうすることでピンポイントに自分の能力をアピールできますし、具体的なエピソードは企業側も学生を判断しやすくなるためよいです。

語学力に関しても、語学力を活かせた経験を合わせて語れば、話に信ぴょう性が出て良いです。また、「TOEIC〇点」など、具体的な数値を出すのも、一つの指標となりますので良いでしょう。

世界レベルの経済事情について語る

グローバルな舞台で仕事をしている商社では、日本に限らず、世界レベルでのニュースや経済事情などの情報に興味を持っていることをアピールしていくことが大切です。

これらについての理解が浅いと「志望度が低い」と判断されてしまいますし、実際に働くうえでも世界レベルの経済事情を把握していないと仕事をすることができません。

ですから、「業界地図」や「就職四季報」などを用いり、自分が志望する企業の取り扱い商材や取引先などの情報はもちろん、世界全体の流れなどを把握しておきましょう。

また、テレビでニュースをみたり、アプリでニュースを読んだりすることも大切です。スマホからでも簡単に世界の経済事情は確認できますので、空き時間などを利用して理解を深めていきましょう。

商社ならではの質問を攻略する

商社でよくされる質問も攻略をしていきましょう。商社でよくされる質問と回答のポイントは下記のとおりです。

■「自分をどのような人間だと思いますか?」

どのように働くのか、仕事へどう向き合うのか、企業のカラーに合っているかなどを確認するためにこのような質問をされます。商社では、スケールの大きな仕事を任せられる人材かどうかを見極める必要があるため、人柄に関する質問をされやすいです。

このような質問では、自己分析をしっかりと行ったうえで、企業が求める人物像に近づけて答えるのがポイントです。

■「どのような社会人になりたいですか?」

業務内容に理解があるか、成長意欲があるかなどを確認するためにこのような質問をされます。激務だといわれる商社において、業務内容の理解と成長意欲は欠かせません。

このような質問では、「商社マンになりたい」という思いをハッキリ伝えることが大切です。さらに、自分が思い描く将来像に向けてどのようなことをしていくのか、実現のためにどのような努力をするのかなどと合わせて回答するとなお、よいです。

■「弊社は第一志望ですか?」

自社に対する熱意を確認するために、このような質問をされます。熱意の高さは仕事へのやる気や成果へと直結するため、激務と言われる商社ではこのような質問をされる傾向があります。

このような質問では、「第一志望」と答え、その企業でなくてはならない理由を述べていきます。その際に、他社と比較した結果やOB訪問などで聞いた話などを述べれば、信ぴょう性があるため良いです。

インターンやOB訪問も受かるための秘訣!

インターンシップやOB訪問も商社に受かるための秘訣です。特に長期インターンシップでは、実務を経験することができるため、自分の能力をアピールしやすいですし、企業側も学生のことを判断しやすいです。

近年では、就活の早期化が目立ちますので、多くの企業ではインターンシップを通して優秀な学生を確保しようとしています。ですから学生はその企業側も意図を利用し、インターンシップで積極的に語学力やコミュニケーション能力の高さをアピールしていきましょう。

また、OB/OG訪問を行う事で、“その企業が求めている具体的な人物像“を知ることができるため、語学力やコミュニケーション能力と合わせて、アピールすべきポイントを語れます。

おわりに

五大商社をはじめ、商社は就活生の中でも人気の高い就職先です。そのため、倍率は高くなりますし、求められる学生の質も高いです。

ですから、商社を目指すのであればそれなりの万全な準備が必要ですし、商社についての理解もしっかりと深めなければいけません。そのためにも、コラムをしっかり読み、企業説明会やOB訪問、インターンシップなどにも積極的に参加しましょう。

しかし、それでも倍率の高い商社で勝ち抜くのは難しいという人も多いでしょう。そんな人は是非キャリchを頼ってください。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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