残業したくない就活生必見!定時退社できる仕事10選
2023年3月8日
近年は定時で退社できる企業が増えてきています。定時退社できる企業の特徴を知りたくありませんか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
知りたいです。正直、就職後も平日のプライベート時間は確保したいと思っていました。
そうですよね。定時で退社できる企業はかなり増えてきているので安心してください。
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
ホッとしました。できれば定時退社しやすい仕事の種類も知りたいです。
わかりました。ここでは「定時で退社しやすい企業の特徴」や「定時退社しやすい仕事」を紹介していきます。企業選考の参考にしてくださいね。
キャリアプランナー 平崎
定時で退社できる企業の4つの特徴
どのような企業や会社が、定時で退社できるの?そんな疑問を持ったことはありませんか?定時で退社できる企業や会社にはそれぞれ理由があります。その理由を一緒に確認していきましょう。
特徴1:仕事内容や量が一定で変わらない
1日の仕事内容、作業量が決まっている企業は定時に退社しやすいです。 このような企業は、1日のノルマさえ達成してしまえば帰ることを許されていることが多いため、月ノルマなどを掲げている企業よりは定時退社しやすくなっています。
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特徴2:夜間など暗い時間帯に仕事ができない
建築地や大工など、暗い時間帯に作業ができない企業は定時で退社しやすいです。 暗い時間帯になると、外での作業ができなくなるため、夕方には帰ることができるのがほとんどですが、会社によっては、夜になると事務作業などをする企業もあります。
特徴3:派遣社員
派遣会社を通して働いている派遣社員は、普通の会社よりも定時に退社しやすい傾向があります。 派遣会社との契約内容にもよりますが、契約以外の仕事を行う義務はないので、ほとんどが定時に退社することが可能です。
特徴4:定時で帰ることを推奨してる会社もある
定時に帰ることを推奨している会社もあります。毎日必ず定時に帰るように促す会社は少ないですが、週何日かは定時退社するようにしている会社はいくつかあります。
定時退社しやすい仕事10選
定時に退社しやすい仕事を10選紹介しています!参考までにご覧ください。
1,公務員
全ての公務員が定時退社しやすいわけではありませんが、役所窓口関係の地方公務員などは定時に退社しやすいです。 所属や職種などにもよりますが、一般企業や激務と言われる企業に比べると、比較的定時に上がることが可能な仕事です。
2,開業医
開業医は勤務医と違い、自分で診察時間などを決めることができるため、ほとんど残業することなく、定時で退社することが可能です。
3,幼稚園の先生
園によって異なりますが、幼稚園の勤務時間はほとんどが8時~17時までのため、ほとんど定時に退社することが可能です。 しかし、運動会などのイベント時は稀に残業することもあります。
4,建設業
建設業は暗くなると、作業することができなくなり、また、安全面の関係でも日が昇っていないと仕事はしてはいけないと言われているため、基本的には定時に退社することが可能になっています。
5,国税専門官
税務署で働く国税専門官は定時に退社しやすい職業の1つです。 しかし、確定申告の時期などは忙しくなり、定時に退社できない場合もあります。
6,薬剤師
勤める場所にもよりますが、薬剤師はほとんど定時に退社することが可能です。 特に病院の薬局では、診察時間が決まっているため、比較的定時に退社しやすいです。
7,製造業の生産ライン
製造業の生産ラインは、一日の仕事量が決まっているため、定時に退社しやすいです。 また、多くの工場は労働組合があるため、賃上げや残業規定が明確にあります。
8,施設系介護職
ハードなイメージの介護職だが、最近では介護施設が充実しているため、比較的定時に退社しやすいようになってきています。 また、心身ともに疲れやすい仕事のため、定時に退社することを推奨しているところが多いです。
9,大学教授
大学教授には勤務時間という概念がないため、授業の組み合わせによって、自分で帰る時間を決めることができます。もちろん、勤務開始時間もある程度自由に決めることが可能です。
10,廃棄物処理
破棄物処理は、勤務時間が8時~17時と決まっており、だいたいがお昼過ぎには終わってしまうことがほとんどのため、定時に退社しやすくなっています。
定時で帰れない企業の3つの特徴
定時で帰ることが厳しい企業にはどんな特徴があるのでしょうか。一緒に確認していきましょう。
1,残業の常状化
「残業が当たり前」になりつつある今、残業することが常状化しているため、定時の時間になっても“帰りにくい”と感じる人が多くいます。 残業を長くしている社員ほど会社に貢献をしているため、残業時間を減らそうと考える会社が少ないのが現状です。 最近では、残業に対する議論も多く持ち上がりますが、日本企業独特の考えが根付いてしまっている今、残業時間が短縮されることは難しいでしょう。
2,上司が帰らない
定時に退社できない理由の1つとして、「上司が帰らないと帰りにくい」会社が多くあることです。 「上司が仕事をしているのに自分だけ帰るわけには行かない」と、思う人もいれば、「上司が帰るまでは部下も帰っちゃいけない」と、暗黙の会社ルールがあるところもあります。
3,繁忙期・閑散期の波が激しい
飲食店や営業職など、忙しい時期や季節が発生する職種は定時退社が厳しいです。 繁忙期・閑散期の波が激しい企業はトラブルが発生しやすい傾向にあるため、定時で退社するのは厳しいです。
定時で帰れない職種5選
定時で帰ることがほぼ不可能な職種を5つ紹介します。あくまで一例ですが、参考までにご覧ください。
1,飲食店
閉店時間が過ぎても仕込みや片付けなどに時間を使ったり、お客様の帰宅状況に合わせてお店を閉めるところがほとんどのため、飲食店での定時退社は難しいです。 労働時間も長い職種のため、プライベートの時間を設けたい人にはあまり向かない職種かもしれません。
2,勤務医や介護士
病院に勤務している医師や看護師は、シフトにもよりますが、夜勤などもあるため毎日定時で退社することはほとんどありません。 定時退社予定でも、急なトラブルなどに出くわすことが多い病院では、決められた時間での勤務は難しいです。
3,営業職
営業職は、ノルマなどが課せられることが多く、数字を追うために残業することが多々あります。 ノルマが達成できないと給料にも影響が出る場合もあるため、定時退社するのが厳しいのが現状です。
4,コンサルタント
コンサルタント系の仕事は、クライアントに合わせて動くことが多いため、定時に退社することが厳しいです。 繁忙期も多く発生するため、ほとんど定時で退社することはないでしょう。体力やメンタルの強さが求められる仕事です。
5,IT(SE系)
ITの中でもSE系の仕事は、ほとんど定時に退社することが厳しいと言われています。 SEは、プログラムなどが大詰めになると、途中で仕事を中断することが厳しいため、残業が当たり前になります。
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定時退社するための4つの条件
定時退社に一歩近づけるかもしれない4つの条件をご紹介します。
条件1:仕事の効率をよくする
「仕事を残さない」「その日のタスクを全てその日に終わらせる」など、効率よく仕事をすることで、定時退社に一歩近づきます。仕事を完璧にこなせば文句を言う人はいません。
条件2:仕事を任せられるように後輩を指導する
自分の代わりに仕事をこなせる後輩の育成をすることで、仕事を任せることができ、自分は定時に退社することが可能になります。
条件3:早朝残業をする
朝早く出社し、スタートの時間を早めることで、終わりの時間を引き延ばすことがなく仕事をすることができます。次の日に仕事を残すよりも、効率よく仕事をすることができます。
条件4:企業選びを考え直す
どうしても定時退社したい企業に入社したいのであれば、企業の選び直しをするしかありません。 口コミや先輩の話、面接などで残業が多いことが分かるケースがあります。その段階で自分のキャリアプランを見直しましょう。
おわりに
定時に退社できる企業と特徴、定時退社が難しい企業について紹介しました。残業が当たり前にある今、残業を苦だと思わない仕事に就けることが非常に大切になってきます。 しかし、どうしても定時で帰りたい場合は、企業選びから考え直す必要があります。自分のキャリアプランをしっかり決めて、就活を成功させましょう。
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。