面接で失敗した!選考への影響と次回に活かして合格する方法
2022年7月15日
面接が進んでいると思いますが、手ごたえはどうですか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Bさん
大失敗しちゃいました。緊張しすぎてパニックになっちゃって…。結果はまだだけど、絶対落ちたと思います。それ以来すごく落ち込んで、就活が手につきません。
落ち込む気持ちはよく分かります。でも面接に失敗したとしても、就活自体に失敗したわけではありません。失敗を次の面接に活かし、良い結果につなげていきましょう。
今回は、面接での失敗とはどのようなものか、失敗を次の面接に活かす方法について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
キャリアプランナー 平崎
面接で失敗したと感じる要因
・緊張で用意していた回答が飛んだ
・頭が真っ白になってうまく受け答えできなかった
・面接時のマナーを間違えていた
・遅刻してしまった
・企業研究や自己分析などの準備が不十分だった
・圧迫面接に負けてしまった
・面接官に注意・指摘された
・面接官の態度が冷ややかだった
・他の就活生に比べて良くなかった
就活生が面接で失敗したと感じるのには、主に上記に挙げた要因があります。緊張や準備不足により、うまく答えられなかったパターンや、面接官の顔色を伺って失敗してしまったケースなども考えられるでしょう。
また、特に失敗した部分はなくても、他の就活生と比べて良くなかったと感じ、失敗したと結論付けてしまうこともあるのではないでしょうか。特に他の就活生の話し方が堂々として見えたとき、面接官から好意的に受け取られていると思えたときなどは、自分の面接は失敗だったと感じるかもしれません。
しかし、実際に合否を判断するのは就活生自身ではありません。面接に失敗したと思うと落ち込みますが、面接官から見てどのように映るのか客観的に判断することが大切です。
面接での失敗が選考に与える影響
就活生が緊張していることは多くの就活生と接している面接官も十分に承知しています。自分では失敗したと思っていても案外、評価に響かない可能性もあるでしょう。また、その面接では思っていることをうまく話せなかったとしても、他の選考過程で入社に対する意欲や本人の魅力が伝わっていれば、総合的な判断で通過することも十分あり得ます。
もちろんだからといって面接に失敗してもよいというわけではありません。自己分析やマナー、話し方など、事前にできる準備はしっかり行いましょう。
面接での失敗を次回に活かす方法
面接に失敗はつきものです。失敗したときは「学びの機会を得た」とポジティブに捉え、次の面接に活かしましょう。ここでは失敗を活かす方法をご紹介します。ぜひ面接対策に取り入れてみてください。
面接時のマナーを復習する
面接では話す内容だけでなく、基本的なマナーをチェックされている可能性が高いです。例えば、適切な敬語を使えているか、気持ちのよい挨拶ができているか、面接時間や選考に関するルールを守れているかなど、社会人としての適性を見るうえで大切な判断材料になります。
キャリchでは就活でよく使われる敬語をマニュアルにまとめています。ぜひ面接対策に役立ててください。
自己分析し直す
就活時の面接では、長所や短所、志望動機など、就活生自身にかかわる質問が多いです。これらの自分自身にかかわる質問に対してうまく答えられない場合は、自己分析が足りていない可能性があります。就活の軸や自分の考え方を深掘りし直し、次の面接ではより一貫した内容をよりスムーズに答えられるよう準備しておきましょう。
キャリchでは、自分の価値観を明確にするための自己分析ワークシートを用意しています。書き込んでいくだけで、考えや経験を整理して自己分析することが可能です。ぜひご利用ください。
また、自己分析するなかで見つけた自分の強みは、自己PRにつながります。キャリchでは、他の就活生に差をつける自己PRを作成するポイントも紹介しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
企業・業界の研究をし直す
応募先の企業や業界の研究が不足していては、志望動機やキャリアプランなど、働き方に関する質問に説得力のある回答ができません。また、面接の終盤に聞かれる逆質問でも、効果的な内容を尋ねられないでしょう。
面接が終わってからでも遅くはないので、企業や業界の研究が不足していることに気が付いたタイミングで、次回に備えて調べ直すことが大切です。
キャリchでは、業界別の事業内容の概要と、今後の動向をまとめた資料をご用意しています。ぜひ企業・業界研究にお役立てください。
繰り返し面接の練習をする
どんなに回答を準備していても、面接に慣れていないと面接官とスムーズなやり取りを交わせません。逆にいえば、質問に対する臨機応変な対応力や適切な言葉選びは、ある程度慣れることで身についていきます。
面接の練習として一番手軽なのは、友人や家族相手に行うことです。しかし、面接官視点での判断はできないため、どのような受け答えや態度が正解なのかまではわからず、面接スキルを飛躍的に向上させることは難しいでしょう。
キャリchでは、紹介求人の面接練習を無料でサポートしています。面接官の視点で、好ましいポイントや改善すべきポイントを指摘してもらえるので、面接スキルの向上につながるでしょう。ぜひお気軽にご利用ください。
就活のプロに相談する
面接でどのような質問が多いのか、どのように答えるとプラスの評価になるのかなど、具体的なアドバイスがほしい場合は、就活のプロへの相談がおすすめです。
キャリchでは、最新の就活事情に詳しいキャリアプランナーが就活生の気になる疑問や相談に応えるイベントを毎日開催しています。対面式の個別相談やオンライン式の相談もあるので、ぜひチェックしてみてください。
面接の失敗は次に活かそう
面接で失敗することは誰にでもあります。就活生が面接で緊張するのは珍しいことではないので、緊張による失敗は大目に見てくれることもあるでしょう。
しかし、表現したいことを十分に伝えられなかった場合は、面接官に自分の魅力が伝わらないまま面接が終了してしまうことも。
このような失敗を回避するためにも、面接前には自己分析をしっかり行い、企業研究や業界研究を深めておくことが大切です。キャリchの自己分析ワークシートや自己PR作成マニュアルを利用して、次の面接を成功させるための準備をしていきましょう。
また、面接は何度も繰り返し練習することが大切です。キャリchではキャリアプランナーが紹介した求人に対する「面接サポート」を行っているので、ぜひお気軽にご利用ください。
他にもキャリchでは就活イベントを多数開催しています。就活に詳しいキャリアプランナーが親身にアドバイスするので、これから就活を始める方や、納得いく就活をしたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。