ガクチカが本当にない人必見!見つけ方や話せるテーマ例を紹介

 2024年5月17日

エントリーシートの提出が始まる時期ですが、作成は順調ですか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Bさん

ガクチカの欄に書くことがなくて困ってます。特に頑張ったことが思いつかないんです。

大学時代に時間を使ったことって何かありますか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Bさん

大学の勉強がハードだったので、それ以外の思い出があんまりないんですよね。

大学の授業ももちろんガクチカで話せますよ!このコラムでは企業がガクチカで見ているポイントやガクチカの見つけ方を詳しく紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

キャリアアドバイザー 岡田

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目次

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  1. 学生の人柄や性格
  2. 物事への取り組み方
  3. ガクチカによって学んだこと
  4. 伝える力があるか

ガクチカが本当にない人はいない

ガクチカが本当にない人はいない

エントリーシートや面接で聞かれることが多いガクチカですが、どれだけ考えても頑張ったことが思いつかないという人は多いです。しかし「ガクチカが本当にない」という人はいません。大学4年間を何1つ頑張らずに過ごせることはないため、誰でも1つは話せることがあるのです。

ガクチカで話すことは、全国で1番になった経験や、大学4年間ひたすら取り組んだことなどでなくても問題ありません。ガクチカが思いつかない人に多いのが、自分には人に誇れる経験がないと悩むことです。

ガクチカで話すことは結果がともなわなくても、取り組んだ期間が短くても問題ないため、難しく考える必要はありません。ガクチカが本当にないと悩んでいる人も、ぜひこのコラムを読んでガクチカを考えるヒントにしてみてください。

企業がガクチカで見ているポイント

企業がガクチカで見ているポイント

ガクチカが本当にないと悩んでいる人は、企業がガクチカで見ているポイントをまず押さえましょう。相手がなにを知りたくてガクチカを聞いているのかを理解すれば、回答を考えやすくなります。企業がガクチカで見ているポイントは以下の4つです。

企業がチェックしているポイントを押さえて、質問の意図に沿った回答ができるようにしましょう。企業が見ているポイントを踏まえて面接の練習を積みたい人は「面接サポート」への参加がオススメです。

面接サポートでは面接を上手に進めるポイントの解説や、模擬面接を行います。面接に苦手意識がある人は、ぜひ参加してみてください。

学生の人柄や性格

企業はガクチカを通して学生の人柄や性格を知ろうとしています。ガクチカを聞くとその人がどんなことに興味があってどのように取り組む姿勢を持っているのかを確認できるため、人間性を測るためにガクチカを聞いているのです。

学生の人柄や性格が企業の求める人材と合わない場合、企業に馴染めなかったり強みを活かせなかったりする可能性があります。企業で働くのが辛いと感じる場合、早期退職に繋がるリスクもあるでしょう。

採用のミスマッチは、企業にとっても学生にとってもよくありません。企業は基本的に長く働いてくれるであろう人材を採用しようとしているため、早期離職のリスクがある学生は採用を避ける傾向があります。そのためガクチカから学生との相性を確認し、採用してよいのかを判断しているのです。

物事への取り組み方

2つ目に、企業は学生が物事にどのように取り組むのかを確認しています。ガクチカは学生が物事にどのように取り組むのかが明確にわかるため、入社後の姿をイメージしやすいです。

企業は社員に対して、モチベーションを高く持って仕事をしてほしいと思っています。社会人になると壁にぶつかる機会も多いですが、その際に真摯に向き合い、乗り越えていってほしいと思っているのです。

課題への取り組み方は、ガクチカからうかがうことができます。物事への対応力や目標の設定方法などをガクチカから確認し、社会人になってどのように企業に貢献してくれるのかをチェックしているのです。

ガクチカによって学んだこと

ガクチカではただ物事に取り組んだ経験だけでなく、それによってどのような学びを得たのかも話す必要があります。企業はガクチカによって学んだことを把握して、取り組む過程の中からいろいろなことを考え、自ら学ぶ人材であるかを判断しているからです。

同じ経験をしていても、学びを得るために考えをめぐらせている人と何も考えずに行動している人では、結果が変わります。学びをたくさん得られる人材のほうが、今後社会人になったときにも多くのことを学び、失敗を繰り返さない人材だと評価してもらえるでしょう。

伝える力があるか

ガクチカの内容と同じくらい大切なのが、わかりやすく伝える力です。素晴らしい経験をしていても、話がまとまっておらずわかりにくい場合は、評価が下がってしまいます。

ガクチカは物事を行う際にどんな点に工夫して行ったかなどを論理的に話す必要があるため、コミュニケーション力が確認できる質問です。初めて話を聞く人にもわかりやすい言葉で丁寧に伝えられる力が備わっていれば、面接官へのよいアピールになります。

しかし、面接で最初からうまく話せる人はごく少数です。面接で話すのが苦手な人は、友達と練習したり就活エージェントと模擬面接で練習したりするなど、本番の面接前に練習しておくとよいでしょう。

「ガクチカが本当にない」と思ってしまう理由

「ガクチカが本当にない」と思ってしまう理由

ガクチカが本当にないと思ってしまう理由は以下の通りです。

それぞれ詳しく解説していきます。

人に自慢できる経験がないから

ガクチカが本当にないと思ってしまうのは、人に自慢できる経験がないからというケースがあります。ガクチカを聞かれたときには、誰もが驚いたり尊敬したりする経験を話さなければいけないと思っている人が多いため、自分にそんな経験はないと思って自信を無くしてしまうのです。

たとえば全国優勝したり、大学4年間ボランティア活動に打ち込んだりといった経験しか話してはいけないと思っている人も多いでしょう。しかし上記で説明したとおり、ガクチカで重要視されるのは、頑張った経緯や何を学んだかです。そのため、自慢できるような経験や経歴がなくても問題ありません。

大学時代に頑張ったことがないから

ガクチカが本当にないと悩む人の中には「大学時代に何も頑張ったことがないから話すことがない」という人もいます。大学時代にはアルバイトしかしていない、サークル活動しかしていないと悩む人も多いでしょう。

しかし、ガクチカでは話してはいけないテーマは基本的にはありません。アルバイトやサークル活動でも、自分が努力したポイントや得た学びを説明できれば、しっかりとしたガクチカになります。

「誰でもやっていることだからガクチカとしてふさわしくないだろう」と考えずに、なんでもよいので自分が頑張ったことを見つけてみましょう。

就活で話せそうな題材がないから

大学時代に頑張ったことがあっても、就活に適していない、面接で話せないと思い込んで話すことが本当にないと感じている人がいます。たとえば趣味のアニメの推し活に励んだなどの内容では、面接に適していないと感じ、話すことが見つからない可能性があるでしょう。

就活にあまりに適さない内容でなければ、本来ガクチカで話してはいけないテーマはありません。「これを話しても評価が得られなさそう」と思ってしまい、ガクチカが見つからない人も多いですが、ガクチカでは物事に取り組んだ過程や学びが評価の対象になるため、題材が適さないと自分で判断してやめてしまうのはもったいないです。

自分が自信を持って大学時代に取り組んだことであれば、ガクチカとして話すことを考えてみましょう。

ガクチカが「本当にない」と悩んでいる人のガクチカの見つけ方

ガクチカが「本当にない」と悩んでいる人のガクチカの見つけ方

ガクチカが見つからないという人のために、ガクチカの見つけ方を紹介します。面接対策が難航している人は、以下を参考にしてみてください。

ガクチカを誰かと一緒に考えたい人は「就活相談会」で就活のプロと一緒に自分の経験を棚卸するのもオススメです。就活のプロが企業にアプローチできるガクチカを一緒に考えてくれるので、自信を持って面接に臨めるでしょう。

自己分析する

ガクチカが本当にないと思っている人は、自分のことを理解できていなかったり、経験を整理しきれていない可能性が高いです。そのため、まず自己分析して自分への理解を深めましょう。

自己分析は就活の基本です。自己分析が十分できていないと、ガクチカはもちろん、企業選びも上手にできません。自分の経験の棚卸しや価値観を見つけるために自己分析を行う必要があるのです。

自己分析する際は、自分史を書き出すのがよいでしょう。物心ついた頃から今までの自分の経験やそのとき思ったことを書き出し、自分がどんなことに興味があるのか、どの経験が今に結びついているかなどを確認します。

【自分史のテンプレート例】
小学校 中学校 高校 大学
勉強
部活・習い事
人間関係
趣味

大学時代のエピソードを思い出すときは「あのときはこんなことを意識していたな」「こんな大変なことがあったな」などと具体的なエピソードを思い出せば、ガクチカとして話せる経験が見つかるでしょう。

頑張ったことを探しても視野が狭まる可能性があるため、「頑張ったこと」に限らず様々な経験を振り返っていくことが大切です。自己分析しても価値観を見つけられなかった人や自己分析に対して苦手意識がある人は、下記の資料も活用してみてください。

自分に質問を投げかける

いきなり自己分析を行うのが難しいと感じた人は、自分へ質問を投げかけてみる方法もオススメです。自問自答を繰り返すことで、物事に取り組んだきっかけやどうしてそのような行動を取ったのかを深く理解できます。たとえば、以下のような質問を投げかけてみるとよいでしょう。

  • 今までで一番楽しかったことは何?その理由は?
  • 学生時代に得意だった強化は?それは今の自分に繋がっている?
  • どんな趣味がある?好きになったきっかけは?
  • 人生で一番苦労した出来事は?それはどうやって乗り越えた?
  • 尊敬している人はいる?どんな点を尊敬してる?

自分に投げかける質問は、就活を意識しすぎなくて問題ありません。思いついたことをどんどん自分に聞いていきましょう。幼少期から今までの経験や経緯について質問していくと、ガクチカで話せるエピソードが見つかる可能性があります。

結果にこだわらず頑張ったことを挙げる

ガクチカが本当にないと悩んでいる人は、結果にこだわらず自分が頑張ったと思えることを探しましょう。ガクチカが見つからないと悩んでいる人の中には、自分が誇れる経験や就活で話せるエピソードがないと思い込んでいます。しかし、ガクチカで企業が聞きたいのは、結果よりも過程です。結果が出ていないことでもガクチカとしてもちろんアピールできます。

たとえば一生懸命取り組んだピアノコンクールでランキングに入れなかった、TOEICの結果が頑張っても700点に届かなかった、などといった内容でも大丈夫です。ただし、結果が出なかったと話をまとめるのではなく、結果が出なかった理由を分析し、今後の経験に活かせるように準備していることも話す必要があります。

結果が出なかった反省で話を終わらせると、企業は入社してからも思うように結果を出せないのでは、と心配になるでしょう。自分の至らなかった点や学びも伝え、しっかりアピールできるように準備してみてください。

自分の強みから逆算する

ガクチカが本当にない人は、自己PRの場と考えて自分の強みから逆算して考えるのもオススメです。ガクチカは、自分の価値観や人柄などを相手に伝え、企業との相性を確認する質問といえます。それと同時に自己アピールの場でもあるため、自分のどのような点をアピールしたいかを考えることも大切です。

たとえば行動力をアピールしたいのであれば、結果に向けて自発的に動いたエピソードやそれによってどんな結果が出たのかを考えます。ガクチカで強みが伝わるエピソードを伝えられれば、しっかりとしたアピールになるでしょう。

強みとして伝えたいことをまず決めて、それが伝わるようなエピソードを思い出していくと、簡単にガクチカが考えられるようになります。

就活本や就活情報サイトを参考にする

ガクチカが本当にない人は、就活本や就活情報サイトを参考にしてみるのもよいでしょう。就活本や就活情報サイトには、就活全般で役に立つ情報が多数掲載されています。

ガクチカ以外のポイントで悩んでいる人も、就活本や就活情報サイトを参考にすると、解決の糸口が見つかるはずです。

ガクチカにおいても、ガクチカを考える方法や例文なども載っているため、参考にしてみるのもオススメです。ただし、就活本や就活情報サイトは、たくさんの就活生が見ています。

内容を全て真似すると、他の就活生と話すことや書くことが一緒になってしまい、面接官にも悪印象を持たれてしまうでしょう。あくまで参考程度に読み、自分の頭で考えるようにしてみてください。

ガクチカの書き方に悩んだときは、以下のコラムもぜひ参考にしましょう。

先輩の就活体験記を参考にする

ガクチカが本当にない、どんな内容を書いてよいのか見当が付かないという人は、先輩の就活体験記を参考にするのもオススメです。

実際に就活した先輩のガクチカを見れば、エピソードの選び方や構成方法などが理解できます。自分と同じ学部や同じ業種を目指していた先輩のガクチカを読めば、自分にも活かせるヒントがたくさん見つかるでしょう。

また、志望企業に合格した先輩のガクチカであれば、採用担当者が興味を惹きやすいポイントやエピソードも確認できます。学生目線ですぐに実践できるヒントが得られるため、先輩の就活体験記はとても参考になるでしょう。

日常生活で行っていることを挙げる

ガクチカが本当にないと感じている人の中には、頑張ったことがないと思っている人も多いです。しかし、日常生活で当たり前にこなしていることが、周りの人から見ると真似できない経験である可能性があります。

たとえば、中学生のときから毎日ラジオで英語の勉強をしている、健康のために毎日ランニングしているなどは、自分では当たり前になっていても、誰しもが当たり前にできることではありません。

継続して何かを行っている人は、他の人にはない経験やスキルを身につけていることも多いです。自分では特別な経験ではなくてもガクチカとして話せるエピソードのため、自分が日常生活で行っていることを洗い出してみましょう。

ガクチカが本当にないときは人に相談しよう

ガクチカが本当にないときは人に相談しよう

自分ではガクチカが本当に思い浮かばないという人は、人に相談するのがオススメです。自分で考えると行き詰まってしまいますが、他の人の意見を聞くと、あっさり解決することもあるかもしれません。

相談するのは、親や周りの友達、就活エージェントがオススメです。以下で詳しく見ていきましょう。

親や親しい友達に聞いてみる

ガクチカが自分では本当にないと感じるのであれば、親や親しい友達に聞いてみるのもよい方法です。親や親しい友達であれば、あなたが何に取り組み、どの程度頑張っていたのかを知ってくれているでしょう。

人から自分が頑張っていることを聞くと、自分では気が付かなかった長所に気がつくこともあります。就活は1人で進めると考えが凝り固まってしまってうまくいかないことも多いので、困ったことがあったら周りに相談するようにしましょう。

就活エージェントに相談する

1人でガクチカを考えるのが難しいという人は、就活エージェントに相談するのがオススメです。就活エージェントは、毎日たくさんの学生の相談を受けています。そのため、その人の経験を整理して企業にアピールできる点を探すことが得意です。

また、ガクチカとしてアピールできる経験を探すだけでなく、話の組み立て方や志望企業はどんな人材を求めているかのアドバイスなどももらえるため、1人で進めるよりもより効率的な就活が行えるでしょう。

もちろんガクチカ以外のことも相談できるため、就活で困っていることがある場合は、すぐに就活エージェントに相談するのがオススメです。

就活エージェントへの相談を検討している人は「就活相談会」へ参加してみてください。ガクチカとしてアピールできる部分を一緒に考えてくれるのはもちろん、強みを活かして仕事ができる企業や理想のキャリアを実現できる企業の紹介もしています。何か困ったことがあれば、ぜひ頼ってみてください。

ガクチカが本当にないときに話せるテーマ

ガクチカが本当にないときに話せるテーマ

ガクチカが本当にないと思っている人は、授業に出ていただけ、サークル活動をしていただけ、などと考えてしまっている人が多いです。しかしそれらの内容でももちろんガクチカを話せます。具体的には以下の通りです。

ガクチカが本当にないと感じているときに話せるテーマについて見ていきましょう。

大学の授業で頑張ったことや工夫したこと

ガクチカが本当にない人は、大学の授業で頑張ったことや工夫したことを話してみましょう。大学に通っている人であれば、誰もが一生懸命学業に取り組んでいるはずです。

プレゼンのために必死に準備した経験やGPAを上げるために努力した経験は、ガクチカとして十分アピールできます。

大学での成績がずば抜けてよくなくても、ガクチカとしてアピールすることは可能です。授業にどのように取り組んできたのかやグループワークで培ったコミュニケーション力などは、苦労した点や工夫した点を伝えれば、よいアピールになります。

採用担当者は学校の成績も見ていますが、授業に取り組む姿勢ももちろん対象評価としているのです。大学時代の授業を振り返り、努力した点がないか考えてみてください。

大学までに頑張ったことで今も継続していること

ガクチカで話すことは、大学時代の話でなくても構いません。大学時代に頑張ったことは思いつかなくても、高校時代までに頑張ったことなら思いつくという人も多いでしょう。

たとえば高校まで甲子園出場のために野球をしていて、今もサークル活動で野球を続けているのであれば、ガクチカとしてアピールできます。

今はすごく力を入れて取り組んでいることではなくても、過去に必死に取り組んだ経験や工夫があれば、ガクチカで伝えられる点はたくさんあるのです。大学時代にこだわらず、過去の経験からガクチカで使えるエピソードを探してみてください。

大学時代を楽しく過ごすために工夫したこと

大学時代を楽しく過ごしただけだと感じている人は、大学時代を楽しむために工夫したことを挙げてみましょう。大学生は高校生よりも自由に使える時間が多いため、勉強だけに注力せず、他のことにも積極的に取り組んだ人も多いはずです。

たとえばたくさんの友達とコミュニケーションを取るために複数のサークルに参加していた、SNSを活用して趣味のゲーム配信でフォロワーを増やしたなど、大学時代を楽しく過ごすために工夫したことや成果を挙げれば、立派なガクチカになります。

限られた大学時代を有意義に過ごすために努力した経験を伝えれば、社会人になって辛いことがあっても楽しみながら乗り切ってくれると評価してもらえるでしょう。

ガクチカが本当にないときに今から取り組めること

ガクチカが本当にないときに今から取り組めること

ガクチカを考えても本当にない場合、今から全力で何かに取り組むのもよいでしょう。ガクチカが本当にないときに今から取り組めることを紹介します。具体的には以下の通りです。

詳しく解説していきます。

アルバイトを始める

ガクチカが本当に何もない人は、アルバイトを始めるのもよいでしょう。就活が本格化するまでの短期間でもよいのでアルバイトに取り組むと、ガクチカのエピソードが見つかりやすくなります。

アルバイトは社会人と比べると責任が軽く仕事量も少ないですが、仕事として真剣に取り組めば、立派なガクチカとしてのアピールになるのです。

アルバイトは社会で働くことの経験になるため、社会人になってからも活かせるポイントが見つかりやすいでしょう。ただ業務をこなすだけでなく目標を持って仕事をすれば、工夫したポイントや課題の乗り切り方などを見つけられるはずです。

アルバイトをしたことがないという人は、ぜひチャレンジしてみてください。

課外活動に参加する

ガクチカが本当にない人は、課外活動に参加するのもよいでしょう。課外活動は、ボランティアや習い事などが挙げられます。

学校やサークル活動にだけ取り組むとどうしても同年代の人としか関わりませんが、課外活動に参加すれば、幅広い年代や感覚を持った人と知り合えるでしょう。その結果、自分の価値観がわかったり、人との関わり方を考えたりすることができるはずです。

また、どんな課外活動を選んだのかによって個性や価値観が伝わりやすいうえに、他の人と被りにくい経験やスキルを得やすいため、面接官の記憶に残りやすいメリットもあります。興味がある活動がある人は、時間の許す限り参加してみるとよいでしょう。

インターンシップに参加する

まだ就活が本格化していない時期であれば、長期インターンシップに参加するのがオススメです。短期インターンシップでも参加するに越したことはないですが、長期インターンシップは入社後と近い経験が積めるため、仕事への取り組み方や壁にぶつかったときの乗り越え方などがアピールしやすいメリットがあります。

また、ガクチカのためだけでなく、業界や職種との相性や企業の社風もわかるため、長期インターンシップはメリットが多いのです。

長期インターンシップでは、企業で実際に仕事の経験が積めます。アルバイトよりも本格的にビジネスに携われる可能性があるため、自分になにが足りないのかも把握しやすく、具体的な課題も見つかる可能性が高いです。

実際に社会人の先輩と一緒に仕事することで、働くモチベーションもアップするでしょう。社会人になることへの意欲もアピールできるため、時間のある人は、ぜひ長期インターンシップに参加してみてください。

資格取得のための勉強を始める

志望企業や業界で役にたつ資格があれば、今から勉強してガクチカとして話す方法もあります。試験日程が少なかったり勉強時間が多く必要だったりする場合は難しいですが、挑戦できる資格があれば勉強してみるとよいでしょう。

就活で役に立つ資格には、日商簿記検定やTOEICなどがあります。そのほかにもIT系の企業を目指す人はITパスポート試験、基本情報技術者試験などの資格もオススメです。

これらの資格を取得することで、他の学生と差を付けられる可能性もあります。大学の授業で関連分野を勉強していた人は、特に資格取得に取り組みやすいでしょう。

資格取得ためにどのように勉強に取り組んだのか、どのような点に工夫したのかを意識して考えれば、ガクチカとして十分アピールできます。

趣味に力をいれる

自分の趣味や特技に思いっきり取り組むのもオススメです。趣味や特技は他の人と被りにくいため、独自のエピソードが話せる可能性があります。自分の趣味の中からガクチカとして話せるようなものがないか探してみましょう。

また、資格が取得できるものであればそれにチャレンジすると、結果を伝えやすいです。たとえば料理が趣味な人は食生活アドバイザー、ネイルが趣味の人はネイリスト検定を受けるなど、趣味に関する資格に挑戦するとよいでしょう。

食品メーカーや化粧品メーカーに就職を希望している場合は、入社後に取り扱う商品に興味があることの証明にもなります。資格取得のために必死になると就活に時間が取れなくなり本末転倒のため、無理なくチャレンジできるものに挑戦してください。

ガクチカが本当にない人が気を付けるポイント

ガクチカが本当にない人が気を付けるポイント

ガクチカを話す時に気をつけるべきポイントを4つ紹介します。面接対策する際は、以下の点に気をつけてみてください。

それぞれ詳しく解説していきます。

嘘をつかない

ガクチカがが本当にないからといって、嘘をついたり誇張したりして伝えることはやめましょう。ガクチカを話したあとに内容について深掘りされる可能性が高いため、嘘をついているとうまく回答できずに悪印象を持たれる可能性があります。

また、企業は面接で聞いた内容をもとに配属先や任せる仕事を決めている可能性があるため、嘘をつくと価値観や強みが本来の自分とは違った形で伝わってしまい、配属が自分に適さないものになるリスクもあるでしょう。

配属先が自分に合わないと、仕事が辛くなったりミスマッチを感じたりする可能性があります。ガクチカが本当にないと悩んでも、本来の自分とは違う内容を話さないように注意しましょう。

面接で嘘をつくリスクについて知りたい人は、以下のコラムも読んでみてください。

ガクチカの内容を自己PRや長所と全く同じにしない

ガクチカでも自分をアピールしようとして、自己PRや長所と同じことを伝えないように注意しましょう。面接は30分〜1時間程度と短い時間のため、自分のいろいろな面を知ってもらう必要があります。

ガクチカでも自己PRや長所と同じ内容を伝えてしまうと、自分をアピールできる要素が減ってしまうのです。限られた面接時間の中で自分を最大限にアピールするためには、ガクチカで違ったアプローチ方法をするとよいでしょう。

成果は数字や固有名詞で具体的に伝える

ガクチカに限らず、自分が成果を出したことは、具体的な数字や固有名詞を出して伝えましょう。固有名詞や数字を詳しく伝えない場合、話がふんわりとしか伝わらず、あなたのよさが伝わらない可能性があります。

たとえばアルバイト先でリピート率の上昇を目指して行動し、40%から45%に改善した、〇〇大会で準優勝したなど、具体的に話すことが大切です。

ただし、専門用語の使いすぎにも注意しましょう。相手が話についていけなくなるため、アピールに繋がらない可能性があります。あくまで初対面の人にも伝わるように話すことを意識してみてください。

「ガクチカが本当にない」とは言わない

本当にガクチカがなかったとしても「ガクチカはありません」と答えるのはやめましょう。企業は学生のことを知ろうとして質問しているため、回答を拒否する姿勢を見せると残念に思われたり、入社意欲がないと思われたりする可能性があります。

ガクチカに限らず、難しい質問に答えるときには、一生懸命答える姿勢を見せましょう。多少回答に困ったりして詰まったとしても、熱意が伝われば面接官も一生懸命聞いてくれるはずです。

自分には誇れるガクチカがないと感じていたとしても、自分なりに一生懸命伝えることが大切です。

ガクチカが本当にない人はいない!自分の経験を思い出そう

ガクチカが本当にないと悩む人は多いですが、学生時代に全く何も頑張ったことがない人はいません。素晴らしい成績をおさめていなくても、自分が頑張ったことであればガクチカとして伝えることができます。

ガクチカが本当にないと感じている人は、自己分析や先輩の就活体験記を参考にするなど、いろいろな方法で探してみましょう。

親や周りの友達に相談したり就活アドバイザーに相談したりするのがオススメです。それでもガクチカが見つからない人は、アルバイトや課外活動に力を入れるなど、今から取り組めることを初めてみるのもよいでしょう。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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