一般職の志望動機を作成する際のポイントや手順・例文を解説
2024年4月25日
志望先は明確になってきましたか?
キャリアアドバイザー 平崎
就活生 Aさん
はい。一般職を志望してます。
一般職の選考対策を進める中で、何か悩んでることはありますか?
キャリアアドバイザー 平崎
就活生 Aさん
履歴書やESに記載する志望動機で悩んでます。一般職とそれ以外だと、志望動機の書き方も違ってくるものでしょうか?
そうですね。このコラムでは、一般職に応募する際の志望動機の書き方を解説します。一般職を志望するうえで好印象を与えるポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
キャリアアドバイザー 平崎
目次
志望動機の作成前に一般職とは何かを理解しよう
一般職とは、ある特定の専門分野・技術を必要としない、一般的な職種や業務です。一般職は、企業や組織内の事務職や管理職、営業職、生産職、サービス業など多岐にわたります。
具体的な仕事内容は、データ入力、書類整理、電話応対、販売業務、清掃業務、受付業務、商品管理、営業活動サポートなど、一般的なオフィスワークやフィールドワークに関わる業務が含まれます。
一般職は総合職のサポートを担う仕事であり、志望する就活生は多くいるはずです。しかし、一般職の選考で提出する志望動機の作り方に悩むケースがあるでしょう。
キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」では、希望に合った一般職の求人を紹介するだけでなく、志望動機の作成も無料でサポートします。
プロのキャリアアドバイザーから、志望動機に記載する内容や企業ウケする伝え方などのアドバイスを受けられるため、選考に通過する可能性が高まるのが特徴です。一般職の志望動機について悩んでいる人は、ぜひ活用してください。
一般職における志望動機の作成手順
一般職における志望動機の作成手順は、以下のとおりです。
- 企業や組織の理解を深める
- あらためて自己分析を行う
- PREP法に沿って記載する
まず最初に、応募先の企業や組織についてよく理解しましょう。志望企業や組織のビジョン、ミッション、事業内容、文化、価値観などを調査し、情報収集します。
次に自分の強みや経験、スキル、興味、志向性などを自己分析しましょう。応募する職種や業界にどのように適合するかを考えます。
自己分析の結果をもとに、PREP法を使用して志望動機を作成します。PREP法とは、結論から論理的に構成された伝え方で、簡潔にアピールできる方法です。具体的には、以下の順番で説明します。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論
以上の手順を踏んで、具体的で誠実な志望動機を作成することが重要です。詳しくは、以下の対策資料を参考にしてください。
【就活資料対策】
志望動機作成マニュアル
一般職の志望動機を作成する5つのポイント
一般職の志望動機を作成するポイントは、以下の5つです。
一般職の志望動機で不採用にならないためにも、以上のポイントを理解しましょう。
なぜ一般職なのか理由を明確にする
一般職の志望動機を作成する際に重要なポイントの1つは、なぜ一般職なのか理由を明確にする点です。一般職に応募する理由を明確にすることで、あなた自身のキャリア目標や志向性を示し、企業側に自身の適性や意欲を伝えられます。
そのためには、自身のキャリア目標や職業観を整理することが必要です。たとえば、「幅広い経験を積みたい」「多岐にわたるスキルを身につけたい」「あるいは安定したキャリアを築きたい」など、さまざまな動機が考えられるでしょう。
次に、企業や業界に関する研究を行います。応募先の企業や業界の特徴や文化、事業内容、価値観などを理解し、なぜその企業が自身のキャリア目標やに合致するのかを具体的に示すことがポイントです。
具体的には、志望企業の成長性や社風、社会貢献活動などが自身の価値観や目標と一致する場合、適切な内容を明確に述べます。
以上のポイントを踏まえて、なぜ一般職なのかを明確にした志望動機を作成することで、企業側に自身の適性や意欲を伝え、より良い印象を与えられます。
志望企業だからこそ感じる魅力を盛り込む
志望企業が持つ魅力を具体的に盛り込む点も、一般職の志望動機を作成する際に重要なポイントの1つです。企業を選んだ理由やその魅力を明確に述べることで、あなたの真摯さや熱意をアピールできます。
まず、志望企業が持つ特徴や価値観について詳しく調査しましょう。企業の公式WebサイトやSNS、ニュース記事などを活用して、志望企業がどのような文化・価値観を持ち、どのような事業を展開しているのかを把握することが大切です。従業員の声やインタビュー記事も参考にするとよいでしょう。
次に、志望企業が持つ魅力が、自身のキャリア目標や志向にどのようにマッチしているのかを具体的に示します。たとえば、企業の成長性や革新性、社会貢献活動、従業員の働きやすさなどが自身の価値観・キャリア目標に合致する場合に伝えます。
また、志望企業に対する理解や関心を示すことも重要です。企業のビジョンやミッションに共感し、実現に貢献したいという意欲を表現します。業界や市場のトレンドや課題にも関心を示し、自身がその解決に向けてどのような貢献をしたいのかを述べることで、企業への熱意や貢献意欲をアピールできるでしょう。
入社後に活かせる強みをアピールする
入社後に活かせる自身の強みをアピールする点も、一般職の志望動機を作成する際に重要なポイントの1つです。企業は新入社員に対して、その人が持つ能力や経験を活かして組織に貢献してくれることを期待します。
これは、過去の経験や学びを振り返り、自身が得意とする能力・特技を明確に把握することから始めます。たとえば、コミュニケーション能力やリーダーシップ、問題解決能力、プロジェクト管理能力など、職務遂行に必要なスキル・能力を考えることが重要です。
次に、自分の強みが企業にとってどのように価値をもたらすかを考えます。志望企業の業務内容と照らし合わせ、自身の強みが志望企業の課題解決や業績向上にどのように貢献できるかを具体的に伝えることが大切です。
その結果、企業は入社後に活躍してくれる期待値を持てるため、採用を前向きに検討します。
企業が求める人物像を把握する
企業が求める人物像を把握する点も、一般職の志望動機を作成する際に重要なポイントの1つです。志望企業が求める人物像を正確に把握し、合致する志望動機を示すことで、自身の志望度を高められます。
まずは、企業の公式Webサイトや採用情報、社内報などから企業の文化・価値観を把握し、どのような人物が求められているかを確認します。たとえば、創造性やチームワーク、柔軟性などが求められる企業では、それらの特性を持つ人物が好まれる傾向にあるはずです。
次に、職務の詳細を把握します。求人情報や企業の公式Webサイトなどから、応募する職種の業務内容や役割を把握し、業務に求められるスキル、経験、性格や能力に焦点を当て、自身の経歴に照らし合わせるのがポイントです。
さらに、過去の社員インタビューや社内イベントのレポートなどを参考にして、実際に企業で働く社員の声を知ることも重要です。その結果、企業が求める人物像がより具体的にイメージでき、それにもとづいて自身の志望動機を作成できます。
自分にしかない自己アピールを伝える
自分にしかない自己アピールを伝える点も、一般職の志望動機を作成するポイントです。自分だけの強みは他の就活生との差別化になり、優劣をつけさせる重要な要素となります。
自己アピールを伝える際は、過去の経験や学習、資格、スキルなど、自分自身が持つ能力を整理し、明確に把握します。そして、自分にしかない強みや特徴を、志望企業のニーズに合わせて結びつけ、アピールポイントとして提示することが大切です。
自己アピールを伝える際は、具体的な事例や実績をあげることが効果的です。具体的な言語化により、自身の能力や経験が抽象的なものではなく、明確な成果として証明されます。その結果、志望企業は他の就活生とは違う魅力を感じ、高評価を与えるでしょう。
しかし、自分にしかない自己アピールをどのように表現すればいいのか頭を抱える就活生も多いはずです。
キャリチャンの「就活相談サポート」は、客観的にあなたを分析し、あなたの強みを活かせる求人を紹介する無料の就活支援サービスです。プロのキャリアアドバイザーが、あなたの強みをアピールする効果的な方法を一緒に考え、一般職の志望動機に落とし込みます。
プロが評価した志望動機が作成できれば、企業にも高評価される可能性が高まるため、採用へと近づけるでしょう。
一般職の志望動機に求められるスキル・経験
一般職に求められるスキル・経験は、以下のとおりです。
どのようなスキル・経験が好印象になるのかわからない就活生は、ぜひ参考にしてください。
素直さ
一般職に求められるスキルや経験の中で、素直さは重要な要素の1つです。素直さは、率直で正直な態度や、他者の意見や指示を受け入れる柔軟性を指します。
素直さはチームワークを形成するうえで重要な役割を果たします。チームでの業務を円滑に進めるには、お互いの意見や意図を素直に受け入れることが必要です。素直な姿勢を持つことで、他のメンバーとのコミュニケーションが円滑になり、協力して業務に取り組めます。
また、上司や先輩からの指示を素直に受け入れることも、一般職において重要です。新入社員や若手社員であれば、経験・知識が不足している場合があります。そのため、上司や先輩からのアドバイスや指導を素直に受け入れ、それにもとづいて成長していく姿勢が求められるでしょう。
さらに、素直さは誠実さや信頼性とも関連しています。他者に対して素直であることは、自身の信頼性を高める要素です。仕事に対して真摯に取り組み、他者との関係を築くうえでの基本的な姿勢である素直さは、一般職において不可欠なスキル・経験の1つと言えるでしょう。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力も、一般職において求められるスキル・経験の中で極めて重要です。コミュニケーション能力は、他者と円滑なコミュニケーションを図るためのスキルを指します。具体的には、言葉や態度、表情などを通じて情報を伝える力、相手の意見や感情を理解する力。
一般職では情報の共有や意見の交換が必要とされる場面が多くあり、その際には適切なコミュニケーション能力が求められます。チームメンバーとの円滑なコミュニケーションが取れることで、業務効率が向上し、目標達成にも繋がるでしょう。
さらに、顧客や取引先とのコミュニケーションも一般職において重要です。顧客や取引先との円滑な関係を築くには、適切なコミュニケーション能力が欠かせません。相手のニーズや要望を正確に理解し、適切に対応するには、コミュニケーション能力が高いことが求められます。
また、問題やトラブルが生じた際には円滑なコミュニケーションによって、迅速かつ適切に解決できます。
適切な情報共有や円滑な人間関係の構築、業務効率の向上など、多くの場面でコミュニケーション能力が業務の成否を左右する重要な要素となるでしょう。志望動機の中にうまく盛り込めれば、高評価につながるはずです。
柔軟性
柔軟性も、一般職において求められるスキルや経験の中でも重要な要素です。柔軟性は、新しい状況や環境に適応し、変化に素早く対応するスキルを指します。
現代のビジネス環境は急速に変化しており、新しい技術や業務手法の導入、市場環境の変化などが頻繁に起こります。たとえば、突然の業務変更やプロジェクトの方針転換などが発生した場合に、柔軟性のある社員は素早く新しい状況に対応し、円滑な業務遂行を図ることが可能です。
さらに、柔軟性がある人材は、新しいアイデアや発想を取り入れられるため、イノベーションや改善の推進にも貢献できます。ビジネスの世界では、常に新しい視点やアプローチが必要です。
また、チームでの業務が主体となる一般職では、柔軟性があることでチームワークの向上にもつながります。他のメンバーとの協力や調整が必要な場面で、柔軟性のある社員は自ら率先してコミュニケーションを取り、チーム全体の目標達成に向けた努力をおこえるためです。
そのため、柔軟性のある人材は、企業にとって重要な存在です。志望動機の中でうまくアピールできれば、高い評価を得られるでしょう。
【例文】一般職の志望動機4選
以下4つの業界別に、一般職の志望動機の例文を紹介します。
書き方やアピール方法を理解する上での参考にしてください。
銀行
一般職の中でも銀行員を目指す就活生は、以下の志望動機を参考にしてください。
私が貴行を志望する理由は、多岐にわたる金融サービスを提供し、社会の発展に貢献する重要な役割を果たしていることに魅力を感じたためです。
その中でも私は、リスク管理や投資分析などの分野に興味があります。顧客ニーズを吸い上げ、それに応えるための提案やアドバイスを直接的におこなえる窓口業務に魅力を感じ、一般職を志望しました。
貴行には多様な研修制度があり、自身の興味・能力に応じてキャリアパスを築ける土壌があるため、大学で学んできた金融の知識とスキルをさらに深めながら成長していけると考えております。
接客業のアルバイトで磨いてきたコミュニケーション能力も活かしながら、お客様との信頼関係を築き、利益の最大化に貢献していきたいです。
上の例文では、志望する銀行の特性や魅力を示し、自身がどのような役割を果たしたいのかを具体的に示しています。銀行の一般職は、顧客営業や窓口業務、サポート事務などに回ることが多いです。入社後の具体的な活躍図を盛り込めれば、自己PRがより効果的になるでしょう。
関連する業界向けの志望動機を探している人は、下記の資料を参考にしてください。
【就活対策資料】
志望動機集~保険編~
【就活対策資料】
志望動機集~クレジット編~
メーカー
一般職の中でもメーカーを目指す就活生は、以下の志望動機を参考にしてください。
私は貴社が、市場の需要に応じて製品を提供し、顧客満足度を高めることに重きをおいている点に魅力を感じています。私はその中でも、製品の生産工程や品質管理に関わりたいと考え、一般職を志望しました。
貴社は、製品の生産から販売まで一貫したプロセスを通じて、社会に新しい価値を提供しています。私はそのプロセスに参加し、チームと協力して製品の改善や生産性の向上に取り組むことで、貴社の発展に貢献していきたいです。
私は子どものころからサッカーを続けており、長年チームスポーツに親しんできましたので、チームプレーには自信があります。入社後は自身の専門知識を深め、品質と顧客満足度の向上に貢献できるよう努力していく所存です。
上の例文では、メーカーの特徴や特性を的確に把握したうえで志望動機をアピールしています。
メーカーの一般職では、生産ラインの作業や営業をサポートする事務作業などに回ることが多いです。自分の強みを具体的な業務に落とし込み、どのように企業・社会へ貢献するかアピールできれば、高評価を得られるポイントとなるでしょう。
【就活対策資料】
志望動機集~食品編~
【就活対策資料】
志望動機集~自動車編~
商社
一般職の中でも商社を目指す就活生は、以下の志望動機を参考にしてください。
私は貴社の取り扱っている○○関連の商品を以前から愛用しており、それらの国際的な取引に関わりたいと考えたことが、貴社を志望したきっかけです。
商社は国内外の取引を通じて多様な商品やサービスを提供し、世界経済に大きな影響を与えられる魅力的な仕事だと思っています。
私はその中でも、メーカーや販売店の仲立ちとなり、異文化間の交流を通じて自身の視野を広げていきたいです。
そのために、大学から英語研究部に入り、英会話に親しんできました。今後はビジネス英語も学んで、さらなる努力を重ねていくつもりでおります。
上の例文では、商社特有の仕事内容を的確に把握したうえでアピールしています。商社の一般職では、総合職のサポート役となり、メーカーや小売店とのやりとりが業務の中心となるはずです。その点を理解した志望動機を作成できれば、高評価を得られるでしょう。
不動産
一般職の中でも不動産業界の企業を目指す就活生は、以下の志望動機を参考にしてください。
私が貴社を志望する理由は、不動産業界の中でも急成長を続けている貴社の社会貢献度に魅力を感じたためです。
不動産は人々の生活やビジネスに密接に関わる重要な資産であり、その価値を最大限に引き出すことで社会に貢献できると考えています。貴社は建物や土地の有効活用を通じて地域経済の活性化や社会インフラの整備に貢献し、地域の発展に大きく寄与している点が魅力です。
私はその中でも、より地域社会と密接に関われる物件営業の仕事がしたい思い、一般職を志望しました。
大学のゼミで学んできた市場動向や顧客ニーズの分析力を活かして、適切な物件を提案することで、人々の生活やビジネス環境の向上に貢献したいと思っています。
上の例文では、不動産を通じてどのような部分に貢献したいかを明確にアピールしています。
不動産業界の一般職では、総合職のサポート役となる事務職や、小規模案件の営業に回ることが多いでしょう。志望企業にしかない強みをピックアップしながら、そこで活かせる自分の強みをアピールできると、より高評価につながるはずです。
その他の業界向けの志望動機を探している人は、下記のコラムを参考にしてください。
一般職の志望動機における3つの注意点
一般職の志望動機における注意点は、以下の3つです。
以上の注意点を理解しないまま志望動機を作ると、低い評価を与えてしまうかもしれません。それぞれの注意点を意識して、一般職の志望動機を作成しましょう。
待遇を優先にしない
一般職の志望動機を考える際、待遇を優先にしない点が重要です。待遇には給与や福利厚生などが含まれますが、これらだけを重視してしまうと志望動機が表面的になり、企業に対する真の関心や熱意が伝わりにくくなります。
また、待遇だけを重視してしまうと、入社後「思った仕事内容じゃなかった」とミスマッチを感じ、早期離職につながるかもしれません。
早期離職をすると、転職活動の際に継続力のない人物だと思われ、再就職が困難になる恐れがあります。
そのため、一般職の志望動機を考える際には、待遇を優先するのではなく、自身の興味や関心、企業との価値観の合致を重視し、本当にやりがいを感じられる仕事を見つけることが重要です。
志望動機に記載する内容に悩んでいる就活生には、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」がオススメです。プロのキャリアアドバイザーが二人三脚であなたの希望条件を明確にし、内容に適切な求人を紹介して、最適な志望動機の作成を手伝います。
求人探しから志望動機の作成も一貫しておこなうため、不安や悩みを相談しながら就活を進められるでしょう。その結果、ミスマッチのない就職を実現できるはずです。
ありきたりな内容を記載しない
一般職の志望動機を述べる際には、ありきたりで一般的な内容を避ける点も重要です。企業側は多くの就活生から受け取った同じような志望動機を見るため、独自性がないと印象が薄れてしまいます。
たとえば、「成長できる環境で働きたい」「スキルを活かせる職場がいい」といった一般的な表現は避け、具体的な経験や興味をあげて志望動機を説明することが重要です。
自分自身の過去の経験や興味関心から導き出された志望動機は、企業側に対して本物の熱意・関心を伝えられます。
また、企業研究をおこない、志望企業が抱える課題やニーズに対して自分のスキル・経験をどのように活かせるかを明確にすることも重要です。企業が抱える課題に対して自らの経験や能力を活かせるという具体的な例を示すことで、企業側に自分の価値をアピールできます。
独自の志望動機が作成できれば、他の就活生とは違うあなたにしかない良さを伝えられ、高評価につながるでしょう。
一般職の志望動機においては、ありきたりな表現を避け、個性や独自性を示し、企業の課題、自己分析、将来ビジョンといった具体的な要素を盛り込むことが重要です。
誤字脱字をしない
志望動機は企業に対する最初の印象を形成する重要な要素であり、誤字脱字が見られると、「注意深さやコミュニケーション能力に問題がある」と思われるかもしれません。
企業は自社のイメージを重視し、従業員にも高いコミュニケーション能力や注意力を求めることが一般的です。志望動機に誤字や脱字が見られると、企業側は就活生の仕事における適性に疑問を持つ可能性があります。
志望動機の誤字脱字は、自分でチェックしても見落としてしまう恐れがあります。他の人に校正してもらったり、時間を置いてから再度目を通したりすると効果的です。
とくに、一般職の場合は仕事の性質上、他者とのコミュニケーション能力が重視されます。チャットやメール、書類といった活字によるコミュニケーションに支障がないことを示すためにも、志望動機における誤字脱字を防ぐことはより重要です。
一般職の志望動機は内定に直結する
一般職の志望動機は企業が一番はじめに目にする就活生の印象となります。当然、志望動機で魅力的だと思わせないと、次回の選考にはつながりません。
そのため、一般職の志望動機は入念に作成する必要があります。
キャリチャンでは、あなたの希望条件に合った企業を紹介し、独自の志望動機を作成するサポートを実施します。あなたにしかない志望動機が作成できれば、企業にも唯一無二の魅力をアピールできるでしょう。
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。