【コロナ禍で変わる面接でのマスクマナー】マスク越しでも良い印象を与える方法

 2023年3月23日

面接が本格化していますが、花粉症は大丈夫ですか?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

なんとかマスクをしてしのぎたいんですが……でも、先輩やOBから「面接でマスクはNGだった」と聞いて不安です。

今はコロナ禍なので、面接のマスク事情は変わってきています。確かに以前はマスクのまま面接を受けるのはマナー違反だったけど、これにはマスクならではの理由もあるんですよ。

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

マスクがNGだったのは、デメリットもあったからなんですね。今のマナーはどのように変化しているんでしょうか?

それでは今回は、コロナ禍における面接のマスクマナーを紹介ます。なぜ以前はマスクがNGだったのか理由も紹介するので、マスクをする場合はそこも意識して面接に挑みましょう!

キャリアプランナー 岡田

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コロナ禍以前のマスク事情

コロナ禍以前のマスク事情

最近ではコロナの影響からマスクをすることが日常化され、人前でマスクを外すのはマナー違反ともいえる環境になりつつあります。しかしコロナ流行前の就活におけるマスク事情は全く異なるものでした。

ではそんなコロナ禍以前のマスク事情とはどのようなものだったのでしょうか。まずはコロナ禍以前のマスク事情を把握し、コロナ禍におけるマスク事情やマナーについてチェックしていきましょう。

面接時のマスク着用はNG

コロナが流行する前は面接時のマスク着用は基本的にNGでした。花粉症や周りに影響を及ばない程度の軽度の風邪、風邪予防対策としてマスクを着用する人の多い時期ではありますが、面接以前に会社に入る際にはマスクを外すことがマナーとされていました。

社外の人と会うとき、契約を結ぶとき、仕事の話をするときなど、ビジネスの場においてマスクの着用は基本的にNGです。そしてまだ社会人ではないものの、採用面接は立派なビジネスの場となりますので、マスクの着用はNGとなりますし、それを知らずにマスクを着用していると「常識知らず」と判断されてしまいます。

面接に限らず、説明会で質問をする際や、社員の人と話す際などでもマスクを外すことがマナーとされています。それがコロナ禍以前のマスク事情でした。また、面接時における面接NGには他にもいくつか理由があります。具体的に面接時におけるマスク着用NGの理由については下記より確認していきましょう。

マスク着用がNGな理由

コロナ禍以前に面接時などでマスク着用が理由は下記のとおりです。

  • 声が聞き取りづらくなる
  • 表情がわかりづらくなる

面接でマスク着用がNGな理由は「声が聞き取りづらくなる」からです。マスクをしていると声がこもってしまいますし、スムーズに会話ができないことからお互いにストレスを感じてしまいます。また、面接官も質問した内容に対する学生の回答が聞き取りにくいと学生を見極められなくなりますし、学生側にとっても自分を満足にアピールできずに不完全燃焼となります。

面接は“会話 “を行う事でお互いの相性を見極めるため、声が聞き取りづらいというのは致命的です。そのことから、コミュニケーションがうまく取れなくなることでストレスも感じますし、お互いにとってもデメリットがあるということで、面接時のマスク着用はNGとされています

声の聞き取りづらさの他にも、マスクをすることで「学生の表情がわからなくなる」という理由でマスク着用がNGとなっています。マスクをしていることで顔のほとんどが覆われることとなるため、表情から感情や人間性を見極められませんし、特に女性の場合は化粧をしているため、化粧された目元だけでは余計に表情を読み取りにくいです。

また表情が分かりにくいということで、感情が読み取れないだけでなく「怖い」「怪しい」といったネガティブな印象を与えてしまうため、表情がわかりづらいというだけでマイナス評価となってしまいます。

メラビアンの法則

また、話し手が聞き手に与える影響を数値化した「メラビアンの法則」によっても、見た目や表情を示した「視覚情報」が半数以上を占めていることから、表情がどれほど大切なのかがおわかりいただけると思います。表情が読み取れないことで学生を見極められないだけでなく、学生側にとっても表情から自分をアピールできなくなってしまうことから“損 “をしてしまいます。

コロナ禍におけるマスク事情とマナー

コロナ禍におけるマスク事情とマナー

コロナ禍以前は面接時などではマスクを着用することはNGとされていましたが、近年はコロナウイルスの影響からマスクは欠かせないものとなっています。そのマスクは就活にも影響してくるのでしょうか。

ここではそんなコロナ禍におけるマスク事情とマナーについて解説していきます。コロナによってマスクの着用マナーはどう変わったのかを知り、正しい着用をしましょう。

面接中もマスク必須!

コロナ禍における面接時のマスク事情として大きく変わったのが、“マスクは必ず着用する”ということです。これまでは移動時にマスクを着用していても面接時には外すことがマナーとされていましたが、今ではマスクを着用することがマナーとされています。

これまでであれば、会社に入るタイミングでマスクを外しますが、このご時世、感染対策は社内においてもしっかりと行われていますので、マスクを外してはいけません。

ましてや対面における面接では、お互いに言葉を交わすことから飛沫が飛び交います。そのため、学生だけでなく面接官もマスクを着用することが必須となりますし、面接以外にも社員と学生とが話す際にはマスクが欠かせません。

企業側も社員を守る義務がありますので、お互いに感染対策をするためにマスクをすることはこのご時世におけるマナーとなりますので、これから面接を受ける23卒はしっかりとマスクを着用するようにしましょう。

Web面接時はマスクを外す

対面による面接時には感染対策としてマスクを外すことがマナーとなりますが、直接接触のないWeb面接においてはマスクを外します。Web面接なら接触もありませんから感染のリスクもありませんので、コロナ禍以前のマスクマナーに乗っ取ります。

コロナ禍以前のマスクマナーでもお話ししたように、ビジネスの場においてマスクの着用がNGな理由は、学生の声が聞き取りにくい、学生の表情がわかりにくいというものです。しかし今の時代はコロナによる感染対策として、たとえ声が聞き取りにくくても、表情がわかりにくくてもマスクが欠かせません。

ただWeb面接は別です。Web面接なら感染のリスクはありませんから、しっかりと声が通るように、表情がわかるようにしなくてはならないのです。もともとWeb面接は画面越しということで声が通りにくく、表情や雰囲気も伝わりにくいものです。

そこにさらにマスクを着用してしまうとより条件は悪くなり、良い結果も招くことができなくなってしまいます。ですのでWeb面接ではマスクは着用せず、声や表情をしっかりと伝えられるようにしましょう。

web面接では画面に自分の姿が映ることもあり、慣れないと受け答えに集中できない場合も多いです。マスクや見た目に関するマナーだけでなく、web面接のコツを知りたい就活生は、ぜひプロのアドバイザーに質問をしましょう。

キャリchの「就活相談会」を利用すれば、多数の学生をサポートしてきたキャリアプランナーに就活のアドバイスをもらえます。ぜひ活用してくださいね。

対面時も一時的に取ることを要請されることもある

対面時には基本的にマスクを着用したまま面接を行いますが、一部企業では一時的にマスクを外す様に促されるケースもあります。マスク着用が必須のこのご時世でマスクを外される理由はいくつかあります。

1つ目は、履歴書に貼られた顔写真と実際の印象の確認です。写真と相違がないが、写真の印象と実際の印象とに差がないかなどを確認するために、面接中一時的にマスクを取るように言われる場合があります。

2つ目は、実際の雰囲気が採用を決める判断基準となる場合です。キャビンアテンダントや受け付け、社長秘書、営業職などといった顔の良悪や雰囲気が大事にされる職種において一時的にマスクを外させる場合があります。

感染対策のためのマスク着用ですので、マスクを外させることは稀ですが、まれにこのようなこともありますので、もし外す様に言われた場合には外しましょう。また女性の場合、マスクの下は化粧していないということがないように注意して下さい。

マスク越しでも良い印象を与える方法

マスク越しでも良い印象を与える方法

コロナ禍における就活ではマスクを着用しての面接となるため、対面時には声が聞きづらい、表情がわかりにくいというハンデを持った状態で挑むこととなります。しかし面接通過を狙うためにはそんなハンデを乗り越えなくてはなりません。

ここではそんなマスク越しでも良い印象を与える方法をご紹介していきます。ハンデを乗り越え、マスク越しでも良い印象を与えることで内定獲得を狙いましょう!

顔に髪がかからないヘアスタイルにする

マスク越しでも良い印象を与えるため、まずは見た目を良くしていきましょう。マスクをしていると顔の半分が消えてしまいますので、見えている部分をハッキリと見せれるよう、髪がかからないようにスッキリさせてください。

マスクで既に顔が半分隠れているのに、髪でさらに隠れてしまうと面接官は学生の表情などから判断することができません。人と話す際は表情からも相手の心を読み取りますので、半分以上顔が隠れてしまうと学生のことを判断しにくくなり、見た目で損します。

ですので、顔に髪がかからないスッキリとしたヘアスタイルを意識するようにしてください。また髪型のほかにも、マスクは白色のものを着用し、ずれにくいデザインのものを選ぶようにしてください。事前にマスクを着用した状態の姿を鏡越しに確認しておき、自分の見え方を把握しておきましょう。

ゆっくりとハキハキ話す

見た目をよくしたら次は声の聞き取りにくさの改善を図ります。マスクをしているとどうしても声が通りにくくなりますし、声のボリュームが小さいと声がまともに聞こえない可能性があります。ですので、マスク越しでもハッキリと伝わるよう、ゆっくりとそしてハキハキと話す様に心がけてください。

ゆっくり話すだけで声が通りやすくなりますし、ハキハキ話すことを意識することで話しが伝わりやすくなります。これは意識するだけで段違いに変わりますので、しっかりと意識しましょう。

先ほどメラビアンの法則にてお話ししたように、半数以上を占める視覚情報の次は38%をも占める聴覚情報、つまり聞こえる情報から受ける印象も多いことから、マスクは大きな障害となるのです。

しかし少しの意識で聴覚からの印象を良くすることができますので、ずれにくいマスクを着用し、話しやすい状態を作ることでゆっくりとハキハキと話す様にしましょう。

自分がハキハキ話せているかどうか不安な学生は、キャリchが無料で開催している「就活相談会」の活用がオススメです。オンラインで相談できるため、実際に話し方を客観的に確認できますよ。就活に関する悩みごとは、早めに誰かに相談して解決しておきましょう。

話の内容の質を上げる

見た目の印象、聞こえづらさの改善をしたら次はハンデを乗り越えるためのプラスαを強化していきましょう。そのために意識したいのが、話の内容の質を上げることです。マスクをすることで表情が伝わりにくく、声の聞きづらいため話の内容から良い印象を与えられるようにすることでハンデを乗り越えられます。

そのためにまずすべきことは自己分析です。自己分析から自分の強みやスキルなどを明確にし、どのようなことを企業にアピールしていきたいのかを考えます。そして次に業界・企業研究を行い、企業が求めている人物像や強みなどを把握し、自分の持つ強みとリンクするものを考えていきましょう。

企業が求める人物像に自分を近づけてアピールしていけば印象が良いため内定にもグッと近づくでしょう。また業界や企業研究をしっかり行えば、面接官がどのような回答を求めているかもわかるため、より良い印象を与えることができます。

ただ自分の強みをアピールしていても、その強みやスキルが企業にとって必要なものでなければいくらすごいものでも何の意味もありません。また、企業に対する熱意や企業についての理解をどこまで深めているかで示すことができますので、回答の質を上げるためには自身と企業とについてしっかりと理解を深めるようにしましょう。

また、さらに話の質や面接力を上げるために就活エージェントを頼るのも効果的です。就活エージェントに頼ることで話の質を上げるための研究を手伝ってくれたり、上手に話しを伝えるための話し方などを伝授してくれます。プロによるサポートを受けられるため面接力は確実に上がりますので、マスク越しでも良い印象を与えることができるでしょう。

キャリchでもマスク越しでも良い印象を与えるための支援を行うイベント「面接サポート」を開催しています。このイベントではマスク越しでも良い印象を与えるためのサポートから、面接力を上げるための支援を行っています。内定を獲得するまでサポートします。ぜひ気楽にご参加ください!

おわりに

コロナウイルスによってマスクの着用が日常化されていますが、ビジネスの場においてマスクの着用はNGとされていることから、「面接の時にマスクを外すべきなのか、着用したままにすべきなのか」と頭を悩ませていることだと思います。

しかしコロナ禍における面接ではたとえビジネスの場でもマスク着用は必須です。このご時世ですから、マスクをしていない人の方が「常識知らず」という印象を与えてしまうため、十分合否に影響を与えることになります。

ですので、マスクはしっかりと着用したうえでマスク越しでも良い印象を与えられるように対策していきましょう。ぜひキャリchにも頼ってください!

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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