【Skype面接】これさえ読めば全てがわかる!Skype面接の流れと準備

 2018年12月10日

                     

Skype面接について調べてるといってましたよね。準備は進みましたか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

調べてみたら、色々と気をつけるところが違っていて焦ってきました。実は対面での面接がWebになるだけだし、大して変わらないと思ってたんですよね。

今はZOOMを使う機会が増えていますが、もともとWeb面接といえばSkypeが主流でした。今でもWeb面接にSkypeを使用する企業はありますから、Skypeの登録や使い方にも慣れておいた方がいいですよ。

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

それぞれに対策が必要なんですか?ZOOMに慣れているから大丈夫かと思ってました。

今、Web面接は当たり前の選考手段ですから、疑問は解消しておきましょう。今回はSkypeの具体的な使い方から準備、トラブル対処法なども紹介します。

キャリアアドバイザー 岡田

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Skype面接とは?

Skype面接とは?

急にSkype(スカイプ)面接と言われても、「何それ?」と思う就活生もいますよね。ここ数年にかけて就活が多様化していますから、いつ、どんな面接方式を指定されるか分かりません。しかしそうかといって何の予備知識もないまま面接を受ければ、自分の知っている面接方式との違いに戸惑ってしまい、自分の良さをアピールするどころではないでしょう。

せっかくの面接の機会を無駄にせず確実に内定へとつなげるためには、どんな面接のやり方にも対応できるよう、事前に知識を付けておく必要があるのです。そこでコラムの初めに、まずはSkype面接の基礎の基礎、そもそもSkype面接とは何かというところから解説します。今やWeb面接が何なのか知らないという就活生はいないと思いますが、最も一般的となっているZoomとの違いを中心に説明しますので、しっかり把握しておいてください。

Skype面接はWeb面接の一種

スカイプ(Skype)面接とは、Web面接の一種で、文字のとおり、Web(パソコン)を通して行われる面接です。

そもそもSkype面接とは、直接会って話をする対面面接ではなく、インターネットを介したビデオ通話によって行われる「Web面接」の一種です。「Skype」という名前のビデオ通話アプリを使って行う面接なので、Skype面接と呼ばれています。「Skype」はマイクロソフトが提供する、ビデオ通話とチャットができる無料サービスです。就活生も良く知る「Zoom」や「LINE」などと同じく、パソコン・スマートフォン・タブレットなどにダウンロードして使用します。

ただしSkypeの場合、Zoomと違って通話の受け手側もID登録が必要です。現在Web面接の主流となっているZoomなら、就活生の方は企業から送られてきたメールなどに添付されたアドレスにアクセスするだけで、すぐに面接を始められる状態になります。しかしSkypeを指定された場合は、自分でSkypeのサイトからアプリをダウンロードし、事前にID登録まで済ませておかなければなりません。

しかもそのID情報は一般に公開されるので、面接の担当者も含め誰でも見ることができます。そのため「LINE」のように顔や実名を隠したり、「Facebook」のようにプライベート感丸出しの写真を使ったりといったことはできないわけです。

プライベートで既にSkype IDを取得している人もいると思いますが、Web面接を受ける際には面接担当者に見られても問題ないID情報に変えておくか、それとは別に就活用のIDを登録しておく必要が出てきます。就活生にとってSkypeは、ID登録なしで気軽に面接を受けられるZoomに比べると、やや面倒くさい面接方法だと言えるでしょう。

Skype面接を利用する目的

Skype面接を利用する企業の目的は、その他のWeb面接と同様、離れた場所にいる就活生と面接を行うためです。Web面接はもともと、気軽に来社することが難しい遠隔地の就活で、面接のたびにかかる莫大な交通費・宿泊費・移動時間などを軽減するために使われていた手段でした。

つまりWeb面接を利用するのは、国外企業やIターンUターンで就活する人、国外や地方に在住の就活生を面接する企業といった、ごく限られた就活生・企業だけだったのです。そのため以前は、就活生だけでなく企業側のビデオ通話アプリに関する認知度も低い状態にありました。ビジネスシーンで使える信頼性の高いビデオ通話アプリと言えば、マイクロソフトが提供するSkypeくらいしか知られておらず、「Web面接 ≒ Skype面接」だったわけです。

ところがコロナの世界的な流行が始まってからは、厚生労働省がオンラインによる採用活動を推進していることもあり、一気にWeb面接が普及しました。結果としてWeb面接の急増に伴い、Skype以外のアプリを利用する企業も出てきて、今ではどちらかというとID登録が不要なZoomの方が主流となってきています。

ただしそれでも、コロナの流行以前からSkypeを導入している企業もありますし、マイクロソフトが提供しているアプリという安心感もあるので、Web面接にSkypeを指定する企業は今も決して少なくないです。それにWeb面接には費用や時間の節約になるというメリットがあります。対面の面接に戻りつつあっても、既に就活手段として定着した今となっては、Web面接がなくなることはないでしょう。

これまではたまたまSkype面接に当たらなかったかもしれませんが、今後も就活を続ける中では、いつ企業側からSkypeを指定されてもおかしくありません。就活生はそのつもりで、しっかりと準備しておく必要があります。

本番のWeb面接に不安を感じるなら、オンラインで就職活動ができるサービスを利用するのもオススメです。ZOOMで就職の相談をして、画面上での受け答えに慣れていきましょう。

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Skype面接の流れと事前準備

事前準備とSkype面接までの流れ

通常の面接対策ができていることを前提に、Skype面接ならではの事前準備もしっかり行わなくてはありません。

具体的にどのような準備が必要なのか。事前に準備しなくてはいけないものと面接までの流れを解説いたします。

Skype面接に必要なもの

まずSkype面接に挑むまでに必ず用意しなくてはならないものは下記のとおりです。

※それぞれタップすると、各説明に移動します

■SkypeIDの取得

Skype面接をする際は、SkypeのダウンロードとSkypeIDの取得が必要です。まずパソコンにSkypeがない場合は、ソフトをインストールしてください。

SkypeIDを取得する際の注意することは下記のとおりです。

  • ID
    →不適切な内容ではないもの

  • 表示名
    →本名を設定

  • アイコン
    →就活用写真を設定

  • ムードメッセージ
    →何も書かないようにする

面接やビジネスの場では表示名は本名での表示が基本です。基本的には表示名から学生のことを判断しますが、ID名が不適切な内容の場合は新しくアカウントを作り直すことも検討しましょう。

つまり、IDと表示名は別になるため、それぞれの対応が必要です。

そして、アイコンは顔がハッキリわかる就活用写真に設定し、ムードメッセージには何も書かない(すでに何か記載されている場合は削除)ようにしてください。

■ネット環境

今いる場所やパソコンのデータ量がSkype面接に耐えられるのかのチェックを必ず行います。

データのやり取りの中で最も通信量がかかるのは、動画でのやり取りです。そのため、ネット環境が不安定だと、途中で画像が止まってしまい、面接を中断してしまう可能性があります。

そうならないためにも、フリーWi-Fiなどではなく、有線LANケーブルなどを使用し、しっかりとしたネット環境を確保しましょう。

もし、家に整ったネット環境がない場合は、大学のパソコンや、漫画喫茶などを利用しましょう。

■面接に適した服装

Skype面接でも通常の面接と同じ服装、つまりリクルートスーツの着用が必須です。綺麗なシャツ、ジャケットの着用、さらにズボンやスカートも必ず着用します。

最近のカメラは高性能で、写りが綺麗なだけでなく、広く映像が取れます。そのため「下は映らないからいいや」と、パジャマなどでいると画面に映ってしまう可能性があります。そうなれば減点の対象となるため、油断しないようにしましょう。

Skype面接でも面接は面接です。そのため、気を抜かず、しっかりとした正しい服装を心がけてください。

もちろん服装だけでなく、髪形などの身だしなみも整えます。ヒゲの剃り残しや雑なメイクなども今のカメラではしっかりと映ってしまいます。

■キレイな部屋

先ほどもお話ししたように、今のカメラは高性能です。写りも綺麗ですし、広範囲映し出します。そのため、部屋などが散らかっていたり、ポスターなどが張られた壁紙などもすぐにばれてしまいます。

部屋が散らかっているからといって即NGというわけではありませんが、「だらしない」という印象を与えてしまう可能性があるため、注意が必要です。

部屋は片付け、カメラには何も映らないとように綺麗な壁の前で面接を受けましょう。

■イヤフォンもあると良い

必須ではありませんが、用意できるのであればマイク付きイヤフォンを用意することをオススメします。

家の中でSkype面接を行うとき、近くを選挙カーなどが通ったりすると声が聞こえにくくなるというアクシデントが起きる可能性があります。

しかし、イヤフォンを使えば声が通りやすく、また面接官の話も聞きやすくなるため、会話をスムーズに行えます。

また、カメラやマイクなどが内蔵されていない場合は別途で用意する必要があります。自分が使うパソコンのことはしっかりと調べておきましょう。

■アプリ・スマホ管理

パソコンにあるSNSやメールなどのアプリはオフにしておいてください。通知音やクリック音など、実は意外と相手に聞こえているのです。

通知音が鳴り響けば面接の妨げになりますし、印象も悪くなります。また、間違って通知を開いてしまえば、面接が中断されるという最悪の事態も起こりかねません。

そうならないためにも、事前にパソコンのアプロは全てオフにしておきましょう。

しかし、携帯やスマートフォンだけは、電源を切るのではなく、マナーモードにしてください。なぜなら、通信トラブルなどの不測の事態に備え、連絡手段は確保しておく必要があるからです。

マナーモードにしておくとブザー音などが鳴り響く可能性があるので、机ではなくクッションなど、柔らかい素材の上に置きましょう。また、画面内に映らないようにしておくことも忘れずに。

事前準備と面接までの流れ

Skype面接を行うまでの具体的な流れは下記のとおりです。

※それぞれタップすると、各説明に移動します

1. 面接時間の10分前からスタンバイ

面接時間の10分前からパソコンの前に座り、スタンバイをしましょう。パソコンに不具合がないか、電波の状況は安定しているかなど、一度パソコンを操作し、しっかり確認しましょう。

先ほど述べた「Skype面接に必要なもの」に不備はないか、全部しっかりと用意できたかも確認してください。万全な状態で面接時間まで待ちましょう。

2. 準備が整ったらメッセージを送る

全ての準備が整ったら、挨拶と準備ができている旨を伝えます。目安は面接開始予定時間より3~5分前がベストです。あまり早すぎても企業側の準備が終わっていない可能性がありますし、面接時間を過ぎるのは問題外です。

お互い時間に余裕を持って行動できるようにするためにも、3~5分前を目安にメッセージを送りましょう。

3. 状況に合わせて通話を始める

挨拶、準備完了のメッセージを送ったら企業側から「こちらも準備OK」という連絡が来るか、直接着信がきます。

もしメッセージが来た場合は自分から発信し、企業側から着信があれば、そのまま受け取り面接をスタートします。

好印象を与えるための面接ポイント

好印象を与えるための面接ポイント

通常の面接同様に、身だしなみや受け答えなどはしっかりできることが前提ですが、Skype面接では、Skype面接ならではの好印象を与えるためのポイントがあります。

具体的にどのようなポイントがあるのか。Skype面接ならではの面接ポイントを解説いたします。

表情や声のトーンを明るくする

表情や声のトーンをいつも以上に明るくするように心がけてください。Skype面接は通常の面接とは違い、同じ部屋にいるわけではないため、表情や声が相手に伝わりにくいです。

そのため、いつも通りの声のトーンでは「暗い」という印象を与えてしまう可能性があるのです。そのようなネガティブな印象を与えないためにも、いつも以上に明るくするようにしましょう。

手や足も意識する

カメラに映らないかといって、手で何かを触っていたり、足を組んだりしないようにしてください。

Skype面接もれっきとした面接です。普通の面接であれば絶対にやらないであろう態度はSkype面接でもしないようにしてください。

もちろん、お辞儀などの所作もしっかりと行ってください。面接スタート時や終了時には起立し、「よろしくお願いいたします」「ありがとうございました」を述べ、お辞儀をします。

事前にカメラテストをしておく

本番のSkype面接をする前にカメラテストをしておきましょう。Skypeを使い慣れてないと、画面ばかり見てしまい、視線がズレたまま面接を進めてしまうことになります。

視線がズレてしまうとカンニングを疑われたり、暗い印象を与えてしまいます。また、人の目を見て話すことはできて当たり前のマナーのため、たとえ画面越しでもしっかりと視線と合わせていないと、悪印象を与えかねません。

また、カメラの角度によって顔色が悪く見えてしまう可能性もあります。事前に友人などとSkypeで通話をし、視線やカメラの角度などをチェックしておきましょう。

カンペはオススメしない!

カンペを用意するのはダメではありませんが、オススメはしません。なぜならカンペを用意することで視線がズレてしまったり、暗い印象を与えてしまう可能性があるからです。

先ほどもお話ししたように、カンペを見るために下を向くことで視線がズレてしまいます。

また、カンペや丸暗記したものをただ言うだけでは感情が伝わりにくく、棒読みになってしまいがちです。Skype面接ではカメラを通して話をするため、いつもよりも感情が伝わりにくいです。

そのため、感情が伝わりにくく、視線もズレてしまうカンペはデメリットばかりのためオススメしません。もし、どうしてもカンペを用意したい場合は、感情を込めて読めるほど、何回も繰り返し読みましょう。

面接後にお礼を言おう

Skype面接終了後には、面接官にお礼を言いましょう。Skypeには簡単なチャット機能がありますが、メールアドレスを知っている場合はチャットではなく、メールでお礼を送るのがオススメです。メールの方が、チャットよりも誠意が伝わります。

もちろん、メールアドレスを知らない場合はチャットでも構いません。しっかり感謝が伝わるように、お礼を述べましょう。

Skype面接も含めて、とにかく面接に苦手意識がある場合には、キャリチャンの面接サポートを受けみませんか?

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Skype面接時のトラブル対処法

Skype面接時のトラブル対処法

基本的な機能はSkypeもZoomなどとさほど変わらないものの、アプリが違えば当然、微妙に操作方法や映り方、聞こえ方、アプリの動作速度といった使い勝手が変わってきます。またSkype面接に限ったことではないですが、Web面接を行う際には、通信機器を介することによる様々なトラブルが付き物です。どんなトラブルが考えられ、どう対処すればいいのか事前に把握しておかないと、実際起きたらパニックになってしまい、面接官に対応力の低い人物だと思われてしまいます。

Skype面接の当日に慌てないためには、それらも含めて事前にテストし、確認しておくべきです。ここからはSkype面接で起こり得るトラブルとその対処法について説明しますので、しっかり読んでトラブルシューティングをしておいてください。

通信障害

Skype面接のような、通信回線を経由するWeb面接で最も多いトラブルの1つが、通信障害です。実際の現象としては、Skype面接の最中いきなり通信が途切れる(落ちる)、映像や音声にタイムラグが出る、画面がフリーズして操作不能になるといった事例がよくあります。その主な原因はSkypeそのものではなく、Skypeを使用する端末を設置した場所の電波状況や通信状況が不安定なことです。映像や音声を運んでいる電波・通信が、瞬間的に強くなったり弱くなったり途切れたりすることで、そのようなトラブルが起こります。

また動画配信サービスなどを利用している人は知っていると思いますが、ネットを介して映像・音声といった大きなデータをやり取りするのは、回線と端末に負荷がかかるものです。そのためSkype面接に使用している端末や回線の処理能力が、大きなデータのやり取りに追いつかず、そのようなトラブルを引き起こす場合もあります。そうしたWeb面接での通信トラブルを防ぐための基本的な対策は、事前に安定した通信環境を整えておくことです。

通信状況は、遮蔽物の有無や回線の通信速度、回線をシェアするその他のデータ通信量などによって影響を受けます。ですからSkypeを含めWeb面接を受ける際は、必然的に不安定な電波を拾う無線通信となるうえに、処理能力の低いスマホやタブレットの使用はオススメしません。できるだけ通信速度の早い個人回線を使用し、地上回線から有線LANケーブルで直接パソコンへ接続するのが最も安定します。

やむを得ず無線で接続する場合でも、不特定多数の人が同じ回線をシェアするフリーWi-Fiは、他人の通信に影響を受けて不安定になりやすいため避けるべきです。個人回線でも複数の端末がWi-Fiをシェアすればその分影響を受けますから、Skype面接に使用するパソコン以外はWi-Fiを切り、連絡用のスマホなどは4G5Gの接続にしておきます。加えて、Skype面接に使用する端末の空き容量が不足しているとデータの処理能力が下がり、動作が遅れたりフリーズしたりと通信が不安定になりやすいです。

Skype面接に使うパソコンなどの端末は、事前に不要なデータを削除し、容量を空けておいてください。可能な限り事前対策をしても安定した通信環境を準備できず、初めから不安定なのが分かっている場合は、Skype面接の開始前に企業へ伝えておいた方が良いです。

そして実際にSkype面接中にトラブルが起こってしまった時は、速やかにスマホから企業へ連絡を取り、どのように対処するか相談します。ここで大切なことは、些細なトラブルに動揺した様子を見せ、面接官に「対応力がない」と思われないよう、慌てず冷静に対処することです。もちろん心の中ではどんなに焦っていても、丁寧な言葉遣いと謝罪の言葉は忘れないようにしてください。

声が聞こえない・聞き取りにくい

Skype面接に限ったことではないですが、通信機器を用いたWeb面接では相手の声が聞こえない、聞き取りにくいといったトラブルも多いです。Web面接はインターネットと精密機器を介する面接ですから、通信障害や端末の動作不良などによって一時的に音声が途切れる、音が飛び飛びで聞き取りにくいといったトラブルが起こりえます。そういう意味でも、事前に通信状態の良い環境と処理能力の高い端末を用意し、実際Skypeを使ってテストしておくことが大事です。

また、そうした突発的なトラブルでなくても、パソコンに付属しているスピーカーは大抵それほど高性能ではないため、もともと聞き取りやすい音域が狭かったり、音が割れて聞き取りにくくなったりすることもあります。テストの段階で人の話し声が聞き取りにくいと感じたら、迷わずマイク付きイヤホンを購入しておくべきです。

実際のSkype面接中は、音声のタイムラグや聞き取りにくい状況が発生するという前提に立ち、いつも以上に注意深く相手の最後の言葉までしっかりと耳を傾けるようにします。同時に、相手もタイムラグや聞き取りにくい状況かもしれませんから、こちらもできるだけ声の大きさや滑舌に注意し、ゆっくりハッキリ話すように意識しましょう。一時的に音が途切れて聞き取れない言葉があったら、どちらに原因があるにせよ「申し訳ありませんが」などと前置きして丁寧に聞き返し、何を言われたのかきちんと確認します。

何度も聞き返すのは気が引けるかもしれませんが、曖昧なまま適当に答えてしまうと見当違いな回答をしてしまい、反って印象が悪いです。そのようにしても面接に支障が出るほど相手の声が聞こえない・聞き取りにくい状態になった場合は、まず初めに自分の通信状態と、端末やSkypeの音の設定を確認します。なぜなら、何かの拍子に誤って消音や音量のボタンを触ってしまったかもしれないからです。

しかしそれでもダメな場合は、Skypeを退室して再入室するか、最悪は端末や周辺機器の再起動が必要になるかもしれません。ただし、無言のまま原因を調べまわり、勝手に再入室や再起動をするのはNGです。何も言わないと面接官には何が起こっているのか分からず、一緒に働く上で重要なホウレンソウ(報告・連絡・相談)のできない人物だと思われてしまいます。その場で原因が分からない場合にも、ともかくチャット機能やスマホを使って面接官に連絡を取り、声が聞こえない・聞き取りにくいという状況を報告した上で、どのように対処すべきか相談することが大切です。

面接途中で電源が切れた

自宅以外の場所でSkype面接を受ける場合、面接の途中で端末のバッテリーが切れ、電源が落ちてしまうというトラブルも起こることも考えられます。Skype面接の予定時間は一応事前に知らされてはいるものの、予定時間は結局のところ予定でしかないです。後の予定が詰まっていないと面接が長引き、一人の面接に1時間くらいかける企業もあります。

15分か30分くらいだから大丈夫だろうと高をくくっていると、面接終了までバッテリー残量が持たず、途中で電源が落ちてしまうこともあるわけです。そのためSkype面接を受ける際は、面接の途中でバッテリー切れを起こさないよう、自宅でなくても電源ケーブルをつなぎ、常時電力を確保できる場所で行うことをオススメします。

やむを得ずバッテリーを使用してSkype面接を受ける場合には、あらかじめ充電を満タンにしておくのが基本です。しかし、バッテリーは劣化してくると満タンにしても稼働時間が短くなってしまうので、どの程度まで使用可能なのか事前に把握しておきましょう。それでもWeb面接の途中でバッテリーが切れてしまったら、すぐに電話やメールで不具合が起きたことを連絡し、担当者に謝罪します。

バッテリー切れの場合はその場で電源に繋ぐことができない状況なのでしょうから、端末や日程を変更するなどして面接を継続できるどうか相談しなければなりません。ただし、端末のバッテリー切れは通信障害や音声トラブルと違い、電源が得られる面接場所を選んでさえいれば簡単に避けられるミスです。相談の結果、面接を継続してもらえるかどうかは企業によりますので、その企業の指示に従います。

また、パソコンやタブレットのような精密機器は、バッテリー切れでなくても端末の不具合によって突然電源が落ちたり、完全にフリーズして全く動かない状態になったりする可能性がないわけではないです。その場合もともかく落ち着いて速やかに面接官へ連絡を取り、再起動などで面接を続行できそうか、日を改めてもらうかといったことを相談してください。

自宅にPCがない

スマホによるリスクはわかっていても、家にパソコンがないのだからどうしようもない…。そんな人もいるはずです。そんな人のために、自宅にパソコンがない場合の対処法をご紹介します。

  • 大学のパソコンを使う
    大学にあるパソコン室やゼミ、研究室にあるパソコンを先生に頼んで借りましょう。就活で利用するのであれば、よっぽどのことがない限り、貸してくれるはずです。

  • 漫画喫茶などの利用
    漫画喫茶やインターネットカフェを利用しましょう。漫画喫茶やインターネットカフェはネット環境もバッチリです。しかし、声を出しても大丈夫な空間(隙間がないかなど)をチェックしましょう。

自宅にパソコンがない場合は上記2つのやり方でパソコンを確保しましょう。もし、それでもパソコンの確保が難しい場合はスマホで面接することになります。

スマホで面接する際はWi-Fi環境がしっかり整っているところ(できればフリーWi-Fiは避ける)で行います。また、手に持ったまま面接をすると画面が揺れてしまうため、必ずどこかに置いた状態で行ってください。

また、企業側にも「パソコンを持っていないため、スマートフォンからでもよろしいでしょうか?」と、一言断りを入れるようにしましょう。

Skype面接に特化した対策が必要

Skype面接は外資系企業のみならず、多くの企業が取り入れ始めています。そのため特にUターン、Iターン就活をする学生は高確率でSkype面接を受けることになるでしょう。

そのため、事前にSkype面接について知識を深めておくことは大切です。やり方や流れ、準備するものなどをしっかりと把握しておきましょう。

また、Skype面接、対面での面接、どちらもしっかりとした“面接対策”が必要です。質問の受け答えはもちろん、身だしなみや所作、さらに志望する業界や企業に関する知識を深めることも、面接対策の1つです。

これらの準備は正しいやり方で行わないと、就活を円滑に進めることは厳しいです。就活に関する知識が豊富な大学のキャリアセンターや就活エージェントなどを頼りましょう。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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