就活まだ決まらない人9つの特徴!まだ間に合う内定獲得法も解説
2023年6月7日
就活は順調に終わりそうですか?
キャリアアドバイザー 平崎
就活生 Aさん
まだ1社も決まっていなくて、焦ってます。
焦らなくても大丈夫ですよ。これから決まる就活生もいますからね。
キャリアアドバイザー 平崎
就活生 Aさん
就活が決まらない人はどうしたらいいですか?
任せてください!このコラムでは、就活がまだ決まらない人の特徴から、どのように行動すればいいのか詳しく解説します。焦らなくてもいい理由も解説するので、対策を練って進めましょう。
キャリアアドバイザー 平崎
就活はいつまでに決まらないとヤバい?
最悪は大学4年生の3月までに就職先が決まればいいので焦らなくてもまだ大丈夫ですが、とはいえ10月1日に実施される内定式までに内定がないと、就活は少しヤバい状況になってきます。
採用活動を行う企業は、内定式でその年度の採用活動を終わらせる傾向にあります。10月以降も採用活動を続ける企業はありますが、会社選びの幅は狭くなるでしょう。そのため、就活がまだ決まらない学生は、行動を続けることが大切です。
どのような行動をしていけばいいのかわからない就活生は、まず現在の就活状況を見直す必要があります。就活がまだ決まらない理由を把握したうえで対策を考えると、スムーズな行動が可能です。
このコラムでは、就活がまだ決まらない人の特徴から、どのような行動をすべきか解説します。就活がまだ決まらないで焦りを感じる学生は、ぜひ参考にしてください。
キャリチャンでは、就活がまだ決まらない学生の悩みを解決するために「就活相談サポート」を開催しています。プロのキャリアアドバイザーに、就活に関する悩みや不安をマンツーマンで相談できるサービスです。10月1日の内定式に向けて就活を進める学生は、ぜひ参加してください。
就活がまだ決まらない人9つの特徴
就活に失敗する学生に多いのは、なぜ決まらないのか分析をしていない傾向にあります。就活を成功させるには、決まらない理由の分析が必要です。このコラムでは、就活がまだ決まらない人の特徴を9つ解説します。
就活がまだ決まらないで悩んでいる学生は、ぜひ参考にしてください。
単独行動をしている
就活がまだ決まらない人によくあるケースは、単独行動をしている学生です。ひとりで行動していると、正しい手順なのかわからず間違った方法で進める場合があります。一方、就活仲間や同級生、就活エージェントなど、2人以上で活動すれば、客観的な意見が聞けて、正しい方法での活動が可能です。
就活は、企業の選考ポイントなどの調査が必要になるので、情報収集能力が重要です。1人と2人では、集められる情報の量が違います。プロの力を頼れば、就活に関する情報を提供してくれるため、自己分析などに時間を使えるでしょう。
単独行動で行動を進める人は、何かしらのプライドを持っている可能性が考えられます。就活を成功させるには、プライドを捨てて協力し合うことも大切です。
単独行動で就活がまだ決まらない学生は、友人やプロの力を頼って進めるのをオススメします。
選考企業を絞りすぎている
選考企業を絞りすぎてしまうのは、就活がまだ決まらない人の特徴です。就活をしていると誰もが「有名大手企業に就職したい」と思います。
社会人でも「有名大手企業や優良企業に就職したい」と憧れを持つ人は多いです。しかし、有名大手企業や一定の業種に絞りすぎてしまうと、エントリーできる企業数が限られてしまいます。どうしても就職したい会社がある学生は、選考を受ける企業の幅を広げるのがオススメです。
たとえば、IT業界のアプリ開発を行っている会社に就職をしたい場合は、システム開発やITコンサルタントを目指すのも手段のひとつです。不動産営業に就職したい場合は、他業種の営業職を目指すなど、幅を広げるとエントリーできる数が増えます。
選考企業数が多くなると、隙間時間を余すことなく活動できるので、効率的に進められます。就活は、情報だけでなく時間の使い方が重要です。暇な時間を作ってしまうと、何をすればいいのか迷いが生まれます。
一方、次にやるべき行動が決まっていれば、迷わずに進められます。就活生で企業を絞りすぎている場合は、選択肢を広げて活動を進めるようにしましょう。
自己分析を怠っている
自己分析を怠っているのは、就活がまだ決まらない人の特徴です。自己分析を適当に済ませてしまうと、相性の良い企業がわからなかったり、不合格のときに改善できなかったりします。
そのため、就活における欠点が修正できず、同じ失敗を繰り返し、内定が決まらないという悪循環になりがちです。希望する企業や業界から内定をもらうには、自己分析を続け改善する必要があります。
自己分析の詳しい方法を知りたい方は、下記のコラムを参考にしてください。
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【完全版】自己分析のやり方12選と深堀り質問100を大公開!
就活生の中には、自己分析を独学で進める人もいます。自己分析を独学で進めてしまうと、失敗したやり方に気づかず、企業選びに失敗する可能性が高いです。また、企業の面接対策も不十分になるので、合格をもらえる見込みも低くなります。
このような現状を回避するためにも、正しいやり方で進める必要があります。就活がまだ決まらないで、自己分析を怠っている学生は、早急に取り組むようにしましょう。
内定がないことに焦って行動をする
就活がまだ決まらない学生は、内定がないことに焦って行動するのはよくあるケースです。焦って行動すると、希望する企業に行けなかったり、目的を見失ったりします。納得する企業から内定を獲得するためには、視野を広く持った行動が必要です。
焦らず行動するには、就活スケジュールの作成がオススメです。就活スケジュールを作成すると、自分の状況を客観的に確認できるので、焦らずに進められます。
就活スケジュールは、ゴール設定をするのがポイントです。たとえば、いつまでに就活を終わらせるのか計画を立てて、そこから逆算をして考えます。12月に就活を終える予定で組む場合は、下記のようなスケジュールになるでしょう。
- 12月:内定
- 10~11月:2次面接~最終面接
- 9月:1次選考
- 8月:エントリー開始
- 7月:企業説明会に参加
- 5~6月:自己分析、企業・業界研究
就活スケジュールはゴール設定から逆算すると、理想的な日程が作れます。仮に「内定もらった」と周囲から伝えられても、自分で作成した就活スケジュール通りに進めれば大丈夫です。もし就活スケジュールに不安がある学生は、キャリチャンのイベントに参加するのをオススメします。
キャリチャンでは、就活生の悩みを解決するために、さまざまなサポートを行っています。一人ひとりに応じて、最適な取り組みをアドバイスしているので、就活に不安がある人はぜひ参加してください。
「何とかなる」と思って活動をしている
就活がまだ決まらない学生の中には「何とかなる」と思って活動している人は意外と多いです。何とかなると思って活動する学生は、自己分析や企業・業界研究など、就活に必要な準備を怠っている傾向があります。
就活が成功する人は、何とかなると思わず行動を続けている学生です。
たとえば、野球を始めたときに「将来プロ野球選手になる」という目標を達成できる可能性が高いのは下記のどちらでしょうか。
- 人一倍の努力を続けられる人
- 途中で練習が大変だから適当に続ける人
上記の場合、人一倍の努力を続けられる人が、プロ野球選手になる可能性が高いです。就活も同じように、希望する企業や業界に就職するために行動し続けられる人は、成功する確率が上がります。
就活が長期的な活動になると、ストレスが溜まり妥協してしまう人が増えます。しかし、そのまま続けると、希望する企業や業界から内定がもらえず、就職後に後悔するケースはありがちです。
なので、何とかなると思って活動している学生でも、就活が終わるまでは活動を続けましょう。
不合格になった原因を把握しないままエントリーする
不合格になった原因を把握しないままエントリーする学生は、就活がまだ決まらない人によくある特徴です。就活で不合格になった原因を把握し分析しないと、希望する企業へ就職できない可能性があります。
また、就活がまだ決まらない人は、同じようなシチュエーションで不合格になっているケースも考えられます。
たとえば、履歴書やESの選考で落ちる学生は「次受かれば大丈夫」と思う傾向があり、不合格になった原因を分析せず、同じ書類を使い続けます。しかし、不合格にされているのは、魅力を感じていない企業があるからです。そのため、同じ履歴書やESを使い続けた場合、納得する企業から内定を獲得するのは難しいでしょう。
仮に希望とは違う企業に就職すると、ミスマッチになり早期離職に繋がります。新卒入社ですぐ退職してしまうと、転職の難易度は高くなるので避けるべきです。
このような事態を回避するためには、不合格になった原因を分析し、修正しながら就活を進める必要があります。どのように修正すればいいのかわからない学生は、就活エージェントの活用がオススメです。
客観的な意見で改善すべきアドバイスがもらえるので、無駄な活動を減らして進められます。就活がまだ決まらない学生で、不合格になった原因を分析・改善していない人は、すぐ行動に移しましょう。
目的が内定獲得になっている
就活がまだ決まらない学生の特徴として、目的が内定獲得になっている人もあげられます。目的が内定獲得になっている人は、将来を見据えた活動ができていません。企業側としては、長期的に働いてくれる人材を採用したいため、就職後のキャリアビジョンまで考えられる学生を求めます。
そのため、目的が内定獲得になっている学生は、採用される可能性が低いので、就活がまだ終わらない人の特徴として考えられます。また、内定獲得できればいいと考える学生は、選考対策が雑になっているのはよくあるケースです。
仮に内定獲得できたとしても、就職後ミスマッチになり、後悔する可能性が高いと予測できます。ミスマッチで就職した企業では、仕事内容や職場環境に不満などが溜まりやすいので、早期離職が起こりがちです。
入社から1年未満で退職してしまうと、転職活動では「またすぐ辞めるでしょ」という印象を持たれます。そのため、転職難易度は高くなり、希望する企業への就職はさらに困難です。
こうした現状を学生時代から回避するには、就活で希望する企業から内定を獲得するために行動しなくてはいけません。なので、目的が内定獲得になっている学生は、将来像を叶えられる企業選びをしましょう。
目的の決め方がわからない学生は、下記のコラムを参照してください。
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【就活アドバイス】社会人の先輩から集めた就活成功体験と失敗談
行動をせずに考えてばかりになる
行動をせずに考えてばかりな学生は、就活がまだ決まらない人の特徴です。就活生の中には、就活スケジュールを組み、入念に計画を立てても、行動に移せない人もいます。
行動に移せない学生には、次の日に活動する内容のハードルが高い傾向があります。たとえば、自己分析と企業・業界研究をまとめてやるなど、一気に行動するケースはよくありがちです。
「就活スケジュールを立てたけど行動ができない」という学生は、ハードルを下げるのがオススメです。自己分析や企業・業界研究を一度に行うのではなく、3日間に分けて実施すると行動が起こしやすくなります。
または、1週間ごとに自己分析・企業研究・業界研究と分けるのも手段のひとつです。就活生の多くは、就活を短期的に考えてしまいますが、簡単に終わるとは限らないので、長期的な活動を意識する必要があります。
行動をせずに考えてばかりの学生は、長期的なスケジュールを組んで活動するのがいいでしょう。
「就活のやり方がわからない」「就活がまだ決まらない」など、長期的な活動で不安や悩みを抱える就活生には、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」をオススメします。完全無料制かつ、マンツーマンサポートを実施しているので、ぜひ活用してください。
自分の評価を下げすぎている
就活がまだ決まらない学生は、自分の評価を下げすぎている特徴があります。企業の選考で不合格が続き、内定獲得できないと「自分はダメだ」と思うのはよくあるケースです。
自分で評価を下げてしまうと、モチベーションが下がってしまうので、前向きな活動ができません。しかし、自信がない状態で企業の選考を受けてしまうと、不合格になる可能性が高くなります。モチベーションが低い人がいると、周囲にも悪影響を与えるからです。
たとえば、就活生で「自信がある人」と「自信がない人」がいた場合、どちらを採用したいと思うでしょうか。自信がある人を選ぶ企業がほとんどです。企業は利益を伸ばすために採用活動をしています。
そのため、自信やモチベーションがあり、就職した後も努力してくれる人に内定を採用します。企業の面接官は、年間で何百人と見ているので、自信がない学生はすぐバレてしまい、不合格になる可能性が高いです。
なので、自分の評価を下げすぎてしまっている学生は、就活の間は自信を持って活動するように意識しましょう。
就活がまだ決まらない人も焦る必要がない5つの理由
就活がまだ決まらない人も焦る必要がない理由は下記のとおりです。
「就活がまだ決まらない」を理由に焦って進めてしまうとかえって逆効果です。しかし、焦りを感じてしまう人は多くいます。このコラムでは、焦らなくてもいい理由について詳しく解説するので、不安が残る学生は、ぜひ参考にしてください。
秋以降でもまだ間に合う企業はあるから
就活がまだ決まらない人は、秋以降でも間に合う企業があるので、焦らず進められます。一般的に10月1日の内定式を区切りに、採用活動を終える企業がほとんどです。しかし、企業の中には3月まで続けているケースもあります。
秋以降も採用活動を実施する企業の特徴は下記のとおりです。
- IT企業
- 医療系企業
- 内定辞退者が出た企業
- 大手グループ企業
- 急成長中ベンチャー企業
上記に該当する企業は、秋以降も採用活動をしている場合があります。
ただし、有名大手企業や人気がある企業は、10月1日の時点で募集を終了させ、来年度の採用活動を始めます。かといって、秋以降も採用を続ける企業が悪いとは限りません。
誰もが社名を知っている有名大手企業以外にも、隠れ優良企業が存在します。なので、就活がまだ決まらないで焦っている学生は、秋以降も採用活動している優良企業があるので、長期的な目線で活動しましょう。
目的・目標を失ってしまうから
就活がまだ決まらない学生が焦って進めてしまうと、目標や目的を見失ってしまう可能性があるので、マイペースな活動がオススメです。焦って決めた企業に就職してしまうと、入社後ミスマッチになるケースが多く、早期離職に繋がります。
1年以内に早期離職をして転職活動をすると、企業からは「入社してもすぐ辞めるでしょ」と印象が悪いため、難易度が高く困難です。このような現状を起こさないためには、就職活動で希望する企業から内定をもらい、継続して働ける環境に行く必要があります。
しかし、就活を続けても内定獲得ができず、不安や不満が溜まる学生は少なくありません。そんな就活生は一度、自己分析で見つめなおすのも手段のひとつです。
就活を続けて内定がもらえないのは、相性の悪い企業や業界を受けている可能性が考えられます。まずは、自分に合った企業を選べられる就活軸になっているか確認が必要です。すでに自己分析を実施していると「面倒くさい」という気持ちになりますが、適切な目的や目標を見定めないと、ミスマッチを起こす原因になります。
就活がまだ決まらないず、目標や目的を見失ってしまう学生は、自己分析をやり直すと、スムーズに進められる可能性があります。希望する企業から内定をもらうために、課題を解決していきましょう。
アピール不足になりがちだから
就活がまだ決まらないで焦ってしまうと、アピール不足になり不合格になる可能性が高いです。企業の面接選考を受けていると「しっかりアピールしないといけない」と焦ってしまう方は多くいます。必死に伝えようとすると、本番になったときに、頭が真っ白になってしまうのはよくあるケースです。
就活を続けているのに内定がもらえないと、焦ってしまう気持ちもあります。しかし、焦ってアピールをすると、内容が不十分だったり、早口になってしまったりなど、良い印象を与えられません。そのため、アピール不足だからと焦ってしまうと、逆効果になるでしょう。
こうした現状を解決するには、一つひとつの選考対策を入念に行い、自信をつける必要があります。焦ってアピールしてしまう学生は、準備不足が原因です。
たとえば、面接で聞かれる質問が事前にわかってる場合、準備をして望めば、自信を持った活動が可能です。一方、面接で聞かれる質問がわかっていても、準備をしなかった場合、焦ってアピール不足になってしまうと考えられます。
このように、就活を焦って進めても得することはありません。なので、就活がまだ決まらないで焦りを感じる学生は、焦らずマイペースで進めるのがオススメです。一つひとつの選考対策を行い、内定獲得を目指しましょう。
後悔をする決断になるから
就活がまだ決まらないで焦ってしまうと、後悔をする決断になる可能性があります。就活を焦って進めてしまうと、判断力が鈍くなり、適当に企業を選んでしまうからです。
企業の選考を何社も受けて不合格になり続けると「つらい」「辞めたい」といった、ネガティブな感情になります。ネガティブになると、自分の評価を下げハードルを下げようとするのはよくあるケースです。
自分の中でハードルを下げてしまうと、希望する企業や業界とは異なる可能性があるので、就職後に後悔する可能性があります。ただし、ハードルを下げて活動すると、内定を獲得できる見込みが上がるのは事実です。
しかし、ハードルを下げて内定をもらった企業に就職をすると、思っていた仕事内容や環境とは違う場合が多いので、後悔することになります。就職先で後悔しないためには、就活で焦らずに活動するのが重要です。
もし、就活への不安や悩みで焦りが消えない場合は、キャリチャンの就活支援サービス「再就活サポート」がオススメです。このサービスでは、学生が納得のする企業から内定をもらうまでプロの専門家がサポートします。企業選びを焦って後悔しないためにも、ぜひ参加ください。
卒業後にも選択肢があるから
就活がまだ決まらないで焦らなくてもいい理由は、卒業後にも選択肢があるからです。就職以外の選択肢は下記があげられます。
- フリーター
- フリーランス
- 起業
- 資格を取得して就活
- 家業を継ぐ
上記のように、就職をしなくても選択肢があります。また、大学4年生で就職できず卒業しても、3年間は新卒扱いとして採用されるので、焦る必要はありません。就活がうまくいかず、1年間休学して、活動をする学生も多くいます。
「大学4年生の3月までに決める必要がある」と思わず、長期的に考えるのがオススメです。卒業後の選択肢に関しては、下記のコラムも参考にしてください。
就活がまだ決まらない人がやるべき7つの行動
就活がまだ決まらない人が希望する企業から内定をもらうには、いくつかの行動が必要です。1つ1つの行動を丁寧に実施しないと、就活を成功させるのは難しいでしょう。
ここからは、就活がまだ決まらない人がやるべき下記7つの行動を解説します。後悔しない就活をするためにも、ぜひ参考にしてください。
就活スケジュールを把握する
就活がまだ決まらない人は、まず就活スケジュールを把握することが重要です。24卒の就活は、例年よりも早期化しており、早急に始めないと手遅れになる場合があります。就活スケジュールを把握していないと、企業の本選考にエントリーできない可能性も考えられるでしょう。
また、就活スケジュールを作れば、次の行動が明確になるので、迷う時間がなくなるのもメリットです。就活に失敗しやすい人は、次にやるべき行動がわからず、空いた時間を作ってしまいます。
採用活動をしている企業は常に動いているため、空いた時間で何もしていないと、気づいたときには「希望する企業の本エントリーが終わっていた」というケースもあります。
このような状況を作らないためにも、就活の流れを把握し、適切なスケジュールを立てなくてはいけません。24卒の就活の流れやスケジュールの立て方を知りたい学生は、下記のコラムを参考にしてください。
関連コラム
【24卒向け】就活の流れは?スケジュールと進め方を解説
自己分析を深める
就活がまだ決まらない人は、自己分析を徹底的に行う必要があります。すでに自己分析を行っていた学生でも、改めて実施するのがオススメです。
自己分析を実施するときは「過去」「現在」「未来」の3つに分類して行います。具体的に分析する内容は下記のとおりです。
■ 過去
- 部活動や行事で成果を残した経験
- モチベーションが上がった、下がったときの経験
- 挫折の経験
- 挫折を乗り越えた経験
- 大学を選んだ理由
■ 現在
- 長所・短所
- 興味がある業界や職種
- 学内・学外活動
■ 未来
- 将来の目標(1年後・3年後・5年後・10年後・最終的なゴール)
- 企業を選ぶときのポイント
- 希望する企業を志望する理由
上記の3つに分類して自己分析を行うと、自分と相性が良い企業や業界が明確になります。企業の面接選考で聞かれる質問に対して準備できるのもメリットです。
また、自己分析は最低でも4回深堀りするのがポイントです。面接官は、1つの質問に対して3〜5回ほど深掘りをします。聞かれた質問に対してスムーズに答えるためにも、深掘りは重要です。
自己分析のやり方がわからない学生には、下記のワークシートがオススメです。就活がまだ決まらない人は、ぜひ利用してください。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
「会いたい」と思わせる書類を作る
就活がまだ決まらない学生は、面接官が「会いたい」と思う書類の作成が重要です。企業の面接選考に進むには、履歴書やESを通過する必要があります。しかし、魅力的な書類の作り方がわからないと悩む就活生は少なくありません。
履歴書やESの合格率が悪く、作成方法を変えたい学生には「PREP法」がオススメです。
PREP法とは、下記の頭文字をとった略語で、わかりやすく簡潔に伝える方法です。
Point:結論
Reason:理由
Example:具体例
Point:結論
実際にPREP法を活用した文章は下記のとおりです。
Point(結論) | 今回解説する履歴書やESのテンプレートを活用していただき、書類選考に通過するきっかけにしてほしいです。 |
---|---|
Reason(理由) | 書類の質が高く成れば、次の選考に進める可能性が上がるからです。 |
Example(具体例) | 質の高い履歴書やESの作成ができれば、書類選考に通過する可能性が上がり、内定獲得に近づくことが可能です。 |
Point(結論) | そのため、今回解説する履歴書やESのテンプレートが、あなたの書類選考通過率を上げ、内定獲得に近づくきっかけになると考えています。 |
PREP法を活用すれば、書類で特に伝えたい内容を冒頭に記載するため、面接官も興味を示してくれます。履歴書やESの詳しい記載方法は、下記のマニュアルを参考にしてください。
【就活対策資料】
履歴書・ES作成マニュアル
求人サイトに複数登録する
就活がまだ決まらない学生は、複数の求人サイトに登録する必要があります。複数の求人サイトを登録すると、応募できる企業数や情報を得られる量が増えるからです。求人サイトに登録をする際、個人情報や学生情報を記載するケースが多いので「面倒くさい」と思い、1つしか使用しない傾向があります。
また、求人サイトに登録すると、管理が必要になります。こうした理由から、複数の求人サイトに登録しない学生が多いのはよくあるケースです。
しかし、求人サイトによって、発信している情報やエントリーできる企業は異なります。そのため「面倒くさい」という気持ちもありますが、複数の求人サイトに登録して、選択肢の幅を広げるのがオススメです。
求人サイトによって特徴も違うので、自分との相性や行きたい企業があるサイトに複数登録しましょう。
積極的にエントリーする
就活がまだ決まらない学生は、積極的にエントリーするのをオススメします。就活において暇な時間を作らないためです。就活生の中には、エントリーする際「落ちるかもしれない」「一度に複数の企業を受けるのは難しい」など、不安や悩みを抱える方が多くいます。
しかし、行動を起こさないと、気づいたときには「企業のエントリー期間が終わっていた」ということもありがちです。このような状況を作らないためにも、気になる企業へ積極的にエントリーし「申し込みができなかった」というケースを減らす必要があります。
しかし、積極的にエントリーをすると、受ける企業数が多すぎて選考対策ができない、という可能性もあります。エントリー数に悩む学生は、5〜10社で調整するのがオススメです。
自分の中でストレスが溜まらず続けられる企業数に調整し、1社の選考が終わったら追加する、といった流れを作るとスムーズに進められます。
また、企業の選考を受け続けると、徐々に慣れが出てくるため、合格する可能性が上がるのもメリットです。なので、就活がまだ決まらない学生は、積極的にエントリーできるように活動しましょう。
選考対策を徹底する
就活がまだ決まらない学生は、選考対策を徹底する必要があります。書類や面接、グループディスカッションなど、選考対策を実施しないと内定獲得できる可能性が低くなるからです。
就活生の中には「何とかなるでしょ」と思う方も少なくありません。結論、何とかなると思って活動を続ける就活生は、失敗する傾向があります。内定を獲得できたとしても、希望する企業や業界ではないケースはありがちです。
希望する企業や業界ではない会社に就職すると、1年以内に退職する可能性も高く、ストレスを感じながら働きます。ストレスを感じたまま働き続けると最悪の場合、うつ病になり社会復帰に時間がかかる場合も考えられるでしょう。
このような事態を避けるには、選考対策を徹底的に行い、希望する企業や業界に就職する必要があります。しかし、就活がまだ決まらないと、不安や悩みが増え続ける学生も多いのではないでしょうか。
そんな就活生にオススメなのが下記のコラムです。就活が決まらない学生に必要な対策が記載されているので、ぜひご覧ください。
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就活が決まらない大学生に多い9つの特徴や5つの対策を解説
就活エージェントを頼る
就活がまだ決まらない学生は、就活エージェントに頼るのをオススメします。就活エージェントは、内定を獲得するためのコツを知っているだけでなく、選考対策ができるからです。また、担当の就活エージェントによっては、希望する企業の特徴を知っている可能性もあるので、内定獲得には必要だと言えるでしょう。
しかし、どのような就活エージェントを選べばいいのかわからない学生も少なくありません。就活エージェントを選ぶときは、希望する企業や業界へのサポート実績があるエージェントがオススメです。
サポート実績以外にも、履歴書やESの添削、面接選考対策など、就活に関するト―タルサポートがある就活エージェントだと安心できます。
キャリチャンの「就活相談サポート」では、就活生が抱える悩みや不安をプロの専門家が解決します。他にも、書類の添削や面接対策など、就活に関する活動をトータルサポートするのが特徴です。
また、適当な企業紹介ではなく、就活に合った会社を厳選して紹介するので、企業選びにも失敗しません。就活がまだ決まらないで焦りを感じる学生は、ぜひ参加してください。
就活がまだ決まらない人に必要な3つの心構え
就活がまだ決まらない人は、いくつかの心構えが必要です。就活に失敗する学生は、何も考えずに行動している傾向があります。そこで、後悔しない就活にするためには、下記3つの心構えが重要です。
就活がまだ決まらないと焦ってしまいがちですが、上記の心構えを持って活動すると、内定獲得に近づきます。就活に不安や悩みを抱える学生は、ぜひ参考にしてください。
自信を持って活動する
就活がまだ決まらない学生は、自信を持って行動できると内定に近づきます。企業側としては、就職後に活躍できる可能性が高い人材を採用したいからです。
たとえば、あなたが採用面接官になった場合、自信を持ってる学生と自信がない学生、どちらを採用するでしょうか。自信を持ってる学生を選ぶ企業がほとんどです。
採用面接官は、新卒・中途含めて年間で何百人と面接しています。そのため、自信を持っていない学生は、すぐ見破られ不合格にされてしまうでしょう。
このようなケースを事前に回避するには、自信を持って活動するのが大切です。ただし、自信過剰になってしまうと、プライドが高く企業に馴染めない、と判断されるケースも考えられます。
自信をアピールするときは「御社の売上に貢献したい」「将来は部長職を目指したい」など、前向きな姿勢を伝えられると高評価に繋がります。
就活において自信がない学生は、前向きな姿勢を持って取り組むようにしましょう。
選考を受けている1社に熱意を伝える
就活がまだ決まらない学生は、選考を受けている1社に熱意を伝える必要があります。企業側は、同じような学生で悩んだ場合、熱意がある人を選ぶからです。
たとえば、同じようなポテンシャルを持った学生が2人いた場合、下記のどちらを採用したいと思うでしょうか。
- 「御社の経営理念に深く共感し、事業拡大に貢献したいと考えております。」
- 「御社の事業内容に興味があり、少しずつ学び成長していきたいと考えております。」
前者を選ぶ企業がほとんどです。就活生の中には「次受かればいいや」と思う人も少なくありません。このようなモチベーションを持っていると、最終面接に進んでも不合格になる可能性があります。
そのため、熱意を持った学生は選ばれやすくなります。しかし、熱意を伝える際、言葉遣いが不安になる就活生も多いです。企業の面接官は学生に対して、ある程度のビジネスマナーを持っていれば、厳しい評価はしない傾向にあります。
なので、謙虚な姿勢で熱意を伝えられると、高評価に繋げられます。それでも敬語が不安な学生は、キャリチャンの「敬語マニュアル」をご覧ください。
【就活対策資料】
敬語マニュアル
他の就活生も同じ気持ちを抱えている
就活がまだ決まらないで焦っている学生は、他の就活生も同じ気持ちを抱えていると思うことが大切です。就活に対する不安や悩みは、あなただけでなく、就活生が誰でも思います。就活生の中には、焦るのではなく気持ちを楽にしたことで「就活が上手く進んだ」というのもよくあるケースです。
なので、就活がまだ決まらないと、焦ってしまう気持ちもありますが、少しでも楽に考えられるようにしましょう。
就活がまだ決まらない人は焦らず進めることが大事!
就活がまだ決まらない学生は、焦らずマイペースで進めることが大事です。周囲から「内定ももらった」と聞いてしまうと、焦ってしまうでしょう。
焦って就活を進めても、選考対策ができず不合格になる可能性が高くなるので、デメリットしかありません。なので、就活がまだ決まらない学生は、焦らず自分で決めた就活スケジュールで進めましょう。
キャリチャンでは「就活が不安」「希望する企業・業界から内定がほしい」といった悩みを解決する就活支援サービスを行っています。無料で誰でも参加できるのが特徴です。
また、参加している期間は、納得の企業・業界から内定を獲得するまで、サポートし続けます。就活がまだ決まらない学生は、ぜひ参加ください。
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就職先がまだ決まらない就活生に関するQ&A
就活はいつまでに終わらないとやばい?
大学4年生の2月までに終わっていれば大丈夫です。ただし、10月1日の内定式以降は、エントリーできる企業数も減るので、スピード感を意識して取り組む必要があるでしょう。
就職が決まらなかったらどうする?
もし就活が決まらなくても、来年に向けた活動をしていけば大丈夫です。大学を卒業しても、3年間は新卒扱いになるので、就活の難易度が大きく上がることはありません。
内定ゼロの割合は?
平均して1割未満です。大学4年生の2月までに内定をもらっている学生がほとんどです。なので、焦らず自分のペースで進めるようにしましょう。
この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。