就活で受かりやすい企業とは?内定もらいやすい業界や職種も解説
2023年6月20日
就活の進み具合はいかがですか?
キャリアプランナー 廣瀬
就活生 Bさん
まだ内定がもらえていません。今の状況でも就職できますか?
そうなんですね。就活はまだ中盤ですから、心配しなくても大丈夫ですよ。
でも1社内定があると、安心できますよね。
キャリアプランナー 廣瀬
就活生 Bさん
そうなんです。このまま、どこにも就職できないんじゃないかと思うと不安で…。どこか、就活で受かりやすい企業はありますか?
もちろんありますよ!このコラムでは、就活で受かりやすい企業の特徴や業界、成功方法について解説します。受かりやすい企業を知って、内定獲得に向けた選考対策をしましょう!
キャリアプランナー 廣瀬
目次
就活で受かりやすいホワイト企業はある?
就活でなかなか内定が獲得できないと、受かりやすい企業はないかと探し始める学生が多いものです。
結論からお伝えすると、就活で受かりやすい企業はあります。ただし、就活で受かりやすい企業だからといって、適当に受けるのはオススメしません。
就活で受かりやすい企業ならどこでもいいという感覚で適当に受けてしまうと、入社後ミスマッチになったり、ブラック企業にあたったりするからです。そのため、就活で受かりやすい企業の中でも、自分に合ったホワイト企業を見つける必要があります。
相性が良いホワイト企業を見つけるには、企業や業界、職種の特徴を知ることが大事です。このコラムでは、就活で受かりやすい企業や業界、職種の特徴を詳しく解説します。
また、キャリチャンでは「就活を早く終わらせたい」「内定が取れなくて不安」といった学生向けの就活支援サービス「スピード内定サポート」を開催しています。プロの専門家が学生に就活ノウハウを提供しつつ、相性の良い企業を紹介するサービスです。就活で受かりやすいホワイト企業を探したい学生は、ぜひ参加してください。
就活の狙い目|選考に受かりやすい企業5つの特徴
業界や職種が決まっていても、なかなか企業選びが進まない学生は少なくありません。そこで、まずは就活の選考に受かりやすい企業の特徴について解説します。業界や職種についての企業研究ができていれば、後は就活の選考に受かりやすい企業を見つけるだけです。
就活を進めているのに、内定が獲得できない学生は、このコラムで解説する下記5の特徴を参考にしてください。
大手グループ企業
大手グループ企業は、就活の選考に受かりやすい企業の1つです。安定性と信頼性を備えており、就活の選考に受かりやすい傾向があります。
大手グループ企業は、多岐にわたる業種や分野、事業を展開しているのが特徴です。そのため、様々な職種や部門が存在し、幅広い選択肢があります。就活生は、自分の興味や適性に合わせたポジションを選ぶことができ、自身のキャリアパスを描きやすいです。
また、大手グループ企業は一定の規模と資本力を持っているため、採用活動に時間を割けるのがポイントです。こうした背景によって、採用枠も比較的多く設けているので、競争率が低くなります。
さらに、大手グループ企業は1年間を通して採用活動をしていることが多いです。ビジネスモデルが安定しているため、働く人数を増やして売上を伸ばそうとしています。
そのため大手グループ企業は、就活に出遅れてしまった学生でも、選考に受かりやすく内定が獲得しやすい企業だと言えるでしょう。ただし、有名大手企業は高学歴を求められる可能性が高いので、大手グループ企業の選考を受けるときは市場調査をするのがオススメです。
【就活対策資料】
ガクチカ集~大手企業編~
知名度が低い企業
知名度が低い企業も、就活の選考に受かりやすい企業の1つです。一般的に競争率が低く、就活の選考に受かりやすい傾向があります。
知名度が低い企業は、大手グループ企業と比較すると広報活動やブランド力が劣る場合が多いです。そのため、多くの就活生が目を向けず、有名大手企業に集中する傾向があるので、知名度が低い企業の採用枠は埋まりにくくなります。
また、知名度が低い企業は成長段階であるケースが多いため、将来的に業績や評価が向上する可能性があります。知名度が低い企業に入社すれば、将来的な成長に伴い、昇進やキャリアアップの機会を得られるかもしれません。
さらに、知名度が低い企業は、選考フローが簡素化される傾向があります。大手企業と比べて全体の面接回数が少なく、書類選考、適性検査、グループ面接といった初期選考を省略するなど、比較的簡単な選考方法を取っているようです。
そのため知名度が低い企業は、就活の選考対策が割と楽で、受かりやすい企業だと言えるでしょう。
急成長中のベンチャー企業
急成長中のベンチャー企業も、就活の選考に受かりやすい企業の1つです。急成長中ベンチャー企業は、サービスの拡大に従業員の増員が追いつかず、人手不足になっている傾向があります。
しかし、ベンチャー企業と聞くと「ブラック企業ではないのか」と不安視する就活生も少なくないので、ベンチャー企業について解説しておきます。
ベンチャー企業は成長の余地が大きいので、活躍できれば、将来的に責任あるポジションへの昇進や大きな昇給の機会が得られる可能性があります。また、ベンチャー企業はフラットな組織文化を持つ傾向があり、自分の意見やアイデアを積極的に提案できる環境があるのが特徴です。
ただし、ベンチャー企業は成長中の会社であるため、経営の安定性や将来の展望を評価しなくてはいけません。また、業界や市場のトレンドに敏感なので、事業縮小や倒産のリスクも存在します。
急成長中のベンチャー企業の選考を受ける場合は、十分な情報収集を行い、自身のキャリアプランを叶えられるかが重要です。
【就活対策資料】
ガクチカ集~ベンチャー企業編~
大学の先輩が入社している企業
大学の先輩が入社している企業も、就活の選考に受かりやすい企業の1つです。大学の先輩からの情報提供やサポートに期待できます。
大学の先輩は既にその企業で働いており、採用プロセスや業務内容、社風などの詳細な情報を提供できます。また、エントリーシートや面接対策について助言を受けられるのは、企業の選考で受かるために重要です。
さらに、大学の先輩との繋がりを通じて、採用担当者との関係を作りやすくなります。大学の先輩が推薦してくれれば、選考フローの優遇や通過率の向上が期待できるでしょう。大学の先輩の存在は、信頼性や信用度を高める要素となり、選考において有利に働く可能性があります。
ただし、大学の先輩が入社している企業が必ずしも最適な選択肢であるとは限りません。大学の先輩からの意見や経験を参考にしながらも、自分のキャリアビジョンと企業の文化、風土などが合っているか確かめるのが重要です。
営業系の企業
営業職を多く抱える営業系の企業も、就活の選考に受かりやすい企業の1つです。営業職は、さまざまな企業や業界で求められるポジションであり、就活生にとって幅広い選択肢があります。
営業職は、ビジネスにおいて重要な役割を果たすため、多くの企業が優秀な人材を求めています。営業ポジションで働くメリットは、自分のコミュニケーション能力や交渉スキルを伸ばし、ビジネスの基礎を学べることです。
営業職は、実績が数字として表れやすい職種のため、自身の成果が明確に評価されやすいのが特徴です。成果主義の企業文化を持つ営業系の企業では、頑張り次第で昇進や報酬アップ制度があります。
また、営業系の企業の多くは、研修プログラムやフォローアップ体制が整っています。新入社員に対して、営業スキルや商品知識の習得をサポートする研修や、先輩社員との面談・フィードバックなどが行われるのです。こうしたサポート体制によって、未経験者でもスキルを磨きながら成長できます。
ただし、営業職は厳しい競争やノルマのプレッシャーも伴うため、自分のライフスタイルや働き方に適しているか考慮する必要があります。
就活の狙い目|受かりやすい企業が多い業界9選
続いては、就活で受かりやすい業界について解説します。就活を効率よく進めるには、受かりやすい業界を知っておくとよいでしょう。
まだ業界が決まっていない就活生は、ぜひ下記9つの業界を参考にしてください。
IT業界(エンジニア・営業職)
IT業界の中でも、エンジニア職と営業職は、就活において受かりやすい業界の1つです。経済産業省が調査した「経済産業省 IT人材育成の状況等について」によると、IT人材は2030年までに40〜80万人不足すると発表されています。
そのためIT業界全体で人材を積極的に採用しており、とくにエンジニア職や営業職のポジションは需要が高いので、受かりやすい傾向があります。
IT業界では、新たなテクノロジーやソフトウェアの開発、システムの構築、運用など幅広い業務があります。エンジニア職ではプログラミングや開発スキルを求められますが、需要が高いため、新卒の就活ではポテンシャルを重視する企業も多いです。
営業職では、IT企業の市場拡大に力を入れており、新規顧客の獲得や既存顧客のフォローアップが重要な役割となっています。
どちらにしても、IT業界では積極的に採用活動をしているので、受かりやすい業界の1つであると言えるでしょう。
人材業界(営業職)
人材業界も就活において受かりやすい業界の1つです。人材業界の中でも、とくに営業職は需要が高まっています。需要が高まっている要因は下記のとおりです。
- 採用する企業が満足する人材の確保ができていない
- 就職したいけど悩んでいる学生が多い
上記2つの課題を解決できるのが人材業界です。
人材業界では、企業と求職者をマッチングさせる業務に重点を置いています。その中でも営業職は、企業と求職者の仲介役となってコミュニケーションを取るのが主な仕事です。
人材業界は、採用活動をする企業と就職をする求職者の手助けとなる存在です。そのため、直接人と関わる仕事をしたい学生にとっては、向いている業界だと言えるでしょう。
人材業界は常に人材需要があり、採用活動が活発に行われているため、就活生にとってはチャンスです。就活でどの業界を受けるか決まっていない学生は、需要が伸び続け、受かりやすい人材業界をオススメします。
不動産業界(営業職)
不動産業界も就活において内定がもらいやすいですが、とくに受かりやすいのが営業職です。不動産業界では、営業職が重要なポジションとなっており、不動産の販売や賃貸、仲介などの業務を担当します。
不動産業界は需要が安定しており、住宅や商業施設、不動産物件などに対する需要が増え続けています。不動産業界の営業職では、顧客とのコミュニケーションや交渉力が求められますが、成果が反映されやすいのが特徴です。
不動産業界は需要があるため、とくに新卒の営業職に力を入れて採用活動をしています。未経験者でも、OJTやOFF-JTといった研修を通じて、専門知識や営業スキルの習得が可能です。
ただし、不動産業界は地域によって需要や市場状況が異なるため、自分の希望地域や興味のある分野を考慮しながら進める必要があります。
不動産業界が自分に向いているのか不安な学生は、下記のコラムを参照ください。
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飲食業界(販売・営業職)
飲食業界も就活において内定が獲得しやすいですが、とくに販売職と営業職が受かりやすい傾向があります。飲食業界は、常に人々の生活に関わる業界であり、需要が求められているからです。その中でも、販売職や営業職のポジションは需要が高く、多くの企業が新卒採用を行っています。
飲食業界では、レストランやカフェ、居酒屋など様々な形態の店舗があります。販売職は、顧客対応や商品提案、売上管理などが主な仕事です。営業職は、飲食店舗や外部企業との取引や契約を行い、新規顧客の開拓、既存顧客の仕事を担います。
飲食業界は人々の需要があるため、新しい店舗やブランドの展開が行われるケースもあります。販売職や営業職の中でも、とくに成長性のある企業や知名度の高い企業を選べば、受かりやすい環境を見つけられるでしょう。
ただし、販売職と営業職は人材の入れ替わりが激しい業界でもあるので、自分に向いているか判断できるように、自己分析を行うのがオススメです。
アパレル業界(販売職)
アパレル業界も就活において内定をもらいやすいですが、とくに販売職が受かりやすい傾向があります。アパレル業界は衣食住の1つであり、常に需要があるからです。
アパレル業界では、販売職が中心となり、店舗での接客や商品の提案、顧客対応などが主な業務となります。アパレル業界は、流行やトレンドの変化が激しいため、新しい商品やブランドの展開も頻繁に実施されるのが特徴です。そのため、1年間を通して新卒採用をしており、学生にとってはチャンスが多い業界と言えます。
また、アパレル業界では、顧客とのコミュニケーション能力が重要な要素です。商品の魅力やスタイリングの提案、販売技術の向上などが求められます。アパレル業界は、ファッションに興味があり、人と接するのが好きな人にとって魅力的な業界です。
受かりやすい業界の1つでもあり、就活生からの人気も高いため、エントリー締め切りに注意しましょう。
Web業界
Web業界も就活において受かりやすい業界の1つです。Web業界は、現代のデジタル社会において重要な位置を占めており、就活生の中でも人気があります。
Web業界では、WebデザインやWeb開発、マーケティング、コンテンツ制作などのポジションがあります。Web業界は、新しいテクノロジーやトレンドに敏感で、クリエイティブな仕事に関われるのが特徴です。
とくにエンジニアやデザイナーの需要が高く、Web業界の中でも受かりやすい企業が多いです。また、マーケティングやコンテンツ制作のポジションも重要であり、デジタルマーケティングのスキルやコンテンツ制作の能力を持つ人材を求めています。
Web業界は常に進化しており、新しいサービスやプラットフォームの開発が行われています。Web業界を受ける就活生は、最新の技術やトレンドに対する知識、興味を持ち、自分のスキルをアピールするのが重要です。
また、Web業界は将来的にも需要が高いため、スキルや経験を身につければ、どの企業でも重宝されます。受かりやすい業界の中でも、需要が高いスキルを身につけたい学生は、Web業界がオススメです。
医療業界(営業・医療系)
医療業界も就活において内定がもらいやすいですが、とくに営業職と医療系は受かりやすい傾向があります。近年の日本は、超高齢化社会に向かっているため、医療関係の人材が求められているからです(参照元:内閣府 高齢社会白書)。
また、医療業界は安定性と社会貢献度の高さから就活生に人気があります。営業職では、医療機関や製薬会社との関係構築、製品の販売、新規顧客の開拓などが主な業務です。医療系のポジションでは、看護師や医療技術者、研究職など、専門知識と技術が求められます。
医療業界は、人々の健康や福祉に関わる重要な業界であり、需要が安定しています。とくに高齢化社会の進展に伴い、医療サービスや製品の需要は増え続けているのもポイントです。
そのため、営業職と医療系は就活において受かりやすい業界だと言えるでしょう。ただし、医療業界の職種によっては、夜勤があり体力が必要になるので、自分に合った仕事か確かめる必要があります。そのためには、自己分析を怠らないようにしましょう。
金融業界(営業職)
金融業界も就活において内定が獲得しやすいですが、とくに営業職は受かりやすい傾向があります。金融業界は、お金に関する仕事が多いため、誰からも必要とされるからです。
金融業界では、銀行や証券会社、保険会社など、さまざまな金融機関が存在し、顧客に対して金融商品やサービスの提供を行っています。その中でも営業職は、顧客との関係構築やニーズの把握、提案などが担当業務です。
金融業界は、経済の動向やマーケットの変化に深く関わっており、需要が安定しています。そのため、成長性や将来性の発展性も高く、幅広いキャリアビジョンを描けるのが特徴です。
金融業界では、金融知識や市場動向に対する理解が求められます。また、金融業界の営業職は、体育会系のイメージが強く、体力面が求められるでしょう。金融業界を受ける就活生は、最新の動向やトレンドについての知識を積極的に学び、自分の適性に合ったポジションを選ぶのが重要です。
金融業界が自分に向いているか不安な学生は、下記のコラムを参照ください。
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小売業界
小売業界も就活において受かりやすい業界の1つです。小売業界では、多くの企業が新卒採用を行っており、受かりやすい特徴があります。
小売業界の仕事は、店舗での販売や接客、商品管理などが主な業務です。小売業界はさまざまな業態が存在し、衣料品や家電、食品、化粧品など、多岐にわたる商品を取り扱っています。
小売業界は顧客との接点が多く、商品知識やコミュニケーション能力が求められるため、魅力を伝えるスキルや顧客のニーズを把握し提案できる力が重要です。また、販売員として店舗運営や売上管理にも携わるケースもあります。
小売業界は需要が安定しており、多くの消費者が利用するため成長性も期待できるでしょう。
就活生は小売業界での就職を考える際、就職後「つまらない」と感じないように、自分の興味や関心を持っている商品、ブランドを選ぶのが重要です。また、店舗の雰囲気や働き方、福利厚生などもチェックすることで、相性の良い企業を見つけられます。
キャリチャンでは、受かりやすい業界がわかっても「納得する企業に就職できるか不安」といった悩みを解決する「再就活サポート」という就活支援サービスを開催しています。学生が志望する企業から内定を獲得するまでサポートし続けるサービスです。
マンツーマンでサポートしているため、最後まで安心して活動できます。納得する企業に就職をしたい学生は、ぜひ活用してください。
就活の狙い目|選考に受かりやすい3つの職種
続いては、就活の選考に受かりやすい職種について解説します。選考を受ける業界が決まっていても、職種が選択できない学生は少なくありません。また、現在受けている職種で内定が取れないで悩む学生もいます。
そこで「職種が決まらない」「いまの職種で内定が獲得できない」といった悩みを抱える学生には、下記の受かりやすい職種がオススメです。
営業職
営業職は、就活において選考に受かりやすい職種の1つです。営業職は、企業の商品やサービスを顧客に提案し、契約を獲得する仕事を担います。営業職が就活の選考に受かりやすい理由と、成功するためのポイントは下記のとおりです。
【営業職が就活の選考に受かりやすい理由】
- 需要の安定性:企業の売上向上や事業拡大に欠かせない役割を果たすため、需要が安定しており、多くの企業が新卒採用を行っている
- 採用枠の大きさ:多くの採用枠が設けられている傾向があり、選考のチャンスが広がっている
- 成果主義の評価:自分の成果によって評価される傾向があるため、実績を示すことができれば、選考に有利に働くことがある
【成功するためのポイント】
- 主体性
- 課題発見力
- 論理的思考力
- 情報収集能力
- ヒアリング力
- チームワーク力
- 継続的な学習意
- コミュニケーション能力
営業職は、自分のパーソナリティや対人スキルを活かせる職種です。営業職に興味があるが癖は、過去に成功するためのポイントに関する出来事があれば、積極的なアピールをオススメします。
エンジニア職
エンジニア職も、就活において受かりやすい職種の1つです。エンジニア職は、ソフトウェア開発やシステム設計など、テクニカルなスキルを活かした仕事を担います。エンジニア職が就活の選考に受かりやすい理由と、成功するためのポイントは下記のとおりです。
【エンジニアが就活の選考に受かりやすい理由】
- 需要の高さ:技術の進化とデジタル化の進展に伴い、エンジニアの需要は非常に高まっているため、多くの企業がエンジニアを積極的に採用している
- スキルの評価:技術力や開発実績が評価される傾向があるので、スキルや経験を適切にアピールすれば、選考に有利に働く場合がある
- 人材不足:2030年までに40~80万人のIT人材が不足する
【成功するためのポイント】
- 問題解決力
- 論理的思考力
- チームワーク力
- プログラミングの知識
- コミュニケーション能力
大学時代にエンジニアに関わる勉強をしていた場合は、即戦力になる可能性が高く、高評価になるので、積極的なアピールがオススメです。エンジニア職は、人材不足であるため、未経験や文系学生でも就職できます。
販売職
販売職も、就活において受かりやすい職種の1つです。販売職は、顧客との接点を持ち、商品やサービスの販売を担当する仕事を担います。販売職が就活の選考に受かりやすい理由と、成功するためのポイントは下記のとおりです。
【販売職が就活の選考に受かりやすい理由】
- 需要の安定性:商品やサービスの販売は企業にとって重要な要素であるため、多くの企業が販売職を採用している。
- 採用枠の多さ:顧客との接点を持つ役割であり、需要があるため、採用枠も多く設けられている
- 人材不足:人材の入れ替わりが激しい職種であるため、常に人材を求めている
【成功するためのポイント】
- 顧客対応力
- チームワーク力
- コミュニケーション能力
販売職は接客業務や販売業務のため、人との関わりが必要です。そのため、コミュニケーション能力や人間関係の構築能力、ストレス耐性なども重要な要素となります。
就活において受かりやすい販売職に興味がある学生は、自分と相性が良いのか見極める必要があるでしょう。
受かりやすい企業でも対策は必須!就活を成功させる5つの方法
就活における受かりやすい業界や職種・企業の特徴を理解した後は、成功させるための方法を押さえておくのをオススメします。就活において受かりやすい特徴を把握しても、対策をしなくては合格できないからです。
就活を成功させるには、下記5つの方法が大切になります。
就活に受かりやすい業界や職種、企業から内定を獲得するためにも、ぜひ参考にしてください。
自己分析を実施する
就活を成功させるためには、自己分析が必要です。自己分析は、あなたの強みや興味・関心、将来のキャリア目標などを明確にします。自分の情報をまとめられれば、行きたい業界や職種、企業がハッキリするので、就活を成功させるには自己分析が重要です。
しかし、自己分析のやり方がわからない学生も多いのではないでしょうか。そこで、自己分析を実施するうえでのポイントを紹介します。
- 自己理解:自身の性格、価値観、得意な能力などを客観的に把握する
- 興味・関心の洗い出し:どのような業界や職種に興味や関心を持っているのかを明確にする
- キャリア目標の設定:1年後・5年後・10年後と長期的なキャリア目標を設定し、それに向けてのステップや目標を立てる
上記の部分を自己分析すれば、自分と相性の良い業界や企業が明確になります。自己分析を実施しないまま就活をすると、入社後ミスマッチになり、早期離職に繋がる可能性が高いです。
就活を成功させるには、まず自己分析が必要です。キャリチャンでは、自己分析の方法を詳しく解説したワークシートを無料提供しているので、ぜひ利用してください。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
魅力的な履歴書・ESを準備する
就活生を成功させるには、魅力的な履歴書やESの準備も必要になります。企業から内定をもらうには、面接の前に行われる書類選考を突破しなくてはいけません。そのため、面接官に「会いたい」と思わせる魅力的な履歴書やESを作成し、書類選考に合格する必要があります。
魅力的な履歴書やESの作成ポイントは下記のとおりです。
- 明確でわかりやすい記載:経歴やスキル、成果を明確かつわかりやすく記載する
- 自己PRの工夫:強みや特技、キャリア目標など、具体的な数字を活用してアピールする
- レイアウトとデザインの工夫:Web上で提出する場合、適切なフォントや文字サイズの選択、適度なスペース設定などを統一するように意識する
- 経験と企業のマッチング:企業研究を行い、求める人物像や要求条件に対して、経験や能力を適切にアピールする
- 誤字脱字の確認:誤字脱字は低評価の対象になるので、最後に確認する
上記のポイントを意識すると、魅力的な履歴書やESに近づきます。詳しい書き方のコツは、下記のコラムを参照ください。
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ガクチカで学んだことに何を書く?50の例とES・面接でのコツ
対面面接・Web面接の対策をする
就活を成功させるには、対面面接とWeb面接の対策も必要です。企業から内定を獲得するためには、面接選考で合格する必要があります。そのため、就活を成功させるには、面接選考対策が重要です。
近年の面接選考では、対面よりもWebで実施されている傾向があるため、オンラインに適した準備が必要です。Web面接の場合、注意しなければいけないポイントがあります。
Web面接では、下記に注意する必要があります。
- 明るい表情
- 全身スーツを着用
- 開始5分前には入室
- 声のトーン・声量をいつもり大きめに意識
- 通信環境(接続不備がない環境)
- 画面の背景(バーチャル背景はNG)
「Web面接だから何とかなる」と思う学生も多いですが、面接官は上記のポイントができるかどうか注視しているため、注意しないと低評価に繋がる恐れがあります。
また、最終面接だけ対面面接にするケースもあるので、Web対策だけにならず、バランスよく準備するのもポイントです。
気になる企業へ積極的にエントリーする
就活を成功させるには、気になる企業へ積極的にエントリーする必要があります。「迷っていたらエントリー期間が締め切りになっていた」という状況を回避するためです。
ただし、気になる企業だからといって、ただエントリーすればいいとは限りません。エントリーする場合は、下記のポイントを意識してください。
- マーケットリサーチ:興味がある業界や職種、企業のリサーチをする
- インターンシップの活用:インターンシップや企業説明会に参加して、実際の雰囲気を確かめる
- 企業に合わせた応募:書類を使いまわすのではなく、企業に適した内容で提出する
上記のポイントは、就活を成功させる上で大切です。志望した業界や職種、企業から内定をもらってこそ、就活が成功したと思えます。
気になる企業へ積極的にエントリーするときは、上記のポイントを実施しましょう。
就活エージェントを頼る
就活を成功させるには、就活エージェントを頼るのがオススメです。就活エージェントは、近年の就活状況から、内定を獲得するための方法を網羅しています。就活エージェントを利用すれば、専門的な知識を活かしながら、活動をサポートしてくれるので、学生にとっては大きなメリットです。
就活エージェントがサポートできる内容は下記のとおりです。
- 企業研究
- 就活情報の提供
- 書類添削・面接練習
- 相性が良い企業の紹介
就活エージェントができるサポートを受ければ、活動を効率的に進められます。しかし、どのような就活エージェントを選べばいいのか悩む学生も少なくありません。
そこでオススメなのが、キャリチャンの「スピード内定サポート」です。プロの専門家があなたの就活状況に応じて適切な活動内容を提案し、履歴書やESの添削や面接選考対策など、就活に関する活動をトータルサポートします。「内定が早くほしい」「就活が不安」といった学生は、ぜひ活用してください。
自分に合った企業は就活で受かりやすい!
就活で受かりやすい企業の特徴は、あなたとの相性です。企業側としても、入社後のミスマッチを避けたいと思って採用活動をしています。
「内定がもらえない」「就職できるか不安」といった学生は、いま選考を進めている業界や企業の相性が良いのか確かめる必要があります。そのためには、このコラムで解説したポイントが重要です。
キャリチャンでは、学生が就活を成功させるために、さまざまな就活サポートを行っています。内定獲得に悩む学生は、ぜひ活用してください。
「スピード内定サポート」に参加しよう!
就活で受かりやすい企業に関するQ&A
文系の就活生が受かりやすい業界は?
「金融」「人材」「航空」です。ただし、企業によって募集内容は異なるので、研究を怠らないようにしましょう。
理系の就活生が受かりやすい業界は?
「メーカー」「技術職」「IT・ソフトウェア」です。ただし、IT系の企業は募集内容に特徴があるので、エントリー前は確認するようにしましょう。
体育会系の就活生が受かりやすい業界は?
「人材」「不動産」「金融」です。他の業界であっても、体育会系の風潮が強い企業であれば、受かりやすい傾向があります。
この記事の監修者
廣瀬 舞
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。
就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。
また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している