就活の基本マナーと説明会・面接などシーン別のマナーを一挙紹介!

 2018年6月12日

うかない顔をしてますが、どうしました?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

就活マナーが覚えられなくて……。調べれば調べるほどどんどんマナーが出てきて、正直わけがわからなくなってきました。

なるほど。確かにたくさんあり過ぎて、丸暗記するのは難しいでしょう。

でも就活マナーは、相手に対する配慮や気づかいが根本にあるんです。それを理解できれば、ある程度は自然にできるようになりますよ。

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

そうなんですか?

そうなんです!

このコラムでは、そもそも就活マナーとは何かや、かならず押さえておきたい基本のマナー、就活シーン別に必要なマナーについてまとめました。一緒に見ていきましょう。

キャリアアドバイザー 平崎

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目次

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  1. 就活マナーは気づかいができる証
  2. 就活マナーはビジネスマナーの基礎でもある
  3. 就活マナーは採用にも影響する

就活マナーとは

就活マナーとは

そもそもマナーとは、社会や集団において皆が快適に過ごすために守るべき礼儀作法のことを指します。つまり就活マナーとは、就活において応募先の企業やまわりの人に不快感を与えないよう、配慮する態度・行動のことです。

就活生の中には、「守るべきマナーが多すぎて覚えきれない」「そもそも就活にマナーなんて必要なのか」と感じている人もいることでしょう。そこでコラムの初めにまずは、就活マナーの意義と必要性について説明したいと思います。

就活マナーの意義と必要な理由は、以下の3つです。

前述のように、就活にはたくさんのマナーがあるため、単純に丸暗記しようとするのは難しいです。自分自身が意義や必要性を理解していないと、覚えるのもいっそう難しくなります。

就活マナーへの根本的な理解を深めて、自然に振舞えるようになるためのヒントを見つけてください。

就活マナーは気づかいができる証

就活マナーは、他者への気づかいができる人物だという証になります。なぜなら就活マナーとはそもそも、応募先の企業やまわりの人に失礼にならないよう、相手の気持ちを気づかう行為だからです。

たとえば就活における言葉づかいのマナーでは、相手への敬意を示すために敬語を使い、相手の状況や気持ちに配慮してクッション言葉を用います。

仕事は一人ではできず、必ず社内外の誰かと接触するので、他者に不快感を与えないための気づかいは不可欠です。自分のことだけを考え他者を気づかえない人は、入社後の仕事ぶりや人間関係の構築に関して、企業に不安を抱かせることになるでしょう。

それに対して就活マナーができている人は、他者を気づかうことで円滑な人間関係を築け、スムーズに仕事を進められると評価されるのです。

また、前述のように就活マナーは、相手に不快感を与えないように気づかう礼儀作法です。礼儀知らずの無礼な就活生より、礼儀正しく丁寧に対応する就活生の方が、間違いなくよい印象を与えられます。

自分のマナーで企業側へ好印象を与える自信のない人は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」を活用してください。あなたの希望に合った企業を紹介するだけでなく、就活に関する悩みや疑問の相談にも乗ります。

就活のプロから正しいマナーを学んで、就活の成功につなげましょう!

就活マナーはビジネスマナーの基礎でもある

就活マナーは、社会人に求められるビジネスマナーの基礎でもあります。就活にはマナーがたくさんあって大変だと感じる就活生が多いと思いますが、実は社会に出て働くようになるとその何倍ものマナーが必要です。

就活マナーはビジネスで必要とされるマナーのごく一部であり、多岐にわたるビジネスマナーを身に着けるための基礎部分に当たります。つまり就活マナーは就活の間だけでなく、今後の社会人生活においてずっと役立つものです。

また、基礎ができていない人は応用を身に着けられません。たとえ就活マナーを身に着けないままどこかの企業に就職できたとしても、社会に出てから困ったことになるのは目に見えています。

他者を気づかえないと円滑な人間関係を築けず、仕事がうまく回らないでしょう。社内の人に不快感を与えれば仕事への協力が得られませんし、職場の雰囲気が悪くなり働きにくい状況になってしまいます。

また、社外の人に不快感を与えれば仕事を受注できず仕事の成否に直結しますし、クレームに発展し、将来的な仕事の芽もつぶしてしまうかもしれません。そうしたリスクを回避するために、研修でOKが出るまで現場に出せないと判断される可能性もあります。

そうなれば同期の中で出遅れてしまい、キャリアを築いていく上でも障害になります。それほどビジネスにおいてマナーは重要なものなので、就活のうちにしっかり基礎を身に着けておく必要があるのです。

就活マナーは採用にも影響する

就活マナーができているかどうかは、採用選考の合否にも大きく影響します。なぜならまわりへの気づかいができず、ビジネスマナーの基礎もできていない人物を採用するのは、企業としても不安だからです。

そのような人物を採用したら、社内外の人を不快にさせ、ビジネスに支障をきたす恐れがあります。それを回避するための研修にも多大なコストと労力が必要です。

また、採用担当者や面接官に不快感を与えることによって、その他の評価も上がりにくいでしょう。採用担当者や面接官も人間なので、印象の良し悪しは無意識に就活生に対する評価にも影響を及ぼします。

そうした理由から就活マナーができていない就活生は、採用選考において「即戦力になれず入社後のポテンシャルも低い=採用する価値がない」と判断される可能性が高いのです。

一方で就活マナーができる人は、研修にも手間がかからず、早く戦力として稼働できるようになるため、企業としてはありがたい存在といえるでしょう。採用担当者や面接官に与える印象もよいため、自然にそれ以外の評価も高くなり、内定につながりやすいです。

そのため、これから就活を始める人は、ぜひとも就活マナーを身に着ける必要があります。具体的な就活マナーは次項から詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

就活における基本のマナー

就活における基本のマナー

就活には守るべきマナーがたくさんあるため、「覚えきれない」「どこから手を付ければいいかわからない」という就活生が多いです。そういう人はまず、就活におけるさまざまなシーンで頻繁に必要となる基本のマナーから押さえましょう。

ここでは、就活における基本のマナーとして、以下の5つを紹介します。

就活マナーをマスターするための第一歩として参照してください。

あいさつ

気持ちのよいあいさつは、就活マナーの基本中の基本です。あいさつは人とのコミュニケーションにおける基本でもあるので、あいさつしないのは失礼に当たります。気持ちのよいあいさつができれば、相手に与える印象がよくなるでしょう。

人の印象は最初の数秒で決まるといわれています。仕事に対する能力を実績で示せない新卒はポテンシャルを評価されるため、企業側へ与える印象の良し悪しは就活において重要です。

就活には、電話やメール、インターンシップ、説明会、面接など、企業の人にあいさつする場面が多数あります。最初のあいさつで好印象を与えられるかどうかが、就活の成否を左右するといっても過言ではありません。

好印象を与えるあいさつのポイントは、以下の4つです。

  • アイコンタクトを取る
  • 軽く微笑む
  • 元気よくハキハキと発声する
  • お辞儀とあいさつは同時にしない

新卒に求められるのは若さなので、素直でさわやかな印象を与えるあいさつが好まれます。

「初めまして」「こんにちは」「おはようございます」「お世話になっております」「お疲れさまです」など、ビジネスでは1日に何十回、何百回とあいさつするのが日常です。恥ずかしがり屋であいさつが苦手な就活生もいると思いますが、就活のうちから練習して慣れておきましょう。

お辞儀

就活において、あいさつとともに必須となるのが、お辞儀のマナーです。あいさつしたときにお辞儀が必要であることは何となく理解している就活生が多いと思いますが、どんなお辞儀でも礼儀正しく見えるわけではありません。

お辞儀をすることによってマナーを示したつもりでも、やり方が間違っていると失礼になってしまうこともあります。適切なお辞儀ができるように、ポイントを学んでおきましょう。

ビジネスで用いられるお辞儀には、以下の3種類があります。それぞれのお辞儀には意味があるので、シーンに合わせて使い分けが必要です。

  • 会釈(15度)…すれ違うときなどする軽いお辞儀
  • 敬礼(30度)…初対面のあいさつなどにともなう一般的なお辞儀
  • 最敬礼(45度)…謝罪などの際に必要な心込めたお辞儀

お辞儀のことを「頭を下げる」という言い方もしますが、ただ頭が下がればよいわけではなく、腰を曲げることによって頭を下げるのがお辞儀です。首を曲げて頭を下げても、お辞儀にはならないので注意してください。

首だけが前に出て背中が丸くならないよう、背筋を伸ばして腰を曲げるのがポイントになります。また、あいさつと同時にお辞儀をするのでなく、あいさつしてからお辞儀をするのが正しいマナーです。

美しいお辞儀ができるように練習しましょう。

お辞儀のマナー

言葉づかい

就活を行う上では、言葉づかいも重要なマナーです。相手に対する敬意を表し、適切な言葉づかいができるかどうかで、相手に与える印象がまったく異なります。

学生生活ではあまり言葉づかいに気を付ける必要がないため、敬語や敬称などの使用に慣れていない就活生も多いでしょう。それは企業側も承知しているので、電話や面接で緊張のあまりうっかり言い間違えてしまっても、多少なら目をつぶってくれるかもしれません。

しかし、そもそも正しい言葉づかいを知らないとなると話は別です。正しい言葉づかいができないと失礼ですし、入社後にゼロから言葉づかいを教えるのは大変なので、敬遠されてしまう恐れがあります。

言葉づかいのマナーに慣れていない人も最低限、以下の4つのポイントは押さえておきましょう。

  • 自分のことは「私(わたし)」または「私(わたくし)」と表現
  • 相手の企業へは「御社(おんしゃ)」「貴社(きしゃ)」などの敬称を用いる
  • 相手の行動は尊敬語、自分の行動は謙譲語で敬意を表す
  • 依頼するときや断るときはクッション言葉を挟む

企業に対する敬称は、話し言葉なら「御社」、書き言葉なら「貴社」と使い分けるのがポイントです。ただし、病院や学校など、これに当てはまらないケースも存在します。詳しくは下記のコラムを参照してください。

また、敬語には大きく分けて「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があり、使い分けが必要です。しかし単語1つ1つに3種類の敬語があるため、難しいという就活生もいるでしょう。

間違って覚えているケースもあるので、就活を始める前に正しい敬語を確認しておくことをオススメします。よく使うクッション言葉と合わせてまとめてあるので、下記を参考にしてしてください。

時間や期限

就活では、約束の時間や期限を必ず守るのがマナーです。社会人は学生とは比べ物にならないほど、約束の時間や期限に厳しい目を向けています。

なぜなら仕事では、1つの遅れが社内外に多大な迷惑をかけ、損失をもたらす可能性があるからです。場合によっては会社の信用をおとしめ、その後の取引状況にも悪影響を及ぼしかねません。

そのため就活でも、約束の時間や期限を守れない人は信用されず、それだけで大きく評価が下がる恐れがあります。企業から指定された期限は厳守するとともに、日程調整の際には必ず守れる余裕を持った約束をすることを心がけてください。

就活では他社との兼ね合いも考え、スケジュールの詰め込み過ぎに注意しましょう。

報連相(ほうれんそう)

就活では、「報連相(ほうれんそう)」を行うことも必須のマナーとなります。報連相とは、報告・連絡・相談の略語です。報連相は社会人の基本なので、それができない人は就活でも敬遠される可能性が高いでしょう。

就活の中で報連相が必要になるシーンは、たとえば以下のような状況です。

  • 約束の時間や期限に遅れそうなとき
  • インターンシップなどで与えられた課題がうまくいかないとき
  • Web面接でトラブルが発生したとき など

就活生の中には、すべてが終わった後で事後報告する人もいますが、それでは手遅れです。たとえば約束の時間や期限に遅れそうになったとき、その時間や期限がすぎてしまってから「○○の理由で遅れました」と言っても通用しません。

「約束を守れない人物」「自分のミスに対して言い訳する人物」という評価がつき、それを覆すことは非常に難しいでしょう。

本来であれば、不測の事態が発生した時点でまず連絡を入れ、どうすべきか相談し、その結果どうなったのか報告するのがマナーです。報告なしはもちろん、途中の連絡・相談が抜けてしまっても印象が悪くなるので注意しましょう。

就活における身だしなみのマナー

就活における身だしなみのマナー

「就活は見た目がすべて」などという人もいるくらい、就活では身だしなみのマナーが重要になります。その理由は、良くも悪くも見た目が相手に何らかの印象を与え、それが仕事の成果や人間関係に影響を及ぼすからです。

実際、採用担当者の9割以上が見た目を評価対象にしているといわれています。詳しくは下記のコラムで特集しているので、参考にしてください。

とはいえ、企業側が就活生の見た目に求めているのは「清潔感」であって、生まれ持った顔立ちの良し悪しではないです。身だしなみの対策をすれば、誰でも見た目で好印象を与えることができるので心配はいりません。

ここでは以下の項目に沿って、身だしなみのマナーを説明します。

ポイントをおさえて対策しましょう。

服装

就活では、企業側からとくに指定がなければリクルートスーツを着用するのがマナーです。

ただし、企業側から「私服でお越しください」などと指定された場合は、それに従いましょう。私服姿でなければならない、何らかの理由があると思われます。

案内状に「私服可」「服装自由」といった記載がある場合は、リクルートスーツでも私服でも、どちらでもOKです。

ここではスーツの場合と私服の場合に分けて、就活における服装のマナーを紹介します。

■ スーツの場合

リクルートスーツ選びのポイントは以下のとおりです。

  • スーツは無地で、黒・紺・グレーなどの無難な色
  • 女性はパンツスタイル・スカートスタイルどちらでも可
  • 男性はネクタイ着用
  • ワイシャツは白・淡い青・淡いピンクなどの白っぽい色の長袖

リクルートスーツは就活生の制服のようなものです。基本的には、オフィスで着用したときに悪目立ちしない無難な色とデザインを選びましょう。

みんなで同じ服装をするのは抵抗がある人もいるかもしれませんが、見た目が統一されているからこそ本質的な部分を比較しやすい側面もあります。見た目の個性を抑えて採用側の都合に配慮するのも就活マナーです。

詳しい選び方については、下記のコラムを参照してください。

リクルートスーツの着用時は、ジャケットのボタンのかけ方が男女で異なるので注意しましょう。詳しくは、以下のコラムで説明しています。

■ 私服の場合

私服といっても就活で指定される「私服」は、普段着のことではありません。場面にもよりますが、就活で私服を指定されたら基本的には、オフィスで着用するのに適したスーツ以外の服装と理解しましょう。

このような服装は、一般に「ビジネスカジュアル」や「オフィスカジュアル」と呼ばれています。ポイントは以下のとおりです。

  • 襟付きの長袖シャツ+ジャケット+フルレングスのパンツ(女性はスカートも可)
  • 白・黒・紺・ベージュ・グレーなどの無難な色
  • 無地
  • ジーンズはNG

企業が就活で私服を指定する理由はさまざまですが、基本的にはTPOに合わせて、仕事で着用するのに適した服装を選べるかどうかを見られていることが多いです。

仕事に際して、スーツを着用する企業ばかりではありません。取引先など社外の人と接触しても失礼にならないような、スーツ以外の服装が求められます。そのため、私服といってもカジュアルになり過ぎないように注意が必要です。

ただしアパレル系など一部の業界では、ビジネスライクなTPOより流行感覚や美的センスを見られる場合もあります。

詳しくは下記のコラムを参照してください。

かばん

就活にあたっては、かばんを持っていくのがマナーです。現地で書類を渡されることもあるので、たとえ出発時の持ち物がすべてポケットに収まったとしても、手ぶらはよくありません。

ただし、かばんといってもリュックやダッフルバッグのような、カジュアルなデザインのものは就活に適さないです。スーツやオフィスカジュアルの服装にマッチする、シンプルなかばんを選びましょう。

就活での使い勝手も考えると、以下のような条件を満たすかばんがよいでしょう。

  • 黒・紺などの落ち着いた色
  • 無地でシンプルなデザイン
  • A4サイズのファイルが余裕で入る大きさ
  • 自立する

とはいえ、就活の際は大抵、かばんの置き場がありません。説明会や面接では、椅子の横にかばんを直置きするのがマナーです。椅子と椅子の間隔は広くないため、邪魔にならないよう自立するデザインのかばんをオススメします。

また、遠方から泊りで就活に来る場合も上記のような就活用のかばんは必須です。スーツケースやボストンバッグといった大型の荷物は、ロッカーなどに預けておきましょう。

足元

就活の際は靴下やストッキングを履き、黒っぽい革靴を着用するのがマナーです。暑い季節でも、素足で直に靴を履くのはマナー違反になるので注意しましょう。

靴下やストッキングは無地で、なるべく目立たない色のものを着用します。靴下であればスーツの色に近い黒っぽい色、ストッキングであれば肌色がオススメです。

革靴は飾りのない、シンプルなデザインがよいでしょう。

  • 男性…ローカットで紐で縛るタイプの革靴
  • 女性…ローヒールのパンプス

スニーカーはもちろん、皮の素材でもローファー、ブーツ、サンダルなどのデザインはカジュアル過ぎて失礼です。

就活はビジネスの場なので、自分の好みよりTPOに合わせた選び方をしてください。

アクセサリー

貴金属店に就職するのでない限り、就活では基本的に、アクセサリー類を身に着けないのがマナーです。就活は応募者の適性を見る場であって、着飾る場ではないため、おしゃれをしていることは好印象につながりません。

むしろ「TPOに合わせられない」「真面目に就職する気がない」といった悪い印象を与えてしまう恐れがあります。指輪やネックレスのほか、ピアスやカラーコンタクトなども身に着けない方がよいでしょう。

就活ではその他の身だしなみが地味な分、小さなアクセサリーでも身に着けていると必要以上に目立つのです。華美な印象を与え、派手な生活をしている人物だと誤解される可能性もあります。

とくに耳たぶ以外の場所に空いているピアスの穴は、人事や面接を担当する高い年齢層の人に受け入れられず、「不品行な人物に違いない」といったバイアスをかけてしまうリスクが高いです。その場合はピアスを外しておくだけでなく、穴を隠した方がよいでしょう。

就活では髪色を地毛の色に戻し、顔周りがよく見えるスッキリした髪型にするのがマナーです。髪色や髪型から受ける印象は、見る人によって大きく異なります。

派手な髪色や髪型にしていると社内外の人に悪い印象を持たれる恐れがあるため、会社では髪に関する規定が定められている場合が多いです。就活の場で自社の規定に反する髪色・髪型にしている学生はあまりよい印象を与えませんし、入社後も規定に従ってくれるかどうか不安にさせてしまいます。

そのため、就活の際はどの企業の規定にも抵触しない無難な髪色・髪型にしておく必要があります。

繰り返しになりますが、身だしなみの就活マナーとして求められるのは「清潔感」です。ただし、この「清潔感」には単に衛生的であるという以外に、隠し事のない清廉潔白なイメージや、明朗快活でさわやかなイメージといったものも含まれます。

そうしたイメージを髪型で表現するには、額・頬・顎・耳など顔周りのパーツを髪で隠さずスッキリとまとめ、全面的に顔をさらけ出すことがポイントになります。詳しくは下記のコラムで特集しているので、参考にしてください。

就活では爪を短く切りそろえ、マニュキュアやネイルアートなどはしないのがマナーです。大抵の職業では長い爪が仕事をする上で邪魔になりますし、不衛生でもあります。

長い爪や装飾が商品を傷つけたり混入したり、人工的な色がお客様によい印象を与えないといった理由から、社内規定でマニュキュアやネイルアートを禁止している企業も多いです。同じ理由で、仕事で活躍する姿を想像できないため、就活でも印象がよくありません。

就活における爪の長さは、手のひら側から見たときに爪が見えない程度が適切です。ただし、爪が汚いと不衛生な印象を与えるので、マニキュアは塗らずに、きれいに磨いておくことをオススメします。

もともと爪の色が悪くて気になる人は、透明か極薄のピンクなど、自然な爪の色に見える色を塗るだけに留めましょう。

顔周り

就活では、男性はひげをきれいに剃り、女性はナチュラルメイクを施すのがオススメです。そうでなければマナー違反というわけではないですが、大多数の企業は新卒に「清潔感」を求めているため、誰が見てもそのように感じる顔にしておくのが無難でしょう。

多様化の時代にあって、顔周りに関するマナーは変化してきています。以前に比べ、ひげやメイクに関して画一的なルールを設ける企業は少なくなりました。

とはいえ、ひげやメイクに対しては人によって感じ方にばらつきが大きく、業界や職種によって好まれるイメージも大きく異なります。志望先で働いている人を参考に判断するとよいでしょう。

臭い

就活では臭いにも気を付けるのがマナーです。人を不快にさせる臭いを発していると清潔感がないですし、入社後も社内外の人に嫌がられる可能性があるため印象がよくありません。

とはいえ、自分が発している臭いは自分で気づきにくいものです。具体的には、以下の臭いに気を付けましょう。

  • タバコの臭い
  • 汗の臭い
  • 生乾きの臭い
  • 口臭
  • 香水
  • 整髪料

香水や整髪料はよい臭いに感じるかもしれませんが、好みに個人差があるため、自分が好きな香りでも相手を不快にさせることがあります。完全に無臭になるのは不可能ですが、できる限り何の臭いも付けないのがベストです。

就活における電話のマナー

就活における電話のマナー

就活では、企業側と電話によるやり取りを行うことが多々あります。メールと違ってリアルタイムでのやり取りとなるので、「緊張する」「苦手だ」という就活生もいるでしょう。

電話の要件によってもさまざまなマナーがありますが、ここでは就活における基本の電話マナーを以下の4つに分けて紹介します。

電話によるやり取りは互いの表情が見えない分、直に話すときよりマナーに気を付ける必要があります。以下の説明を参考に、礼儀正しい電話のマナーを身に付けましょう。

話し方

電話での話し方のマナーは以下のとおりです。

  • 大きな声でハキハキ、活舌よく話す
  • 「声の笑顔」を意識して、明るいトーンの声を出す
  • 話は結論から手短に
  • 言葉づかいは丁寧に
  • 聞き取りづらいときは聞き返し、あいまいにしない
  • 情報は復唱して確認し、必ずメモする
  • 話し始めと話し終わりにあいさつを忘れずに

就活における電話のマナーも、ポイントになるのは相手を気づかうことです。相手が聞き取りやすいように話し方や話す場所に配慮するとともに、相手を不快にさせないよう礼儀正しい態度と言葉づかいで話しましょう。

また、一度聞いたことを後から聞き直すのは失礼なので、その電話の間に確実な情報を取得するよう努めるのもマナーのうちです。言葉づかいやあいさつのマナーは、『就活における基本のマナー』の項目を参考にしてください。

受け方

就活の中で企業から電話を受ける際のマナーは以下のとおりです。

  1. 電波がよく静かな環境へ移動する
  2. 3コール以内に出る
  3. 第一声で「はい。○○です。」と名前を名乗る
  4. 3コールよりも待たせたときは「お待たせしました」の一言を添える
  5. 相手が名乗ったら「お世話になっております。」などとあいさつし、用件を聴く
  6. 話が終わったらお礼を言って、「失礼いたします」とあいさつ
  7. 相手が電話を切ったのを確かめてから自分も切る

プライベートで電話を取る際によく使う「もしもし」は、就活ではNGです。

もしも企業から電話がかかってきたときに電波が悪い場所や騒がしい環境にいたり、すぐに返答できない内容だったりした場合は、事情を説明して折り返すのがマナーです。その際は、いつごろ折り返せるのか目安を伝えましょう。

実際の受け答えの例文は、下記のコラムを参照してください。

かけ方

就活の中で企業へ電話をかける際のマナーは以下のとおりです。

  1. 始業直後・昼休み・終業直前以外の営業時間内にかける
  2. 電話がつながったら、まず「お世話になっております」などとあいさつし、自分の学校名と名前を名乗る
  3. 次いで、相手の部署名・名前を伝えてつないでもらう
  4. 相手が電話口に出たら、改めてあいさつし、学校名と名前を名乗る
  5. 何の用件で電話したのか伝えて、いま話せるか相手の都合を聞く
  6. 話が終わったらお礼を言って、「失礼いたします」とあいさつ
  7. 会話が終了してから4~5秒ほど待って電話を切る

企業と電話でやり取りする際は長電話にならないよう、手短に用件を済ませるのがマナーです。自分から電話する場合は短時間でもれなく伝えるために、あらかじめ用件を整理し、メモにまとめておきましょう。

電話をかけたときに相手が不在の場合や相手の都合が悪い場合は、自分からかけ直す旨を伝え、いつごろかけ直せばよいか聞いておくと親切です。もしも向こうからかけ直すと言われた場合は、その方が相手にとって都合がよいということなので、それに従ってください。

いつごろかけ直してもらえるか聞いておき、その時間帯は電話を受けやすい状況を作っておくとよいでしょう。

折り返し

就活中、企業からの電話に出られなかった場合の、折り返しのマナーは以下のとおりです。

  1. 折り返す前に留守電やメールを確認
  2. 着信後24時間以内に折り返す
  3. 24時間を過ぎてしまった場合は、連絡が遅れたことに対して謝罪の言葉を添える

就活生が電話に出られなかった場合、企業は留守電やメールで用件を伝えていることがあるので、折り返す前に必ず確認しましょう。

企業への電話は始業直後・昼休み・終業直前以外の営業時間内にかけるのが基本ですが、緊急を要する用件と思われる場合は、少しなら時間がズレてもかけた方がよいです。

ただし、その場合も深夜など非常識な時間はさけましょう。会社の固定電話にかけても誰も出ないと思いますし、携帯電話の場合は相手をたたき起こすことになりかねません。

就活におけるメールのマナー

就活における電話のマナー

就活では、企業とメールでやり取りすることも多数あります。メールはプライベートでも使用しているかもしれませんが、ビジネスメール独特のマナーがたくさんあるため注意が必要です。

ここでは就活におけるメールのマナーについて、以下の3つに分けて解説します。

メールの要件によって異なるマナーもたくさんありますが、まずは下記から基本のマナーを押さえてください。

件名

メールの件名に関する就活マナーは、以下の3つです。

  • メールを開く前に用件がわかる件名をつける
  • 自分の名前も入れる
  • 返信の際は件名を変えない

メールの件名は、相手にとってわかりやすいものを付けることがポイントです。たとえば面接日程に関する話であれば「一次面接の日取りに関して(○○大学/氏名)」などとするのがよいでしょう。

企業には多数のメールが届くので、相手は件名を見て優先度を判断します。開いて中身を見る前に、何に関するメールか判別できるように配慮しましょう。

相手のメールに返信する際は新たな件名を付けるより、メーラーが自動的に付ける、元の件名にRe:を付けた件名のままにした方が相手にとってわかりやすいです。

構成

就活におけるメールの本文は、以下のような構成にするのがマナーです。

  1. 宛名
  2. あいさつ
  3. 用件
  4. 締めの言葉
  5. 署名

ビジネスメールでは、メールを送る相手の宛名を一番先頭に書くのがマナーです。企業名・部署名などは略さずに、正式名称を用います。

就活メールのあいさつは、「お世話になっております。○○大学の就活太郎です。」といった簡単な言葉で十分です。

用件は、わかりやすく簡潔にまとめましょう。絵文字・顔文字・装飾などを使用してはいけません。適切な言葉づかいに関しては、『就活における基本のマナー』の項目を参照してください。

締めの言葉についてはさまざまなバリエーションがあるので、下記のコラムにまとめてあります。

就活も含め、ビジネスメールでは最後に必ず署名を入れます。毎回書くのは面倒なので、メーラーに登録しておくと便利です。

以上の項目を、それぞれ段落分けして見やすく記載しましょう。相手は忙しいので、失礼にならないよう気を付けるだけでなく、パッと見て瞬時に内容が把握できるよう配慮するのもマナーのうちです。

何度も読み返して、誤字脱字を修正してから送るようにしてください。

送り方

メールはいつ送ってもよさそうに感じるかもしれませんが、就活では企業の営業時間内に送るのが基本のマナーです。電話ほど厳格に守らなくても問題ないですが、社用携帯と連動させている社会人もいるため、深夜など非常識な時間には絶対送らないようにしてください。

また、企業からメールがきた場合は放置せず、なるべく早く返信しましょう。就活の場合は、返信不要の記載がない限り必ず返信し、就活生からのメールでやり取りが終了するようにするのがマナーです。

就活における電話やメールのマナーに自信がない人は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」を利用するのがオススメです。

キャリチャンが紹介した企業とのやり取りは、専任のキャリアアドバイザーを通じて行うため、マナーに詳しくなくても問題なく就活を進められます。サービスの利用は完全無料なので、ぜひ活用してください。

就活におけるインターンシップのマナー

就活におけるインターンシップのマナー

インターンシップに必要なマナーは、大部分がここまでに紹介してきた『就活における基本のマナー』『就活における身だしなみのマナー』『就活における電話のマナー』『就活におけるメールのマナー』と共通です。

しかしインターンシップでは業務に携わることもあるため、それだけでは対応できない部分もあります。

ここまでに紹介した就活マナー以外に、インターンシップで守るべきマナーは以下の5つです。

  • 時間に余裕をもって到着する
  • 何かをしてもらったらその都度お礼をいう
  • 教えてもらったことは必ずメモする
  • わからないことは質問し、勝手な判断で行動しない
  • 整理整頓を心がけ、後片付けをきちんとする

インターンシップの服装マナーは原則としてその他の就活時と同じですが、インターンシップ期間の長さや季節によってはもう少しラフな服装が許される場合もあります。ただし、服装の許容範囲は企業によって大きく異なるので、社員によく確認し、その指示に従うことが大事です。

また、インターンシップが終わったあと感謝を込めてお礼状やお礼メールを送ると、いっそう礼儀正しい印象を与えられるのでオススメです。

就活におけるOB・OG訪問のマナー

就活におけるOB・OG訪問のマナー

OB・OG訪問も、大まかな点はここまでに紹介した『就活における基本のマナー』『就活における身だしなみのマナー』『就活における電話のマナー』『就活におけるメールのマナー』と同じです。

しかしOB・OG訪問の場合、企業の人と1対1で接触するため、それだけではカバーしきれない部分もあります。

そのため、ここではその他の就活マナーでカバーしきれないOB・OG訪問ならではのマナーを、以下の3つに分けて紹介します。

OB・OG訪問での振る舞いが採用担当者へ伝わり、選考に影響を与える場合もあります。マナーを守って、好印象を残せるようにしましょう。

訪問前

OB・OG訪問の前には、以下のようなマナーが必要です。

  1. 事前にアポを取る
  2. 企業や業界についてリサーチしておく
  3. 質問を用意しておく
  4. 前日にリマインドを送る

相手は忙しい時間を割いてくれているので、効率よく運ぶよう準備しましょう。とくに、企業や業界について調べたり、質問を用意しておいたりといったことが重要です。どんな企業か知らず聞きたいこともない状態では、相手も何のために時間を割いたのかわからず失礼になります。

また、忙しいあまり約束の詳細を忘れてしまうことも考えられるので、前日にメールやチャットでリマインドしてあげると親切です。

訪問中

OB・OG訪問の当日は、以下のようなマナーに気を付けましょう。

  1. 約束の15分前には到着して相手を待つ
  2. 合流したらきちんとあいさつ
  3. 丁寧な言葉づかいと態度を心がける
  4. まずはOB・OGに上座(奥の席)に座ってもらう
  5. OB・OGが着席してから、自分は下座(出入口に近い方)に座る
  6. メモを取る
  7. 終わったら必ずお礼を言う

OB・OG訪問は飲食をともなうことが多いですが、その際はごちそうしてくれると決めつけず、まずは支払う素振りを見せるのがマナーです。

相手がごちそうしてくれるという場合は、それに従って問題ありません。ただし、必ずお礼を述べましょう。

訪問後

OB・OG訪問後は、遅くとも翌日中にはお礼の連絡をするのがマナーです。相手は忙しい仕事の合間を縫って、あなた一人のためにわざわざ時間を割いてくれたのですから、ぜひ感謝の気持ちを伝えましょう。

ただし相手は忙しくて、お礼の連絡に必ずしもリアルタイムに対応できるとは限りません。相手の都合のよいときに読んでもらえるように、お礼はメールで伝えるのがベストです。

就活における企業説明会のマナー

就活における企業説明会のマナー

企業説明会でも、『就活における基本のマナー』『就活における身だしなみのマナー』は前述と同じです。それ以外に守るべき企業説明会のマナーには、以下のようなものがあります。

  • 席や順番は譲り合う
  • 私語は慎む
  • 質問は1つに絞る

企業説明会の場合は同じ時刻に大勢の就活生が集まるため、他の就活生といかに協調し、秩序ある行動をとって、円滑な進行に協力できるかも見られています。受付や席取りで先を争うようなことは、決してしないように気を付けてください。

また、質問をした方がよいとはいえ、一人で時間を独占するのはよくないです。事前にいくつか考えておき、他の人と被らない質問を1つ選んで聞きましょう。もし聞きたい質問が出尽くした場合は、無理に質問する必要はありません。

就活における履歴書・エントリーシートのマナー

就活における履歴書・エントリーシートのマナー

就活では、履歴書やエントリーシートなどの書類提出時にも守るべきマナーがあります。

書類選考はインターン選考や本選考のはじめに行われ、就活生に対する第一印象を決定づけるものです。ここで悪印象を残してしまうと、それを覆して評価を高め、内定まで至るのは至難の業となります。よい印象から選考をスタートできるように、マナーを学びましょう。

ここでは就活における履歴書・エントリーシートのマナーを、以下の3つに分けて紹介します。

書き方・写真の添付・送り方、どのマナーもすべて重要です。すでにエントリーを始めている人も、正しいマナーを守れているかどうか今一度確認してください。

書き方

就活における履歴書やエントリーシートを書く上で、守るべきマナーは以下のとおりです。

  • 見やすく書く
  • わかりやすく書く
  • 結論から書く
  • 「ですます調」か「だ・である調」か、どちらか一方に統一する
  • 記入欄の8~9割は埋める
  • 該当しない場合も空欄にせず「なし」と記入
  • 修正液や修正テープは使わない
  • 黒インクで記載する(手書きの場合は万年筆かボールペン)

就活で履歴書やエントリーシートを書く際は、それを読む人の立場になって、見やすさやわかりやすさに配慮することが大切です。とくに手書きの場合は、文字の読みやすさにも注意しましょう。習字など習っていなくても、丁寧に記入すれば読みやすい文字は書けます。

また、空白が多いとさほど受かりたいと思っているようには見えず、応募先に対して失礼です。しっかりと記入欄を埋めて、熱意をアピールしましょう。好印象を与える詳しい書き方は、下記を参照してください。

上記を読んでも履歴書やエントリーシートの書き方がよくわからない人は、キャリチャンの無料セミナー「履歴書・ES書き方WEBセミナー」に参加するのがオススメです。就活のプロが講師となり、印象のよい書類を書くためのノウハウを伝授します。

写真の添付

就活で提出する写真は、以下のマナーを守りましょう。

  • 就活用の身だしなみを整え、提出日の3カ月以内に撮影
  • 単独で映した、帽子をかぶっていない写真
  • 指定のサイズ・枚数・スタイルを守る
  • 紙で提出する場合は写真の裏に学校名や名前を記載

就活で履歴書に添付する写真は、胸から上を映した40mm×30mmの証明写真を指定されることが多いです。しかし企業によっては全身写真や屋外写真など、それ以外の種類を指定されることもあります。要件をよく確認しましょう。

また、履歴書に添付する写真は、就活用の身だしなみを整えて撮影する必要があります。足りなくなったからと言って、就活用以外の写真を流用してはいけません。後から焼き増しできるよう、写真スタジオなどで撮影するのがオススメです。

送り方

就活における書類の送付はオンラインで行う場合と郵送する場合があるため、2つに分けて解説します。

■ オンライン

提出書類をオンラインで送る場合は、書類をPDF化して送るのが一般的なマナーです。あまり一般的でない方法を指定する場合はやり方が詳しく記載されているはずなので、指示をよく読んでその通りにしましょう。

履歴書やエントリーシートをWordで作成した場合は、保存方法を指定するだけで簡単にPDF化できます。紙に書いた履歴書やエントリーシートをPDF化したい場合は、コンビニエンスストアのマルチコピー機を使うと便利です。

提出書類をメールに添付する場合は、容量を2MB以内におさえましょう。

■ 郵送

提出書類を郵送する際は、添え状(送り状ともいう)をつけるのがマナーです。

20△△年△月△日

株式会社 ジールコミュニケーションズ
人事部 人事課 □□□□様

○○大学○○学部○○学科
就活 太郎
住所:〒○○○-○○○○
東京都○○区○○ ○-○-○○
電話:000-0000-0000
Eメール:×××@××××.jp


応募書類送付の件

拝啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

○○大学○○学部○○学科3年の就活太郎と申します。
このたび貴社の求人情報を拝見し、ぜひ面接の機会を賜りたく応募いたしました。

下記の応募書類を送付いたしますので、ご高覧の上、ご検討いただけますと幸いです。
ご多用の折とは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

  • 履歴書 1部
  • エントリーシート 1部

以上

応募書類は添え状が一番前にくるようにクリアファイルに入れ、無地の白い封筒で送りましょう。採用担当者が確認しやすいよう配慮し、添え状に書いた順番と同じ順番で書類を重ねるのがポイントです。

封筒の表と裏は、下のように記載してください。

封筒の送り方

蓋を糊付けした後、封筒の本体と蓋をまたぐ形で「〆」を記載します。

就活における面接のマナー

就活における面接のマナー

就活における全ての面接に共通するマナーは、「大きな声でゆっくりハキハキ発音すること」「質問に対する結論から回答すること」「丁寧な言葉づかいで話すこと」です。

面接は面接官とのコミュニケーションなので、相手が聞き取りやすく理解しやすいよう配慮し、相手の知りたがっていることを真っ先に伝える必要があります。言葉づかいに関しては『就活における基本のマナー』で解説しているので、そちらを参照してください。

とはいえ就活の面接には種類があるため、それぞれに異なるマナーも多いです。ここでは以下の3つの面接パターンに分けて紹介します。

緊張していてもきちんとマナーを守れるよう練習しておきましょう。

対面面接

対面面接は応募先の企業の人と直に接触する分、守るべきマナーもたくさんあります。就活慣れしていない学生をとくに悩ませるのは、入退室のマナーでしょう。

そこでここでは、入室時・面接時・退室時に分けて対面面接のマナーを紹介します。

■ 入室時

対面面接の際は、以下の流れに沿って入室するのがマナーです。

  1. ノックは3回(中から返事があるまで繰り返す)
  2. 返事があったら「失礼します」と声をかけてからドアを開ける
  3. 部屋に入ったら振り返ってドアを閉める(後ろ手で閉めない)
  4. 面接官の方を向いてお辞儀(30度)
  5. 椅子の横まで移動
  6. 大学名と氏名を名乗って「よろしくお願いします」などとあいさつ
  7. 深くお辞儀(45度)
  8. 面接官に促されてから「失礼します」と会釈して着席

初めからドアが開いている場合は「入ってよい」という意思表示なので、ノックする必要はないです。面接官からとくに指示されない限りは、ドアを閉める必要もありません。「失礼します」と声をかけて入室しましょう。4のお辞儀からは同じです。

■ 面接時

対面面接の最中は、以下のマナーを守るようにしてください。

  • 椅子には浅く腰かけ、背筋を伸ばす
  • 男性は軽くこぶしを握って両ひざの上に
  • 女性は脚をきちんとそろえ、太ももの上で両手を重ねる
  • 面接官とアイコンタクトを取りながら会話する

正しい姿勢が取れているかどうかは、面接練習の風景を撮影し、確認しながら練習するとよいでしょう。

しかし面接は独演会ではなく面接官とのコミュニケーションなので、一方的にしゃべらないというのもマナーのうちです。とくに対面面接は緊張しやすいため、無意識に早口になり、事前に考えてきた回答を一方的に畳みかけてしまうことがあります。

どんな回答をしようと相手が理解できていなければ意味がないですし、理解できるよう配慮しないのは失礼です。面接官の目を見て反応を確認しながら、話す速度や声の大きさなどを調整しましょう。

■ 退室時

対面面接の際は、以下の流れに沿って退室するのがマナーです。

  1. 面接が終了したら、立ち上がって「ありがとうございました」とあいさつ
  2. 深いお辞儀(45度)
  3. ドアの前で面接官の方へ向き直り「失礼します」とあいさつ
  4. お辞儀(30度)
  5. ドアを開けて退室
  6. 振り向いてドアを静かに閉める

面接官によっては、言葉と言葉の間の取り方が長く、面接が終わったかに見えて終わっていない場合があります。面接官から「本日の面接はこれで終了となります」などの言葉があるまでは、席を立たないように気を付けましょう。

本記事では要点だけをまとめましたが、入退室のマナーについてもっと詳しく知りたい人は、下記のコラムを参照してください。

Web面接

Web面接では、コミュニケーションがスムーズになるよう対策することが重要なマナーとなります。なぜなら通信機器を介することで、対面面接より意思疎通を図りにくく、不快に感じる状況を引き起こしやすいからです。

また、面接中のマナーも対面面接とWeb面接では若干異なる部分があります。Web面接では対面面接にはなかったトラブルが発生するリスクもあるため、その際のマナーも知っておかなければなりません。

そこでここでは、スムーズなコミュニケーションを可能にするための事前準備の段階と、面接時、トラブル発生時に分けてWeb面接のマナーを紹介します。

■ 事前準備

Web面接に際しては、通信環境や使用するデバイスによって、相手が不快に感じる状況を作り出してしまわないよう準備することが大切です。

  1. 安定した通信環境を整える
  2. 高速・大容量の通信に耐えられるデバイスを用意する
  3. 事前にアプリをインストールし、アカウントが必要なら用意しておく
  4. カメラ映りや音声をチェックして、デバイスの位置・ライト・マイク・スピーカーなどを調整しておく
  5. アプリの動作と使用方法も確認しておく

上記のような準備を行わないと、通信の遅延や機器のフリーズなどで面接官にストレスを与えてしまう可能性があります。

また、アプリのダウンロードには時間がかかるので、事前に済ませておいた方がよいです。面接の直前に始めると約束の時間に間に合わず、相手を待たせてしまうかもしれません。

どのアプリを指定するかは企業によって異なりますが、Web面接でよく使われるのは「zoom」「Skype」「GoogleMeets」です。この辺りはダウンロードするだけでなく、事前に使って映り方などを調整し、使用方法にも慣れておきましょう。

キャリチャンではzoomを利用した模擬面接を受けられる無料のイベント「模擬面接WEBセミナー」を開催しています。面接ノウハウの講義も受けられるので、ぜひ利用してください。

■ 面接時

Web面接時は、音声が聞き取りにくくなることや反応がわかりにくくなること、音声・映像が途切れたり遅延したりする可能性があることを考慮するのがマナーです。具体的には、以下の点に注意してください。

  • 約束の5分前には入室して映像と音声を確認
  • 面接官の映像ではなく、カメラを見ながら話す
  • 対面面接以上に声の大きさや活舌に注意して、はっきりしゃべるよう意識
  • 相手の言葉が終わるまでしっかり待ってから発言する
  • 聞き取れなかったときは聞き返す

人と話すときはアイコンタクトを取らないと失礼ですが、Web面接では画面に映った相手の目を見てもアイコンタクトが取れません。カメラを見ることでアイコンタクトが取れます。

また、聞き取れなかった部分を流して適当に答えるのは、相手に対して失礼です。何を言っていたのかあいまいなときはきちんと確認し、適切な答えを返しましょう。自分が発言する際は相手の聞こえやすさに配慮して、声の大きさや活舌に気を付けてください。

■ トラブル発生時

Web面接はどうしても通信機器のトラブルが発生しやすいため、トラブル対策を考えておくのもマナーのうちです。

  • トラブル発生時は音声またはチャット機能などを利用してすぐ報告
  • 再入室や再起動なども、音声またはチャット機能などを利用して伝えてから
  • 音声もチャットも使えないトラブルが発生したら、すぐに電話して状況を説明
  • 面接を継続できるか、日を改めるかなどの相談をする

通信トラブルは自分側の通信環境や機材のせいとは限りませんが、まずは自分側に非がある前提で謝罪し、対処しようとするのが大人のマナーです。

音声もチャットも使えないトラブルが発生することを見越して、連絡先を控えたメモとサイレントモードにしたスマホを手元に用意しておくことをオススメします。

集団面接

集団面接のマナーは大部分が対面面接と同じですが、特有のマナーも少しあります。他の面接と異なる集団面接のマナーは以下のとおりです。

■ 入室時

集団面接では複数の候補者が同時に入室するため、単独の面接とは入室のマナーが異なります。個人面接と異なるポイントは以下の3つです。

  1. 先頭の人がノックし、二番目以降の人は開いたままのドアからノックなしで入室
  2. 最後の人がドアを閉める
  3. 面接官から指示があってから、全員同時に着席

最後の人が入室し、面接官から着席の合図があるまでは椅子の横に立って待っていることになります。左右のスペースが狭くて椅子の横に立てないときは、後ろで待つようにしましょう。

また、左右のスペースが狭いと、かばんを置く場所も限られてきます。スムーズに着席できるよう、互いに譲り合ってうまく調整してください。

■ 面接時

集団面接では、参加した候補者全員が平等に時間を使えるよう、協力し合うのがマナーです。集団面接では協調性もチェックされているので、自分だけ目立とうとする自己中心的な振る舞いは高評価につながりません。

具体的には、以下のようなことに気を付けましょう。

  • 質問に答える際は個人面接より簡潔に
  • 他の人がしゃべっているときも耳を傾ける
  • 逆質問は積極的に挙手した方がよいが、質問は1つに絞る
  • 他の人と同じ逆質問はしない

また、集団面接では他の人の発言に対して意見を求められることもあります。ぼーっとしないできちんと耳を傾けるのもマナーです。

■ 退室時

集団面接では、退室時のマナーも個人面接とは若干異なります。

  1. 面接官から「面接は終わりです」と言われたら全員起立
  2. 「ありがとうございました」とあいさつし、一礼する
  3. 最もドアに近い人から順次退室
  4. 最後の人は外に出たら静かにドアを閉める

全員がスムーズに退室できるよう、協力し合って整然と行動しましょう。二番目以降の人は前の人が最後にあいさつできるよう、少し距離を取って待っているとよいです。

集団面接のマナーをもっと詳しく知りたい人は、下記のコラムも参照してください。

就活における内定・内々定のマナー

就活における内定・内々定のマナー

内定・内々定をもらった後も気を緩めず、就活が終わるまでしっかりマナーを守りましょう。一度もらった内定が取り消されることは滅多にありませんが、あまりにも非常識と思われる行動をとった場合は、取り消しの可能性もゼロではありません。

内定・内々定に関して守るべき就活マナーは以下のとおりです。

  • 内定・内々定をもらったらすぐにお礼のメールを送る
  • なるべく早く承諾か辞退か返事をする

まずは内定や内々定をもらったら、すぐにお礼のメールを送るようにしましょう。あなたの価値を認めてくれた企業ですから、入社するにせよ辞退するにせよ、ともかくお礼を述べるのが礼儀です。

また、もらった内定を承諾するのかどうかの返事も、なるべく早くした方がよいでしょう。

就活における基本のマナー』で述べたように、社会人は学生とは比べ物にならないほど、約束の時間や期限に対して厳しいです。うっかり承諾期限をすぎてしまうと、自動的に辞退扱いになってしまう可能性があります。

もちろん、回答が決まらない場合は、承諾期限ギリギリまで悩んでも問題ありません。しかし答えが決まっているなら、うっかり期限を過ぎてしまうミスを防ぐ意味でも、早く回答した方が賢明です。

就活で間違えやすいマナー違反

就活で間違えやすいマナー違反

ここまでは、就活における正しいマナーについて説明してきました。しかし、就活マナーへの理解を深めるためには、どのような行動をとるとマナー違反になるのかも知っておいた方がよいでしょう。

就活の中で間違えやすいマナー違反の例としては、以下のようなものがあります。

自分に当てはまるものがあれば、正しいマナーを練習して身に着けましょう。

会場付近で気を緩める

会場の外へ出たとたんに気が緩んで、マナー違反になるような行動を取ってしまうことがあります。会場付近には該当企業の社員がいる可能性があるため、イベントや選考が終わっても油断は大敵です。

とくに、以下のような行動は印象が悪くなる可能性があるので注意しましょう。

  • 大声で電話をする
  • 就活生同士で騒ぐ
  • 応募先の愚痴や悪口をいう
  • タバコを吸う

企業の建物や付近の喫煙所は、そこで働いている人のためにあるので、就活生がそこで喫煙するのはマナー違反とみなされます。かといって路上喫煙は条例違反でもありますし、近隣住民に迷惑をかける行為なので、絶対NGです。

世の中には喫煙者を採用しないと表明している企業もあるほど、喫煙には厳しい目が向けられています。タバコを吸う習慣のある人は注意しましょう。

コートを着たまま建物に入る

就活の中でコートなどのアウター類を着たまま建物に入るのは、マナー違反に当たります。建物内に入る前に脱ぐのが正しいマナーです。

会場についてからコートを脱ぐなどの身支度をおこなっていると、気持ち的に焦ってしまいます。 建物の外で身だしなみを整えて、気持ちに余裕を持って面接会場に向かうのがよいでしょう。

また、脱いだコートは二つ折りにして、腕にかけておくのがマナーです。説明会や面接で着席する際はきれいに畳んで、椅子の横に立てたかばんの上に乗せます。

書類を片手で渡す

就活の中で履歴書などの提出書類を企業の方へ手渡しする際、片手で渡すのはマナー違反です。丁寧さに欠け、横柄な印象を与えます。

企業の方に書類を渡すときは、相手にとって上下逆さまにならないように向きを整え、両手で渡すことを心がけましょう。 その際はしっかりと相手の目をみながら、「こちらが履歴書です。よろしくお願いいたします。」などと、一言添えて渡します。

言葉づかいを間違える

敬語や敬称を使い慣れていない学生は、就活の中で言葉づかいを間違えてしまうことがよくあります。部活動やアルバイトを通して覚えた言葉づかいが、実は間違っているというケースも多いので注意してください。

間違った言い方に慣れてしまっていると、言葉を直すのはなかなか難しいです。正しい言い回しを学んでも、緊張することでうっかり普段の言葉づかいが出てしまうことがあります。

面接練習を録画して言葉づかいを確認したり、第三者に自分の話し方を聞いてもらったりして、自分の話し方を見直すようにしましょう。無意識に使っている間違った言い回しが見つかるかもしれません。

無表情で無反応

相手の話を無表情・無反応で聞いているのも、マナー違反になります。人と会話する際は表情を和らげ、適度なリアクションを取るのがマナーです。

極端に表情が硬くてリアクションが薄いと、コミュニケーション能力を疑われてしまいます。自分が話すときは相手に威圧感を与えないよう、意識的に柔らかい表情を作りましょう。

相手が話しているときは、内容によって表情を変えたりうなづいたりして、きちんと話を聴いていることがわかるようにリアクションを取ります。

就活における面接のマナー』でも述べましたが、Web面接のときは表情が伝わりにくくなるため、とくに反応が薄く見えがちです。普段より少し大きめのリアクションを意識するとよいでしょう。

髪の毛を触る

説明会や面接の最中に、髪の毛を触るのもマナー違反です。身だしなみが崩れていないか気になるのはわかりますが、髪の毛を頻繁に触ると集中力を欠いているように見えるため、あまりよい印象を抱かれません。

就活における基本のマナー』でも述べたように、就活ではお辞儀をするなど、髪型が崩れやすい動作をするシーンが多々あります。そのような行動をとっても手で直さなくて済むように、崩れにくい髪型にしておくのがオススメです。

長い場合は後ろで結ぶとともに、結べない部分もボサボサにならないよう、整髪料などを使って整えましょう。

アイコンタクトを取らない

面接の最中に相手と目を合わせず、下を向きながら話すなどの行為は避けてください。

面接は一方的なスピーチではなく、面接官とコミュニケーションを取る場面です。 相手とのコミュニケーションを取るにあたって、下を向いたり、目を合わせなかったりといった行為はマナー違反になります。

緊張するとついつい目を逸らしてしまうという人は、相手の目を直接見るのではなくて、眉間や眉毛など目の付近に視線をおくるようにするとよいでしょう。

また、一般的なWebカメラは画面の上についているため、画面に映った面接官の顔ばかり見ていると、面接官側の画面では下を向いているように見えてしまいます。Web面接の際はカメラ目線を意識して、アイコンタクトが取れているように見せる工夫が必要です。

会場への到着が早すぎる・ギリギリすぎる

就活では、会場への到着が早すぎたりギリギリすぎたりしてもマナー違反になります。説明会や面接の会場には、15分前くらいに到着するのがベストです。

早めの行動を心がけることはとても大切ですが、会場への到着があまりに早すぎると企業側の準備が整っておらず、時間を繰り上げて対応するなど気をつかわせてしまうかもしれません。

30分以上前に会場についてしまうといった行動は避けてください。 早く着きすぎてしまった場合は、近くのカフェなどで気持ちをリラックスさせながら時間を待つようにしましょう。

反対に、説明会や面接の会場へ約束の時間ギリギリに到着するのもよくないです。受付をしたり会場内を移動したりといったことにも、多少の時間はかかります。約束の時間ギリギリに到着すると、結局は時間通りに始められない可能性があるのです。

それに面接の場合、前の人の面接が少し早く終わることも考えられます。約束よりも少し前に到着しておけば、前の人の面接が終わると同時に次の面接を始められ、企業側にとって効率的です。そうした事情に配慮するのも、就活において必要な気づかいだといえるでしょう。

自己判断でクールビズ

企業側からの指示がないのに、自己判断でクールビズファッションを取り入れるのはマナー違反となります。暑い季節の就活でも、とくに指示がない限りは春と同様、長袖シャツに上下そろいのリクルートスーツを着用するのがマナーです。

熱さを心配する人もいると思いますが、会場内は冷房が効いているはずです。移動時はジャケットを脱いでおくなどして調整しましょう。

また「クールビズでお越しください」と指定された際も、自己判断でクールビズの範囲を解釈すると、マナー違反になってしまうことがあります。

クールビズの概念は企業ごとに大きく異なるので、就活の際は『就活における身だしなみのマナー』で紹介したリクルートファッションをベースとし、ノージャケット・ノーネクタイだけに留めておくのが無難です。

就活マナーを身に着ける方法

就活マナーを身に着ける方法

ここまで紹介してきたように、就活には非常にたくさんのマナーがあります。そのため、すべて身に着けられるか不安を感じる人もいるでしょう。

そこでここでは、就活マナーを身に着ける方法について解説します。就活生が利用しやすい、無料で就活マナーを身に着ける方法は以下の3つです。

それぞれの方法について説明するので、参考にしてください。

身近な社会人に教えてもらう

手軽に就活マナーを学ぶ方法として、家族や就活が終わった先輩など、身近な社会人に教えてもらうのも1つの手です。身近であるぶん頻繁に質問できますし、心理的にも聞きやすいでしょう。

ただし、家族や先輩は就活のプロではないので、必ずしも正しいマナーを知っているとは限らない点に注意が必要です。身近な人からのアドバイスに不安を感じた場合は、複数の人に意見を聞いてみるようにしましょう。

就活セミナーに参加する

就活マナーについて基礎から学びたい場合は、プロの講師からノウハウを学べるような、無料の就活セミナーに参加するとよいでしょう。プロの講師から学べば、正確なマナーを身に着けられるので安心です。

大学のキャリアセンターや新卒ハローワーク、就活情報サイト、就活エージェントなどがよく就活マナーに関する無料のセミナーを開催しています。

キャリチャンでも「履歴書・ES書き方WEBセミナー」や「模擬面接WEBセミナー」などの無料セミナーを開催しているので、ぜひ活用してください。

就活エージェントに相談する

就活マナーに不安がある人には、就活エージェントを利用するのがオススメです。就活エージェントは就活生に求人を紹介し、企業と就活生をマッチングさせるサービスですが、それだけではありません。

就活エージェントから企業紹介を受けると、付帯サービスとして内定を獲得するための選考対策を手伝ってもらえる場合が多いです。どの程度手伝ってもらえるかはエージェントによりますが、相談すればいろいろ教えてもらえるでしょう。

キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」は、企業選びから内定獲得まで、プロのキャリアアドバイザーが1on1の二人三脚で就活を進めていくことを特徴としています。就活でわからないことがあれば随時相談できるので、ぜひ利用してください。

その他の就活エージェントについては、下記のコラムで特集しています。

就活マナーは内定獲得に不可欠

就活マナーは、ビジネスで必要とされるさまざまなマナーを習得するための基礎的な部分です。それができないと失礼になると同時に、採用に対しても不安を感じさせてしまいます。

たくさんあるので丸暗記するのは難しいですが、相手の企業やまわりの人に対する気づかいに基づいて考えれば、覚えやすくなるはずです。しっかり学んで、好印象を得られる礼儀正しい就活生になりましょう。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

~就活生へのメッセージ~

まず何から始めれば良いかわからない。そんな就職活動の一歩目をサポートします。