会社説明会で絶対にすべき質問18選を紹介!就活を成功させたい学生必見です

 2022年11月2日

そろそろ本格的に始まっていく就活。ボチボチと「会社説明会」へ参加し始めている人もいるのではないでしょうか。

サマーインターンに参加していない人にとって会社説明会は“企業と接する初めての機会”となります。そこで、たくさん企業のことについて知りたいと誰しもが思うでしょう。

説明会には学生からの質問を受け付ける「質問タイム」というものが存在し、学生にとって企業のことを知るチャンスの場となります。

企業について理解を深められれば自分と企業との相性を図ることができますし、企業選びの参考にもなります。また、就活に関する様々な情報を得ることで視野を広げることもできます。

しかし、いざ質問タイムに突入しても、「何を質問すればいいのかわからない」「どんなことを聞いてもいいの?」とテンパってしまう学生が多く、せっかくのチャンスを活かしきれていないのが現状です。

でも、せっかくのチャンス、「結局何も聞けなかった。」と後悔なんかしたくないですよね?

そうならないためにも、事前に対策をしておきましょう!説明会に参加する前に前もって質問を考えておけば、聞きたいことをスムーズに聞けますし、自分にとって有意義な情報をピンポイントに得ることができます。

今回キャリchではそんな説明会において、絶対に聞くべき18の質問をご紹介しています。さらに質問する際のマナーや悪印象を与えてしまうNG質問も合わせて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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説明会で絶対に聞くべき質問18選

説明会で絶対に聞くべき質問18選

質問タイムは企業について理解を深めることができるチャンスです。そんな貴重な場において質問しないわけにはいかないですよね?また、どうせ質問するなら自分によって有意義なものになることを聞きたいと思います。

ここではそんな有意義な情報を得るために、説明会で絶対に聞くべき質問についてまとめました。説明会で聞くべきことをカテゴリーにまとめ、それぞれ質問例と合わせてご紹介していきます。

質問をする上で意識することと聞くべき質問

説明会での質問タイムは直接企業について聞ける機会ですので、自分にとって有意義な情報を得られるように意識してください。具体的に意識してほしいのが下記の3点です。

  • 自分が会社の社風・仕事と合っているかを判断できる質問をする
  • 会社の将来性を判断できる質問をする
  • 自分の志望度を示せるようにする

企業の情報を得ることで、企業との相性を図ることができるため、質問を通して自分と企業との相性がどうなのかを判断できるようにする必要があります。

また、会社の将来性について判断できる質問をすることによって、自分の理想とする働き方について考えることができるため、質問必須です。

さらに質問を通して社員と接触を図れることになりますので、自分の志望度や熱意が伝わるような質問をすることも大切です。具体的に“業務内容“や“やりがい“など、「本気で目指しているからこそ、入社後を見据えた質問をしている」ということを示せれば、あなたの志望度を評価されます

このように、基本的には「企業との相性」や「入社後を見据えた質問からの志望度のアピール」を意識した質問をしていくことが、説明会においてマストな質問内容となります。

【業務について】

  • 「一日の仕事の流れ(スケジュール)を教えてください」
  • 「仕事をする上で一番心がけていることは何ですか?」
  • 「入社後に必要となる能力はなんですか?」
  • 「仕事を通して感じる御社の強みはなんですか?」
  • 「入社前と入社後とで印象が異なる業務はありましたか?」

その企業で働くイメージがつくかを確認するために業務に関する質問はぜひ積極的にしていきましょう。入社前は実際に働くことができませんので、イメージやギャップをすり合わせていくためにも、できる限り詳しく聞きます。

直接、「業務内容は何ですか?」と聞いても企業HPに記載されているような概要しか答えてもらえませんので、様々な角度から質問するように心がけてください。

リアルな業務内容が分かれば自分に合っているかどうかを判断できますし、面接の際に自分の何をアピールすればいいのかもわかります。

仕事をしていくうえで、どのような業務内容なのかを事前にチェックし、自分との相性を図ることはとても大切なことですので、自分がどの情報が欲しいのかを考えながら質問しましょう。

【やりがいについて】

  • 「仕事を通して何に一番やりがいを感じますか?」
  • 「この会社で働いていて一番良かったと思ったことは何ですか?」
  • 「仕事へのモチベーションを保つためにどんなことをされてますか?」
  • 「仕事を通してこれまでに成し遂げた目標は何ですか?」
  • 「仕事をする上で一番大変だと感じることは何ですか?」

やりがいに関することを質問することで、会社の雰囲気や働きやすさなどを知ることができます。仕事をする上でやりがいを感じるかどうかは大切ですし、企業選びの基準として重要な項目となります。

やりがいの感じ方は人それぞれですから単に「やりがいを感じます」と言われるだけでは、それがあなたにとってやりがいと感じるものなのかどうかを判断することができません。

ですから、実際に働く人がどのようなことに対してやりがいを感じるのかを知り、自分と同じような考え方なのかどうかを見極めましょう。社員が感じるやりがいと、自分が仕事に求める理想とがマッチすれば相性の良い企業である場合が高いです。

【社風・雰囲気について】

  • 「御社を一言で例えると、どのような企業だと思いますか?」
  • 「昼休みはどう過ごしていますか?」
  • 「職場の風通しは良いですか?良いと感じる理由は何ですか?」
  • 「社員同士の交流はありますか?」
  • 「入社3年間の定着率を教えてください。」

社風や会社の雰囲気についても質問すると良いでしょう。これらは実際に会社で働いている人じゃないとわからないことですので、説明会だからこそ聞くべき質問です。

いくら仕事が好きても、人間関係を良好に築けない環境や、働きにくさを感じてしまう環境では仕事を続けていくことは難しいです。それほど職場の雰囲気は大切で、事前に確認すべきこととされていますが、企業HPなどからは感じ取りにくい部分です。

しかし、実際にその会社で働く人に聞けばリアルな職場の実態を知ることができるので、事前に自分などんな働き方をしたいのか、どのような環境を望んでいるのかを考えたうえで、リアルな雰囲気について聞いてみましょう。

【番外編】周りと差をつけられる質問3選

これまでにご紹介した質問も絶対にすべき聞くべきですが、ここでは思わず「おっ、すごい」と思われるような、周りと差をつけられる質問を特別にご紹介します。

  • 「就活生に求める人物像を教えてください」
  • 「この会社で活躍している人材は、具体的にどのような部分が優れていますか?」
  • 「入社前の学生のうちにやっておいた方がいいことは何ですか?」

具体的に企業が求めている人物像や、どのような人が活躍できるのかといった、「この会社に入りたいからこそ聞く質問」は周りと差をつけることができ、良い意味で目立つことができます。

説明会だけで採用が左右されると言ったことはありませんが、良い意味で目立てば選考時に「あの時の学生だ」と覚えておいてもらえるかもしれません。

またこのような質問は、実際にその企業を目指すうえでも必要な情報となりますので、ぜひ積極的に質問してみてください。

説明会で企業の社員さんに聞きづらいということもあると思います。そのようなときは、キャリアカウンセラーを活用しましょう。カウンセラーが企業と就活生の間に入ることで、聞きにくい質問や選考対策をカウンセラーが行ってくれます。キャリchでも専属のカウンセラーが「就活相談サポート」を開催していますので、お気軽にご連絡ください。

好印象を狙える上手な質問の仕方

好印象を狙える上手な質問の仕方

これまでに紹介した質問例は学生にとって有意義な情報を得ることができますが、冒頭でも述べたように、説明会における質問では「質問を通して自分をアピール」することも大切です。

そこでここでは、「好印象を得られる上手な質問の仕方」についてご紹介してきます。企業が答えたくなるような上手な質問の仕方をマスターしましょう。

企業についての理解を深め、入社意欲があることを示す

質問を通して自分をアピールするためにも、企業についての理解を深めており、入社意欲があることを示すようにしてください。会社説明会における質問では企業についての理解を深めるチャンスであるとともに、自分を売り込むチャンスでもありますので、少しでも良い印象を残せるように質問を通してアピールしていきましょう。

そのためにもまずは説明会に参加する前に企業についての理解をしっかりと深めてください。企業の基本情報や企業が手掛ける事業、どのような方向を目指し、どのような成長をしたいと考えているのか、そして企業がどんな人材を求めているのかを企業研究から明確にしてください。

そして企業についての理解をしっかりと深めたうえで、企業研究からでは知りえないような情報を知りたいという姿勢から質問をしていきましょう。そうすれば企業理解が深いことと合わせて、入社に対する意欲を示すことができるため好印象です。

社員が話した内容をさらに掘り下げる

説明会を通して社員が話したことをさらに掘り下げて話すことで、「よく話を聞いている」という姿勢を示せますし、「熱意がある」と評価されるため好印象です。

ここでも先ほど同様に、“具体的に話す”ことを意識します。たとえば「さっき話していたことですが、どういう意味ですか?」と質問するのではなく、「先ほど話していた〇〇についてなんですが、△△によってどのような影響が出るのでしょうか?」と、具体的に聞きます。

ただし、ここで注意したいのが、説明会で話した内容と同じ質問をしてしまうことです。丸々話すといったことはないでしょうが、「結果として同じことを言っている」というパターンはよくあることですので、注意してください。

その内容から何を知りたいのかを明確にしたうえで質問しましょう。

もし、会社説明会での立ち振る舞いなどでわからないことがあれば、就活のプロであるキャリアカウンセラーに質問してみましょう。キャリchでも、「就活相談サポート」を開催していますので、お気軽にご相談ください。

質問をする際のマナーとNG質問

質問をする際のマナーとNG質問

会社説明会で質問をする際、質問を通してアピールすることが大切ですが、まずは質問をする上でのマナーについてしっかりと理解を含めておくことが重要です。ではそんな会社説明会における質問マナーとは何なのでしょうか。

ここでは会社説明会で質問をする際のマナーと悪い印象を与えかねない“NG質問”について解説していきます。自分をアピールどころか悪い印象を与えてしまわぬよう、マナーを守りましょう。

質問は1人1つが基本

会社説明会で質問する際は1人につき1つまでが基本です。説明会には多くの学生が参加していますし、企業側も限られた時間の中で多くの学生と接触したいと考えていますので、その中でいくつも質問をしてしまうのは非常識です。

ですので、説明会で質問する際には絶対に聞きたいこと、自分をアピールできることを意識したうえで用意し、30秒程度に話をまとめて質問していきましょう。もし、どうしても聞きたい場合には必ず許諾を取ってください。何も許可を取らず勝手に2つ目の質問をすると悪印象ですので、相手(他の学生+社員)の時間を取らせていただいているという認識を持って、マナーよく質問しましょう。

また、質問をする際にはまず初めに「大学名+名前」を述べ、質問後には「お礼」を述べてください。そして相手が聞き取りやすいよう、大きな声でハキハキと述べることが相手に質問をする際のマナーとなります。

ただし、企業側から「質問の際は大学・名前などを名乗る必要はありません」という場合には名乗らないようにしてください。企業側が学歴などにコンプレックスを感じる人を配慮してこのような指示をしている場合がありますので、これらの指示を無視すると悪印象です。

他の学生と内容が被ったり、長すぎる質問はNG

他の学生と被った内容の質問をするのはNGです。企業側は同じことを答えなくてはならなくなり、二度手間です。同じ質問をされた他の学生にとっても感じが悪いでしょう。

また他の学生や社員の貴重な時間を使って質問しているので、ダラダラと時間をかけるのもNGです。余計な前置きや、自分を過度にアピールするためのトークなどはいりません。これらはかえって悪印象です。

また先ほども述べたように、質問は基本的に1人1つまでですので、いくつも質問しないように注意してください。質問をする時間は平等に与えられていますので、相手の邪魔をせず、限られた時間の中で有意義な質問ができるようにしましょう。

調べればわかるような内容や、自分にはしか関係のない質問もNG

調べてればわかるような内容の質問はNGです。「企業理念は何ですか?」「海外展開していますか?」などいった質問は企業研究不足と判断されますし、企業にとっても「知っていて当たり前」と思っている情報のため、改めて答えるのは二度手間です。

また、自分には関係のない質問もNGです。たとえば「〇〇の資格を持っているのですが、活用できますか?」「△△部署を志望しているのですがどうしたら受かりますか?」といった質問です。

このような質問はその場で答えることができませんし、説明会はみんなの場ですので、個人的な質問はよくありません。みんなの役に立つような質問をしましょう。

NG質問一覧

ここからは説明会で聞いてはいけないNG質問を一覧でご紹介していきます。

    【調べればわかること】企業研究不足だと判断され、志望度を疑われる

  • 「経営利益率を教えてください」
  • 「上場していますか?」
  • 「3年以内の離職率はどれぐらいですか?」

  • 【残業・ノルマ】条件面だけに惹かれていると思われる

  • 「いつもどれぐらい残業していますか?」
  • 「休日出勤はありますか?」
  • 「社内のノルマ達成率はどれぐらいですか?」

  • 【自分にしか関係のない質問】周りへの配慮が足りないと判断される

  • 「〇〇の資格を活かせますか?」
  • 「△△部署志望なんですが、受かりますか?」
  • 「OB訪問は受け付けてますか?」

  • 【答えにくい質問】空気の読めない学生と判断される

  • 「仕事を辞めたいと思ったことありますか?」
  • 「企業のダメだなと思う点はどこですか?」
  • 「給料に満足してますか?」

  • 【プライベートな質問】マナー違反です

  • 「恋人はいますか?」
  • 「どこに住んでいますか?」

上記のような質問は企業研究不足、熱意が感じられないといった印象を受けますし、内容によっては失礼に当たりますので注意してください。

おわりに

企業説明会の質問タイムが学生にとってたくさんの情報を得られる貴重な場です。HPでは知りえないような深い部分を聞き出せますし、就活をしていくうえでの参考にもなります。

ただし、マナーを破るような質問や態度ではせっかくの貴重な場も台無しとなってしまいます。ですから、しっかりとマナーを守り、貴重な時間で“必要な情報”を聞き出すための質問をしていきましょう。

しかし、説明会にはあなた以外の学生もいますから、質問ができないといったことだってありえます。本当はもっともっと聞きたいこともあるのに時間の関係から聞けないこともあるでしょう。

就活はたくさんの情報を得た方が有利に進むと言われていますので、このようなチャンスを逃してしまうのはとってももったいないです。

ですから、そうならないためにも、常に就活に関する情報を受信できる場を作っておくことをオススメします。そこで強い味方になってくれるのが就活エージェントです。就活エージェントなら説明会では聞けないようなさらに深い部分の質問を代わりに受けてくれますし、就活全般のサポートもしてくれます。

キャリchでも、学生のために就活に関する情報を提供するイベント「就活相談サポート」を開催しています。学生が聞きにくい質問を受けるのはもちろん、内定獲得までの全サポートを行っています。完全無料ですので、ぜひ気楽にご参加ください。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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