就活には「抜け道」がある?!辛くて厳しい就活を効率的に乗り越えていこう

 2022年5月9日

突然ですが、「就活が辛くて辛くて仕方がない」「今すぐ止めたいけど、納得のいく内定がないから止められない」そんな風に感じていませんか?

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

はい、感じています。就活が思うように進まず、なかなか内定ももらえないため、終わりの見えない就活に不安を抱えています。だんだん弱気になってきて「何かよい抜け道はないものか?」と考えるようになりました。

そうなんですね。では今回はそんな悩める就活のために“就活の抜け道”を教えしましょう!就活はわざわざ遠回りをしなくても、やり方次第で良い結果を招くことができますので、ぜひ最後までご覧ください。

キャリアプランナー 平崎

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抜け道が欲しいと感じる就活の辛さ

抜け道が欲しいと感じる就活の辛さ

冒頭にも述べたように、就活が辛くて辛くて「何か抜け道はないか?」と考える就活生は案外多いものです。それは決してあなた一人ではないですし、ズルくも弱くも怠け者でもないので、罪悪感を抱く必要はありません。実際に就活は、多くの就活生が「抜け道が欲しい」と感じてしまうほど辛くて厳しいものなのです。とはいえ、それでもまだ自分の考えに自信が持てない就活生もいますよね。

日本人は我慢することや耐えることを美徳としていますから、抜け道などで楽をしようとすることに抵抗を感じがちです。そこでコラムの初めにまずは、「抜け道が欲しい」と感じる就活の辛さについて紹介しておきましょう。これを読んで少しでも気持ちを軽くし、”抜け道”の必要性について理解してください。

思うように就活ができないもどかしさ

就活の中で「抜け道が欲しい」と感じる事例として多いのは、思うように就活が進まず、もどかしさを感じている時です。23卒の場合は特に、コロナの影響で就活しにくい環境にありますから、このタイプの人が多いかもしれません。たとえば就活を進めようにも、コロナ禍では手っ取り早く企業探しができる大規模な合同説明会もなければ、直に企業見学ができる場もなく、情報収集は基本的にオンラインです。情報収集しにくくて就活に携わっている実感も湧きにくいうえ、実際に募集企業も偏っているため、なかなか希望に叶う企業を見つけられずエントリーすら順調には進まない就活生もいるでしょう。

そういう就活生の場合は、希望に叶う企業数の少なさから選考倍率も高いですから、選考もなかなか順調には進まないと思います。選考に落ちたからと言ってすぐに代わりの駒が見つかるわけでもなく、次の選考を受けられるまでに妙なブランクが空いてしまうこともあるはずです。逆に他の選択肢がないことからスケジュールが詰まり過ぎて準備が間に合わず、なおさら選考に落ちやすくなったり、就活の早期化でいつの間にかチャンスを逃したりといったこともあります。そうした思い通りに進まない自分の就活に対してもどかしく感じ、「いっそのこと何か抜け道が欲しい」という気分になるわけです。

しかし一方で志望する業界や職種によっては、早期化の波に乗ってどんどん就活を進めている人や、既にいくつも内定を取って就活を終わらせようとしている人もいます。そういう人が身近にいると、それと比べることで余計に自分の就活が「遅れを取っている」「上手くいっていない」と感じ、焦りや不安を抱きやすいです。そのため、3月と言えば卒業までまだ1年もあるのですが、まるでもうギリギリの崖っぷちに立っているみたいな精神状態に追い込まれ、抜け道を使ってでも一刻も早く遅れを取り戻さなければならないと考えています。

そのような葛藤の中で抜け道を探す就活生のことを、いったい誰が責められるでしょう。”抜け道”というと聞こえが良くないかもしれませんが、ズルをしようとしているのでも怠けようとしているのでもなく、単純にもっと就活を頑張りたいだけなのです。

内定に関する様々なトラブル

就活の中で「抜け道が欲しい」と感じるのには、内定に関する悩みがきっかけとなる場合もあります。なかなか内定がもらえない、思うような内定が得られないといったことで焦りや不安を感じやすいですし、自分自身や自分の就活方法に対する自信も失いやすいです。その結果、内定取得までの道筋を短くする抜け道や、自力で就活するより内定を獲得しやすい抜け道、もっとマシな内定を獲得できる抜け道はないだろうかと考えます。

自分なりに努力をしてもダメだったので、卒業までに納得のいく内定を獲得するには、別のアプローチが必要だと感じているわけです。この場合も、自分と周りの人を比較することで、いっそう精神的に追い込まれていきます。自分がなかなか内定をもらえないのに、周りの人が自分より多くの内定を持っていると聞くとうらやましくて、自分以外の人間ばかりが内定を獲得しているように感じやすいです。そして、まるで自分がダメな人間のように思え、「自力でやってもどうせダメだから抜け道が欲しい」と考えるようになります。

自分が内定をもらえなかった企業から周りの人が内定をもらったり、周りの人が自分の内定先より大きい会社・好条件の会社から内定をもらっていたりする場合も同様です。まるで自分自身が周りの人よりも劣っているように感じて、ネガティブ思考になり、抜け道を使ってどうにか見返せないものかと考えます。

当初は自分自身の内定に関する悩みだったものが、周りと比較することでどんどん卑屈になっていって、その状況を打破するための抜け道を求めているのです。そのままだと自分自身を嫌いになり、ネガティブ思考の悪循環から精神的に不安定になることも十分あり得ますから、そういう就活生には確かに何らかの抜け道が必要だと言えるでしょう。

ゴールが不明確で終わりが見えない不安

就活に「抜け道が欲しい」と感じる人の中には、終わりの見えない就活への不安にさいなまれて、心が折れそうになっている人もいます。就活というのはゴールが不明確で、終わりの見えないものです。自分が納得のいく企業から内定をもらえればそこが就活のゴールとなるわけですが、その内定がいつもらえるかは誰にも分かりません。しかも、そもそも自分が納得のいく企業かどうかに関わらず、確実にどこかの企業から内定が得られる保障もないのです。

実際、数週間で就活を終わらせる人もいれば数ヶ月かかる人もいますし、1年以上就活しても内定ゼロのまま卒業を迎え、2年目3年目に突入してしまう就活生もいます。そのため就活生はその間ずっと、「希望に叶う仕事を手に入れられるだろうか」「就職先が決まらなかったらどうしよう」という人生・将来への不安と戦い続けているわけです。パンデミック前と違って募集企業の選択肢も採用数も減っていますし、選考倍率も高い状態にありますから、その不安は大変大きなものでしょう。

そして就活が長引けば長引くほど、それは「もう希望に叶う仕事は手に入らないかも」「就職なんて無理かも」という、さらに大きな不安へと変わっていきます。そのうちにだんだん果てしない不安との戦いに疲れてきて、「一体この戦いはいつ終わるんだ」「もうこれ以上頑張れない」という思いから、就活に”抜け道”を求めるのです。つまり簡単に言えば、そういう就活生は今にも不安に押しつぶされ、心が折れそうになっています。

そのままだとネガティブ思考の連鎖に陥ったり、本当に心がポッキリ折れて、就活そのものを投げ出したりしかねません。今は土俵際ギリギリのところで踏ん張っている状態にありますから、”抜け道”にせよ何にせよ、早急に何らかの手だてが必要です。

就活に抜け道はあるのか?

就活に抜け道はあるのか?

ここまで説明してきたように、就活に抜け道を求めることは決して珍しいことではないですし、ズルいことでも恥ずかしいことでも全然ありません。むしろ、これまで懸命に就活へ取り組み「もっと頑張りたい」「投げ出したくない」と思っている真面目な就活生が、辛い現実の中で悩み苦しんだ末に出している心のSOSです。意識的にしろ無意識的にしろ、そのSOSは就活生の心が現状から自然と察知している危険信号なので、それを無視すれば必ず大きなリスクが待ち受けています。ですから今「就活に抜け道があったら…」と考えている就活生は、引け目など感じることなく、堂々と抜け道を探して良いのです。

とはいえ、そもそも就活に”抜け道”なるものが存在していなければ、いくら探しても見つからず反って回り道になりますよね。また、たとえ抜け道があってもバレたら困るような違法な道ではダメですし、今苦しんでいる一般的な道と大差ない道であれば探すだけ無駄です。そこでここからは、就活において本当に”抜け道”と呼べるものがあるのかどうか解説します。ここで言う”抜け道”とはどんな道のことか、このまま就活を続けた場合どういった危険があるのかも理解しておいてください。

就活には抜け道がいくつかある!

結論から言うと、今抱えている「辛い」という気持ちや今後のリスクを回避し、就活の負担を楽にする”抜け道”はいくつかあります。就活の道筋は一般的に言われている手法だけではないので、今の就活が辛くて辛くて仕方ないのに、それを我慢し苦労し続けることだけが正しい道ではないです。就活のゴールは自分の納得のいく内定をもらい、そこへ入社することですから、それまでの過程がどうであれ最終的に目的が達成できれば良いと言えます。ただし当然ながら、ここで言う”抜け道”とは、その利用がバレたら内定が取り消されるような法的・道義的に問題があるものではダメです。

そもそも就活は入試などと違い、複数の面接官が候補者一人一人と面と向かってじっくり話し、何度も何度も吟味されるので、替え玉受験のような不正手段は通用しません。Webテストの代行を抜け道と考え、利用する就活生もいるにはいます。しかし内定を左右するのは結局、自分に合った企業を選べるかどうかと面接の出来なので、その部分の助けとなる道でなければ、利用したところで大したメリットがないです。そのうえ利用がバレれば、せっかく実力で面接を勝ち抜いたにもかかわらず内定取り消し/解雇となるのですから、ちっとも利用価値のある”抜け道”とは呼べないでしょう。

そんな高リスク低リターンなうえ法的・道義的に許されない不正ではなく、相手の会社にも周りの人にも堂々と「利用している」と言える、正当な”抜け道”がちゃんとあります。企業側もその存在を公認しているばかりか、むしろ採用活動を楽にするために、企業側も積極的に利用している”抜け道”です。しかもその抜け道は1つきりではなくて、複数あります。例えるなら就活は富士登山みたいなもので、山頂に至る正規のルートがいくつもあり、マラソンのように誰もが同じ道筋でゴールしなければならないものではありません。

就活の抜け道を知らずにもがいている人は、他にもルートがあるのに気付かないまま、海抜ゼロメートルから自力で樹海をかき分けて富士山頂を目指しているようなものです。確かにその方法でも時間と技術と気力と体力があれば登頂可能ではあるものの、実はもっと整備された歩きやすい登山道が他にありますし、中腹まで車やバスを利用できる車道だってあります。就活もそれと同様、不正ではない正規ルートの中にも歩きにくいルートもあれば歩きやすいルートもあり、長いルートもあれば短縮されたルートもあるわけです。

ですから今、就活が辛くて辛くてくじけそうになっている人も心配しないでください。そんな登り方をすれば難航するのは当前ですから、今進んでいる道が辛くて心がSOSを発しているなら、倒れる前にいっそのことルートを変えて、もっと楽な道からゴールを目指せば良いのです。

抜け道を避け、無理に就活を行う方がリスクが高い

就活には正規の抜け道があるにもかかわらず、それを避けて無理に今の就活を続けるのはオススメできません。辛くて辛くて仕方がない状態で無理やり就活を続けても、決して就活は上手くいきませんし、もっと危険なリスクも伴います。それは例えていうなら、歩き疲れて水や食料も尽きかけているのに引き返さず、無理やりに樹海を突き進むようなものです。そのままでは山頂へ辿り着くことなど到底できないばかりか、疲労で道を見誤り、どんどん深い森の奥へと迷い込んでいって、最終的に生きて帰れない恐れすらあります。水や食料の代わりに就活の上で自分を動かす燃料となるのは、就活へのモチベーションです。

精神的にも肉体的にも就活に疲れてくると、だんだん就活へのモチベーションが低下し、行動力や判断力が鈍ってきます。就活に「抜け道が欲しい」と思い始めた就活生は、今まさに心が「疲れています」とSOSを発し、危険を知らせている状態です。このまま進んでもすでに就活へのモチベーションは低下し始めた状態にあるので、行動力や判断力が鈍り、実力を発揮できないでしょう。就活を始めたばかりの時期なら問題なく取りかかれたことが面倒に感じ、企業探しにせよ選考対策にせよ無意識に手抜きとなって、思うように頑張れないわけです。そんな状態では自分に合った企業をきちんと見極めていないうえ、選考でも十分なアピールができませんから、当然の結果として内定は遠退いてしまいます。

そして受けては落ちるということを繰り返し、就活が長引いてしまうだけです。しかも抜け道を避け、無理な就活を続けるリスクはそれだけではありません。受けては落ちるという状態を繰り返す間に、自分自身に対する自信を失い、どんどんネガティブ思考になります。

その結果ますます受かりにくくなり、ますます就活が長引くと同時に、深い森に迷い込むようにネガティブ思考の連鎖にはまり込み、就活の出口すら見えなくなってしまうのです。それが続くと最終的には、就活鬱になったりブラック企業に引っかかったりなど、決して望まない形で就活が終わる可能性が高くなります。そんな危険なリスクを避けられる抜け道があるなら、遠慮なくぜひとも使うべきです。

就活における3つの抜け道

就活における3つの抜け道

ここまで述べてきたように、就活に抜け道を求めることは決して悪いことではありません。むしろ就活に疲れ限界が迫っていることを示すSOSのサインですから、このまま続けるリスクを取るよりも、抜け道を通った方が安全です。しかもバレたら困る不正な抜け道ではなく、企業側も認めている正規の抜け道が複数あるとなれば、使わない手はないでしょう。

そこでここからは、就活における具体的な3つの抜け道について詳しく紹介します。その抜け道のぞんざいを知らなかった人も、存在は知っていたけど何となく敬遠していた人も、実情とメリットを把握したうえで上手に活用してください。

抜け道1:就活エージェントを頼る

就活における抜け道として最も効率的かつ有効な手段は、就活エージェントを頼ることです。就活エージェントは、内定獲得の要である「自分に合った企業選び」と「効果的な選考対策」の両方をサポートしてくれるので、早くて確実に内定率を上げられます。例えば就活エージェントに頼った場合、企業選びをするのに必要なのは、自分自身の希望や特徴、これまでの就活の悩みなどについて就活エージェントに相談することだけです。そうすれば就活エージェントが本人に代わって、満足度が高く内定の可能性も高そうな相性の良い企業をあっという間に探し出し、選考日程の調整までしてくれます。

就活生にとっては就活における実質的な作業が減りますから、体力的な負担を大幅に軽減できるわけです。しかも就活エージェントに頼れば、その企業の求める人物像や選考傾向などを把握したうえで、効果的なES・面接対策を指導してくれます。もともと自分に合った企業を的確に受けているうえに、どんな質問が予想され、どんな回答が好まれるか分かったうえで対策済みですから、必然的に内定率も高くなるのです。

つまり就活エージェントに頼れば、これまでよりずっと楽して確実に内定が得られ、迅速に就活を終わらせることができます。これこそ、思うように就活が進まず悩んでいた人にも、内定が得られず悩んでいた人にも、終わりの見えない就活に悩んでいた人にも効果的な、最大の”抜け道”と言えるでしょう。

キャリchでも、楽に就活を終わらせる無料の就活イベント「スピード内定サポート」を開催していますので、ぜひ活用してください。このイベントでは、就活生の希望に沿った企業の中から「SPI不要」「ES選考なし」「面接回数は1回だけ」など、特に選考の負担が少ない企業を厳選して紹介します。もちろん企業探しだけでなく、受かるための選考対策や就活での悩み事もばっちりサポートしますので心配はいりません。

最短ルートで内定を獲得できますから、まさに「抜け道が欲しい」と願っている疲れ気味の就活生にピッタリです。とっとと就活を終わらせたい人も一時的に就活へのやる気を無くしている人も、まずはこのイベントで内定を1つ取り、そこからこの先のことを考えましょう。そこで就活を終わらせるにせよ続けるにせよ、楽して素早く内定を獲得できるので、卒業までの時間を有効に使うことができますよ。

抜け道2:“待つ”スタイルの就活を行う

就活における2つ目の抜け道は、逆求人サイト(スカウト型求人)を利用して、”待つ”スタイルの就活を行うことです。逆求人サイトでは、自分のプロフィールなどを登録しておけば、それを見た企業側から「うちの選考を受けませんか?」と連絡が来ます。自力で企業探しをする手間が省けますし、登録さえしてしまえば後は連絡を待つだけなので、自分自身が積極的に動かなくても就活の継続が可能です。就活に疲れて「休憩したい」「楽したい」と感じている就活生には、就活エージェントほどではないにせよ、就活の負担を多少は軽くしてくれます。

面接の誘いをしてくる企業は基本的に採用意欲が高いですから、これまでの就活で面接力を養えている人なら、自力で就活するより内定率も高いはずです。ただし逆求人サイトを利用する企業は限りがありますから、登録してもなかなかスカウトを受けられないこともあれば、希望に合わない企業からスカウトを受けることもあります。その中には、一斉送信で手当たり次第に声をかけてくるブラック企業も含まれているので、実際に受けるかどうかはきちんと企業研究してから慎重に決めるべきです。

また、そもそも面接力が低ければいくらスカウトでも受かりませんから、実際に受ける際はきちんと対策もしましょう。下記に、「抜け道が欲しい」と感じている就活生の助けになりそうな逆求人サイトをいくつか紹介しておきますので、参考にしてください。

OferBox

OferBoxは、株式会社i-plugが運営している逆求人サイトで、契約企業数は1万社以上と他の逆求人サイトに比べて圧倒的に多いです。企業側からの一斉送信機能がなく、企業側がスカウトできる就活生の数にも制限が設けられています。手当たり次第ではなく、企業側がしっかりプロフィールを検討したうえでスカウトされるので、オファーがもらえれば自信にもつながるでしょう。

キミスカ

キミスカは株式会社グローアップが運営する逆求人サイトで、大手企業からベンチャー企業まで幅広い契約企業があります。プロフィールに学歴や自己PR、志望する業界、これまでの選考状況など、かなり詳しい情報を登録するため、面接の際に改めてESを求められることが少ないです。ES作成の手間を軽減できると同時に、惜しいところまで行ったのに落ちてしまった企業の就活もアピール材料として活用できます。

いきなり!面接(イキメン)

いきなり!面接は、人材会社の「株式会社いきなり面接」が運営している、動画を使った逆求人サイトです。スマホで撮影したPR動画を登録しておくだけで企業側から面接の誘いが受けられ、面倒なプロフィールの記入もESを記入する必要もありません。また、企業側には動画のみが公開され、氏名や大学名なども伏せられた状態でスカウトを受けられるので、書類選考で学歴フィルターに引っかかる心配もなくなります。

JOBTV

JOBTVは、株式会社Starbankが運営する動画による就活サイトです。自己PRを動画で登録するだけでなく、契約する200社以上の資料や説明会も動画で見放題となっています。自己PR動画を見た企業からスカウトを受けられると同時に、コロナ禍における情報収集のしにくさを補うツールとなるでしょう。

mikketa

mikketaは、株式会社RECCOOが運営するスカウト型就活サービスです。独自の適性検査を備えており、契約企業はプロフィールと適性検査の両方を基に声をかけてきます。自分の強みや弱みを把握した企業からスカウトを受けられるので、相性の良い企業と出会える可能性が高いはずです。自分が全く考えていなかった方向性の企業からスカウトを受けることもあり、視野を広げるのにも役立ちます。

みん就スカウト

【みん就スカウト】 みん就スカウトは、楽天株式会社が運営する逆求人型スカウトサービスで、登録方法が非常に簡単なのが特徴です。一問一答形式の質問に答えるだけでプロフィールが完成するため、自己PRなどの文章を考える手間がありません。他のサイトにはない独自の求人情報も多数ありますし、「スカウト型は登録が面倒」という就活生には、良い抜け道となるはずです。

抜け道3:就活を休む・延期する

就活の抜け道としては、一時的に就活を休む・延期するという手もあります。いま就活が辛くて辛くて仕方がないなら、一時的にそこから離れて、気分をリフレッシュするのも1つの手です。それでなくても就活が遅れているのに、いま休むことには不安を感じる人もいると思いますが、疲れた状態で就活を続けても上手くいきません。就活を成功させるには、就活に対する高いモチベーションと体力を保っておくことが大事です。むしろ今こそしっかり休息を取った方が、モチベーションと体力が回復し、反って効率よく就活を進めることができるようになります。

人によってはかなり長い休息が必要な場合もあるかもしれませんが、近年は既卒でも就活しやすい環境になってきていますから、辛いなら無理をすることもないです。卒業後3年間は新卒枠で選考を受けられる企業も多いですし、既卒を積極的に採用している企業ばかり集めた就活フェアや、既卒の就活をサポートするイベントなどもあります。既卒になると確かに新卒に比べると不利にはなりますが、1年2年遅れても内定を得ることは可能ですし、いま無理をして就活鬱などになるよりはよほどマシというものです。ですから、いま就活が辛くて辛くて抜け道を求めている就活生は、まずはある程度の期間を定めて休息を取ってみてください。

休み中は就活のことを完全に忘れて、気分転換を図るようにすると良いです。それでもダメなら、既卒も視野に入れて就活を延期することを検討しましょう。ただし、以前に比べれば既卒もかなり就活しやすくなっているとはいえ、まだまだ新卒と全く同じ土俵で戦える状態にはないです。やはり既卒よりは新卒の方が圧倒的に有利ですから、甘い考えで安易に既卒を逃げ道にするのはオススメできません。

それより、完全には回復していなくても少しの休息である程度までリフレッシュできた人は、少しずつ就活を再開する努力をした方が良いです。就活エージェントなどを頼れば、少ない負担で効率よく内定を獲得できますから、体力やモチベーションが全快していない人にとっても有効な抜け道となります。

おわりに

就活に”抜け道”があるという噂は本当です。就活エージェントや逆求人サイトを使えば、今よりずっと就活の負担を軽減できますし、どうしても辛いなら一時的に就活を休むのも良いでしょう。むしろコロナ禍の就活は辛くて厳しいものですから、それらの抜け道を上手に使うことが、就活の成功につながる賢明な判断だと言えます。

ですから「就活に逃げ道はないかな?」と思い始めた人も、それを恥じる必要など全然ありません。抜け道を求める心のSOSを無視すれば、必ず大きなリスクを伴います。無理をし過ぎて反って就活をダメにすることのないよう、早め早めに自分の負担を軽くする抜け道を見つけておいてください。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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