就職が決まらない大学生に多い9つの特徴や5つの対策を解説
2023年4月4日
就職活動は順調ですか?
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
実をいうと、全然就職が決まらないので焦っています。
焦らなくても大丈夫!就活は正しい方法でしっかりやれば結果はついてきます。
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
でも、どうやって進めればいいのか分かりません。
わかりました。今回のコラムでは、就職が決まらない人の特徴と対策方法についてまとめています。焦らず正しい方法で実践すれば、希望した企業から内定は取れるので、これを参考にしっかり対策していきましょう!
キャリアプランナー 岡田
目次
就職が決まらない人は落ちた原因を把握できていない
就活が決まらない大学生は、選考で落ちた原因を把握していません。就活が決まらないということは、書類やSPI、面接など、選考のどこかで不合格になっています。試験で落ちた際、なぜ不合格になったのか、すぐ分析し次に活用できれば徐々に結果は良くなり成果がでる場合がほとんどです。
たとえば、野球をしていたとして、いつも打てないボールがありました。そのボールを打つためには、どんな打ち方をすればいいのか、どこを直せば打てるのか、と成功するための方法を探します。
就職活動でも同じです。書類選考で落ちた場合は書き方が悪かったのか、SPIで落ちた場合は不得意な分野が原因だったのか、面接の場合話す内容を変える必要があったのか、といったように、落ちた原因を把握する必要があります。
しかし、就活生の中には、書類や面接で落ちても「何とかなる」と思い、不合格になった原因を探そうとしない人がいます。落ちた原因が把握できていなければ、また同じように選考を繰り返すため、不合格になる可能性は高くなります。
正直、就活は面倒くさいことが多くなります。しかし、面倒くさいからといって何も対策をせず進めると、就職が決まらず焦るのは自分です。こうした状況を回避するために、就活が決まらない人は、分析と改善を繰り返す必要があります。
原因を分析し改善を繰り返せば、徐々に良いモノができ上がるため、自然と結果はついてきます。就活が決まらない人は、まず落ちた原因を把握することから始めましょう。
もしも就職が決まらなくて焦りを感じている場合には、キャリchの「就活相談サポート」がオススメです。就活相談サポートでは、就職が決まらないと悩んでいる人の不安をプロの専門家が解消します。一人ひとりに合わせた対策方法も紹介するので、ぜひ活用してください。
就職が決まらない大学生にありがちな9つの特徴
就職が決まらない人の特徴は以下のとおりです。
- 書類が完成してない
- 選考対策が入念でない
- 適切な仕事選びができていない
- 就職活動の時間が少ない
- 自己分析が足りない
- 志望理由が弱い
- 理想が高い
- 企業との相性が悪い
- 自信がない
就職が決まらない人に共通している問題は「就職活動は何とかなる」と思っているマインドです。何とかなると思っていると、就活をするための準備ができていません。その結果、不合格になります。
就職は、これから何十年も働く企業を決める大事な場です。就職してから後悔しないためにも、まずは決まらない人の特徴を知ることから始めます。
就活が決まらない人の特徴がわかれば、自分が当てはまったとき次にどうすればいいのか判断できます。希望する企業から内定を獲得するためにも、就活が決まらない人は原因を分析しましょう。
書類が完成していない
書類が完成していないのは、就活が決まらない人の特徴です。書類は、企業の選考やインターンを受ける上で、必ず提出が必要になります。
採用担当者は、提出された書類をもとに、次の選考に進める人物を見極めます。そのため、書類作成が完成してない状態で提出をしていれば当然、不合格になるでしょう。
また、人事は書類選考で以下のポイントを見ています。
- 誤字・脱字
- 簡潔に説明できているか
- 論理的な説明ができているか
就職後、クライアントと関わる際、書類に誤字・脱字や長々とした文を書いていると、読んでもらえない可能性があります。こうした状況を回避するために、企業は書類選考を設けているのです。
他には、特徴や経験、学力なども選考基準としてみていますが、特に重要なのは上記の3点です。しかし、就活生の中には、書類の正しい書き方が分からない人は少なくありません。
そこで、オススメなのがキャリchで詳しく解説している「履歴書・ES作成マニュアル」です。履歴書・ES作成マニュアルでは、初めて書く人や選考が通過しない就活生のために作り方を解説しています。
誰でも無料ですぐに利用できるので、就活が決まらない人の中で書類選考に悩んでいる人は、下記のページからダウンロードしてください。
【就活対策資料】
履歴書・ES作成マニュアル
選考対策が十分でない
選考対策が十分でないのは、就活が決まらない人に多い特徴です。企業は、自社で働くためのビジネススキルを図るために選考を設けています。そのため、選考対策を何も行っていない状態で就活を進めれば、内定は獲得できません。
たとえば、自分が企業の採用担当者になったとして考えてみてください。選考にきた就活生が、事前に対策をしっかり行い、自社で活躍できるためのスキルを持っている場合と、何も選考対策をせず、何とかなると思っている場合、どちらを採用したいでしょうか。
選考対策を行い、自社で活躍できるスキルを持った就活生を選ぶ企業がほとんどです。
企業は、学ぶ場ではなく、貢献する場です。就活生のほとんどは会社に入って勉強したいと考えますが、お金をもらって働く以上、その分の価値を提供しなければいけません。
就活生の多くは、どうしても自分を中心に考えてしまう傾向にあるので、少しでも見方を変えて、企業を優先して考えられると、他の大学生より一歩リードした対策ができます。
適切な仕事選びができていない
適切な仕事選びができていないのは、就活が決まらない人の特徴の1つです。就活生のほとんどは「大手企業で働きたい」「美容関係の仕事がしたい」と憧れで就活をしている場合が多い傾向にあります。
もちろん、憧れで就活をするのも問題ありません。しかし、自分の適性と合っていない企業の選考を受け続けても、受かる可能性は低くなります。
たとえば、国語が得意な学生の場合、文系と理系どちらの相性がいいでしょうか。文系と答える人がほとんどです。
就活でも同じように「人と話すのが得意」なのに会話が少ない職種への就職を希望したりなど、自分の適性がわからないまま選考を進めているケースは少なくありません。
自分の適性に合わない企業から内定を獲得できる可能性はありますが、就職が決まらない人は、適切な仕事選びができてない可能性があります。
就職が決まらない人は「静かに作業をするのが好き」「体を動かして活動するのが得意」といったような、自分の特徴を理解してから就活を始めてみてください。
就職活動の時間が少ない
就職活動の時間が少ない人は、選考対策や本選考への取り組みが、周りより減っているため、就活が決まらない人の特徴だと言えます。
就活において、時間を確保できるか否かでは、大きな差が生まれます。選考対策が十分にできれば、通過する可能性が上がりますが、不十分であれば不合格になる場合がほとんどです。
就活生の中には、バイトや部活動で時間が取れなく、就活に出遅れている人も少なくありません。しかし、バイトや部活動を言い訳にしてしまうと、いつまでも就職は決まらない可能性が高くなります。
そのため、朝早起きしたり、夜中テレビや携帯を触る代わりに就活に使うなどして、少しでも活動時間を増やす必要があります。
どうしてもバイトや部活動が忙しくて、就活に時間が割けない人は、キャリchの「スピード内定サポート」がオススメです。スピード内定サポートでは、就活の時間が十分に取れない人や早く就活を終わらせたい人を、就活のプロがマンツーマンでサポートします。
書類や面接の選考対策も丁寧に教え、最短で就活を終わらせる方法も紹介します。時間が取れない、早く就活を終わらせたいという就活生は、ぜひ参加してください。
自己分析が足りない
自己分析が足りないのは、就活が決まらない人の特徴です。そもそも、自己分析ができていないと、自分がどんな人間でどういった企業に入りたいのか決められません。また、自己分析をしていないと、自分をアピールするときに、何を伝えればいいのか戸惑います。
こうした状況を解決するには、自己分析が必要です。たとえば、以下の就活生の場合、どちらが採用される可能性が高いでしょうか。
就活生A:「私は0から1を生み出すのが得意なため、企画開発に志望します。」
就活生B:「私は御社のビジネスに興味があるため志望します。」
上記のように、回答に差があります。これは、自己分析ができているか否かです。ほとんどの企業は、就活生Aを採用したいと思います。それは、自己分析でしっかり自分が得意な分野と貢献できる分野が一致しているからです。
自分の得意と企業が求める人材が一致すれば、内定獲得へ大きく近づきます。しかし、就活生の中には、自己分析のやり方がわからない人も多いのではないでしょうか。
自己分析のやり方がわからない就活生には、キャリchの「自己分析ワークシート」がオススメです。これは、自己分析のポイントを解説しているだけでなく、誰でも無料で利用できます。
就活が決まらないで悩んでいる大学生は、ぜひ下記よりダウンロードして活用してください。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
志望理由が弱い
志望理由は、就活が決まらない人が取り組めていない対策のひとつです。企業は、自社への入社意思が強い人の方が、やる気があり入社後も頑張ってくれると判断するため、採用する傾向にあります。
志望理由が弱いと、自社に興味があるのか判断に欠けるため、不合格になる場合が多くなります。たとえば、以下の就活生の場合、どちらを採用したいと思うでしょうか。
就活生A:「御社が展開している〇〇は、これからの市場において重要であるため、ぜひ御社に入社し活動を広げていきたいです。」
就活生B:「御社のビジネスはいまの流行りだと聞いたので興味を持ちました。」
どの企業も、就活生Aを選択する可能性がほとんどです。企業は、基本的なビジネスマナーやスキルだけでなく、志望理由も選考において注視してます。
そのため、志望理由が曖昧であったり、決まらない人は不合格になる可能性が高くないrます。かといって、志望理由の対策方法がわからない就活生も多いのではないでしょうか。
志望理由の作り方がわからない人は、キャリchの「志望動機作成マニュアル」がオススメです。志望理由のポイントを解説しているだけでなく、無料で活用できるように配布しています。
もし、志望理由で悩んでいる人や志望理由で落ちる可能性が高い就活生は、ぜひ下記よりダウンロードして参考にしてください。
【就活対策資料】
志望動機作成マニュアル
理想が高い
理想が高いのは問題ありませんが、高すぎる人は就活が決まらない人の特徴です。就活生の中には「サントリー」「アサヒ」「三菱商事」など、大手企業を目指す人もいます。
もちろん、理想を高く設定し就活を行うのは問題ありません。しかし、自分の実力から高すぎる理想だと、就職が決まらない可能性が高くなります。
たとえば、高校野球で甲子園優勝したピッチャーが次に選ぶ選択肢は「プロ野球」か「大学トップクラス」です。一方、高校野球で県大会に出場したピッチャーの場合「プロ野球」または「大学トップクラス」に所属できるでしょうか。
絶対に所属できないわけではありませんが、可能性としては低いと考えられます。仮に所属できても、周囲との差に実力差を感じ挫折する場合もあるでしょう。
就活でも同様に、自分の学歴やスキル、知識が他の就活生に劣っていると感じる場合、大手企業への入社は難しくなります。そのため、就活が決まらない人は、自分の実力よりも高すぎる理想を掲げている可能性が高いです。
もし、大手企業も受けるのであれば、中小やベンチャー企業の選考も増やし、バランスよく就活を進めるのがオススメです。
企業との相性が悪い
就活が決まらない人の中には、企業との相性が悪い場合があります。企業との相性が悪いというのは、将来像や経営理念、働き方など、さまざまな要素を指すため、一概に「これが悪い」というのはありません。
ただし、企業との相性が悪いと不合格になるのも事実です。たとえば、IT関係の仕事に就職したいというのは、ITのスキルや技術を学ぶことを指します。しかし、いざ入社をすると配属されたのは、自社ITサービスを売り込む営業職というケースも少なくありません。
このように、企業と就活生の間には、考えや思いにずれがあります。そのため、自分が思い描いた将来像と違ったキャリアプランになる可能性があるのです。
こうした状況をお互い避けるために、自己分析や適性検査を行い、企業との相性を確かめています。自分は相性が良いと思っていても、企業が悪いと判断した場合は、就職が決まらないケースが多くなるでしょう。
相性が良い企業を見つけるためには、企業を知ることが大切になります。そこでオススメなのが、キャリchの「就活相談サポート」です。
就活相談サポートは、一人ひとりにマッチした企業を見極め、希望に沿った会社を紹介するイベントです。相性が良い企業が見つけられなくて就職が決まらない就活生は、無料で利用できるのでぜひ参加してください。
自信がない
就職活動において自信がないのは、決まらない人の特徴です。就活に自信があるか否かでは、グループディスカッションやグループワーク、面接での受け答えの返答が違います。
自信がある就活生の場合「厳しい環境でもやり切れますか?」といった質問に対して「はい」と答えられます。一方、自信がない就活生の場合「わかりません」「たぶん大丈夫です」と前向きには捉えられない答えをするケースは少なくありません。
こうした少しの回答の違いでも、採用担当者は、自信がある就活生を選びます。なぜなら、就職後に自社商品のアピールや活用が自信を持ってできるか判断しているためです。
自信を持って進めるのと、自信がない状態で商品を進めるのでは、信頼性が変わります。企業は、自信を持って自社商品を取り扱って欲しいため、自信を持った就活生を採用する傾向が強いと言えるでしょう。
就職が決まらない大学生が取るべき5つの対策
就職が決まらない人が取るべき対策は以下のとおりです。
- 自己分析を徹底する
- 就職活動にかける時間を増やす
- 書類を改めて確認する
- 就活イベントに参加する
- 就職エージェントを頼る
就活が決まらない人の特徴を理解した次は、実際にどう対策をするのか把握しましょう。仮に就活が決まらない人に当てはまっていても、対策方法がわからなければ、解決はできません。
就活が決まらない人以外にも、これから始める就活生や少しでも悩み、不安を抱える大学生は、ぜひ参考にしてください。
自己分析を徹底する
就職が決まらないと思ったら、まず自己分析を行いましょう。自己分析は、自分が将来どうなりたいのか、どんな職業に就きたいのか、自分自身と向き合うための手段です。自分のやりたい仕事がわからなければ、希望する企業も決まりません。
就活が決まらない人やこれから始める就活生は、まず自己分析をするのがオススメです。自己分析をする際は「過去」「現在」「未来」の3要素で行うと、自分の強みや将来像が明確になるため、希望する業界や職種が決めやすくなります。
詳しくやり方を知りたい人は、キャリchの「自己分析ワークシート」がオススメです。こちらでは、詳しい自己分析のポイントを紹介しながら取り組めるため、すぐに取り組めます。
また、誰でも無料で利用できるため気軽に活用できます。自己分析ができていない就活生は、ぜひ下記よりダウンロードしてください。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
就職活動にかける時間を増やす
就職が決まらない人は、就活にかける時間を増やすようにしましょう。就職が決まらない人の特徴として、事前の準備ができていない傾向があります。事前の準備ができていないのは、就職活動にかける時間が少ない可能性が高いです。
そのため、就職が決まらない人は、活動時間を増やすのが重要です。たとえば、企業1社につき2時間の企業研究をするなら10社で20時間かかります。そこに書類や面接対策が増えると、さらに時間が必要です。
また、内閣政府の調査によると、大学4年生の3割が就活に9ヶ月以上かかったと回答しています(参照:内閣府 令和2年度 学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査)。内定式は基本的に大学4年生の10月に行われるため、希望する企業に入社するには、最低でも大学3年生の1月から始めなくてはいけません。
仮に大学4年生の4月から就活を始める場合は、遅れた分の時間を取り戻すために、就活に使う時間を増やす必要があります。
書類を改めて確認する
就職が決まらない人は、提出する書類を改めて確認するのがオススメです。就活が決まらない人の中には、書類や面接で悩むケースは少なくありません。その中でも、書類選考は特に力をいれるべきポイントです。
書類選考は、次の選考に進むために必ず実施されます。そのため、まず書類で不合格にならないように対策をすることが重要です。書類選考を通過するためには、わかりやすく簡潔に伝える必要があります。
たとえば、以下の場合、どちらが簡潔でわかりやすいでしょうか。
就活生A:「私は分析力に長けており、御社の売上を伸ばすために常にPDCAを回して行動ができます。」
就活生B:「私は小さいころから本を読むのが好きで月には…そのため~ができます」
就活生Aの方が簡潔にわかりやすく伝えられているので、面接担当者にストレスを与えません。採用担当者は、何百人と就活生を見ているため、最初の3分程度で判断するケースもあります。
書類では、わかりやすく簡潔に作成できるようにしましょう。書類作成の方法がわからない就活生は、キャリchの「志望動機作成マニュアル」がオススメです。
こちらでは、書類作成のポイントを紹介しながら進められるため、簡単に作ることができます。また、誰でも無料で利用できるため、すぐに実践可能です。就活が決まらない人で、書類作成に悩みを抱える場合は、ぜひ下記よりダウンロードしてください。
【就活対策資料】
志望動機作成マニュアル
就職イベントに参加する
就職が決まらない大学生は、就活イベントに参加するのがオススメです。就活イベントには「企業説明会」や、さまざまな企業が参加する「合同説明会」があります。就活イベントに参加すると、企業の情報だけでなく、就職活動者同士で情報交換が可能です。
就活生の中には、自分と同じような悩みを抱えているひともいるので、どうやって取り組んでいるのか情報が聞けます。こうした情報をもとに就活を進めると、効率よく活動ができるので、就活イベントへの参加はオススメです。
就職エージェントを頼る
就職が決まらない大学生は、就職エージェントを頼るのも1つの手ですです。就職エージェントは、大学生が希望する企業に行けるようにするために、一人ひとりに合ったアドバイスを行います。また、書類の添削や模擬面接も行ってくれるため、実践に向けての準備ができるのもメリットです。
就活エージェントを活用して出遅れを巻き返したい大学生には、キャリchの「出直れ&やり直し就活」がオススメです。就活を始めるのが遅かった人のサポートを行います。
就職が決まらないと不安や悩みが増えるため、プロの専門家に頼って解決しましょう。誰でも無料で利用できるため、気軽に参加してみてください。
就職が決まらない大学生が注意すべき6つのポイント
就職が決まらない人が注意すべきポイントは以下のとおりです。
- 自己流で始めない
- 他人と比較しない
- 焦りすぎない
- 何となくで決めない
- 過度なアピールをしない
- 自分を高く評価しない
就職が決まらないからといって、さまざまな方法を試したけど、うまくいかない大学生も多いのではないでしょうか。そんな就活生は、上記のポイントに注意する必要があります。
就職が決まらないからと色々試してしまうと、かえって逆効果になりかねません。正しく就活を進めるためにも、上記のポイントには注意して行いましょう。
自己流で始めない
就職が決まらない人に多いのは、自己流で就活を始めることです。自己流で始めてしまうと、正しい方法か確認できないため、間違っていたときに修正ができません。
たとえば、サッカーを始める際、基本的に監督やコーチから教わるケースがほとんどです。そのため、サッカーチームに所属して自己流で進める場面は、少ないと考えられます。また、監督やコーチから正しい方法を教わった方が、早く成長もできるため、効率よく学べるでしょう。
就活も同じように、自己流で始めると時間がかかるため、プロの専門家であるエージェントの活用がオススメです。
キャリchでは、「就職が決まらない」「書類選考が通過しない」「面接に合格できない」といった悩みを抱える就活生一人ひとりに、専門家がアドバイスするイベント「就活相談サポート」を開催しています。
就活を自己流で行い、就職が決まらなくて焦りを感じている大学生は、ぜひ就活相談サポートに参加してみてください。
他人と比較しない
他人と比較すると、自分を追い詰める原因にもなるのでオススメしません。就活をしていると、友達や周囲の就活生と情報交換を行います。
その際、周りには内定を獲得した人や選考が進んでいる人がいます。内定や選考が進んでいる情報を聞いてしまうと「急がないとヤバイ」と焦りを感じてしまうでしょう。焦って就活を進めると、万全な準備ができていない状態で選考を受けるため、不合格になりやすく就職が決まらないとさらに危機を感じます。
結果、就職が長引き、希望した企業に入社できない可能性があります。こうした状況を避けるためには、他人と比較するのはやめましょう。あくまでも、情報収集程度に考えておくべきです。
焦りすぎない
就活を焦って書類や面接選考の準備をせずに進めてしまうと、不合格になる可能性は高くなります。もちろん「そろそろ始めないとヤバイかな」といった多少の焦りは必要です。しかし「急いで選考を進めないと出遅れる」といった焦りすぎる行動は避けましょう。
焦っても良いことはありません。焦りすぎてしまうと、かえって就職活動が長引くため、しっかり選考の対策をして挑んだ方が合格する可能性は高くなります。結果、早く就活が終わり、気が楽になるでしょう。
何となくで決めない
何となくで企業を決めるのは避けるべき手段です。就職が決まらないと、焦りや面倒くさいといった感情が少なからず生まれます。
こうした感情が続くと、早く終わらせたいため「内定がもらえた企業に就職すればいいや」と何となくで決めてしまいがちです。何となくで決めてしまうと、入社後に後悔する可能性が高くなります。
就職をすると、転職をしない限り40年以上働き続けます。40年以上働き続ける環境を何となくで決めると、不満や不安は溜まり、後悔するでしょう。
こうした状況を避けるためには、「何となく」で就活をするのではなく、希望した企業や職種から内定が取れるまで、やり切るべきです。
過度なアピールをしない
過度なアピールは就活において注意すべきポイントです。また、就職が決まらない人にも多い特徴だと言えます。
就活において、書類選考や面接で自分をアピールするのは問題ありません。むしろ、アピールするべきです。しかし、就活生の中には、過度にアピールをする人も少なくありません。
仮に自分が採用担当者の立場だった場合、面接にきた学生が過度にアピールしてくると、かえって評価を下げるのではないでしょうか。謙虚さの中にも闘争心がある就活生の方が、採用したいと思う人がほとんどです。
過度にアピールするのではなく、企業が求めている内容に応じて適切に伝えるのがオススメです。採用情報や企業のホームページには、企業が求める人物像を記載しているケースがあります。
その情報をもとに、過度にアピールするのではなく、採用担当者が納得するような説明ができると、自然に自分の良さを伝えられます。
自己評価を上げすぎない
自己評価を上げすぎるのは、就活において注意すべきポイントです。自己評価を上げる分には問題ありませんが、高くしすぎると自ら選択肢の幅を狭くしてしまいます。
選択肢が狭くなると不合格になった際、次に選ぶ企業がなくなる可能性があります。最悪の場合、就職浪人になるケースも考えられるでしょう。
自己評価を上げすぎないためには、友人や知人から客観的な意見を聞くのがオススメです。もし、友人や知人からの評価に個人的な意見が混ざってしまう場合は、キャリアアドバイザーから聞くと、優劣をつけず聞くことができます。
おわりに|就職が決まらないときはプロに頼ろう
ちゃんと就活してるつもりなのに就職が決まらない大学生には、必ず何かしら原因があります。自分が選考に落ちてしまう原因を特定して、それに合った対策をしていきましょう。
自分がなぜ選考に落ちてしまうのかよくわからない人は、就活のプロである就職エージェントを頼るのも1つの手です。
キャリchでは「就活相談サポート」「就活相談サポート」といった就活イベントを行っています。
これらの就活イベントでは、就活生が実際に抱える悩みをプロの専門家が解決に導きます。一人ひとりが抱える原因によってサポート内容も変わるため、真摯に向き合ってくれるのが嬉しいポイントです。
また、誰でも無料で利用できるため、気軽に申し込むことができます。就職が決まらないで焦りを感じている人や悩みを抱える人は、ぜひキャリchの就活イベントに参加してください。
「就活相談サポート」に参加しよう!
この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。