ES添削で就活を攻略する!オススメのサービス12選を紹介
2024年6月10日
そろそろ就活が本格化し、ESを作成する機会も増えたはずです。最近の選考状況はいかがですか?
キャリアプランナー 廣瀬
就活生 Bさん
すでに書類選考が始まっていて、いくつか応募しているのですが……。実はなかなかESが通らず、出鼻を挫かれている状態です。どうすれば、企業に評価されるESを作成できますか?
自分ではうまく書けたと思っても、書類選考に落ちてしまうことがありますよね。ESは、作成した後、自分以外の誰かにチェックしてもらいましょう。客観的にわかりやすいESになります。
キャリアプランナー 廣瀬
就活生 Bさん
確かに、ほかの人のアドバイスを反映するべきですね。とはいえ、ES添削を任せられる人が周りにいません。社会人の知り合いもあまりいないですし。
最近では、専用のサービスもありますよ。このコラムでは、ES添削サービスを具体的にいくつか紹介します。自分に合ったサービスを見極めて、有意義に活用するための参考にしてください。
キャリアプランナー 廣瀬
ESを添削してもらうメリットと依頼先
ESを作成したら、自分以外の誰かに添削してもらいましょう。
就活に成功するためには、面接練習やWebテスト対策などももちろん重要ですが、ESの質を高めることが不可欠です。読みやすく、自分の魅力が伝わるESを作成できなければ、書類選考に通らず、面接にすら進めずに終わってしまいます。
しかし、初めての就活では、どのようなESを書けばよいのか悩んでしまうものです。自分ではうまく書けたと思っていたのに落ちてしまった、というケースも考えられます。
ESを添削してもらうメリット
ESの添削を第三者にしてもらうメリットは、次の3つがあります。
- 企業に評価されるESを作成できる
- 第三者が内容を理解できるかを確認できる
- 誤字脱字や日本語の誤用に気づける
就活のプロや就活経験者は、どのようなESを書けば企業から評価されやすいかを理解しているため、書類選考に通過するための有益なアドバイスをくれます。
また、第三者にESを読んでもらうことで、誰が見ても内容を理解できるかをチェックできることもメリットです。自分で書いた文章は読み直しても、客観的に見ることが難しいため第三者に添削してもらうのは非常に重要なことです。
さらに、誤字脱字や日本語の誤用など、基本的なミスに気づきやすくなることもメリットです。特に誤字脱字は、「志望度が低い」「注意力に欠けている」というマイナスイメージを与えかねません。自分だけで見直すと、ミスを見逃してしまう可能性があるため、提出前に第三者に添削をしてもらうと安心です。
ES添削の依頼先
以下は、ES添削の依頼先それぞれのメリット・デメリットをまとめた表です。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
家族や友人 |
|
就活のプロではない |
OB・OG |
|
|
ES添削サービス |
|
有料のサービスもある |
プロのアドバイスを反映した、クオリティの高いESを作成したい場合は、外部のサービスを利用しましょう。特にオススメのサービスについては、次の章で紹介します。
ES作成について、キャリアプランナーからサポートを受けたい方には、「24卒就活サポート」イベントへの参加がオススメです。キャリチャンのキャリアプランナーは、就活を始めたばかりの方を徹底的にサポートする、心強い存在です。ぜひ活用してください。
ES添削サービスおすすめ12選
ES添削サービスは、大きくマンツーマン型とオンライン型の2つに分かれます。
そのほか、OB・OGとコンタクトをとってESを添削してもらえるものや、有料でクオリティの高い添削を受けられるものもあり、選択肢はさまざまです。
以下ではES添削にオススメのサービス12選と、それぞれのポイントについて紹介します。
1.【無料】マンツーマン型ES添削サービス4選
ES添削をマンツーマンで受けられるサービスなら、悩みをその場で解消できます。アドバイザーがマンツーマンで丁寧に対応してくれるため、初めてのES作成でも安心です。
ここでは、以下の4つについて紹介します。
- キャリアチケット
- JobSpring(ジョブスプリング)
- キャリアパーク就活エージェント
- キャリチャン
■ キャリアチケット
キャリアチケットでは、企業から評価されるESの書き方を熟知したアドバイザーが、実践的なアドバイスをくれます。キャリアチケットを運営しているレバレジーズは、人材事業を幅広く展開している企業です。
最初にカウンセリングを実施し、就活生ごとのキャラクターを把握したうえで、ES作成を指南します。型にはまったありふれたESではなく、それぞれの魅力が伝わるESを作成可能です。就活支援により、内定率が1.39倍になったという実績もあり、安心して相談できるでしょう。
■ JobSpring(ジョブスプリング)
JobSpring(ジョブスプリング)は、就活情報サイトを起点とし、就活を効率的に進めるための幅広い手助けをする就活エージェントです。
LINE登録すると利用でき、ES添削や面談のセッティングなどをいつでも気軽に依頼できます。
そのほか、AIを活用した企業マッチングや、自己分析の手助けもしてくれるため、就活の準備を万全に進めたい人にオススメです。
■ キャリアパーク就職エージェント
キャリアパーク就職エージェントは、これまでに就活生20,000人以上が利用したという実績を誇ります。上場企業が運営しており、安心して利用しやすいことも特長です。面談回数は平均5回以上と、丁寧な対応に定評があります。
ES添削のほか、自分に合った企業や限定の求人情報を紹介してくれるため、内定につながりやすいのもメリットです。
■ キャリチャン
キャリチャンは、就活生に役立つ情報の提供や、就活に関するさまざまな相談ができるイベントを実施しています。ES添削を依頼できたり、ESの作成段階から相談できたりするイベントを開催しているため、ESについて悩みがある就活生にオススメです。
ほかにも、プロが監修した就活コラムを閲覧できたり、業界研究や自己分析などに役立つダウンロード資料を入手できたりと、就活生必見のコンテンツが盛りだくさんです。
キャリチャンには,面接対策、企業選び、ESアドバイスなど専任のアドバイザーがサポートしてくれる「24卒就活サポート」があるので、不安な人はぜひ活用してください。
2.【無料】オンライン型ES添削サービス2選
オンラインに対応したサービスは、依頼しやすく、結果もオンラインで簡単に確認できることが魅力です。
ここでは、以下の2つについて紹介します。
- ES添削カメラ
- 就活SWOT
■ ES添削カメラ
ES添削カメラは、アプリでESを撮影して送信するだけで、依頼が完了するサービスです。ESの内容をわざわざ打ち込んだり、郵送したりする手間が省け、簡単にES添削を依頼できます。
添削結果もアプリで確認でき、利便性が高いです。豊富な支援実績を持つプロたちが、丁寧にフィードバックをくれるため、採用担当者の心を動かすESを作成できます。
利用者からは、「思ったより早く返信が来たので驚いた」「内容や表現方法を丁寧に添削してもらえ、ES通過率が上がった」などの意見が寄せられています。
■ 就活SWOT
就活SWOTは、就活対策情報ポータルサイトです。「エントリーシート自動添削機能」があり、機械が自動で誤字脱字を見つけたり、文字数をカウントしてくれたりします。ES提出前に基本的なミスがないかを確認する際に役立つでしょう。
また、キーワードによって、アドバイスをしてくれることもポイントです。たとえば「リーダーシップ」というキーワードに対しては、多くの学生が自己PRに使うため、差別化するためには具体的なエピソードを提示するとよい、といった指摘をしてくれます。
3.【無料】OB・OGに添削を依頼できるサービス3選
先輩メンターに相談できるサービスや、OB・OG訪問アプリを活用して、ES添削を依頼するという方法もあります。依頼したい先輩を自分で選べる場合が多く、志望業界の先輩に依頼できれば、選考に通過しやすいESの作成が可能です。
ここでは、以下の3つについて紹介します。
- エンカレッジ
- Matcher
- ビズリーチ・キャンパス
■ エンカレッジ
キャリア支援団体エンカレッジでは、優秀なメンターがESを添削してくれます。ESの基本的な書き方を教えてくれるほか、ESを作成する際に必要な自己分析も手助けしてくれるなど、充実したサポート体制が魅力です。幅広い業界のトップ企業に内定した、実力のある先輩が指導してくれるため、安心して添削を受けられます。
さらに、トップ企業の選考に通過した先輩のESを無料で公開しているのもポイントです。実際に選考に通過したESを参考にしながら、ES作成の極意を学び、自身のESをブラッシュアップできます。
■ Matcher
Matcherは、大学や学年にかかわらず、気になるOB・OGとマッチングできるサービスです。会社名や業界、職種などの希望を入力して検索すると、条件を満たすOB・OGがヒットします。ワンクリックで申し込め、承認されるとマッチングが成立する仕組みです。
OB・OG訪問のために使われることの多いMatcherですが、「相談にのれること」という条件の中に「ES添削」が含まれています。志望業界や、選考を受ける企業で活躍している先輩のアドバイスをもとに、納得のいくESを作成できるのがポイントです。
■ ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスには、大企業に勤めるOB・OGが多く登録されており、憧れの企業で活躍する先輩に就活の相談ができます。
オンラインでOB・OG訪問ができるシステムが整っているのが特徴です。そのため、ESの添削を依頼したい旨とESの内容を事前にメッセージで送り、オンライン面談で不明点を解消しながら添削を受ける、という使い方ができます。
ES添削だけでなく、興味のある企業の先輩に実際の仕事内容や働き方を聞けたり、就活の相談ができたりすることも便利です。
4.【有料】ES添削サービス3選
より手厚いサポートを受けたい人には、有料のES添削サービスを活用するという選択肢もあります。
費用はかかるものの、その分丁寧なフィードバックを受けられ、より洗練されたESを作成できるのが特長です。
ここでは、以下の3つについて紹介します。
- INTERNGATE
- Abuild就活
- ココナラ
■ INTERNGATE
INTERNGATEは、インターンシップ参加を希望する学生のための、インターンシップ情報サイトです。ES添削も実施しており、累計5,000人以上の学生の就活を指導してきた実績を持つプロに、ESを見てもらえます。
プロが1枚1枚時間をかけて、入念に添削してくれるのが魅力です。利用者からも、「プロが自分だけに合わせて添削してくれるため安心だった」「提出先企業に即したESになるよう指南してもらえた」というような声が寄せられており、安心して依頼できます。
1社分のES添削にかかる依頼費は8,000円で、社数が増えるほど単価が安くなる仕組みです。
■ Abuild就活
Abuild就活は、マネジメント・コーチング・トレーニングを掛け合わせた指導スタイルで、プロが就活生を徹底的に支えてくれる、キャリア構築サービスです。約3ヵ月の集中特訓と、卒業まで受講し放題の独自プログラムを通して、内定を獲得できます。就活を一気通貫で支援してもらいたい人にオススメです。
プログラムの1つである「ESアドバイザリー」では、プロがES作成を指導してくれ、企業から評価されるESを自分で書けるようになります。
■ ココナラ
ココナラは、自分のスキルを幅広く出品できるプラットフォームです。人事経験者やキャリアコンサルタントなどが、ES添削サービスを出品しているケースも見られます。比較的お手頃な価格で出品されているものが多く、気軽に利用できるのがメリットです。
ただし、あくまでも個人の出品であるため、利用者からの評価を参考に、信頼できる出品者を見極めましょう。
なかには、ES作成代行と思われる高額な出品もあります。ESを第三者に作成してもらっても、面接で深堀質問されたら答えに詰まってしまうだけです。内定にはつながりませんので、悪質な業者に騙されないよう気をつけてください。
ES添削を受ける前に準備しておくこと
ES添削を受ける際は、以下の3点を準備しましょう。
- 企業に自分をどのようにアピールしたいかを明らかにする
- ESのなかでもどこを重点的にチェックしてほしいかを明らかにする
- 添削を依頼する前にESを見直す
ES添削を受ける際に、添削者に丸投げするのはもったいないです。添削者は、基本的にはESの内容がわかりやすくなるようにアドバイスをしてくれます。しかし、企業に自分をアピールできるESにするためには、わかりやすさだけでは不十分です。企業に自分をどのようにアピールしたいかを意識して、ESを書く必要があります。
企業が求める人物像を理解したうえで、自身のアピールポイントを明確化し、添削者に伝えることが大切です。
また、漠然とした依頼内容では、添削者が困ってしまうこともあります。ESのなかでも、どの部分を重点的に添削してほしいかを明らかにして、添削者に伝えると親切です。
さらに、添削を依頼する前に必ずESを読み直し、誤字脱字のような基本的なミスがないかを確認することも欠かせません。自分で気づける部分は直したうえで依頼することがマナーです。
以下の記事では、採用担当者の印象に残るESの作り方について解説しています。
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キャリチャンの「就活相談サポート」では、就職活動の悩みを聞き、課題や悩みを解決するための方法を提案します。無料でプロのキャリアカウンセラーに相談したい就活生は、ぜひ活用してください。
ESの添削を受ける際の注意点
ES添削は、ESの完成度を高めるために非常に便利ですが、利用時は以下の点に注意しましょう。
- 内容が正しいとは限らない
- ES添削を受けても選考に落ちる可能性がある
- 没個性的な内容にならないようにする
ES添削サービスの担当者は、就活に対する基本的な知識を幅広く持っていても、業界の専門知識を持っていない可能性があります。依頼先によっては、見当違いな指摘をしてくる可能性も否定できません。誰に依頼するか、見極める必要があります。
ES添削を受けたからといって、必ず選考に通過するとは限らない点にも留意が必要です。どんなにわかりやすいESであっても、企業が求める人物像とマッチしていないと判断されれば、落ちてしまうことがあります。
また、添削内容を重視するあまり、シンプルさゆえに自分らしさが伝わらない、没個性的な内容になってしまわないように注意してください。添削を参考にするのはもちろん大切ですが、個性が伝わる内容にすることも心がけましょう。
履歴書やES作成のポイントについては、下記のダウンロード資料で解説しています。
【就活対策資料】
履歴書・ES作成マニュアル
添削でESをブラッシュアップ!選考通過を目指そう
就活を攻略する第一歩は、ESの品質を向上させることです。ES添削を受けることで、1人でESを作成する際には気づきにくいミスや改善点について、第三者から客観的にアドバイスしてもらえます。実践的で的確なアドバイスをもとに、採用担当者に刺さるわかりやすいESを作成できるのが魅力です。
この記事を参考に、自分に合ったサービスを見極め、ES添削サービスを有意義に活用してください。
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この記事の監修者
廣瀬 舞
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。
就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。
また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している