内定ゼロを卒業しよう!内定もらえない就活生の特徴と挽回の方法

 2023年5月22日

内定ゼロを卒業しよう!内定もらえない就活生の特徴と挽回の方法

就活は順調ですか?不安や悩みはありませんか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

実は、今のところ内定ゼロなんです。内定ゼロのままだとさすがにやばいですよね?

内定ゼロで悩んでいる就活生は多いですよ。実際に、内定ゼロのままでもなんとかなることもあります。

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

こんな自分でも内定ゼロから脱却することができるんですか?どうすれば、内定が貰えるんでしょうか。

大丈夫です!このコラムでは内定がゼロの就活生に共通する特徴を解説し、内定ゼロから脱却する方法について説明しています。自分に当てはまるか確認し、NNTから脱却しましょう!

キャリアアドバイザー 平崎

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目次

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  1. 内定が出始める時期は企業によって異なる
  2. 夏秋採用を行う企業もある

内定ゼロでも焦らないで|近年の就活事情について

内定ゼロでも焦らないで|近年の就活事情について

内定ゼロで焦っている学生も多いですが、内定ゼロでも焦る必要はないです。内定は会社とのよい巡り合わせの末に獲得するもののため、地道に就活を続けましょう。

しかし、内定ゼロによる焦りから、精神的に追い込まれる学生が多いのも事実です。まずは、内定ゼロでも焦らなくてもよい理由を知るために、近年の就活事情について説明します。

内定が出始める時期は企業によって異なる

内定が出始める時期は、企業によって大幅に異なるため、内定ゼロだからといって焦ることはないです。

以下の表に、企業や業界ごとに内定を出す時期についてまとめました。自分が入りたいと思っている企業の種類や業界について確認し、内定が出るまでの時期について確認しましょう。

大手企業 3月には就活が開始され、6月中に内定が出はじめる(一般的な流れ)
中小企業 大手企業より就活開始時期が早く、内定が出るのも早い
外資系企業 就活開始時期が早く内定が出るのも早いが、秋採用などもある
ベンチャー企業 通年で採用をおこなっており、冬採用もある
マスコミ業界 一般的に三年生の10月からエントリーが開始され、内定も3月に出るなどほかの業界よりも内定が出るのが早い
放送局 大手は3月に就活を開始し6月に内定を出すが、キー局(地方局)は12月~1月には就活が開始される
広告 5月中には採用選考が終了することがほとんど
公務員 夏に試験がある

中小企業やベンチャー企業などは、通年で応募をしているところも多いです。そのため、周りの人たちに内定が出始めたからといって焦る必要はありません。自分の入りたい業界や企業、通年で応募している業界を見定めて、時期に合わせた就活を進めることが就活生に求められます。

夏秋採用を行う企業もある

近年は、公務員志望者と留学生向けに夏秋採用をおこなう企業も結構あります。地方公務員、国家公務員はどちらも夏に試験がおこなわれますし、留学生は夏に帰国することが多いからです。

内定辞退者が出た企業なども、通常ではおこなわない夏秋採用をおこなうこともあります。そのため、6月時点で多くの人が内定を獲得していたとしても問題ないです。夏秋採用をおこなっている企業への応募を忘れずに応募すれば、内定ゼロの状態からの脱却も図れます。

しかし、夏秋採用は非常に競争率が高いです。そのため、事前準備は必須だと考えてください。

「夏秋採用ってなに?」「就活の準備って何すればよいの?」と悩んでいる学生はキャリチャンの「就活相談サポート」に参加するのがオススメです。就活に関する不安や自己分析、企業分析のやり方などについて、詳しく教えてくれます。

内定ゼロの就活生の割合は?

内定ゼロの就活生の割合は?

内定ゼロでも焦らなくてもよいと言われたところで、焦る人はいます。そのため、具体的に内定ゼロの人の割合を数字で見ることも大切です。

「自分だけが内定ゼロなのではないか?」「自分以外は皆内定もらってるんじゃないのか?」と不安に思う気持ちを抱えたまま就活をするのは危険です。まずが具体的な数字を確認し、焦りを落ち着かせましょう。

内定ゼロで卒業する人の割合

文部科学省が発表した「令和4年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)」から、大卒の就職内定率の推移を抜粋して下の図に示します。

出典:令和4年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)より抜粋

これを見るとわかるように、10月1日時点の内定率は例年70%台です。しかし卒業後の4月1日時点では、95%以上の学生が就職を決めています。つまり内定ゼロのまま卒業する人の割合は、例年5%以下です。23卒の卒業後の就職率はまだ出ていませんが、この図からはコロナで一時的に下がった内定率が回復してきている様子も見て取れるので、おおむね同じ傾向でしょう。

そのため、今、内定がゼロだからといって焦ることはありません。自分と周囲だけをみるのではなく、全体的な割合をみることも、就活を順調に進める上で大切なことです。6月時点、さらに6月以降の時期に内定がゼロでも焦らずに、目の前にあることを着実に進めていく必要があります。

早慶出身でも内定ゼロの人はいる

就活に強いと言われていた早慶出身者でも、内定ゼロの割合は一定数います。「Fランだから内定ゼロ」「学歴が高いから安心」ではなく、就活を成功させるためにはコツを掴むことも大切です。

一昔前までは、大手企業や外資企業は履歴書を見ずに学歴だけを見て学生を振り分けていたと言われていましたが、近年は学歴フィルターが薄れてきています。たとえ高学歴でも、企業が求めるものを持っていなければ内定はもらえません。

例えば、以下のことができる就活生は、学歴に関係なく企業からの評価が高いです。

  • 人の目を見て、はきはきと話せる
  • 具体的に将来のことについて話せる
  • 学生時代に精力的に取り組んできたことがある
  • コミュニケーション能力が高い

学歴に不安を覚えている就活生は多いですが、就活を進める上で一番重要なことは人間力です。学歴に悩むのではなく、自分の就活レベルを上げることや面接対策などを意識することが重要となります。

内定ゼロはいつまでなら問題ない?

内定ゼロはいつまでなら問題ない?

内定ゼロだとしても、実際はそこまで焦る必要はないです。上述した通り、就活開始時期は企業や業界ごとに大幅に異なります。そのため、周囲の人が内定を獲得していたとしても、目指している企業や業界が異なるのであれば内定を獲得する時期が異なるのも当然です。

しかし、時期的に安心できるラインが欲しいと思っている学生も多いです。そこで、以下2つの時期に分けて、内定ゼロでも問題ない時期について説明します。

就活時期|6月時点で内定ゼロ

6月は、多くの会社で内定を出し始める時期です。6月と言っても、6月上旬に内定を出す企業もあれば6月末に内定を出す企業もあります。そのため、6月になっても内定がゼロであることに焦る必要はないです。

しかし、多くの企業が6月に内定を出しているとはいえ、5月に内定を出している企業が多いのも事実です。そのため、周囲の人達のなかには、5月ですでに就活を終えている人もおり焦ることもあります。

実際のところ、大手企業であれば内定は6月以降に出はじめるため、まだ内定がゼロでも焦る必要はないです。また、仮に内定がゼロだとしても秋採用もあり、内定辞退者が出ればさらに採用試験が増えることもあります。まずは焦らずに就活を進めていくことが大切です。

就活時期|12月時点で内定ゼロ

12月になっても内定ゼロだとしたら危険信号です。通年採用を行っているベンチャー企業など、12月以降も募集がないわけではないですが、求人数は極端に減ります。

12月は、秋採用の企業が内定出しを行う時期です。留学帰りの学生や公務員試験に落ちた学生が民間企業の採用試験を受けるため、秋採用としてこの時期に内定を出す企業があります。また、10月までに内定辞退者が出た企業も、12月までを目途に二次募集を行う企業が多いです。

そのため、10月ごろになっても内定がゼロの場合は、危機感をもって秋採用に臨む必要があります。

しかも、3月から就活を始めて10月までに1つの内定ももらえていないのであれば、就活の方法を間違えていることも考えられます。10月以降にも就活をするのであれば、一度、自分の就活方法を見直すことが大切です。

内定ゼロ・内定がもらえない人の特徴

内定ゼロ・内定がもらえない人の特徴

内定ゼロのままの人には、以下9つの特徴があります。

内定がもらえない場合は、何かしらの原因があります。自分に当てはまっていないか、確認することも大切です。

また、キャリチャン内では「無い内定」の人の特徴や原因について説明している記事もあるので、参考にしてください。

エントリーしている企業が少ない

エントリーしている企業が少ないことが原因で、内定がゼロである可能性も高いです。エントリーしている企業が少ないと、面接やESなどの経験値を上げることができなくなります。

単純にエントリーしている企業が多いから受かる確率が上がるのではなく、就活は経験を重ねることでレベルを上げていくもの。実践での経験がなければ、受かる面接も受からなくなる可能性があります。

また、多くの企業に応募することで、企業の色や雰囲気を調べることができます。そうすることで、自分に本当に合っている企業を探すこともできるため、まずはエントリーする企業を増やすことが大切です。

自分の将来が見えていない

自分の将来とは、就職した後の5年後や10年後などの自分の未来のことを指します。どこかの企業に就職した後も、しっかりと自分の将来が見えていなければ、就活を順調に進めるのは困難です。

目標や目的が具体的に決まっていれば、それに合わせた企業を選ぶことができます。また、今まで興味を抱いてきたことを再度考え直すのもよいです。

必ずしも在籍している学部に合った職種を選ぶ必要はなく、興味を持った内容で自分の将来が見えることが大切です。また、新卒であれば未経験でも大体の企業が歓迎してくれます。

そのため、興味のある分野を探すことが、就活を早く終わらせる近道といえるでしょう。

大企業ばかり受けている

大企業を受けることは、多くの就活生の望みではあります。しかし、大企業は応募する就活生が多いため、ある程度学歴で振り分けている企業も少なくないです。また、大企業は競争率が高いため、受かる可能性は低くなります。

就活は、自分に合った企業に入社することが目的なので、「大企業だから」という理由で応募するのはオススメできません。

就活を成功させるためには、自分の将来像が実現でき、自分の強みを活かせる企業に応募する必要があります。大企業以外でも給与や将来性が高く、活躍できる企業はあるはずです。まずは、自分に合った企業を探してみてください。

面接で失敗している

中には、書類選考は通るのにその後の選考が通らない就活生もいます。その場合、面接で失敗している可能性が高いです。

面接は、経験を重ねることが大切であり、日頃の練習がものを言います。

面接が苦手な就活生にオススメなのが、キャリチャンの「面接サポート」です。面接サポートでは、面接を通過するコツや練習をサポートしてくれます。オンラインでの面談もできるため、まずは気軽に相談してみてください。

企業に合わせた対策をしていない

面接や履歴書、ESを全て使いまわしている人は注意が必要です。企業ごとに企業理念や求めている人物像は異なるため、就活生はそれらに合わせる必要があります。

そのため、面接での受け答えや履歴書、ESに書く内容は企業ごとに合わせるようにしましょう。

自己分析が不十分

自己分析が不十分だと、自分にあっている企業を見つけるのが難しくなります。また、自己分析をするから自分の本当の強みが分かるため、自己分析が不十分だと自己PRをすることも困難です。

就活をする上で自己分析はとても重要です。自己分析が苦手な人は、以下のツールや方法を試して、自己分析をおこなうことをオススメします。

  • マインドマップを作成する
  • 自己分析ツールを利用する
  • 深層心理テストなどを受けて、本来の自分について知ってみる

キャリチャンでは、自己PRの書き方について詳細に説明しているコラムもあります。自己分析ができず、自己PRの書き方が分からない場合は、まずは以下のコラムを参考にするのもよいです。

業界・企業研究の詰めが甘い

企業研究をおこなうということは、企業に興味があることを伝えることと同じです。よく就活は、「私は貴社に興味があります」と告白するようなものという例えを聞いたことがある人もいるでしょう。

実際に、採用側は就活生がどれだけ自社に興味を持っているのか気になっているのも事実。やる気のある人を採用したいのが採用側の本音であるため、まずは企業研究をしっかりとおこなうことが大切です。

企業研究をするためには、以下の項目を深堀するとよいです。

  • 企業理念を自分はどのように受け止めたのか
  • 企業の業績から見る将来的な伸びしろなど
  • 業務内容から、自分はどの分野に興味があるのか

キャリチャンでは、業界研究の方法について説明しているコラムもあります。何からはじめればよいのか分からないと悩んでいる場合は、一度読んでから就活をはじめてみましょう。

応募書類の確認が甘い

応募書類に不備があると、そもそも書類を見てくれない可能性があります。書類を送付する前に必ず確認することを徹底しましょう。

不備が無いか確認することは、社会人として当たり前のことです。社会人になった後のことも就活の時点で見られている部分のため、確認が甘い自覚がある場合は、3回は確認するなどルールを作るのも必要になります。

選考後の反省と改善をしていない

選考が終わったあとは、何が悪かったのか反省をしなければいつまで経っても面接で成長することができません。

とくに、どんな質問がありどんな回答をしたのか、1つずつ思い出しメモすることが大切です。

面接は繰り返せば成長できるものです。しかし、改善点を確認しなければ意味がないため、反省会を忘れずにおこないましょう。

必勝!内定ゼロにならない就活対策法

必勝!内定ゼロにならない就活対策法

内定ゼロから脱却するためには、以下6つの対策法があります。

内定ゼロは焦らなくても問題ありませんが、焦ってしまうこともあります。焦ることは精神衛生上よろしくないため、できる限りのことはおこなった方がよいです。上記の対策法を確認し、内定ゼロからの脱却を図りましょう。

インターンに参加する

インターンは、大学3年時点で参加するものも多い一方、大学4年生からでも参加できるインターンもあります。インターンへの参加が間に合う時期であれば、まずは参加してみましょう。

インターンに参加することで、企業の情報も分かるだけでなく就活を有利に進めることもできます。また、インターン参加者限定で採用試験をおこなっている企業もあるため、気になる企業がある場合は積極的に参加することも大切です。

自己分析を再度おこなう

内定ゼロの場合、自己分析ができていない可能性があります。そのため、再度自己分析をおこない自分の強みを見つけることが大切です。

自己分析をするためであれば、深層心理テストや適職診断など、あらゆるツールを使うべきです。キャリチャンでも自己分析用の対策資料が揃っています。ぜひ参考にし、自己分析に役立ててください。

企業を選ぶ基準(就活の軸)を固定する

企業を選ぶ際の基準や就活の軸が固定していないと、就活がぶれてしまいます。就活の軸とは、「これだけは譲れない!」と強く抱いているものであり、例えば以下の通りです。

  • 通勤が楽な場所
  • 裁量性であり、自由に働くことができる
  • いつかは海外に行きたいので海外支店がある

就活の軸を固定しておけば、企業も選びやすくなります。また、就活の軸があることで、企業側からの就活生への信頼度が高くなるメリットも。

まずは就活の軸を固定し、企業選びを確立させることが大切です。

いろいろな企業を見てみる

多くの企業を見ることで、本当に自分に合っている企業を探すことができます。社会には、さまざまな企業や業界があるため、まずは探ることが大切です。

「自分はこれしか興味がない!」と強く固定観念を持っているのは危険です。多くの企業や業界を見ることで視野を広げることも、ときには大切になります。

就活エージェントに登録する

自分1人だけで就活をすることに不安を抱いている場合は、就活エージェントに登録するのもよいです。就活エージェントは無料で登録できる就活支援サービスであり、就活のプロであるキャリアアドバイザーとともに就活を進めることができます。

また、就活エージェントは企業とのマッチングもおこなってくれます。そのため、自分で求人を探すよりも、早く就活が終わる可能性が高いです。

また、非公開求人を紹介してくれる場合もあるため、求人探しに困っている場合は登録するのもオススメです。

就活に関するイベントに参加してみる

就活に関するイベントに参加することで、就活の情報を増やすことも大切です。就活開始時期である3月になると、合同説明会や大学用の説明会など多くのイベントが開催されています。

しかし、4月や5月になると就活イベントは減っていくのが実情です。5月以降に内定ゼロの人は、参加できるイベントを見つけたら積極的に参加しましょう。さまざまなイベントにとりあえず参加するだけでも、有益な情報を得られます。

内定もらえない人の末路|最悪のケース

内定もらえない人の末路|最悪のケース

内定が貰えない場合、どんな末路を迎えるのか気になる人も多いです。ここでは、最悪なケースについて紹介しますが、必ずしも全ての人に当てはまるわけではありません

自分の行動次第で、就活の未来は変わります。以下2つの項目を確認し、就活への対策を練りましょう。

ハローワークで探すもことごとく落ちる

内定がもらえずに卒業した場合、ハローワークで求人を探す人も多いです。しかし、ハローワークは以下の理由から既卒の人にはオススメできません。

  • 面接対策や書類添削などの細かな就職支援をしてくれない
  • 既卒向けの求人があるわけではない

既卒を求めている企業も多い一方、ハローワークでは既卒を求めている企業は稀少の部類に入ります。そのため、ハローワークで探すと自分に合っている企業を見つけることができず、結局諦めてしまう人も多いです。

「もうバイトでいいや」と諦める

ハローワークで求人が見つからず、結局就活を諦めてバイトをはじめる人も多いです。バイトなどのフリーターは将来の不安を消すことができず、常に心配しながら生きていくことになります。

既卒は、バイトで就活を諦めるのではなく、正社員で雇ってくれる企業を探すことが大切です。

既卒でも就職することはできます。しかし、ハローワークや新卒向けの求人サイトでは正しい就活ができません。既卒向けの求人サイトで就活を進めるなど、正しい就活の方法を取ることが大切です

内定ゼロのまま卒業したらどうする?

内定ゼロのまま卒業したらどうする?

内定ゼロのまま卒業する人もいます。しかし、必ずしも全員が上述した最悪な末路を遂げるわけではありません。

内定ゼロのまま卒業した場合は、以下3つの進路があります。

また、キャリチャン内ではNNTの末路について詳細に説明しているコラムもあります。以下の記事も参考にし、内定が貰えなかった後の動きについて確認しましょう。

就職浪人や公務員を目指す

内定がもらえず卒業した場合は、就職浪人や公務員を目指すのも選択肢の一つです

内定がもらえず卒業した人は新卒ではなく既卒とされており、既卒を求めている企業も多いです。また、公務員であれば新卒も既卒も関係なく随時応募できます。試験に受かるための勉強をしておけば、既卒であろうと公務員になることは可能です。

既卒が就活をする場合は、既卒向けの就活イベントや求人サイトがオススメです。キャリチャンでは、「出直れ&やり直し就活」というイベントを開催しており、既卒向けの就活サポートを受けることができます。

既卒には既卒向けの就活があるため、内定がもらえずに卒業したとしても安心してください。

大学院へ進学する

学部生であれば、大学院への進学もオススメです。大学院への進学は、採用されにくくなるとの言葉もありますが、実際は異なります。

大学院に進学すれば専門的な知識を得ることができるため、多くの企業で大学院生の評価が高いのも事実です。また、大学院は出世も早いため、幅広いキャリアパスを考えることができます。

修士課程の生徒であれば、博士課程に進みながら再度就活に挑戦するのもよいです。進学がマイナスになることは少ないため、就活が上手くいかなかった場合は進学も頭に入れておくと落ち着けます。

起業する

就活が上手くいかなかった場合、起業してしまうのもよいです。近年は、アプリ開発などさまざまな分野で学生のうちから起業している人も増えています。そのため、起業は当たり前のこととなりつつあり、就活せずに起業をメインにしている人も多いです。

しかし、起業する場合は自分自身に能力がなければ難しいです。アイデア出しが得意であったり、特化した知識が無ければ起業しても成長しません。起業できるだけの能力を得るためには、学生の内にさまざまな経験をすることが大切です。

一方、起業経験があればチャレンジ精神を評価されます。そのため、転職や再就職もしやすいため、メリットは高いです。

内定ゼロの就活生が取ってはいけないNG行動

内定ゼロの就活生が取ってはいけないNG行動

内定ゼロの就活生が取ってはいけないNG行動として、以下3つがあります。

内定ゼロのときは、必死に内定を取ろうともがいてしまいます。しかし、焦ると受かる企業も落ちてしまうため注意が必要です。

やみくもに応募すること

内定が欲しいからといって、さまざまな求人に応募するのはよくないです。たしかに、多くの求人に応募することは大切ですが、やみくもになんでも応募するのは自分のためにはなりません。

求人に応募する際は、自分に合っている企業かどうか確かめることが大切です。しっかりと企業分析をおこない、自分が活躍できる業界かどうかを見極めることも必要となります。

孤独に就活を続けること

就活は孤独です。しかし、孤独に就活を続けると、精神的に辛くなります。

そのような時は、キャリアセンターにいって就活に対する不安を投げたり、友人に相談したりして気分を紛らわせることも大切です。就活は自分1人の問題ではありますが、全てを抱え込む必要はありません

辛いと感じた時は相談するなどして、落ち着くことも大切です。

自分を追い込むこと

「1つも内定が貰えない自分は無能だ」「内定ゼロの自分はヤバい」などと、自分自身を追い込みすぎるのはよくないです。就活を辛く感じるのは自分だけではありません。

実際に、NPO法人のPOSSEがおこなった2010年度「就活調査」によれば、7人に1人の割合で就活鬱(うつ)になっているのも事実です。就活で人生が決まるわけではありませんが、就活している本人にとったら、内定ゼロの状態は辛いもの。しかし、全てを1人で抱え込まず、周りに相談しながら就活を進めることも大切です。

一番大切なのは自分自身であるため、自分のことを守りながら就活を進めましょう。

内定ゼロでも焦りは禁物!着実に動くことが成功の秘訣

内定ゼロでも、焦らずに落ち着きましょう。近年の就活事情的に考えても、内定が出る時期は6月以降がほとんどであり、秋採用の企業も増えているのが事実です。そのため、現段階で内定がゼロでも挽回する余地はあります。

しかし、それでも焦ってしまう就活生は多いです。内定をもらうためには、以下の対策法をおこなってみましょう。

  • 自己分析を再度詳しくおこなう
  • 興味のない業界や企業も詳しく調べる
  • 就活の軸を固定する
  • 就活エージェントに頼る

企業によって内定が出る時期は異なります。そのため、周囲の人たちが内定を獲得していたとしても、気にしないことが大切です。また、内定ゼロのまま卒業したとしても既卒向けの就活イベントもあります。

キャリチャンでは「直れ&やり直し就活」を開催しているため、内定ゼロの状態を脱却したい人や既卒の人は参考にしてください。

就活を進める上で重要なのは内定ではなく、将来的にどうなりたいかです。内定ゼロだとしても焦ることなく、自分らしく働ける企業を探すことを優先することが大切になります。

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内定ゼロに関するQ&A

内定ゼロに関するQ&A

何月まで内定ゼロだとやばい?

内定出しのピークは、6月ごろです。また、夏採用・秋採用を実施している企業もあるため、8月ごろまで内定がゼロだとしても「やばい」というほどではないでしょう。

ただし10月の内定式を過ぎても内定がゼロだとすると、ちょっと危機感を持った方がよいです。秋採用の内定は12月ごろに出るので、この時期を逃すと極端に求人数が減少します。

就活では平均何社くらい落ちるの?

リクルート就職未来研究所が発表した「就職白書2022」によれば、学生がエントリーした会社の数は約17社であり、内定は約2社が平均的です。そのため、15社落ちるのが平均といえます。

しかし、人によっては17社以上にエントリーしていることもあります。人によって就活の事情は異なるため、鵜呑みにせず参考程度に考えるのがよさそうです。

内定ゼロにならないために滑り止めは何社くらい必要?

第一希望の企業しか受けず全て落ちてしまった場合、内定ゼロになるため危険です。せめて内定ゼロの状態を防ぐためにも、滑り止めの企業は受けましょう。滑り止めの企業は、面接の練習にもなります。

多ければ多いほどよいわけではありませんが、本命の企業よりも選考が早い企業を受けることがオススメです。例えば、2〜3社程度受けておけば面接のレベルも上がり、本命での面接成功率も上がります。

この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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