内定は何月までにないとやばい?ない内定でも今から挽回する方法
2023年5月24日
就活に焦りを感じてますか?
キャリアアドバイザー 平崎
就活生 Aさん
やばいです!全然就活が進んでません!内定って、何月までにないとやばいんですか?
そうですね、何月までに内定がないとやばいのかはっきりと明言できるわけではありません。ですが、具体的に伝えられる指標はありますよ。
キャリアアドバイザー 平崎
就活生 Aさん
目標がないと就活を頑張れません!自分が今やばい状態なのかどうかも分からないです!
それでは、具体的な時期ごとの就活情報について確認しましょう。何月までに内定がないとやばいのかは、自分の目標によっても異なるため、まずは確認することが大切です。
キャリアアドバイザー 平崎
内定は何月までにないとやばい?就活のスケジュール
内定が何月までにないとやばいのか、一般的な就活のスケジュールから確認しましょう。就活は、以下のスケジュールで動くことが一般的とされています。
月 | 就活のスケジュール | 就活生のスケジュール |
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大学3年 6月 |
夏インターンシップが始まる | 夏インターンシップに参加する |
大学3年 7月 |
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大学3年 8月 |
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大学3年 9月 |
秋インターンシップが始まる | 秋インターンシップに参加する 早い人は就活の準備をはじめている |
大学3年 10月 |
マスコミ業界や外資系などのエントリーが開始される | |
大学3年 11月 |
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大学3年 12月 |
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大学3年 1月 |
ベンチャー企業などのエントリーが開始される | ESや履歴書、WEBテスト対策に向けた準備をはじめる |
大学3年 2月 |
ESや履歴書などの準備を整える | |
大学3年 3月 |
多くの企業でエントリーが開始される | 志望する企業へエントリーする |
大学4年 4月 |
書類選考を通った企業で面接がはじまる | |
大学4年 5月 |
早い企業は内々定を出し始める | 少数の就活生は就活が終わる |
大学4年 6月 |
多くの企業で内々定が出始める | 内々定をもらう人が増えてくる |
大学4年 7月 |
||
大学4年 8月 |
就活を終わらせる人が増えてくる | |
大学4年 9月 |
秋の採用活動活動を開始する企業が増えてくる | 秋採用をおこなっている企業にエントリーする |
大学4年 10月 |
内定式 | |
大学4年 11月 |
冬の採用活動を開始する企業もある | 冬採用をおこなっている企業にエントリーする |
大学4年 12月 |
冬採用の内定が出る |
上記の表を見て分かる通り、多くの企業は3月にエントリーを開始します。そのため、就活生は1月や2月中には就活の準備を整えておくことが大切です。準備が整っていれば、3月で一斉に開始されるエントリーにも余裕をもって応募できます。
また、インターンシップは、大学3年生のうちに参加できる場合は参加した方がよいです。インターンシップでは主に企業で実際に就業体験をすることで、企業や職場の雰囲気を見ることができます。第一志望の企業でインターンシップが募集されている場合は、積極的に参加しましょう。
インターンシップに参加した就活生にだけ特別選考が用意され、評価がよければそのまま採用される可能性もあります。そのため、早めに就活を終わらせたいと考えている場合は、大学3年生の夏ごろから就活について考えることが大切です。
一方、政府が呼びかけている一般的な採用スケジュールでは、6月からが選考の解禁となります。そのため、6月以降に内定を出す企業が多いです。6月前に内定を出す企業もありますが、多くの企業は6月以降に内定を出すため焦る必要はありません。
一般的なスケジュールを見て出遅れに気づいてしまった学生は、どのように進めれば挽回できるのか就活のプロに相談するのがオススメです。キャリチャンでは、就活の準備の仕方やはじめ方について相談できる「就活相談サポート」を開催しています。ぜひ活用してください。
何月までに終わらないとやばい?就活は平均いつまでか
出遅れないためにも、就活は入念に準備をすることが大切です。何月までに就活が終わらないとやばいか判断するために、まずは平均的に就活が終わる時期について確認してしておきましょう。
8月に就活を終える人が多い
内閣府が発表した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果報告書」によれば、9割の学生が8月には就活を終わらせていることが分かっています。そのため、内定が出始める6月や6月前に就活が終わっていなくとも、焦ることはありません。
しかし、多くの企業では6月に内定を出し始めるのも事実です。そのため、6月を過ぎたあとでも内定を1つも獲得していない状態の場合は、出遅れと考えた方がよいでしょう。
ただし、夏になっても何も就活してない場合は少し焦った方がよいです。そもそも出遅れとは、内定を獲得していないことを指しているわけではありません。例えば、以下の状態を出遅れと呼びます。
- ESの準備ができていない
- 自己分析が終わっていない
- WEBテストの対策ができていない
- 企業分析や業界分析ができていない
- 書類選考に落ちてばかりで一度も面接を経験していない
- 自己PRが完成していない
これらの準備は、できる限り2月の内に整えておく必要があります。なぜなら、多くの企業が3月にはエントリーを開始するため、応募書類を用意しなければならないからです。
一般的に8月までに就活を終わらせている人の多くは、エントリーが一斉に開始される3月までには就活の準備が整っています。8月までに就活を終わらせたい場合は、3月中には履歴書やESの準備を終わらせる必要があるでしょう。
早いと6月前に就活が終わる人もいる
内閣府が発表した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果集計表」によれば、就活が終わったと感じる就活生の割合は、5月で34.4%とされています。つまり、3割近くの就活生が、6月前には内定をもらっているのです。
政府が推奨している採用選考通りでいけば、6月に内定がでるのが一般的。そのため、5月に内定をもらっている学生は、早期に採用選考が開始され、早期に就活が終了したと考えるのが妥当です。
周りに、5月のGWに入るときには就活が終わっている学生もいるでしょう。数値的に見れば、わずか3割程度の学生が5月に就活を終えているだけなので、焦る必要はありません。また、全体的にみれば、9割の学生が就活が終わったと感じているのは8月です。そのため、6月前に就活が終わっていなくとも焦る必要はないため安心してください。
一方、5月に就活が終わった人は、早期に就活を終わらせたという自覚を持ちましょう。周りへ「就活が終わった」と話すことで、傷ついている人がいるかもしれません。また、内定をもらった状態で就活を続けてもよいです。まだ悩んでも問題ない時期のため、将来についてしっかりと考えましょう。
大学3年生の多くは就活何もしてない!
内閣府が発表した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果報告書」によれば、大学3年の9月時点で就活の準備をはじめている人は50%程度とされています。
しかし、なかにはインターンシップに参加したことで就活の準備をしたと考えている学生もいます。インターンシップは、早くて大学3年生の6月には募集がはじまるため、インターンシップに参加している学生は早期の就活準備ができていることになるでしょう。
インターンシップに参加すれば、書類選考が免除されることもあります。そのため、少しでも楽に就活を進めたい場合は、大学3年生の夏や秋のうちに就活準備を進めることが大切です。
一方、ESやWEBテスト対策は早期のうちに準備する必要はありません。遅くとも3月中に準備しておけば就活に間に合うため、余裕を持って準備してください。
しかし、ベンチャー企業や外資系の企業は、大学3年の夏にインターンシップをおこなうこともあります。優秀な学生を早期に囲い込むために、早めに動く企業が多いのも事実です。志望している業界や企業によっては。早めの就活準備が必要になる可能性もあります。
理想だけで言えば、大学3年生の夏から就活の準備をはじめていれば、順調に終わらせることができます。
【月別】「ない内定」は何月からがやばいのか?
就活生の多くが8月に就活を終わらせているのは事実です。しかし、実際はいつまでに終わらせるべきなのか不安に思っている学生もいるでしょう。まずは、以下の4つの時期に分けて、内定なしの状況について説明します。
ない内定の状態がやばい時期や焦るべき時期について説明するため、自分自身とすり合わせてみてください。
4年6月に内定なしは少数派
就活をはじめた6月の段階で内定なしの就活生は、少数派です。基本的に多くの企業が6月には内定を出しているため、就活を終わらせている学生もいます。仮に、6月上旬で内定をもらえていない状態であれば、まだ安心しても問題ありません。6月下旬に内定を出す企業もいるため、採用結果を待ちましょう。
しかし、6月前の段階で内々定をもらえている学生は7割。半数以上の学生が6月前や6月には内々定をもらえている状況のため、6月になっても内々定が1つもない場合は、就活に本腰をいれるべきです。早期に採用選考が進み内定を出している企業をいくつか応募して、内々定を獲得しておけば、余裕を持って就活を進めることができます。
一方、5月以降になっても就活が終わったと考えている学生は、半数以下であることも事実です。つまり、6月になった段階でも就活を続けようと考えている学生は多いため、就活を続けていること自体に問題はありません。
ただし、ES準備や面接対策などの準備ができておらず6月を迎えているとしたら、出遅れています。内々定をもらうための準備ができていないため、急いで準備をするべきです。
4年7月に内定なしでもまだ救いはある
就活がはじまり、7月になった段階で内定がない状態でも、まだ救いはあります。
内閣府が発表した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果報告書」によれば、7月で就活を終わらせている学生の割合は9割程度です。そのため、周りの友人たちはほぼ就活を終わらせて焦っている人も多いかもしれません。
しかし、公務員試験に落ちた学生や留学帰りの学生向けに、8月以降に内定をだしたり採用選考をはじめる企業もあります。そのため、まだ内定が出ていなくても大丈夫です。
また、第一志望の最終面接結果がまだ出ておらず、7月を迎えている学生もいます。第一志望の内定待ちであれば焦らなくてもよいですが、他の選考は全て落ちており内々定が1つもない状態の場合は、焦った方がよいです。
7月以降でも採用選考をおこなっている企業はあります。そのため、仮に第一志望が落ちても安心できるように、今すぐに持ち駒を増やした方がよいです。
また、7月になっても内々定が1つもない場合は、就活の仕方に問題がある可能性もあります。再度就活の軸を見直したり、面接対策をおこなったりなどして、就活の方法を変えることも大切です。
4年12月に内定なしは少しやばい
就活がはじまり、12月になったあとでも内定がない場合はやばい状態かもしれません。12月時点ではほぼすべての企業が採用選考を終了させており、内定も出し切っている状態です。そのため、12月に内定がない場合は「やばい」と焦る必要があります。
一方、企業の中には冬採用をおこなっているところもあります。内定辞退者が出た企業であれば、12月以降に採用をおこなうこともあるため、素早く求人を探すことが大切です。
12月の段階で内定がないことに焦りを覚える人もいます。しかし、よく探せばまだ採用選考をおこなっている企業もあるため、根気よく探すことが大切です。さらに、冬採用の企業は、採用人数が少ない傾向にあります。競争率は非常に高いため、事前準備はしっかりとおこなうことが大切です。
4年1月に内定なしはかなりやばい
就活をはじめて1月になっても内定を獲得できていない場合は、かなりやばいと思ってください。1月以降はすでに採用選考をおこなっていない企業の方が多く、次年度卒業予定の就活生向けに動き出していることが多いです。
そのため、1月段階で内定がない場合は、内定がない状態で卒業し就活浪人をするか進学するかのどちらかを選ぶしかありません。一方、ベンチャー企業などの通年で採用をおこなっている企業もありますが、通年で応募を募っている企業は就活生に不人気である可能性も高いです。
1月になっても内定がない状況を作らないためにも、就活はしっかりとした準備を整える必要があります。
ただし、既卒になっても就活は可能です。新卒での就活がやばい状況に追い込まれた人は、下記のコラムを参考にしてください。
いつまでも内定がない…やばい就活生の特徴とは
内定がない就活生には、以下7つの特徴があります。
内定をもらうためには、上記の特徴を払拭する必要があります。まずは、自分自身に上記の特徴が当てはまっていないか確認することが大切です。
内定がないことは自分自身の能力を否定されていることではありません。また、自分自身の責任となるものではないため重く受けとめる必要もないです。
しかし、いつまで経っても内定がもらえない場合は、就活のやり方が間違っている可能性もあります。内定がもらえない理由を確認し、就活をやり直すことも大切です。下記のコラムも参考にしてください。
関連コラム
【脱NNT】内定がない就活生必見!まだ間に合う内定獲得方法をまとめました
エントリーしている企業の数が少ない
そもそもエントリーしている企業の数が少ないと、面接やエントリーシートの経験値が上がらないため就活が成功しにくいです。就活において必要なことは書類選考を突破する力と面接で自己PRを発揮できる力。
エントリー数が少ない場合、就活を順調に進めるための力を養うことができないため、内定がもらえない場合もあります。何ごとも経験しなければレベルを上げることはできないです。そのため、できる限り多くの企業に応募し、就活レベルを上げることが大切となります。
就活を進めていくと、無意識のうちに業界や企業を絞っていることもあります。絞っていると視野が狭まり、本当に自分に合っている企業から遠のいてしまう可能性も高いです。
「応募したい企業が少ないからエントリー数が少ない」と嘆くのではなく、興味を持てそうな企業を自ら探し、応募することが大切です。興味が持てそうな企業とは、必ずしも自身が通っている学部に関係しているわけでもありません。
以下のように、趣味などの興味から企業や業界を探すのもアリです。
- 漫画を読むのが好き→編集や出版会社へ就職する
- 芸能人が好き→芸能プロダクションや広告会社へ就職する
- ホームページ作成が好き→WEBデザイナー会社へ就職する
自己分析ができていない
自己分析ができていないと、自分の強みや志望動機などを上手に企業に伝えることができないです。
就活がうまくいっていない学生は、自己分析を自己流でおこなっている可能性もあります。自己流で自己分析をするのは、自分自身を客観視できていないため、本当の強みや弱みを捉えることができません。
就活は、主観的に進めると失敗します。客観的に見て優秀に見られるような印象付けをおこなうことが大切です。そのためには、自己分析を深堀する必要があります。
自己分析は1日や一朝一夕でできるものではないため、できる限り2月一杯は自己分析をおこなうとよいでしょう。
キャリチャンでは、自己分析をおこなう際に手助けできる資料も豊富にあります。下記のページからダウンロードしてください。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
【就活対策資料】
自己PR作成マニュアル
自分に合っている企業を見つけられていない
本当に自分に合っている企業を見つけないと、就活は上手く進みません。就活は、企業と就活生のマッチングのようなもののため、企業が求める人物像に当てはまっている必要があります。
企業が求めている人物像と自分が当てはまっているのか確かめるためには、業界分析や企業分析が必須です。業界分析をおこなえば、業界全体的にどのような人物が活躍できるのかがわかります。一方、企業分析をおこなえば、実際に活躍している従業員の傾向などもわかるため自分に合っている企業を探すことが可能です。
キャリチャンでは、業界分析において必要となる情報をまとめている資料も掲載しています。下記のページを参考にしてください。
【就活対策資料】
業界説明&動向まとめ
書類選考すら通過できない
書類で何度も落とされており、選考がまったく進んでいない就活生も多いです。書類選考とは、おもにエントリーシートや履歴書のほかに、WEBテストも含まれています。
事前準備をしていなければ、書類選考は簡単に落ちる可能性が高いです。履歴書やESの準備を万全にするためには、以下の準備が必要となります。
- 自己分析
- 業界分析
- 企業分析
- エントリーシートで書く内容をあらかたまとめる
- 自己PRの練習
一方、SPIなどのWEBテストは似ている問題が頻出することもあります。そのため、何度か受けていくうちに慣れていくこともあるため、答えを覚えたり傾向を覚える事が大切です。
キャリチャンでは、SPIの解説つき問題集も掲載しています。下記より資料をダウンロードし、参考にしてください。
【就活対策資料】
SPI解説付き問題集
面接対策ができていない
面接対策ができていないと、面接で何を話せばよいのかわからなくなり選考に落ちてしまいます。とくに、面接では以下の質問がされることが多いため確認しましょう。
- 入社したい理由は?
- 学生時代に力をいれていたことは?
- 自分の強みは?弱みは?
- 今まで挫折したことはある?乗り越えるために何をした?
- 他者にはどのような評価をされる?
- 卒論はどのようなテーマ?簡潔に説明して
ほかにも、企業独自の質問をすることもあるため、万全な状態で挑むことが大切です。
しかし、面接は苦手な人が多いのも事実。何度も練習を繰り返せば面接に対応できる実力も上がりますが、面接の数が少ないとレベルを上げることもできません。そもそも書類選考を通過した数が少ない場合、面接の数も少ないため実践での練習も少ないです。
キャリチャンでは、面接が苦手な就活生向けに、「面接サポート」もおこなっています。面接を乗り越えるためには練習あるのみです。オンラインでの面接対策もできるため、気軽に参加してください。
面接の回数が少なく、自信が持てない方は参加の検討をしてみてください。
就活に本気になれていない
就活で人生が決まるわけではないですが、ある程度の期間は力を入れないと就活を終わらせることはできません。就活に本気になれない方は、なぜ本気になれないのか一度自分自身を見直してみることも大切です。
例えば、以下のようにさまざまなことを書き出していくことで、自分自身を見つめ直すことができます。
- 興味のある分野はなんなのか
- 自分が好きなことはなんなのか
- 就活に本気が出せないのはお金が足りないから?
- 時間が少なくて就活に時間を回せない
- 就活よりも単位の心配をしている
- 周りの人たちのように資格取得に向けた勉強もしていない
具体的でなくとも、抽象的でもよいのでさまざまなことを書いてみると、なぜ就活に本気になれないのかが見えてくるはずです。また、機会があるならOB訪問などをして、実際の企業などに触れてみるのもよいでしょう。
一方、何になりたいのかなどの夢や具体的な目標がない場合は、先に就活の軸を決めることも大切です。就活の軸とは、「これだけは譲れない」ものを自分の中で決めること。例えば、以下のように譲れないものを定めて、就活を進めることもオススメです。
- 通勤に時間はかけたくない
- せめて給料は高い方がよい
- 残業が少なさそうな職業がよい
- 男の割合が少ない方がよい
- キャリアアップがしやすい職場がよい
自分に向いてる仕事がわからない人は下記のコラムを参考に、就活に本気になれるよう自分自身を見つめ直してみましょう。
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向いてる仕事がわからない大学生専用|就活の軸が見つかる対処法
3年2月時点で就活に関して何も決まらない
政府の呼びかけにより、ほとんどの企業が3月1日を目途に採用活動を開始させます。そのため、できる限り2月いっぱいで就活の準備は完了させた方が、3月中に多くの企業にエントリーすることが可能です。
多くの企業は3月末を目途に書類選考の締め切りをおこないます。そのため、3月中に書類を準備し締め切りに間に合わせれば、書類選考を突破し採用面接に進むことが可能です。順調に進めば、6月前には内々定をもらうこともできます。
しかし、2月時点で就活の準備が進んでおらず、自分が何になりたいのかも具体的に決まっていない場合は注意が必要です。3月中のエントリーに間に合わず、思ったよりもエントリーできた企業の数が少ない場合もあります。
就活の進め方がわからない場合は、下記のコラムを参考にしてください。
就活が間に合わない?やばい時期から内定0を脱却する方法
就活が間に合わない方は、まず内定をもらうために以下5つの方法を試してみましょう。
就活は、遅くても12月までは活動できます。周りが就活を終わらせていたとしても焦らずに、就活の方法を見直してから再スタートさせましょう。
就活が上手く進まないのは自分が悪いわけではありません。就活の方法が少し間違っているだけの可能性が高いため、まずは上記の方法を試して新たに応募することが大切です。
就活エージェントに頼る
就活エージェントとは、就活生に企業を紹介しマッチングをおこなうサービスのことです。就活エージェントに登録すれば、いくつかの非公開求人や本当に自分にあっている求人を見つけることができます。また、キャリアアドバイザーが担当につくため1人で就活を進めなくてもよくなり、安心することもできます。
しかし、企業を紹介してもらうためにはキャリアアドバイザーとの面談をおこなう必要もありますし、必ずしも紹介された企業すべてに応募が通るわけではありません。また、キャリアアドバイザーも人であるため、自分に合っていない人が担当となることもあります。
簡単に、メリットとデメリットについて以下にまとめたので参考にしてください。
- キャリアアドバイザーが担当となるため孤独ではなくなる
- 面接対策やESの添削などをしてもらえる
- 無料のサービスが多いので費用もかからず安心
- 担当となったキャリアアドバイザーによっては自分にあっていない場合もある
- 自分でも求人を探しがてらキャリアアドバイザーとの就活になるため並行する必要がある
- 紹介された求人全てに合格するわけではない
就活は基本的に1人で進めるものではありますが、就活のプロに頼ることもオススメです。自分だけではどうしようもないと不安に思っている場合は、就活エージェントに登録するのもよい方法といえます。
就活イベントに参加する
就活イベントのなかには、イベントに参加することでそのまま採用面接に直行するものもあります。一方、企業によっては就活イベントに参加した学生限定で書類選考が免除となるところもあるため、就活イベントは積極的に参加することがオススメです。
3月になると、多くの企業が合同説明会に参加します。就活の準備ができていなくとも、とりあえず就活イベントに参加することで就活の方法が定まる可能性も高いです。2月の段階で就活準備ができておらず、志望したい企業が決まっていなくともまずは参加してみましょう。
一方、就活イベントは3月に開催されることが多いです。そのため、4月以降になると就活イベントの数は減ってしまいます。しかし、キャリチャンでは平日でも多くの就活イベントをおこなっているため、4月以降になったあとでもさまざまなイベントに参加することが可能です。
理系向けのイベントや早期に内定が欲しい人向けなど、種類も多いため自分にあっているイベントを探し、就活を進めていきましょう。
自己分析を再度行い深める
就活が終わらない場合は、自己分析が足りていない可能性が高いです。自己分析は、自分の本当の性格や強みを知ることができるため、必ずおこないましょう。しかし、これまで就活がうまくいかず内定がもらえていないのは、自己分析が足りていなかったことが理由かもしれません。
自己分析を再度おこなう場合は、自己流ではなく別の方法でおこなうことも大切です。たとえば、キャリアセンターで自己分析をおこなったり、友人に頼んでみることで本当の自分を見つめ直すこともできます。
自己分析は、主観的ではなく客観的な意見が必要です。就活で見られるのは、第三者が自分自身をどのように見ているのかなど、俯瞰的な意見や評価となります。自分だけで自己分析をおこなっては、いつまで経っても主観的意見から抜け出すことはできないです。
そのため、再度自己分析をおこなう場合は自分だけの力でおこなうのではなく、他者の力を借りることが大切です。自己分析をおこなうために就活エージェントに登録するのもよい方法といえます。
友人や家族などに自分の性格や強み、弱みなどを教えてもらいましょう。気恥ずかしい気持ちを抱くかもしれませんが、第三者から見た自分自身を知ることができるよい機会なので、参考にすることが大切です。
就活をいつまでに終わらせたいか決める
就活をいつまでに終わらせたいのか具体的な目標を立てておけば、だらだらと引き延ばさなくなります。たとえば、以下のように絶対に終わらせておきたい時期を決めることが大切です。
- 8月までに就活を終わらせて9月以降は卒論に力をいれる
- 夏までには就活を終わらせて秋に単位を取る
- 6月に就活を終わらせて秋に短期留学に行く準備をする
- 6月までには就活を終わらせて学会にいく準備をする
就活のスケジュールを自分の中で決めておけば、就活に本気になることもできます。就活が間に合わない学生のなかには、具体的なゴールが定まっていない可能性も高いです。目的や夢のためというよりは、スケジュールどおりに終わらせることを目標にし、就活を進めることも大切となります。
社会人にとって大切なことは、スケジュール管理能力。就活生のうちにスケジュール管理ができていれば、入社した後も困ることはありません。
キャリチャンでは、就活の一般的なスケジュールややるべきことについて掲載している資料もあります。下記ページからダウンロードし、参考にしてください。
【就活対策資料】
就活まるわかりガイド
企業の幅を広げてみる
応募する企業の幅を広げてみることで、自分に合っている企業を探すことができます。就活が間に合わない、就活が終わらない学生は自分が興味ある企業ばかり受けている可能性も高いです。もしくは、大手企業ばかり受けていることも考えられます。
興味のある企業ばかり受けていても、実は適性がないこともあります。また、自分が知らないだけで実は優良な企業も多く存在するため、さまざまな企業や業界を探してみることは大切です。
例えば、友人が受けた業界や、全く調べたことのない業界について調べてみるのもオススメです。興味のなかった業界で、自分にあった企業を見つけることができるかもしれません。
応募する企業の幅を広げるためには、就活エージェントに登録してさまざまな企業を紹介してみることもオススメです。また、就活の軸を決めた上で、業界関係なく企業に応募してみるのもよいでしょう。
さまざまな企業を調べることで視野も広がり、本当に自分に合っている企業を見つけることができる可能性も高いです。まずは、狭まっている視野を広げて多くの企業を調べてみてください。
ない内定でも焦らない!何月からでもすぐに試せる必勝法
就活に出遅れたかもしれないと思っていても、焦る必要はありません。就活に焦った段階ですぐに就活をはじめることで、内定がもらえる可能性もあります。とくにベンチャー企業であれば通年で採用面接おこなっている場合もあるため、さまざまな企業に応募することが大切です。
とくに、以下4つのことを念頭にいれておけば、何月からでも就活をやり直すことができます。
就活は、焦っていては成功できないのも事実。まずは冷静になり、今できることを着実に進めることが大切です。
1人で就活をすすめない
1人で就活を進めることで孤独を感じやすくなり、就活に失敗する可能性も高いです。就活は1人で進めると負担に感じます。とくに、就活における負担や不安を抱え込みすぎると、人によっては就活鬱(うつ)になる可能性も高いです。
就活で病むことを防ぐためにも、できる限り周りに相談して就活を進めることが大切です。たとえば、以下のような人に相談し、1人で進めるのではなく他の人とともに就活を進めましょう。
- 友人に相談する
- キャリアセンターに行き相談する
- 教授に相談する
- 就活エージェントに登録する
キャリチャンでは、就活における不安や悩みについて相談できる「就活相談サポート」もおこなっています。1人で進めがちな就活の不安を取り除くためにも、さまざまな悩みを相談してみましょう。
すぐに就活をあきらめない
就活が上手くいかないからといって、すぐに諦めてしまうのは勿体ないです。就活で全ての企業から内定をもらえる学生はいません。どれだけの高学歴だとしても、平均で2社程度からしか内定がもらえないのも事実です。
そのため、内定がもらえないことを理由にすぐにあきらめてしまっては、もらえる内定ももらえなくなります。さまざまな企業を探せば、自分に合っている企業を見つけることもできるはずです。
出遅れたとしても、あきらめずに企業を探し続けることが、就活を終わらせるために必要なこと。周りが就活を終わらせているため、めげそうになる気持ちもわかりますが、まずはたくさんの企業を探してみましょう。
周りと比較しない
周りと比較しても意味がないため、比較しないことを徹底してください。なかには、早期に内定をもらい就活を終わらせている友人もいるかもしれません。しかし、友人は内定が早くもらえる企業を受けている可能性もあります。
多くの企業では6月以降に内定を出しているのも事実。そのため、周りと比較する必要はありません。さらに、就活は周りと比較するものではなく自分自身の将来を決めるための物です。周りと同じである必要はどこにもないため、安心しましょう。
できる限り、周りと比較せずに自分の目標や夢を叶えられるように頑張るべきです。しかし、どうしても周りと比較してしまう方もいます。そのような場合は、あえて友人と距離をとったり、SNSから離れることも大切です。
周りと比較していると、自分自身を傷つけてしまうことにも繋がります。自衛するためにも、あえて周りと比較しないための環境を作ることも大切です。
秋採用もある
出遅れたとしても、企業のなかには秋採用をおこなっている企業もあります。秋採用をおこなっている企業は、おもに以下の就活生をターゲットにしているため競争率が高く、事前準備が大切です。
- 公務員試験に落ちた学生
- 留学から帰ってきた帰国子女
また、内定辞退者が出た企業であれば、冬採用をおこなうこともあります。夏までにほとんどの学生が就活を終わらせているため、出遅れたと考えることもあるでしょう。しかし、秋以降でも採用活動をおこなっている企業はあります。
根気よく探し、自分に合っている企業に応募することが大切です。
納得いかないなら何月でも就活をやり直しできる!
就活に納得がいかない場合は、やり直しをしても問題ないですが、以下2つについて確認する必要があります。
再度就活をする際は、リスクがあるのも事実。トラブルに発展させないためにも、慎重におこなうことが大切です。
新卒の内定はいつまで待ってくれる?
一般的に、内定を保留にする場合は1ヶ月程度の猶予があります。また、内定を取り消したい場合も、入社2週間前までであれば問題ないです。そのため、1ヶ月の内定保留機関の間に就活を続ける学生は多くいます。
内定をもっていれば、その分安心して他の選考に進むこともできます。企業側も、内定保留の間に学生が就活を続けてることは知っているはずですが、内定保留の期間を長引かせることは失礼です。せめて1ヶ月の間で就活が終わるように進めることが大切となります。
また、内定を保留にすることで内定が取り消される心配はありません。しかし、保留にしたい場合は真摯に企業側に伝えることが大切です。たとえば、以下のように内定保留の連絡をしてください。
【例文1】
内定の件ですが、少しお時間をいただきたいです。自分自身の将来を決めるための重要な選択だと考えているため、ほかの企業の選考結果を踏まえた上で、慎重に決断させていただきたいと思います。他の企業での選考結果が、〇月〇日に判明いたします。そのため、〇月〇日まで返事を待っていただけないでしょうか。こちらの都合で大変申し訳ありません。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
【例文2】
内定のご連絡ありがとうございます。評価していただき大変ありがたく存じます。すぐにでも内定承諾をしたいところなのですが、まだほかの企業の選考が残っております。悔いのない選択をしたいと考えているため、もう少しだけ就職活動をした上で慎重に将来について判断したいです。大変身勝手なお願いで申し訳ないのですが、〇月〇日までお返事を待っていただけないでしょうか。
内定を保留にしてもらう場合は、こちらの都合に合わせてもらうことになるため、必ず謝罪とお礼を伝えるべきです。
また、内定を保留にしてもらった後、内定を辞退するのであればすぐに連絡してください。長引けば長引くほど断りにくくなりますし、企業側の都合もあります。他の企業から内定通知をもらったタイミングで、すぐに断りの連絡をいれましょう。
就活はいつまで続けてよい?
納得のいく内定がもらえるまでであれば、就活を続けてもよいです。しかし、内定保留はできる限り1ヶ月程度に留めておきましょう。また、内定を承諾した後に隠れて就活を進める学生もいますが、リスクが高いです。
内定承諾後に就活を続けても法的に措置されることはありませんが、損害賠償を請求されるなどのトラブルに発展する恐れもあります。基本的に、内定を承諾したのであれば就活は終わらせる方が無難です。
内定は12月までにないとやばい!それでも就活に焦りは禁物!
内定は、12月までにあった方がよいです。一般的に、就活が終わったと感じる学生の割合は、8月をピークに9割を越えています。つまり、多くの学生が8月には就活を終えているのが事実です。
しかし、就活は焦っても失敗してしまいます。出遅れたと思った場合は、まずはしっかりと就活の準備をはじめてから就活を進めることが大切です。
- 自己分析をおこなう
- 業界分析をおこなう
- 企業分析をおこなう
- WEBテストの対策をする
- 面接の練習をする
- エントリーシートに書く内容を決める
準備をせずに就活を進めても、内定がもらえない状況が続くだけです。さまざまなツールなどを使い、自己分析や業界分析を進めましょう。多くの企業は3月にエントリーを開始するため、できる限り2月中には準備を整えておくとよいです。
一方、3月や4月を過ぎて就活が進んでいない場合も安心してください。秋採用や冬採用をおこなっている企業もあります。就活のプロの力も借りて、自分にあった企業を探しましょう。
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「何月までに内定がないとやばいか」に関するQ&A
内定は平均で何月にもらえるの?
内定は、6月前から徐々にもらえる学生が増えていきます。一般的には6月以降に内定を出す企業が多いため、平均で6月に内定をもらっているのが実情です。一方、6月以降に内定を出している企業もあるため、6月〜8月に内定をもらう学生もいます。
一般的には8月には就活を終えている学生が9割を越えているため、8月までに内定をもらえることがほとんどです。
内定辞退は何月までできる?
基本的に内定辞退は、入社2週間前までにしておけば問題ないとされています。しかし、入社2週間前とは3月の後半の時期。その時期に新卒が内定辞退することは失礼です。
一方、内定を保留にしたまま就活を続けている学生も多く存在します。仮に内定を保留にしていたり承諾しつつ就活を続けている場合は、ほかの企業の選考が終わったタイミングで迅速に連絡するべきです。
何月までにした方がよいか、ではなく、内定辞退を決めた瞬間に連絡をいれることが大切です。
いつまでも内定がない人の特徴は?
内定がもらえていない人には、以下の特徴があります。
- 自己分析ができていない
- 業界分析ができていない
- 面接対策は不十分である
- 就活の軸が決まっていない
- 就活に本気になれていない
- エントリーしてる企業の数が少ない
内定がもらえていないことは、自分を否定されているわけではありません。しかし、就活の方法を間違えている可能性は高いので、まず自己分析や業界分析を再度やり直す必要があります。
また、面接の経験値が少なく、面接対策が不十分である可能性もあるため、キャリアセンターや就活エージェントなど、頼れるものに頼って対策を進めましょう。
この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。