社会人が本気で答えた「学生時代にやっておけばよかったこと12選」を大公開
2023年3月16日
社会人の人と話をしていると「学生の頃にいろんな経験をしておけよ」と口癖のようにつぶやく人はいませんか?
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
よく聞きますね。でも学生の立場だと、社会人はお金に余裕があっていろんなことができるから羨ましいって思います。
そう思いますよね。でも、社会人には学生時代ほど時間に余裕がありません。だからこそ学生のうちにできる経験をもっとしておけばよかったと後悔するんです。
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
そのセリフ、先輩からもよく言われますね。だけど、学生のうちにできる経験って具体的にどんなことだろう…?
その疑問に対して社会人が本気で答えましょう!今回は「学生時代にやっておいたほうがいいこと12選」を紹介します。残りの学生生活の参考にしてくださいね。
キャリアプランナー 岡田
目次
1,アルバイト
多くの社会人は学生時代に「アルバイト」に力を入れておけばよかったと後悔をしています。なぜなら、アルバイトを経験しておけば、就職する前に働くということを経験できるし、コミュニケーション能力も磨くことができるからです。
また、アルバイトであれば様々な仕事を経験することができるため、自分に合った働き方を探すことができます。社会人になると、あれもこれもというわけにはいきませんので、学生のうちに様々な仕事を経験できるのは貴重です。
さらに、働くという経験はのちに社会人になった時にも必ず活かされますので、面接や就活などでも有利に働くことが多いです。
ですから、学生時代に「アルバイト」をたくさん経験してください。時給の高さで選ぶ人も多いと思いますが、就活や社会人になってからも活かせるような経験ができるアルバイトを選んでいくと就活でも有利になりますので、オススメです。
アルバイトの経験があっても、就職に関しては不安がある人はたくさんいると思います。そんなあなたにオススメするのが、「【新卒・既卒】就活のプロに相談しよう!就活相談サポート」です。就活に関する悩みの相談ができて、就活のプロのサポートを受けられる無料のイベントです。相談内容をもとにあなたにオススメの企業も紹介してくれるので、ぜひ活用しましょう。
2,海外旅行
学生時代に海外旅行をしておけばよかったと後悔している社会人が多くいます。後悔している理由は大きく分けて2つ。
1つは、海外旅行をすることで様々な人と出会うことができ、自分自身の価値観や考え方を見つめ直すことができ、視野を広げることもできるからです。
自信の価値観や考え方は、様々な人と交流を持つ機会が増える社会人にとって大きな影響を及ぼすものです。また、視野の広さによって自分が入社すべき企業の判別もできるようになるため、価値観や考え方を見つめ直し、視野を広げることのできる海外旅行はとても貴重な経験なのです。
2つ目は、社会人になると海外旅行をする時間がなくなってしまうからです。社会人になればお金には余裕を持つことができるものの、学生時代のように簡単に時間を確保することができなくなります。また、周りが結婚などをすれば、予定を合わせることも難しくなってくるため、余計に海外旅行ができなくなります。
ですから学生の皆さんは、自分の価値観や考え方の見直し、そして視野を広げるために、時間のある“今”、海外旅行をしておきましょう。
広い視野で物事が見れるよう、自分の価値観を変えるだけでなく、相手の価値観を理解できるように心がけると、なお有意義な経験となるためよいです。
3,部活・サークル
部活やサークルなどを経験しておけばよかったと後悔する社会人も多くいます。なぜなら、人との付き合い方やチームワークなどを身につけることができるからです。
部活やサークルでは集団での生活となりますので、場合によっては家族よりも長く、濃い時間を過ごすことになります。そのため、チームワーク力は自然と高まりますし、仲間と助け合うということは社会人になってからも大きく役立ちます。
長い時間仲間と過ごすということは、楽しい時もあれば嫌な時もあるでしょう。しかしそんな仲間との日々こそが、自分自身を成長させてくれますし、かけがえのないものとなります。
これは部活やサークルに所属している人でないと、なかなか味わう事ができないことですので、部活やサークルに所属している人は、今という時間、仲間を大切にしてください。
4,留学
学生時代に留学をしておけばよかったと後悔する社会人が多くいます。なぜなら「学生のうちに“英語力”を身につけておけばよかった」と後悔する人が本当に多いからです。
また、留学は英語力を身につけるためだけでなく、視野を広げるのにも最適なものです。異国の人たちとのふれあいは自分の価値観や考え方が変わりますし、視野も広がります。
そして留学は学生のうちでないとなかなかできるものではありません。社会人になってからしている人もいますが、社会人になる前にしておけばその分同期と差をつけられます。
ですから、社会人になってから「あの時留学しておけばよかった」と後悔してしまわないためにも、留学に少しでも興味がある人は積極的にしてみましょう。
5,勉強(資格取得)
学生時代に勉強をしておけばよかったと後悔する社会人が多くいます。その中でも特に、「資格」を取得しておけばよかったと後悔する人が多いようです。なぜなら、資格の有無で出来る仕事の幅や給料などが変わってくるからです。
しかし、いざ資格を取得しようと思っても社会人は仕事で忙しいですし、仕事の合間をぬっての勉強はとても大変です。ですから、時間のある学生時代に資格を取得しておきましょう。
資格は面接などでも自分を売り込むためのアピールポイントの1つにもなりますので、取得しておいて損はありません。
また資格以外にも、自分が進む業界についてや、TOEICなどにも力を入れて勉強しておきましょう。今の努力は未来の自分のためになります。
6,とにかく遊ぶ
多くの社会人は口をそろえて「もっと遊んでおけばよかった」といいます。
社会人は忙しいですし、疲れから貴重な休日は寝て終わるということはしょっちゅうです。それに、友人ともなかなか予定を合わせられなくなってきますし、次の日の仕事への支障を気にして思いっきり遊ぶということもしなくなります。
しかし学生は違います。学生には「時間」があるため、遊びたいときに遊べますし、友人とも予定を合わせやすいです。体力もありますので、朝まで遊んだって次の日の学校にはさほど影響がないでしょう。ぶっちゃけ、休んでしまっても単位に影響がないものであれば、社会人が会社を休むことよりもリスクが少ないです。
たしかに社会人は学生よりもお金に余裕があるため、できることの幅が広いです。ただ、お金を使う時間も余裕もあまりありません。ですから多くの社会人は時間のある学生を羨み、「学生時代にもっと遊んでおけばよかった」と後悔するのです。
ですから、このような後悔をしないためにも、“今”思う存分遊んでください。お金がないなりの楽しみ方もたくさんありますし、何よりも仲間と過ごす時間はかけがえのないものです。
しかし、羽目を外しすぎてしまうと内定にも影響が出る場合もありますので、注意してください。
学生時代に友人と訪れて気に行った場所で就職したい、あるいは地元に戻って就職したいなど、どこの地域の企業に就職するかは就活する上で重要な問題です。
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7,恋愛
意外にも多くの社会人が学生時代にやっておけばよかったこととして、「恋愛」を挙げていました。学生時代の恋愛と、社会人の恋愛とでは、そのあり方が大きき異なってくため、学生時代の恋愛に未練を持つのでしょう。
学生時代の恋愛は将来のことを考えるというよりは、「今を楽しむ」という形が多く、あまり現実的なことを強く意識しませんでした。そのため、“勢い”で恋愛を楽しむことができたのです。
しかし社会人の恋愛はそうではありません。社会人になると「結婚」というものが現実的になってくるため、収入面や職種、仕事での地位や世間体などを気にするようになります。
そのため、学生時代のように勢いや自分の感情のみで恋愛をするというのは難しくなってしまうのです。
また、職種によっては出会いが少ない場合もありますので、勢いのある学生時代のうちにたくさん恋愛をしておきましょう。そうすれば社会人になった際に結婚相手としてどのような人がよいのかを見極めたうえで社会人としての恋愛も楽しめます。
8,入社企業のインターン参加
入社する前に、入社企業のインターンに参加しておけばよかったと後悔する人が多くいます。なぜなら、インターンに参加しておけば入社後に同期と差をつけられるからです。
インターンに参加しておけば、実際に入社する前から業務に携われるため、入社後にも即戦力として働くことができます。また、事前に会社にいる人たちとも交流を持てるため、人間関係を構築しておけば働きやすさも変わってきます。
このように、インターンに参加しておけば、同期と差をつけることができますし、出世などにも大きく影響してくるのです。
実際に参加しなかったことで、インターン参加学生に対してこのような印象を抱いているわけですから、入社していない“今”だからこそ、インターンシップに参加しておきましょう。
もし、入社企業でインターンを開催していない場合は、他の企業のインターンに参加しましょう。インターンは社会人になるうえで必要なことを身につけられる場ですので、就活中に限らず、参加しておくことをオススメします。
9,免許の取得
自動車免許を持っていない社会人の多くが、時間のある学生時代に取得しておけばよかったと後悔をしています。
自動車免許を取得するためには通学以外にも合宿や短期コースなどがありますが、どれを選んだとしてもある程度の時間が必要になります。
通学を選択したとしても、社会人になると貴重な休みを教習所に充てることとなってしまいますし、毎週毎週休日に必ずいけるとも限らないため、取得までには相当な時間がかかってしまいます。
また、短期コースや合宿などもまとまった時間が必要となるため、長期間仕事を休むことができない社会人には難しい選択となります。
ですから、自動車免許は時間のある学生のうちに必ず取得しておきましょう。遊べる時間に教習所に行くのはもったいないという気持ちもわかりますが、社会人の休日の方がよっぽど貴重です。
10,クレジットカードの発行
意外な意見として、「クレジットカードを学生のうちに作っておけばよかった」と答える社会人が多くいます。なぜなら社会人になるとクレジットカードの審査に通りにくくなってしまうからです。
しかし学生なら親の保証があることから審査が通りやすく、また、学生向けのプランなども各種カード会社が用意しているため、クレジットカードを所有しやすいのです。
クレジットカードは海外旅行の際に必要になりますし、今のうちから利用すればポイントもたくさん溜めることができるため、ぜひ発行を検討してみてください。
11,貯金
社会人になると様々なことにお金がかかってしまうことから、「学生時代に貯金しておけばよかった」と後悔する人が多くいます。
実際に社会人になると、スーツやバッグなどといった身だしなみ用品の準備や、一人暮らしが必要な場合は引っ越し資金が必要となるため、お金が非常にかかります。また、毎日のお昼代、飲み物代など、普通に生活しているだけでもお金はどんどんかかっていきます。
さらに、初めての給料までは入社してから早くて1か月、遅い場合(月末締めの25日払いなど)には約2ヵ月先となりますので、それまでは未収入の状態でやりくりしなくてはなりません。
もし貯金がなければ切羽詰まった生活となってしまいますし、切羽詰まった生活はストレスを抱えてしまいます。そしてストレスは仕事にも支障を及ぼしてしまいますので、今のうちからこのようなストレスを回避するための準備をしておきましょう。
12,両親と過ごす
「もっと両親と過ごす時間を作ればよかった」と後悔する社会人も多くいます。これはとくに、社会人を機に一人暮らしを始めた人に多いです。
実家で暮らしていると、親と過ごす時間は当たり前のものとなり、改まって会話することは減ってしまいます。また、友達や恋人との時間を優先してしまうことが多くなるため、両親とまともに顔も合わせなくなるということも多いでしょう。
その時はなんとも思っていなかった人も、親元を離れて仕事をしていると親の存在が恋しくなるものなのです。
しかし、両親が恋しくなったころにはすでに社会人となっており、簡単に時間を確保することができなくなっています。そのため、「両親と過ごす時間を作ればよかった」と、後悔を抱くのです。
ですから、そのような後悔をしないためにもご両親と過ごす時間を大切にしてください。今現在、両親と過ごす時間が少ないと感じている場合は無理やりでも時間を設けましょう。そうすれば、社会に出ても安心して働けるはずです。
おわりに
社会人になることで、「学生時代に〇〇しておけばよかった」と後悔することがたくさんあります。学生のうちには何が今しかできないことなのかというものにはなかなか気づけないことが多いです。
ですから、このコラムを読んでぜひ参考にしてみてください。今まで意識していなかったことにも、これを機に試してみましょう。そうすれば学生時代も充実したものとなりますし、社会人になってからもこれらの経験は貴重なものとなります。
将来の楽しみに期待することもよいですが、過去には戻ることができませんので、今という時間を存分に楽しんでください。
そして、入社する企業に対しても後悔してしまわぬよう、就活にもしっかりと全力を注ぎましょう。キャリchでは、あなたが納得のいく企業からの内定獲得を目指すためのイベント「再就活サポート」を開催しています。どんなことに対しても後悔してほしくないという思いからあなたの就活をサポートします。ぜひ気楽にご参加ください。
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この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。