意外と知られていない?履歴書の正しい書き方とポイントをご紹介
2023年3月8日
履歴書の正しい書き方を理解できている自信はありますか?
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
あまり自信がありません。 バイトで履歴書を書いた経験はありますが、就活のものは全く違うものだと思っています。
アルバイトの履歴書とは全く違いますからね。今回は履歴書の正しい書き方やポイントについて紹介するので、ぜひ参考にしてください!
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
履歴書の正しい書き方や、書くときのポイントをしっかり掴みたいと思います!
企業に対するラブレターだと思って、丁寧に書いていきましょう!
キャリアプランナー 岡田
目次
印鑑、日付、証明写真、氏名、住所
①印鑑
履歴書に押印箇所がある場合は、必ず押印が必要です。ない場合は必要ありません。押印忘れや、全項目記入後に押印でミスしてしまうと作り直しになるので、押印は一番初めに行うと良いでしょう。
②日付
郵送の場合は、投函日・面接の場合は、当日の日付を記入しましょう。注意する点は履歴書全体で元号は統一すべきです。
この履歴書の場合、履歴書の日付は和暦となっているので、生年月日の記入の際などは気を付けるようにしましょう。
③証明写真
写真を張るタイミングは、履歴書記入中のミスを想定して最後に貼ります。
貼るときは両面テープが望ましいです。
サイズは履歴書に記載されているサイズに合わせますが、一般的なサイズは4×3cmです。ちゃんと既定のサイズに合うようにしましょう。
④氏名
「フリガナ」はカタカナで、「ふりがな」はひらがなで書きます。
⑤住所
都道府県から書くようにしましょう。マンションやアパートなど建物名は略すことなく、「丁目、番、号」も「-」に略すことなく書くようにしましょう。
メールアドレスなどの記入項目がある場合は、企業からの資料が送られてくることもあるので、携帯ではPCのメールアドレスを記入しましょう。また、メールアドレスは社会人としてふさわしいアドレスを用いるようにしましょう。
(例)
悪い例:hanakintarou@○○○.△△△
良い例:syuukatutarou19○○@×××.◇◇◇
(名前に生年月日などが無難です。)
学歴、職歴
⑥学歴
先ほど述べたように、履歴書全体で元号は統一しましょう。
中学校卒業から記入し、学校名は省略することなく正式名称を用います。「高校」は「高等学校」となります。
就活生は基本的に卒業見込みとなるので、最後は卒業ではなく「卒業見込み」と記入するようにしましょう。
⑦職歴
アルバイトは職歴には含まれませんので気を付けましょう。一般的な学生は職歴なしとなります。
「履歴書を作成しているけれど、上手な書き方が分からず困っている」 と悩んでいたら、キャリアプランナーに履歴書の書き方を相談しましょう。「就活相談サポート」なら無料で気軽に相談できるので、ぜひ活用してください!
趣味・特技・資格・免許
履歴書記入においてはすべて正式名称です。資格や免許も同様、正式名称を用いましょう。資格に関しては、取得年月も記入します。
資格欄では、なんでも持っているものを書けばいいわけではありません。仕事に全く関係ないことや、「TOEIC450点」のように評価に値しない資格は書かない方が良いです。
勉強中、取り組んでいる資格のことを書くことは問題ありません。
趣味や特技は一見関係ないように見えるのですが、自己PRをするポイントだと捉えて記入しましょう。継続して行ってきたことや、仕事に活かせるスキルなどがあれば尚良いです。面接官とのコミュニケーションのきっかけになるようなこともありです。
ゼミナールの研究・得意な学科
卒業研究のテーマを選んだ理由や、どう取り組んだか、どのような成果が得られたか、何を学んだかを記入しましょう。
得意な学科を記入する際は、経緯や理由、そのスキルをどう活かせるか活かしたいかを記入しましょう。
学業以外の取り組み
部活・サークル・ボランティア活動・アルバイトなどの取り組みを記入しましょう。ここでは、どのように活動を行い、困難や苦境に対してどのような行動をとったのか、その結果何を学んだのかを記入しましょう。
役職などがあった場合は、記入しても構いません。
自己PR
上の特技や趣味の欄でも述べたように、ほとんどの項目で自己PRする点はありますが、ここでは最もアピールしたい点を記入しましょう。
入社後にはどのようにそのアピールポイントが活きてくるのかまで書くと、採用担当者もイメージがわきやすいでしょう。
志望動機
なぜ応募企業ではなくてはいけないのかを記入しましょう。
どれくらい企業研究を行ったかがわかります。
説明会、ホームページ、OB・OG訪問でしっかり情報を入手しましょう。
履歴書を書けば、就活は終わりではありません。その先の面接に不安を感じている人もきっと多いでしょう。そんな人はさまざまな不安を解消できる「就活相談サポート」にぜひ参加してはいかがでしょうか。就活のプロが徹底的にサポートします!
本人希望記入欄
履歴書にこの欄がある場合は、基本的には「貴社規定に従います。」と記入します。
上部に記載されている通り、勤務条件を記入する欄ですが、就業経験のない新卒においては基本的には謙虚な姿勢で臨むのが好ましいです。
おわりに
履歴書を書いていく時、「この欄はどうやって書けば良いんだっけ…」と、うっかり思うこともあると思います。意外にも曖昧な箇所も多いです。的確に記入して、不備がないように努めましょう。
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この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。