【全落ちした就活生に捧ぐ】落ちた原因と今から巻き返すための秘訣を伝授

 2023年3月22日

就活も終盤ですが、あまりうまく進んでいないようですね。大丈夫ですか?

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

応募企業に全落ちしました……さすがに落ち込んで立ち直れないです。

就活で全落ちする人には、落ちるなりの原因や共通の特徴があります。でも、逆に考えれば、そこを解決すれば今からでも逆転可能ですよ。

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

でも、自分では何が原因なのかわからないし、また落ちるかもしれないと不安で……。

大丈夫ですよ。全落ちした人向けに、今から就活を巻き返すための方法を紹介します。内定獲得を目指し、一緒に作戦を立て直しましょう!

キャリアプランナー 平崎

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就活で全落ちしてしまう5つの原因

就活で全落ちしてしまう5つの原因

原因を知らなければ、改善もありません。全落ちからの立て直しの第一歩は、まずは失敗の原因を特定することです。

就活で全落ちしてしまう原因となる、全落ちする人の5つの特徴について解説します。自分に当てはめて考え、これまでの就活で何が行けなかったのか把握しましょう。

コミュニケーション能力が低い

就活で全落ちする人の多くは、コミュニケーション能力が低いという特徴があります。本人に自覚がないこともあるのですが、人前に出るとうまく話せなかったり、逆に一方的に話してしまい、会話のキャッチボールができていなかったりするのです。

近年の採用選考では、学生のスキルよりもコミュニケーション能力の有無を重視する企業が増えています。なぜなら、どんな職種に就くにせよ職場の人間関係を築き、仕事を円滑に運ぶためにはコミュニケーションが欠かせないからです。

とくに新卒の場合はこれまでに仕事の実績がなく、応募者のスキルを推し量りにくいので、なおさら選考においてコミュニケーション能力が重要視されます。今のようにコミュニケーション能力が低いままでは、内定獲得は厳しいでしょう。

面接対策が不十分

就活で全落ちしてしまう原因として、面接対策が不十分だということも考えられます。面接に慣れていないことで自分をうまくアピールできず、全落ちへとつながっているのです。

面接対策が不十分だと必要以上に緊張してしまいますし、しどろもどろになっていてはアピールしたいこともうまく伝わりません。また、入退出や手癖、姿勢の乱れといった基本的な面接マナーも板についていないので、練習してきていないことは明白です。

そのような状態では、どんな企業や業界を受けたとしても「本気で就職するつもりがあるのかな?」と、疑われてしまうでしょう。

加えて、面接対策不足だけでなく、前述のコミュニケーション能力不足にも心当たりのある人は、面接で与える印象がさらに悪くなりますから、その両方を克服する必要があります。

企業・業界理解が浅い

企業や業界に対する理解が浅いというのも、就活で全落ちしてしまう大きな原因です。

たいていの企業は、自分たちが目指すのと同じ方向を向き、熱意をもって仕事に取り組んでくれそうな人材を求めています。そのため選考を受ける企業や業界への理解が浅いと、その仕事に対するあなたの熱意を十分に伝えきれません。

どのような人材が好まれるのか、志望先の企業が求めている人物像も理解できていないため、アピールの仕方を間違えているのです。

また、企業や業界への理解が浅いと、そもそも自分に合った企業や業界を選べていない可能性もあります。企業や業界とのミスマッチがあれば、当然、いくら受けても受かることはないでしょう。

就活に全落ちしてまわりから出遅れたと焦っている場合、「企業研究や情報収集をしている暇はない」と考える人も多いかもしれません。そんなときは就活のプロである就職エージェントに頼るのもオススメです。

キャリchでは経験豊富なキャリアプランナーがマンツーマンで無料サポートを行う「出遅れ&やり直し就活」を開催中ですので、ぜひ有効活用してください!

視野が狭い

就活で全落ちしてしまう人は往々にして、視野が狭い人も多いです。大手企業や有名企業だけを選んで受けていたり、業界や職種を絞り過ぎていたりすることが、就活で全落ちする原因となります。

大手企業や有名企業は学生に人気がありますから、倍率が高く、落ちやすいのは当然です。全国から優秀な人材が集まってきますので、よほど秀でた強みでも持っていない限り、面接などへの対策をしっかりしていても、そう簡単には受かりません。

業界や職種を絞り込み過ぎている人は、自分の軸を満たす仕事が本当にそれ以外にないのか、考え直す必要があります。残念ながら、子供のころからの夢をかなえても実際に働いてみたら合わなかったという人は案外多いですし、自分のやりたい仕事が必ずしも自分に合っているとは限らないのです。

少なくとも、これまで自分の絞り込んだ業界や職種で就活をしてきて全落ちしているのなら、その仕事に求められる人物像と今の自分がマッチしていないと考えるべきでしょう。

清潔感がなく、だらしない身だしなみ

身だしなみに「清潔感がない」「だらしない」などの印象は、業界・職種を問わず全落ちする原因となります。

くり返しになりますが、新卒の選考では、応募者のスキルを仕事の実績によって客観的に比較できません。ですから、最初に述べたコミュニケーション能力も含め、面接官に与える印象が選考の合否を大きく左右します。

「清潔感がない」「だらしない」といった印象は、新卒の選考において致命的といってもいいでしょう。

服装や髪形の清潔感はもちろん、笑顔の有無や話し方なども身だしなみの一環です。表情が暗い、声が小さい、敬語が使えていないなどは印象が悪く、それだけで採用担当者の眼鏡を曇らせます。

また、説明会や面接に遅刻するなど、時間にだらしないのは論外です。自分を律することができない人は、仕事に対する考え方もルーズだと思われます。ですから、社会人としての規律やマナーが守れないようでは、就活に全落ちしてしまうのも当然なのです。

即行動!全落ちした人がすべきことと逆転するコツ

即行動!全落ちした人がすべきことと逆転するコツ

全落ちしてしまう原因に、自分に当てはまるところはいくつあったでしょうか。1つでも思い当たるところがある人は、就活を再スタートするにあたり、今すぐ改善しなければなりません。

ここからは5,000人以上の就活生を支援してきた経験をもとに、就活に全落ちしてしまった現状から逆転し、内定獲得を目指すためにすべきことを伝授します。

面接練習を繰り返し行う

就活に全落ちした人は、とにかく面接練習を繰り返し、面接に慣れてください。

具体的な方法としては、面接練習を動画で撮影し、面接中の自分の姿を客観的に確認するとよいです。無意識に行っている視線や手癖など、自分では気づけないようなことに気づくことができます。

また、模擬面接イベントや、就活エージェントを活用するのもオススメです。身近な人間ではない「他人」を相手に練習することで、本番に近い緊張感を保つことができます。

友人や家族を相手に練習してもよいですが、他人の方が緊張感に慣れることができ、本番に強くなるので、効果的です。相手が就活エージェントなら、就活のプロとして適切なアドバイスをもらえるので、もっと効果があります。

面接は、練習すればするほど上達するものです。効果的な練習を繰り返せば、自然と上手に自分をアピールできるようになりますし、想定外の質問にも、冷静に受け答えができるようになります。そうなれば、本番でも自信をもって面接に臨めるでしょう。

また、面接練習はコミュニケーション能力のアップにもつながります。そういうと不思議に思うかもしれませんが、ペラペラと次から次に言葉を述べたり、上手いことを言って話を盛り上げたりすることがコミュニケーション能力ではありません。

人と人とのコミュニケーションにおいて重要なのは、相手の言っていることをきちんと理解し、的確に受け答えできることです。面接練習をすると、そうしたことが自然とできるようになります。

企業・業界研究を徹底して行う

就活を再スタートするにあたり、もう一度、企業・業界研究を徹底してください。そして、これまで全落ちした企業・業界が、本当に自分に合っていたのか確認するのです。

前述のように、絞り込んだ職種や業界で全落ちしてしまったのなら、自分が志望している仕事と、今の自分がマッチしていない可能性があります。再度研究する際は視野を広げることを意識し、今までとは違ういろいろな企業・業界を見てみることが大切です

また、仕事への考え方を自分の「やりたいこと」から、自分に「できること」へとシフトする必要もあります。くり返しになりますが、自分のやりたいことが、必ずしも自分に合っているとは限りません。

自分に合っていなければ、どんなにやりたかった仕事でも長続きはしませんし、やりたかった仕事でなくても、大成する人はたくさんいます。どうしても諦められなければ、社会人経験を積んだのちに転職することもできるのですから、まずは自分にできることで今年度中に就職することを考えるべきです。

自分で判断しにくい場合は、選んだ業界や職種が本当に自分に合っているのか、客観的に評価してもらいましょう。就活エージェントならプロのキャリアカウンセラーがそろっていますから、豊富な経験をもとに、適切な意見をしてくれます。

清潔感のある身だしなみをする

新たな就活への対策として、清潔感のある身だしなみをして、自分が他人に与える印象を改善してください。服装や髪形を整えることはもちろん、正しい言葉遣いや明るい笑顔、元気でハキハキとした話し方を心掛けることも大切です。

学生の多くは、自分が他人に与えている印象がどのようなものか、きちんと理解できていません。街を歩いていると、清潔感のない人やなんとなく覇気がない人を見かけると思いますが、その多くは本人に自覚がなく、気付いていないのです。

自分では清潔感のある身だしなみができているつもりでも、これまでの就活で全落ちしている以上、もう一度見直す必要があります。身だしなみや話し方、表情などは、自分ではなかなか気づきにくいものです。第三者に客観的な意見を求め、早急に改善しましょう。

就活エージェントに頼ると超心強い

全落ちから逆転し、内定を獲得するためには、就活エージェントのような就活のプロに頼るのが最も手っ取り早い近道といえます。なぜなら、逆転に必要な面接練習や、企業・業界研究、身だしなみのチェックなどにはすべて、客観的で適切なアドバイスが欠かせないからです。

就活エージェントに頼れば、あなたが全落ちした原因を客観的な視点で究明し、本当にあなたに合う企業探しのサポートをしてもらえます。プロに頼れば精神的にも心強いですし、企業と学生をつなぐ豊富な経験を持っていますから、面接練習の相手としても最適です。

一般には公開されていない求人情報も熟知しているので、秋に向け優良企業が減っていく中で、早くて確実な成果を上げられるでしょう。

キャリchでも、「 就活相談会」という無料の就活イベントを行って、就活生のサポートをしています。相談内容は、全落ちしてしまったことへの精神的な不安でも、これからの就活へのアドバイスでも、具体的な企業紹介や面接対策でも、就活に関することなら何でもOKです。

プロのキャリアカウンセラーが、学生一人一人の悩みにマンツーマンでお答えします。全落ちしてしまったショックから、まだ具体的な行動に移れない人もいると思いますが、まずは気軽に話をしに来てください。あなたが納得のいく内定を得られるまで、キャリchが全力でサポートします!

全落ちから立ち直れないときにしてほしいこと

全落ちから立ち直れないときにしてほしいこと

これまで全落ちの原因やこれからの就活についてお話してきましたが、全落ちしてしまったショックから気落ちし、なかなか立ち直れないという人もいると思います。前向きに考えられない中で無理やり就活しても、無意識にかもし出すマイナスのオーラが邪魔をして、思うような成果は得られません。

そこで、ここからは全落ちから立ち直れないときにしてほしいことをご説明します。落ち込んで就活への気力が湧かない人は、まずは自分の気持ちを整理するところから始めましょう。

一回、就活から離れてみる

全落ちのショックから立ち直れない人は、一度就活から離れてみると良いです。

前述のように、全落ちショックを引きずって、気分が沈んだまま無理やり就活を再開してもうまくいきません。なぜなら、自分で意識しなくても落ち込んだ気持ちは表情を暗くし、企業に好印象を与えられないので、内定獲得にはつながらないからです。また、気持ちが前を向けないと投げやりになり、思わぬ方向へ進んでしまう恐れもあります。

そんなときは無理に就活を続けるのではなく、一旦就活から離れましょう。友達や家族と過ごしてもいいですし、思い切り遊んだり、好きなことに没頭したりしても構いません。窓を開けて部屋の換気をするように、とにかく一回就活を忘れ、気持ちをリフレッシュすることが大切です。

ただし、卒業までの期間は限られていますし、就活の再開が遅くなればなるほど条件の良い企業は少なくなっていきます。いつまでもダラダラしてしまうのではなく、1週間なら1週間、2週間なら2週間とはっきり期限を決めて就活をお休みしてください。

自己分析で自分を見つめ直す

落ち込んだ気持ちをリフレッシュできたら、もう一度自己分析を行って、自分を見つめ直してください。

過去の出来事や自分の選択を振り返ることで、「自分」という人間を知ることができます。そして自分はどんなことに喜びを感じ、何がしたいのか、これからどうしていきたいのかなど、過去や現在の自分と、自分の望む未来について考え直すのです。

そうすることで自分の求めるゴールが見えてきて、今後自分が目指すべき方向性が定まります。目的地が見えればそこに至る過程も考えられるようになるので、就活に対しても再度、前向きになれるでしょう。

全落ちがショックで、どうしてもやる気が見出せなくなってしまった場合は、就活の負担が少ない企業を探すのも1つの方法です。「早く就活を終わらせたい」と考える人は、SPIやエントリーシートが必要ないうえに面接は1回だけ!の企業を紹介する「楽スル就活」をぜひチェックしてくださいね。

おわりに

残念ながら、就活で全落ちしてしまう原因の大半は「準備不足」です。根本的には自分自身に問題があるので、原因を特定してしっかり改善すれば、今からでも逆転できます。

しかし、時間が経つほど良い条件の企業は少なくなっていきますから、のんびりしてはいられません。就活エージェントなどのプロに頼れば心強いですし、内定獲得への近道ともなるのでオススメです。

全落ちしたショックから立ち直れないなら、一旦就活を休んでリフレッシュするのもいいでしょう。いつまでも落ち込んだ気持ちを引きずるのではなく、前向きに取り組むことが大切です。

また、すぐに巻き返すための手段として、”楽”して就活をするという選択も考えてみましょう。キャリchではそんな選択を支援するためのイベント「楽スル就活」を開催しています。プロによるサポートから”楽”に内定獲得を目指します。完全無料ですので、ぜひ気楽にご参加ください!

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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