就活の面接練習はどこで受けられる?サービスややり方を紹介

 2023年6月2日

志望企業の面接が近づいてきましたね。本番は自信を持って臨めそうですか?

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Aさん

いえ、面接への不安でいっぱいです。まだ面接を受けたことがないので練習したいんですが、まだ対策できていないんです。

そうだったんですね。面接練習ができる場所や方法は知っていますか?

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Aさん

わかりません。どこで面接練習を受ければいいかわからないし、相手も見つからないから一人で練習しようかなと思ってます。

なるほど。このコラムでは面接練習がどこで受けられるのかや、無料で受けられるサービスの内容なども紹介します。ぜひこれを参考に対策してみてくださいね。

キャリアアドバイザー 廣瀬

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目次

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就活の面接練習(模擬面接)とは

面接練習(模擬面接)とは、本番環境に近い状態で受け答えや入退室方法をリハーサルすることを指します。

就活には面接がつきものです。書類だけで内定を獲得できる企業はほぼありません。企業は面接で合否を決めるケースがほとんどなので、面接で自分をアピールできるかどうかは合否をわけるポイントになります。

面接練習は一人でもある程度できますが、面接を成功させるためには、より本番に近い形の模擬面接で練習するのがオススメです。面接の練習を重ね、ビジネスマナーや質問への回答を改善していくことで、本番の面接にも自信を持って臨めるでしょう。

面接に自信がなく、模擬面接をしてみたい人や、面接の質問対策をしたい人はキャリチャンの「面接サポート」に参加してみてください。面接が苦手な人でも受けやすい企業も紹介しているので、練習だけでなく実戦経験も積めます。

就活の上で面接練習をするメリット

就活の上で面接練習をするメリット

本番の面接の前に面接練習をするのには、下記の5つのメリットがあります。

上記について詳しく解説します。

面接に慣れる

就活の面接練習をおこなうメリットの1つは、本番の面接に近い経験をすることで慣れておける点です。採用面接は、ほとんどの人が緊張してしまいます。事前に受け答えを準備していたとしても、緊張して頭が真っ白になってしまったり、言葉が出てこなかったりと、実力を発揮できないまま終わってしまう人も多いです。

事前に面接練習しておくと、本番に近い空気を事前に感じられるため、本番も焦らずに受け答えできるようになります。面接練習で就活面接独特の空気に慣れておくことは、実力を発揮するために非常に有効です。面接で緊張しがちな人、ビジネスマナーに自信がない人は、面接練習で慣れておくとよいでしょう。

自分の第一印象を確認できる

面接練習をすると、客観的に自分の第一印象を確認でき、直すべきポイントがわかるようになります。自分では身なりを整えているつもりでも、相手に与える印象がよいとは限りません。また言葉遣いやビジネスマナーなど、初対面の人に与える印象を事前に確認できるため、本番で面接官へ与える印象を改善できます。

面接での受け答えができている人で選考に落ち続けている場合、受け答え以外のビジネスマナーや話し方などが問題になっている可能性があります。面接練習で身だしなみや話し方などの印象を聞き、面接本番までに改善しましょう。

不安が解消される

面接に対する漠然とした不安が解消できる点も、面接練習をするメリットです。面接を受ける際に、「緊張して言葉が出てこなくなったらどうしよう」「面接官が怖い人だったらどうしよう」と不安を抱えてしまう人もいるでしょう。面接経験が多い人は少ないため、面接にネガティブなイメージを持っている人も多いはずです。

面接練習をすると自分に足りない点や本番の空気感がわかるため、不安な気持ちが解消されます。自分がどこでつまずきやすいのかも把握でき、自信を持って本番に臨めるようにもなるでしょう。

受け答えの改善点が見つかる

面接練習を受けることで、受け答えの改善点が見つかります。就活の面接では、選考の合否にかかわらず、フィードバックがもらえない場合がほとんどです。そのため面接で落ちても、自分のどこが悪かったのかは自分で考えるしかありません。

面接練習をすると、相手から受け答えに関して具体的なアドバイスがもらえるため、話し方や文章の組み立て方などを見返すきっかけになります。話し方や表情など、自覚しにくい部分も改善しやすくなるため、面接にも通りやすくなるはずです。

周りの就活生と差をつけられる

面接練習を何度も繰り返すことで、周りの就活生と差をつけられるというメリットもあります。面接練習は、就活生全員が十分おこなっているわけではありません。面接練習をした場合、受け答えの良い点・悪い点や、相手に与える印象がわかるため、対策を取りやすくなります。

練習と改善を繰り返せば本番には十分な実力で臨むことができ、面接で周りの就活生と差を付けられます。周りの就活生と差を付けたい人、本番に自信を持って臨みたい人は、面接練習をおこなった方がよいでしょう。

どこでも面接練習をしてない人がおちいりやすい就活の注意点

どこでも面接練習をしてない人がおちいりやすい就活の注意点

面接練習をどこでもしていない場合、本番で失敗してしまうこともあるでしょう。よくある失敗例としては、下記の2つが挙げられます。

内定が獲得できておらず、面接対策以外も対策することがある人は、下記のコラムから今すべき行動を確認してみてください。

本番でうまく回答できない

事前に受け答えについて準備していたとしても、本番でうまく話せなくなることがあります。想定問答を考えておくことと、実際に口に出して話すことは違うため、本番で実力を発揮できなくなってしまうのです。

採用面接では、面接官から回答についてさらに深掘りした質問をされることもあります。深く考えていないと回答がぶれたり、よい回答が出てこなかったりするケースもあるでしょう。本番で質問に対してスムーズに回答するためには、面接練習が必要です。

緊張してしまう

どこでも面接練習をせずにいきなり本番に臨むと、不安や自信のなさから、緊張しすぎてうまく話せなくなってしまうことがあります。就活の面接は初対面の人と話す必要がある上に、何を聞かれるかわからないため、ほとんどの人が緊張するものです。適度な緊張感を持って臨むことは大事ですが、過度な緊張で実力が発揮できなくなることは避けたい事態といえます。

緊張しやすい人でも、面接練習を重ねることによって少しずつ本番の空気に慣れることができます。本番で上手く話せる自信がない人は、面接練習を何度もおこなっておきましょう。

また、面接では緊張することで逆にしゃべりすぎてしまうという就活生も時々います。そういう人は、下記のコラムを参考にしてください。

就活の面接練習をどこで受ける?無料サービスと方法4選

就活の面接練習をどこで受ける?無料サービスと方法4選

就活の面接練習は複数あります。下記を参考に自分に合ったサービスや方法を選んでみてください。

どこで面接練習できるのか悩んでいる人は、ぜひ上記を利用してみましょう。

大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターでは、無料で面接練習を受けられるケースが多いです。キャリアセンターには、キャリアカウンセラーや就活に詳しい職員が在籍してるため、実用的なアドバイスがもらえます。面接練習のほかにもエントリーシートの添削や、企業から大学に送っている求人票を確認できるため、定期的に利用しておきましょう。

大学のキャリアセンターで模擬面接を受けるには、予約が必要なことが多いです。面接練習をしたい日にいきなり受け付けてくれるわけではありません。時期によっては混みあっていて予約が取れないこともあるため、今すぐ面接練習をしたい人は、他の方法を検討してみましょう。

就活エージェント

就活エージェントでも、無料で面接の練習ができます。今までに多数の就活生を見てきた就活のプロがアドバイスをくれるため、役に立つ意見が聞けるでしょう。企業側の意見にも精通しているため、どのように話せば面接官に響きやすいかまでアドバイスがもらえます。友達や家族に面接練習の相手をしてもらうのは恥ずかしいという人も、安心して練習できるはずです。

就活エージェントは、面接練習のほかにも、エントリーシートの添削や就活ノウハウの相談、あなたに合った企業の紹介も可能です。希望が叶う企業を短時間で見つけられるので、一度利用してみて損はありません。

キャリチャンでは、プロのキャリアアドバイザーが無料で面接対策をサポートするサービス「面接サポート」をおこなっています。面接が苦手な人向けの求人紹介と、マンツーマンでの面接練習をおこなっているため、ぜひ活用してください。

就活イベント

合同説明会などの就活イベントでも、模擬面接を受け付けていることがあります。事前予約が必要だったり、人数制限があったりする場合があるため、受けたい人は早めに確認するようにしてください。

面接練習以外にも、マナー講座やエントリーシートの書き方講座などのイベントをおこなっているケースもあります。こまめにチェックしてみましょう。

OB・OG

OB・OGに、面接練習を頼むことも可能です。志望度の高い企業の先輩に会う際は、面接練習を頼むのもよいでしょう。OB・OGに面接練習をしてもらうと、企業の採用基準や、面接官に評価を得やすい話などが聞ける可能性があります。実際に面接を突破して入社した先輩なので、有益な情報がたくさん聞けるはずです。

面接練習をお願いするOB・OGを探す際は、大学や企業に紹介を頼んだり、OB・OG訪問の相手先を探すアプリを使用してみてください。時期によっては先輩も忙しくなるため、早めに打診しておいた方がよいでしょう。

どこでやるにせよ面接練習の前に回答を用意すべき就活で定番の質問

どこでやるにせよ面接練習の前に回答を用意すべき就活で定番の質問

面接練習では、ほとんどの企業で聞かれる定番質問に対する回答を用意して練習するとよいでしょう。面接で聞かれやすい質問は以下の3つです。

上記について練習することで、基本的な回答方法が身に付き、面接で実力を発揮できる可能性が高まります。

志望動機

志望動機は就活の採用面接で必ずといってよいほど聞かれる質問の1つです。面接練習をする際は受ける企業を想定し、志望動機を考えてみてください。企業が志望動機を聞くのは、就活生の自社への志望度や仕事への意欲を確認したいからです。なぜ自社に入社したいのか、入社後に活躍してくれる人材かどうかを知るために、企業の理解度や熱意を計っています。

志望動機に答える際には、どうしてその企業である必要があるのかを、業界・企業研究を重ねた上で答えられるように準備してください。志望動機を伝えた後に、面接官からなぜそう思ったのかなど、深掘りされるケースがあります。的確に答えられないと、よい評価を得られません。企業研究は手を抜かずに丁寧におこなうようにしましょう。

企業研究をする際は、下記の方法を試してみてください。

  • 企業のホームページを見る
  • 就職情報サイトを見る
  • 新聞・ニュースを確認する
  • 説明会に参加する
  • OB・OG訪問で話を聞く

ネットで情報を確認するのも大切ですが、実際に企業説明会や働いている社員の話を聞くと、他の就活生と差別化でき、面接官に熱意を伝えられます。志望度の高い企業を受ける際は、いろいろな方法で情報を収集しましょう。

自己PR

自己PRも面接でよく聞かれるポイントの1つです。企業は自己PRでどのような人なのか、入社後に貢献してくれるか、入社意欲はあるかなどを確認しています。

ただし「自己PRをしてください」と求められたときだけでなく、どんな質問に対しても自分の採用価値をアピールしていく必要があります。そもそも採用面接そのものが、その就活生を採用すべきかどうか検討する場だからです。

以下の質問では自己PRと同様に自分のよさをアピールしやすいので、練習しておくとよいでしょう。

  • 長所と短所を教えてください
  • 部活やアルバイトは何をしていましたか
  • 学部を選んだ理由を教えてください
  • 周りにどんな人だと言われますか
  • 入社後に強みをどう活かせるか教えてください
  • 挫折経験を教えてください

自分のよさをアピールできる点は、自己分析をおこなうことで見つけられます。自己分析が不十分な場合、イレギュラーな質問をされた際にすぐに答えられません。まずは自己分析をおこなってから、回答を考えるようにしましょう。自己分析に苦手意識を感じている人は、下記のワークシートを活用してみてください。

学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)

学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)は、就活生の価値観を知りたい場合や、企業にマッチする人材かどうかを判断したいときに聞かれやすい質問です。学生時代の経験を活かして入社後に活躍する人材かどうかを判断するのに使われます。

アルバイトや部活などのありきたりな話でも構いませんが、自分らしいエピソードが伝わるように、具体例を入れながら話すとよいでしょう。取り組んだことでどのような困難・失敗に出会い、どのように解決したのかも重要なポイントです。取り組んだ内容だけでなく、そこで得た学びは必ず伝える必要があります。

話す内容は企業によって変えましょう。企業が求めている人物像に近いエピソードを用意し、企業に合う人材であることをアピールすることが大切です。自己分析や企業研究をおこなった上で内容を考えてみてください。

就活の面接練習をどこで受けるかに関わらず気をつけるべきポイント

就活の面接練習をどこで受けるかに関わらず気をつけるべきポイント

面接練習をする際には、練習であっても本番同様の環境でおこないましょう。本番で練習の成果を発揮するためには、練習の時点で気を付けるべきポイントを確認しておく必要があります。面接練習で意識すべきポイントは以下の7つです。

上記について詳しく解説します。

身だしなみを整える

面接練習であっても、身だしなみを整えて受けるのが望ましいです。本番同様の身だしなみで練習に臨むことによって、面接官に与える印象をチェックできます。面接練習では、以下のポイントに気を付けてください。

  • シワや汚れのないリクルートスーツを着用する
  • 髪型はおでこが見えるようにする
  • カバンや靴は無地でリクルート用のシンプルなものにする

就活では見た目の清潔感が非常に重要です。人は見た目が9割ともいわれます。採用面接は30分~1時間程度の短い時間のため、第一印象が悪かった場合、印象をよい方向に変えるのは困難です。

面接の受け答え以外の部分でマイナスになればもったいないです。面接練習の際には相手に与える印象をチェックしてもらい、悪い部分は本番までに改善しましょう。

就活マナーや持ち物を確認したい人は、以下の資料を参照してください。

面接のマナーを守る

面接練習では、面接のマナーを守れているかもチェックしてもらいましょう。面接の受け答えだけではなく、入室から退室までを実践すると、本番でも焦らずに面接に臨めるようになります。チェックポイントとしては、以下を確認してもらうとよいです。

  • ノックの回数
  • 入退室の流れ
  • 着席のタイミング
  • お辞儀の仕方
  • 言葉遣い

本番の面接では質問の回答で頭がいっぱいになってしまうため、基本的な面接のマナーを失敗しがちです。考えなくても自然にできるようになるまで、繰り返し練習してみてください。

就活マナーは練習すれば誰でもできるようになるので、面接練習の時点で身体を動かして確認しておくと安心です。

緊張感を持つ

面接練習を家族や友達などの親しい人にお願いするとしても、緊張感を持って臨みましょう。練習だからといって気を抜くと、本番のための練習になりません。適度な緊張感をもって練習を重ねることで、採用面接独特の雰囲気に慣れることができ、本番の緊張を和らげられます。

面接練習の後は、面接官役の人から必ずフィードバックをもらってください。気になった点や改善した方がよいと思う点など、厳しくチェックしてもらう必要があります。質問への受け答え以外にも、表情は明るいか、姿勢は正しいか、身振り手振りがおおげさになりすぎていないかなどもチェックしてもらいましょう。

友達同士では緊張感を持てない人や、本音のアドバイスをもらいにくいという人は、就活エージェントや大学のキャリアセンターなど、就活のプロにお願いするのがオススメです。

結論から話す

面接練習では、結論から話しているかも確認してもらってください。採用面接の質問に回答するときは、結論から話すのが鉄則です。結論から話さない場合、話の内容が相手に伝わりにくく、話を聞いてもらえない可能性があります。

結論から話すイメージが湧かない人には、「PREP法」の活用をオススメします。PREP法とは、P(結論)→R(理由)→E(具体例)→P(結論)の順で話す論法です。PREP法で話すことで相手に話が伝わりやすくなります。

丸暗記しない

面接で話すことを丸暗記することはやめましょう。丸暗記すると、話すことを忘れた時に詰まってしまったり、想定と違う質問をされたときにうまく言葉が出てこなくなったりする可能性があります。

話すことに自信がない人は、回答を丸暗記したくなるものです。しかし丸暗記した内容を話すと棒読みで話してるように見え、熱意も伝わりづらくなってしまいます。丸暗記ではなく、話したい要点をメモに書き出し、その場その場で話をつなげられるよう練習してください。

回答に一貫性を持たせる

自己PRや志望動機など、面接官からはさまざまな質問をされますが、回答には一貫性を持たせるようにしてください。回答にブレがあると、話に説得力がなくなってしまいます。面接官役を担当してくれる人には、回答内容にズレがないかどうか確認してもらいましょう。

簡潔に話す

面接練習では、回答が簡潔でわかりやすいかを確認してもらいましょう。回答がだらだらと長くなると相手に伝わりづらく、よい評価を受けられません。

各質問に対する回答時間の目安は1分です。1分以内に質問に対しての回答を話し終わるくらいの時間配分で話すようにしてください。面接練習の際は面接官役の人に大体の回答時間を測ってもらい、回答が長くなりすぎていないかチェックしてもらうことも大切です。

「どこで」より「どう」やるか|面接練習を就活の成功につなげるコツ

「どこで」より「どう」やるか|面接練習を就活の成功につなげるコツ

面接練習をする際は、面接官役を務める人に、あらかじめ以下の3点をお願いしておきましょう。

チェックポイントを伝えて面接内容を細かく確認することで、面接練習を有意義なものにできます。

チェックしてほしいところを伝える

面接官役の人には、面接練習でチェックしてほしいポイントをあらかじめ伝えておきましょう。チェックポイントを伝えずに練習すると、自分が気になっている点や不安に思っている点についてアドバイスがもらえないこともあります。

面接練習は不安を解消するためにも役立つものです。自分が気になっていることや課題をクリアにすることで、自信を持って面接に臨めるようになります。

厳しく評価してもらう

面接練習を受ける際は、厳しく評価してもらいましょう。細かい点まで厳しい評価をしてもらえる人に頼むのがオススメです。友達や家族にお願いすると、気になる点があっても指摘しづらかったり、「これくらいなら大丈夫か」と許容されてしまったりする場合があります。本番の面接では、「これくらいなら大丈夫」が落ちてしまう原因にもなり得るのです。

厳しく評価されると落ち込むこともあるかもしれません。しかし、そこさえ直せば面接がもっと上手になり、内定を獲得できる可能性も高まります。面接練習ではいくら失敗しても大丈夫なので、気負いすぎずにチャレンジしましょう。

厳しく評価してもらうためには、家族や友達に面接官役をお願いするよりも、就活のプロであるキャリアアドバイザーにお願いするのがオススメです。就活エージェントや大学のキャリアセンターを活用し、プロの目線でアドバイスをもらいましょう。

複数回おこなう

面接練習は、一人だけにお願いするのでなく、複数の人に面接官役をしてもらうことが望ましいです。一人だけにお願いすると、意見が偏ってしまう可能性があります。もしも同じ人にしか担当してもらえない場合は、前回からよくなった部分や直っていない部分を聞いて、ブラッシュアップすることが大切です。

何度も面接練習をおこなうと、本番で緊張しにくくもなります。また、受け答えや面接のマナーは、複数回面接練習することで、徐々に自然におこなえるようになるものです。本番にも適度な緊張感で臨めるようになるため、ぜひ何回もチャレンジしてみてください。

就活の面接は、就活のプロにお願いした方が効果的です。的確なアドバイスが欲しい人には、キャリチャンの「面接サポート」をオススメします。

どこでもできる!相手がいない場合に一人で面接練習するやり方

どこでもできる!相手がいない場合に一人で面接練習するやり方

どうしても面接官役を頼めない場合は、一人で練習しましょう。一人で面接練習する際には、下記のステップを踏んで練習してみてください。

上記について詳しく解説します。

本番に近い環境でおこなう

一人で面接練習する際も、本番に近い環境でおこなうことが大切です。目の前に面接官がいることを想定し、静かで閉鎖された空間でおこないます。服装も本番と同じように整えましょう。机と椅子も用意し、面接中の姿勢もチェックします。

面接練習を録画する際は、撮影機器も自分と一定の距離を保ち、対面で録画してください。面接官からどのように見られているかが理解できるようになります。

録画する

面接官との距離を意識し、全身が映るような場所にカメラをセットして、録画をスタートしましょう。録画した動画をあとで見返す際に、全身を見ることで身だしなみや面接中の身振り手振り、お辞儀の仕方なども確認できます。スマホスタンドなどを使い、カメラを固定しておくと面接練習中にずれることがありません。

オンラインで誰かに見てもらう場合、表情が見えるか、声がはっきりと聞こえるかを確認しておくと、スムーズに練習を進められます。

入室から退室までおこなう

面接練習は質問の受け答えのみを練習するのではなく、入室・退室も録画して確認しておくとよいでしょう。ドアのノックの仕方や部屋を後にする流れなどは、本番で初めて実践しようとすると焦ってしまうものです。事前に練習しておくと、本番も安心して臨めるようになります。

録画を確認して改善点を見つける

面接練習が終わったら、録画を確認し、面接官の視点で改善点を見つけましょう。特に以下のポイントをチェックしてください。

  • 身だしなみ
  • 言葉遣い
  • 入退室のマナー
  • 表情や姿勢
  • 質問への回答

近年はオンライン面接も増えてきています。画面上で面接官によい印象を持ってもらうために、声のトーンや大きさ、目線や話し方も確認することが大切です。

録画すると、気になる部分は何度も見直して確認できます。何度も確認してマイナスポイントを改善していきましょう。

再度実践する

改善すべき点を見つけたら、ブラッシュアップするために何度も練習を繰り返しましょう。すぐに改善できるのは見た目の印象です。身だしなみを直したり話し方を直したりするのは、受け答えの改善よりも簡単にできます。

動画で気になった点を直した後は、繰り返し面接練習を実践してください。面接練習をすることが目的化することは避けたいですが、本番で実力を発揮できるように何度も繰り返しおこなうと、自信を持って本番の面接に臨めるようになります。

就活の面接練習はどこでもできる!自分に合った方法を選択しよう

就活の面接練習は、本番で実力を発揮するために必要です。面接練習は就活エージェントや大学のキャリアセンターなど、どこでも受けられます。基本的に無料で受けられるので、ぜひ活用してみましょう。

面接練習は一人でもできますが、面接官役を誰かにお願いした方が、効率的な練習ができます。自分一人では気付かなかった質問への受け答えの矛盾点や身だしなみについてもフィードバックをもらえるため、できれば誰かと練習するのがオススメです。このコラムを参考に面接練習をおこない、改善点を見つけていきましょう。

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就活の面接練習はどこでするかに関するQ&A

就活の面接練習はするべきですか?

就活の面接練習は、できるだけおこなうべきです。いきなり本番の面接に臨むと、緊張してしまって実力が発揮できなかったり、ビジネスマナーを間違えたりしてしまう可能性があります。特に緊張しやすい人や、面接に不安がある人は、必ず練習しておいた方がよいです。

面接練習は何回するべき?

面接練習は、3回以上おこなうとよいでしょう。複数回おこなうことで面接マナーが身に付き、受け答えもどんどんよくなってきます。ただし、回数だけでなく質も大切です。改善せずに何回練習しても、面接は上手になりません。質を高めながら複数回練習を重ねてください。

面接練習は誰とするべき?

面接練習は就活のプロである就活エージェントや、大学のキャリアアドバイザーなど、たくさんの就活生を見てきた人にお願いするのが最適です。就活生同士で面接練習するのもよいですが、アドバイスが的確でなかったり、気になるポイントを言い出せなかったりする場合もあります。模擬面接サービスなどを利用して練習をしてみましょう。

この記事の監修者

監修者:廣瀬舞

廣瀬 舞

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。

就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。

また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している

~就活生へのメッセージ~

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