【就活】身だしなみが与える効果と男女別7つのポイント

就活において身だしなみが与える効果

就活における身だしなみは応募者の本質、そして企業への志望度が表れるといっても過言ではありません。身だしなみがどのような効果を与えるのか確認しましょう。

『身だしなみ』という言葉の意味

『身だしなみ』という言葉を国語辞典で調べると『外見だけを整えるのではなく身の回りについての心がけ。周囲に不快感を与えないように頭髪や衣服を整え、ことばや態度をきちんとすること。』と書かれています。つまり就活における『身だしなみ』は、言葉よりも先に就活生の印象を決定づけるメッセージとなります。

清潔感、健康感、調和

就活においての身だしなみは「清潔感」「健康感」「調和」の3つのポイントを相手に与えます。清潔感とは自分自身と衣服を清潔に整え、周囲の方に不快な思いをさせないようにすることです。

次に健康感とは、全力で仕事をするための準備ができているという印象を与えることです。仕事に熱中できるような印象を与えることが重要です。

最後に調和とは業界特性、企業の方針、仕事内容、年齢など様々なものと調和が取ることです。入社10年目の社会人がリクルートスーツのまま働くのはナンセンスですよね。

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キャリアプランナーから、身だしなみについてのアドバイスを実際に受けてみるのもオススメです。聞くのと見るのでは理解に大きな差がつくでしょう。

メラビアンの法則

身だしなみが与える印象について『メラビアンの法則』という法則があります。

『メラビアンの法則』とはアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した法則で、矛盾したメッセージが発せられたときに、人がそれぞれどのように受け止められるのか会話の内容、話し方、見た目や表情の三つの視点から考察したのです。

その結果一番重視されたのが、見た目や表情だったのです。つまり会話の内容や話し方も重要だが、それと同等に見た目や表情、つまり身だしなみも重要であるということが提唱されたのです。

男性編：7つの身だしなみポイント

男性が目指すべき身だしなみのポイントを紹介します。

ポイント1：髪

長髪・寝ぐせ・ぼさぼさした髪など、乱れた髪型はNGです。基本は、黒髪と短髪です。また整髪料を使うのはいいですが、清潔感は出るように心がけましょう。

ポイント2：スーツ

スーツは大きいサイズだと不格好に見える場合があります。迷った場合は店員などに相談しながら自分に合ったサイズを選びましょう。また、ジャケットの後ろに仕付糸は着用時には外す必要があります。ズボンはアイロンで折り目をしっかりと付けましょう。

ポイント3：ワイシャツ

襟元からTシャツなどが見えないように首周りのサイズが合ったものを選びましょう。面接の前日にしわになっている場合はアイロンをかけておきましょう。

ポイント4：ネクタイ

ネクタイの色はスーツとの相性を考えて選びましょう。

清潔さや真面目さをアピールしたいならブルー系、情熱さをアピールしたいならレッド系、親近感や協調性をアピールしたいならイエロー系、知的さをアピールしたいならグレー系といったように使い分けると良いです。また、面接前にネクタイが緩んだり、曲がったりしていないかを確認しましょう。

ポイント5：腕時計

時計はデジタル時計だと真面目に就活に取り組んでいない印象を与えてしまう恐れがあるため、アナログ時計で文字盤のサイズも大きすぎないシンプルなデザインを心がけてください。

文字盤の色を選ぶ際には白・黒・青から選ぶのが良いです。ベルトもシルバーやメタリック、革ベルトも黒か茶色を選ぶようににしてください。

ポイント6：ベルト

スーツや靴の色と合わせると選びやすいです。派手なものやブランドが分かるものを避け、シンプルなものを選ぶと安心です。

ポイント7：靴

靴は黒の革靴を選ぶようにしましょう。革靴の中でも『内羽根ストレートチップ』の革靴を選びましょう。紐のない『モンクストラップ』の革靴だとカジュアルな印象を与えかねないので避けるようにしましょう。

革靴は汚れやすいため、しっかりと磨いておきましょう。就活中はかかとのすり減りが起きやすいので注意が必要です。また、においは相手に不快感を与える場合があるため、ケアをしておくことが大切です。

女性編：8つの身だしなみポイント

女性が目指すべき身だしなみのポイントを紹介します。

ポイント1：髪型

髪の毛は清潔感のある髪型を意識してください。夏場など汗をかく場合は髪型が乱れやすいため、髪をまとめると安心です。

ポイント2：メイク

明るく好感が持てる印象を与えるメイクが良いです。つけまつ毛やカラーコンタクトなどで目元を強調しすぎるのは好ましくなく、健康的で自然なメイクを心がけてください。

ポイント3：スーツ

スーツは男性と同様に大きいサイズだと、不格好に見える場合があります。迷った場合は店員などに相談しながら自分に合ったサイズを選びましょう。スカートは膝がのぞく程度が最適な長さです。

ジャケットの後ろに仕付糸は着用時には外す必要があります。そしてズボンはアイロンで折り目をしっかりと付けましょう。

ポイント4：ブラウス

ブラウスのボタンは全てとめるか、第一ボタンを開けるのが一般的です。全てとめる場合は窮屈にならないよう首回りに余裕があるものを選びましょう。キッパータイプのブラウスは首周りにボタンがないので首周りが気になる人はスッキリとした印象になるためオススメです。

ポイント5：靴

靴はヒールの高さは3～5cmのパンプスが、疲れにくいのでオススメです。ヒールが苦手な人はストラップ付きのものを選ぶと歩きやすいです。

ポイント6：ストッキング

スカートを着用する際にはストッキングを履くことが一般的です。自分の肌に近いナチュラルな色のものが良いです。

ポイント7：腕時計

デジタル時計だと真面目に就活に取り組んでいない印象を与えてしまう恐れがあるため、アナログ時計の文字盤がサイズも大きすぎずシンプルなデザインを選んでください。

文字盤の色を選ぶ際には派手な色でなければ気にしなくても良いです。しかし、人気のあるピンクゴールドは光の反射次第でゴールドに見えてしまう可能性があるので、避けた方が良いです。

男女共通2つの身だしなみポイント

男女共通で気をつけなければならない2つの身だしなみポイントをご紹介します。

ポイント1：臭い

臭いも身だしなみの1つです。特に夏場などの汗をかく季節は男女ともに気を付けなければなりません。制汗スプレーや汗取りインナーなどの着用などの対策を練ってください。

タバコや香水の臭いにも注意してください。当日はタバコを吸わない、タバコのある環境に行かない、香水を使用しないなどを心がけて下さい。 また、食べ物の臭いにも注意が必要です。体内吸収による口臭への影響だけでなく、焼き肉など臭いが服や髪につくやすいものも就活や面接時には好ましくありません。

ポイント2：挨拶

挨拶も身だしなみの1つです。挨拶ができない、声が小さくて聞こえないといくら見た目の印象がよくても評価が下がってしまう可能性があります。

大きな声てハキハキと話すだけでなく、挨拶もしっかりしましょう。挨拶は最低限のマナーであり、できて当たり前のことです。面接の段階で挨拶ができない人は入社しても仕事を任せたいと思えません。信頼性を失われないためにも、挨拶はしっかりとするようにしてください。

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おわりに

就活においての身だしなみは非常に重要です。男性、女性別に意識すべき点が異なるためしっかりを確認をしましょう。また、男女共通で意識しなければいけない身だしなみも確認してください。

いくら高学歴や魅力的な資格、実績が書かれた履歴書を持っていっても身だしなみが良くなければ採用される可能性は低くなります。 普段から身だしなみを意識して、面接官に好印象を与えましょう。

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