体育会系企業の特徴8選|向き不向きや就活への対策法も徹底解説
2024年10月10日
就活生 Aさん
体育会系企業が気になっていますが、他の企業との違いなどあるのでしょうか?
体育会系企業ならではの特徴があります。そのため、体育会系企業に向き不向きもあるので、受ける前にチェックしておくとよいでしょう。
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Aさん
そうなんですね、具体的に体育会系企業ではどんな人が向いているんですか?向いていない人の特徴も合わせて知りたいです。
わかりました。今回は体育会系企業について解説していきましょう。企業の特徴から向き不向き、さらには受かるための対策法などを紹介していきます。
キャリアアドバイザー 岡田
目次
体育会系企業とは?
体育会系企業とは、体育会の部活と同じように上下関係や礼儀を重視している企業のことを指します。
他にもチームワークや挨拶に厳しい、飲み会やイベントが多いといった、他の企業とは異なる特徴があります。
他の企業とは異なった環境や、イベントの多さから社員との距離感が近いことで、苦手意識を感じる人もいるかもしれません。
そのため、体育会系企業を志望する前にまずはしっかり企業の特徴を把握しておきましょう。詳しい特徴を次項より解説していきます。
体育会系企業によくある特徴
体育会系企業は他の企業とは異なった特徴がいくつかあります。特徴に対して苦手意識を感じる場合もあるかもしれないので、受ける前にしっかりと把握しておきましょう。
具体的な体育会系企業の特徴は以下の通りです。
以下で詳しく解説するので見ていきましょう。
スポーツ経験者が多い
体育会系企業にはスポーツ経験者が多くいます。スポーツ経験者は目標達成のための行動が取れたり、団体での行動に慣れています。
そのため、このような人が多く集まることで自然と会社の雰囲気も部活動やスポーツを行う環境と近いものになり、体育会系企業の特徴として構築されます。
スポーツ経験がなく、そのような雰囲気に慣れていない人は、もしかすると少し居心地が悪いかもしれません。
成果主義で、結果が重視される
体育会系企業の多くは成果主義を重んじているため、成績に応じて評価を決めています。
「実力で評価される」「インセンティブを採用する」などといった特徴があるため、経験が浅くても評価されるので、結果に結びつきやすいです。
早く成長したい人や、若いうちから実績を残したい人にとっては働き甲斐のある環境といえます。
一方、結果ばかりの環境にプレッシャーを感じる人にとっては難しい環境かもしれません。
チームワークを大切にしている
チームワークを大切にしているのも、体育会系企業の特徴です。
部活動でチームワークを大切にしてきた経験から、体育会系企業では力を合わせた方がよいものが生まれると考えるため、助け合いの気持ちが強い傾向にあります。そのため、業務も役割分担がきっちりされており、助け合う風潮が浸透しています。
一人で黙々と作業がしたい人にとってはあまり慣れない環境かもしれないでしょう。
ストイックな人が多い
体育会系企業はストイックな人が多いです。
体育会系企業に多いスポーツ経験者は、目標達成のためにストイックに練習を行っていたため、仕事にもそのストイックさを活かす人が多いです。
また、目標達成のために残業を惜しまないなど、自分を追いつめている人も多くいます。
自分を追い込む人の多い環境では残業が当たり前になる場合もあるので、企業の見極めが大事です。
上下関係が明確
体育会系企業では、部活のような上下環境を重んじる人が多くいます。「先輩の言うことは絶対」「先に入った人が偉い」などといった風潮である場合も多いでしょう。
部活経験から上下関係に慣れている人は違和感がないかもしれませんが、そうでない人は慣れない環境かもしれません。
上下関係が明確な企業についてより詳しく知りたい人は、以下のコラムも合わせてチェックしてみましょう。
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挨拶や礼儀に厳しい
体育会系企業では、部活で行っていたようなチームメイト内における挨拶や礼儀を重視することが多いです。
研修でも挨拶や礼儀について学ぶことがあるため、小さな声での挨拶や間違った礼儀作法をすると注意を受けることもあるでしょう。
部活で慣れている人はよいと思いますが、コミュニケーションを取るのが苦手な人は少し厳しい環境かもしれません。
飲み会やイベントが多い
体育会系企業では飲み会やイベントが多い傾向にあります。新入社員歓迎会や忘年会、新年会などはもちろん、売り上げ達成時などといったタイミングなどでも飲み会やイベントが開催されることがあります。
さらに企業によっては部活動を設けている場合などもあり、仕事がない日も集まることがあります。
社員との距離が近いのが特徴である一方、仕事とプライベートを分けたい人にとっては難しい環境かもしれません。
「本気」や「根性」といった精神論がある
「本気」や「根性」といった精神論があるのも、体育会系企業によくある特徴です。
体育会系企業では論理的な思考よりも、「本気でやればなんとかなる」「根性さえあれば大丈夫」といった精神論から業務を行うところが多いです。
ミスがあった場合も原因を分析するのではなく、「気合が足りないからミスをする」といった考えで解決しようとします。
体育会の部活を経験している人にとっては、部活の時と近い感覚で仕事ができるので、馴染みやすいかもしれませんが、論理的思考を重視している人には社風が合わないかもしれません。
体育会系企業が多い業界と特徴
体育会系企業が多く存在する業界があります。具体的な業界は以下の通りです。
なぜこれらの業界には体育会系企業が多く存在するのか。それぞれの理由と特徴について解説していきます。
自分の希望する業界に就職したい人は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」に参加しましょう。キャリアアドバイザーが将来のキャリアプランまで想定して企業紹介を行います。
商社
商社とは、材料やエネルギーなどさまざまな商材の買い手と売り手の仲介を行う仕事です。
そんな商社では、国内外でのやり取りが多くあることから、営業力が求められます。そのため、コミュニケーション能力が高く、ストレス耐性のある体育会出身者が重宝されることから、体育会系企業が多く存在します。
また、商社は上下関係が厳しいといった文化があるため、上下関係に慣れている体育会系出身者を集める傾向にあります。
不動産
不動産業界では、建物を売買するための営業や契約書の作成などを行います。
そんな不動産業界ではお客様の要望やニーズを的確に把握し、適切な提案ができるスキルが求められます。
体育会系学生にはスポーツ経験で培ったチームワークがあるため、相手のことを考えて行動できる力が兼ね備えられています。
また、集団生活や上下関係に慣れている体育会系は顧客との付き合い方が上手いことから重宝され、スポーツ経験者が多く集まるのです。
メディア
メディア業界では、テレビや新聞、雑誌などの媒体を活用し、幅広く情報を提供しています。
そんなメディア業界は業務時間が長く、ハードワークであることが多いです。
代表的なテレビ局では企画や撮影、編集など多くの業務を行っているため、仕事がとてもハードです。
そのため、体力に自信がある体育会出身者が重宝されます。さらに取材で国内外を飛び回り、上手く話すためのコミュニケーション力も必要なので、コミュニケーション能力が高い体育会系出身者が好まれます。
コンサル
コンサル業界は、役員や経営者などに対して事業の問題点や解説策を提示し、成長をサポートする仕事です。
顧客の要望に合わせて、スケジュール変更やトラブル対応をする必要があるため、行動力が求められます。また、提案がメイン業務になることで、プレゼンテーション能力や論理的思考力も求められます。
体育会出身者には、目標達成のための行動を取ることに長けている人が多く、またチームスポーツ経験から相手に物事を伝える力が長けている人も多いため、コンサル業界で重宝されています。
金融
金融業界は、銀行や証券会社など、顧客のお金を扱う仕事です。
銀行には歴史のある企業が多く、昔ながらの風潮が根強く強く残っており、「倫理観」や「コンプライアンス順守」の精神が求められます。
さらに企業の利益だけでなく、顧客にデメリットとなることも説明するので、誠実さも必要です。
体育会系出身者には、それらに対応できるスキルが兼ね備えられています。上下関係に慣れていることから、昔ながらの風潮に対応でき、戦いに勝利するために時にチームメイトに厳しい指摘をする経験があったことから、誠実さが兼ね備えられました。
そのため、金融業界では体育会系出身者が好まれ、多く集まられています。
広告代理店
広告代理店は、営業や企画、ライターなど多くの業務を行います。
広告代理店は休日出勤や残業が多いため、体力やストレス耐性がある人が求められます。また、広告運用者としての行動力も求められ、さらに多くの職種を1つにまとめる必要があることから、体力があり、チームワークに慣れている体育会系出身者が重宝されています。
IT
IT業界は、インターネットを活用してプログラミング、システム管理などを行います。
プログラミングやシステム管理には、細かなデスクワークが多いため、体力面と精神面の両方が求められます。
また、残業時間が多くなりがちな業界であることから、忍耐力やストレス耐性なども求められるため、それらに対応できる体育会系出身者は重宝されます。
ベンチャー・中小企業
ベンチャー・中小企業も体育会系企業が多い業界です。
ベンチャー企業とは、独自の技術やビジネスモデルをもとに、大企業では取り組みにくい事業に挑戦する、成長段階の企業のことを言います。そんな企業において、チャレンジ精神や行動力のある人材は大変重宝され、体育会系出身者にはそれらを兼ね備えた人が多いことから、多く集められています。
また中小企業においても、これから事業を大きくしていこうとしている企業の多くは勢いのある人材を求めているため、前向きで挑戦的な体育会系出身者が好まれます。
体育会系企業に向いている人の特徴
体育会系企業には様々な特徴があることから、向き不向きがあります。ここではまず体育会系企業に向いている人の特徴について解説していきます。
具体的な理由を以下で見ていきましょう。
スポーツ経験がある人
スポーツ経験者は礼儀や挨拶、上下関係が身についているため、体育会系企業に向いています。
また、チームワークを大切にしていることから集団での生活にも馴染みやすく、スポーツ経験で培った体力から多くの職種において対応できます。
スポーツをしてきた環境や部活動と雰囲気の似た環境で仕事ができるのは、双方にとってもメリットが多いです。
体力に自信がある人
体力に自信がある人も体育会系企業に向いています。
体育会系企業では、業務時間が長かったり、休日出勤などがあるケースが多いです。急な呼び出しなどの対応も求められるため、体力や行動力に自信がある人が重宝されます。
また、仕事内容によっては肉体労働もあるため、体力に自信がある人、体を動かすことが好きな人は体育会系企業に向いているでしょう。
ストレス耐性がある人
体育会系企業は多くの職種を兼務することもあり、業務負荷がかかる場合があります。
業務不可がかかると、パフォーマンスが落ちやすいです。しかし、ストレス耐性があれば、仕事のストレスを感じにくくパフォーマンスが下がらずに業務を行えるため、結果にも繋がるでしょう。
また、ストレス耐性のある体育会系出身者は、仕事を投げ出さない継続力も示せるので、選考で有利になります。
成果主義の企業に入社したい人
体育会系企業の多くは成果主義を取り入れており、結果を求めて行動できる人が求められるため、体育会系出身者が重宝されています。
企業によっては厳しいノルマが課せられる場合もあるかもしれません。そんなノルマに対して前向きに取り組み、達成する喜びを得るための行動ができる人は体育会系企業に向いているでしょう。
また、若いうちから結果を出したい、キャリアアップを目指したい人にも体育会系企業はオススメです。
体育会系企業に向いていない人の特徴
体育会系企業に向いている人がいる一方、向いていない人もいます。具体的に以下の人は体育会系企業に向いていないかもしれません。
それぞれ詳しく解説していきます。
定型業務を望む人
定型業務を望む人は体育会系企業に向いていないかもしれません。
体育会系企業は成長や成果を重視するため、予定外の仕事にも積極的に取り組みますし、残業時間が長くなることもあります。時には休日出勤を強いられる時もあるでしょう。
そのため、業務内容や時間が決められた仕事に就きたいと考える人には、体育会系企業には向いていません。
ワークライフバランスを重視する人
ワークライフバランスを重視する人も、体育会系企業に向いていないかもしれません。
体育会系企業は長時間労働や休日出勤が多い傾向にあるため、企業によっては仕事中心の生活になります。また、イベントごとも多いので、プライベートを大切にしたい人には厳しい環境かもしれません。
ただ、全ての企業がそうなわけではありません。ワークライフバランスを重視する企業も増えているため、企業の見極めが大切です。
ワークライフバランスを重視した企業を知りたい人は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」に参加しましょう。体育会系だけど、ワークバランスを重視された企業を厳選し、ご紹介します。
論理的に物事を考える人
論理的に物事を考える人も体育会系企業に向いていないかもしれません。
体育会系企業は、論理的に考えるよりも「とりあえず行動する」といった根性論を重視する企業が多いです。
そのため、効率よく働きたい人や考える前に行動することが苦手な人にとっては、働き方にストレスを感じる場合があります。
体育会系企業がすべて同じではありませんが、根性論よりも論理的に働きたい人は体育会系の企業は避けるとよいでしょう。
上下関係が苦手な人
上下関係が苦手な人も体育会系企業に向いていないかもしれません。
体育会系企業の多くは上下関係を大事にしているため、そのような環境にいなかった人にとっては理解しがたい部分も多くあるかもしれません。
スポーツ経験から上下関係に慣れていれば問題ありませんが、そうでない場合はストレスを感じやすいでしょう。
体育会系企業の特徴を見分ける方法
体育会系企業を目指しているのに、体育会系企業かどうかを見分けることができないと、企業選びに失敗してしまいます。
せっかく、目指したい企業があるのに、自分の希望と違う企業に就職すると、キャリアプランの変更を余儀なくすることになるでしょう。
では、体育会系企業を見分けるためには、どのような方法があるのでしょうか。具体的な見分け方を以下よりチェックしていきましょう。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
企業理念や社内イベントをチェックする
体育会系企業かどうかを見分けるために、企業理念や社内イベントをチェックしましょう。
体育会系企業は精神論を重視する傾向にあるため、企業理念に「根性論」などと書いてある場合や、「気合い」を感じる社風などでは体育会系企業である場合が多いでしょう。
また、イベントや飲み会などを頻繁に行っている場合なども体育会系企業である場合が多いです。
これらは企業理念や社内イベントなどから簡単にチェックできるので、企業HPや就活イベントなどから確認してみましょう。
会社説明会やインターンシップに参加する
体育会系企業かどうかを見分けるために、会社説明会やインターンシップにも参加しましょう。
会社説明会やインターンシップに参加すれば、社員や職場の雰囲気、業務への取り組み方がわかるので、体育会系企業かどうかを判断しやすいです。
また、精神論や残業時間の多さなどから体育会系企業には「ブラック企業」が存在する場合があります。それらを見極めるためにも、会社説明会やインターンシップに参加すると良いでしょう。
口コミサイトを確認する
体育会系企業かどうかを見分けるために、口コミサイトで評判をチェックするのもよいです。
口コミは、現役社員・元社員の意見を見ることができるため、どんな働き方であったか、評価はどうかなどを知ることができます。
また、社員になることのメリットやデメリットも把握でき、企業を選ぶ際の判断材料になるでしょう。
しかし、ネットの口コミは、匿名になっていることが多く、比較的悪いコメントが多くなるので、口コミサイトはあくまでも判断材料の1つとして考えることがオススメです。
OB・OG訪問を実施する
体育会系企業かどうかを見分けるために、OB・OG訪問も行いましょう。
OB・OG訪問をすれば、イベントの頻度や指導方法、朝の挨拶の仕方などを聞くことができるため、企業の特色を把握しやすいです。OB・OG訪問で聞ける話は実際に働く社員の生の声ということで、情報には信ぴょう性があり、企業を判断しやすいでしょう。
また、OB・OG訪問は企業の内部情報を知れたり、業界の知識が身につくので業界・企業研究にも役立ちます。
体育会系企業に受かるための対策法
体育会系企業の特徴を理解したうえで、「体育会系企業に就職したい!」となった場合には早急に対策をしていきましょう。他の企業と違う特徴があるからこそ、体育会系企業ならではの対策が求められます。
具体的な対策法は以下の通りです。
体育会系企業で自己PRする際の例文も合わせてご紹介します。それぞれ見ていきましょう。
なぜこの企業を選んだのかを明確にする
体育会系企業に受かるために、なぜこの企業を選んだのかを明確にしましょう。
なぜ体育会系企業がいいのか、なぜこの企業なのかを業界・企業研究などから明確にすることで、志望度の高さや熱意を面接を通してアピールしやすくなります。
この企業にしかない特色に魅力を感じた、自分の過去の経験が〇〇の業務で役立つと思ったなどと述べることができるとよいでしょう。
業界・企業研究を徹底する
体育会系企業に受かるために、業界・企業研究を徹底して行いましょう。体育会系企業ならではの特徴を把握したうえで、企業それぞれの特色を理解することが大切です。
どんな人材が求められ、どんなスキルが活かされるのかを知ることで、どのようにアピールしていけばいいのかが明確になるでしょう。
また、業界・企業研究を徹底することで、志望動機を企業の求める人物像に近づけられるため、内定を得られる可能性が上がります。体育会系企業の特徴があるからこそ、それぞれの企業の特色をよく理解することが大切です。
業界研究を行う際は、以下の資料を活用しましょう。
【就活対策資料】
簡単!業界研究ガイド
企業で活かせる強みを明確にし、アピールする
企業で活かせる強みを明確にし、アピールできるようにしましょう。そのためにも、まずは自己分析を徹底して行い、自分の強みを明確にします。
次に、前項の業界・企業研究より企業が求める人物像を把握し、活かせるスキルはないかを研究結果から考えます。
そして、それらをどう活かせるのかを具体的に述べてください。具体的に述べることで、面接官が入社をイメージしやすくなり、印象が良いです。
一般的にすごいとされる強みでも、受ける企業にとって意味のないものであれば、いくらアピールしても面接官には響きません。その企業だからそこ重宝される強みをピンポイントにアピールできるようにしましょう。
スポーツ経験を深掘りしておく
体育会系企業対策として、スポーツ経験を深掘りしておきましょう。
体育会系企業ではスポーツ経験者が好まれますが、ただスポーツを経験していればいいというわけではありません。スポーツ経験者を通してどんなことを学び、どんなことを得たのかを述べることで、自身をアピールすることができるのです。
そのため、スポーツを通して培った経験や身につけたスキル、挫折した際の対処法などを掘り下げましょう。勝敗の結果だけではなく、さらに深く掘り下げていくことで、スポーツ経験者としての強みをより明確にできます。
また、挫折経験も掘り下げることがポイントです。挫折経験というとネガティブな印象があるかもしれませんが、ネガティブなものに対してどう対処したのか、どう立ち直ったのかを知れば、成長の過程が明確になるため、プラス要素としてアピールできます。
キャリアアドバイザーを頼る
体育会系企業に受かるために、キャリアアドバイザーに頼るのもよいでしょう。キャリアアドバイザーに頼れば、体育会系企業に特化した支援をしてくれます。
体育会系企業は他の企業とは違う分、対策法も異なります。また、体育会系の企業かどうかを見分ける必要もあるため、対策としてやることが多くあります。
しかしキャリアアドバイザーに頼れば、それぞれの対策に特化したサポートをしてくれますし、企業紹介もしてくれるため、企業を見分ける手間を省くことができるでしょう。
体育会系企業に受かりたい、企業を紹介してほしいという人はキャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」に参加しましょう。体育会系企業に特化したサポートから企業紹介を行います。
体育会系企業で自己PRする際の例文
最後に、体育会系企業で自己PRする際の例文をご紹介します。体育会系企業に重宝される強みを意識して、参考にしてみてください。
私の長所は、部活動を通じて培った継続力です。
私は大学で卓球部に所属しておりました。入部時は周りのレベルについていけず、団体戦では常にベンチ外で応援をしていました。
しかし、そこで諦めずに練習を続けたことで、2年生の時には、主力選手として試合に出られるようになりました。
また、チームに貢献できるよう、プロからのレッスンを受けることで力をつけ、リーグ戦で全勝することができました。
この経験から私は継続力があることを確信したと同時に、社会人になってからも成長し続けることで、営業職として貢献できると考えております。
応募する際のポイントは、協調性や継続力、体力があることを示せるエピソードを語ることです。また、最後に企業にどう貢献できるかを伝えると良いでしょう。
体育会系企業を受けたい人はスポーツ経験をアピールしよう
体育会系企業に受かるためには、体育会系企業ならではの特徴を押さえ、どんなスキルが重宝されるかを意識しながら対策していくとよいです。
スポーツを経験していればそれだけで有利になるわけではありません。スポーツ経験を得て何を学んだのか、どんなことを身につけたのかなどをしっかりと述べられるようにしましょう。
また、ブラック企業に入社してしまわぬよう、企業の見極めも大切です。就活イベントや説明会などに参加し、企業情報をたくさん得るようにしましょう。
「スピード内定サポート」に参加しよう!
この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。