説明会後に座談会・懇親会が開かれる理由と質問例4つを紹介
2023年3月9日
会社の説明会に出席した後に座談会がひらかれたりしますよね。座談会に参加したことはありますか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
あります。自分以外の人は積極的に質問したりしていてすごかったです。質問がすぐに浮かんでいれば私も質問できたと思います…
説明会を聞いてすぐに質問を用意するのは難しいですよね。今回は座談会・懇親会が開かれる理由や、するべき質問4選・NGな質問3選を紹介しますので一緒に見ていきましょう。
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
するべき質問がわかれば次回からは積極的に質問できそうです!座談会・懇親会でよい印象を与え、内定を勝ち取ります!
質問のポイントをおさえて、ぜひ内定を勝ち取ってください!
キャリアプランナー 平崎
目次
どうして座談会や懇親会が開かれるの?
どうして座談会や懇親会は開かれるのか、就活にとってどのくらい大切なのかなど様々な疑問をお持ちではないでしょうか?ここではこれらの疑問を解決していきます。
座談会や懇親会とは
座談会や懇親会とは、会社説明会の後などに設けられるもので、社員へ直接質問が出来て、企業の雰囲気も知ることが出来る会のことです。座談会や懇親会が行われる時期やタイミングは企業によって多少異なる場合があります。
また、質問会の要素も持ち合わせており、先輩社員への質問を通じて、企業や仕事の内容をより詳しい情報を得られることが出来ます。
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座談会や懇親会を設ける理由
企業として座談会や懇親会を設ける理由は、より近い距離で学生を観察することが出来るからです。
座談会や懇親会中の学生の様子から志望度や志望動機を知りたいなど考えている場合も多く、それが今後の採用活動に活かされる場合もあります。
座談会や懇親会は選考に影響するの?
座談会や懇親会が直接選考に影響を与える可能性は低いですが、参加することで好印象を与えられる可能性が生まれます。
また、参加することで企業研究がはかどり、さらに会社の雰囲気も把握することも出来るため、参加することは学生にとっていいこと尽くしです。
座談会や懇親会前にやるべきこと
座談会や懇親会に参加する前は、企業のホームページや説明会で頂いた資料をしっかり読み、その中で分からないことを見つける作業をしましょう。 企業のことを知らないままでは有益な質問をすることは出来ませんので、しっかりと企業研究を行い、それでも分からなかったことを質問するようにしましょう。
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座談会や懇親会でするべき質問4選
先輩社員たちが答えやすい質問をするのがポイントです。 先輩社員たちの自己紹介や他の就活生たちの質問に対する先輩社員の回答を聞いて、その先輩社員に合った質問をするということが大切です。
質問1
座談会や懇親会でするべき質問1つ目をご紹介します。
「普段はどのようなお仕事をされていますか?」
普段の仕事内容に関する質問は、一番始めにする質問としては必須といっても過言ではありません。 まずは質問に答えてくれる社員の仕事内容を把握し、次の質問への道筋を作ります。
質問2
座談会や懇親会でするべき質問2つ目をご紹介します。
「仕事をするにあたって大事なことはどんなことですか?」
働く上で何を大事にしているかという質問は、学生として参考になる回答をもらえる場合があります。 質問される側の社員としても、学生側が自分自身に合った会社なのかをしっかりと見極めようとしているということが分かるため、好印象につながりやすい質問です。
質問3
座談会や懇親会でするべき質問3つ目をご紹介します。
「この会社を選んだ理由は何ですか?」
この質問をすると中には、「最初に内定を貰ったから」や「家から近いから」といったあまり参考にならない回答をされる場合がありますが、他の会社と比較した際の優位性を教えてくれる社員もいるので、聞いておいて損はない質問です。
質問4
座談会や懇親会でするべき質問4つ目をご紹介します。
「この会社で働く上で最も必要な資質は何ですか?」
企業は採用をする際に、求める人材像を定義しています。その人物像を把握することが出来れば、自己PRでその人物像に近い資質を持っているということをアピールすることが出来ます。
座談会や懇親会でNGな質問3選
質問の内容の中にはNGな内容もあります。もし質問をしてしまうと、入社に向けた意欲や仕事に対する姿勢を疑われてしまいます。 ここでは具体的にどのような質問なのか、ご紹介いたします。
NG質問1
座談会や懇親会でしてはいけないNG質問1つ目をご紹介します。
「あなたの趣味は何ですか?」
就活では無意味な情報ですよね。せっかく志望している企業で勤めている人と話せる機会で、プライベートの事を聞いても就活に関係がありません。
NG質問2
座談会や懇親会でしてはいけないNG質問2つ目をご紹介します。
「辞めようと思ったことはありますか?」
仮に答えてくれる社員の方が思っていても、これから入社するかもしれない就活生に対して言うとはあまり思いません。 「ずっと思っています」と答える社員がいる企業で勤めたいと思いますか?
このようなネガティブな内容の質問は、しないようにしましょう。
NG質問3
座談会や懇親会でしてはいけないNG質問3つ目をご紹介します。
「福利厚生や給与はどのようになっていますか?」
将来働くかもしれない会社であれば、福利厚生や給与に関して気になるのは当たり前のことです。 しかし座談会や懇親会でこれらの内容の質問をしてしまうと、「仕事に対してやる気はあるのか」と仕事に対する姿勢を疑われてしまう恐れがあります。
おわりに
座談会や懇親会は社員の方に仕事の実情について質問することの出来る貴重な機会です。採用に直接関係する面接とは違い、座談会や懇親会はラフな雰囲気で催されるため緊張感を失くしがちになってしまいます。 しかし、企業が採用活動の一つとして行っている以上、参加する際には面接に臨む時と同じ気持ちで挑むようにしましょう。
座談会や懇親会の振る舞いによって、良い印象を採用担当者に与えることが出来て、選考を有利に進めることが出来るかもしれません。
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。