早すぎはNG!面接のベストな到着時間と遅刻しそうな時の対処法を解説

 2023年3月27日

面接当日のタイムスケジュールで悩んでいるのですか?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

はい、行き方は予習して心配ありません。ただ、実際にはどれくらい前に到着したらベストなのかなと思って……

シミュレーションしてみないと、時間などの細かいスケジュールは立てにくいですよね。実は到着時間にもマナーがあります!

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

えっ、そうなんだ。到着時間にまでマナーがあるなんて。 受付が混んでいたり、部屋がわかりにくかったりしたら、と考え始めると、不安で仕方ないです。

面接を突破するためには、相手への配慮が大切です。今回は、面接の到着時間に関するマナーについてまとめています。これを読んで、適切な到着時間をマスターしましょうね!

キャリアプランナー 岡田

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何分前に着けばいい?面接のベストな到着時間

何分前に着けばいい?面接のベストな到着時間

面接には守るべきマナーがあり、それらマナーをしっかりと守れないと、内定に影響が出てしまう可能性があります。

面接は今後の自分の人生が決まる重大なもの。そんな面接でミスをしないためにも、適切な到着時間を確認しておきましょう。

建物には15分前、受付は10分を切った時間に取り次いでもらう

面接の到着時間は「会社に到着する時間」と「受付に着く時間」を分けて考え、会社に到着する時間は面接開始の15分前、受付には10分を切った時間に取り次いでもらいます

会社や建物によって受付までに距離があったり、無人受付という場合もあるので、受付まで歩くことや、受付にかかる時間を考え、「会社に到着する時間」と「受付に着く時間」を分けて時間配分をすれば、遅刻することを防ぐことができます。

面接に遅刻しないことが最優先となりますので、会社や最寄りに着く時間だけで時間配分をするのではなく、受付までのことを考えて行動しましょう。

面接の時間管理に限らず就活がうまくいかず、なかなか納得のいく活動ができない人も実は多いのです。 就活の最初から納得できるサポートを受けるため「再就活サポート」に申し込んではいかがでしょうか? 細かい疑問もしっかり解消できますよ。

早すぎもNG!早すぎる到着に抱く印象とは

遅刻しないことが最優先ではありますが、早すぎる到着も悪印象なので注意して下さい。なぜ早すぎる到着がNGなのか、その理由は「相手の仕事を中断させてしまう可能性がある」からです。

会社の人は面接時間までは通常業務を行っているので、学生が予定時刻よりも早くに着いてしまうと、自分の仕事を切り上げて学生に対応しなくてはならなくなります

また、面接の会場作りや準備などが完了していない場合もあるので、早すぎる到着は相手に手間をかけてしまうことになりますし、「相手への配慮ができない」と判断されてしまい、とても悪印象です。

時間を守ることは社会人になるにあたってできて当たり前のマナーですので、相手のこともしっかりと考えたうえで行動できるようにしましょう。

また、もちろん遅刻もNGですし、ギリギリの到着も印象がよくありません。ギリギリの到着は「アクシデントに対応できない」「時間管理ができない」といった印象を与えてしまうので、会場には15分前、受付には10分を切った時間に済ませられるようにしましょう。

到着前に確認すべきことと面接までの流れ

到着前に確認すべきことと面接までの流れ

面接は早すぎる到着も、遅すぎる到着もNGです。適切な到着時間から面接に備えましょう。ここから、適切な到着時間から面接までどのような流れで過ごせばいいのかを解説します。

面接は質疑応答しているだけでなく、会社に到着してからの姿、行動すべてをチェックされています。どんな場面を見られてもマイナスな印象を与えないよう、就活生らしい適切な過ごし方で面接に臨みましょう。

余裕をもって会社に到着する

駅から会社までどれぐらいかかるのかを考えたうえで、建物には面接会時時間の15分前に到着できるようにしてください。遅延などのアクシデントが起こる可能性もあるので、2,3本早い電車に乗ると安心です。

電車に乗っている間に企業のHPやESの内容などを再確認しておくと良いでしょう。また、駅から会場に向かっている間に心の準備をしましょう。過度な緊張は逆効果ですので、リラックスした状態で臨めるようにしておきます。

また、駅のトイレや建物に入る前に身だしなみを整えましょう。第一印象は面接においてとても重要なので、髪や服装、メイクなどのチェックをしっかりと行ってください。

10分を切ったら受付に取り次いでもらう

会社に到着後、10分を切る時間を目安に受付へと向かいます。会社によって有人受付、無人受付、受付がない場合とありますので、それぞれどのように取り次いでもらうのかを下記から確認しましょう。

■有人受付

受付に人がいる場合、まずは「おはようございます」「こんにちは」などといった挨拶をしましょう。挨拶の次に「面接を受けに来たこと」「自分の名前」「面接相手(アポイントを取った相手の部署・名前)」を伝えます。

【例文】

「本日△時に人事部の〇〇様と面接の約束をさせていただきました[氏名]と申します。お取次ぎお願いいたします。」

■無人受付

無人受付の場合は内線電話、インターホンなどが備え付けられているので、それらを利用して担当者と連絡を取ります。伝えるべき内容は有人受付と同じです。

【例文】

「お世話になります。〇〇大学の[氏名]と申します。本日△時に採用担当の〇〇様と面接のお約束をしております。」

■受付なし

受付がない場合は、入り口近くにいる人に声をかけ、取り次ぎをお願いすることになります。その人は「受付が仕事ではない」ので、仕事を中断させ、他の仕事をさせてしまうことをしかりと頭に入れておきましょう。

【例文】

「お仕事中に恐れ入ります。〇時からの採用面接に参りました[氏名]と申します。お手数ですが、〇〇様にお取次ぎいただけますでしょうか?」

受付に人がいようといなかろうと、会社内に入ったらいつ誰に見られても困らないような振る舞いをしましょう。すれ違う人には大きな声で挨拶をしたり、笑顔で接したりなど、明るい印象を与えられるようにしてください。

もし、面接自体に苦手意識を持っているのなら「面接サポート」を受けるのもオススメです。

面接の基礎から模擬面接まで対応可能で、キャリアプランナーが適切にアドバイスします。 練習して気持ちに余裕のある面接を目指してください。

呼び出されるまで静かに待つ

受付を済ましたら案内に沿って静かに待機しましょう。控室や面接室の外など、待機場所は企業によって異なりますが、どんな状況でも“常に誰かにチェックされている”ことを意識しましょう。面接は、会場内に入ってからすでに始めっているのです。

また、携帯をいじったり、パンフレットを開いたり、一緒に待機している人と話したりなどもNGです。姿勢を正し、静かに指示があるまで待機しましょう。

すぐ連絡!面接に遅刻しそうなときの対処法

すぐ連絡!面接に遅刻しそうなときの対処法

面接は早く着きすぎるのもNGですが、遅刻も当然NGです。しかし、電車の遅延や急な体調不良などから、やむを得ず遅刻してしまうこともあるでしょう。そんなとき、どのように対応すればいいのでしょうか?

ここからは、面接に遅刻しそうな時の適切な対処法を解説します。遅刻は内定に大きな影響がでます。適切な対応で、少しでも印象をよくできるようにしましょう。

遅刻する可能性があるとわかった時点で「電話」で連絡をする

遅刻連絡は遅刻する可能性があるとわかった時点ですぐに「電話」で連絡します。企業は面接時間に合わせて準備をしているので、遅刻が確定した時点での連絡は遅いです。

また、メールでの連絡だと、すぐに気づかれない可能性があり、面接時間までに気付いてもらえなければ面接官を待たせることになって大変失礼ですし、無断で遅刻したのと同じだと捉えられる可能性もあります。

ですので、少しでも遅刻の可能性があると気づいたらすぐに“電話”で連絡をしてください。その際に伝えるべき内容や確認することなどを次項で解説します。

電話連絡時に伝えるべき内容と確認すること

遅刻連絡をする際は下記の内容を伝え、確認してください。

  1. 面接時間+名前
    →まずはじめに面接時間+名前を述べます。

  2. 遅刻する旨・遅刻する理由
    →寝坊、遅延、体調不良など、どんな理由であれ必ず正直に述べます。遅延の場合は、「遅延している線路名」も合わせて伝えてください。また、遅延証明書も忘れずに受け取ります。

  3. 謝罪
    →どんな理由であれ、誠意をもって謝罪してください。たとえ遅刻の理由が突発的な事故など自分に非がないと思われるようなときでも、必ず謝罪します。

  4. 到着予定時刻
    →謝罪後は、だいたいの到着時間を伝えます。このとき、時間に余裕をもって伝えておくと良いです。

  5. 面接してもらえるかどうか
    →最後に到着時間から面接に対応してもらえるかを確認します。たとえ少しの時間しか送れないとしても必ず確認してください、また大幅に遅れるとしても自ら「面接辞退」しないようにしてください。

大幅に遅れることで面接に対応してもらえないことや、少しの遅刻でも面接に対応しないとしている企業などもあるので、必ず到着時間から面接に対応してもらえるのかを確認して下さい。

そして繰り返しになりますが、たとえ大幅に遅れるとしても「間に合わないので今回は面接を辞退させてもらいます」など、自ら面接を辞退するようなことをしないでください。面接できるかどうかを判断するのは企業側です。

面接開始時と終了時に「謝罪」と「感謝」を述べる

電話連絡後、面接をしてもらえることになったら、面接開始時と面接終了時に「遅刻してしまったことへの謝罪」と「面接に対応してくれたことへの感謝」を述べてください。

深く頭を下げ、誠意をもって謝罪しましょう。また遅延証明書は面接開始時の謝罪のタイミングで渡します。

また、面接後には改めてお詫びの手紙を送ることで、あなたの誠意を表すことができるのでオススメです。メールでもOKですが、手紙の方が好印象なのでキャリchでは手紙をオススメします。手紙、メールどちらにせよ、3日以内に送るようにしてください。

【例文】

件名:面接遅刻のお詫びと面接のお礼

株式会社○○
新卒採用担当 △△様

○○大学の□□と申します。
先日は面接の機会をいただき、ありがとうございました。

当日は貴重なお時間をいただきながら、電車の遅延によりお約束の時間に間に合わず、大変申し訳ございませんでした。ご多忙にもかかわらず面接時間を調整していただき、ご対応くださったことに、心より感謝しております。

今回、△△様のご厚意で面接していただくことができ、直接お話を伺えたことで、ますます貴社を志望する気持ちが強くなりました。ぜひ、次回選考のご連絡をいただけますよう願っております。

末筆ながら、あらためて面接のお礼を申し上げますとともに、貴社の今後のご発展をお祈りいたします。

署名

遅刻しないための対策をしっかりしよう

遅刻する可能性がある場合はすぐに電話で連絡、面接後に手紙でお詫びなどをすることで評価を少しだけ回復させることができるかもしれませんが、そもそも遅刻をする時点で印象は最悪ですので、事前に遅刻しないようにしっかりと対策をしましょう。

寝坊が不安なら前日は早めに寝る、体調不良が不安なら前日はゆっくり休む、遅延が不安なら予定時刻よりも2,3本早い電車に乗る、道が不安なら事前に一回会社まで訪れるなどをすれば、遅刻対策はできます。

早くに受付を済ませるのはよくありませんが、会社付近にいる分には、近くのカフェや公園などで時間をつぶすことが可能ですので、早め早めの行動を心がけましょう。

せっかく準備が万端でも遅刻してしまえば評価はダダ下がりです。「遅刻しないこと」を意識し、適切な到着時間に向かいましょう。

おわりに

今後の人生を左右する面接では、質疑応答や身だしなみだけでなく、適切な時間に到着することも大切なことです。遅刻すれば当然イメージは最悪ですし、早すぎてもギリギリでも印象はよくありません。もし遅刻や早くに到着してしまった際は、適切な対応を取りましょう。

遅刻や早くに到着してしまうことであなたの印象を悪くすることは確かですが、電話連絡や謝罪の姿勢など、やり方次第で印象は大きく変わってきます。もし、電話や謝罪といった遅刻への対応に自信がない人は、就活エージェントなど、就活のプロに指導してもらうのがオススメです。

就活エージェントは企業の採用担当者とやり取りしているので、企業側の意見を踏まえた、適切なマナーを知っています。遅刻への対応だけでなく、面接や就活全般において就活生のよきアドバイザーにもなるでしょう。

キャリchでも、遅刻へのマナー対策や面接全般の対策、さらに内定獲得までのサポートを行うイベント「就活相談サポート」を開催しています。学生一人一人の悩みにマンツーマンで相談に乗りますので、ぜひ一度参加してみてください。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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