【就活】書類選考で使う証明写真の重要性と撮影場所の選び方
2023年3月24日
エントリーシートに貼る証明写真はもう撮影しましたか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
まだ撮っていません。写真館とスピード写真機のどちらかで悩んでいるところです。写真館はいい写真が撮れても高いイメージがあって……
確かに、どちらを選んでもメリットとデメリットがあります。納得のいく写真にしたい・できればお金をかけたくない・急いで写真を撮りたい、などの状況によって選べばいいですよ。
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
なるほど!じゃあ私の場合は、まだ時間があるからじっくり撮り直せてクオリティが高い方がいいかな。
いいですね。具体的な希望が固まれば選びやすくなりますね。今回は、証明写真の重要性や写真を撮る場所それぞれのメリット・デメリット を紹介します。
キャリアプランナー 平崎
目次
証明写真はどのくらい重要か
就活における証明写真は、書類選考の通過に大きく関わってきてしまう程、重要です。
証明写真が与える印象次第で通過の有無を左右する場合も考えられるでしょう。男女ともに清潔感のある人物かどうかを見られます。また、学生Aと学生Bのどちらに内定を出すのかを、証明写真を見比べながら考える採用担当者もいます。
面接を複数回していたとしても、履歴書に貼られている顔写真はその学生のイメージに直結するので、現代の就職活動において、証明写真は重要になってくるといえます。
したがって、証明写真の写りによって選考通過が左右されてしまう可能性があるので、写真で好印象を狙っていく必要があるのです。
スピード写真機で取ることの2つのメリット
お店のありとあらゆる場所に設置してあるスピード写真機は、便利な点が多くあります。就活生が、スピード写真機で取ることの2つのメリットをこれから紹介していきます。
メリット1:値段が安い
地域や機械の種類によって異なりますが、500~1000円程度で6~8枚を撮ることが出来るため、費用を安価に抑えることが出来ます。
スピード写真機は良心的な価格で手に入るので、就活生の皆さんにとっても金銭面の負担が軽くなるのが大きなメリットでしょう。
メリット2:すぐに手に入る
スピード写真機は様々な場所に設置されており、ほぼ24時間営業していることから、場所と時間を問わずに撮ることが出来ます。
急遽、どうしても証明写真が必要になった場合や、遠方の選考に参加する際など、安価かつスピーディーに証明写真を用意することが出来る点がメリットといえます。
証明写真を撮るときの注意点や疑問はキャリchの「就活相談サポート」でご相談ください。
写真に関する相談だけでなく、エントリーシートの書き方や注意点などを具体的にアドバイス!少しでも不安を解消して、自信を持って就活に挑みたい人は参加してみましょう。
スピード写真機の2つのデメリット
では反対に、スピード写真機の2つのデメリットはどのようなことがあるのでしょうか。これからご紹介していきます。
デメリット1:撮り直しができない
スピード写真機は値段が安い代わりに、撮り直しが1回または2回しか出来ないことがデメリットだといえます。また、身だしなみや表情、姿勢などを誰からもアドバイスしてもらえないため、全て自分で調整する必要があります。
そのため、納得のいく写真が撮れるまで費用を掛けて撮っていると、安価かつスピーディーに済ませるはずが、いつの間にか時間と費用が予想以上に掛かってしまうこともあります。
デメリット2:クオリティ面の問題
スピード写真機の種類にもよりますが、古く設置してある写真機で撮ってしまうと、写真の写りがあまり良くないリスクも生じてきます。
身だしなみを整えて、笑顔で撮ったにも関わらず、機械によってそれが反映されていないということになると、履歴書の書類選考の通過に影響が出てしまうかもしれません。
したがって、スピード写真機の機械によっても、クオリティの差が出てきてしまうリスクがあります。
写真館で撮る2つのメリット
就活で使う証明写真を、写真館で撮ってもらうという選択肢もあります。写真館でプロのカメラマンに撮ってもらうことの2つのメリットをこれから紹介していきます。
メリット1:納得がいく写真が撮れる
写真館では、プロの方に撮ってもらえるので、各個人に合わせた撮り方や、写真の加工などをしてもらえます。
また、見栄えの確認をしながら撮影を行うことができるため、納得のいく写真が撮れるまで、時間が許す限り撮り直しをすることも可能です。
メリット2:必要に応じて焼き増しができる
写真館では、撮影した証明写真を必要に応じて、枚数を追加・焼き増しすることが可能です。
近年では、紙で写真を出すだけでなく、焼き増しやWEB上でも利用できるようCD-ROMなどで写真のデータも一緒に貰うことが出来ます。(写真館によっては別料金のケースもあります)
証明写真で選考通過が左右されてしまうので、撮る場所や身だしなみに工夫が必要です。
キャリchの「就活相談サポート」では、そんな写真に関する相談だけでなく、エントリーシートの書き方や注意点などを具体的にアドバイス!万全の体制で就活に挑みたい人はぜひご参加ください。
写真館で撮る2つのデメリット
では反対に、写真館で撮る2つのデメリットをみていきましょう。
デメリット1:値段が高い
自動証明写真機と違って人の手間が掛かるため、費用としては必然的に高くなります。大体20~30枚で10000~20000円と、機械で撮る事と比較すると大幅に費用が掛かります。
写真のクオリティが高い分、価格もそれなりにかかってきてしまう事を覚えておきましょう。
デメリット2:一定の時間がかかる
また写真を撮る店舗側のスケジュールなどの調整もあることから、事前に予約をする必要があります。
予約のタイミングによっては、自分が思った日付や時間に撮ることが出来ないなどのケースもあるため、写真館で照明写真を取る場合は早目に予約をしなければなりません。
基本的に当日に仕上がる場合が多いですが、写真館によっては写真の仕上がりが翌日以降になってしまう可能性もあります。
就活にはどちらが有利?
スピード写真機と写真館のそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきましたが、基本的にはどちらでも大丈夫です。
しかしながら、書類審査のある企業や、写真をきれいに写りたい場合、プロのカメラマンがいる写真館で撮ることをオススメします。
ひとりひとりに合わせた加工をしてくれますので、企業の採用担当者が履歴書を見た際に、好印象を与えることができるでしょう。
就活の証明写真を撮る際の基本的マナーは
男女共に原則的に自分の顔がはっきりと見えることが証明写真において重要なポイントとなります。
髪型により顔が見えないと証明写真の意味を成さないため、最低でもこのポイントはしっかりと抑えておきましょう。
また髪色ですが、明るい色に染めている場合は地毛に近い色にしましょう。黒染めしないといけない訳ではないので、もともとの色が明るい場合でも無理に黒染めをする必要はありません。
男女別でその他気をつけるポイントについて、ここから詳しく紹介していきます。
男性編
ヘアスタイルについては、基本的に短くカットし清潔感のある髪型がベターです。
またスタイリングですが、短くカットした状態をそのままにするのではなくジェルやワックスなどできちんと整える必要があります。
- 前髪を眉毛より上にカットする
- こめかみが隠れないようにする
- もみあげの長さは出来れば耳までにする
- 襟足は極力襟に掛からない程度にカットする
以上の4点を抑えて、表情が伝わりやすく清潔感のある印象を与えていきましょう。
女性編
ヘアスタイルについては必ずしもロングヘアを一本結びにする必要はありません。顔がしっかりと見えることが重要なため、ショートカットやボブカットでも構いません。
またヘアアクセサリーですが、黒や茶などのシンプルなヘアゴムだけにした方が無難です。また、後ろに一本結びにする際は、襟足にも気を配りましょう。
おわりに
自動証明写真機と写真館は、それぞれメリット、デメリットが存在することがわかったと思います。
業界・業種によって、どのような証明写真にするべきなのかは異なります。したがって、そこを基準に証明写真を撮る場所を選定することがいいでしょう。
ただ、証明写真の見栄えが良くて損をすることは、どのような業界でもないといえるでしょう。
就活相談サポートに参加しよう!
この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。