就活は3年生からやろう!内定までの理想的な流れ・ポイント解説

 2023年3月16日

就活はいつ頃から始めようと考えていますか?

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

3年生の秋ごろから始めようかなって思っていて、まだ何もしていないです。

いきなり就活といわれてもどうしたらいいかわからないですよね。でも就活の準備をきちんとしておかないと、4年生の選考に間に合わない可能性があります。

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

そうなんですか?それはいやだな…。選考開始までに、具体的に何をしたらいいのですか?

大学3年生の秋ごろから始める就活準備の具体例と、内定までのスケジュールをみていきましょう。4年生になって慌てないためにも、参考にしてくださいね。

キャリアプランナー 平崎

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大学3年から内定までの就活スケジュールを頭に入れておこう

就活の流れ

就活の流れ(スケジュール)

就活を効率よく進めるためにはスケジュールをたてることが不可欠です。しかし、無理なスケジュールは心身共に負担になる上、良い結果には繋がりません。

上記の内定までのスケジュールを頭に入れ、自分の生活を考慮に入れた現実性のある計画を立てることが重要です。

ここでは一般的な就活スケジュールや具体的にどのようなことを行えばよいのかなどをご紹介しますので、参考にしながら自分なりの就活スケジュールを立ててみてください。

自己分析はできるだけ早く完了させておこう

自己分析はできるだけ早く完了させておこう

自己分析が行えていないと、業界研究・企業研究などの次のステップに進むことができません。なぜならば、企業、業種、社風などが自分に合っているかどうかの判断は自己分析なくしては不可能だからです。

自己分析が 行えていないということは、企業選びの軸が定まっていないということになるため、就活をどのように進めていくかの指針も定まりません。

本来、自己分析は就活が始まる前から、就活が終わるまで継続して行う必要があります。まだ自己分析を行ったことがない場合には 早急にとりかかるようにしましょう。

自己分析に自信が持てない人は、就活サポートを受けるのがオススメですよ。自己分析のやり方はもちろん、自己分析結果をもとにした企業選びのノウハウも伝授してくれます。

キャリchでも自己分析のやり方を無料で支援してくれるイベント「24卒就活サポート」を開催しているので、活用してくださいね。

大学3年のいまからやるべき主な就活項目は?

大学3年のいまからやるべき主な就活項目は?

就活の準備として行うべき主な項目は以下の通りです。

  • 自己分析
  • 企業分析
  • エントリーシートの書き方を把握しておく
  • SPI対策
  • OB訪問(大手企業を受ける場合)

就活がスタートした時点ですでに行っているものもあるかも知れませんが、もしもこの中でまだ行っていない項目があれば、ぜひスタートしてください。

就活の準備をきちんとしなければならない理由

就活準備に必要なそれぞれの項目の準備を行わなければならない理由、メリットを解説していきます。

【企業分析】
企業分析は自己分析の次に重要な項目であるといえます。企業分析によって、その企業を深く知る最も大きな判断基準となるのです。
また、就職後のミスマッチを防ぐほか、面接で自社の企業情報を尋ねられた際、きちんと的確に回答できることで、面接官に好印象を与えられるメリットがあります。

【エントリーシート】
エントリーシートは マナーを守り、的確に自分の意図が伝わる内容であることが重要です。
企業研究が不足している、目的や熱意がはっきり伝わらない、また立場をわきまえない発言などはマイナスとなるため、このような失敗を回避し、模範的なエントリーシートを完成させることは就活の第一関門突破のための大きなメリットであるといえます。

【SPI対策】
SPIテストは、学生の言語スキルや数学スキルを知る目安のため、90%以上の企業が取り入れています。そのためSPI対策を十分にしておくことは就活の準備には必要不可欠で、準備をしていることで高得点が取れる可能性が格段に上がる項目です。
学生がSPI対策に割く時間の平均は1日1時間ほどで、それほど大きな負担にはなりませんので空き時間などを有効活用しましょう。

【OB訪問】
近年OB訪問を行う学生は増加傾向にあります。OB訪問では企業説明会などで得られる情報とは異なり、より突っ込んだ正確な情報を得ることができます。
また、OB訪問で得た知識を、「OB訪問の際、〇〇様に御社の〇〇についてのお話を伺い大変感銘を受け、一層御社に入社したいという意欲をもちました。」というように、面接で活用できることも大きなメリットであるといえます。

項目別:ポイントと注意点は?

就活の準備が完了してない状態で、就活本番を迎えてしまうのは就活失敗につながってしまいます。「就活の準備の大切さ」「準備が不十分なことで想定されるリスク」「それぞれの項目の準備を完了しておくべき時期」をこれから解説していきます。

【企業分析】
企業研究をスタートするべき明確な時期はありませんが、できるだけ余裕をもって始めることをオススメします。
より効率的に進める場合は、自己分析を行ったあとにするのが最も望ましいタイミングです。自己分析をした後は、ある程度の志望企業の絞り込みができるため、漠然と始めるよりは時間をムダにせず進めることができます。
企業研究を全く行わずに選考に臨んだ場合、ESの志望動機に説得力がなくなったり的外れになるため、ESの段階で不採用とされるケースが多くなります。
運よく面接まで進んだ場合も、志望動機が明確答えられないなどのリスクが出てくる可能性があります。

【エントリーシート】
就活解禁後に慌てて作成するようなことがないよう、早めに準備を行い、就活解禁前には全てが整っているようにしておきましょう。ESの準備は、志望動機や自己PRなどをそれぞれ記載する箇所があり、作成には労力と時間を要します。
またESは、就活のスタートラインのようなものなので、決して手を抜いてはいけない項目です。慌てて適当に作成したESは、数多くの就活生のESを目にしている採用担当にはすぐに見破られ、不採用とされる可能性が高くなります。

【SPI対策】
SPIの対策とは、試験本番までに問題の形式に慣れる準備をしていくことです。SPIの問題は高度な専門知識ではなく中学生レベルの一般常識の範囲で、難易度はそれほど高いわけではありませんが、準備をしていたかしていなかったかで確実に得点に差が出ます。
就活が本格化すると他のことに時間を取られがちになるため、就活が解禁となるのが3月なので、その一か月前の2月までには始めるようにしましょう。また企業によってはSPIの合格ラインが異なるため、半年くらい前から傾向を探る準備をすることもオススメします。

【OB訪問】
OB訪問は、実際にその企業で働いている人の生の意見を聞いたり、社内の雰囲気を体感することができる重要な機会です。また、就活の志望動機を考えていく上で、具体性やリアリティーを持たせることに役立ちます。
また、その企業で必要とされている人材の資質を知ることで、企業に対するアピールもフォーカスが合ったものとなり、見当違いな自己PRを回避することができます。内容の濃いESの作成をするためには、OB訪問は4月中には終えておくことをオススメします。

インターン参加のメリットと注意点

インターン参加のメリットと注意点

インターンの参加の意味については、学生がインターンに何を求めるかによって変わってくるといえます。インターンには主に「1dayインターン」「プロジェクト・ワークショップインターン」「長期インターン」があり、夏のインターンに比べ数は少なくなりますが、秋にも行われています。

近年は学生の興味を引く目的で、イベント形式のインターンが増えつつありますが、自分の目的とあまりにも内容とはかけ離れたインターンへの参加は時間の無駄になります。

インターンの内容の違いと参加により得られるメリットを確認しましょう。もし志望企業が内定直結のインターンを行っている場合はぜひ参加しましょう。

1dayインターン

1dayインターンは主に企業説明会やセミナー形式で、企業側が学生側に自社アピールをする場という傾向が強いです。企業の特色が具体的に説明されるため、学生側にとっても企業情報の収集として役立ちます。

プロジェクト・ワークショップインターン

プロジェクト・ワークショップインターンは短期から中期型でグループワークやグループディスカッションを行いプレゼンをする形式です。学生側にとっては、就活のグループディスカッションの練習になるというメリットがあります。

長期インターン

長期インターンは就業型インターンで、実際にその企業の実務体験をする形式です。実務を行うことで実際に働くことのイメージができたりスキルが身につくといったメリットがあります。 長期インターンは企業によっては内定に直結する場合があります。

大学3年の今頃からエントリーシート(ES)を上手に書けるようにしておこう

大学3年の今頃からエントリーシート(ES)を上手に書けるようにしておこう

完成度の高いESとは、「企業研究が十分にされている」「志望企業の絞り込みがされている」「志望動機に具体性やリアリティーがある」という条件を備えたものです。

採用担当が、ESに書かれている内容を読み「この学生に会ってみたい」と思われるかどうかでその後の就活を決定づけるといっても過言ではありません。

ESを書くための準備が万端な場合も、もう一つの手段として、キャリアカウンセラーやOBに添削を依頼してみることもオススメします。添削してもらうことでESの書き方が上達したり内容の進化を期待できます。

先輩や仲間の話で情報を得よう

先輩や仲間の話で情報を得よう

インターネットや本など、自分で企業情報の収集をすることは非常に重要ですが、大学3年の秋頃からは、内定獲得をして就活を終えた4年生もいるため、身近にいる場合、積極的に先輩達の意見やアドバイスを受ける事が大切です。

志望企業や企業側が求める人材、社風など具体的な情報を得ることができる可能性があります。また、就活生同士の情報交換が非常に役に立ったという報告も多々あります。

情報に流され全てを鵜呑みにするのはもちろんよくないので、自分に役立つ情報を冷静に見極めながら、有効活用するように心がけましょう。

希望企業に知り合いがいない人は、就職サポートを受けるのがオススメです。数多くの就活生をサポートしてきたキャリアプランナーだからこそ知っている、企業の具体的な情報を教えてくれますよ。

キャリchでも、経験豊富なキャリアプランナーが企業のさまざまな情報を無料で教えてくれるイベント「24卒就活サポート」を開催しているので、活用してください。

大学3年秋からの就活を成功させるために就活エージェントを利用しよう

大学3年秋からの就活を成功させるために就活エージェントを利用しよう

大学3年秋からの就活を行う理由は、4年生になってからの就活に乗り遅れないようにするためです。余裕がある時期に就活の軸を定め、具体的な準備を行っておくことで就活を有利に進めることができます

しかし、3年のうちはまだ就職するということに対する実感がわかなかったり、どこからどのように手を付けてよいのかわからないが学生が多いのも現実です。そういう場合は就活エージェントに相談することをオススメします。

就活エージェントは就活のプロなので、学生が置かれている状況や心情から、「どのように準備をスタートしたらよいか」「どのような情報がこの学生には必要であるか」を分析し、的確なアドバイスをしてくれます。

キャリchでも、あなたに合った納得の企業からの内定を狙うためのイベント「再就活サポート」を開催しています。内定獲得のためのサポートはもちろん、企業の紹介なども行っています。本気で納得いく企業からの内定が欲しい人はご参加ください!

まとめ

就活の準備はできるだけ早めに取り掛かりましょう。インターン参加は企業分析、自己分析を入念に行い、志望企業の絞り込みができた後に検討してください。就職先の決断は人生において非常に大きな決断の1つです。

就活終盤になって精神的に追い込まれた状態では冷静な判断ができず、入社後にミスマッチが起こってしまう可能性があります。

また、様々なインターンに参加してみてから志望企業を決定したいという学生もいますが、その場合もある程度の方向性を絞った中での選択をオススメします。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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