4年の秋からでも内定は獲得できる!出遅れ就活生のための必勝法教えます
2023年3月23日
4年の秋になった今から就活を始めるのですか?今まで就活をしなかったのは、何か理由でもあるのでしょうか。
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
そうなんです。なんとなく最後の大学生活だから楽しもうと過ごしていたら、いつの間にか完全に出遅れてしまって……今から頑張ります!
厳しい言葉ですが、正直4年の秋では遅いです。普通は、もう内定を承諾して内定式に向けて準備する期間に差し掛かっていますよ。
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
え……企業もかなり限られますよね。公務員組や部活組も参戦してくるし、僕にはもう内定獲得の望みはないのでしょうか…。
弱気になっている暇があったら、一緒に動き出しましょう!今回は4年の秋から就活を始める人へ対策法を伝授します。本気で内定がほしいなら必見ですよ!
キャリアプランナー 岡田
4年の秋から就活を始めるのは遅い?
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、この時期から就活を本格化させる人も多いでしょう。しかし、いくら新型コロナウイルスによる影響があったとしても就活自体は既に始まっていたころを考えると、4年の秋から始めるのは遅いのではないでしょうか?
ここではそんな、4年の秋から就活を始めるのは遅いのか、また、4年の秋から就活を本格化させるのは新型コロナ以外にどのような理由があるのかを解説します。
4年秋から始めるのは正直遅い!
どんな事情であれ、4年の秋から就活を始めるのは正直遅いです。確かに新型コロナウイルスによる影響から全体的に就活が早期化されていますが、もともとは就活ルール廃止によって就活が早くから始まっていたこともあり、5月時点では例年を超える内定率でした。
またオリンピック開催によって、「オリンピックが開催される前に内定を出し終えておきたい」と考えた企業も多くあったことから、就活スタート時は早期化されている傾向がありました。
採用活動を早期化させた企業以外にも、例年通りのスケジュールで採用活動を行っていた企業も多くあることを考えると、9月ごろには多くの企業が採用活動を終えていることになります。
つまり、多くの企業において採用活動が終えていることを考えると、やはり4年の秋から就活を始めるのは遅いといえますし、厳しい就活になることを覚悟しなくてはならないでしょう。
4年の秋から就活を始める人の特徴は?
内定式を目の前に就活を始める人とはいったいどんな事情があるのでしょうか?4年の秋から就活を始める人はあなたにとって「ライバル」となりますので、ライバルの情報をしっかりと把握しておきましょう。
- 「公務員試験の手ごたえがなく、保険をかけるため」
→もともとは公務員を目指していたものの、試験などで手ごたえを感じられず、保険として秋採用をきっかけに民間企業を受けようとしています。既に就活をしていたことや、公務員を目指していたポテンシャルの高さなどを評価されることから、ライバルとして強敵です。 - 「部活動や研究が忙しく、就活に時間を充てられなかった」
→大会を終えた部活動組や、研究で忙しかった学生がひと段落することで秋から就活へと本格的に取り組みます。体育会学生や理系学生は新卒市場において人気が高いため、ライバルとして非常に強敵です。 - 「なんとなく就活をしていなかった」
→就活と本気で向き合えないまま気が付いたら秋を迎えていたパターンです。さすがにやばいと思い、秋採用をきっかけに就活を始めようとしているが、準備が万全じゃないことやライバルたちのことを考えると相当な覚悟が必要となるでしょう。ライバルとしては弱いですが、自分がこれに当てはまる場合には注意が必要です。 - 「コロナの影響によって秋から再スタートする」
→もともと就活をしていたものの、新型コロナウイルスの影響によって足止めされていた人が秋から再スタートします。志望する業界や企業によってこれまで就活ができなかったといい人がこのような理由で秋から就活を始めますが、出遅れていることには間違いないので相当な覚悟が必要でしょう。 - 「ほかにいい企業は無いかと探す人」
→中にはすでに内定があるものの、秋採用をきっかけに「他にいい企業がないか」と探す人もいます。もともと就活をしていたということで就活力がありますし、すでに内定を持っているほどスペックの高い学生ということで、ライバルとして強敵です。
4年の秋から就活を始める人には様々な事情がありますが、何度も言うように、どんな事情であれ「遅い」ことには間違いありませんので、相当な覚悟が必要となるでしょう。
ではそんな秋から始める就活、具体的に何がどう厳しいのか。次項より確認していきましょう。
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4年の秋から就活を始める厳しさと覚悟すべきこと
4年の秋から就活を始めるのはどんな事情であれ「遅い」といえますし、これからの就活は厳しいものとなることから相当な覚悟が必要となるでしょう。では具体的に4年の秋から就活を始めるうえで何を覚悟すべきなのか。
ここではそんな、4年の秋から就活を始める厳しさと覚悟すべきことについて解説します。これからの就活は「秋採用」となりますので、秋採用事情についてしっかりと把握しておきましょう。
企業数が限られるのに対して就活生が多い
秋採用では、春夏採用で集めきれなかった採用枠の穴埋めを目的に採用活動を行っていることから、企業数や採用枠が限られています。企業数が少なくなるのはもちろん、穴埋めが目的ということで、どの程度の人材を集めるのかは企業によって異なります。
募集人数が少ない場合には早い段階で定員に達してしまうでしょうし、人が集まり次第すぐに採用活動を終える企業もあることから、常にアンテナを張っておく必要があるでしょう。また、今年は新型コロナウイルスの影響によって採用活動を取りやめる企業もありますから、春に比べたら圧倒的に企業数が減ります。
それなのに秋採用では、少ない企業のわりに就活をしている学生が多いのが特徴です。先ほどもお話ししたように、部活や研究を終えた学生やあえて秋採用枠を狙って就活を行うなど、新規参入が多いのです。
そしてそんなライバルたちはどれも強敵ですし、強力なライバルたちと少ない椅子(採用枠)を取り合えるのは非常に厳しい戦いとなることがお分かりいただけるでしょう。
選考フローが短く、スピード勝負となる
秋採用では「内定式までに採用活動を終えたい」「卒業ギリギリまで採用活動をしたくない」という思いから選考フローが短かったり、一次面接と二次面接との合間の時間が短いといった特徴があります。そのため、就活準備や対策に十分に時間を充てることができず、またスピード重視の行動が求められます。
入社までの準備があったり、コストや時間がかかるという理由から選考フローを短くしている企業ですが、“採用の手間を省く”という意味ではありませんし、学生を見極めることに対しては春採用と変わりありません。そのため、採用の厳しさは変わらないのに対し、準備や対策にかけられる時間が短いことで苦戦する学生が多いのです。
また、前述でも述べたように秋採用では採用人数に達すればすぐさま採用活動を終えてしまうため、ライバル帯に先を越されてしまわぬよう、常にアンテナを張り、興味ある企業には積極的にエントリーしていく必要があります。
4年の秋から就活を始めるということで、これまで準備ができていたわけではないでしょうし、これからの短くスピーディーな採用スケジュールのもと強敵たちと戦うのは相当厳しいということを覚えておきましょう。
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コロナによる影響も受けている
これからの就活もまだまだ新型コロナウイルスの影響は受けることとなるでしょう。それにすでにこれまでに受けていた影響もいまだに継続されています。
具体的には、緊急事態宣言が解除されても感染拡大防止のために合同説明会や就活イベントは中止が続いていますし、対面による面接やインターンシップも少ないです。そして「オンライン」による就活も秋採用においても継続されるでしょう。
また、緊急事態宣言によって採用活動を一時停止していた企業が、1,2か月後ろ倒しになったことで一見企業数が多いように感じると思いますが、採用活動自体を停止している企業や「今年はもう採用しない」といった企業があることから混乱を招きやすいです。
そして今後も就活の形は例年までとは異なるでしょうし、企業の業績によっては採用を受け付けないとした企業が増えることも予想されます。対面による合同説明会や就活イベントも今後しばらくは難しいでしょうから、企業との接触機会の少なさで不安を感じることでしょう。
それに、緊急事態宣言によって動けなかったのは企業だけではなく学生もです。つまり、結局企業数が増えてもその分就活をしている学生も多いということで、少ない椅子を取り合うのには変わりないのです。
今からでも間に合う秋からの就活を成功させるコツ
秋採用は企業数が限られている割に活動している就活生が多いですし、今年は特に新型コロナウイルスの影響によってより厳しくなることが予想されています。ただ、そんな厳しい秋採用も“自分に合った企業”を見つけられれば十分に巻き返すことができます。
ではどうすれば自分に合った企業を見つけられるのか。ここではそんな4年の秋からでも就活を成功させるための秘訣についてご紹介していきます。
秋からでも間に合う企業の特徴を捉える
4年の秋から就活を成功させるためには“自分に合った企業”を見つける必要があります。そんな企業を見つけるためにも、まずは秋採用を行う数少ない企業の特徴を把握しておきましょう。
- 「学生に馴染みのないBtoB企業」
→BtoB企業は消費者に馴染みのない企業ということで知名度が低く、そのため春夏採用で人を集めきれなかったことで秋採用を行います。しかし、消費者に馴染みがなくても業界内で有名であれば給料や条件などに期待が持てるなど、実は優良企業が多いのが特徴です。 - 「ベンチャー企業」
→ベンチャー企業では即戦力となる人材を常に求めていることから、「優秀な人がいればいつでもほしい」という考えのもと、時期問わずに採用活動を行っている企業が多いです。通年採用でなくても内定辞退の補填として秋採用を行う企業もあります。 - 「大手企業のグループ会社」
→大手企業のグループ会社も知名度の低さから人材を集めきれず、採用枠を穴埋めするために秋採用を行います。知名度は低くても大手企業のグループ会社ということで、大手企業並みの手厚い待遇を受けられる場合もあることから、実は穴場物件です。
基本的には春夏採用で集められなかった採用枠の穴埋めということで、知名度の低い企業が多い傾向にあります。しかし、そんな知名度の低い企業も実は優良企業が多いですので、4年の秋から就活をする場合には広い視野から企業を見てみましょう。
また、秋から参入する学生を目的に初めから二次募集をするつもりの大手企業なども稀にありますので、興味がある場合には探してみましょう。
9月中に自己分析などのベース部分を固める
数少ない企業から自分に合った企業を探すために、9月中にはベース部分を固めていきます。具体的には自己分析から「自分」について理解を深め、自分がどの方向性に進みたいのかを意識しながら就活軸を定めていきます。
そして定めた就活軸に当てはまる企業を探していき、企業研究から「自分」との相性を図っていきましょう。ただ入りたい企業、好きな企業という基準から選ぶのはなく、「自分の強みが生かせるか」「将来像を叶えられる企業か」といった基準から判断していきましょう。
秋採用では予定人数に達した時点で採用活動を終える企業も多いですので、すぐに取り掛かれるようベース部分をしっかり固めておくことが重要です。また、ベース部分を固めておけば短い選考フローに対しても適切な準備と対策が取れるようになります。
そもそも1つ1つに長く時間をかけることもできませんから、効率的に就活をしていくためにも自己分析や企業研究から、どんな企業を目指すべきかを考えていきましょう。
改めて就活を再スタートする場合にも、改めて自己分析や企業研究から就活軸を見直してみてください。これまで就活をしてきたが駄目だった場合には自分に合っていない企業を選んでいた可能性がありますので、改めて就活軸を見直す必要があります。
就活を受けてく過程で課題を見つけて、選考のレベルを上げていく
4年の秋から就活を始める場合、準備に時間をかけることができませんので、実践を通して選考のレベルを上げていくことが得策となります。繰り返しになりますが、秋採用を行う企業は冬まで持ち込みたくないと考える企業が多いため、秋採用は選考フローが早い傾向にあり、実践で力をつけていくのが大切なのです。
しかしこれは「数打ちゃ当たる」ではなく、前述で固めたベース部分から企業を選ぶことがポイントです。ただでさえ企業数は少なく、時間も限られているわけですから、数打ちゃ当たるでは時間を無駄にしかねません。
ですから、自分のタメになる企業を受けることで就活力アップを図ります。たとえば、本命企業と同業他社などがいいでしょう。業界内での質問の傾向や雰囲気を知れるため、効果的です。また、実践を積むことで本番の雰囲気にも強くなれるため、本命企業においても本領を発揮しやすくなります。
このように、実践を積む過程で課題を見つけ、レベルを上げていくことが秋採用で内定を勝ち取るための必勝法です。しっかりと自分が選ぶべき企業を選んだうえで場数を踏んでいき、効率的に就活をしていきましょう。
早め早めの行動が大事だが、焦ってはいけない
秋採用は選考全体が早いため、早め早めの行動が大切ですが、焦って行動してもかえって内定を遠ざけてしまう可能性があるので注意してください。焦っていると判断力が鈍り、間違った選択をしてしまう可能性があるのです。
また、詰め詰めのスケジュールは体力的にも精神的にも参ってしまいますし、就活がうまくいかないのはもちろん、体調などを崩してしまえば元も子もなくなります。
それに無理なスケジュールは1つ1つの質を落としてしまう可能性があります。早く行動する=無理なスケジュールでも、手を抜いた準備でもないのです。大切なのは、1つ1つを丁寧にこなせるように行動していくことです。
一度にどれほどできるかは人それぞれですので、自分の中で質を落とすことのない範囲でスピーディーに就活していくことを心がけましょう。就活が早く進むからこそ、無理のない自分のペースが大切になります。
「就活エージェント」に頼ると超心強い!
企業数が限られていることや、スピーディーな選考と、これまでとは違った就活をしていく上では就活のプロを味方につけておくのが得策です。就活のプロである就活エージェントなら難しい秋からのスタートを支えてくれますし、内定率もグッと上げることができます。
どんな状況であれ、4年の秋から就活を始めるのは遅いです。それに今年の秋採用は例年とは違った形となることから、相当な覚悟と対策が必要となります。だからこそ一人で頑張ろうとせず、誰かの力を借りることも大切なのです。
キャリchでも4年の秋から就活を始める人に特化したイベント「出遅れ就活サポート」を開催しています。このイベントでは4年の秋から就活を始めるという「出遅れさん」や、秋をきっかけに就活をやり直したいと考えている「やり直しさん」のために全力でサポートします。
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おわりに
4年の秋から就活を始めるのはどんな事情であれ出遅れているのには間違いありません。それに今年の秋採用は新型コロナウイルスの影響によって例年とは異なることから、さらに厳しい就活になることが予想されます。
ですから、相当な覚悟が必要ですし、相当な対策もしなくてはなりません。まずはどのような企業が残っているのか、どのようなライバルがいるのかなど、秋採用の事情をしっかりと把握しましょう。
そして数少ない企業から自分に合った企業を見つけ出すために、自己分析や企業研究から就活軸をしっかりと見直し、選考を受けることで就活力を身に付けていきましょう。そうすれば難しい4年秋からの就活も乗り越えられるでしょう。
また、就活エージェントに頼ることでグッと内定率を上げることができます。就活エージェントは就活のサポートはもちろん、非公開求人などを教えてくれます。キャリchでも4年の秋から就活を始める人のためのイベントを開催しているので、ぜひ気楽にご参加ください。
出遅れ就活サポートに参加しよう!
この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。