11月に内定がない人必見!今から内定を獲得する秘訣と採用企業をご紹介
2023年3月22日
就活を頑張ってきたのに内定が0だと落胆しますよね。
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
はい。コロナのせいにしたいけど、それでも内定をもらっている人はいるので、自分に問題があるような気がしてます。
なるほど。確かにコロナの影響で思うように就活ができず、11月になっても内定がない人は多いようです。でも、このまま卒業を迎えるわけにはいきませんよね!
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
この時期に内定がないのはかなりマズイ状況じゃないでしょうか?
厳しい状況ですが諦めないでください!11月から内定をもらう秘訣を解説します!
キャリアプランナー 岡田
目次
11月に内定がない状況と就活の厳しさ
本来であれば内定式に参加し、入社までの貴重な学生時間を楽しんでいるであろう時期に「内定がない」というあなた。この状況は実際どれほどまずい状況なのでしょうか?
また、内定式も終えた11月に採用活動をしている企業はまだあるのか。ここではそんな11月に内定がない状況のまずさと、これからの就活の厳しさについて解説します。
11月に内定がない学生は3割程度いる
10月に内定式が行われ、多くの学生が就活を終えているであろう11月。しかしそんな11月になんと約3割もの学生が内定がなく、就活を続けているというのです。
内定がない理由は様々で、単純に自分自身の問題の場合もあれば、一度は内定を手に入れたものの納得がいかないことで辞退し、就活を続けているという人もいます。
そして今年は新型コロナウイルスの影響により思うように就活ができなかったことでなかなか内定がもらえなかった場合や、企業側の都合により内定が取り消されてしまった人などもいました。
このように、様々な理由や事情によって11月時点でも3割もの学生が内定がない状態で就活を続けていますから、過剰に焦りを感じる必要はないといえます。
内定を取ることは可能だが、厳しい状況にはある
内定式を終えた時期ということで、内定獲得は厳しいように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。つまり、11月からでも内定を狙うことは十分可能だということです。
特に今年は新型コロナウイルスの影響から採用活動が長期化・遅延化している傾向にあるため、この時期でも採用活動を行っている企業が例年よりも多くあるため、内定を獲得しやすいでしょう。
しかし、春よりも企業数が減ってしまうことには間違いないですし、卒業まで時間が限られていますから、楽に内定を獲得できるわけではありません。確かに例年よりは内定が獲得しやすいかもですが、どれほど状況がよくなるかは“自分次第”で変わるのです。
ですから、時間や企業数が限られていること、そして状況に飲まれてしまわぬよう、これまでの欠点を改善し、自分を変える努力をしなければ、11月からの内定獲得は厳しくなることを覚えておいてください。
選択肢も狭まる可能性があることを覚悟する
例年よりも企業数が多いとされていますが、春よりも企業数が少なくなることには間違いないため、選択肢が狭まる可能性があることも覚悟しておかなくてはなりません。
特に今年は新型コロナウイルスの影響を大きく受けていますから、企業に限らず、業界全体で採用活動を停止している場合もあります。そして今後の経営状況によっても変化が起きることが考えられますから、急に募集を打ち切るといったこともあり得ます。
ですから、必ずしも自分が望む条件を全て満たした企業に出会えるとは限らないことを覚悟しておかなくてはなりません。妥協はよくありませんが、11月からの就活は広い視野から様々な選択するように意識しする必要があるでしょう。
11月になっても内定が決まっていないのは不安ですよね。コロナの影響などで、就活が長引いている就活生が多いようです。選択肢は狭くなり、競争率は日増しにあがっていきます。内定を勝ち取るのは、簡単ではないでしょう。そんな時こそプロの力を借りましょう。「就活相談サポート」では就活の悩みに的確にアドバイスをしてくれます。ぜひ活用してください!
11月なのに内定がない原因とは
11月でも十分に内定を狙うことは可能ですが、状況の厳しさは自分次第で変わります。当然ながら、これまで通りに就活をしてもうまくいきませんから、まずは自分の問題点について理解しなくてはなりません。
ここではそんな、これまで内定がもらえなかった原因について解説します。原因究明を行い、改善することで今後どう行動すればいいのかを理解すべく、しっかりとチェックしていきましょう。
自分に合っていない企業を選んでいる
内定がない原因として一番初めに考えられるのが「自分に合っていない企業を選んでいる」ことにあります。就活ではいくら企業数を受けたとしても、最終的に自分に合った企業を選べていないと内定を獲得することはできないのです。
また、学生が企業を選ぶように企業側も学生を選んでいるため、お互いに相性が良いと思える企業に出会うためにも、初めから自分に合った企業、つまり企業が求める人物像に自分が当てはまる企業を探すことが大切なのです。
そして、そんな自分に合う企業を選べていない原因が自己分析や企業研究不足にあります。自己分析によって自分への理解が浅く、自分の強みを活かせる企業を見極めきれていないのです。また、企業不足によって企業が求める人物像も理解できておらず、お互いに求める人材となりえませんでした。
これは「自分がしたいこと」を基準に就活している人にありがちな欠点です。就活における選択は自分がしたいことではなく、「自分にできること」を基準にした方がより相性の良い企業を見つけられるといわれていますので、自分の可能性をつぶしてしまわぬように今後は気を付けましょう。
面接において自分を存分にアピールできていない
面接、つまり自分を売り込む場において存分にアピールできない場合にも内定がもらえません。就活はいかに自分を売り込み、企業側に「欲しい」と思わせるかがポイントとなりますので、自分をアピールできない場合には今後も内定はもらえないでしょう。
そんな面接において存分にアピールできない具体的な理由は、自分・企業への理解不足と面接の不慣れです。自分のアピールすべきものが何なのかを理解していないことで空ぶったアピールをしていたり、企業への理解不足によって企業が求めている答えを答えられないでいるのです。
自己分析や企業研究不足は企業選びにおいても大事だと前述でもお話ししているほど重要なものですので、内定がもらえない場合には準備不足であることを自覚した方がよいでしょう。
また、面接の場に慣れていないことも自分を存分にアピールできない原因です。面接は大の大人でも緊張するものですし、緊張した状態で自分をアピールするのは難しいものです。そしてそんな緊張に屈してしまったことで、面接がうまくいかなかったのです。
いくら自己分析や企業研究が完璧でも、それを上手に伝えられなければ意味がありません。これまで面接に受からないのはすべての準備が万全でないと意味がありませんので、具体的に何がいけなかったのかをしっかりと見極めておきましょう。
そもそも受けている企業数が少ない
他にも内定がない原因として挙げられているのが、受けている企業数です。そもそも受けている企業数が少ないことによって内定率が下がってしまっている可能性があります。数打ちゃ当たるで選考を受けるのもよくありませんが、ある程度の駒数がないと内定を獲得するのは難しいのです。
また、就活では経験を積めば積むほど緊張がほぐれていきますし、緊張と上手に付き合っていければ面接でも力を発揮しやすくなります。あなたも一次面接よりも二次面接や三次面接の方が気が楽だったと思います。
しかし、受けている企業数が少なければ「ほぼ初めて」に近い状態で選考に挑む形となるため、緊張から思うように力を発揮できないのです。
このように、物理的な問題や経験値によるものによって内定がもらえるかどうかは左右されてきますから、これまで受けた企業数が少ない場合には今後は行動量を意識する必要があるでしょう。
11月に採用活動をしている企業の特徴と探し方
11月に内定がない原因は様々ですが、11月の就活事情においてはどれも厳しいものになります。特に「企業」はこれまでよりも数が減りますし、業界にも偏りがありますから事情を把握しておく必要があります。
ここではそんな11月に採用活動をしている企業の特徴と探し方について解説します。数少ない企業の中でより自分に合った企業を見つけ出すためにもしっかりと確認しましょう。
11月に採用活動をしている企業の特徴
多くの企業が内定式を行い、採用活動を終えているにも関わらず、11月のこの時期に採用活動を行っている企業はいったいどのような理由から活動しているのでしょうか。下記より具体的な企業の特徴と活動理由を確認していきましょう。
■ベンチャー企業
ベンチャー企業は創立年数が浅く、新しいビジネスを展開しているということで、即戦力となる人材を常に求めています。そのため、「いい人がいればいつでもほしい」という考えから、採用活動に期間を設けず、11月でも採用活動をしている企業が多くあるのです。
近年はIT事業の成長性が凄まじいため、IT事業に特化したベンチャー企業は将来性があることから、実は安定している企業が多くあります。
■BtoB企業を中心とした中小企業
多くの中小企業も11月に採用活動を行っています。その中でもBtoB企業が多いのが特徴です。なぜBtoB企業が多くあるのかというと、BtoB企業は消費者ではなく法人を相手にビジネスを展開しているからです。そのため私たちに馴染みがないということで知名度の低さから人手を集めきれずに、11月まで採用活動を続けているのです。
しかし、知名度が低いものの「業界内では有名」な企業が多く、成長性や安定性があることから優良企業が多く、実は狙い目企業とされています。
■大手企業のグループ会社
BtoB企業と同じように知名度の低さから11月でも採用活動を行っている企業が多くあります。また、大手企業のグループ会社ということで取引先が大きな会社も多いため、業績が安定している企業が多くあります。
そのことから優良企業が多いとされており、成長性があることから人手を求めている企業もあることから受かりやすい傾向にあります。
■通年採用している企業
ソフトバンクやユニクロといった通年採用している企業も受けることができます。しかしこのように通年採用している企業は大手企業が多いため、内定獲得は難しいのでこれだけに頼るのではなく、他の手段と併用してチェックしましょう。
上記からもわかるように、様々な理由から人手を求めている企業が11月に採用活動を行っています。基本的には会社のために人材を求めていますが、中には人の入れ替わりが激しいため、多くの人材を確保しておきたいというブラック企業も中にはありますので、見極める必要があるでしょう。
11月に採用活動をしている企業の探し方
11月に採用活動を行っている企業は春に比べて少なくなりますし、中にはブラック企業も紛れているため探し出すのが難しいとされています。では、具体的にどのような手段から企業を探し、その中から優良企業を見つけ出せばいいのか、その手段を下記より確認していきましょう。
■就活ナビサイト
リクナビやマイナビといった大手就活ナビサイトから今採用を受け付けている企業を見つけ出すことができます。手軽に簡単に企業を探し出せるため便利ですが、表面上のデータしか見れないため、ブラック企業かどうかを見極めるのが難しいため、他の手段と併用して利用するようにしましょう。
■冬採用に特化したイベントへの参加
冬採用に特化したイベントに参加することで、今採用活動を行っている企業を知ることができます。イベントに参加すれば直接企業を見ることができますし、企業側も“採用を目的“にイベントを開催しているため、採用に積極的です。自分の目で見て企業を判断できるうえに、採用にも積極的ですのでぜひとも参加してみましょう。
■就活エージェント
最も効率的でオススメな手段が就活エージェントです。就活エージェントは自分が企業に求める条件を伝えることで、自分との相性を図ったうえでぴったりな企業を紹介してくれるため、探す手間が省けるだけでなく、受かりやすい企業ということで内定獲得までスムーズに就活が行えます。
春のように採用活動を行っている企業が多くあるわけではないため、情報が集まってくることは少なくなります。そのため、イベントへの参加や就活エージェントなどの利用を積極的に行うことが大切になります。
内定に苦戦して焦る気持ちが日々強くなっていませんか?就活も後半戦に入り、内定枠を勝ち取るためには、今以上に研究と準備が必要です。内定が決まっていない原因はどこなのか?優良企業の見分け方はどこなのか?など、正しい視点を持たないと内定は遠ざかります。1人で悩まずに経験豊富なキャリアプランナーに力を借りましょう。「就活相談サポート」では1対1で分かりやすく説明してくれますよ。
11月から内定獲得を狙うための準備と秘訣
11月から就活ということで卒業までの時間が限られていることや、企業数や業界に偏りがあるため、やり方次第ではこれまでの就活よりは厳しいものになる可能性が高いです。そのため、11月からは改めて就活を成功させるための対策をし直さなくてはなりません。
ここではそんな、11月から内定獲得を狙うために必要な準備と具体的な対策法についてご紹介します。これまで内定がもらえなかったということは、これまでのやり方ではいけないということですので、改めてどう行動すべきかをチェックしていきましょう。
まずは今までに内定が取れなかった原因を究明し、改善する
まずはこれまでの就活を振り返り、なぜ内定がもらえなかったのか、その原因究明を行います。今までの就活において内定がもらえなかったのには様々な原因がありますから、冒頭でお話しした「11月なのに内定がない原因」を参考に、自分の原因について明確にしていきましょう。
そして明確にした原因の改善に努めます。これまでの通りの就活をしても内定はもらえませんから、“変わる覚悟”をすることが非常に重要なのです。そして実際に変わるための努力をすることが大切です。
自分に合っていない企業を選べていないのなら改めて就活軸を見直し、自分に合った企業とは何かを考え直す必要がありますし、面接で自分をアピールできない場合には面接練習に力を入れる必要があるでしょう。
また、これまでエントリー数が少なかった場合には今まで以上の行動量が必要となりますので、自分に必要な行動は何かをまずはしっかりと見極め、欠点の改善に努めましょう。
改めて自己分析を行い、就活軸を見直す
自分のこれまでの就活を見直したうえで次にすべきが、自己分析を改めて行い、就活軸を見直すことです。これはどのような原因においても必要な作業となりますので、しっかりと行ってください。
なぜ、どの原因においてもこの作業が必要となるのかというと、自己分析や就活軸は就活全ての“基盤”となるからです。自己分析が不足していると面接で思うようにアピールができませんし、就活軸がブレていれば自分に合った企業にも出会えないのです。
ですから、改めて「自分」についての理解を深め、自分の強みは何かを把握したうえで「自分の強みを活かせる企業はどこか」「具体的に強みをどう活かせるのか」などを考えたうえで、企業に求める条件と合わせて就活軸を見直しましょう。
自分に合う企業を探すための就活軸を定めることができれば、企業探しも楽になりますし、初めから相性の良い企業を選べれば面接においても自分をアピールしやすくなります。
自分を変える覚悟で行動し、実践を通して力をつける
内定がもらえない原因を改善する段階でもお話ししましたが、これからの就活では自分を変える覚悟で行動することが重要になりますので、覚悟を決めてください。
そのためにもしっかりと内定がもらえなかった原因究明を行い、改善のために行動しましょう。そして基盤となる自己分析と就活軸の見直しを行い、“実践を通して力”を付けてください。
これまでの失敗からつい慎重になってしまう気持ちもわかりますが、時間もありませんし、企業数も限られていますからダラダラしているとあっという間に新卒としての就活を終えることになってしまいます。
ですから、あまり慎重にならず気になる企業があれば積極的に選考を受けることが大切です。そして実践を通して力をつけていくことで内定に近づきましょう。たとえ本命出なかったとしても内定をもらうことができればそれが自信となり、次にもつながりますし、内定があるという安心感からリラックスした状態で就活を行えます。
ただし、場数を踏むために適当に企業を選んでも受かるはずもありませんので、数打ちゃ当たるではなく、就活軸に当てはまる企業を選ぶようにしてください。数打ちゃ当たるはかえって非効率です。
就活のプロの手を借りる
11月からの内定獲得を狙う際は限られた時間の中で行動量が求められることから、厳しく、そしてつらい就活になることを覚悟しなければなりません。そのため、そんな厳しい就活だからこそ「プロ」に頼ることをオススメします。
就活エージェントやキャリアセンターなどの就活のプロに頼ることで就活が格段にやりやすくなりますし、特に就活エージェントであれば一対一で対応してもらえるため手厚いサポートを受けられるため非常に心強いです。
数少ない企業の中からあなたが望む企業の紹介、面接に受かるための選考対策をしてくれる就活エージェントは厳しい11月からの就活において大変重宝されます。
キャリchでも11月に内定がなく、ちょっぴり出遅れてしまった学生のためのイベント「「出遅れ就活サポート」を開催しています。このイベントでは、あなたが望む企業の条件にぴったり合った企業の紹介から内定獲得のためのサポートを行っています。
一対一であなたと向き合い、厳しい就活を一緒に戦います。必ず満足いく結果とへと導きますので、ぜひともご気楽にご参加ください!
おわりに
今年は新型コロナウイルスの影響の影響もあり、例年よりも11月に就活を行う学生、そして採用活動を行っている企業が多い傾向にありますが、それでも春よりも厳しい就活になることには間違いありません。
また、そもそもこれまで内定がもらえなかったのにはあなた自身に問題があるわけですから、まずはその原因について究明し、そして改善しなくてはなりません。
ですからまずは11月からの内定獲得のための就活事情を把握したうえで自分のこれまでの欠点を改善し、そして内定獲得のために必要な行動を取れるようにしていきましょう。
また、厳しい就活だから就活エージェントを頼り、各自に内定獲得を狙うためのサポートを受けましょう。就活エージェントは必ずあなたの力になってくれます。
出遅れ就活サポートイベントに参加しよう!
この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。