すぐに内定が欲しい人必見！選考フロー短い企業狙いの最短就活法

すぐに内定を獲得することは可能なのか？

今年はコロナ禍の就活への不安から、「とりあえず今すぐに内定をもらって安心したい」「できるだけ早く就活を終わらせたい」と考える就活生が多いです。しかし普通は、エントリーから内定出しまでに2～3ヶ月かかりますよね。エントリー後にまずES選考や筆記試験があり、続いて一次面接、二次面接、三次面接と何度も何度も選考があって、そのたびに合否の連絡を待たされるためです。

すぐに内定が欲しいとはいえ、その期間を一気に短縮することなど可能なのでしょうか。まずはコラムの初めに、すぐに内定を獲得することが可能なのかどうかと、具体的にどれくらいの期間で獲得できるのかについてご説明します。

併せて、すぐに内定を出す企業の特徴もお話ししておきますので参考にしてください。

すぐに内定を獲得することは可能！

結論から言うと一般的な選考期間より短い日数で、すぐに内定を獲得することは可能です。確かに一般的な企業の採用選考には2～3ヶ月かかることが多いとはいえ、選考方法や内定の出し方はそれぞれの企業の自由ですから、選考期間が短い企業や夏前に内定を出し始めるももちろんあります。

加えて、内定出しまでの期間が長くなる原因は、日程調整や内定者の決定に時間がかかり、選考と選考の間に無駄な時間が空くことです。しかし中にはスピーディーな対応でとんとん拍子に選考が進み、あっという間に内定者が決まる企業もあります。

そうした企業を見つけ出して適切なアピールができれば、短期間ですぐに内定を獲得することは可能なのです。就活では必ずしも、長期間にわたり何度も何度も選考を受け長々と待たされないと、内定を獲得できないわけではありません。

実際キャリchがサポートした過去の事例でも、キャリアプランナーとの面談から最短一週間程度で内定を獲得することができています。企業によっては後日連絡ではなくその場で内定を言い渡す場合もありますから、面接から内定獲得にかかる期間で言えば、たった1日でも可能です。

すぐに内定を獲得できるかどうかは、企業の選び方と就活のやり方次第だと言えるでしょう。1つでも内定があれば、少なくとも「どこにも就職できないかも」という不安は解消され安心感が得られますし、自分にも内定を獲得できた事実が就活への自信につながります。安心感や自信は就活の成功に欠かせないものですので、たとえ結果としてその企業に入社しなかったとしても、内定は早い段階で1つは獲得しておいた方が良いです。

すぐに内定を出す企業の特徴とは？

採用選考に長い時間をかける企業が多い中、すぐに内定を出そうとする企業には、いくつかの特徴があります。採用選考には2～3ヶ月をかけるのが一般的ですから、それを短縮するのには、それなりの理由があるわけです。

これまでに内定を獲得しておらず今すぐに内定が欲しい就活生は、それが可能な企業を見分けるためにも、特徴を知っておいてください。

【すぐに内定を出す企業の特徴】

普通より短い期間ですぐに内定を出す理由としては、学力や文章力の高さよりも学生の人柄を重視し、筆記試験やES選考を行わずに全員面接するという企業があります。筆記試験やES選考を省けば、その分受付期間を設けたり合否を判定したりする時間がなくなり、面接が始まるまでの時間が大幅に短縮されるわけです。

また普通より短い期間ですぐに内定を出す企業には、直感で人材を決めているため、面接から内定決定までの時間が短い企業も結構あります。職種や企業によっては人に与える第一印象を重視し、瞬時に合否が決まる場合もありますし、人事の決定権を持つ人間が面接の場にいれば後日検討する必要もないです。

そうした企業では、面接のその場で内定を言い渡される場合もありえます。加えてすぐに内定を出す企業には、あまり選考に時間を掛けたくないために、面接回数を少なく設定している企業も多いです。

何度も面接するのは企業にとっても手間やコストのかかることですから、そもそも応募者がそれほど多くない場合は、何段階にも面接を分ける必要がありません。あまりに選考期間が短いと「誰でもいいのか？ブラック企業では？」と心配になるかもしれませんが、すぐに内定が出るからと言って必ずしもブラック企業というわけではないです。ただし、その可能性があるということは念頭に入れて、内定後にきちんと企業を見極めるべきでしょう。

すぐに内定を獲得するための3つの手段

今すぐ内定をもらうには当然選考に受からなければならないわけですが、たとえその企業への就活が上手くいったとしても、企業自体が選考に時間をかけるつもりだったらすぐに内定は出ませんよね。すぐに内定をもらいないなら、それ以前にすぐに内定を出す傾向のある企業を受ける必要があります。

しかし採用情報などを見ても「すぐに内定を出します」なんて書いてないですし、むしろそんなことが書いてあったら怪しいことこの上ないです。いったいどのようにすれば、そんな怪しげな企業に引っかからずに、すぐに内定を出そうとしている企業と巡り合えるのでしょうか。そこでここからは、23卒の就活ですぐに内定を獲得するための具体的な手段についてご紹介します。

就活エージェントに企業を紹介してもらう

今すぐに内定を獲得するには、すぐに内定を出すつもりのある企業を、就活エージェントに紹介してもらうのが一番効率的です。就活エージェントは企業と学生をマッチングさせるプロであり、契約企業の選考方法や好まれる学生の特徴を熟知しています。

そのため就活エージェントに頼れば、内定出しまでのスピードが早い企業を即座に見つけられ、企業探しの手間や時間が必要ありません。それだけでなく就活エージェントは学生の個性や希望条件を把握したうえで、それに合致し、なおかつその学生が最も受かりやすい企業を紹介してくれます。

さらには紹介した企業の選考に受かるための対策もサポートしてくれますから、効率よく就活力が上げられてなおさら内定を獲得できる確率が高くなり、不合格による無駄な就活の時間も省けるわけです。加えて就活エージェントは、日程調整などの企業との面倒なやり取りも代行してくれるので就活の流れがスムーズに進み、合否の結果もすぐに分かります。

そこで企業の感触が悪ければ、すぐに問題点を改善するための対策を指導してくれると同時に、滞りなく就活できるよう別の企業を探してくれるでしょう。つまりは就活エージェントに頼れば就活の上での無駄な時間を限りなく省き、効率よく就活力も上げられて、自分の希望に叶う企業からすぐに内定を獲得することができるのです。

餅は餅屋といいますが、就活でも就職活動のプロがいます。就活エージェントの力を積極的に借りて、短期間の内定獲得を実現させましょう。キャリchでは、最短で内定を獲得したい人に向けたイベント「スピード内定サポート」を開催しているので、就活エージェントの利用と合わせて活用してください。

選考直結イベントや対策イベントへの参加

選考直結イベントや対策イベントに参加するのも、すぐに内定を獲得するための有効な手段となります。選考直結イベントは、すぐに内定を出したい企業と、すぐに内定をもらいたい就活生とをマッチングさせる場です。合同説明会と同様に複数の企業が参加しますが、会社の説明だけでなく、選考までその日のうちに受けられるのが特徴となっています。

そのやり方は座談会形式だったり、グルーブワーク形式だったり、各社の説明会のあと個別に面接があったりなど、イベントによって様々です。そこで企業に高評価を得られると、ES選考や一次面接が免除になるといったメリットがあります。

基本的に選考直結イベントに参加する企業は、初期選考の期間を省いて、エントリーから内定出しまでの期間を短縮したい企業ばかりです。そのため選考直結イベントで様々な企業の説明を聞き、自分の軸に合った企業に出会えれば、すぐに内定を狙えます。

イベントによってはその日のうちに内定がもらえる場合もありますので、すぐに内定が欲しい就活生は、ぜひ参加しましょう。

選考フローの短い企業や競争率の低い企業を受ける

すぐに内定を獲得するための手段としては、選考フローの短い企業や競争率の低い企業を自分で探して受けるというのも1つの手です。企業によっては採用情報に選考フローの概略を掲載しているところもありますし、就活情報サイトなどで過去の選考について調べることができる場合もあります。

面接回数か少ないなど選考フローが短い企業は、その分内定までの期間も早いですから、そうした企業を自分で探してエントリーするのも良いでしょう。また事業規模に対して募集人数の多い企業や、あまり就活生に人気がなく競争率の低い企業も、選考を通過しやすいため短期間での内定獲得を狙えます。

ただしその場合には、募集人数が多い理由や就活生に人気がない理由に注意しなければなりません。なぜなら入社した社員が次々と辞めていくために、人手不足や不人気に陥っているブラック企業かもしれないからです。

もちろん募集人数の多い企業や人気のない企業すべてがブラック企業というわけではなく、事業拡大で人手を必要としている好調な企業もありますし、単に知名度が低いだけで堅実な経営をしている企業もあります。自分ですぐに内定をもらえる企業を探す場合には、そうした企業を見分けるために、しっかりと企業研究を行ってください。

すぐに内定を獲得するための準備と対策

すぐに内定を出したい企業と出会えても、必ずしも内定をもらえるとは限りません。すぐに内定が欲しいと言っても就活生がブラック企業を避けたいように、採用活動を短縮したい企業の方も、どんな学生でもいいというわけではないのです。

企業には採用活動で探している人物像がありますから、内定をもらうためには自分がそれにマッチしていなければなりませんし、マッチしていることを分かってもらう必要があります。つまり今すぐに内定を獲得するには、自分に合った企業を探し当て、なおかつ上手にアピールするための準備や対策が不可欠です。

ここからは、すぐに内定を出したい企業と出会えた時に確実に内定を獲得するための、準備と対策についてお話ししていきます。

就活軸を明確にし、企業研究を徹底して行う

23卒の就活ですぐに内定を獲得するためには、自分の就活軸を明確にしておくとともに、徹底して企業研究を行うことが大切です。内定が獲得できるかどうかは、自分と企業との相性によって決まります。「自分が企業に求める条件」がその企業に当てはまり、なおかつ「企業が求める人物像」が自分に当てはまらなければ、内定には結びつきません。

つまりは「自分が企業に求める条件＝志望企業」かつ「企業が求める人物像＝自分」という企業が、自分が内定を得やすい「自分に合った企業」です。すぐに内定を獲得するには、そうした自分に合った企業を選んで受ける必要がありますので、それを見つけ出すための就活軸をしっかりと定めておきます。

就活軸が曖昧だったり適切でなかったりすると自分に合った企業を探し出せませんから、自己分析からきちんと自分への理解を深め、自分の強みを活かせるような明確な就活軸を定めてください。また内定を得るためには自分が相性が良いと思うだけではダメで、上手に自分をアピールし、企業の方にも相性が良いと思ってもらう必要があります。

そのため就活軸に沿って自分に合った企業を選んだら、その企業に対して徹底した研究を行い、企業理解を深めましょう。企業理解が深ければ深いほど、企業の意向にピッタリ合ったアピールができ、自分と企業との相性の良さを示すことができます。その企業に対する自分の熱意を伝えるためにも、深い企業理解に基づく厚みのある志望動機が不可欠ですので、確実に内定を獲得するには徹底した企業研究を行うことが重要です。

説明会やイベントなどに積極的に参加する

すぐに内定を獲得するためには、その場でエントリーできる合同説明会や就活イベントなどへ、積極的に参加してください。すぐに内定を獲得するには自分に合った企業を選んで受ける必要がありますが、とはいえ、いつまでもただ企業情報を眺めているだけでは就活が進みません。

すぐに内定を獲得するには、自分に合いそうな企業があればどんどんエントリーしていって、内定に近づくための行動を起こす必要があります。それでなくても説明会や就活イベントは、様々な企業情報を得られる貴重な場です。その企業で働く人と直に接触し、書籍などの文字からでは分からない生の声や、それを自分がどう感じるかといった感覚的な情報も集めることができます。

それらは自分に合った企業かどうか判断するのにも不可欠な情報となりますので、結局のところ内定を得やすい自分に合った企業を探すには、直接的な接点を持たなければダメなのです。そういう意味で合同説明会や就活イベントでは、たくさんの企業とまとめて接触できますから、自分に合った企業探しが効率よくできます。

自分と企業との相性を上手にアピールして内定を得るための面接対策としても、直接的な接触から得られる情報は重要です。すぐに内定を得やすい自分に合った企業を見つけるためにも、その機会を逃さず確実にものにするためにも、その場でエントリーできる合同説明会や就活イベントに積極的に参加し、行動していきましょう。

就活一色になってしまい、しんどく感じる時もありますよね。キャリchでは、就活の悩み事を相談できるイベント「就活相談サポート」を開催しているので、ご活用ください。就活のプロがあなたの気持ちに寄り添った就活を実現してみせます。

サポートを受けながら常に並行して選考を受ける

今すぐに内定を獲得するためには、就活エージェントなどプロのサポートを受けながら、常に並行して選考を受け続けるのが最も効率的と言えます。新卒の就活生がなかなか内定を得られないのは、内定をもらえるはずもない自分に合わない企業を受けていたり、就活に慣れていないため上手にアピールできていなかったりといったことが主な原因です。

また企業探しやスケジュール管理にも慣れていないので、そうした原因で選考に落ちることで、すぐに持ち駒がなくなって就活が滞ってしまいます。内定率を上げるには、自分に合った企業をピンポイントに受けるというだけでなく、そこで上手にアピールするための就活力を上げることも不可欠です。

そのためすぐに内定を得るには、自分に合った企業をどんどん並行して受けていって就活に慣れ、経験からコツをつかんでいく必要があります。ただし何社も同時に選考を受けるとなると、その分スケジュール管理や準備が大変ですから、就活エージェントのサポートを受けると良いです。

就活エージェントに頼れば、就活生に代わって相性が良くなおかつ選考スピードの速い企業を次々と見つけてくれて、スケジュール管理もしてくれますから無駄な停滞期間が生まれません。加えて選考対策を手伝ってもらえるので内定の可能性が高くなりますし、選考後はフィードバックや改善指導も受けられて、効率的に就活力を上げていくことができます。

就活エージェントにサポートしてもらいながら選考を受けていけば、最短ルートで効率よく就活を進められ、苦労なくすぐに内定へたどり着けるでしょう。

後悔のない選択かを最後に必ず確認する

すぐに内定が決まっても、それが本当に後悔のない選択かどうかを、必ず最後に確認してください。早く就活を終わらせたいのは分かりますが、就職は今後の長い人生を左右する重要な決断です。内定がもらえたからと言ってすぐに飛びついてしまうと、自分には合わない企業を選んでしまったり、うっかりブラック企業に入社してしまったりといった間違いを犯す危険があります。

そんな企業に入社してしまったら、すぐに後悔して早期退職となるに違いないです。そうなればこれまで就活にかかったすべての努力が無駄になり、もう一度初めからやり直す羽目になります。しかも今はコロナの影響で就職が難しい時期ですから、早期退職者の転職はなおさら困難を極めるでしょう。

転職先が決まらないから辞めたくても辞められない、あるいは我慢できずに辞めてしまって、再就職に困るといった事態に陥りかねません。そんな風にならないためにはこの新卒の就活のうちに、きちんと自分が納得できる就職先を選んで入社する必要があります。

そのためすぐに内定をもらえても安易に飛びつくことなく、同業他社と比べたり就活軸と比べたりして、本当に自分が納得できる選択かどうかを慎重に見極めてください。もしも内定先に納得できないと思う場合には、内定を獲得してもすぐには就活を終わらせず、もっと自分に合った企業を引き続き探していくべきです。

おわりに

すぐに内定を獲得することは可能ですが、それにはそれなりの対策が必要となります。内定率を上げるには内定を得やすい自分に合った企業を探してピンポイントに受けるとともに、相性の良さを上手にアピールすることが大事です。

そのためには十分な自己分析と業界・企業研究によって自分に合った企業を探せる就活軸を定め、説明会や就活イベントからたくさん情報を集めなければなりません。また、すぐに内定を得たいなら積極的なエントリーを行って複数社の就活を同時に進め、経験から効率的に就活力を上げていく必要もあります。

それらを就活生一人で全部こなすのは大変ですから、就活エージェントなどのプロに頼ると、すぐに内定を獲得するためのサポートを受けられて心強いです。キャリchでも、すぐに内定を獲得するためのイベント「スピード内定サポート」を開催しているので、ぜひ参加してください。

このイベントではプロのキャリアプランナーが1対1で面談し、就活生の個性や希望に合わせて、選考期間が短くすぐに内定を狙える企業を厳選してご紹介します。それだけでなく紹介した企業との日程調整や、どのようにすれば選考を通過できるかといったアドバイスも受けられるので、就活生は楽して最短ルートで内定へ近づけるのです。

すぐに就活を終わらせるにせよ、引き続き就活するにせよ、まずは1社内定をもらって安心感と自信をつけましょう。それでなくてもコロナで就活しにくい状況ですから、すぐに内定を獲得するには、プロと二人三脚で進めるのがオススメです。

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