インターンの不安を解消!ついていけないときの対処法と事前対策

 2024年10月29日

インターンシップについていけない人の特徴は?対策法も紹介

advisor

キャリアアドバイザー 平崎

初めてのインターンシップの感想はいかがでしたか?

syukatsusei

就活生 Bさん

企業のことを知れたし勉強になったんですけど、周りの就活生のレベルが高すぎてついていけない部分がありました。

advisor

キャリアアドバイザー 平崎

インターンシップに来ている就活生は優秀に見えますよね。どんな点についていけなかったですか?

syukatsusei

就活生 Bさん

グループワークをやったんですが、周りの人の会話が高度で全然話についていけなかったんです。

advisor

キャリアアドバイザー 平崎

なるほど、それは企業研究することで解決できるかも知れません。このコラムでは、インターンシップについていけないときの対策法や対処法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

インターンシップで「ついていけない」と感じても大丈夫

インターンシップに参加して「ついていけない」という気持ちになったとしても、心配しすぎる必要はありません。なぜなら、最初からインターンシップに問題なくついていける人は、ごくわずかだからです。

インターンシップに参加すると、他の大学の学生と一緒に仕事を経験します。自分より高学歴だったりコミュニケーションが得意だったりする人と出会うと「自分とは違う」と感じて落ち込んでしまう可能性は高いです。

しかし、就活中はどうしても周りが優秀な人に見える傾向にあります。就活中はみんな自分をよく見せようとしているため、優秀な人ばかりに見えるのは当たり前なのです。

特に長期インターンシップには選考があるケースが多く、合格した人のみが参加しているため、基本的に優秀な人しか集まりません。

他の人から見るとあなたもすごいと思われている可能性もあります。インターンシップに参加した際は少しでも学びを得られることを目的にし、他人と比較しすぎないことが大切です。

インターンシップに参加して早期内定を目指したい人は「就活相談サポート」に参加しましょう。あなたの個性や希望に合わせて、インターンシップを開催しているオススメ企業を紹介します。自分に合ったインターンシップ先を探している人は、ぜひ相談してみてください。

インターンシップで周りについていけないと感じる理由

インターンシップで周りについていけないと感じる理由は、主に下記の3つです。

上記の理由について詳しく見ていきましょう。

話している内容がわからない

インターンシップで企業の担当者や周りの就活生が話している内容がわからないケースがあります。インターンシップでは、グループワークや就業体験を行うのが主な内容です。

たとえばグループワークで企業の新規事業について提案するミッションを与えられたときに、事業について詳しくないために周りの議論についていけず、理解できなくなってしまう可能性があるでしょう。

話している内容がわからなくても、発言を全くしない場合は積極性がないと判断されてしまうため、わかることだけでも発言する必要があります。しかし、周りの就活生に圧倒されてしまうと、自信がなくなって発言できなくなることもあるでしょう。

何を発言してよいかわからない

グループワークや就業体験中に、何を発言してよいかわからなくなることがあります。インターンシップでは自己紹介したり社員に質問したりする機会が多いです。その際に何を話してよいかわからず、積極的に発言する人を見るとついていけないと感じてしまう可能性があります。

また、周りの就活生が的を得た発言をして褒められるのを見ると、自分は何を発言したらよいのだろうと考えすぎてしまい、余計に話せなくなってしまうでしょう。

緊張しすぎてしまう

インターンシップで緊張しすぎてしまい、周りについていけないと感じることがあります。インターンシップでは企業の採用担当者や初めて会う就活生など、知らない人ばかりの空間です。

そのため人見知りしてしまい、うまく話したり行動できなかったりする人もたくさんいます。緊張しすぎてしまうと就業体験やグループディスカッションもうまくいかなくなってしまい、インターンシップ中に劣等感を感じてしまうケースもあるのです。

インターンシップは特殊な環境のため、緊張してしまう人もたくさんいます。しかし萎縮しすぎてしまうと採用担当者からも消極的な人材と判断されてしまうため、できるだけ普段の自分らしさを出す必要があるでしょう。

インターンシップで周りについていけないと感じるときの対策

インターンについていけないときは、以下の4つの対策を行ってみてください。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

なぜついていけないのか原因を考える

インターンシップについていけないときは、なぜついていけないのか原因を考えましょう。ついていけない理由は必ずあります。ついていけない原因を明確にすることで、具体的な解決法を探すとよいでしょう。

まずは、ついていけないと感じる理由を書き出してみてください。そして、その理由を解決するための対策法も一緒に書き出すのがオススメです。例を見てみましょう。

【ついていけない理由】
業界や企業分析が不十分だったから、グループワークでディスカッションについていけなかった

【対策】
次回はインターンシップ参加前に業界や企業の分析をしてから参加する

上記の例のように、どうしてついていけないのか、どうすれば解決できるのかを整理することで、自分に足りないことが明確になります。ついていけなかった理由だけでなく、どうすれば次回から改善できるのかも一緒に考えてみてください。

解決できる原因のみ対処する

自分に足りない部分がわかった後は、解決できる原因のみ対処しましょう。問題を全部解決しようとしても、自分の力ではどうしようもないことや、すぐに改善が難しいこともたくさんあります。例を見てみましょう。

  • 学歴が低い
  • アルバイト経験が足りない
  • 先輩の機嫌が悪い

今すぐに解決できないことや、自分だけではどうしようもできないことに時間と労力を使うよりは、できることだけに対処していく方が効率がよく改善できます。

積極的に発言するように心がける、業界について調べるなど、すぐに改善できる点のみを洗い出し、冷静に対処することが大切です。

自分に合った職種のインターンシップを探す

自分に合った職種のインターンシップを探すことも大切です。インターンシップについていけないと感じる理由の1つに、自分に仕事内容が合っていないということが考えられます。

たとえばコミュニケーションを取るのが苦手な人が営業職のインターンシップに参加すると、周りについていけないと感じるケースがあるでしょう。

人と話すのが苦手な人が、コミュニケーション能力が高い人たちに囲まれて仕事をすると、ついていけないと感じるのは当たり前のことです。

インターンシップについていけなかったときは、次回以降は違う職種を経験してみるのもよいでしょう。自分に合った仕事であれば、前向きに取り組めるようになります。自分の適性が見つかる可能性もあるので、ぜひいろいろな仕事にチャレンジしてみてください。

自分に合った企業を探したい人は「就活相談サポート」への参加がオススメです。一人ひとりの希望や適正に合った企業を紹介しているので、企業探しがうまくいかない人はぜひ参加してみましょう。

ついていけないと感じてもやりきる

インターンシップについていけないと感じても、やりきることが大切です。周りについていけないと感じても、現時点では至らない自分を認め、少しでも学びを得られるように努力すれば、そのインターンシップはよい経験になります。

ついていけないことを辛く感じてしまい途中で辞退してしまうと、企業からマイナスイメージを持たれる可能性が高いです。

企業は積極的な姿勢でインターンシップに取り組んでもらえることを求めているため、ついていけないと感じても一生懸命取り組んでいればよい印象を持ってもらえます。周りと比較しすぎずに、自分の今できる力を発揮するように努力しましょう。

インターンシップについていけないと感じがちな人の特徴

次にインターンシップについていけないと悩んでしまう人の特徴を紹介します。

以下で詳しく見ていきましょう。

積極性がない

積極的な姿勢がない人は、インターンシップについていけないと感じる場合があります。インターンシップでは、積極的に学ぶ姿勢が大切です。企業側も学びを得られる環境を整えてくれていますが、消極的な姿勢では学べることは少ないでしょう。

たとえばグループワークで発言しなかったり、先輩や他の学生と積極的にコミュニケーションを取らなかったりすると、採用担当者も「この人はやる気がないのかな」と思い、マイナス評価に繋がる可能性があります。

積極的に学ぼうという姿勢を見せている学生の方が、採用担当者も先輩社員も一生懸命教えてあげようと必死になるはずです。ついていけないからと消極的になるのではなく、ぜひ積極的な姿勢で発言や仕事に取り組むようにしてみてください。

言われたことしかやらない

言われたことしかやらない人は、インターンシップについていけなくなる可能性があります。前述したとおり、インターンシップでは積極的に学ぶ姿勢が大切です。

担当者から指示されたことしかやらない学生は、仕事についていけなくなるうえに、得られる学びも少なくなる可能性があります。

社会人になると、仕事の内容を全て指導されることは少ないです。自ら考えて動くことが求められます。そのため、言われたことしかできない人は、周りに置いていかれることがあるのです。

仕事についていけないだけでなく、周りからの評価も低くなるので、言われたこと以外でも必要だと思うことには積極的に取り組む姿勢が求められます。

アドバイスを受け入れない

アドバイスを受け入れない人も、インターンシップについていけなくなる可能性があります。自分のやり方に固執して周りの意見を聞かずにいると、インターンシップ期間中に成長ができず、周りの就活生についていけなくなることがあるでしょう。

人からのアドバイスを受け止め、改善する努力ができる人は成長できる人です。社会人の先輩はもちろん、周りの就活生からアドバイスされたことでも、素直にまず受け入れることを意識してみてください。

人と話すときに「でも」「だって」などの否定的な言葉から始めてしまう人は、気をつける必要があるでしょう。

就活のプロに自分の改善点をアドバイスしてほしい人は「就活相談サポート」に参加するのがオススメです。企業の目線を知っている就活のプロから、改善点を教えてもらえます。自分がどこを改善すればよいのかわからないという人は、ぜひ参加してみてください。

インターンシップで失敗してしまったときの対処法

インターンシップで実際に失敗してしまったときの対処法を紹介します。

以下で詳しく見ていきましょう。

迷惑をかけたら謝罪する

インターンシップで失敗して迷惑をかけてしまったときは、すぐに謝罪しましょう。失敗をごまかそうとしたり時間が経ってから謝罪したりすると、相手によい印象を与えません。

失敗を真摯に誤り、次回からの改善策も一緒に伝えるようにしましょう。学生のうちは失敗してしまって当然です。故意でない失敗は、社会人の先輩たちも許してくれるでしょう。ようにしましょう。学生のうちは失敗してしまって当然です。故意でない失敗は、社会人の先輩たちも許してくれるでしょう。

小さな失敗は気にしすぎない

インターンシップで失敗しても、小さな失敗は気にしすぎないことが大切です。失敗したことを気にしすぎて引きずってしまうと、その後の業務やグループワークにも影響が出る可能性があります。

また、本人は失敗だと思っていても、周りから見ると大したことではないと思われていることも多いです。たとえばプレゼンテーションのときに説明がうまくいかなかったと感じていても、聞く側からすると何も違和感がないということはよくあります。

周りは気にしていないのに、自分だけ気にして落ち込んでしまうのは意味がないことです。気にしすぎると本来の実力が発揮できなくなるため、失敗を深刻に受け止めすぎないように心がけましょう。

インターンシップに「ついていけない」を防ぐ方法

インターンシップについていくための事前対策を紹介します。インターンシップへの参加が決まったら、万全な準備をして臨みましょう。

以下で詳しく見ていきましょう。

インターンシップの詳細を確認する

インターンシップの案内が届いたら、詳細をよく確認しましょう。インターンシップの実施内容や持ち物を正しく把握しておかないと、必要な準備ができません。

たとえばグループディスカッションで行う内容が書かれていたり、簡単な自己紹介があるなどと書いてあったりした場合は、事前に内容を考えておくことで当日焦らずに済みます。

また、集合時間を間違えたり、忘れ物をするのは、絶対に避けたい事態です。確認不足による失敗をしてしまうと、焦ってインターンシップ中に実力を発揮できなくなる可能性があります。

実施内容を把握しておくことで、心の準備ができるうえに、内容によって対策ができるため、余裕を持って詳細を確認しておくようにしましょう。

インターネット環境を整える

インターンシップがオンラインで開催される場合は、本番になって焦らないように通信環境を整えておきましょう。当日になって通信環境が悪くうまく参加できないと、途中参加になったり音声が途切れたりすることで、インターンシップについていけなくなる可能性があります。

指定されたオンラインミーティングツールは早めにダウンロードし、事前に使ってみましょう

自己紹介を考える

インターンシップに参加する前には、必ず自己紹介を考えておきましょう。インターンシップの初めには必ず自己紹介を行います。

インターンシップの出だしでつまづくと慌ててしまうだけでなく周りからの印象もよくなくなってしまうので、事前に準備しておくとよいでしょう。

自己紹介で話すことは企業から指定されることもありますが、大学名や氏名などの基本的な情報や、普段勉強していること、インターンシップへの意気込みなどを話すのが一般的です。

自己紹介で話すことをあらかじめまとめておけば、当日焦らずに済みます。インターンシップで話す自己紹介が思い浮かばない人は、以下のコラムも読んでみてください。

関連コラム

【例文あり】インターンシップの自己紹介の例文と注意点を解説

グループワークの練習をする

インターンシップに向けて、グループワークの練習もしておくとよいでしょう。ディスカッションに苦手意識がある人はインターンシップ参加前に友達と練習したり、セミナーに参加したりして経験を積むことが大切です。

事前に練習しておくことで、当日も発言するタイミングなどがわかりやすくなります。グループワークの進め方を理解しないまま当日を迎えると、焦ってしまって議題についてもしっかり考えられないないケースがあるでしょう。

結果としてグループワークの時間が辛くなり、インターンシップについていけないと感じてしまう可能性があります。当日自信を持ってグループワークに参加するためにも、周りの人の力を借りてしっかり練習しておきましょう。

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グループワークが苦手な就活生のために上手に乗り切るためのコツを伝授します

業界や企業について調べる

インターンシップに参加するために、業界や企業への知識を深めておくことも大切です。グループディスカッションはもちろん、就業体験時にも企業への知識を踏まえた上で質問したり業務にあたったりすると、周りからの評価がアップします。

業界や企業についてしっかり調べると、わからないことが出てくるはずです。知りたいことはインターンシップ前にリストアップしておき、積極的に質問できるように準備しておきましょう。

業界や企業について調べるのは、四季報や企業のホームページ、新聞、ニュースなどを利用するとよいです。いろいろな媒体を使って、企業についての理解を深めてみてください。

「インターンシップについていけない」のを防ぐためにしっかり事前準備をしよう

インターンシップにはたくさんの優秀な就活生が集まるので、ついていけないと感じることもあるでしょう。ついていけないと感じるのは悪いことではありませんが、萎縮して消極的な態度を取るとマイナス評価に繋がる可能性があります。

インターンシップに参加する前には、企業研究を行なったり自己紹介を考えたりしておくと、当日焦るリスクを下げられるでしょう。しっかり対策して積極的な姿勢でインターンシップに臨んでみてください。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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