就活におけるスーツの選び方のポイントを男女別で紹介!
2018年1月9日
面接で何を着ていけばいいのか困った経験はありませんか?
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Bさん
はい…リクルートスーツを着ていくのですが、定番のスカートを選んだんですけど、正直パンツスタイルの方が好きで…でも就活だから無難なスカートがいいのかなと思って。身だしなみでは個性を抑えるべきなんでしょうか?
悩みどころですね。見た目で第一印象が決まるので、好印象を与えられる服装であれば問題ないですよ。
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Bさん
なるほど!「第一印象」や「見た目」が重要なんですね。どんな着こなしが好印象をあたえられるんですか。
自分にぴったり合うバランスがあるんです。今日はキャリアアドバイザーの私が、身だしなみに関する重要なポイントや、よい印象を持つ服装について詳しく解説します!
キャリアアドバイザー 岡田
目次
就活におけるスーツの選び方とポイント~男性編~
就活用のスーツを選ぶ際に重要なのは、社会人としてのマナーから外れていないかどうかです。 まずは男性用のリクルートスーツの選び方のとポイントをみていきましょう。
ポイント1:ブラックを選ぶと洗練された印象に!
リクルートスーツの主流はダークトーンのスーツです。上品かつスマートな印象を演出してくれます。また、自分の体にフィットした1着を見極める事も大切です。
サイズが合っていないと、だらしない印象になりマイナス評価に繋がる可能性もあるので注意が必要です。
ポイント2:ブカブカはNG!体に合った白シャツを選択!
面接スタイルの基本中の基本ですが、Yシャツの色は白を選びましょう。色シャツやボタンダウンシャツ、カラーシームが入ったシャツはNGです。
また、スーツ同様、肩と首まわりのサイズが合ったものが最良です。
ポイント3:ベルトはスーツとなじむ色にすると好印象!
ベルトはスーツと同色の物にしましょう。歩いたり座ったりするときにベルトは意外と見えるものです。
カジュアルなものやナイロン製は避け、バックルも目立たないものをチョイスしましょう。
ポイント4:ネクタイの結び目と長さのベストバランスをチェック!
ネクタイの結び目とYシャツの襟に隙間をつくらないようにギュッと締めましょう。第一ボタンが見えてしまう状態はNGです。
また、剣先(ネクタイの先)はベルトに重なるところがベストです。長すぎても短すぎても不格好なので気を付けましょう。
ポイント5:意外に見られる手先、時計!
意外とよく見られているのが手先です。爪の手入れをしていれば、清潔感を与えることができます。時計は飾りのないシンプルなものを選びましょう。派手なものはNGです。
ポイント6:自立バッグが便利!
立てかけなくても倒れないバッグがおすすめです。面接で椅子の横に置くときなど、自立しないバッグは不便です。サイズはA4書類が入るもので、色はシンプルに黒が望ましいでしょう。
就活で着用するリクルートスーツに悩んだら、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」に参加するのがオススメです。あなたの適性に合った企業を紹介するだけでなく、プロのキャリアアドバイザーが身だしなみやマナーに関する相談にも乗ります。
就活におけるスーツの選び方とポイント~女性編~
次に、リクルートスーツの選び方とポイントのレディーススーツ編を紹介していきます。
ポイント1:スーツの色
レディーススーツには、以下の2色がオススメです。
- 定番の黒色
- 賢く見える濃紺(ネイビー)
就活では上記2色が、見栄えのよいカラーです。当たり障りのない無難なものがいいという方は黒を選びましょう。また、どちらのカラーでも「無地」のものをチョイスしましょう。ストライプなどの柄物はNGです。
ただ、大学内や就活関係の講座を受講すると、ジャケットを選ぶ際「リクルートスーツは黒にしましょう」と指導されることが多いです。
ポイント2:何色までOK?女性の就活シャツの選び方
就活で着るシャツの色は「白」がいいでしょう。薄いピンクや水色などでも問題ないですが、就活では清潔感のある「白」が最も好まれます。
就活時の服装や身だしなみに悩んでいる人は、ぜひキャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」へ参加しましょう。あなたに合った企業を紹介するだけでなく、たくさんの就活生を見てきた就活のプロが些細な悩みでも丁寧にアドバイスします。
就活におけるスカートとパンツスーツのメリット・デメリット
女性のリクルートスーツ選びでは、スカートにするかパンツにするか悩む人も多いでしょう。
結論からいうと、スカートでもパンツでも、どちらを選んでも問題はありません。とはいえ、スカートを選んだ場合とパンツを選んだ場合では、就活時に与える印象が若干異なります。
そこで、ここでは就活におけるスカートとパンツスーツについてのメリット・デメリットを紹介していきます。
スカートのメリット
スカートのメリットは、第一印象で、女性らしい柔らかさや華やかな印象を与えられることです。
女性のスーツはパンツでもスカートでも問題ありませんが、一昔前は働く女性と言えば圧倒的にスカートでした。そのため面接官を務める40代後半~60代の役員・幹部クラスは、パンツよりはスカート姿の女性の方が見慣れています。現在もどちらかと言えばスカートを選ぶ就活生の方が多いので、目立たず無難だというメリットもあるでしょう。
スカートのデメリット
スカートのデメリットは、説明会や面接でイスに着席する際、姿勢に注意が必要なことです。背筋を伸ばして、脚はまっすぐにするというのはパンツスーツも同様ですが、スカートの場合は無意識に脚を広げると、とてもだらしない印象を与えてしまいます。
また、スカートの丈にも注意が必要です。起立した状態で、スカートが膝の真ん中あたりになる丈が、就活女子のスカートのジャスト丈なので、その丈に合うスカートを探さなければなりません。
パンツのメリット
パンツのメリットは、「しっかりしてそう」「落ち着いてそう」という印象を与えられることです。
パンツは、スカートと比べると「カッコイイ女性」という印象を与えます。学生時代から「しっかりしているね」や「大学生なのに落ち着いてみえるね」と言われた経験がある人はパンツスーツを着ると、頼もしい第一印象を与えることが出来ると思います。
また、パンツは活発な印象を与えることもできるので、「よく働いてくれそうだな」といういい印象を与えることもできます。
パンツのデメリット
パンツのデメリットは、スカートよりも少数派であるために「定番から外れている=目立つ」可能性も少なからずあることです。
ほかの就活生より目立つことは、覚えてもらいやすいというよい効果もありますが、浮いてしまったり悪目立ちしたりするリスクもあります。
そのため、人と違っても気にならない人はパンツスーツを選んでもまったく問題ありません。自分らしく、自信をもって就活できる方を選びましょう。
キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」には、女性のキャリアアドバイザーも多数在籍しているので、あなたに合った企業を紹介するだけでなく、女性目線で身だしなみなどの相談にも乗れます。完全無料で利用できるので、ぜひ気軽に参加してください。
男女ともにスーツが就活を左右する!
スーツ選びは、就活生が苦労することの一つです。どのようなスーツを選べばよいのか分からず、好ましくないスーツを選んでしまう就活生もいます。
スーツを選ぶ際に重要なのは、社会人としてのマナーから外れていないかどうかです。もし、マナーから外れたスーツを着て面接に臨むと、「この就活生は社会人になる気はあるのか」と面接官に不快感を与えてしまいます。
中には、目立って面接官の印象に残るようために、派手な柄や色のスーツを着てくる就活生もまれにいます。しかし、スーツに個性を表現する必要はありません。逆に、社会人としてのマナーが欠如している人物と評価されてしまいます。
就活の準備を始めた際にスーツを購入する時には、社会人としてふさわしいスーツを購入するようにしましょう。面接官はスーツで就活生の常識を見ます。そのため、自分が常識がある人物であることを示すことが大切です。
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この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。