就活でノーメイクは印象がよくない?面接や証明写真のメイク方法
2018年5月9日
何か悩んでいそうですね。どうしましたか?
キャリアアドバイザー 廣瀬
就活生 Bさん
面接や合同企業説明会に行くときのメイクをどうすればいいのか悩んでるんです。
顔は一番目につくところですから、就活中のメイクには悩みますよね。
キャリアアドバイザー 廣瀬
就活生 Bさん
わたしは化粧が苦手なんですけど、就活にノーメイクはよくないって本当ですか?
それは悩ましい問題ですね。では今回は、就活でノーメイクがよくないのかどうかと、面接や証明写真での対処法を紹介します!一緒に学んでいきましょう。
キャリアアドバイザー 廣瀬
目次
就活ではノーメイクも過度なメイクも避けた方が無難
普段あまり化粧をする習慣のない就活生の場合、就活にもノーメイクでよいのかどうか悩む人は多いでしょう。
結論からいうと、就活ではノーメイクも過度なメイクも避けた方が無難です。その理由を解説していきます。
就活でノーメイクは少数派
ノーメイクで就活するのが一概にマナーに反するわけではないですが、避けた方が無難だといえるでしょう。その理由は、メイクをしている女性の方が圧倒的に多いため、ノーメイクの女性が目立ちやすいからです。
以前は長年の慣習から、メイクは身だしなみの一部と考える企業が一般的でした。しかし近年は多様化が進んでいるため、女性に対してメイクを必須とする企業は減っており、ノーメイクが一概にマナー違反に当たるとは考えられていません。
とはいえ、就活の場にノーメイクの女性は多くないため、メイクをしている就活生の中にいると目立つのは確かです。
見た目でほかの就活生より目立つことには、メリットもデメリットもあります。デメリットが就活に及ぼすリスクを避けるために、ノーメイクではない方が無難というわけです。
過度なメイクも避けた方がよい
就活ではノーメイクだけでなく、行き過ぎた派手なメイクや過度な厚化粧も避けた方がよいです。就活で求められる清潔感を損ない、TPOに合わないと受け止められる可能性があります。
ラメ入りのアイシャドウや元の色と極端に異なる口紅、長く濃い付けまつげといった華美なメイクは、パーティーなどにはよくても就活にはあまり適しません。そのような就活生に対し、真面目で誠実な印象をうけづらいでしょう。
就活では清潔感を求める企業が多いですが、それには衛生的な意味合いだけでなく、隠し事のない清廉潔白なイメージも含まれます。そのため、元の顔を大幅に変えてしまうメイクには、あまりよい印象を持たない企業が多いのです。
オススメの就活メイク
就活の際はノーメイクでも過度なメイクでもなく、その中道をいくナチュラルメイクをオススメします。好まれる印象は業界や職種によっても異なるため、どちらかに極端によらない、中間的な選択肢を取るのが無難です。
ナチュラルメイクは、自然に見えるように作りこんだ化粧のことを指します。それに対してノーメイクは、一切手を付けていない状態のことです。
ナチュラルメイクは清潔感があり、印象をよく見せる効果があります。自分に合った清潔感のあるメイクを心がけましょう。
とはいえ、どこまでがナチュラルメイクと認識されるか難しい部分もありますよね。ナチュラルメイクのつもりが、ノーメイクだと思われてしまわないか不安もあるでしょう。
キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」では、就活生にマッチする企業を紹介するだけでなく、企業に好印象を与える身だしなみの秘訣も教えます。メイクの相談をしやすい女性のキャリアアドバイザーも多数在籍しているので、ぜひ活用してください。
就活で好印象なナチュラルメイクのやり方
ナチュラルメイクをする際に最低限必要なのは「スキンケア」「ベースメイク」「リップ」「まゆげ」です。
この4点さえしっかり抑えれば、自然で清潔感のあるメイクができます。
就活にオススメなナチュラルメイクのやり方を紹介するので、参考にしてください。
スキンケア
メイクをするうえでとても重要なのがスキンケアです。肌の手入れがおろそかだと、メイク崩れがしやすく、顔のテカリや乾燥、肌荒れなどにも繋がります。
普段から洗顔後は、化粧水と乳液を使うように心がけましょう。高いものがいいのではなく、毎日手入れすることに意味があります。
また、ファンデーションのノリを良くするには、保湿が大切です。ドラックストアで売っているパックを寝る前にしたり、保湿クリームで潤いを閉じ込めて、翌日の面接ではツヤ肌で臨みましょう。
ベースメイク
ベースメイクをすることで、毛穴による肌の凹凸を隠したり、シミやニキビ跡などを消すことができるため、顔色をよく見せる効果があります。
ベースメイクの一番のポイントは、自分の肌質・肌色にあったものを使用することです。首の色と顔の色が違うと不自然になるので注意が必要です。
また、よりナチュナルメイク風に見せてくれるベースメイクや、肌を明るく見せてくれる種類を選ぶことで、化粧効果が高いといえます。
ナチュラルメイクをするうえでおすすめなファンデーションは「パウダーファンデーション」です。「リキッドクリームファンデーション」だと、メイクが崩れやすく、化粧が濃く見えてしまう可能性があります。
リップ・口紅
リップを塗ることで、顔全体の雰囲気が明るくなります。人と話すとき、相手の口元に目が行くことが多いので、ナチュラルメイクをする際、リップは非常に重要になります。
リップは、自分の肌の色に合ったものを選ぶのがポイント。リップを購入する際は、手の甲などで自分の肌の色と合うのか確認をしましょう。
色に迷った場合は、ピンク系のリップがおすすめです。赤などの色が派手なものは避けましょう。また、リップはマットなタイプの物を選んでください。リップグロスは化粧が濃く見えてしまう可能性があります。
まゆげ
まゆげの形で顔の印象が大きく左右します。まゆげを書く際は、「パウダータイプ」と「ペンシルタイプ」の2つのアイブロウを使うのがおすすめです。
自然なまゆげを書くポイントは、「1.眉頭は目頭の延長戦」「2.眉山は目尻の延長戦」「3.目尻は小鼻と目尻をつないだ延長線上」「4.まゆげの長さと太さは左右対称」の4つです。
また、細すぎたり太すぎもあまりおすすめではありません。やや長めで適度な太さを意識していきましょう。
アイメイク
ナチュラルメイクは、「スキンケア」「ベースメイク」「リップ」「まゆげ」の4つだけで十分成り立ちますが、どうしてもアイメイクをしたい場合は、色使いなどに気を付けながらメイクをしましょう。
ブラウン系のアイシャドウはナチュラルな印象を与えることができるのでオススメです。アイラインやつけまつげは、メイクが濃く見えてしまう可能性があるので、控えましょう。
チーク
チークを使うことで、顔全体の雰囲気を明るく見せる効果がありますが、つけすぎには注意が必要です。就活や面接でのメイクでチークはつけなくても十分好印象を与えることができますが、どうしてもつけたい場合は、肌の色に合ったチークを使いましょう。
就活用の証明写真もノーメイクは避けたい
就活では証明写真を撮る際も、ノーメイクを避けた方がよいでしょう。その理由と必要なメイクについて解説します。
顔色が悪く見える
就活用の証明写真を撮る際も、ノーメイクは避けた方が無難です。ノーメイクで写真を撮ると顔色が悪く見えたり、くまなどが目立ってしまう可能性があります。
写真でも好印象なイメージを与えるために、自分に合ったナチュラルメイクで撮影をしましょう。
大げさなメイクをする必要はない
写真写りをよくするために、大げさなメイクをする必要はありません。最近の証明写真は写りが非常に良いため、ナチュラルメイクでもしっかり顔を認識してくれます。
顔のテカリを抑えるために、撮影前にあぶらとり紙などをしようするのは良いです。
とはいえ、「証明写真のメイクはこれで大丈夫かな?」と不安になっている就活生もいるでしょう。
キャリチャンでは、求人紹介だけでなく、就活に関するさまざまな相談にも乗る支援サービス「就活相談サポート」を開催しています。就活メイクがよく分からない就活生の相談も受けられるので、不安や悩みがある人はぜひ活用してください。
就活ではノーメイクだけでなくマスクも避けた方がよい
普段しっかり目にメイクをするのが習慣になっている場合は、ナチュラルメイクだと「なんだか恥ずかしい」と、思う女性もたくさんいると思います。しかし、だからといってマスクで顔を隠すのはよくありません。
顔の表情を伝えることができず、面接官とのコミュニケーションが取りにくくなります。
ただし、風邪気味の時などで相手にうつしてしまう可能性があるときは、必ずマスクをしましょう。
就活ではノーメイクよりナチュラルメイクの方がオススメ
就活でのノーメイクはマナー違反ではないものの、元の顔を大幅に変えない程度のナチュラルメイクをする方がオススメです。血色がよく健康的に見えますし、就活に際してしっかり身だしなみを整えてきた、やる気のある印象を与えられます。
就活の面接や証明写真ではメイクを見せるのではなく、身だしなみの整った自分を見せるようにしましょう!
ただし、LGBTQなどの人はこの限りではありません。自分の性自認に合った装いで、面接に自信をもって挑むことが何よりも大切です。
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この記事の監修者
廣瀬 舞
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。
就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。
また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している