12月から就活を始める大学3年生が今すべきことと成功の秘訣!

 2020年12月25日

そろそろ12月ですが、就活は始めていますか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

具体的には、まだ動き出していません。実際エントリーするのは3月なんだし、12月から動いても早すぎませんか?

いえいえ。大学3年の12月から動いても、ちっとも早すぎることはありませんよ。もし12月まで就活に何も手を付けてこなかったとしたら、むしろちょっと遅いくらいです。

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

そうなんですか!まだ何もしてなかったです。どうしよう…。そもそも就活って、いったい何から手をつければいいんでしょうか?

12月からでもまだ間に合いますので、慌てる必要はないですよ。このコラムでは、今すぐ就活を始めるべき大学3年12月の就活事情、12月にやるべきことと就活に必要な準備、12月の準備から就活を成功させるための秘訣などについて解説します。効率的な取り組み方を学んで、今後の就活を成功させましょう!

キャリアアドバイザー 平崎

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今すぐ始めるべき大学3年12月の就活事情

今すぐ始めるべき大学3年12月の就活事情

冒頭にも述べたように、就活は大学3年12月の今から始めるべきです。もちろんまだ慌てる段階ではないですが、少なくとも大学3年の12月から始めても、早過ぎるということは全然ありません。

その理由は大まかに言うと、近年の就活が早期化・自由化の傾向にあるからです。しかしそうは言っても、ピンとこない就活生もいますよね。

今すぐやるべき理由が分からないと、何事もいまいち気合が入らないものです。まずはコラムの初めに、大学3年12月の就活事情について解説しますので、自分の立ち位置をしっかり押さえておきましょう。

大学3年12月には本選考へ向けた準備をスタートすべき

大学3年12月の今から就活を始めるべき事情の1つは、就活の早期化・自由化により、大学3年12月の時点ですでに本選考に向けた準備を始める必要に迫られているからです。本格的な選考が始まる前にまずは、どのような業界・企業があるのか、どのような人材を求めているのかなどを把握しておく必要があります。

■ エントリーの時期が早まっている

もともと経団連の就活ルールが廃止されたことで、企業は以前ほど「3月から採用情報開示→6月から面接開始→10月に内定式」という従来の採用スケジュールに縛られていません。他社より先に優秀な人材を確保するために、できるだけ採用活動を前倒ししたいと考える企業が多いのです。

そのため採用情報が解禁される3月を待たず、フライングで説明会やエントリーを始める企業が増えています。実際のところ現状では、急がなくても大勢の応募者を集められる大手企業以外、もっと早くから採用活動をスタートすると考えて間違いないでしょう。

■ 選考の流れもスピーディーになっている

以前は早期化されていると言っても3月スタートの場合、就活は「3月に説明会開始→4月に書類選考→それに合格した全員の面接を5月頃一斉に始める→6月に内々定」というゆっくりとした流れでした。

しかし最近では説明会の開始とともにエントリーの受付と書類選考が始まり、エントリー期間中でも、採用の可能性ありと判断された候補者からどんどん面接を始めていくというやり方をする企業が増えています。つまり3月に募集を開始する企業を狙うとしても、エントリーとほぼ同時にESの提出を求められ、3月中に面接が始まる可能性もあるわけです。

志望先選びや下調べ、選考対策などをそれに間に合わせるには、大学3年12月の今から取り組む必要があります。とくに安定したイメージから人気の高い大手企業などは激戦になる可能性が高いので、それらを志望する就活生は今すぐにでも本腰を入れて就活準備に取り組むべきです。

就活をスムーズに進めるため、どのような業界・企業を受けられるのか、そこではどのような人材が求められているのかなど、就活が本格化する前の12月のうちに把握しておく必要があります。就活はスタートが早ければ早いほど有利となりますので、ぜひ12月の今から始めてください。

すでに選考を始めている企業も多数ある

就活の早期化・自由化から、大学3年12月の時点ですでに選考を始めている企業も多数あります。具体的には、以下のような企業です。

  • ベンチャー企業

    ベンチャー企業の場合は創立年数が浅いために人材の厚みが薄いので、学力よりもスキルを重視し、優秀な人材がいればいつでも欲しいと考えています。そこで短期集中の新卒一括採用にこだわらず、新卒・既卒・第二新卒などを含めた幅広い層に対し、年間を通して募集を行っている企業が多いです。通年募集でなくてもベンチャーには10月頃から募集を始める傾向があります。
  • BtoB企業

    ベンチャー程多くはありませんが、BtoB企業でも10月頃から募集を始める企業が出始めます。BtoB企業は、企業を相手に取引する事業の特性から一般消費者への知名度が低く、どうしても新卒の学生が集まりにくいです。そのため大手企業が動き出す3月より前に優秀な人材を確保しようと、早めに採用活動を始めます。12月なら既に3年生が対象の選考を始めている企業が多数あるはずです。
  • 外資系企業

    外資系企業は、ベンチャー企業やBtoB企業よりもっと採用活動が早いです。夏ごろから選考を始め、3年の12月の時点ですでに内定出しまで終えて、採用活動が終了している企業もあります。

上記のようにBtoB企業やベンチャー企業では10月頃から募集を始める企業が多く、12月の時点で既に3年生対象の選考が本格化している状態にありますので、その気になれば今すぐにでも受けられます。

たとえ自分の本命が3月スタートの人気企業だとしても、就活未経験の状態で、いきなり本命の選考に挑むのはリスクが高すぎます。就活に限らず何事も不慣れな状態だと、上手くはいかないものです。人気企業の高い競争率を勝ち抜くには入念な準備だけでなく、それまでに他の企業で本物の選考を経験し、就活に慣れておかなければなりません。

いずれにしろ就活では、本命だけでなく滑り止めだって必要です。12月の時点ですでに早期選考を始めている企業の内定を得られれば、3月以降の就活にも焦らず腰を落ち着けて挑めます。

また特に選考の早い外資系企業の中には、12月の時点ですでに内定出しを終え、3年生の採用活動が終了している企業もあります。今後の就活で自分がエントリー可能な企業の選択肢をこれ以上狭めないためにも、できるだけ早く動き出す必要があるのです。

とはいえ具体的な就活を始めるには、その前にやるべきことが山ほどあります。それらについては事項から説明しますが、面倒を省いて取り急ぎ就活を始めたい人にはキャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」がオススメです。

すでに選考が始まっている企業の中からあなたに合った企業を紹介し、就活のプロがマンツーマンで選考対策もサポートします。プロと二人三脚なら、効率的かつ安心して就活を進められますよ。

大学3年12月からの理想的な就活の進め方

大学3年12月からの理想的な就活の進め方

12月から就活を始めるといっても、アルバイト先を見つけるときのように、今日思いついて明日面接を受けるというわけではないです。新卒の就活は今後の長い人生の分岐点となる大事なものなので、もっと慎重で段階的に進めていく必要があります。

12月から就活をスタートさせるにあたり、まずは理想的な就活の進め方を把握しておきましょう。今後の就活をスムーズに進めていくためにも、全体像を知っておくことが大事です。

大手の就活が本格化する3月までの理想的な進め方は以下の通りです。

  • 12月:就活の軸づくりと具体的な情報収集、選考対策の基礎も手を付ける
  •   1月:対策を進めながら早期選考に参加してみて、就活を知る
  •   2月:実践経験をもとにさらなる対策と改善を図り、本格的に面接を受ける
  •   3月:この時期に採用活動をスタートさせる企業も多いので、再度エントリー

12月に行うことは今後の就活の基盤となりますので、まずは自己分析と企業・業界研究を行って、自分の就活における企業選びの軸を定めてください。さらにその軸に沿っていくつか企業を選び出し、説明会などから情報収集します。同時進行で、選考への対策も少しずつ進めていきましょう。

情報収集で気に入った企業を見つけたら、1月には実際にエントリーして書類選考や面接などを受けてみて、就活の雰囲気や流れを把握しておきます。それを踏まえて、2月頃になったらさらなる対策と改善を図り、本格的に面接を受けていくという流れです。

近年は全体的に早めに採用活動を始める企業が多いですが、3/1の情報開示を守る企業も相当数はありますので、3月になったらそうした企業に向けて再度エントリーを行います。

そのように進めていけば段階的に就活に慣れていって、本格的な就活のスタートまでに無理なく就活力を上げていくことができ、理想的です。 12月に行うべき就活の基盤作りの詳細は、このあと解説していきます。

大学3年12月にやるべきことと就活に必要な準備

12月にやるべきことと必要な準備

今後の就活で謝った方向性に進んでしまわないためにも、就活の始まりとなる大学3年12月には、就活の基盤となる基礎固めが大事です。ここからは大学3年12月にやるべき具体的な行動と、就活に必要な準備について解説します。

企業選びをする上で大事にしたいことを決める

12月にまず最初に取りかかるべき先決事項は、就活における企業選びをする上で、自分が何を大事にしたいか決めることです。何の基準もなしに企業を選ぼうとしても迷ってしまいますし、手当たり次第に受けていったのでは時間がかかるばかりで、熱意がないため内定にも近づけないでしょう。

効率的に就活を進め、内定へと近づいていくには、世の中に無数にある企業の中から自分の受けるべき企業を選び出すための基準が必要になります。

その基準の1つが「自分がどういった仕事を目指すのか」という方向性を決める軸、つまり就活軸です。たとえば「大学の専攻に関連する業界で働きたい」「自分のコミュニケーション能力を活かせる仕事がしたい」といった風に定めて、それが実現できる職種や業界を選んでいきます。

またもう1つは、勤務地や待遇、福利厚生など働き方の面で、企業に求める条件です。やりたい仕事に就けても、自分の譲れない最低条件を満たさない企業では長続きしません。そうした自分が企業選びにおいて大事にしたいことを、自己分析や企業・業界研究を行いながら考えていってください。

ただし大学3年生にとって就活は社会と接触する初めての経験ですし、ネットや書籍から得られる情報には限りがありますから、具体的なイメージが湧かない人もいると思います。そのためこの段階では受ける業界や企業をハッキリ決めるというより、就活の方向性を大まかに定め、目星をつける程度でOKです。

自己分析のやり方が分からない人は、以下のコラムを参照してください。

説明会やインターン、OB訪問などに参加する

大まかな目星がついたら、実際に説明会やインターン、OB訪問などに参加してみて、業界や企業の雰囲気を掴んでいきます。

12月の段階では説明会に参加することで、企業選びをする上で大事にしたいことをより明確にするための、情報収集をするのが目的です。説明会やインターン、OB訪問などに参加すれば、実際にそこで働いている人の話から業界・企業の雰囲気を知ることができ、その仕事や働くことへのイメージが湧きやすくなります。

現状では説明会やインターン、OB訪問などをオンラインで行う企業もあるため、雰囲気を生で感じにくい状況となっています。しかし移動に時間や費用がかからない分、数としては多くこなせるはずです。もともと魅力を感じている業界だけでなく、それ以外の業界の話も聞いて比較すると、個々の業界の雰囲気が分かりやすいでしょう。

12月のうちはまだ序盤ですから、あまり絞り込み過ぎず幅広い業界の説明会やインターン、OB訪問などに参加して、どういった業界があるのかを把握するようにします。また企業によっては、オンラインだけでなく対面式のインターンで仕事の体験ができるところもあるので、そちらも参加するとよいです。

そのようにして複数の業界を比較検討し、前述の自己分析の結果と合わせて考えながら、徐々に自分の就活軸を固めていってください。

各種セミナーや就活イベントにも参加しよう

大学3年12月には、就活エージェントなどが企画する各種セミナーや、就活イベントにも積極的に参加しましょう。就活初期はとにかく分からないこと、知らないことが多いので、それらをまとめて教えてもらえるセミナーは便利です。

キャリチャンでは、提出書類の書き方を学べる「履歴書・ES書き方WEBセミナー」や、面接の練習ができる「模擬面接WEBセミナー」を開催しています。

どちらも就活を始めたばかりの3年生に向いているセミナーなので、ぜひ活用してください。

また、合同説明会やマッチングイベントなどを利用すれば、手っ取り早く業界の雰囲気を掴むことができ、比較検討もできます。イベントによっては、オンラインだけでなく企業と直接的な接触も図れたり、早期選考に直結していたりと、何かとメリットが多いです。

キャリチャンでも、さまざまなタイプの合同企業説明会やマッチングイベントを行っています。3年生向けのイベントも多数ありますので、合わせて参加してみてください。

徐々に選考対策を進める

大学3年12月のうちから、選考対策にも徐々に手を付けていきたいところです。前述のように近年の就活ではエントリー直後から選考が始まるケースがあるため、エントリーしてから対策を始めたのでは間に合いません。

また本選考だけでなく、インターンに参加する際にも同様の選考がある企業が結構あります。早期選考に直結しやすい秋冬インターンを逃さないためにも、早め早めに対策を始めていきましょう。

大学3年12月から取り組んでいきたい具体的な選考対策は、以下の3つです。

  • Webテスト対策

    大学3年12月の段階で一番初めに手を付けていきたいのは、Webテスト対策です。Webテストの対策には、2週間~1ヶ月程度かかります。Webテストの種類は企業によって異なりますが、まずは最も一般的なSPIの対策から始めてください。
  • ES対策

    12月中2番目に取り組みたいのは、ES(エントリーシート)対策です。ESは本選考はもちろん、インターン選考でも求められることが多く、いずれもエントリーと同時かエントリー直後に必要となります。そこを突破できなければ面接へ進むことができないので、12月のうちに優先して取り組むべきです。
    ESで求められる内容は企業ごとに異なるものの、「志望動機」「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」「自己PR」など、ある程度共通する項目もあります。12月のうちに基本的な書き方を学び、印象の良いESを書けるようになっておきましょう。
  • 面接対策

    大学3年12月には、面接対策も少し手を付けておくことをオススメします。本選考の面接にはまだ時間があるとはいえ、やり方を全く知らないと、インターン選考や早期選考の際に困ってしまうからです。
    12月の段階で面接対策を完璧にする必要はないですが、まずは面接の流れやマナーを知り、どんな対策が必要なのかだけでも把握してください。また近年はWeb面接が増えているので、それに適した環境を整えるといったことも12月のうちに済ませておくと安心です。

こうした選考対策に自信がない人にも、就活エージェントは有効です。就活エージェントに頼れば、効率的な対策方法を教えてもらえるとともに、具体的な対策を手伝ってもらえます。

キャリチャンでも、早期内定を目指す3年生の就活を包括的に支援するサービス「就活相談サポート」を開催しています。就活のことなら何でも相談に乗りますので、ぜひ活用してください。

大学3年12月の準備から今後の就活を成功させる秘訣

大学3年12月の準備から今後の就活を成功させる秘訣

ここまで述べてきたように、大学3年の就活生にとって12月は就活の下準備、1月は就活の体験期間、2月に本格スタートです。12月のうちに自分についての理解を深め、世の中の仕事について知って、自分がどういう企業への就職を目指すのか考えましょう。

そこである程度目星を付けてから、1月にかけて実際に少しずつ就活を体験しつつ志望を絞り込み、面接練習などを行って2月の本格スタートに備えるわけです。ここからは12月に行った準備段階から、今後の就活を成功させるためのコツについて解説しますので、意識しておいてください。

説明会やインターン、OB訪問にはどんどん参加しよう

12月も含めて今後の就活においては、説明会やインターン、OB/OG訪問に積極的に参加することを意識しましょう。12月にすべきことでも挙げましたが、説明会やOB/OG訪問、インターンなど、企業・業界の情報を得られる場所にはどんな時期でも積極的に参加すべきです。

中には説明会から実際の選考までをオンラインを通じて行う企業があると予想されます。オンラインだけだと企業や業界の雰囲気を肌で感じられないことから、なかなか「この企業・業界がいい」という実感が得にくいです。

実際オンラインによる就活に慣れていなかった人の中には、どの企業・業界が自分に合っているのか決めかね、就活が長引いてしまうこともありました。そうした感覚的な部分を補うのが、先にお話ししたような比較検討です。

たくさんの企業の話を聞いて、どちらの方がより自分に合っているのかと比べて考えることで、自分に合う企業・業界を見極めていけます。3年生はオンラインを通して可能な限り多くの情報を集められるように、自発的に動かなければなりません。

オンライン説明会には直感が働きにくいというデメリットもありますが、わざわざ足を運ばなくてもよいというメリットもあります。そのメリットを活かし、時間さえあればチェックするくらいのつもりで、どんどん説明会やOB/OG訪問に参加してください。

早期選考の機会があれば積極的にエントリー

12月の説明会から気に入った企業を見つけたら、積極的にエントリーするのが今後の就活を成功させるコツです。12月は就活準備、1月は体験、2月に本格スタートと述べましたが、12月からエントリーできるなら、もちろん足踏みすることなどありません。

自分の気に入った企業の受付が始まっている場合は、躊躇せずどんどんエントリーしていきましょう。それに就活というのは、初めからそう簡単に上手くこなせるものではないです。

ほとんどの3年生にとってはESを書くのも面接を受けるのも初めてのことですから、初めのうちは勝手がよく分からず、ひどく緊張もします。魅力的なESを書けないので書類選考の通過も難しいですし、たとえ面接にこぎつけても頭が真っ白で、まともな質疑応答ができないです。

そんな状態から内定を得るまでの力をつけるには、経験が不可欠となります。実践経験を積むことで選考の勝手や緊張に慣れ、反省と改善を繰り返してこそ就活の力が身についていくのです。

ですから12月~1月に内定を獲得するというよりは、就活が本格化する前にできるだけ多く選考を経験し、力を付けておいてください。そうすれば2月には他の学生に実力の差をつけて、今後の就活を有利に進められるはずです。

自分に合ったエージェントを見つけておく

今後の厳しい就活を成功させるには、12月のうちに自分に合った就活エージェントを見つけておくことをオススメします。就活エージェントとは、文字通りスポーツ選手が所属先を探すときのエージェントのように、あなたの代理となって就活を進めてくれる就活のプロです。

もちろん実際にESを書くのも面接を受けるのもあなた自身ですが、就活エージェントはあなたが内定を獲得できるように、選考本番以外の就活全てをサポートをしてくれます。

たとえば自己分析や企業・業界研究を手伝ってくれたり、実際あなたに合いそうな企業を探して紹介してくれたり、ESの添削や面接練習を行ってくれたりするわけです。とくにこれまで全く就活に手を付けてこなかった人は若干出遅れ気味ですので、12月のうちからプロのサポートを受けておくに越したことはありません。

それだけなく就活エージェントは、就活をどのように進めいけばいいかアドバイスしてくれたり、就活を行う上での悩みの相談に乗ってくれたりもします。学生にとって就活は初めてのことだらけで不安が大きいと思いますので、精神的にも頼れるプロを早めに味方につけておくことが、就活必勝の秘訣です。

ただし就活エージェントが本当の意味であなたの心強い味方となるには、よいというものではありません。自分に合ったエージェントを探すのがポイントになるため、まずは試しにいくつかのエージェントに登録し、実際に面談してみるとよいです。その中から、自分と相性の良いエージェントを見つけましょう。

キャリチャンでも「就活相談サポート」という完全無料の就活サポートを開催していますので、気軽に参加してみてください。自身の就活の記憶もフレッシュな若いキャリアアドバイザーが揃っていますから、ジェネレーションギャップの心配はいりません。

就活生一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーが付き、内定獲得までずっとサポートしていきますので、あなたの気持ちに寄り添い何でも気軽に相談できる強力な味方となります。私たちと一緒に厳しい就活を乗り越え、二人三脚で内定獲得を目指しましょう!

その他の就活エージェントについては、下記のコラムで特集しています。

一気にやりすぎずに、自分のペースで少しずつ始める

今後の就活を成功させるためには、自分のペースを守って就活するということも重要になります。「12月から就活すべき」などと言われると焦って一気にやり過ぎる人もいますが、それは間違いです。企業から「この学生を採用したい」と思ってもらえるような就活力は、一朝一夕には身につきません。

一気にやろうとしても決して上手くいかないですし、そのようなやり方では長い就活の間に途中で息切れしてしまうのがオチです。それに焦って一気に片を付けようとすると、就活の上で大切なことを見落としてしまい、重大な判断ミスを招く恐れもあります。

就活は今後の人生を左右する大事な分岐点ですから、じっくり慎重に取り組むべきです。大学3年であればまだ卒論にも取り組んでいる最中だと思いますので、無理なく学業とのバランスを取りながら、自分のペースで少しずつ始めましょう。

12月まで全く何もしていなかったとしたら若干出遅れ気味であることは確かですが、今から始めれば、マイペースで取り組んでいってもまだ十分間に合います。12月は就活の基盤をしっかり固めていくための期間だと思って、焦らずじっくり就活と向き合っていってください。

大学3年12月からは本格的な就活に向けた準備を固める

就活の早期化・自由化が進んでいる中では、それに乗り遅れることのないよう早めに就活に取り組んだ方がいいので、12月の今から始めることをオススメします。

大学3年の12月は、本格的な就活が始まる2月に向けた基盤固めをする時期です。まずは就活全体の流れを把握して、自己分析や企業・業界研究、説明会への参加など、今後の就活に活かすための情報収集をしてください。

就活の味方となるエージェントも、比較的余裕のある12月のうちに自分に合ったところを探しておくとよいでしょう。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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