就活のプロが厳選した役立つオススメ資格7つとその理由
2023年3月8日
エントリーシートに書けるような資格は何かありますか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
いえ、英検や漢検など一般的なものしか持っていません。
やっぱり、特殊な資格を持っていた方が有利なんですか?
必須ではありませんが、持っていると「有利に働く可能性がある」のは事実です。もしやる気があるなら、取ってみるのもオススメですよ。
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
でも、どんな資格が役に立つのかよくわからないです。
就活に有利な資格は何ですか。
では、「就活のプロが厳選した7つの役立つ資格」と「資格を持つ4つのメリット」について紹介しましょう。
資格をアピールする際のポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
キャリアプランナー 平崎
就活においての資格の重要性
就活をする上で資格はどのような重要性があるのか?また、資格を持っていなくてはいけないものなのか?そんな疑問を解決します。
企業によって重要度が変わる
就活をする上で資格のありなし、持っている資格を企業によって重視するところがあります。 特に外資系や専門職などは資格必須としている企業がほとんどです。 就活をするから必ず資格が重要になるわけではありませんが、企業によって重要度が異なることを認識しておいてください。 「この企業はどのような資格があると良いのか」「資格を持つことが応募条件としてあるのか」など、事前に調べておくことが大切です。
アピール次第で採用にも影響が出る
就活をする上で必ず資格を持っていなければいけないと言ったことはありませんが、資格を持つことで有利になるケースがいくつかあります。 業界に合った資格を持っている人は、資格を持っていない学生に比べて有利になりますし、また、業界に関係ないとしても珍しい資格を持っている人は面接官の興味を引くことができます。 ただ入社するために資格を取った人よりも、どんな資格であれ目的を持って資格を取得した人の方が魅力的に感じます。 アピール次第では十分採用に影響するのです。
資格があれば、就活で有利になることがわかりましたね。しかし、希望する業界ごとに必要な資格や推奨される資格は異なるもの。キャリchの「就活相談サポート」では、あなたにピッタリの資格のアドバイスも可能です。資格取得に興味がある方は、ぜひ相談してください。
就活のプロが厳選した7つの役立つ資格
就活のプロが厳選した役立つ資格7選をご紹介します。
1,宅地建物取引士
不動産取引の専門知識を示す資格です。 不動産業界に務める際に、専門知識がほとんどないまま、契約を結んでしまうと思わぬ損害を招いてしまう事があります。
お客様に知っておくべき重要事項を説明するのがお仕事です。
宅建の資格があれば、不動産会社に勤務した際にキャリアアップにも繋がり、役職につける可能性が上がります。
また、「保険会社」「金融機関」との交渉といった仕事で役立ちます。また、新卒から資格手当や、給与面もアップする事も多くあります。
2,フィナンシャルプランナー
フィナンシャルプランナーは、お客様の夢の実現にむけて「ライフプランニングと資金計画・金融資産運用・タックスプランニング・リスク管理・不動産・相続・事業承継」などの知識を身に着け経済面からサポートしていく人のことを指します。
ビジネスにも沢山活用できます。金融業界・不動産業界・銀行・保険・証券は業務上でFPS知識が役立つ事があるのです。これらの業界をみている就活生は、会社の即戦力として、採用の可能性が高くなります。
また、「仕事上の強みになる」ことで、入社してからもフィナンシャルプランターの知識を活かした仕事力が期待されるでしょう。
3,TOEIC
読み方としては「トーイック」と読みます。(Test of English for International Communication)の略です。英語を母語としない者を対象とし、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。
英語の検定試験の中で有名な国家試験なのです。TOEICは高い点数を取れていれば選択肢の幅が間違いなく広がります。
特に、英語関係の仕事を任せられるでしょう。海外の顧客との英文メールのやり取りや、海外での貿易関係の仕事など、上司からの評価が高いでしょう。これらの仕事は、英語力がなければ基本的にまかせてもらえません。
国内だけではなく、海外の仕事にも手を伸ばしたい人はTOEIC900点以上を取れば大きな武器になるでしょう。
4,簿記検定
家計簿みたいなもので、みなさんの壊具合を家庭簿の帳簿に記録することにより、「お金の出入り」や「今どのくらいお掛けを使っているのか」を残しておくものです。
これらを踏まえて通常はビジネスをしているための簿記です。その団体の経営数字に置き換えて帳簿に記録をすることで、「経営精機」と「財産の状態」が専門職として大きく幅が広がります。経理としてだけで働く以外に、例えば営業職であれば、簿記の知識を活かし、顧客や得意先の財務諸表を読み、商談での雑談の幅が広がります。
また、扱う商品の粗利率や、自分の稼いだ数字の売上から、どれだけの割合で歩合給が支給されるかなど考えることができ、仕事への興味の幅が広がります。
これらの事を続けて仕事をしていくのと、ノルマをこなすだけの営業を続けるのでは、数年すれば差が出るでしょう。
5,ITパスポート
ITに関する基礎的な知識を証明することができる資格です。企業や省庁などの採用でITパスポートが活用されはじめています。 新卒のエントリーシートなどで、ITパスポートのスコアや合格を確認する企業が増えてきています。
これらのことから面接・履歴書等で自己アピールするには強い武器になります。
6,秘書資格
秘書検定の資格を新卒の段階で持っていることで、社会人としての意識の高さや準備をきちんとしていると評価されます。
級が上がるほどに評価の対象とされ、自分自身においても、高いビジネスマナーの知識を持つことができます。
特に、これから秘書を目指している女性に持っていると良いとされるおすすめの資格です。
7,国家資格
国家資格はとても難易度が高いので、なかなか取りにくいのが難点ではありますが、それに値する価値があります。
公認会計士などが代表的なこの資格の例にあげられますが、ゆくゆく国国家資格が必要となる職を考えている場合や、一般企業の選考でアピールをするにも、非常にポイントが高いといえるでしょう。
このように、就活をする上で、自分の武器になるものを増やしたいなら資格の取得がオススメです。
しかし、希望する業界ごとに必要な資格や推奨される資格は異なるもの。キャリchの「就活相談サポート」では、あなたにピッタリの資格のアドバイスも可能です。就活を有利に進めるために、ぜひ相談してください。
就活で資格をアピールする3つのポイント
就活や面接で資格をアピールする際の3つのポイントをご紹介します。
ポイント1:資格を取得しようと思ったきっかけを話す
なぜその資格を取得しようと思ったのかのきっかけを話してください。数ある資格の中でなぜその資格なのか、どのような目的で取得しようと思ったのかなどを具体的に話す必要があります。 ただ「仕事に役立つと思ったから」だけの回答では具体性がなく面接官にも響きません。 実際に資格を取得する前の気持ちや行動を思い出し、具体的に話せるようにしておいてください。
ポイント2:どのようにして取得したのか話す
資格を取得する際、どのようにして取得したのかを具体的に話してください。 どのような経緯で取得したのか、取得するまでにどのような努力をしたのかを話しましょう。 また、具体的に取得する前にかかった期間や勉強方法なども合わせて述べると、より具体的に話を伝えやすくなります。 一発で資格を取得できた人もいれば、何回も落ちてしまった人もいるはずです。
取得するのにかかった期間が早かった、長かったではなく、取得までにどのような努力をしたのかを知ることで面接官は学生のことを評価します。 短い期間でも長い期間でも中身の濃いほうが評価ポイントとして高いです。
ポイント3:取得した資格は仕事でどう役立つのか話す
取得した資格は仕事でどのように役立つのかを話してください。 ほとんどの人が自分が入社したい企業に合わせて資格を取ることが多いため、具体的に仕事でどのように活かせるのかを話す必要があります。 「入社するにあたり持っていないと言われたので一応取った」などの、自分の意思で資格を取得していないような発言は面接官に悪印象 を与えます。 また、業界や企業によってはその資格をみんなが持っていることになります。そのため資格ではなく、資格を持っている自分がどのような強みになるのかを話すのがポイントです。
就活で資格を持つ4つのメリット
資格を持つことで就活でどのようなメリットが発生するのかをご紹介します。
メリット1:スキルをアピールできる
資格をもっているということは自分のスキルを効果的にアピールすることができます。
しかし職種によって求められているスキルは異なってくるので、重要なのは自分の就職したい分野での資格取得を目指すことです。
メリット2:努力を示す
資格を取得することは、資格によって異なりますがけっして簡単なことではありません。
かなり勉強しないと資格を取得できないものもあります。資格取得という目標にむけて自分が努力できる人間であることを示すことができます。
メリット3:選考で有利になる場合も
資格を持っていることで、選考が有利に動く場合もあります。
最終選考まで残り、同等のレベルの学生と並んでしまった場合に、面接官は資格を持っている学生に採用を考えるのではないかと思います。
こういった、どちらかを選ばなければならない状況のときに、資格を持っていることで有利に働くでしょう。
メリット4:即戦力になる
企業が必要としている資格を持っていることで、それが今後働くうえでの即戦力につながっていきます。
また、企業が必要としている資格を取っていることで、志望の熱意も伝わり、評価ポイントをあがっていくはずです。
業界・業務内容にマッチした資格を取る事が重要です。
おわりに
それぞれの企業・業種に見合う資格を取る事により、仕事の幅が広がり昇進にも役立つケースが大いにあります。 「資格を持っている」=「特定の分野に対してある一定の知識がある」ことを示す事ができるのは確かです。 そして自分の持つスキル以上に、勉強をしてきた意欲をアピールする手段にも使えるので、資格を持つことは有効であるといえます。 入社してチャンスが巡ってきた時、その分野の仕事に関わる可能性が高まるでしょう。
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。