就活をする気になれない…。そう悩む人のために“やる気の出し方”教えます

就活をする気になれない原因とは？

就活をする気になれないと悩む人は意外と多く、その原因もたくさんあります。では具体的にどのような理由から就活をする気になれないと悩んでいるのでしょうか。

ここではそんな、就活をする気になれない原因について解説します。やる気を出すためにはまずその根本的な原因を知ることが大切ですので、自分はどれに当てはまるかをチェックしていきましょう。

コロナ禍の中就活をするのが不安

23卒で就活をする気になれないと悩む人の多くは“コロナ”が原因になります。一つ上の先輩はコロナによって就活が大荒れし、それを見ていた23卒は「コロナ禍で就活をするのが不安」と感じてしまい、結果就活をする気になれないのです。

説明会が軒並み中止になり、満足に業界・企業研究ができず、採用企業や採用枠も大幅に減少し、採用自体を取りやめた企業もあった21卒の就活を見ていれば不安を抱く気持ちもわかります。

ましてや内定取り消しなどをされた先輩を見てしまえば、「どうせ頑張っても報われない」と思ってしまい、はじめから就活に手を付けたがらないのも当然だといえるでしょう。

このように、23卒の就活はコロナによる影響がまだまだ続くことから、例年にも増して「就活をする気になれない」と悩む人が多くいるというわけです。

何をしたらいいかわからないから

就活における漠然とした目的はわかっているものの、具体的に何をすればいいのかわからないという理由から、就活をする気になれないと悩む人も多くいます。

何から手を付ければいいのか、どう仕事を決めていけばいいのかわからないのはもちろん、普段使い慣れていない敬語や面接などもどうすればいいのか分からずに、結局何もしないままやる気をなくしてしまうのです。

何をすればいいのかわからなければ立ち止まってしまうのは当然ですし、周りとの差を感じてしまえばやる気がなくなってしまうのも仕方ありません。

やりたいことがない・働きたくないから

やりたい仕事がない、もしくはそもそも働きたくないと考えている人も就活をする気になれない原因とされています。就活はこれからの生活の中心となる仕事を決める活動のため、やりたい仕事がなければ目的なしの無意味な行動となるため、初めから敬遠してしまうのも当然です。

また、そもそも働きたくないと考える人もわざわざ仕事を決めるための活動などをしたくないと考えるでしょうし、そうなれば就活をする気が起きないのも仕方ありません。

今年は就活が早期化されていることもあり、働くことへの気持ちが固まらないまま就活が始まり、置いてきぼりになったことで余計に就活へのやる気をなくす人も多くいます。

めんどくさそうだから

ただ単純に就活というものにめんどくささを感じる人も就活をする気になれない原因の1つとされています。実際、就活はやることもたくさんありますし、慣れないことの連続ということでめんどくさいと感じてしまうのは仕方のないことかもしれません。

ただ就活は将来を左右するほど重大な決断をしなくてはならないため、めんどさくても真剣に取り組まないといけません。しかしそのめんどくさいという理由で投げ出すことができないことに余計にめんどくささを感じてしまい、就活そのものを遠ざけてしまうのです。

また、就活をスタートさせればしばらくの間は就活中心の生活となり、就活に縛られた就活にめんどくささを感じる人も多くいます。これまで自由に生活をしていた人が縛られた生活にめんどくささを感じるのは当然のことでしょう。

学業や部活動で忙しいから

就活をする気になれない原因として、学業や部活動、アルバイトなどで忙しく、就活をする余裕がないのも挙げられます。

研究職などといった分野は学業で学んだことがそのまま仕事に活かされるということで、就活の時期でも学業を優先しなくてはなりませんし、部活動も大会の予定などによって就活の時期でも活発に活動することがあります。

また、学費や生活費のためにアルバイトをしている人は、就活だろうとその手を止めるわけにもいきませんし、就活のためにお金が必要だという人もシフトを減らせません。

こうして就活よりも優先順位が高いものがある人は、忙しさゆえに就活に手をつけられず、そのまま就活へのやる気も削がれてしまうのです。

就活をする気になれない人はまずすべきこと

就活をする気になれない人が無理やり就活をすると、やる気のなさが面接に出てしまい当然内定も獲得できずにずるずると就活をすることになります。また、やる気がない状態では正しい判断もできなくなるため、就活失敗を招きかねません。

しかし、いくら就活をする気がなくとも就活はしなくてはなりませんから、無理やりに就活をするのではなく、しっかりとやる気を出した状態で挑むようにしましょう。ここではそんなやる気を出すためにまずすべきことについて解説していきます。

“新卒”でする就活が一番いいことを知る

就活をする気になれない人にまず知ってほしいことがあります。それは、“新卒である今”就活をするのが最も良いということです。なぜ新卒である今就活をするのがいいかというと、新卒は選択肢が多く、内定も獲得しやすいからです。

たいていの企業は新卒就活時に合わせて採用活動を行います。そのため、どの時期よりも選択肢が多いですし、企業側も採用に積極的ということで選び放題なうえ、内定率も高いのです。

中途採用や既卒採用では受けられる企業の数が少なく、また業種の偏りもあるため自分が志望する企業を受けられないこともありますが、新卒ではそのようなこともないため、自分の可能性が広がります。

また、学歴などの差はあるものの、仕事経験のない者同士ということでスタートラインはある程度同じになることから、仕事経験を重視される中途採用よりも内定に結びつきやすいです。

それに既卒という肩書がつくと就活は難しくもなりますから、メリットの多い新卒としての就活をした方が良いということをよく理解し、その思いから就活へのやる気につなげていきましょう。

将来どうなりたいかを考え、目標を決める

就活をする気にするためにはまず、自分がなりたい将来を明確にすることが大切です。就活は自分がなりたい将来のための道筋となる“仕事先”を決めるためのものですので、将来どうなりたいかが明確でないと、それを達成するための目標を決めることができません。

人は目標があるとそれが糧となり、動き出すことができます。反対に目標がないと就活をする気になれないだけでなく、どう行動すべきかも考えることができないため、まずは目標からしっかりと定めないといけないのです。

ですから、自分は将来どうなりたいのか、その将来を叶えるためにはどのような人生を歩んでいかないといけないのかなどを考え、目標を決めていきましょう。

就活をする気になれないということで、将来どうなりたいのかを考えることは難しいと思いますので、いきなりどんな仕事がしたいのかなどを考えるのではなく、どんな生活をしたいのか、いくつで結婚したいのかなどプライベートな理想から将来像を考えてみましょう。

プロが教える“就活へのやる気を起こす方法”

就活は絶対に新卒である今しておくべきなので、今は就活をする気になれなくても就活と向き合う必要があります。しかし、いくら今就活をしておくべきだといっても簡単に気持ちを切り替えることはできないですよね。

そこでここでは就活へのやる気を起こす方法についてご紹介します。就活へのやる気を起こすためにすべきことを意識したうえでチェックしていきましょう。

まずはどんな企業でもいいから内定を獲得する

就活へのやる気を出すためにまずすべきことは“内定を取ること”です。就活をする気になれないのになんで内定？と思うかもしれますが、自分の将来像をより明確にするためにも就活に慣れ、就活力アップをするための行動を取る必要があるのです。

そのためにも内定を取る感覚を知ることが大切で、内定を取る感覚を覚えることで仕事や企業などを身近に感じることができ、就活力も上がるため自信もつきます。そしてその自信こそが、就活をする楽しさ、仕事を決める楽しさを知ることができ、就活へのやる気を出すことができるのです。

ですから、まずはどこでもいいので内定が取りやすい企業から内定獲得を目指し、行動してみて下さい。やる気がなくてもとりあえず行動することで、徐々に就活へのやる気を出すことができますから、安心して挑みましょう。

できれば少しでも興味のある企業から内定を獲得することが理想ですが、就活をする気になれない人の中にはやりたいことがないという人もいるでしょうから、その場合には少しでも自分の将来像に近い業界・企業を考えながら選んでいきましょう。

就活を通して興味の湧いた業界・企業について調べる

内定獲得のために行動したうえで興味が湧いた業界・企業を見つけたら、その業界や企業について調べてみましょう。興味が湧いたものを深く調べればより目標も明確になってきますし、その興味に対して行動意欲も上がるため、就活へのやる気にもつながります。

就活に限らず人は興味があることには自然と向き合えますので、就活に向き合うためのきっかけを探していくことは非常に大切なことです。しかし、そのきっかけを見いだせないからこそ就活をする気になれないという人も多くいると思いますので、無理やりにも就活と関わっていくことはとても大切です。

もし、思うように興味の湧く業界や企業が見つからない場合には、やりたくないことを探し消去法で決めていくのも1つの手段です。自分が思い描く将来像に対して関係のないものを排除するのは就活をする上でも、自分の将来を構築していくうえでも重要な判断です。

ですから、様々な角度から就活へのやる気とつながる“興味が湧くもの”を考えていきましょう。そして見つけた興味が湧くものに対してじっくりと研究を重ねてください。きっと就活とも向き合えるようにもなるはずです。

就活エージェントを頼り、面倒なことを任せる

就活をする気になれない人が必ず頼ってほしいのが就活エージェントです。なぜ就活エージェントを頼る必要があるのか、その理由は就活エージェントに“面倒なことを任せることができる”からです。

就活エージェントは企業を紹介してくれたり、選考や面接の日程調整、また学生の就活力アップのためのサポートなどを行ってくれるため、就活エージェントに頼るだけで勝手に就活を進めるができるのです。

コロナ禍で不安な人も就活を知り尽くしているエージェントが味方にいれば安心ですし、やりたいことがない人もあなたの適性を見極め、企業を紹介してくれるため勝手に道が開けます。

また、何をすればいいのかわからないという人や就活にめんどくささを感じている人も就活エージェントのサポートを受ければ、どちらもカバーすることが可能です。学業や部活動が忙しい人も面倒な部分を就活エージェントがやってくれれば就活と両立できますよね。

このように、就活エージェントは様々な理由においても就活エージェントは確実にあなたの支えとなりますし、頼りある存在として就活へのやる気を起こさしてくれます。

キャリchでも就活をする気になれないと悩む人のためのイベント「就活相談サポート」を開催しています。どんな理由からでもあなたの就活へのやる気を引き出しますし、どんな悩みに対しても必ず解決します。

やる気を出すお手伝いから、納得のいく形で就活に向き合うためのお手伝い、そして内定獲得のためのお手伝いをします。「就活しなきゃだけど、する気になれない…。」と悩む人はぜひ気楽にご参加ください！

あらかじめ休む日を決めておき、就活終了後の楽しみを考える

就活へのやる気を出すために重要なのが、オンオフの切り替えです。いくら新卒として就活をした方がよいとしても、ずっと就活ばかりをしていれば気が参ってしまい、また就活へのやる気が削がれてしまいます。

ですから、しっかりと休むことが大切ですし、あらかじめ休む日を決めておくことが重要です。たとえば「一か月就活したら一週間休む」「土日は就活しない」と決めておくと、就活中も余裕をもって活動できるでしょう。

また、就活終了後の楽しみを決めておくのも就活をする気になるためのきっかけとなるでしょう。誰でも楽しみがあれば嫌なものにも挑めるようになるはずですので、就活後の楽しみを考え、ご褒美を用意しておきましょう。

おわりに

やりたいことがない、コロナで不安、めんどくさそうなどといった理由から就活をする気になれない人はたくさんいます。実際就活は大変ですし、独特の緊張感に嫌気を指す人もいます。

しかし就活は今後の人生を左右するほど重大な決断をするものということで、「やりたくないけどやらないと」と頭を抱えていることでしょう。

実際、就活は新卒である今すべきです。そのため、就活をする気になれなくてもしっかりと就活と向き合い、やる気を出すようにしましょう。

そのためには新卒でやる就活の重要性や目標をしっかりと定め、内定獲得から就活力アップを図ってください。そして就活エージェントを頼り、就活と向き合っていきましょう。

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