就活における二次募集の探し方|5つの手段と内定獲得の秘訣を解説

 2023年8月9日

就活生 Aさん

内定がなかなか獲得できず、二次募集に応募するか悩んでます。

二次募集についての情報を集められてますか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

まだ集められてないです。二次募集の企業を受けるにしても、いつから始まって、どんな探し方をすればいいのかわかりません。

では今回は、就活における二次募集の探し方や内定を獲得するための秘訣など、二次募集について詳しく解説しますね。これを参考に、納得する企業を見つけてください。

キャリアアドバイザー 岡田

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目次

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  1. そもそも就活における二次募集とは
  2. 一次募集で落ちた企業の二次募集にもう一度応募はできない

探し方を考える前に知っておこう!就活における二次募集の基礎知識

探し方を考える前に知っておこう!就活における二次募集の基礎知識

二次募集の探し方を考える前に、まずは二次募集についての理解を深めておきましょう。コラムの初めに、まずはそもそも二次募集とはどんな募集なのかと、一次募集で落ちた企業に再応募が可能なのかについて解説します。

そもそも就活における二次募集とは

二次募集とは、春・夏で一次募集を終了した企業が行う追加募集のことです。つまり、新卒採用する企業が一回の募集で目標人数に届かず、改めて採用活動を始めることを指します。

二次募集は、春・夏採用での結果に納得できなかった場合に行うことが多いため、秋以降に実施する企業が大半となります。就活生の方も、一次募集で思うような結果を得られず二次募集での再就活を狙う場合は、8月以降に採用活動を始める企業を確認しておきましょう。

とはいえ、一次募集の就活が上手くいかなかったことで、二次募集でも内定が獲得できるか不安に思う就活生が多いのではないでしょうか。

キャリチャンの就活支援サービス「出遅れ就活サポート」では、就活を始めるのが遅くなってしまった学生や、一次募集の結果に納得できず二次募集で内定獲得を目指す就活生のサポートを行います。ぜひ活用してください。

一次募集で落ちた企業の二次募集にもう一度応募はできない

原則的に、一次募集で不合格になった就活生は、同じ企業の二次募集をもう一度受けることはできません。なぜなら一次募集で不合格になった時点で企業は、その就活生が自社の求める人物像とは異なるという判断をすでに下しているからです。

たとえエントリーを受け付けてくれたとしても、書類選考で落とされる可能性が高いです。熱心に頼み込んで二次募集の面接を受けさせてもらい、内定を獲得できたという事例がないわけではありませんが、かなり稀なケースと言えるでしょう。その場合もよほどの熱意と、一次募集で落ちた原因の劇的な改善が見られなければ、内定獲得は難しいです。

そのため基本的には、一次募集で落ちた企業とは別の企業の二次募集を探す必要があります。二次募集で受ける企業が、一次募集で落ちた企業と被っていないか確認してからエントリーするようにしましょう。

探し方を考える前に知っておこう!就活で二次募集が行われる理由

探し方を考える前に知っておこう!就活で二次募集が行われる理由

企業が二次募集を行う理由は下記の3つです。

企業が二次募集をする理由を把握することは、内定獲得をするために必要な要素です。企業の意図を理解できれば、そこに入り込める可能性があります。

二次募集を行う企業の探し方を考える前に、上記の理由を確認しておきましょう。

内定を辞退した学生が現れたから

二次募集が行われる理由の1つは、一次募集の選考で内定を受けた学生が後から辞退するケースです。「他社の内定を受けた」「志望する企業が変わった」「進路や状況が変化した」などの事情で、どの企業でも内定辞退は例年ある程度発生します。

内定辞退は、企業にとって計画の変更や対応の調整が必要な出来事です。それを見越してたいていの企業では、採用予定人数より多めに内定を出しておきます。しかし予想を上回る内定辞退者が出た場合には、採用予定人数を割り込んでしまい、二次募集を行う必要に迫られるわけです。

内定辞退が原因で二次募集を行う場合、企業側は他の優秀な学生でその穴を早く埋めようと、積極的に採用活動を実施します。そのため、二次募集を受ける就活生にとっては、内定獲得ができるチャンスが増えるでしょう。

体育会系・公務員志望を狙っているから

体育会系や公務員志望だった学生を狙って、初めから一次募集とは異なる時期に、二次募集を予定している企業もあります。

体育会系の学生は、長年のスポーツ活動によって鍛えられた集中力や協調性、忍耐力、目標達成のために努力をいとわない気質などが魅力とされます。公務員志望だった学生は、社会貢献意識や公共の利益に対する熱意、勉強を続けてきた努力が評価される傾向があるようです。

体育会系や公務員志望だった学生は、大学4年生の夏まで大会・試験があるため、就活に出遅れてしまう傾向があります。しかし、体育会系や公務員志望が持つ特性は、企業にとっても魅力的なので、二次募集で積極的に採用しようとする企業も多いのです。

そのため、体育会系や公務員志望から民間志望へ転向した就活生は、二次募集を行う企業から内定を獲得できるチャンスがあるでしょう。

採用予定人数が増えたから

採用予定人数の変更も二次募集が行われる理由の1つです。企業の採用計画の中には、一次選考時点で予想された採用人数よりも増加し、二次募集が行われる場合があります。

採用予定人数の増加は、企業の成長や業績の好調などによっておこります。また、採用予定人数が多い場合、一次募集と二次募集に分けて行うケースもあるようです。

一般的には、一次募集の方が採用予定人数が多くなるように計画を立てます。しかし、一次募集の段階で内定に値する優秀な学生が少ないと、二次募集の採用人数が増えることがあるでしょう。

採用予定人数の増加によって行われる二次募集は、一次募集の選考を逃した学生にとって貴重な機会となります。

就活における二次募集の探し方|企業探しをする5つの手段

就活における二次募集の探し方|企業探しをする5つの手段

二次募集を行う企業の探し方は下記の5つです。

ここからは、就活における二次募集の探し方についてそれぞれ解説します。就活において、二次募集を行う企業の探し方に悩む場合は、下記の方法を参考にしてください。

1.就活エージェントを活用する

就活エージェントの利用は、二次募集を行う企業を見つけるために最も効果的な探し方です。就活エージェントは、求職者と企業をマッチングさせる役割を果たしており、二次募集の求人情報を提供しています。

就活エージェントは多くの企業と提携しており、二次募集を行うときに求人情報を受け取ることができます。企業から二次募集の情報を直接聞けるため、一般に公開されていない求人にもアクセスすることが可能です。

就活エージェントから紹介を受けると、時間も手間もかけずに効率よく二次募集の求人を見つけられます。自力で二次募集を行う企業を探すのが難しい、企業探しに時間をかけられないといった場合は、ぜひ活用するとよいでしょう。

とはいえ、どのような就活エージェントに二次募集の企業探しを頼めばいいのか悩む学生も多いのではないでしょうか。

そこでオススメなのが、キャリチャンの就活支援サービス「出遅れ就活サポート」です。キャリチャンには、一般には公開されていないオリジナル求人300社を含む、約3000社の求人情報があります!

しかもこのサービスでは、プロのキャリアアドバイザーがあなたの希望やこれまでの就活について聞き取り、あなたに合った企業の二次募集を厳選して紹介します。効率的に二次募集の企業探しを行いたい就活生は、ぜひ相談してください。

2.就活イベントに参加する

二次募集を行う企業の探し方として、就活イベントも挙げられます。就活イベントは、就活エージェントや求人サイトの運営会社、自治体、業界団体などが主催する就職活動支援のためのイベントです。

就活イベントには、複数の企業が一度に集まる「合同説明会」があります。一度の参加で二次募集を行う企業に複数出会い、それぞれを比較・検討できるのがメリットです。企業ごとのブースが設置され、面談や質問セッションを通じて会社の雰囲気や仕事内容を知れるため、エントリー前に相性の確認ができるでしょう。

さらに、就活イベントでは他の就活との交流も行えるため、自分では知らなった情報を入手できます。就活イベントの中には、直接選考に繋がる「選考会」などもあるので、積極的な参加がオススメです。

就活イベントを探すときは、WebサイトやSNS、大学のキャリアセンターなどから確認できます。自身の就職活動をスムーズに進めるだけでなく、自分に合った企業を見つける手助けにもなるので、積極的に就活イベントに参加し、チャンスを掴みましょう。

3.逆求人サイトで企業からオファーを受ける

二次募集を行う企業の探し方には、逆求人サイトを活用するという方法もあります。

逆求人サイトとは、企業の方から求職者に対して選考のオファーをするサイトです。通常の求人サイトとは異なり、求職者が自分のプロフィールや経歴を登録し、それを見た企業からオファーがくるのを待ちます。

逆求人サイトを利用するメリットは、企業が求職者に興味・関心を持って選考のオファーをするので、内定をもらえる可能性も高まることです。ただし、企業からオファーを受けるには、自分のプロフィールや経歴を正確かつ魅力的に記載することが重要になります。自己PRやいままでの経験、実績などを具体的に示し、自身の強みをアピールしましょう。

自分自身がアクティブに就職活動をするだけでなく、企業側からアプローチを受けることで、様々な企業との出会いを増やせます。逆求人サイトを利用する企業の中には二次募集を行う企業もあるため、登録しておくとよいでしょう。

4.求人サイトに複数登録する

二次募集を行う企業を探す方法として、求人サイトへの複数登録も挙げられます。ただし、一次募集のころと違って1つの求人サイトに掲載されている二次募集には限りがあるため、複数の求人サイトを利用することが前提です。

求人サイトに複数登録するメリットは、幅広い求人情報の収集が可能になることです。求人サイトに載っている情報は、すべて同じとは限りません。それぞれの求人サイトは、掲載数や求人情報の特性が異なります。

異なる求人サイトに複数登録することで、幅広い業界や職種の二次募集を探せで、二次募集をする企業の比較も可能になります。二次募集を行う企業は、求人サイト上に突如現れるため、各求人サイトの新着情報のチェックは不可欠です。各求人サイトから新着メールや通知を受け取ることで、最新の情報をいち早く把握できるでしょう。

とはいえ、複数登録するときは信頼性のある求人サイトを選ぶ必要があります。信用性が低い求人情報によって、悩む時間を減らすためです。複数の求人サイトに登録する場合は、口コミや評判、利用者の声などを参考に、優良な求人サイトを選びましょう。

求人サイト選びに迷ったら、下記のコラムも参考にしてください。

5.大学のキャリアセンターを利用する

二次募集を行う企業を探すには、大学のキャリアセンターを利用するのもよいでしょう。大学のキャリアセンターは、あなたの大学のOB・OGなどから二次募集をしている企業の情報を集めています。

大学のキャリアセンターを利用するメリットは、専門のキャリアアドバイザーのキャリアカウンセリングや就活支援を受けられる点です。キャリアアドバイザーは、就職活動やキャリア形成に関する豊富な知識と経験を持ち、個別の相談に応じて適切なアドバイスを提供してくれます。あなたの希望や適性に合わせた企業や業界の提案も行ってくれるはずです。

また、大学のキャリアセンターでは、企業とのマッチングイベントや就職セミナー、模擬面接などの就職支援プログラムも実施されています。大学で実施されるイベントやセミナーに参加することで、二次募集を行う企業との出会いを得ることが可能です。

ただし、大学のキャリアセンターは多くの学生が利用するため、大変込み合っています。予約や申し込みが必要な場合は、早めに申請してください。大学のキャリアセンターは、学生の就職活動をサポートする貴重な存在です。自分では探せない二次募集企業を知れる可能性もあるので、積極的に活用しましょう。

就活における二次募集の探し方|受かりやすい業界3選

就活における二次募集の探し方|受かりやすい業界3選

二次募集を行う企業の中でも、内定が獲得しやすい業界は下記の3つです。

二次募集を行う企業で受かりやすい業界を把握しておけば、内定を獲得するチャンスが高くなります。なぜ受かりやすいのか詳しく解説するので、二次募集を行う企業から内定獲得を狙っている場合は、ぜひ参考にしてください。

人材業界

人材業界が二次募集を行う企業の中で受かりやすい理由は、需要の高さです。人材業界は、企業と求職者の仲介役として活躍し、マッチングを支援します。

企業側としても、長期的に働いてくれる相性のよい人材を求めています。求職者も、自分の希望や資質にマッチする企業を探しているはずです。しかし、求人側と求職者側の活動だけでは、必ずしも相性がよい関係を見つけられるとは限りません。そのため、両者の間に立って、採用に関わる課題を解決するための人材が必要なのです。

若い労働人口の減少により、そのニーズはますます高まっています。二次募集を行う企業の中でも人材業界は、積極的に採用活動を行っているため、内定を獲得できるチャンスが多いはずです。人材業界に興味・関心がある就活生は、二次募集で積極的にエントリーしてみましょう。

【二次募集を行ったことのある企業例】
  • リクルーティングHD
  • マイナビ
  • エン・ジャパン

人材業界への志望動機が上手く書けない人は、下記の資料も参考にしてください。

IT業界

IT業界が二次募集を行う企業の中で受かりやすい理由は、人手不足です。近年、世界的にITの発達が加速している関係で、IT人材が必要とされています。プログラミングやデータ分析などの専門的なスキルを持つ人材がとくに求められており、需要と供給のバランスが取れない状況です。

大学生でITに関する適切なスキルを持っていれば、就職活動において有利な立場になる可能性が高くなります。IT業界に関する知識が少ない就活生でも、若いうちから育成しようと取り組む企業は増加傾向にあるようです。

ただし、ITに関する興味・関心がアピールできないと、意欲が伝わらないため、不合格になる場合があります。IT業界に就職したい理由をしっかり伝えられれば、二次募集で内定を獲得できるでしょう。

【二次募集を行ったことのある企業例】
  • ソフトバンク
  • ソニーグループ
  • 日立製作所

IT業界の企業にはベンチャー企業が多いので、こちらの資料も参考にしてください。

不動産業界

不動産業界が二次募集を行う企業の中で受かりやすい理由は、人々の生活に欠かせないサービスを提供しているからです。

不動産業界は基本的な生活インフラである住宅や商業施設などに関わる業界です。人々の生活に密接に関わるため、需要が安定しています。

住宅の需要は経済状況に左右されることなく存在し、人口増加や都市化の進展により不動産需要は持続的に高まっています。そのため、就活において需要のある業界と言えます。

ただし、不動産業界は不動産開発や不動産投資、不動産仲介、不動産管理など、さまざまな職種が存在するため、自分に合う企業を見つけることが重要です。相性がわからない場合は、就活エージェントに相談しましょう。

【二次募集を行ったことのある企業例】
  • 三井住友不動産
  • 野村不動産HD
  • 東急リバブル

不動産業界へのエントリーを考えている人は、下記の資料も参考にしてください。

二次募集でもう一度企業探しから就活をやり直す学生も不利ではない

二次募集でもう一度企業探しから就活をやり直す学生も不利ではない

二次募集の選考を受ける就活生の中には、一次募集での就活が上手くいかず、落ち続けていた人もいますよね。二次募集でもこれまで通り選考に受からないのではないか、この出遅れが不利になるのではないかと不安を感じる人もいるでしょう。

しかし一次募集の就活に失敗した学生も、二次募集では不利になりません。二次募集で就活をやり直す学生が不利ではない理由は下記の3つです。

それぞれの理由を解説するので、就活の参考にしてください。

応募者が減少する

一次募集の選考に落ち続け、二次募集から就活をやり直す学生も不利にならない理由の1つは、二次募集では一次募集のころより応募者が減少していることです。二次募集では応募者が減少し、選考倍率が下がることによって、一次募集のころなら受からなかった学生にも内定獲得のチャンスが出てきます。

これは、一次募集に比べて二次募集の情報が少なかったり、一次選考で不合格だった学生が他の就職先を見つけたりするためです。その結果、応募者数が減ることで二次募集では競争が緩和される傾向があります。

応募者数が少ない状況では、企業側の内定のハードルを下げざるを得ないので、一次募集ではどの企業にも受からなかった学生でも再度チャンスを得られる可能性があります。とくに選考倍率の高い企業ばかり受けていたことで内定を得られなかった学生には、内定獲得の可能性が高まるでしょう。

優秀な学生は就活を終えている

一次募集の選考に落ち続け、二次募集から就活をやり直す学生も不利にならない2つ目の理由は、優秀な学生がすでに就活を終えていることです。

優秀な学生は、大学3年生から就職活動を行い、努力を続けている傾向があります。そのため優れた能力や充実したインターン経験などを持ち、企業から高い評価を受けているのが特徴です。こうした学生は一次募集の段階で満足のいく内定が得られ、すでに就活を終わらせているため、二次募集の就活にはほとんど参加しません。

そのため二次募集では、選考で自分と比較されることになる学生たちのレベルが下がり、相対的にあなたの評価が高まります。結果として、一次募集の就活では落ち続けていた就活生も、内定を得られる可能性が高くなるのです。

いままでの知識・経験を活かせる

二次募集において一次募集に落ちた学生は、これから就活を始める学生より経験を積んでいます。一次募集の選考で不合格となった理由を分析し改善すれば、他の就活生よりも内定を獲得するチャンスが増えるでしょう。

そのため、二次募集ではこれまでの経験や知識を活かし、自己分析や面接対策などを徹底的に行う必要があります。また、一次募集での経験から自身の強みやアピールポイントを見つけ、二次募集で活用することが可能です。

一次募集に落ちた学生にとって二次募集は再チャレンジの機会となり、自身の強みを活かして就活を進めることができるでしょう。

二次募集の就活で内定を獲得する5つの秘訣

二次募集の就活で内定を獲得する5つの秘訣

ここからは、二次募集を行う企業の選考を受けたときに、内定を獲得するための5つの秘訣について解説します。

二次募集まで就活が続くということは、一次募集では良い結果に繋がらなかった就活生もいるでしょう。

このコラムで解説する秘訣は、二次募集の企業から内定を獲得するために重要なポイントです。それぞれの秘訣を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

二次募集に応募した理由を明確にする

二次募集に応募する理由を明確にすることは、内定を獲得するために重要です。一次募集で内定をもらえなかった場合、その企業に対してなぜ再度応募するのか、なぜその企業に興味を持っているのかを具体的に伝える必要があります。

明確な理由を作るには、企業のビジョンや事業内容、社風など、どのような部分に共感を覚えたのか、自身のスキルや経験がなぜ活かせると感じたのか、具体的な要素を見つける必要があります。たとえば、企業の持つ技術やサービスに魅力を感じたり、社会的な課題に取り組んでいる姿勢に共感したりといった例が挙げられます。

また、一次募集での選考結果やフィードバックを振り返り、自分に足りなかった部分を改善することが大切です。一次募集で起きた失敗をそのまま放置すると、二次募集でも同じような状態になる可能性があります。

二次募集の企業から内定を獲得するには、いままで評価されなかった部分を改善し、明確な理由を持つことが重要です。二次募集に応募する理由を明確にし、自身の魅力を効果的にアピールすることで、内定を獲得できる可能性が高まるでしょう。

面接の準備を万全にする

二次募集の企業から内定を獲得するには、面接の準備は欠かせません。なぜなら、面接は就活において最も重要なステップの1つだからです。内定を獲得するためには、面接の準備を十分に行い、自分のアピールポイントを効果的に伝える必要があります。

面接の準備をする場合、自分自身と企業の両方を研究することが重要です。たとえば、面接官から、自己PRやガクチカ、志望理由などの質問をされたときに、スムーズな回答ができないと「やる気がない」と思われ、低評価に繋がります。こうした質問に適切な答えを返すには、自己分析と企業研究を十分行い、自分と企業に関する理解を深めることが必要です。

企業研究では、ホームページやWebサイト、SNSなどを通じて、求められるスキル・経験・人物像を把握し、自分自身の強みとマッチングするポイントを見つけます。自己分析では、これまでの経験や将来像、長所・短所を客観的に把握し、自身のアピールポイントを明確にしましょう。また、具体的なエピソードや実績を準備しておき、自分の強みを事例で裏付けることが重要です。

企業研究と自己分析を踏まえて上で、企業から聞かれる可能性がある質問の回答を準備しておくと、本番でスムーズに答えられます。さらに、模擬面接で練習しておくのも大切です。模擬面接では、自分の面接スキルや表現力を磨けます。また、フィードバックを受けることで自己改善のポイントを把握し、次回の面接でより良いパフォーマンスを発揮できるのです。

面接を通過し内定を獲得するには、事前の準備が肝心です。企業に自分の魅力的な部分を明確にアピールし、内定を勝ち取る可能性を高めましょう。

企業が求める人物像を把握する

二次募集を行う企業から内定を獲得するには、企業が求める人物像を正確に把握することが重要です。企業は単にスキルや経験だけで判断しているのではなく、採用する人物の価値観や人間性にも注目しています。

二次募集の選考に受かるには、あなたの特徴やスキルが企業のニーズに適合しているかどうかを正確に把握し、効果的にアピールすることが必要です。

企業が求める人物像を把握するには、企業のWebサイトや採用情報を詳しく調べましょう。企業のビジョンやミッション、文化、価値観などについて理解を深めることで、企業が求める人物像の一部を把握できます。

社員の声やインタビュー記事などを参考にするのも効果的です。外部に公開されている情報だけでは判断できない可能性もあるため、実際の声は大きな判断材料となります。

企業が求める人物像にもとづいて、自己PRや志望動機をしっかりと整理し、企業に対して自身の強みや価値をアピールすることが重要です。ただし、自己アピールは自己PRだけでなく、実績や経験を通じて具体的に示すようにしましょう。

企業が求める人物像と自身のアピールポイントに共感性を出し、相互にマッチングさせることで、内定を獲得する可能性を高められるでしょう。

アピールできる引き出しを複数用意する

二次募集を行う企業から内定を獲得するには、アピールできる内容を複数用意することが重要です。1つのアピールポイントだけでは他の候補者との差別化が難しくなります。採用してもらうためには、自身の強みや特徴を幅広くアピールする必要があるのです。

アピール材料を増やすには、勉強・部活動の実績やアルバイトの業務経験、特技、資格など、自身が持っている強みを洗い出します。アピールポイントが決まれば、履歴書や職務経歴書、ES(エントリーシート)、面接など、さまざまな場面で伝える強みを考えましょう。

たとえば、履歴書や職務経歴書では「県大会で優勝した」といった具体的な成果や貢献、取り組んだアルバイトの詳細などを記載することで、自身の能力や実績に信ぴょう性を持たせられます。ESでは、自己PRや志望動機の部分で、強みや特徴を簡潔にまとめて伝えることが重要です。面接では、自身の経験やスキルを具体的な事例やエピソードを交えて説明し、自信を持ってアピールします。

アピール内容が1つしかないと、話せる内容も限られてしまうため、評価されづらい可能性があります。一方、複数の強みや経験をアピールできれば、さまざまな取り組みを評価してくれるでしょう。

二次募集を行う企業から内定を獲得するには、アピールできる引き出しを複数用意し、企業側に自身の価値を的確に伝えることが大切です。

就活エージェントに相談する

二次募集で内定を獲得するには、就活エージェントのサポートを活用することが有効です。就活エージェントは、個々の学生に合わせたアドバイスや就職支援を行っており、プロとして豊富な知識とネットワークを持っています。

就活エージェントは、自己分析や企業研究、面接練習など、就職活動に必要な準備を手助けしてくれます。また、あなた自身が二次募集の探し方を知らなくても、就活エージェントが契約企業の二次募集の中からあなたに合う企業を厳選し、紹介してくれるでしょう。

就活エージェントは契約企業の採用方針や選考傾向、求める人物像、実際にどんな質問がされやすいかなどを正確に把握しているため、その企業の選考に受かるためのピンポイントな対策を教えてくれます。二次募集の就活で効率的に内定を獲得するには、就活エージェントのサポートが重要です。

キャリチャンの就活支援サービス「出遅れ就活サポート」では、就活を始めるのが遅くなってしまった学生や、一次募集での結果に納得できず、二次募集で内定獲得を目指す就活生のサポートを行います。

二次募集で内定獲得をするためにプロの専門家がマンツーマンサポートをするので、安心して進められます。二次募集で内定獲得を目指す就活生は、ぜひ参加してください。

二次募集の就活で受かる確率を上げるには探し方が大事!

二次募集の就活で内定を獲得する確率を上げるには、受ける企業の探し方が肝心です。自分と相性がよい企業を探し出せれば、価値観の一致などから採用してもらえる可能性が高まります。

もし、二次募集の就活が成功するか不安を持つ場合は、下記のコラムも参照してください。

キャリチャンでは、就活生一人ひとりが抱える悩みをプロの専門家が解決し、二人三脚で就活をサポートします。二次募集を行う企業の探し方や内定獲得に悩む場合は、ぜひキャリチャンのイベントに参加ください。

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就活における二次募集の探し方に関するQ&A

就活における二次募集とは?

新卒の就活における二次募集とは、春・夏で一次募集を終了した企業が募集時期をずらして行う追加募集です。

就活で二次募集(再募集)が行われるのはいつから?

秋に行う企業が多い傾向にあります。具体的には8月の終わりごろから、正式内定が決定する10月にかけて募集をかける企業が多いです。

一次募集と二次募集の違いは?

一次募集と二次募集の違いは、採用する人数と期間です。一次募集では、春・夏にかけて数十人を採用します。一方、二次募集では、ある程度の内定者が決まっているため、採用する人数が減少するでしょう。

この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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