就活をやめたいと感じる11の理由│つらいときの対処法を解説
2020年9月30日
就活に手こずっているようですね。現在、就活の状況はどうですか?
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
全然うまくいってないです…。面接や筆記試験のプレッシャーで押しつぶされてて、もう就活やめたいです…。
かなり追い詰められていますね。
就活は人生を左右する大きな分岐点だからなかなかやめられないプレッシャーもあるでしょう。
キャリアプランナー 岡田
就活生 Aさん
そうなんです。やめるわけにはいかないけれど、プレッシャーに押しつぶされそうで…
では、そんな就活生のために就活をやめたいと思った時にするべきことを解説します。「どうやってこの気持ちと向き合えばいいのかわからない」就活生は、ぜひ参考にしてください。
キャリアプランナー 岡田
就活をやめたいと思う学生は多い
将来を左右するほど重要な決断をする就活。そんな就活では慣れないことの連続ですし、大きなプレッシャーから「就活をやめたい」と思ってしまうことは多々あると思います。
近年は新型コロナウイルスの影響でアルバイトやサークルなどの活動が制限されたため、周りと差をつけるガクチカがなく、例年よりも「就活をやめたい」と相談してくる学生が目立つような気もします。しかし今後の人生が決まるといっても過言ではない就活を簡単にやめてしまってもいいのでしょうか。
就活をやめたいと思う11の理由
就活をやめたいと考える最も大きな原因は「内定」に関するものです。就活では内定獲得のために活動していますから、目的がかないそうもなければ、やめたいと思ってしまうのも仕方ないことなのかもしれません。
今までに経験のないことや、多大なるプレッシャーから就活をやめたいと思う人がいますが、具体的にどのような原因からやめたいと思ってしまうのでしょうか。下記より具体的な原因を見ていきます。
1.内定が取れる気がしないから
面接に落ちまくり、なかなか内定が取れないことで就活をやめたいと思ってしまうパターンです。内定獲得は就活の醍醐味といっても過言ではありませんし、内定がもらえないことで自分を否定されたような気がしてしまい、今後も内定がもらえる気がしないと思ってしまいます。
さらに昔から憧れていた企業など、本命企業に落ちてしまうことで将来への希望がなくなり、就活へのやる気がなくなってしまうパターンもあります。どちらにしろ、「内定」に関する問題から就活をやめたいと思ってしまうのが最も多い原因といえるでしょう。
2.周りはどんどん内定が決まっていくから
なかなか内定がもらえない中、友人や恋人など周りがどんどん内定を獲得していくことで焦りを感じてしまったり、「もう無理」「もういいや」となってしまうことで就活をやめたいと思ってしまうパターンです。
同じ企業を受けても自分だけ落とされてしまったり、同じ学力・スペックでも自分だけが内定をもらえないと自信がなくなってしまい、就活へのやる気をなくしてしまうのです。こちらも前述同様、「内定」が原因となります。
3.これまでにない経験に困惑しているから
面接やES作成、スーツや社会人との会話など、これまでに経験のないことに困惑してしまい、思うように行動できないことで「もう無理、就活やめたい」と思ってしまうパターンです。
ただでさえ慣れないことの連続で大変なのに、過密スケジュールやプレッシャーから余計に自分を追い詰めやすく、就活へのやる気をなくしてしまいます。そこに「内定がもらえない」が重なると余計にやめたいと思ってしまうのです。
4.新型コロナの影響で思うように活動できないから
新型コロナウイルスの影響から思うように活動ができなくて、就活をやめたいと思ってしまう人が多くいます。アルバイトやサークルなどの活動が制限されたため、周りと差をつけるガクチカがなく、エントリーシートの書き方に困る就活生を何人もみてきました。
また、感染拡大防止から合同説明会や面接もオンラインで開催されていることで、例年とは違った就活に思うように対応できず、「就活をやめたい」と考える人が多くいるのです。コロナの影響によるオンラインでの就活はこれからまだまだ続くことが予想されますから、それらにうまく対応していけないと内定は厳しいでしょう。
5.面接時に緊張してうまくいかないから
面接時の強い緊張からうまく自分の魅力を面接官に伝えることができずに、就活をやめたいと思うことがある学生も多いでしょう。面接で緊張してしまう学生は「面接で回答に詰まってしまったらどうしよう」「相手に伝わりにくい話し方をしてしまう」といった悩みがあるのではないでしょうか。
また、面接が進むにつれて管理職や役員、社長など責任のある立場の人と接する機会が増え、緊張するほど何を話していいのかわからなくなることがあると思います。その結果、面接でなかなか合格がもらえずに就活をやめたいと思うようになってしまうのです。
■ 一次面接
一次面接は就活の第一関門なので、多くの学生が緊張しています。緊張していると、自分の持っているアピールポイントをうまく伝えられなかったり、面接官の質問に答えられなかったりすることもあるでしょう。
そのため、一次面接前には模擬面接を受ける、自己分析をするなどして自信をつけることが大事です。また、適度な運動や深呼吸を行うなども、緊張を和らげる効果があります。
■ 二次面接
二次面接は一次面接を通過した学生にとって、より深い掘り下げが行われる場なので、緊張するのは当然のことです。
しかし、二次面接では一次面接以上に自己PRや企業研究をしっかり行い、自分の価値をアピールすることが求められます。企業のビジネスモデルや業界動向、今後の展望などについても理解しておくことが大切です。
また、面接前には自分の強みや弱みを客観的に見つめ直し、自信を持って面接に臨みましょう。緊張を和らげるために、前日はリラックスできることを行い、面接当日は余裕を持って出かけるのも効果的です。
■ 最終面接
最終面接は、一次面接や二次面接をクリアした学生にとって最後の関門となります。面接の中で最も緊張するのは最終面接かもしれません。
しかし、最終面接は企業と最後の対話ができる場であり、ミスマッチを回避する最後のチャンスになります。そのため、最終面接では自分の強みや本当にやりたいことをアピールするとよいです。
面接前には、自己PRをしっかりとまとめ、自信を持って面接に臨みましょう。また、最終面接でよく聞かれる質問についても、事前に予習しておくことが大切です。
さらに、緊張を和らげるためには、趣味や好きなことを考えるのも効果的です。自分の好きなことについて考えることで、リラックスできます。
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最終面接攻略マニュアル
■ グループ面接
グループ面接は、2~6人程の就活生が同時に受ける面接です。一斉に面接を行うグループ面接では比較対象がいることから「他の就活生よりできていない部分」がとても目立ってしまいます。
入退室や敬語などのマナーを間違えてしまうと「基本的な部分ができていない」と、マイナス評価につながることもあります。グループ面接前には、身だしなみの確認・想定される質問への回答を考えておく・集団面接の流れやマナーを確認しておくなどして、しっかりと準備を行うことが大切です。
面接が苦手、就活のプロを相手に面接練習したいという就活生向には、キャリアアドバイザーが丁寧に面接対策をしてくれる無料イベント「面接サポート」をオススメします。
6.ESや書類作成が思うように進まないから
ESや履歴書の作成は就活において非常に重要ですが、その作成が思うように進まないと就活をやめたいと感じる学生も多いです。その原因としては、「自分の強みや志望動機を整理することが難しい」「どのように書いたらいいのかわからない」「書類の量が多く時間がかかりすぎる」などがあげられます。
ESや書類作成に時間がかかってしまうのは、就活においてよくあることです。しかし、焦らずに時間をかけて取り組むことで、自分自身の強みや志望動機を深く理解し、自信を持って面接に臨むことができます。就活をやめたくなる前に、自己分析や書類作成に時間をかけてしっかりと取り組んでみましょう。
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【就活対策資料】
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7.志望企業の選択肢が少ないから
志望企業の選択肢が少ないことがモチベーション低下の原因となり、就活をやめたいと感じる学生は多いです。
大学での専攻や、志望する業界・職種、地域などによっては選択肢が限られてしまうこともあるでしょう。そのため、就活をやめたいと思わないためには、自分の希望に合った企業を探し出せるかがポイントとなります。
また、選択肢が限られている場合は、自分の志望企業に近い業種や職種を探すことも考えましょう。地域についても柔軟に考えてみてください。志望企業の拠点が限られている場合は、遠方の拠点にも応募してみることで選択肢を広げられます。
就活は自分自身の未来を決める重要なステップとなります。選択肢が少なくても、自分の希望に合った企業を探し出し、諦めずに取り組んでいくことが大切です。
8.慣れない就活マナーに気疲れするから
就活中には、面接や説明会などで慣れない就活マナーに気を配る必要があります。しかし、慣れないことに気を遣いすぎて疲れてしまい、就活をやめたいと思う学生も多いです。
例えば、髪型やメイク、ヒールの靴などの身だしなみに加え、受け答えの仕方や立ち振る舞いなど、就活マナー全般について緊張してしまう学生も少なくありません。特に、新卒の場合は社会人経験がないため、就活で初めて知るマナーが多く、それらを覚えるだけでも疲れてしまうことがあります。
こうした状況で、モチベーションを保つのは容易ではありません。しかし就活マナーに関しては、慣れることで自然に身につくものです。焦らず、少しずつ慣れていくようにしましょう。
9.授業にバイト、就活とやることが多くてつらいから
学生は就活と授業やバイトを並行して行うため、やることが多くストレスを感じることがあります。その中でも就活は、面接やESの作成など時間や精神的な負担が大きく、そのまま就活をやめたいと感じる学生も少なくありません。
特に、授業の出席やバイトのシフトと調整しながら就活を行う場合、スケジュール管理が非常に難しく、心身ともに疲れがたまってしまうこともあります。
こういった場合は、就活以外のことに時間を割いてリフレッシュすることも大切です。また、学校のキャリアセンターや、アルバイト先や友人に相談することで、アドバイスやサポートを受けることもできます。
10.金銭的な負担が大きいから
近年は就活のオンライン化が進んで、以前に比べ就活生の金銭的な負担は少ないです。しかし、終盤の面接だけは対面にする企業が多々あります。選考ステップが進めば進むほど、面接に出向くための交通費は大きな負担となるわけです。
それなのに終盤の面接になって何度も落ちてしまうと、時間や労力だけでなく財政的な負担も重なって、就活をやめたいという気持ちも高まってしまいます。
このような場合は、まず就活の費用について見直すことが重要です。選択肢は少なくなってしまいますが、オンライン面接で完結する企業を受けるという手もあります。
11.社会に出ることに不安を感じているから
面接やエントリーシートで不採用になることが続くと、「自分は社会に必要とされていないのではないか」という不安が募り、就活をやめたくなってしまうことがあります。これは、就活中の学生なら誰でも一度経験するでしょう。
加えて、大学で学んだことと現実とのギャップや、就職先での自分の役割や責任などにのプレッシャーを感じることもあります。
しかし就活に失敗しても、自分自身が無価値であるわけではありません。また、社会人になることに不安を感じるのは自然なことであり、それを乗り越えるには、前向きな考え方や行動が大事です。
「就活がしんどい」「何もうまくいかない気がする」と感じている学生は要注意です。しんどい状態でイヤイヤ就活しても、決してよい結果を生みません。下記のコラムを参考に就活のしんどい気持ちを乗り越えましょう。
就活をやめるのはもったいないし、やめるべきではない!
様々な原因から就活をやめたいと思う気持ちもわかりますが、ここで就活をやめるなんてもったいないです、やめるべきではありません!なぜなら“今”就活をするのが、よりよい就職先を見つけ出すのにベストな時期だからです。
多くの企業は学生の就活に合わせて採用活動を行うため、今が一番受けられる企業が多いです。社会人としてのスキルがない状態でも「新卒」ということで、将来性を加味して評価してもらえるため、既卒よりも内定率が高まります。
最近では「新卒じゃないと採用しない」とした企業は減ってきたものの、受けられる企業数が既卒だと限られてしまうのは確かですし、企業によっては「既卒ということは内定がもらえない何か悪い原因があるのだろう」と、はじめからマイナス評価を下す場合もありますから、やはり「新卒」という肩書は就活において大変重宝されるのです。
ですから、選択肢の多さや条件などを考えると今就活をやめてしまうのは非常にもったいないです。ですから今やめたいと思っていても絶対に就活は続けるべきです。
しかしだからといって簡単に「やめたい」をなくすことは難しいですよね。では、今就活をやめてはいけないと理解していても「やめたい」気持ちが消えそうにない場合はどうすればいいのか。次項より確認していきましょう。
就活をやめたいときの対処法:発想編4選
就活では良くも悪くも自分をハッキリと評価される場ですし、将来に対するプレッシャーから就活をやめたいと感じてしまうことは多々あると思います。しかし新卒である“今”が一番就活を行ううえで条件がいいときですから、絶対に就活は続けるべきだといえます。
ただ、一度は「やめたい」と思ってしまったわけですから急にやる気満々で就活を挑むことはできないでしょう。では就活をやめたいと感じてしまった時、どうすることで就活へのやる気を復活させることができるのでしょうか。ここではそんな就活をやめたいと感じた時に発想を転換する方法についてみていきます。
1.将来なりたい自分をイメージする
ゆっくり休んだら就活への「やめたい」という気持ちと向き合っていきましょう。そのためにまずしてほしいのが“将来なりたい姿・未来を考える”ことです。人は明確な目標があるとその目標に向かって行動がしやすくなるため、まずは目標をしっかりと定めることが大切なのです。
自分は将来どうなりたいのか、どのような人生を歩みたいのか、そんな「将来像」を考えてみましょう。就活を始めた当初は明るい未来を想像していたはずですので、それらを思い出しながら、改めて将来像を考えます。
ここでは仕事だけに固執する必要はありません。どんな人付き合いをしたいのか、どんな趣味を充実させたいのかなど、明るい未来を想像することで「なりたい自分」が明確になりますので、いろんな角度から将来なりたい姿を考えましょう。
2.就活に対してポジティブなイメージを持つ
「就活をやめたい」と感じたときは、焦ることなく自分自身を見つめ直し、就活に対してポジティブなイメージを持つことが重要です。
自分はどのような職場で働きたいのか、自分の強みや興味がある分野、将来の展望などを明確にすることが、自分に合った企業を選ぶヒントとなります。また、就活を通して自己分析を深めたり自己PRができるようになったりなど、自己成長にもつながるはずです。
忘れてはいけないのが、就活は企業だけでなく、自分自身も選ぶ立場にあるということです。満足できる職場を見つけるために、自分自身の意思や目的を持って就活に臨んでください。
就活は自分自身を見つめ直し、将来に向けて自己成長する上での貴重な機会であることを忘れずに、前向きに取り組んでみましょう。
3.内定後にしたいこと、ほしいものを考える
就活をやめたいと思ったときは、内定後にしたいことやほしいものなど、頑張った自分へのご褒美を考えてみるのも1つの手です。
例えば、内定をもらった際に自分にあげるご褒美を考えることで、就活へのモチベーションを上げることができます。ご褒美は将来像よりもすぐに欲を満たすことができるため、モチベーション維持へとつながるはずですし、目標に向かって行動もしやすくなるでしょう。
また、ほしいものを考えることで、自分の欲求や目標を再確認することができ、就活の疲れを癒すことができます。
4.周囲と自分を比較するのをやめる
就活は、自分自身のキャリアを決定するための貴重な機会です。しかし、周囲と比較することで自分自身の価値観や目標を見失い、就活のモチベーションが下がってしまうこともあります。
就活は競争ではないので、周囲と自分を比較することをやめ、自分自身のキャリアプランをしっかり考えることが大切です。自分自身が何をしたいのか、どのような企業で働きたいのかを明確にし、その目標に向かって成長する努力をしましょう。
周囲との比較にとらわれず、自分自身が満足するキャリアを構築することが、就活のモチベーションを維持するポイントとなります。
就活をやめたいときの対処法:行動編11選
うまく就活が進まないと、「もうやめたい」「全部投げ出したい」と思うことがありますよね。その気持ちもわかりますが、それでは就活は進みません。
“やめたい気持ちは自らの行動で打ち消すことが可能です。ここでは、そんな就活をやめたいと思ったときの効果的な対処法を紹介します。
就活をやめたいときの対処法は以下の11個です。
1.まずは就活を離れ、リフレッシュする時間を作る
「就活をやめたい」と思ったらまずは思い切って就活から離れましょう!就活を離れ、リフレッシュする時間を作るのです。就活が嫌だと思った状態で就活を続けていてもやる気が出るはずもありませんし、そのような姿を評価する企業もありませんから時間を無駄にしかねません。
新たな気持ちで就活をやり直すためにも一度就活を離れ、リフレッシュすることが非常に大切です。そのため就活を休む際は、就活に関する情報を一切シャットアウトすることをオススメします。
ナビサイトやメール、SNSを頻繁に見るのは避けた方がよいです。SNSには友人などが就活の進捗を投稿している可能性があります。そこに「内定をもらった」などといった報告を見れば余計に落ち込むだけですので、特に避けた方がよいといえます。
そして就活のことを考えないためにも趣味に没頭したり、とにかくダラダラしたりと、自分がリラックスできる状況を確保します。ここでは思いっきり自分を甘やかしてあげましょう。
ただし、あまりダラダラと休んでしまうと余計に就活へのやる気がなくなってしまう可能性があるので、「いつまで休む」と期限を決めるようにしてください。卒業というタイムリミットもあるので、休む期間は1~2週間程度を目安にするとよいでしょう。
「とっとと内定をもらって就活を終わらせたい」という就活生は、キャリチャンの「スピード内定サポート」に参加してください。スピード内定サポートでは、最速で内定が取れるようにプロがマンツーマンでサポートします。
2.スポーツで気分転換する
就活をやめたいと感じたときにオススメの気分転換は、スポーツをすることです。運動をすることで気持ちがリフレッシュされますし、達成感や自信を得ることにもつながります。
スポーツをすると、ストレスや不安を解消する効果があるといわれています。精神を安定させる、セロトニンという物質が分泌されるからだそうです。就活においてもネガティブな気持ちが解消され、前向きな気持ちを取り戻せるかもしれません。
また、スポーツは自分自身と向き合い、自分自身を高めるためにも有効な手段です。
3.自己啓発系の本を読む
就活をやめたいと思ったとき、自己啓発系の本を読むことで心の整理や新たな気づきが得られ、自分がこれから進む方向性を見いだせることもあります。「やめたい」と思う原因を明確にし、それに対してどのように対処するか考えることが大切です。
また、自己啓発系の本には人生やキャリアに関するアドバイスが詰まっており、就活を進める上で参考になることもあります。自己成長を図る上でのヒントにもなるので、1冊くらいは読んでみるとよいでしょう。
4.ビジネスマン向けの本を読む
就活をやめたいと思ったときは、ビジネスマン向けの書籍を読むのも効果的です。社会で活躍しているビジネスマンの経験やノウハウを学ぶことで、就活で必要なスキルやマインドセットを身に付けられます。
さらに、ビジネス書を読むことで自分自身の成長につながり、将来のキャリアや人生設計を見つけることもあります。社会で活躍している人の体験談の中に、挫折や失敗から立ち直るヒントを見つけられるかもしれません。
就活を進める上で参考になる知識やスキルを身に付けることができるため、是非取り入れてみてください。
5.自己分析し希望を明確化する
就活をやめたいと感じたときは、初心に帰ってもう一度初めから自己分析をしてみましょう。自分自身の強みやキャリア希望を明確にでき、自信を持って就活を進められるようになります。
自己分析をすることで自分自身への理解が深まり、自分の強みや価値観を明確にできます。その結果、自分のやりたいこと・できることに合う仕事とはどんなものかが見えてくるわけです。
そのように自己分析で自己理解を深めると、入社先とのミスマッチを回避できるだけでなく、将来のキャリアを考える重要な一歩になるでしょう。
6.書類の内容を見直してみる
就活をやめたいと感じたときには、これまで提出してきたESや履歴書などの書類の内容を見直すこともオススメします。ちっとも書類選考を通過できないことが原因で、就活へのやる気を失っている人もいるからです。
書類選考を通過するには、企業の求める人物像とマッチする志望動機を作成することが大事なポイントです。一方的に自分の長所・強みや成果をアピールするだけでなく、企業研究を深め、志望企業の特徴や文化に合わせた内容にする必要があります。 書類審査は選考の第一関門なので、しっかりと見直し、企業にマッチする書類を作成することが大事です。
7.面接対策をする
面接に落ちたことが原因で就活をやめたいと思っている場合は、面接マナーや質疑応答の内容を見直すことが大切です。まずは面接時の姿勢や表情、話し方などを見直し、身だしなみを整えてください。
また、前述のように志望企業の求める人物像に合った自己PRや志望動機を考えるとともに、緊張した中でも口頭でうまく伝えられるよう練習する必要があります。面接の緊張状態の中でもうまく受け答えができるようになるには、実戦経験を積んで慣れていくのが一番です。
加えて、本番の面接では深堀質問も受けるので、キャリア設計や自己分析の見直しをしておくことも重要です。しっかりと面接対策を行い、自信を持って面接に臨めるようにしましょう。
8.周囲の人に相談する
就活をやめたいと感じたときは、家族や友人など、心を許せる周囲の人に相談してみてください。就活に対する気持ちを共有してもらえるだけでも気持ちが楽になりますし、周囲の人からアドバイスを受けることで、新たな気づきや視点を得られる可能性があります。
相談した相手が就活に関する知識や経験を持っている場合は、具体的な解決策を提案してもらえるかもしれません。また、自分が見つけられていない長所を、周囲の人から教えてもらえる場合もあります。
周囲の人に相談することで、自分自身が思いつかなかったアイデアが見つかれば、就活への取り組み方が変わることもあります。ぜひ、気持ちを共有し、アドバイスをもらって、就活を乗り切っていきましょう。
9.先輩の成功体験を聞く
就活をやめたいと感じたときは、身近な先輩の成功体験を聞いてみるという手もあります。
いま社会人となっている先輩は、過去に就活を乗り越え成功した方たちです。業界や企業で働いている実体験に基づき、現在の不安や疑問を解決するようなアドバイスをくれる場合もあるでしょう。
また、先輩が成功した経験や体験談を聞くことで、自分自身が成功する姿も思い描きやすくなります。ぜひ、先輩社会人の成功体験を聞くことでモチベーションを上げ、就活を乗り切っていきましょう。
気軽に相談できる先輩がいない場合は、就活のプロに相談するのがオススメです。キャリチャンの「就活相談サポート」では、多くの就活生をサポートしてきたプロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで相談に乗るので、ぜひ活用してください。
10.やめたい理由にあわせた対応をする
就活をやめたいと思うのには様々な原因があるので、必要な行動もそれぞれ異なってきます。まずは自分がどのような理由から「就活をやめたい」と思っているのか、その原因を明確にしましょう。
ここでは先に紹介した「就活をやめたいと思う原因」から、それぞれに合わせた対応法について解説します。当てはまる原因を参考に、必要な行動を取ってください。
【内定が取れない・取れる気がしない】
内定が取れない、または取れそうにない場合にはまず「内定がもらえない原因」を考えてみましょう。自分のアピールの仕方がよくないのか、もしくは初めから自分に合った企業を選べていないのかなど、それぞれの原因から必要な対策を考えます。
原因がよくわからない場合は、就活エージェントやキャリアセンターを頼るとよいです。彼らは就活のプロなので、内定がもらえない原因をすぐに見抜いてくれますし、必要な対策法も教えてくれます。
内定が取れない、取れる気がしない状態のまま就活をしても上手くいかないため、「やめたい」気持ちは収まりません。内定が取れそうな兆しが見えてこそ「やめたい」気持ちは薄れていきますので、プロの手を借りて原因を探りましょう。
【周りはどんどん内定が決まっていく】
周りがどんどん内定を獲得しているのに追いつけないことで就活に嫌気がさしている場合は、「内定がゴール」という考え方を変える必要があります。「内定がゴール」という考えにとらわれていると、内定の数や獲得する早さ、知名度といったわかりやすい指標で周りと自分を比較し、優劣をつけがちです。
しかし就活で大切なのは“自分が納得できる企業に入社し、入社してから活躍すること”なので、内定を得る早さや企業の知名度などは重要ではありません。まずはそれに気づくことが大切です。周りなんて気にする必要がないと言い聞かせ、自分が満足できる企業からの内定獲得を目指しましょう。
【経験のないことに困惑している】
就活という今まで経験のないことに困惑している人は、自分の好きなことをする時間も入れながら、自分のペースで就活するように心がけましょう。就活は初めてのことだらけで困惑するからこそ、自分にとって無理のないペースで行うことが大切です。
やることがたくさんあるからといって、予定を詰め過ぎても1つ1つの質が落ちてしまうため、内定は遠のくばかりです。内定がもらえなければ余計に「やめたい」気持ちが強まってしまうので、1つ1つの質が落ちることがないよう、時に息抜きしながら活動するようにしてください。
【新型コロナの影響から思うように動けない】
コロナ禍で就活しにくいことに嫌気がしている人は、企業探しのやり方を工夫しましょう。もし自分で見つからない場合には、就活エージェントやキャリアセンターを頼るとよいです。
新型コロナで思うような就活ができていないのはみんな一緒ですが、その中で「やめたい」と思うことなく内定を獲得していく人もたくさんいます。つまりやり方次第で、いくらでも就活はできるのです。
一度リフレッシュしたら動き出したくなるような目標(将来像)を考え、そこから積極的に行動するように心がけましょう。しかし、自分一人でできる範囲には限りがあるので、就活エージェントやキャリアセンターなどのプロの手を借りるのも1つの戦略です。
11.就活エージェントやキャリアセンターを利用する
前述の「原因別に必要な行動」でもわかるように、やめたいと思う気持ちがあるからこそ就活エージェントやキャリアセンターなどのプロに頼るのが効果的です。就活エージェントやキャリアセンターに頼れば、あなたが就活をやめたいと思う理由を明確にした上で必要な対策をしてくれるため心強いです。
あなたが動き出したくなるような企業の紹介、内定獲得のためのサポート、面倒な企業探しやスケジュール管理を代わりにしてくれますし、情報収集が難しいコロナ禍でも十分な情報を提供してくれます。
キャリチャンでも、プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで相談に乗るイベント「就活相談サポート」を開催しています。相談も企業紹介も就活サポートも完全無料。就活をやめたいと考えるあなたと向き合い、いい方向へと導きますので、ぜひ活用してください。
就活をやめたいと悩んだときにオススメの思考法2つ
就活をやめたいと悩むことは誰にでもあります。ここでは就活をやめたいと悩んだときにオススメの思考法を2つ紹介します。
1.仮説思考
就活をやめたいと思う気持ちは誰にでもあるものですが、そんな時に役立つのが「仮説思考」という考え方です。
仮説思考は「仮説を立てること」「その仮説に基づいて実行すること」「実行した結果を検証し、修正すること」の3つの要素から成り立っています。これらの要素を意識することで、就活に限らず普段の生活においても、問題解決に対して効果的なアプローチが可能です。
就活においての仮説思考では、まず自分の行きたい企業がどのような人材を欲しているのか仮説を立てます。そして企業の説明会などで自分の立てた仮説が正しかったのかを、採用担当者に質問をするなどして検証するわけです。そのときもしもズレがあると感じたら、仮説を修正し、その企業に沿った志望理由を考えるようにしましょう。
2.ゲーミフィケーション
「ゲーミフィケーション」とは、人生をゲーム感覚で生きることで日々の課題を克服するための考え方です。就活においても、面接や説明会へのチャレンジをゲームのクリアに近いものとして考えることで、緊張感をワクワク感に変えることができます。
具体的には、面接対策を自分なりのルールで取り組んでみたり、ゲーム感覚で面接官とのコミュニケーションをとってみるという方法です。また、自分自身の成長や楽しみ方を適度に計測し、ゲームのように点数をつけたりランキング形式で上位を目指すことで、よりゲーム感覚を強めることができます。
ゲーミフィケーションを取り入れることで、就活へのモチベーションを上げ、克服すべき課題に対して積極的に取り組むことができるようになるでしょう。また、日常の課題や目標に対してもゲーム感覚で取り組むことで、楽しさと達成感を同時に得ることができます。
「就活やめたい」考えられる3つのリスク
就職以外にも選択肢はたくさんあります。自分のやりたいことがあるのであれば、就職以外の道に進むことは将来的にプラスになるでしょう。
しかしいずれは就職するつもりである場合は、慎重に判断する必要があります。なぜなら、いったん就活をやめることで、その後の就活にリスクが発生するからです。
ここでは就活をやめることで考えられる3つのリスクについて紹介します。
1.企業側に懸念を持たれる可能性がある
就活をやめてブランクができてしまうと、企業側から「仕事に対するモチベーションが低いのではないか」「そもそも就職する気があるのだろうか」といった懸念を持たれる可能性があります。その懸念を払しょくできないと、マイナスの評価から選考が始まることになってしまうわけです。
そのため再開後の就活では、企業からの信頼を得られるよう、就活をやめた理由やブランク期間に何をしたかを説明する必要が出てきます。資格取得などのスキルアップをして、明確な理由を述べられるよう準備しておきましょう。
2.既卒扱いになり応募の幅が限られる
大学卒業後フリーランスや起業・フリーター・就職浪人を選択すると既卒扱いになるので、新卒採用に参加できない企業も出てきます。以前に比べれば既卒も新卒枠で募集している企業が増えましたが、新卒のときより選択肢の幅が狭くなるのは確かです。
また、既卒も応募できるということと、実際に既卒を採用しているかどうかは別問題です。新卒枠で応募はできても、実際には前述のような懸念を払しょくできず、採用実績がない企業も少なくありません。新卒と同じ枠のはずなのに、既卒には即戦力としてのスキルが求められ、就活の難易度が上がるケースもあります。
3.就活の情報収集が難しくなる
就活は、求人情報の収集や業界・企業研究など、長い準備時間と大きな労力を要するものです。いったん就活を中断してブランクができると、再開する際に再び就活に関する情報収集をしなければなりません。
しかし就活をやめてしまうと、大学を卒業しているので大学のキャリアセンターを利用できず、友人からも情報をもらえることが少なくなり、就活の情報収集が難しくなります。その結果、就活を続けていた場合よりも就活に遅れをとる可能性が高くなるのです。
就活がつらいときはやめるのも1つの選択肢
どうしても精神的につらいときは、就活をやめることも1つの選択肢ではあります。無理して精神的ストレスを抱え続けると、体調を崩してしまうこともあるからです。
現在の日本では、就活生の7人に1人が就活うつを発症するといわれています。やたらとイライラしたり、とくに理由がないのに涙が止まらなくなってしまったり、ひどく落ち込んだりなど、感情のコントロールがきかなくなってしまうのです。
それが悪化すると、不眠や食欲不振、頭痛、吐き気といった体の不調として現れることも少なくありません。また、就活も含めて何に対してもやる気が起きない、集中力がなくなるといった症状になる場合もあります。
いずれにせよ、その状態で無理に就活を続けても内定の獲得は期待できないでしょう。それなら思い切っていったん「やめる」という選択をし、コンディションを整えることに専念するのも1つの手です。
就職をやめるか決断するときの注意点
就活がつらくて仕方ないならやめるのも1つの選択肢ではありますが、就活をやめたいと感じたときに、勢いでやめるのはオススメしません。まずは就活をやめる選択肢が、本当に自分にとってプラスなのかをよく考えましょう。
ここでは、就職をやめるかどうか決断するときの注意点について解説します。
1.第三者の意見を参考にする
就職をやめるか決断するとき第三者の意見を参考にするメリットは、客観的な視点からアドバイスを受けられる点です。
自分一人で考えるとどうしても主観が入るため考え方に偏りが生じることがありますが、第三者はそうした偏りを持たず冷静な視点でアドバイスをしてくれます。そのため、自分では気づけなかった視点や考えつかなかったアイデアを得ることができるでしょう。
就職をやめるかどうか悩んでいる場合は、まずは身近な人に相談してみることをオススメします。
2.就活をやめたい理由を見直してみる
就職をやめるか決断するときには、就活をやめたいと思っている理由を見直すことが重要です。
「就活がつらい」「内定がない」といったネガティブな要素は、就活の方向性ややり方を変えれば解決する一時的なものである可能性が高いです。そうした理由で就活をやめるのは、一旦考え直した方がよいでしょう。
一方、ポジティブな要素である「公務員になりたい」「研究がしたい」といった理由は、長期的な目標を持つことができるため、将来的に成功する可能性があります。やめたい理由がポジティブである場合、就職をやめることで新しい道を切り開けるかもしれません。
そのように、就活をやめたい理由を見直し、自分が将来的にどのような方向へ進んでいきたいか考えることが大切です。
3.就活をやめたあとのプランを考えておく
就職をやめるか決断する際には、やめたあとのプランをあらかじめ考えておきましょう。何も考えずに就活をやめると、次に何をすべきか迷ってしまいます。
就活をやめた後のプランとしては、たとえば新しいキャリアに向けて学習を進める、新たな経験を積むなどが考えられます。また、留学やボランティア活動など自己成長につながる経験を積むのもよいでしょう。
プランを考えておくことによって、就活をやめた後の方向性が明確になり、焦りや不安を和らげることができるのです。
就活をやめた時の進路も確認しておこう
就活をやめたいと考える人は、「就活をやめた後の進路」についても把握しておく必要があります。基本的には就活をやめずに続けることをオススメしますが、中には他の選択肢が適している場合もあるので、今後の動きを決めるためにもしっかりと確認しておきましょう。
就活をやめ、内定がないまま卒業式を迎えた場合、主に下記の5つの進路を選ぶことになります。
【フリーター】
正社員としてではなく、アルバイトで生計を立てる道です。好きな仕事ができ、時間の自由などもありますが、一般的な生涯年収が正社員の役3分の1と少なく、社会的信用もないため、クレジットカードや住宅ローン、賃貸契約などが難しい場合があります。
【進学・留学】
大学院への進学や海外留学をしてから就職をする道です。スキルなどを身に付けることで新たな選択肢も広がりますし、数年後にもう一度「新卒」として就活できます。進学や留学をする明確な目的があるのなら、よりよい選択肢かもしれません。ただし、進学や留学には多額の費用がかかるので、お金に関する問題を考える必要があります。
【就職浪人】
とりあえず卒業し、「既卒」として就活を続ける道です。自分が就活を再開したいと思ったタイミングでできますし、これまでの就活で得た知識も利用できるため動きやすくはなります。ただし「既卒」としての就活は、新卒より厳しいものとなるでしょう。また、就活をするための費用や生活費を稼ぐ必要があるので、アルバイトと就活の忙しい日々を過ごすことも覚悟しておかなくてはなりません。
【起業・フリーランス】
企業に就職して働く以外に、自分で起業する、またはフリーランスとして働く道もあります。自分がしたい仕事ができますし、自分のやり方で働けるといったメリットがありますが、現実はそんなに甘くありません。起業やフリーランスとして働くにはそれなりの知識や経験がないと難しいので、まともに働いたことのない新卒がいきなり起業・フリーランスとして働くのは現実的ではないでしょう。
【ニート】
学校にもいかないし、働かない、就活しないのであれば当然「ニート」になります。いうまでもありませんが、選択肢として最悪です。誰かに依存しないと生きていけないだけでなく、いったんそうなれば履歴書に空白期間ができてしまうので、いざ働く必要に迫られても就職が難しくなります。
就活をやめてしまうと上記のような選択肢がありますが、基本的にどれもリスクがありますし、新卒として就活できる今に比べると不利な状況になる場合がほとんどです。
しかし、明確な目的から進学や留学を考えている場合にはそれらの選択が正しい場合もありますので、すぐに準備をしていきましょう。「やめるべきかどうか」と悩む場合にはすぐに就活エージェントやキャリアセンターなどに相談することも大切です。
どのような選択にしろ、自分が後悔しないかどうかを考えることが大切です。しっかりと自分が選ぶべき道を考え、後悔しない就活をしていきましょう。
最速内定で就活を終わらせるための6つの方法
就活をやめたいと考えてしまう問題は、内定を獲得し、就活を終えてしまえば解決することができますよね。様々な原因から就活をやめたいと考えていると思いますが、納得のできる企業から内定がもらえればたいていは解決するはずです。
しかしダラダラと就活をしていても、余計にやめたい気持ちが強まってしまう可能性もありますから、ここは「最速内定」を目指しましょう。ここではそんな「すぐに内定を獲得するための秘訣」についてご紹介していきます。
1.将来像を明確にしたうえで就活軸を見直す
これから最速で内定を獲得するためにはまず、自分が将来どうなりたいのかを明確にし、それを実現できる企業を探すための「就活軸」を定め直す必要があります。就活をやめたいと思った時にすべきことでもお話ししたように、目標があれば行動しやすくなりますから、目標のための行動をするための軌道として将来像を明確にしましょう。
次に、これまでの定めた就活軸を見直していきます。これまで定めた就活軸では内定を獲得できなかったわけですから、これからは内定獲得を目指すための就活軸へと定め直していきます。
これまでの就活軸では何がいけなかったのかを探るべく、自己分析から改めて自分の強みなどを確認し、志望していた業界や企業との相性を測り直してみましょう。そこから弱点を探し出し、改めて自分の強みが活かせる業界・企業は何かを考えます。
もちろん、自分の中での「譲れない条件」もハッキリさせておきましょう。これまでの就活で求める条件なども変わってきていると思うので、改めて見直します。
そしてなりたい将来像を叶えられる企業を探すための就活軸の見直しにはしっかりと時間をかけて下さい。これからの就活ということで時間は限られていますが、ここが曖昧だといくら行動しても内定は狙えませんので、この部分にはしっかりと時間をかけます。
2.短期的に行動し、場数を踏んで力をつける
就活をやめたいと思っている人こそ、短期的に集中して就活を行いましょう。ダラダラ行動しているとまた「やめたい」と思ってしまうかもしれませんし、慎重に行動しすぎてもうまくいかなかった時にストレスとなってしまいますから、「この期間だけ何があっても就活だけに集中する」と、覚悟を決めて就活へと望むのです。
「〇月までに内定を獲得する」と目標を定めておけば短期的に集中して就活に挑めますし、終わりが見えない就活に対する不安も軽減できるはずですので、期限を決めておくと良いでしょう。
そして決めた期限内に内定を獲得するために、とにかく行動してください。時期も時期ですので面接練習などに時間を充てるのではなく、実践を通して力をつけていくことが早期内定のための秘訣です。
また、エントリー数が多ければその分内定率も上がりますし、内定をもらうことができればそれが「自信」となり、本命企業からの内定獲得へとつながるでしょう。練習も大切ですが、経験を積んだ方が確実に力になりますし、時間のない就活ではいかに行動できるかがポイントとなるでしょう。
3.「最短」で内定を獲得できるイベントに参加する
最短で内定獲得を狙う上では、キャリチャンが開催する「スピード内定サポート」というイベントをオススメします。このイベントは“すぐに就活を終わらせる”ことを目的としており、最短で内定を獲得するのに有効的な手段です。
もちろん、ただ適当な企業からの内定を獲得するのではなく、一対一でカウンセリングを行い、あなたが望む企業を紹介し、その企業からの内定獲得を目指します。企業への条件はもちろん、「選考スピードが速い企業がいい」といった条件なども加味したうえで企業紹介を行いますし、面倒な連絡やスケジュール調整もこちらが行います。
あなたは内定獲得だけに集中し、「やめたい」という気持ちが生まれる前に内定獲得を目指せますし、また既に「やめたい」という気持ちがある場合にも、あなたがそう思う原因を一緒に改善していき、やめたいという気持ちと上手に付き合えるよう、サポートしていきます。
完全無料のイベントですので、気楽に参加してください!
4.OB・OG訪問をおこなう
OB・OG訪問は、自分の将来を見据えた重要なアクションの1つです。先輩との交流を通じて、自分自身の可能性や進路について深く考えられます。
自分の大学のOB・OGは、同じ大学で学び、同じ環境で就職活動をした先輩たちです。そのため、同じような境遇や経験を共有することができ、他の人にはなかなか話しにくいような悩みや不安も相談しやすいかもしれません。
OB・OGからもらったアドバイスを参考に、自分のキャリアアップや進路を考えてみましょう。
5.逆求人サイトに登録する
逆求人サイトに登録することで、自分自身のプロフィールや自己PRを見た企業側からスカウトを受けられます。自分だけでは見つけられなかった魅力的な求人案件に出会えるかもしれません。自分の登録したスキルや経験にマッチする求人案件が届くので、自分と相性のよい企業を見つけやすくなります。
また、自分の希望条件を登録しておけば、スカウトされた求人案件が自分の希望に合っているかどうかを事前に確認できるため、無駄な選考を受ける手間も省けます。
6.早期選考枠に参加する
インターン参加者やOB・OG訪問を実施した学生向けに、特別枠で早期選考を行っている企業もあります。こうした早期選考に招かれたら、ぜひとも活用するべきです。事前に自分の経験や能力が見定められた上で選考に招待されているので、通常選考では競争率が高い企業でも受かりやすい可能性があります。
また、早期選考枠は一般選考よりも選考プロセスが少なく、内定までの期間が短縮される傾向があります。インターンやOB・OG訪問を通じて積極的に企業との関係を築き、内定を得るチャンスを増やしましょう。
早期選考の機会を逃した就活生には、キャリチャンの無料イベント「スピード内定サポート」がオススメです。選考を受けてから内定出しまでの期間が短い企業を紹介するだけでなく、経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートするので、最短での納得就活を実現できます。
就職をやめたいときは周囲の人や就活サービスを頼ろう
就活は慣れないことの連続ですし、よくも悪くも自分をハッキリと評価される場なので、時には「やめたい」と思ってしまうのも仕方のないことかもしれません。自分の将来を左右する決断をしなければいけないプレッシャーも重いですし、逃げられるのであればそれが一番楽です。
しかし、そんな重大な決断をしなければいけないからこそ、「新卒」として就活ができる今を手放してはいけません。しっかりと就活と向き合えるよう、まずは「就活をやめたい」と思う理由を明確にする必要があります。そこから自分がとるべき行動を考えましょう。
また、就活から解放されるには、納得のいく内定を最速で獲得するための対策も不可欠です。自分一人では難しいと感じるなら、周囲の人の力を借りるという手もあります。もしも身近に頼れる人がいない場合は、キャリチャンを頼ってください。あなたの就活をよい方向へと変えていきます!
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この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。