6月からの就活で大手企業志望!厳しい夏採用に向けた対策を解説
2023年5月15日
6月からの就活に向けて準備は進んでいるかな??
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Bさん
まだ準備ができていません。でも大手企業へはいきたいので、今からやれることはありますか?
6月から大手企業の志望はなかなか厳しい状況になりますね。
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Bさん
やっぱり今から大手なんて無理ですよね。
大丈夫!6月からでも間に合いますよ。今回は6月から大手企業を目指すための就活方法について解説します!
キャリアアドバイザー 岡田
目次
6月から就活する人が大手企業へ就職するのは厳しい?
6月から就活をスタートする場合、大手企業への就職が厳しいというのは一般的に言われています。それは、大手企業の多くが4月入社を前提に採用活動を行っているためです。しかし、必ずしも大手企業への就職が絶望的というわけではありません。
まず、大手企業に応募する場合は、どのような選考プロセスがあるのか、どの時期に採用活動が行われているのかをしっかりと把握することが重要です。
6月から内定を出し始める企業が多い
6月からは企業が内定を出し始める時期です。多くの大手企業は4月入社の新卒採用を優先し、夏採用枠が限られています。
ただ、実際大手企業の中には6月から夏採用を行う企業も多いため、6月からの就活でも大手企業への就職は十分に可能です。
大手企業の中でも夏採用枠を設けている企業を重点的に狙い、その企業の採用情報を確認しましょう。6月からの就活では焦りすぎず、自分に合った企業をしっかり選んで、慎重に進めることが大切です。
6月から就活を始める学生は自分に合った企業を見極めることができれば、大手企業から内定をもらうことができるのであきらめず努力を続けましょう。
多くの就活生がすでに内定をもらっている
6月時点ではすでに内定をもらっている就活生が多いです。6月から就活を始める人にとって、大手企業への就職は厳しいというイメージがありますが、実際には多くの企業がこの時期に内定を出し始めています。
周りからは「どこの企業に決まった?」などの話が多くなります。そのため、まだ内定がもらえていない人は焦りや不安を感じるでしょう。
しかし、そのような状況に陥っても、冷静に状況を把握することが大事です。自分自身が何をしたいのか、どのようなスキルがあるのか、どのような企業に興味があるのかを考え抜くことが必要です。
6月になっても内定がない就活生の特徴
6月になっても内定がもらえていないとかなり焦りますよね。
周りをみると内定が決まって遊んでいる人や、入社の準備に向けて動き出している人もいます。
その中で「なぜ自分だけ内定がもらえないのか」と疑問に思うこともあるでしょう。
内定が取れていない就活生には、決まった特徴があります。
今から解説する特徴を把握して、自分に当てはまっていないか確認しましょう。
大手企業ばかり応募している
内定がもらえていない特徴の1つは、大手企業や有名企業ばかり応募している人です。
大手企業は就活生にも人気なので倍率も高く、内定をもらうためには周りの差別化が必要になります。
また、「有名企業だから」という志望動機だと面接で「なぜこの企業を選んだの?」と質問されると、具体的に答えられなくなるでしょう。
大手企業ばかりに絞らず、業界全体の動向や成長性に注目して、幅広く企業を選ぶことが重要です。大手企業に行きたい気持ちも熱い気持ちを持つことが大切で「なぜこの企業なのか」をしっかり考えるようにしましょう。業界の動向を見るには以下の資料がおすすめです。
【就活対策資料】
業界説明&動向まとめ
企業選びの軸が定まっていない
6月に内定がもらえていない人は、企業を選ぶときに基準が定まっておらず、自分に合わない企業ばかり応募してしまっている場合があります。
企業選びの際に自己分析が不十分だと自分の特徴や好きなこと、得意なことがわからず自分に合わない企業を選んでしまいます。例えば、本来は毎日コツコツとデスクワークをこなすことが得意なのに、社交性が必要となる営業職に応募してしまうような場合です。
企業選びには、自己分析を徹底して行うことが重要です。自分が得意なことや興味を持っていることを洗い出し、それを踏まえて企業の文化や仕事内容と自分の価値観を照らし合わせることで、より自分に合った企業を見つけることができます。
企業選びに迷っている人は「やりたいこと」よりも「できること」から探していくほうが良いでしょう。
選考対策ができていない
6月に内定がもらえていない人は、企業研究やES対策、面接対策が不十分な人です。
選考対策には情報収集が欠かせません。過去の選考内容や面接官の傾向を調べることで、適切な対策を立てることができます。企業側は理想とする人と一緒に働きたいので「企業にどのように貢献できるのか」を明確にしておく必要があるでしょう。
また、模擬面接や筆記試験の練習を積極的に行い、自信をもって面接に臨むことも大切です。6月から就活を始める場合でも、選考対策には十分に時間をかけ、慎重に対策を立てることが重要です。
就活マナーができていない
6月に内定がもらえていない人は、就活マナーができていない場合が考えられるでしょう。
就活マナーができていないと、企業から不快な印象を与えてしまうことがあります。
例えば、遅刻や欠席、身だしなみが整っていないなどが挙げられるでしょう。ESなどの書類では、誤字脱字や正しい日本語の使いかたができていないことも理由の一つです。
自分自身は出来ているつもりでも、相手の目線からみるとまったくできていないことがほとんどで、企業によっては就活マナーができていないことで不採用になることも。
自分の視点から物事を見るのではなく、相手からみてどう思われるのか客観的に自分を見ることが大事です。
就活マナーはしっかり身につけ、企業から好印象をあたえられるようにしましょう。
また、面接の言葉使いが今のままで大丈夫なのか心配な人は敬語マニュアルで詳しく解説しているので、一度確認してから面接に臨むのもよいでしょう。
【就活対策資料】
敬語マニュアル
行動ができていない
6月に内定をもらえていない人の特徴は、そもそも行動をしていない人です。
内定をもらうには、行動は欠かせません。
大手企業ばかり応募していたり、企業選びの軸が定まっていなかったり、選考対策ができていないという気づきは行動をしない限り気づくことができません。失敗しても行動していくことが重要です。
そのためには、自分の志望する企業をしっかり選び、企業に合った選考対策を行いましょう。また、自分から積極的にアプローチすることも大切なので、イベントやセミナーなどに参加することから始めても良いと思います。大手企業だけにこだわらず、中小企業やベンチャー企業なども視野にいれて積極的に動きましょう。
就活が不安でどうしても行動に移せないときは、イベントに行ってみるのもよいです。キャリチャンでも、就活全般の不安や悩みを解決するための就活支援サービス「就活相談サポート」を開催しているので、ぜひ活用してください。
6月から就活を始めても大手への就職が可能な理由
6月から就活を始めても大手企業への就職は可能です。その理由は、一部の大手企業は「夏採用」を行なっているからです。
夏採用とは、6月~8月に行われる選考のことを言います。春採用に比べると募集企業が少ない傾向にありますが、多くの大手企業も募集しているのでもう大手企業へ就職できないとあきらめてはいけません。
自分の強みが活かせる企業は必ずある
また、大手企業においても、必ずしも学歴や成績だけで選考が行われるわけではありません。コミュニケーション能力やリーダーシップなどの人物像や、業界に関する知識や志望動機など、企業によって選考基準は異なります。そのため、自己分析や企業研究を十分に行い、自分自身の強みをアピールすることが大切です。
一般的な就職活動もまだまだありますし、大手企業以外にも魅力的な企業はたくさんあります。内定が出なかった原因を分析し、選考対策や自己分析を再度行うことで、内定を勝ち取るチャンスをつかむことができます。
6月からの夏採用を行う大手企業もある
6月から採用活動を行っている大手企業も多くあります。
「夏採用」では内定辞退者の補充や、春採用で埋まらなかった枠を追加募集するために行います。
通常だと、大手企業などの有名企業は就活生からの人気が高いため春採用の時点で埋まることがほとんど。
そのため、夏採用を行う企業は限られているため、就活生はしっかり企業情報をしっかりとリサーチして、夏採用を行う企業をみつけることが重要になるでしょう。
また、夏採用の応募期間も短い場合が多いため、6月から就活を始める場合でも遅くはないので、早めに準備を進めることが大切です。
6月から夏採用を始める企業一覧
過去に夏採用を行っていた大手企業がこちらです。
- アサヒ飲料
- 味の素
- NTTコミュニケーションズ
- NTTデータ
- 大林組
- カゴメ
- 川崎重工業
- 関西テレビ
- かんぽ生命
- キューピー
- KDDI
- 国際協力銀行
- サイバーエージェント
- サイボウズ
- ジンズホールディングス
- JR西日本
- JR東日本
- JAL
- 住友商事
- ソニーグループ
- ソフトバンク
- 損保ジャパン
- DeNA
- 東芝
- 名古屋鉄道
- 日本銀行
- 日本テレビ
- ネスレ日本
- 阪急電鉄
- バンダイナムコスタジオ
- ファーストリテイリング
- 日立建機
- 富士通
- フジテレビ
- 本田技研工業
- 丸紅
- みずほフィナンシャルグループ
- 三井住友海上保険
- 三菱商事
- 三菱総合研究所
- 三菱電機
- 三菱マテリアル
- メルカリ
- ヤフー
- ユニリーバ
- 楽天グループ
- リクルート
企業探しに時間を取られて、結局どの企業がよいのかわからなくなりますよね。キャリチャンでは、どの企業に応募したらよいのか不安を抱えている人が解決するための「就活相談サポート」を開催しています。ぜひ活用してください。
6月からの就活準備が重要!大手対策で就活生がやるべき5つのこと
6月からの就活で大手企業に就職するためには、早めの準備が必要です。
6月から就活を始める学生にとって、大手企業への就職は厳しいと感じるかもしれませんが、十分に準備することでチャンスは広がります。
ここでは、大手企業への就職を目指す就活生が行うべき5つのポイントを紹介します。
1.自己分析をする
6月から就活を始めるなら、自己分析から行いましょう。
自己分析は、自分自身の強みや志向性、価値観などを整理し、自己理解を深めるプロセスです。
自己分析をすることで、自分が本当にやりたいことや向いていることが明確になり、それに基づいた自己PRや志望動機を作成できます。大手企業に限らず、どの企業でも求められるスキルや人物像がありますので、自己分析をしっかりと行いその企業に合った自分自身をアピールすることが大切です。
自己分析をするためには、自分の長所や短所、興味や関心があること、自分がどういう人間性を持っているのかを洗い出すことが大切です。そのために、自己探求のための質問に答えたり、自己分析用のワークシートを使ってみるのも良いでしょう。
自己分析のやり方が分からない人は自己分析ワークシートを活用すると、手軽に時間をかけることなく自己分析ができます。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
2.就活軸を定める
6月から大手企業を目指す就活生にとって、就活軸を定めることは非常に重要です。
就活軸とは、自分がどの業界・企業を志望するかを明確にすることです。この時、業界・企業研究が欠かせません。まずは、自分が興味のある業界や企業をネットや就職ガイド、就活イベントなどから調べてみましょう。
【就活対策資料】
業界説明&動向まとめ
就活軸が定まると、自己分析や履歴書・ESの作成、面接対策などについても効率的に取り組めます。
[就活軸例]
- 大学で学んだことを生かして、人のためになる
- 信頼関係を築きながら深くコミュニケーションがとれる職場
- 若手から活躍できる環境
- グローバルな活動ができ、1つの会社でもさまざまな経験が積める
- 人に直接感謝される仕事
- 人が成長する過程に携われる
大手企業を目指す場合、その企業に求められる人物像に合わせた就活軸を決めることが大切です。就活軸が定まると、自信を持って就活を進めることができ、内定獲得につながる可能性が高くなります。
3.企業研究をする
6月から就活を始める学生が大手企業の内定を勝ち取るためには、その企業を深く知ることは欠かせません。そのためには、企業研究が重要となります。
自分が志望する企業が決まれば、企業のビジネスモデルや事業内容を把握しましょう。その上で、現在企業が抱えている問題や取り組み、他社との違いなどを調べることが大切です。
また、企業の社風や採用方針について確認しておくことで自分自身が企業に合うかどうかを判断する材料になります。
企業研究は自分で調べること以外に、就活エージェントを利用することで効率よく情報を集められます。就活エージェントは、企業の内情や社風などより詳しく知ることができるサービスです。
企業研究を十分に行うことで、自分自身の志望動機や自己アピールを充実させられます。大手企業に内定を勝ち取るためにも、時間をかけてじっくりと調べていきましょう。
4.ESを作成する
ES(エントリーシート)は、自分のことを企業に知ってもらう最初の出会いの場です。
ESは自分自身をアピールできる重要な書類です。特に大手企業の場合、ESは選考の第一関門となるので、採用担当者の印象を左右する重要な役割をしています。
ESを作成するにあたり、企業が求める人物像や要件をしっかりと理解し、自分自身の経験やスキルをどうアピールするかを考えることが重要です。また、誤字脱字や日本語の正しい使い方、伝え方も重要になります。
書き方は、冒頭に「結論」を書くことによって、何が言いたいのかを理解してもらいやすくなるでしょう。その後に理由と具体例を書くと、最後まで読まれるインパクトのある文章になります。
ESは時間がかかるため、早めに取り掛かるのが良いでしょう。複数のESを用意することで、企業に合わせたアピールポイントができるので、より効果的なESを作成できます。
キャリチャンでも、「履歴書・ES書き方WEBセミナー」を開催しています。プロのキャリアアドバイザーから履歴書やESの書き方を直接教えてもらえるセミナーですので、ぜひ参加してください!
5.面接対策をする
面接は就活において最も重要なものです。
面接では、面接官との対話を通じて、志望動機や自己PRをアピールすることが求められます。大手企業では、多くの就活生が面接を受けているため、面接の差別化が非常に重要になるのです。
まず、面接でよく聞かれる質問や、自己PRの作り方について調べ、自分自身の強みをしっかりと把握しましょう。また、模擬面接やフィードバックを受けることで、自分自身の課題を把握することができます。
そして、面接当日は、自信を持って臨むことが大切です。前日には十分な睡眠をとり、面接会場には余裕をもって到着するようにしましょう。また、服装や髪型、メイクなども、企業のイメージやビジネスマナーに合わせて調整しましょう。
キャリチャンでは、面接対策が苦手な人のための就活支援サービス「面接サポート」を開催しています。面接が厳しくない企業の紹介も可能です。自信をもって面接を有利に進めるために、ぜひ活用してください。
6月から就活を始める学生必見!夏採用を行う大手企業の探し方
夏採用を行う大手企業を見つけるためには、情報収集と行動力が重要です。
まずは情報収集から始めましょう。大手企業の採用情報は、企業の公式ウェブサイトや、就活サイトで確認できます。
また、業界の就職情報誌や、業界のイベントにも参加して情報収集するのが大切です.。大手企業の中には夏採用を行っていない場合もあるので、掲載されている求人情報をしっかり確認しましょう。
企業のホームページ
大手企業の探し方の1つ目は、気になっている大手企業の採用ホームページを見ることです。
大手企業のホームページには、求人情報や採用情報が掲載されており、応募方法や選考の流れなどが詳しく記載されています。
【企業のホームページを活用する方法】
- Googleなどの検索エンジンで、自分が志望する企業のホームページを検索する。
- ホームページの採用情報ページを確認し、夏採用についての情報があるか確認する。
- 応募方法や選考の流れ、採用予定数など、求人情報に掲載されている情報を確認する。
- 求人情報以外にも、企業の特徴や事業内容、社風など、企業の情報を把握するためにホームページを活用する。
注意点として、求人情報が更新されるタイミングは企業によって異なるため、定期的にホームページを確認しておきましょう。
また、大手企業であっても必ず夏採用の募集がかかるのかは不明確です。定期的にホームページをチェックすると同時に、就活ナビサイトや就活エージェントを利用していきましょう。
就活ナビサイト
大手企業の探し方の2つ目は、リクナビやマイナビなどの就活ナビサイトを見ることです。
就活ナビサイトには、大手企業の求人情報が多数掲載されています。就活ナビサイトの検索機能を使えば、夏採用を行う企業を簡単に検索することができるでしょう。スマホやパソコンで手軽に求人募集を見ることができ、必要な情報だけ収集できます。
また、就活ナビサイトによっては、職種別や業種別に特化した求人を扱っているので、自分はどんな職種に就きたいかが明確であれば、それに特化したサイトをみると効率よく探せます。
合同説明会
大手企業の探し方の3つ目は、多くの企業が集まっている会社説明会に参加することです。
合同説明会は、多くの企業が参加する大規模な説明会で、学生が企業の情報を一度に収集できます。
また、合同説明会では、企業の人事担当者や社員と直接話すことができるため、就活に関する不安や社内の雰囲気などを質問できます。企業の雰囲気や仕事内容を知ることができるのが大きなメリットです。
【合同説明会での質問例】
- 1日の仕事の流れを教えてください。
- 〇〇さんが御社に選ばれた理由を聞かせてください。
- 一番やりがいを感じるのはいつですか?
- 入社後の1年はどのような業務をするのですか?
質問する前は、挨拶・自己紹介(出身校と名前)・お礼を忘れずに、丁寧な言葉遣いに気をつけましょう。
大学のキャリアセンターでの開催や就活エージェントを通じての参加登録など、自分に合った方法で参加してみてください。
事前に予約が必要な場合があるので、公式ホームページ等で事前に確認しましょう。
キャリチャンでも、「合同企業説明会」を開催しています。さまざまな企業情報を1度に入手できて、企業の社員から直接話を聞ける絶好のチャンスですので、ぜひ参加してください!
大学キャリアセンター
大手企業の探し方の4つ目は、大学のキャリアセンターに相談に行くことです。
大学のキャリアセンターでは、就職活動に必要な情報やアドバイスを得ることができます。大手企業の情報も多く、夏採用に関する情報収集には欠かせない存在です。キャリアセンターのスタッフに相談することで、就活に関する悩みや不安も聞いてくれるので活用していきましょう。
大学キャリアセンターでの情報収集方法は以下の通りです。
- キャリアセンターのウェブサイトをチェックする
夏採用を行う大手企業の募集情報や説明会の情報は、大学キャリアセンターのウェブサイトで確認できます。積極的にチェックしましょう。 - 就職相談を利用する
大学キャリアセンターでは、就職相談を受け付けています。自分の希望や適性に合わせた大手企業の情報を提供してくれますので、相談をしましょう。 - 就職説明会や企業セミナーに参加する
大学キャリアセンターで行われる就職説明会や企業セミナーに参加することで、夏採用を行う大手企業の情報を収集できます。積極的に参加し、情報収集に役立てましょう。
大学では自身の成績を考慮した上で、どのような大手企業が合うのかがわかるので、選考も有利に働きやすいです。
就活エージェント
大手企業の探し方の5つ目は、就活エージェントを利用することです。
就活エージェントは、大手企業の情報や内定獲得のノウハウを持っているため、効率的な就活ができます。就活エージェントに登録して、自分に合った大手企業を探してもらうことで、夏採用に応募することができるでしょう。
また、就活エージェントが提供するキャリアカウンセリングや面接対策などのサポートも受けることができます。
就活エージェントを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 信頼できるかどうか
- 特定の企業に偏っていないか
- 自分の希望に合った企業を紹介してくれるか
- サポートの充実度合い
アドバイザーと二人三脚で就活を進めていけるので、孤独感もなく周りからのプレッシャーもなくなりますよ。
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6月から大手企業の内定を獲得するために意識すること
6月から就活を始める場合、大手企業へ内定を獲得するためには、多角的なアプローチが必要です。自己分析や適切な情報収集、自己PRの強化、模擬面接やESの書き方など、幅広いスキルを磨くことが重要になります。
春採用と違い夏採用は少し採用が異なるので、6月から就活を行い大手企業に就職するために、特に意識することを解説します。
夏採用の企業情報にアンテナを張る
結論から言うと、6月から就活を始める学生が大手企業から内定を獲得するためには、夏採用の情報にアンテナを張ることが重要です。
夏採用とは、通常の4月入社ではなく、夏から働き始める採用形態のことです。多くの大手企業が夏採用を実施しており、6月から8月頃にかけて募集が行われます。
夏採用は通常採用に比べて、競争率が高く内定を簡単にはもらえません。しかも新卒採用と異なる職種や条件のものがあり、選択肢が広がる可能性もあります。
また、夏採用に限らず、自己分析や選考対策の充実、人脈の拡大なども内定獲得には欠かせません。6月から就活を始める学生は、焦らずに冷静に対策を練り、チャンスを逃さないようにしましょう。
夏採用ならではの質問回答を用意しておく
夏採用を行う大手企業もあるので、夏からの就活でも大手企業への就職は可能です。ただし、競争率が高く、選考が厳しくなる傾向にあるので、しっかりと準備する必要があります。
まず、夏採用を受ける時点で面接官は「あなたの春採用が不調であった」もしくは、「春採用に集中できず夏採用、秋採用に持ち越した」という前提で質問をします。春採用などの一般採用で質問してくる内容とは少し違いますので、あらかじめ回答を用意しておくようにしてください。
実際に夏採用で聞いてくることが多い質問は以下です。
- なぜ最初から志望しなかったのか
質問の意図:企業が第一志望でなかった理由を知りたい - 今までの就活で内定はないのか
質問の意図:他社があなたのことをどう評価しているのか知りたい - これまでどんな就活をしてきたのか
質問の意図:春までにどんな企業研究をし、どんな対策を行ってきたのか知りたい - 就活で成長したことは
質問の意図:春採用の失敗を活かすことができるのか
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場数を踏んで経験を積む
結論から言うと、大手企業から内定を獲得するためには、就活期間中に場数を踏んで経験を積むことが非常に重要です。
就活期間中には、説明会や面接、選考試験など多くの場面で自分自身をアピールする機会が訪れます。そのため、事前に自己分析や企業研究を行い、自分自身をアピールするための自己PRや志望動機をしっかりと作り上げることが必要です。
新卒の学生の平均エントリー数は20社前後です。多ければ多いほどよいというものではありませんが、自分自身を上手にアピールできるようになるには、ある程度の実践経験を積んで、スキルを磨く必要があります。
ただし、ただ面接を受けるだけでは、場数を踏んだことにはなりません。面接や選考試験での結果が思わしくない場合でも、その結果を分析し、改善点を見つけることが大切です。そのためにも、就活エージェントなどを利用してフィードバックがもらえる環境を作るとよいでしょう。
6月からの大手就活に関するQ&A
大手の選考が解禁される6月1日には何社の面接を受ける?
6月から就活を始める学生は約10社の面接を受けています。春採用よりも募集している企業も少ないわけですから、面接を受ける企業も減るでしょう。
大手の内定辞退は何月が多い?
内定辞退は9月が多いです。10月1日の正式内定、内定式を前に辞退する人の割合が最も多いでしょう。
夏採用・秋採用はいつからいつまで?
夏採用は6月〜8月という短期間で行われます。秋採用は8月〜11月の期間で行われます。
6月から就活でも大手への就職は可能!
結論から言いますと、6月から就活でも大手企業への就職は可能です。先入観にとらわれず、自分の希望に合った企業を探すことが大切になります。
まず、6月から就活を始めた学生にも内定を出している企業は多くあります。大手企業でも夏採用を行っているところがありますので、焦らずに情報収集をしましょう。
また、大手企業に応募する場合は、選考が厳しいことが多いため、ESや面接の対策も必要です。アドバイザーや先輩のアドバイスを受けながら、効果的な対策を考えましょう。
6月から就活でも大手企業への就職は可能です。ただし、自分の希望に合った企業を選び、準備と対策をしっかりと行うことが重要になるので、焦らずに取り組みましょう。
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この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。