就活をやってない!やらないままでいる人のこれからと就活との向き合い方

 2023年3月27日

3月に入って、経団連所属企業の説明会が解禁されましたよ!就活が本格的にスタートしますね。

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

どうしよう、実はまだ就活に手をつけていないんです。やらないとどうなっちゃうんだろう?

今の時点でまだ手付かずなのは確実にまずいですね。少しでも就職するつもりがあるならやった方がよいですよ。

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

就職するつもりはあります!でも何から始めていいかわからなくて。

今回のコラムでは、このまま就活をやらないとどうなるのかや、就活を早く始めるメリットについて解説していきます。 ぜひ参考にしてくださいね。

キャリアプランナー 岡田

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就活をやっていないという現状はまずいのか?

就活をやっていないという現状はまずいのか?

「3月に入って周りが一斉に動き出し、驚いた」「まだ就活やってないって、まずいの?」という23卒の学生は、正直ちょっとのんびり屋さんだといえるかもしれません。

3/1が経団連所属企業の説明会解禁日であり、就活生にとっても本格的な就活のスタートラインだったことは知っているでしょうか。

就活スケジュールや就活全般の流れは把握できていますか?

キャリchがサポートしている23卒の学生では、2/1時点での内定・内々定獲得者が例年より多くなっています。

21卒より経団連の就活ルールが廃止されたことも影響し、23卒においても採用活動を早めている傾向があるのです。

まだ就活をやってない学生は、まず23卒の一般的な就活スケジュールを確認して、今置かれている状況を理解するところから始めましょう。

そもそもの就活スケジュールとは?

スケジュール

ちょっとのんびり屋さんの学生のために、そもそも、23卒の就活スケジュールがどのようになっていたか確認しておきます。

学生の就活スケジュールを左右するのは経団連の定めた就活ルールです。経団連では所属企業に、新卒採用の説明会やエントリー開始は3/1、面接の開始は6/1、内定出しは10/1解禁というルールを定めています。そのため、多くの企業がその日程に合わせて一斉に採用活動を行うのです。

ですから大学3年3月の今は、企業説明会へ参加して具体的に志望する企業を絞り込み、エントリーを行う時期になっています。

上の画像でも分かるように、自己分析、業界・企業研究、インターンシップなどはこの時期までに済ませておきたいところです。

しかし、経団連に所属しない企業はこれよりもっと早く採用活動を行っています。

    【外資系企業】

  • 3年5~7月:サマーインターンのエントリー・選考
  • 3年8~9月:サマーインターン実施
  • 3年10月:企業説明会・エントリー
  • 3年11月:採用選考
  • 3年12~2月:内定

    【ベンチャー企業】

  • 3年5~7月:サマーインターンのエントリー・選考
  • 3年8~9月:サマーインターン実施
  • 3年9~11月:秋冬インターンのエントリー・選考
  • 3年12~1月:秋冬インターン実施
  • 3年12~2月:企業説明会・内定
  • 3年3月~4年6月:本選考・内定

    【日系企業】

  • 3年6~2月:夏・冬インターン
  • 3年3月~4年5月:リクルーター面談・選考

外資系企業は日本の就活ルールに囚われないので最も選考が早いです。ほとんどの外資系企業が2月末までに選考を終え、内定出しまで完了してしまっています。

中小・ベンチャー企業も経団連所属企業より早く優秀な人材を確保したいため、採用活動は早いです。3月にはすでに選考がかなり進んでいますし、内定も出し始めています。

また、日系の経団連所属企業でも一部では、経団連の就活ルールに隠れてこっそり選考を進めている企業もあるのです。

そうした企業では3年までのインターンに参加した優秀な学生にリクルーターをつけ、3月の解禁時にはある程度まで選考を終えています。

わからないことが多すぎて、ほかの人に質問内容を聞かれたくないと感じている就活生へ向けて、就活のどんな悩みでも1対1で相談できる「就活相談サポート」を開催しています。

就活の仕方がわからない人や悩みを抱えている人は、ぜひご活用ください。

「全く就活をやっていない」のはまずい

これまで述べてきたように、3月の経団連の就活解禁前から外資やベンチャーなどからすでに内定をもらっている学生もいます。ですから、3月に入ったこの時期にまだ全く就活をやってないというのは非常にまずい状況だと言えるでしょう。

何もエントリーばかりが就活のスタートラインではありません。自己分析やインターンへの参加も、もちろん就活のうちです。

経団連所属企業のエントリー開始は3/1ですが、一部の企業ではインターンで極秘に選考を行い、3月の時点ではもう採用枠がある程度埋まっているところもあります。

「自分は経団連企業狙いだから」と、ここまで何もしていなかったとしたら、すでに出遅れてしまっていると理解してください。

外資やベンチャーでは、3年の10月から選考が始まっています。もし、外資を受けたいと思っていたならほとんどの外資系企業ですでに選考が完了してしまっているので、残念ながらもう遅いです。

ベンチャー企業でもかなり選考が進んでいますので、募集している企業は限られ、狭き門となっているでしょう。

最低限“自己分析”ぐらいはやっておくべき

とにかく、3月時点で「全く就活をやってない」という状況はまずいです。具体的に動くことができない事情があるとしても最低限、自己分析だけはやっておいてください。

自己分析を行わなければどんな企業が自分に合っているのかわかりませんし、自分が何をやりたいのか見つけることもできません。自己分析は円滑に就活を進めるためにも、卒業後の未来を考えるためにも必要なことです。

インターンの参加や外資への就活など、残念ながら今後悔してももう間に合わないこともあります。しかし、23卒の就活は始まったばかりです。スタートダッシュには失敗しましたが、受けられる企業はまだまだあります。

自己分析は今からでも間に合いますので、まだ全く就活をやってないという人は早急に自己分析から取り組みましょう。

就活をやっていない人の特徴はコレ!

就活をやっていない人の特徴はコレ!

23卒の就活が解禁したにもかかわらず、まだ就活をやってないという人には下記のような特徴があります。

  • 部活やバイトで忙しい
  • やりたいことがわからない
  • そもそも仕事をしたくないと思っている
  • 現実逃避している

自分に当てはまるものはありますか?それぞれの状況に応じた対応策も記載しましたので、参考にしてください。

部活やバイトで忙しい

今、就活をやってない人の中には、部活・バイト・卒業研究など他の活動で忙しく、就活に取り組めないという人がいます。

しかし、部活やバイトや卒業研究が忙しくなくなるのは、いったいいつでしょうか。そんなものを待っていたら、ろくに就活をしないうちに卒業を迎えてしまいますよ!

部活やバイトや卒業研究が忙しい人はそれらの活動と就活を両立するために、まずは志望企業を決めて、採用スケジュールを把握してください。

企業説明会も面接も、それで丸一日つぶれるというわけではありません。ESの提出締め切りはいつか、説明会や面接は何時にどこでやるのか、手帳を使ってきちんとスケジュール管理すれば、両立できるはずです。

体力的には大変ですが、大学とバイトの合間や面接と面接の合間など、空き時間も有効活用して上手に就活を進めましょう。

やりたいことがわからない

今、就活をやってない人の中には自分のやりたいことがわからないから、就活に取り組めないという人がいます。

安心してください。「やりたいことがわからない」のは、あなただけではありません。大学進学の際に自分の将来像を描いていた人は少ないですし、大学に入っても、これといって仕事につながるような面白いことが見つけられなかった人は多いです。

やりたいことがわからない人はまず、じっくり自己分析に取り組んでください。過去の行動を振り返り、自分は何が好きで、どのように考え、どういったことに楽しみ・喜びを感じる人間なのか、自分を知るのです。そうすることでどんな業界・企業が向いているのかや、就活へのこだわりなども見えてきます。

自己分析のやり方がわからなければ、市販の書籍や診断アプリを活用しても構いません。ぼんやり考えていてもやりたいことは見えてきませんので、自分から積極的に動きましょう。

そもそも仕事をしたくない

今、就活をやってない人の中にはそもそも、社会人になって仕事をするのがイヤだという人がいます。

仕事をしないで生きていければこんなに楽なことはありませんが、残念ながら何かしらの収入を得なければ生活できません。今は親や家族からの援助で生活していても、それを未来永劫続けられるわけではないのです。

アルバイトやフリーランスなど、就活して正社員になるという以外にも収入を得る方法はあります。生き方は人それぞれなので、それで自活していけるのならそれもあなたの自由です。

しかし、アルバイトやフリーランスは収入が不安定ですから、そうした仕事で生活を成り立たせるのは、思っているより大変だということは知っておいてください。

社会的な信用がないので、クレジットカードやローンの審査に通らない、アパートさえ自分名義で借りられないといった可能性があります。今、就活して正社員になった方が、将来的にはずっと楽で、メリットが大きいのです。

そもそも仕事をしたくないと思っている人は、周囲の社会人に話を聞いてみたり、ネットで情報を集めたりして、今就活して正社員になるメリットについて、きちんと調べましょう。

現実逃避している

今、就活をやってない人の中には、ただ、現実から逃げているだけの人がいます。

楽しかった学生生活が終わってしまうこと、面倒くさい就活に取り組まなければならないこと、本当にイヤですよね。そんな現実から目をそむけたくなる気持ちはきっとみんな同じでしょう。しかし、イヤな現実から目を背けていても、時間は刻一刻と過ぎていってしまうのですよ。

イヤなことを先延ばしにして良いことは1つもありません。スタートが遅くなればなるほど新卒の枠はどんどん埋まり、募集を締め切る企業が増えてくるので今以上に就活は苦しいものになります。魅力的な企業が見当たらなければ、なおさらやる気が失せる一方です。

逃げてばかりいないで今こそ、現実と向き合う努力をしましょう。自己分析や就活関連の書籍を読んでみる、就活情報サイトで企業情報をのぞいてみる、合同説明会や就活イベントに参加してみるなど、何でもいいので「就活」に触れてみてください。

あなたが思っているほど、就活はイヤなものじゃないかもしれません。

就職したい気持ちがあるなら、あきらめてしまわずに「出遅れ就活サポート」でサポートを受けてみるのはどうでしょうか。

1から就活を教えてもらえますし、出遅れを取り戻すにはまさにうってつけのイベントです。アドバイススキルの高いスタッフが、内定までサポートします。

もしこのまま就活をやらないままでいるとどうなる?

もしこのまま就活をやらないままでいるとどうなる?

もし、このまま就活をやらないでいるとどうなるのでしょうか。就活をやらずに過ごしていった先の未来を、きちんと思い描けていますか?

ここからは、就活をやってない人の今後や就活をやってないことによるデメリットについて解説します。

就職先の幅が狭まる

このまま就活をやらないでいると、完全に就活へ出遅れてしまいます。あなたがグズグズしている間に企業はどんどん選考を進めているのです。この先、内定者や内定承諾者が次々と決まっていって、採用活動を終了する企業が増えてきます。

スタートが遅れれば遅れるほど募集を行っている企業が減ってきて、就職先の選択肢が少なくなっていくのは明らかです。

そして、新卒の採用枠は学生に人気の企業から埋まっていくということを忘れないでください。とくに、みんなが名前を知っているような有名企業や、魅力的な条件の企業は学生が集まりやすいので、早期に採用活動を終える傾向があります。

あまりのんびり構えていると、あなたがようやく就活を始めたころには厳しい条件の企業しか残ってないなんてことにもなりかねません。就活の出遅れは、自分で自分の首を絞めるようなものですよ。

プレッシャーや焦りを感じるようになる

もし、そのままさらに就活をやらないでいたら、だんだんプレッシャーや焦りを感じるようになります。

なぜなら、あなたが今どのような理由で就活をやってないにしろ23卒の学生である以上、他の就活生との接触は避けられないからです。

周りの就活生はどんどん内定が決まっていって、あなただけが取り残されたようになり、焦りや不安を感じるでしょう。

また、いつまでも就職先が決まらないと親や親戚からも「就活どうなってる?」なんて聞かれるかもしれません。就活を始めるのが遅くなればなるほど、そうしたプレッシャーにさらされることが多くなり、日に日にプレッシャーは大きくなっていくはずです。

そうなるとこれまで何もしないでいた自分に苛立ちを感じたり、自信を失くしたりして、前向きな気持ちが持てなくなります。精神的にどんどん追い込まれていくことになり、悪循環です。

「就職」以外の選択肢を選ぶことになる

もし、卒業までずっと就活をやらないでいたら当然、「就職」以外の道を進むしかありません。その場合、いくつかの選択肢が考えられます。

  • フリーター|生涯年収は正社員の約3分の1
    →正社員としてではなく、アルバイトで生計を立てる方法です。自分の都合に合わせて勤務時間を調整できるので、時間は自由になります。仕事に対する責任も小さく、精神的には楽でしょう。しかしボーナスがないため、一般的に生涯年収は正社員の約3分の1です。収入が不安定で社会的信用もないので、クレジットカードやローン、賃貸契約などが難しくなります。

  • 進学・留学|”新卒”のままやりたいことへチャレンジできる
    →大学院への進学や海外留学をして、そのあと就職するという手もあります。卒業後は”新卒”として就活できますし、研究職に進みたいなら進学・留学は必須です。就職後の収入も、一般的な大卒より多くなります。ただしその分、高い給与に見合った専門知識と高度なスキルが求められるのは当然です。それらが習得できていなければ、大卒よりかえって内定を取りにくくなることもあります。また、進学・留学には多額の費用がかかるので、それを可能にする経済状態でなければ不可能です。

  • 就職浪人|”新卒”という最強カードが使えなくなる
    →とりあえず卒業して、来年就活をする就職浪人という選t買うがあります。時間がたくさんありますし就活の方法を理解している分、就活は効率的です。しかし、採用試験での扱いは”既卒”となり、”新卒”ではなくなります。”新卒”にこだわらない企業も増えていますが、就活の幅が狭くなるのは確実です。とくに大手企業では”新卒”を必須としている企業が多いので、就職浪人をすると、大手企業への就職は難しくなるでしょう。

  • 起業・フリーランス|自由に仕事ができるが準備が必要
    →企業に就職して働く以外に、自分で起業する、またはフリーランスとして仕事を請け負うという方法もあります。何にも縛られず自由に仕事ができますし、好きなことを仕事にしたりイヤな仕事は断ったりできるのがメリットです。しかし、起業・フリーランスとなるには法的な知識や届け出などの準備が必要ですし、仕事を依頼されるだけの技術も不可欠です。また、事業が失敗すれば全責任を自分で負わなければならないので、大きなリスクが伴います。

  • ニート|絶対に避けるべき選択。最大の甘え
    →そのまま就職も進学もせず、自営業にもならないのであれば当然無職であり、ニートとなります。ニートとは日本語にすると寄生、つまり、親兄弟など自分以外の人が苦労して稼いだ収入を食いつぶし、誰かに依存しなければ生きていけないのです。病気やケガで働けないわけでもないのに、そんな選択は人としてありえません。何かの事情で家族の支援が絶たれたら、どうやって生活するのでしょうか。その時になって働こうと思っても社会からは厳しい目で見られるので、就職が難しくなることは明白です。

生き方は人それぞれですから、大学を卒業したら必ず就職しなければならないわけではありません。しかし、将来いずれの生き方を選ぶとしても、辛さやデメリットのない選択はないのです。

また、社会人として働いた経験があるのとないのとでは社会からの受け入れられ方が全く違ってきます。就職をしない明確な理由やビジョンがないのなら、企業に就職して働くのが、最もメリットの多い選択だといえるでしょう。

就活をやらないのはもったいない!“今”就活をやるべき理由

就活をやらないのはもったいない!“今”就活をやるべき理由

まだ就活をやってない学生にはそれぞれの事情があると思いますが、あなたが就職するつもりなら就活を”今”やらないのは非常にもったいないことです。

バイトや部活が忙しいといった事情が落ち着いた後よりも忙しい中、つらい中でも”今”就活をやる方がずっとメリットがありますので、その理由をここからご説明します。

いろんな企業に挑戦できるため視野が広がる

23卒の就活では、”今”が最も募集企業が多く、かつ、落ち着いて就活できるだけの十分な時間が残されている時期です。定員に達すれば企業は募集を打ち切るので、時間が経てば経つほど選択肢が少なくなっていきます。卒業も近づいてくるので、タイムリミットへの焦りから就活する企業を選んでいる余裕がなくなるでしょう。

就活のスタートが早ければそれだけいろいろな企業に挑戦できますし、卒業までの期間が長い分、幅広い企業を見て視野を広げることが可能なのです。

また、採用枠は人気企業から先に埋まっていきます。時間が経つと人気企業の募集は締め切られ、人手不足で年中募集している企業や、いわゆる「ブラック企業」といわれるような不人気の企業ばかりが残っていくのです。

より条件の良い企業に挑戦するためには、できるだけ早く就活をすることが重要になります。

本当に自分に合った企業かどうかを見極められる

早い時期から就活を始めれば、その分いろいろな企業に挑戦することができ、挑戦する企業の幅を広げることもできます。そして、さまざまな企業を比較したうえで、自分に合った企業がどんな企業なのかを見極められるのです。

企業や業界のイメージだけで入社してしまうと、のちのち「こんな職場だと思わなかった」なんてミスマッチが起こることもあります。

早くから就活すれば、その分就活するための期間や気持ちの余裕もあり、企業研究、比較に時間を費やすことが十分可能です。

早くからたくさんの企業を見て経験を積めば、あなた自身の自己成長にもつながっていくでしょう。

「新卒」という最強カードが使える

「新卒」は、就活生にとって最強のカードになります。なぜなら、最近は新卒にこだわらない企業が増えてはいるものの、大手をはじめとして新卒を採用の必須条件とする企業はまだまだあるからです。

このまま就活をやらずに出遅れて、就職先が決まらないまま卒業してしまうと、その「新卒」という最強カードが使えなくなります。卒業の前と後であなた自身は何も変わっていなくても、ただ新卒でなくなってしまうだけで、就活の成功率が大幅に下がる可能性があるのです。

しかも新卒という最強のカードは期限付きのカードであって、数に限りはありません。もちろん”今”使わなくても大学在学中はずっとこのカードが使えるわけですが、ギリギリになって焦って使うより、使えるうちにたくさん使うのが得策でしょう。

今からすることと就活との向き合い方

今からすることと就活との向き合い方

ここまで読み進めて就活をやってない人も現状を把握し、少しはやる気が出てきたでしょうか。

ここからは今まで就活をやってない人が今からやるべきことや、どのように就活と向き合っていけばよいかについて解説します。

さあ、この先を読んで就活のスタートラインに立ちましょう。

まずは何がやりたいのかを見つめ直そう

就活をやってない人がまずやるべきことは、自分が何をやりたいのか見つめ直すことです。具体的には、企業説明会に参加することをオススメします。なぜなら、説明会で社会人と交流すると就活に対する現実味が湧いてきて遠い未来のことではなく、自分の身近なこととして考えられるようになるからです。

自分の生きたい業界や企業が見えていない人は、合同説明会に参加するとよいでしょう。さまざまな企業の話を一度に聞けるので効率的ですし、どんな企業・業界が自分に合うのか、比較しやすくなります。

それと同時に、自己分析を行ってください。自己分析を行うことで自分の好みや傾向を知り、やりたいこと、自分に合うことを探すとともに、自分の強みを把握します。

人間だれしも「あなたに来てほしい」なんて言われたら嬉しいものです。企業からそんなふうに言ってもらえるように、就活の武器となる自己PR・自分の強みを、自己分析から見つけましょう。

期間を決めてのお休みはOK!

部活の大会が近いなど、どうしても就活の時間を作ることが難しいときは、無理をする必要はありません。その場合は、「大会なので〇月まで就活はお休みする」というように、きちんと期限を決めておきましょう。ただしその分、就活にかけられる時間は少なくなってしまいますから、短期決戦になります。

就活中は手帳などを使って、上手にスケジュールを管理することが大切です。体力的にも大変になりますので健康管理に気を付けるとともに、そのほかの予定は就活が終わるまで我慢するといったことも必要になるでしょう。

最終手段は「就活エージェント」

「ここまで読んだけど、どうしても就活をやる気が出ない」
「就活をやってないことに焦りは感じるけど、どうすればいいのかわからない」

そういう学生は、就活エージェントに頼るとよいでしょう。

就活エージェントは就活をやってない学生の強い味方、いわば最終兵器です。就活エージェントはあなたの自己分析を手伝い、企業にアピールできる強みを一緒に考えてくれますし、ESの作成や面接対策をする上でも就活のプロとして適切なアドバイスをしてくれます。

また就活情報に精通おり、あなたに合う具体的な企業を紹介してくれるとともに、忙しいあなたに代わって就活のスケジュール管理もしてくれるので効率的です。

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面談後は、希望すれば具体的な企業の紹介や、あなたの内定先が決まるまで徹底サポートも受けられますよ。

おわりに

経団連の就活解禁後の今、全く就活をやってないというのは確実にまずい状況です。どうしても就活をやる気になれない人も、部活動でしばらく就活に取り組めない人も、最低限、自己分析だけはやっておいてください

また、どのような理由でこれまで就活をやってないにしろ、このまま就活をやらないでいたときのリスクは、きちんと踏まえておかなければいけません。就活は後出しよりも、早く始めるほどメリットがいっぱいあるのです。

”今”就活を始めれば、まだ遅れは取り戻せます。前向きに、就活に取り組んでいきましょう!

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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