【面接対策】「好きな言葉」を完璧に答える方法を就活のプロが教えます
2022年10月31日
就活の面接では、「あなたの好きな言葉は何ですか?」と聞かれることがあります。あなたは上手く答えられていますか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
正直、好きな言葉なんて聞かれても分かりません。そもそも「好きな言葉」って何でしょう?好きな言葉なんてないし、考えたこともないです。何でもいいんですか?
面接で聞かれる”好きな言葉”とは、やや堅苦しい表現をするならば、あなたの座右の銘は何かということです。面接官は、有名な人の名言や熟語など世に広く知られている言葉の中で、あなたの心に響いた言葉、共感できる言葉、生きる上で励みにしている言葉は何かと聞いています。しかしあくまで面接ですから、自分が本当に好きならどんな言葉を答えても良いというわけでもありません。
今回は、面接で学生の”好きな言葉”を聞く意図と回答のポイント、好きな言葉の探し方について解説します。実際に面接で”好きな言葉”を答える際の例文もご紹介していますので、参考にしてください。
キャリアプランナー 平崎
面接で「好きな言葉」を聞く意図
面接では、あなたの「好きな言葉」を聞かれることがあります。「好きな言葉」というと、映画やドラマ、アニメなどの印象に残ったセリフを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、面接官が聞いているのはそういうことではありません。
では面接官は「好きな言葉」という質問を通して、学生の何を知りたいのでしょうか。面接で適切な回答をするためにも、まずは「好きな言葉」を聞く面接官の意図を正しく理解しておいてください。
学生の人柄や価値観を知りたい
学生の「好きな言葉」から面接官が知りたいのは、その学生の人柄や価値観です。面接官は学生の「好きな言葉」から、その学生がどんなことに重きを置いているのか、物事をどのように考えているのかを知ろうとしています。
面接で聞かれる「好きな言葉」とは、言い換えればあなたの座右の銘です。「この映画のセリフがかっこいい」「アニメのこのセリフが気に入っている」といった意味での”好き”ではありません。
もちろん映画やアニメの中で「このセリフが好き」と答えても、あなたがどんな映画やアニメが好きなのかは伝わるでしょう。
しかし面接官が「好きな言葉」から知りたいのは、あなたが何を好きかではなく、あなた自身の考え方であり、あなたの人生における哲学です。
面接官は、あなたが誰のどういった言葉に共感して、生きていくうえで何を大切にしている人なのかを聞いています。ですから、直接的にあなたの価値観・考え方を表しているような言葉を答えなければならないのです。
人柄や価値観が社風に合っているかの確認
面接官は学生の「好きな言葉」から人柄や価値観を知り、それが自社の社風とマッチするか、求めている人物像に合致するかをチェックしています。
企業にはそれぞれの会社ごとに基盤となる考え方があり方針があるので、学生の「好きな言葉」が意味する価値観が、自社の目指す方向性に反していないか確認するのです。ですから、自分の考え方を表していればどんな言葉でも良いのではありませんし、一般的に良いとされている言葉がどの企業でも好印象となるわけでもありません。
たとえば、人と人とのつながりを大切にしている企業の場合、学生が好きな言葉として「一期一会」と答えれば、企業の方向性にマッチしていて好意的に受け取られます。
しかし同じ企業の面接で好きな言葉として「継続は力なり」などと答えてしまうと、それ自体は素敵な言葉でも企業の方針と全く関連がないので、その学生は企業にとって魅力的に見えないでしょう。
「うちの会社とは合わないな」と思われるばかりか、企業のことや言葉の意味を理解できていないと判断される恐れもあるので、注意が必要です。
もしも自分の好きな言葉が面接で答える”好きな言葉”として適切かどうか分からない場合は、キャリchに相談してください。キャリchでは、プロのキャリアプランナーがマンツーマンで就活の相談に乗る無料イベント「就活相談サポート」を連日開催しています。相談内容は就活のことなら何でもOK。どんな小さな疑問にも丁寧に対応しますので、気軽に参加してくださいね。
上手に「好きな言葉」を答えるポイント
前述の内容から、「好きな言葉」を聞く面接官の意図は理解できましたか?勘の鋭い人は面接官の意図を踏まえ、既に「好きな言葉」としてどういったことを答えれば良いのか、想像できているかもしれません。
それでは次に、「好きな言葉」という質問に答えるための準備をしていきましょう。ここからは、実際に面接で「好きな言葉」を聞かれた際に上手に答えるポイントを解説します。「好きな言葉」を探す方法も掲載していますので、参考にしてください。
「自分の価値観を示す言葉」+「社風に合う言葉」を探す
まずは準備段階として、面接で答えるための「好きな言葉」を考えます。面接で答える「好きな言葉」を選ぶ基準は、自分の価値観を示す言葉であり、なおかつ志望する企業の社風に合う言葉です。
面接官の意図からも分かる通り、単純に自分の好き嫌いや、一般的に印象が良いかどうかで「好きな言葉」を選んではいけません。どんなことに重きを置くのか、どういったものの見方をするのかという価値観は、その人の人柄や強みを形作る基礎になります。
ですから自己分析を行って人柄や強みを含めた自分の価値観を把握し、それに合う言葉を探しましょう。志望企業の社風に合うかどうかは、企業研究から確認します。企業理念や経営者、創業者の言葉などが参考になるはずです。
ただし名言や熟語は難しく、誤った解釈をしてしまうこともあるので、その言葉の意味もきちんと調べ、しっかり把握してください。
自分の強みや人柄などをアピールしていく
面接で「好きな言葉」について答える際には、単純に自分の価値観を言い表すだけでなく、回答の中で価値観から生まれる自分の強みや人柄などを伝えていきましょう。具体的には、「その言葉が好きな理由」を説明する中で、自分の強みや人柄をアピールします。
なぜその言葉が好きなのか、好きになったきっかけは何かといったことを通して、自己アピールをするのです。
ただし「自分は○○な人間です」「自分の強みは○○です」などと言うのは簡単ですが、言っただけでは信じてもらえません。
その人柄や強みを発揮した実体験を交えて話すと、信ぴょう性が出ますし、内容も伝わりやすくなりますので合わせて語りましょう。
強みを仕事でどう活かすかを語る
面接で「好きな言葉」を答える際は、その価値観から生まれた自分の人柄や強みが、具体的に仕事でどう活かせるのかを語ってください。
志望企業の社風を理解したうえで「好きな言葉」を選んでいるはずですが、それだけでは価値観が合うと述べただけになってしまいます。
企業と価値観が合う人や企業が求める強みを持っている人はたくさんいますが、その人たちが自分の活かし方を知らなければ役には立ちません。
面接官に「この学生がほしい」と思ってもらうためには、その価値観から生まれた自分の人柄や強みが、具体的に”どう活かせるか”まで示すのがポイントです。自分の人柄や強みが仕事でどう活かせるのか、なぜ活かせるのかを、「好きな言葉」が持つ意味とリンクさせて語ります。
答える際は「結論」から!
実際に面接で「好きな言葉」を答える際には、聞かれたことに対する結論から先に述べ、後から理由を説明しましょう。面接ではここまでに説明した要素を簡潔にまとめて、”相手に伝わりやすいように”話す必要があります。
そのためには「好きな言葉」について語るべき内容を、プレゼンなどでよく用いられるPREP法という論法に当てはめて話すのがオススメです。
PREP法では、「結論(Point)」→「理由(Reason)」→「事例(Example)」→「結論(Point)」の順で話を進めることで、簡潔かつ説得力のある主張を展開できます。これを「好きな言葉」で語る内容に当てはめて考えたのが、下の表です。
- 結論(Point)→「私が好きな言葉は○○です。」「私は○○という言葉が好きです。」
- 理由(Reason)→なぜその言葉が好きなのか、好きになったきっかけなど
- 事例(Example)→その価値観からくる人柄や強みを発揮したエピソード
- 結論(Point)→自分の人柄や強みを仕事でどう活かせるか
面接では「好きな言葉」→「その言葉が好きな理由」→「人柄や強みを発揮したエピソード」→「仕事でどう活かすか」の順で語ります。後ほどこの論法を使った例文もご紹介しますので、参照してください。
もし、こうしたポイントや下の例文を読んでも答え方がよく分からない場合は、キャリchの「24卒就活サポート」か「面接サポート」に参加するのがオススメです。面接対策を始めたばかりの人や面接に苦手意識を持っている人を対象に、プロのキャリアプランナーが基礎から面接対策をマンツーマン指導しますので、ぜひ活用してください。
好きな言葉がわからない時の対処法とは?
これと言って自分の好きな言葉がないときには、「有名人の名言」「四文字熟語」「ことわざ」などを検索して、自分の価値観と合いそうな言葉をピックアップしましょう。
自分の価値観に近い言葉も見つからなければ、「社風に合う言葉」という基準から探すのも手です。そうしてピックアップした言葉の意味と、志望企業の社風が合っているかを確認し、自分の人柄や強みとリンクさせます。
- 為せば成る
- 努力は裏切らない
- 努力に勝る天才なし
- 継続は力なり
- 石の上にも三年
- 諦めたらそこで試合終了
- 人生一度きり
- 笑顔は人を幸せにする
- ありがとう
- 愛
- 前向き
- 感謝
面接で答える「好きな言葉」は自分の考え方を示すものですので、基本的にポジティブな意味合いの言葉を選んだ方が良いです。ネガティブな言葉を選ぶと、自分自身もネガティブ思考な人間だと思われてしまいます。
ただし、格好つけて意味が分かりもしない小難しい言葉を選んだり、自分が実践できそうもないようなすごい言葉を選んだりする必要はないです。
面接で答える「好きな言葉」は、上の例にもあるように「ありがとう」や「笑顔」といった王道の言葉でも構いません。大切なのは、「自分の価値観を表すもの」と「社風に合うもの」という条件を満たす言葉を選べているかどうかです。
ネットなどで調べてもピンとこない場合や、自分の選んだ言葉が適切かどうか迷う場合は、キャリchの「就活相談サポート」で相談してみてください。プロのキャリアプランナーと一緒に、あなたにピッタリの「好きな言葉」を見つけましょう。
プロが教える3つの例文
ここまで「好きな言葉」を聞く面接官の意図と答えるポイントについて説明してきましたが、それでも具体的なイメージが掴めない人もいますよね。くり返しになりますが、面接で述べる「好きな言葉」の条件は、「自分の価値観を表すもの」で、なおかつ志望企業の「社風に合うもの」です。
下の表に、面接でよく好きな言葉として上げられる「有名人の名言」「四文字熟語」「ことわざ」「王道の言葉」の例を掲載しておきます。
- 面白きことなき世を面白く住みなすものは心なりけり(高杉晋作)
- 精神的に向上心のない者は馬鹿だ(夏目漱石)
- あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どっちにしたって批判されるのだから。(エレノアルーズベルト)
- どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。(松下幸之助)
- 人間はね、負ける勇気が必要な時もあるんだよ。(藤岡弘)
- 夢を持て、目的を持て、やればできる。こんな言葉に騙されるな。何もなくていいんだ。人は生まれて、生きて、死ぬ。これだけで大したもんだ。(ビートたけし)
【有名人の名言】
- 一期一会
- 切磋琢磨
- 初志貫徹
- 不撓不屈
- 一意専心
- 粉骨砕身
【四文字熟語】
- 為せば成る
- 継続は力なり
- 石の上にも三年
- 急がば回れ
- 百聞は一見に如かず
【ことわざ】
- ありがとう
- 前向き
- 感謝
- 笑顔
- ポジティブ
- 楽しい
【王道の言葉】
そして「好きな言葉」を面接で回答する際に用いるのは、PREP法です。「好きな言葉」→「その言葉が好きな理由」→「人柄や強みを発揮したエピソード」→「仕事でどう活かすか」の順で話を展開します。
以下にこの論法で「好きな言葉」を答える回答例を3つご紹介しますので、参考にしてください。
四文字熟語より「一期一会」を題材にした例文
私の好きな言葉は「一期一会」です。
その言葉を意識するようになったのは、大学1年の時に行ったインド旅行がきっかけでした。旅先で体調を崩したのですが、言葉も通じない私を、見ず知らずの方が介抱してくれたのです。
それから私もその方を見習い、人との出会いを大切にして、二度と会わないかもしれない人にも誠意をもって接するようになりました。おかげで今は旅先などで出会った住む地域も年齢も異なる友人がたくさんでき、自分には思いつかないような発想をくれたり相談に乗ってくれたりします。
仕事の上でも人と人とのつながりが大事です。社会人になっても「一期一会」を意識して、同僚やお客様との信頼関係を築いていきたいと思います。
サービス業界などでは、人とのつながりやホスピタリティを企業理念として掲げる企業も多いので、上の例では「一期一会」を好きな言葉としました。
その言葉を好きになったきっかけとして旅行での出来事を挙げ、人に感謝して素直に見習える誠実な人柄や、コミュニケーション能力の高さをアピールしています。最後に自分の人柄や強みが仕事でどう活かされるのか、具体的に述べてください。
有名人の名言より「面白きことなき世を面白く」を題材にした例文
私は高杉晋作の「面白きことなき世を面白く 住みなすものは心なりけり」という言葉が好きです。
彼の言うように、物事をどう捉えるかは人の考え方次第だと思います。難しい局面にあっても私はそれを好機と考え、どう解決するかに楽しみを見出せる人間です。
大学ではアプリケーションを制作する実習を行っていますが、うまく動作しないとイライラする人が少なくありません。しかし私はむしろバグを見つけるのが大好きで、他の人の分まで手伝い、実習グループの中で重宝されています。
仕事の上では退屈な作業もあるでしょうし、トラブルも付き物です。そうした中でも独自の楽しみを見出し、発想の転換によって問題を解決していきたいと思います。
上の例文ではメディア業界の企業を想定し、高杉晋作の句を好きな言葉に選びました。この言葉は「面白きことなき世を面白く」という前半部分が有名ですが、本来は後に「住みなすものは心なりけり」と続きます。
「面白くない世の中を面白くするのは、人の気持ち次第だ」というような意味です。その言葉が好きな理由や事例を説明する中で、ポジティブな人柄や柔軟な発想力、問題解決能力の高さなどをアピールしています。
有名人の名言を好きな言葉として答える場合は、どのような人物の言葉なのか把握し、深堀質問にも対応できるようにしておきましょう。
ことわざより「為せば成る」を題材にした例文
私の好きな言葉は「為せば成る」です。
何事も強い意志を持って取り組めば、可能性は開けると思います。難しいからといって、チャレンジもせず諦めてしまうのはもったいないです。
私は高校で文系・理系が分かれる際、理系を希望したところ担任からは無理だと言われました。私の得意科目は国語で、数学はいつも赤点だったからです。しかしどうしても科学の分野に進みたくて、結局理系を選びました。予想通り受験勉強は大変でしたが、他人の何倍も努力することで苦手を克服し、最終的に今の大学に進学できたのです。
仕事も同じで、挑戦しなければ成功もないと思います。私は社会人になっても、難しいと言われることに臆せず挑戦していきたいです。
上の例ではチャレンジ精神を理念とする企業を想定し、「為せば成る」を好きな言葉に選びました。「為せば成る」は、上杉鷹山の歌 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」を由来とする説と、武田信玄の歌「為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる人の儚き」を由来とする説があります。
どちらも歌の前半は「やるからできる、やらないからできない」と言っていて、行動を起こさなければ成果は得られないという教訓です。
現代では大雑把に「やればできる」と解釈されていますが、元々の言葉の意味もきちんと理解しておいてください。
「好きな言葉」を回答する際の注意点
回答のポイントと例文から、面接で答える「好きな言葉」をどのように選び、どう話を組み立てれば良いかはだいたい理解できたと思います。それをもとに今、何となく「好きな言葉」を頭の中に思い描いている人もいるでしょう。
しかし実際に面接で述べる際には、いくつか注意が必要です。ここまでの説明の中でもお話してきましたが、最後に面接で「好きな言葉」を回答する際に注意すべきことをまとめておきます。
言葉の意味や企業の方針を理解していないものはNG
「好きな言葉」への回答では、「言葉の意味」「企業の方針(社風)」「自分の価値観・人柄・強み」の全てを、きちんと理解できていなければなりません。たとえば先ほど出てきた「面白きことなき世を面白く」という言葉も、後半の「住みなすものは心なりけり」を知らないと「面白くない世の中を面白くしよう!」といった意味に誤解されがちです。
浅い理解や間違った解釈で「好きな言葉」を語ってしまうと、何が言いたいのか面接官に伝わりませんし、自分自身が浅い人間だと思われてしまうでしょう。
また、「前進」「チャレンジ」といった言葉が合いそうな最新テクノロジーの企業が、実は「人とのつながり」を重視しているといったケースもあります。
そして自分自身について正しく理解できていなければ、人柄や強みを語れるエピソードがないので、説得力のある話ができません。話に盛り込む「言葉の意味」と「自分の価値観・人柄・強み」が「企業の方針(社風)」と合致すると示すことで、自分をアピールするための一貫した回答となります。
どれか1つでもブレてしまうと、まとまりのない回答になってしまいますので注意してください。
聞き馴染みのない言葉は避けた方が無難
面接官の聞き馴染みのないような言葉を、「好きな言葉」の回答にするのは避けるべきです。「好きな言葉」は、基本的には自分の価値観を示せて志望企業社風に合っていれば何でも構わないのですが、面接官の聞き馴染みのない言葉だと意味が伝わりにくくなります。
言葉は、その言葉自体だけでなく、言葉が発せられた背景や由来なども含めて深い意味を持つものです。たとえば映画やアニメの登場人物が述べるセリフは、それまでのストーリーや人物像を知っているからこそ素晴らしく感じます。
単独で1つのセリフだけを「好きな言葉」として取り上げても、面接官にはその言葉の深い意味が伝わりません。
とくに面接官が年配の方だった場合は、漫画やアニメそのものに対する偏見がある人もいますから、無駄な悪印象を与えないためにも避けた方が無難です。
同様に、あまり知名度のないスポーツ選手や芸能人の言葉など、名言として広く一般に知られていないような言葉は避けた方が良いでしょう。
おわりに
面接官は「好きな言葉」という質問から学生の価値観を知り、自社にマッチする人物かどうかをチェックしています。ですから「好きな言葉」には、自分の価値観を表すような言葉で、なおかつ志望企業の社風に合う言葉を選ぶべきです。
そのためには自己分析と企業研究を行い、言葉の意味も正しく理解しておく必要があります。ただし「好きな言葉」を事前に考えておいたとしても、実際の面接では緊張しているので、面接官に伝わるように話を展開するのは難しいです。
緊張した中でも自分の人柄や強みを伝えられるように上手く発表するには、面接本番を意識した練習が欠かせません。
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。