就活をする意味がわからない。そんな人のための就活に対する考え方と意味
2022年9月12日
ずいぶんと暑くなってきましたね。早期化の影響もあり、夏である今の時期にはすでに就活の終盤に差し掛かってきていますが、順調に活動できていますか?
キャリアプランナー 廣瀬
就活生 Bさん
いえ、実は何となく夏まで就活を続けてきたものの、実は“就活をする意味が分からない”と思っている状態です。アルバイトだってお金を稼ぐことはできるわけだし、わざわざ就活して正社員になる意味が自分の中に見い出せないのです。
なるほど、そうなんですね。わかりました、今回はそんな就活をする意味がわからないと悩むあなたのために“就活をする意味”についてわかりやすく解説していきましょう。意味を理解すれば、就活へのやる気も変わってくるはずですので、しっかりチェックしていきましょう。
キャリアプランナー 廣瀬
目次
就活をする意味がわからないと悩む人は多い
就活をする意味が分からないと悩む学生は、案外多いものです。「1年生のころから就活が楽しみで、心待ちにしていた」なんて奇特な人はまずいません。大抵は4年生が近づいてきて初めて就活を意識し、意味が分からないながらも、周りの流れに合わせて自分も何となく就活を始めます。
そして就活をする中で自分の中に意味を見出し、きちんと就活と向き合えた人だけが内定を獲得していくわけです。しかし中にはそのまま就活する意味を見出せず、いつまでも内定を得られないことで悩んでしまう人もいます。
解決法を知るためにも、まずは就活する意味が分からなくなってしまった原因は何なのか考えておきましょう。コラムの初めに、そんな「就活をする意味が分からない」と悩む人の事情について解説します。
入社したい企業ややりたい仕事がない人が多い
「就活をする意味が分からない」と悩む人には、特に入社したい企業ややりたい仕事がないことが原因となっているケースが多いです。就活ときちんと向き合える学生は、「この企業に入りたい」「こんな仕事がしたい」という希望があるからこそ、自分にとって就活をする意味があります。自分の希望を叶えることが就活の目標であり、それを目的として就活をするわけです。
しかし入社したい企業ややりたい仕事がなければ、就活をすることによって叶えたいと思う希望がない、つまり就活をする上で目指す目標がありません。もちろん「正社員として就職する」ということは、ある意味で就活生全員に共通する目的ではありますが、それを目標とするにはあまりにも漠然とし過ぎています。人間誰しも、形のハッキリしない目標を追うことは難しいものです。
そのため入社したい企業ややりたい仕事がない人は、就活をすることに自分なりの目的が見出せず、就活が自分にとって特別する意味を感じられないものになってしまっています。特に23卒の場合はコロナのせいで、3年時のインターンに参加しにくい状況でしたし、今も説明会などはオンラインで行われている状態です。企業や仕事についての理解を深めにくい環境にあるため、入社したい企業・やりたい仕事を見つけにくくなっています。
また23卒の場合、コロナの影響から新卒採用を見送った企業・業界もあるので、自分が当初想定していた目標を諦めざるを得なかった就活生もいるでしょう。そうした就活生も新たな目標を見つけにくく「自分の入社したい企業ややりたい仕事でないなら、就活する意味がない」という風に、就活する目的を失ってしまっているのです。
将来に対する不安から先に進めない
将来に対して不安を感じていることも、就活する意味が分からなくなる原因の1つとなっています。長引くコロナ禍によって経済が不安定ですから、就活生全員に共通の目的である「正社員として就職する」ということが、強い意味を持たなくなっているのです。そのため「就活したところで安定した社会人生活は送れないのでは?」と考えてしまい、就活する意味が分からなくなる人が多くなっています。
せっかく頑張って就活し、就職できたとしても、その会社がすぐに潰れてしまっては就活に要した時間も労力も水の泡です。たとえ倒産まで行かなくても、コロナ禍で会社が傾けばいつ雇用を切られるか分からず、正社員と言えども安泰とは言い難い状況にあります。
そのうえ不景気ではボーナスもさほど期待できず、仕事上の責任だけは重いのですから、以前に比べて正社員になることのメリットが感じにくくなっているのは確かです。そのせいで「それならアルバイトの方が楽で良いのでは?」「わざわざ苦労して就活する意味がどこにある?」という風に疑問を抱くのも、自然なことだと言えるでしょう。
つまり正社員としての将来に不安を感じることから、就職することに大きな価値を見出せず、就活する意味がないように思えるわけです。
本音と建て前を分けることへの違和感
就活する意味が分からなくなる就活生には、就活で本音と建て前を使い分けることへの違和感を感じることが、原因となっている人もいます。就活では必ず志望動機などを話すことになりますが、そこでは「給料が高いところがいい」「残業がないところがいい」といった本音を丸出しにするわけにはいきません。なぜなら、そういった理由では企業に評価されず、内定をもらえないからです。
そのため就活生は、本当は「給料が高いところがいい」「残業がないところがいい」などと思っていても、就活ではそれを隠して別の志望理由を述べる必要があります。そのことを「建て前」「自分を偽っている」と捉え、抵抗を感じる就活生もいるわけです。ある意味、非常に正直者だと言えるでしょう。
しかしそのせいで、就活では本音を隠して自分を偽らなければならないこと、そうしなければ評価を得られないことに強い不快感を感じます。
「本音と建て前を使い分けるなんて意味が分からない」「自分を偽らなければ評価されないなんて意味が分からない」と考えるのです。その結果、就活というシステムそのものに対して疑問を感じてしまって、自分を偽ってまで就活する意味が分からなくなっています。
就活は“義務”ではないのも確か
就活は”義務”ではないため、いまいち就活する意味が分からない人がいるのも確かです。特別な理由があるわけではないけれど、誰かから強制されているわけでもないので、何となく就活する気になれない就活生もいます。
基本的に大学というのは、高校までと比べるとずいぶんと自由度が高いところです。課題を提出したり試験で良い点数を取れたりすれば、出席しなくても単位が取れる科目もたくさんあったと思います。特にこの二年はコロナの影響からサテライト講義を取り入れた大学も多かったので、直接登校する日数は大幅に減り、毎日自宅でのんびりと過ごしてきたはずです。その生活環境から、いきなり毎日通勤し、朝から晩まで働くことを身近に感じようとしても、なかなか難しいのかもしれません。
そんな仕事の日々が他人事のように思えたり、苦痛に感じたりして、自分がそれを行う自信が持てない人もいるでしょう。しかも今は正社員として就職しても安定しているとは言いにくいですし、選択肢も限られているため、就活環境としてはあまり良い状況ではないです。
それに加えて今のところ特に入社したい企業ややりたい仕事がなければ、なおさら焦って就活する意味がないと考え、就活に向けていま一歩踏み出せずにいます。
プロが教える!就活をする3つの意味
ここまでの説明からも分かるように、23卒の場合は例年と比べても特に、就活する意味を見出しにくい状況です。しかしこれまで多くの学生の就活を支援してきた経験から言って、23卒にももちろん例年と同様に就活する意味はちゃんとあります。
今年の場合はただ、それが分かりにくくなっているだけです。ここからは新卒の学生が就活をする意味について説明していきますので、しっかり読んで参考にしてください。
意味1:生活をするため
新卒の学生が就活をする意味として一番大きいのは、もちろん卒業後に自分でお金が稼ぎ、生活を成り立たせるためです。アルバイトでだってお金を稼ぐこと自体は可能であるものの、正社員として働くほど安定した収入は得られません。仕事の種類にもよりますが一般的には、正社員よりアルバイトの方が低賃金で、役職手当やボーナスもないため収入が低くくなります。
しかもコロナ禍の状況からも分かるように、会社の経営が傾けばアルバイトはシフトを減らされ、会社の都合で休業させられたからと言って正社員のような補償はないです。更に傾けば、高い退職金を払わなくてはならない正社員よりも、まず退職金のかからないアルバイトから真っ先に解雇の対象となります。会社からすればアルバイトは、いつでも簡単に増やしたり減らしたりできる都合の良い存在であり、明日いきなり収入が途絶えてしまうかも知れないほど不安定なのです。
しかし正社員なら休業しても大部分が補償されますし、簡単に会社都合で解雇されることはなく、その場合にも退職金が支払われるためいきなりお金に困りはしないでしょう。ここのところコロナ禍によって倒産などのニュースも見かけるので、正社員の安定性が低く感じるかもしれませんが、アルバイトよりずっと安定していて生活の見通しが立ちます。
むしろ、今はこんな不安定な経済状況だからこそ逆に、正社員として就職する意味が大きいわけです。23卒の学生はその辺りを踏まえたうえで、安定したお金を稼いで生活を成り立たせるために、正社員として仕事をするための準備段階である就活をする意味があります。
意味2:人として成長するため
新卒の学生が就活をする意味の2つ目は、人として成長するためです。人は仕事をすることによって様々なことを学び、思考の上でも能力的にも成長していって、自分の価値を見出していきます。ただし、アルバイトでの気楽な仕事では正社員として働くような目的意識は生まれず、責任ある仕事も経験できません。
責任感や目的意識を伴う仕事を通して失敗・成功を経験してこそ、そこに大きな学びや充実感があり、人として大きな成長を遂げられるのです。「希望の業界・企業の募集がないから就活する意味がない」と考えている人もいると思いますが、そうした機会を得るためにも新卒の学生は、正社員として就職すべく就活をする意味があります。
また正社員として就職することは人として成長するのと同時に、公的に社会的地位を認められ、信用を得られるという意味合いも大きいです。アルバイトのように不安定な収入形態で働いていると、社会的には信用を得られず、賃貸借契約や融資契約などが難しくなります。自分名義で部屋を借りたい、マイホームや車の購入などでローンを組みたい、クレジットカードを作りたいといったときに、アルバイトだと審査に通りにくいのが現実です。
しかし正社員として会社組織に属していると、それだけで先々安定した収入が見込めると判断され、そうした審査に通りやすくなります。先々を思えばいつまでも親が保証人になれるわけではありませんから、自分自身が社会的信用を得られる地位に就くべく就活するのは、人生において大きな意味のあることなのです。
意味3:自分が進むべき道を見極めるため
新卒の学生が就活をする意味としては、就活そのものを通して、自分が進むべき道を見極めるという意味合いもあります。なぜなら自分を成長させてくれて、不満をためることなく長く勤めていけるような”自分に合った企業”を見つけるには、就活に十分な時間をかける必要があるからです。当然のことながら、人はお金を稼がなければ生きていけません。
同じ稼ぐなら一時しのぎのアルバイトなどではなく、ちゃんと就活して自分の成長が促され、安定した収入や社会的地位が得られる正社員としての仕事に就いた方が良いです。「希望の仕事に就けないなら今年就活する意味がない」などと考えている人もいると思いますが、それは違います。
何の仕事も経験したことのない想像だけの状態で「この仕事がやりたい」と思っても、それが果たして自分に合う仕事かどうかは分からないです。せっかく正社員になってもすぐ辞めてしまうのでは意味がないですから、就活に際しては長く勤めていきたいと思えるような”自分に合った企業”を見極める必要があります。しかし、どんな企業が自分に合うのか見極めていくのは、そう簡単なことではないです。
自分の強みや個性、考え方、将来的な展望などをきちんと把握したうえで、色んな仕事や企業を見て適性を見極めるため、どうしても結構な時間がかかります。生活費を稼ぐためにアルバイトなどをしながら片手間に就活するのでは、時間的にも精神的にも金銭的にも、自分に合った企業をゆっくり検討する余裕がないです。
焦って決めて自分には合わない方向に進んでしまい、結局すぐに辞めてしまうのでは、それこそ就活する意味がなくなってしまいます。自分にはどんな仕事や企業が合うのか、今後どんな道に進むべきなのか、じっくり腰を据えて検討するには、比較的余裕のある学生の間にこそ時間をかけて就活するべきなのです。
就活をする意味が見いだせない人がすべきこと
ここまで述べてきたように、コロナ禍であろうとなかろうと、新卒の学生が就活するのにはちゃんと意味があります。しかしそれを読んでもまだ、就活の必要性を表面的に理解しただけで、自分なりの就活する意味を見出せない人もいるかもしれません。
就活ときちんと向き合うためには、就活する理由を表面的に理解するだけでなく、自発的に就活しようとする強い動機付けが不可欠です。ここからは就活をする意味を自分の中に見出す方法と、その際に意識すべきことについて紹介していきます。
働くことの意味と重要性を知る
就活をする意味を自分の中に見出すためにはまず、正社員として働くことの意味と重要性を理解しておきましょう。前述のように正社員として働くことは、安定した暮らしを築いていくうえで大変重要な意味があります。人間だれしも生きていくためにはお金を稼がなければなりませんが、アルバイトのような非正規雇用の形態で働いていると、収入が低くて不安定です。
会社が傾けば、ある日突然何の補償もなく解雇されたりシフトに入れなくなったりして、いきなり収入が途絶えてしまう恐れがあります。正社員なら休業状態になってもある程度補償されますし、会社都合での解雇は難しく、最悪解雇となっても失業保険や退職金が出るのでいきなりお金に困る心配はないです。また正社員なら、目的意識や責任感を持って働くことで人として成長していくことができ、社会的な信用を得られて賃貸借や融資の契約がしやすくなります。
いつまでも子供のままで親に頼り、賃貸借やローンが組めなくても今すぐには困らないかもしれませんが、その状態を永遠に続けることは不可能です。いずれは親も働けなくなり、今度は自分が親や子供を養わなければならないときが必ずやってきます。そうなったときにアルバイトの収入では全然足りませんし、家や車が必要でも賃貸借の契約は組めず、購入するにも修繕するにもお金を借りることができません。
正社員として働いて人としての成長と社会的な信用を得るということは、長い人生を生きていくうえで重要な意味のあることなのです。就活する意味を自分の中に見出せない人は、そういった正社員として働く重要性を理解し、働くことときちんと向き合ってください。
新卒で就活するメリットを知る
新卒の学生が就活する意味を自分の中に見出すためには、新卒で就活するメリットは知っておくことも大切です。先程も述べたように、長い人生を生きていくにはいずれ必ず正社員として働く必要がありますが、どうせいつかは就活するなら新卒の今が最も条件が良いと言えます。もしかしたらコロナのせいで希望の業界や企業の募集がなく、「今年就活する意味がない」と考えている就活生もいるかもしれませんが、決してそんなことはないです。
日本企業のほとんどは基本的に新卒の学生を目当てに採用活動を行うので、卒業前の「新卒」という肩書が最も好まれます。新卒の時には募集企業が多いので選択肢がたくさんありますし、企業も採用に積極的であるため、内定率も高いです。
ところが卒業したとたんに肩書は「既卒」となり、希望の業界や企業どころか、正社員として就職すること自体の難易度が上がってしまいます。近年は政府の方針から、卒業後3年以内の既卒を新卒採用の枠で受け入れる企業もあるにはあるものの、その企業数も採用数も新卒に比べればずっと少なくて狭き門です。
かと言って中途採用の枠は辞めた人員の穴埋めなので、募集が不定期で人数もさらに少ないうえ即戦力となるスキルが求められ、仕事経験のない既卒者に勝ち目はありません。それに対して卒業前の新卒の間なら、応募者全員が未経験者でスキルに差がないため、誰もが周りと平等に戦えます。自分の希望にピッタリ合う業界や企業の募集がないとしても、新卒のいま就活することに意味があるのです。
自己分析から自分の可能性ややりたいことを知る
新卒の学生が就活する意味を自分の中に見出すためには、自己分析から自分の可能性ややりたいことを明確にする必要もあります。最初に述べたように入社したい企業ややりたい仕事がなく、就活することで叶えたい目標がないと、就活する意味も感じにくいものです。
「生きていくために働かなければならない」といった義務感だけでは就活に対して自発的な動機が生まれず、イヤイヤ就活することになってしまいます。就活する意味を自分の中に見出し、就活への自発的な意志を生み出すためにも、就活における自分なりの目標が必要です。ですからまずは自己分析を行い、その手掛かりとなる”自分のしたいこと”や”自分にできること”を考えてください。
自己分析の上では過去の選択・行動を振り返って、自分の強み、性格、価値観などをきちんと把握します。そこから、どんな仕事や企業なら自分がやりがいを感じられるのか、どんな将来を目指したいのか考えて”自分のやりたいこと”を探すと良いです。
”自分のやりたいこと”が分からない場合には、自己分析から発見した自分の強みなどから”自分にできそうなこと”を考え、自分の将来的な可能性を探ります。自分の得意なことや向いていることを仕事にすれば、自分が活躍する明るい将来像が予測でき、それを叶えるために就活しようと思う気持ちが自然と生まれてくるはずです。そうした”やりたいこと”や”できること”から就活で叶えたい目標を見つけることが、自分なりの就活する意味を見出す近道となります。
合説や就活イベントに参加し、就活に触れる
就活する意味を自分の中に見出すには、合同説明会や就活イベントなどに参加し、もっと就活に触れると良いです。23卒の学生に就活する意味が分からない人が多いのは、自分が正社員として働く実感が湧きにくい環境にあることにも原因があります。23卒の場合はコロナのせいで中期・長期の実践的なインターンにほとんど参加できていないので、仕事の体験はもちろん、実際に働く現場を目にする機会に恵まれませんでした。
そのため企業で働くということがどんなものなのか想像でしか知らず、遠い世界のことのように感じてしまうわけです。しかし合同説明会や就活イベントなどに参加すれば、仕事の体験はできないまでも、企業で働いている人を直接見て話を聞くことができます。そうして就活にたくさん触れることで、自分が働くということを今よりも身近に感じられるようになるのです。
そうすれば働く意味や就活で叶えたい目標も見つけやすくなり、自分が就活する意味も見出しやすくなります。23卒の場合は合同説明会や就活イベントもオンラインが多いですが、その分たくさん参加して比較すれば、業界・企業の特色も見えてくるはずです。
就活する意味が今はよく分からなくても、自ら就活と関わりを持って働くことへの理解を深めることが、就活する意味を見出すことにもつながっていきます。
一人で悩まず、人に頼ることも大切
就活する意味を自分の中に見出せないときは、一人で悩まず、人に頼ることも大切です。一人で思いつめても何も解決しませんし、むしろネガティブな発想を繰り返すことで、誤った方向に進んでしまう恐れもあります。悩むことに疲れて「どこでもいい」などと投げやりになったり、逆に「希望の業界・企業じゃないなら意味がない」と思い込んで就活を止めてしまったりするわけです。
就活に対してポジティブな意味を見出すためにも、自分の可能性を客観的に見てくれる他人に相談し、視野を広げていく必要があります。それには家族や友人といった自分と同じ目線の素人よりも、就活エージェントなどの就活のプロに頼るのが一番です。就活エージェントは企業と学生をマッチングさせるプロですから、知識と経験に基づいた適格なアドバイスをしてくれます。
「こんな状況で就活する意味が分からない」と悩んでいる人にも、明るい将来像を思い描けるような可能性を教えてくれて、意味のある就活にしてくれるはずです。それだけでなく就活エージェントは具体的な企業探しやES・面接への対策も手伝ってくれますから、これまでより就活がずっと楽になり、内定率も高くなります。
キャリchでも、就活に対する様々な悩みを抱える学生を支援するイベント「就活相談サポート」を開催していますので、ぜひ利用してください。このイベントでは、経験豊富なプロのキャリアプランナーが1対1で就活生の相談に乗り、解決へと導いていきます。
相談内容は「就活する意味が見出せない」でもその他の疑問でも、就活に関することなら何でも構いません。就活に関する相談から企業紹介、内定を獲得するための対策まで全て無料でサポートします。就活が困難な時だからこそ一人で抱え込まず、私たちプロと一緒に意味を見出し、実りある就活にしていきましょう!
おわりに
例年より就活事情の厳しい23卒にも、新卒で就活する意味はちゃんとあります。「やりたいことが分からないから就活する意味がない」「希望の業界・企業の募集がないから就活する意味がない」などと、簡単に諦めてはいけません。就活にはお金を稼ぐための仕事を見つけるというだけでなく、人として大きく成長したり、自分が進むべき道を探したりといった意味もあります。
就活をする中で色々な仕事や企業を見て、「長く勤めていきたい」と思えるような、自分に合った企業を見極めることが大切です。正しく意味を知ることで、きちんと就活と向き合い、本腰を入れて取り組めるようになるでしょう。
就活相談サポートに参加しよう!
この記事の監修者
廣瀬 舞
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。
就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。
また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している