12月なのに内定がない就活生必見!3月までに内定を獲得する秘訣教えます!

 2022年11月29日

気づけば、もう12月になりました。周りの友人たちはとっくに内定式を終え、研修を始めている人もいます。世間はクリスマスムード一色ですが、12月の時点でもまだ内定のない就活生は、とても浮かれている気分じゃないですよね。

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

そうなんです。自分だけちっとも内定が取れなくて焦りますし、日に日に卒業が近づいてくる中、「就職浪人」という単語が頭をよぎって落ち着きません。

そうですよね。しかし、ここで諦めてはいけません。キャリchが就活のプロとして、12月の時点で内定がない人も、3月までに内定を獲得する秘訣をお教えします!何が何でも、卒業までに就職先を決めましょう!
ただし現状を打破するには、12月になっても内定がない原因の振り返りと、12月から内定を狙うための覚悟が必要です。今の状況がどれ程まずいのか、12月でもまだ募集している企業はあるのかも合わせて解説しますので、しっかり読んで決意を新たにしてください。

キャリアプランナー 平崎

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12月に内定がない状況はまずいのか?

12月に内定がない状況はまずいのか?

12月になっても内定がない状況を、「まだまだ大丈夫!」なんて、甘く見ている就活生はいないと思います。もしかしたら「もうダメかも…」という気持ちが芽生え始めているかもしれません。

しかし、諦めるのはまだ早いです。確かに楽勝とは言えませんが、12月からでも内定を獲得する方法はあります。

ただし、そんな就活生がこれからやるべきことを学ぶためには、まず自分が置かれている状況をきちんと把握し、今後の就活に向けた決意を新たにすることが必要です。

そこでコラムの始めに、12月になっても内定がない状況がどれほどまずいのかと、今後の就活で覚悟しなくてはいけないことについて解説します。何が何でも卒業までに内定を獲得するために、12月はここから始めましょう。

3割の学生が12月時点で就活を終えていない

驚いたことに、企業の内定式から2カ月を経てもなお、実は約3割の学生が12月の時点でまだ就活を終えていません。

就活生なら誰もがご存知の通り、一般的な企業では10月に内定式が行われますから、当然12月には既にほとんどの学生が就活を終えています。

内定式の場で正式な労働契約を結ぶ企業が多いため、企業にとっても学生にとっても、10月が入社の意思を最終的に確認する区切りです。

しかし中には、さまざまな理由で内定式を過ぎても就活を続ける学生がいます。

就活がうまくいかずに内定がゼロの人、内定はあるけどより良い企業を探そうと粘る人、一度は決めた内定を辞退して就活をやり直している人などです。

状況の厳しさは『自分次第』で変わる

「12月に内定がない」という状況がどの程度厳しいかは、自分の行動次第で変わるものです。前述のように、内定の状況がどうあれ約3割の学生はまだ就活を終えていませんし、そうした学生を目当てに冬採用を行っている企業もあります。ですから12月に内定がないからといって、それが直ちに”ものすごく切迫したまずい状況”とはなりません。

ただし就活を行っていたにもかかわらず、12月の今まで1つも内定がもらえなかったのなら、そこには必ず何らかの原因があるはずです。その原因を無視してこのまま自分が変わろうとしなければ、おそらく何月になろうとこの先も内定をもらえることはないので、非常にまずい状況といえます

しかし裏を返せば、たとえ12月からでも自分自身が変わろうと意識し、そのための行動をすれば問題ないですから諦めないでください。ここから仕切り直して、キャリchと一緒に取り組んでいきましょう。

キャリchでは、12月までの失敗を巻き返し挽回するための就活イベント「出遅れ就活サポート」を開催しています。イベントの利用は完全無料。プロのキャリアプランナーがマンツーマンでサポートしますので、安心してお任せください!

採用活動の期間が短いことを覚悟する

12月からでも内定獲得は可能ですが、23卒を対象に行われる採用活動の残り期間は3月までと短いですから、前提として大変な就活になるという覚悟が不可欠です。

「1社落ちたら次を探して…」とのんびりやっている時間の余裕はないので、複数企業の選考を同時に進めながら、その次にも備えておく必要があります。

過密スケジュールとなりますから、1日に何社も面接を受けたり、その合間にESを書いたり次の面接の準備をしたりと、精神的にも体力的にも大変です。

それに卒業というタイムリミットが迫ってくるので、夏採用や秋採用のときのように、「ここがダメでも次頑張ればいいや」なんて甘えは通用しません。選考を受ける1社1社に対してきちんと取り組み、確実に内定へとつなげてください。

12月になっても内定がない原因と特徴

12月になっても内定がない原因と特徴

前章でもお話ししたように、12月から内定を獲得するには、これまでの就活がうまくいかなかった原因を特定して改善する必要があります。しかし自分の就活を漠然と振り返っても、おそらく何が原因なのか自分では分からないでしょう。

なぜなら、今自分で思い返して分かるくらいのことなら、なにも12月まで放置せず、とっくに改善しているはずだからです。頑張って就活していたにもかかわらず、あなたが12月まで内定がもらえなかった原因は、きっともっと自分では気づきにくいことに違いありません。

そこで、ここからは12月になっても内定がない人の原因と特徴について解説します。耳が痛い話もあるかと思いますが、逃げずに直視して、自分に当てはまる原因を探してください。

自分自身を勘違いしている

12月まで内定がない就活生には、自己分析が十分でなかったために、自分自身を勘違いしてしまっている人が少なくありません。

「自分にはこれができる」「自分にはこの業界が向いている」と思い込んでいるのですが、実は自分が活かせる本当の強みを理解できておらず、間違った方向性で就活をしていたのです。

たとえば、積極性や打たれ強さが魅力で本当は営業職が向いているのに、自分ではそれに気づかず、ち密さが要求される技術職を目指していたのでは当然内定はもらえないでしょう。

また、自己分析が十分でないと自分についての理解が浅いので、仕事や企業を選ぶ上で自分にとって大事なことは何なのか明確でなく、就活の軸にもブレが生じる可能性があります。

英語を活かしたいかと思えば接客業なら何でもよかったり、地元勤務がいいと言いながらグローバル企業を受けたり、自分の就活において何を優先するのかハッキリしないのです

このように就活の軸がブレてしまうと、本来目指しているものとは違う間違った方向に進みやすいですから、結果として内定にも結び付かなくなります。

12月まで内定がない人は、就活を振り返って「自己分析は十分で、自分の強みは間違いないか?」「就活の軸はブレていないか?」確認するべきです。

企業が求める人物像と合っていない

12月まで内定がない就活生には、業界・企業研究不足によって、企業が求めている人物像を把握できていない人がたくさんいます。

当然企業は入社後自社で活躍してくれる人材を採用したいですから、就活ではその企業で活躍できる強みや能力をアピールすることが合格の秘訣です。

それなのに研究不足でその業界や企業に対する理解が浅いと、その業界・企業への熱意も伝わりませんし、見当違いなアピールをしているので内定にはつながりません。

たとえば協調性の高さやコツコツ頑張る人を求めている企業に、「ガッツがあります!」などと言っても意味がないでしょう。

就活では、自分がその企業にどれだけ入社したいかではなく、「自分はこの会社なら活躍できる」「この会社なら自分を活かせる」という企業を選ぶことが大切です。

ESや面接でも、ただ自分の持っている能力をアピールするのではなく、その企業に好かれる能力をアピールしないと空振りしてしまいます。

12月まで内定がない人は、これまでの就活で本当に自分に合った業界・企業を受けていたか、その企業ごとに適したアピールができていたか考えてみてください。

コミュニケーション能力が低い

12月頃まで内定を取れない就活生の中には、コミュニケーション能力が低い人が多いです。コミュニケーション能力というと、接客業や営業職でのみ重視されるスキルだと誤解している人もいますが、そんなことはありません。

お客様や取引先との会話だけでなく、社内の意思疎通を図り、仕事を円滑に運ぶためにもコミュニケーションは必要になります。

企業での仕事は一人で行うものではありませんから、職場の人たちと良好な人間関係を築き、互いに協力し合う能力が欠かせないのです。ですから、自分の志望先がどんな企業・業界であれ、コミュニケーション能力が不足している人は嫌われてしまいます。

候補者全員が実務経験のない新卒の採用では、能力値よりもコミュニケーション能力を重視する企業が増えてきているので、最近はなおさらその傾向が強いです。

12月まで内定がもらえなかった人は、これまでの就活での態度や話し方を振り返ってみましょう。

コミュニケーション能力とはただ会話が成立すればよいのではなく、相手に「話しやすい人」「自分の意思を上手に伝えられる人」と思ってもらえることが大切です。

マナーに対する意識が低い

信じられないかもしれませんが、なかなか内定が出ない就活生の中には、マナーに対する意識が低い人も案外います。たとえば、身だしなみがだらしない、笑顔がない、声が小さいなどといったことです。

「自分は絶対そんなことない」と思いたいところですが、12月まで1つも内定が出ていないのならば、いま一度自分のマナーについて見直す必要があります。とくに就活が長期化してくると、初めはきちんと整えていたはずの身だしなみが崩れてしまいがちです。

たくさんいる候補者の中から、わざわざヨレヨレのスーツにボサボサ頭の学生を採用する企業はありません。スーツは清潔でシワになっていないか、汗やたばこの臭いがついていないか、髪型は定期的に整えているかなど、よく確認してください。

それにいくら緊張しているとはいえ、面接で笑顔がなかったり声が小さかったりすると、それだけで自信がないように見えますし覇気がないと思われてしまいます。

見た目も態度も含めて全体的にくたびれた印象を与えると、企業に好かれそうもない”負のオーラ”が漂いますので注意しましょう。

受けている企業数が少ない

12月まで内定が出ない原因の1つとして、そもそも受けた企業の数が少なすぎたということも考えられます。もちろん、やたらとたくさん受ければ良いわけではありませんが、ある程度の駒数は持っていないと内定率が上げられないのです。

ご存知のように、選考は経験を積めば積むほど緊張に慣れてきますし、何をどうすべきか勝手も分かってきます。グループディスカッションも面接も、1回目より2回目、2回目より3回目の方がうまくできたはずです。

しかし受ける企業数が少なすぎると、ほぼ初めてに近い状態で選考に臨むので自信が持てず、堂々と発言することができません。

顔にも態度にも明らかに自信のなさが表れているため、経験を積んで慣れている就活生と比べて見劣りしてしまい、内定に結びつかないのです。

12月まで内定がない学生は、自分がこれまで何社の選考を受けたか見直してみてください。夏に就活を終わらせる学生でも、20社程度にエントリーし、10社以上の選考を受けるのが一般的です。

12月まで就活を続けているのであればもっと時間があったはずですから、それ以上の企業数を受けていないと少なすぎるといえます。

12月でも募集している企業はある?

12月でも募集している企業はある?

前章の中に、自分に当てはまる原因を見つけられましたか?これだ!というのが分からなければ、初心に帰って1つ1つ見直すとよいです。12月まで内定が出ない原因を改善したら、次は今後の就活のことを考えましょう。

ここからは、12月でも募集している企業がどの程度あるのかや、12月でも募集している企業の特徴と探し方について解説します。12月に募集している優良企業についてもご説明しますので、参考にしてください。

あることにはあるが、数は減っている

12月以降も募集している企業はありますが、春夏に比べれば大幅に数が少なくなります。経団連の就活ルールは廃止されましたが、政府による就活スケジュール継続の呼びかけもあることから、やはり企業の採用活動のピークは春から夏にかけてです。

春夏で人材を確保しきれる企業ばかりではないため、夏が終わっても秋採用(9月~11月)や冬採用(12月~3月)を行う企業はあります。

しかし企業は入社前の研修や来年度の人員配置を考えなければなりませんし、採用活動が長引けばその分コストもかかるので、いつまでも募集を続けていたくはないはずです。

それに春から採用活動を始めた企業はたいてい10月に内定式を行いますから、それ以降は就活を続ける学生の数も減り、ますます優秀な人材を確保しにくくなります。

ですから10月以降に募集を開始するような企業は稀で、大半の企業は基本的に春夏を中心に人材を集め、遅くとも秋には採用活動を終了するような計画です。

12月以降も春夏から募集を継続する企業はありますが、その数は春夏に比べ圧倒的に少なくなっていることは認識しておいてください。

とくに大手企業や有名企業など、春夏だけでも十分人材を集められるような人気の高い企業は、残念ながらほとんど冬採用を行っていません。

12月でも募集している企業の特徴

12月でも募集を行っている企業には、以下のような特徴があります。

  • 採用予定人数よりも下回っている
  • 内定辞退者が出たことによる穴埋め
  • 戦略的に採用を行っている
  • 人気の低い業界や企業

12月に募集を行っている企業は、春夏から募集を行っていたものの、秋までに来年度の採用予定人数を確保できなかった企業が多いです。内定者の数が企業の必要としている人数に達していないため、採用活動を延長・継続しています。

業界全体の景気が良いためもともと募集人数が多い建築業界や、急成長中で事業拡大を狙うベンチャー企業など、その理由はさまざまです。

また12月に行われる募集は、内定辞退者が出たことによる穴埋めというケースも少なくありません。

企業は毎年一定数の内定辞退者が出ることは想定していますが、予想以上に内定辞退者が多かった場合は、穴埋めのために採用活動を延長・継続することがあります

その場合はすでに採用予定人数の大部分を確保できているので、募集人数は穴埋めに必要なごく少数だけです。

ますます新卒採用が難しくなる将来を見据え、早めに人材確保に力を入れている企業の中には、戦略的に冬も採用活動を行っている企業があります。

すでに来年度必要な人数は確保しているのですが、他にも優秀な学生がいれば採用しようと、12月も採用活動を延長・継続しているのです。まだあまり普及していませんが、通年採用を行っている企業もあります。

加えて、12月も募集を行う企業に多いのは、学生を集めにくい人気の低い業界や企業です体力的にきついイメージがあるため人気のない飲食業界や介護業界、知名度が低いために学生がなかなか集まらない中小企業なども、12月まで採用活動を延長・継続しています。

12月でも採用活動をしてる企業の探し方

12月に採用活動を行う企業を探す方法は、大きく分けて以下の2つです。

  • 就活総合ナビサイトを利用する
  • 【就活エージェントを利用する

【就活総合ナビサイトを利用する】

12月の採用情報は、これまで通り就活総合ナビサイトからも探すことができます。

リクナビやマイナビなどの大手ナビサイトで、フリーワードに「冬採用」などと入力して検索すれば、たくさんヒットするでしょう。

あまり志望先に関するこだわりがなく、広範囲に探すには良い手段です。

【就活エージェントを利用する】

就活エージェントを利用すれば、自分で1社1社採用情報を調べなくても、自分のこだわりや個性に合った企業をエージェントが探してくれます。

就活エージェントは企業と独自のコネクションを持ち、ナビサイトには掲載されていないような情報も知っているので、冬採用の企業を探すのに実はかなり有効な手段です。

しかも就活エージェントに頼れば、12月まで内定がもらえなかった原因への対策をプロの目線でアドバイスしてくれますから、自己流で挑むよりずっと確実に内定が狙えます。

キャリchでも、「出遅れ就活サポート」「就活相談サポート」「スピード内定サポート」など、就活生一人一人の希望に合った企業を紹介し、内定獲得に向けた対策をサポートする様々なイベントを開催しています。いずれも完全無料のイベントですので、お気軽にご相談ください。

12月でも実は優良企業が多い?

夢のような条件を期待するのは難しいですが、12月でも少数ながら優良企業は残っていますので、諦めないでください。

確かに12月になると募集している企業数自体が全体的に少なくなりますし、誰もが名前を知っているような大手企業や有名企業は残っていません。

しかし12月でも、「大手企業の子会社」や「世間的に知名度は低いが、業界内では有名な中小企業」なら、まだ募集している企業があります。

「大手企業の子会社」は、その企業自体の事業規模こそ大きくありませんが、大きな組織の一部ですから安定性は抜群です。労働組合をグループ会社内で共同運営していることが多いので、その企業自体の規模が小さくてもきちんと法令が順守され、労働者の権利が大手企業並みに守られています。

同じグループ企業としてあまりに大きな差が生まれないよう、福利厚生が大手企業と同様にしっかり整えられていることも多いです。

また、大手グループに属さない中小企業にも、優良企業はたくさんあります。「世間的に知名度は低いが、業界内では有名な中小企業」とは、提供している商品が一般消費者向けでないため知名度が低いだけで、実は業界内での実績がある企業です。

そうした企業は事業規模が小さくても、高度な技術力や確実なシェアを持っているので業績が安定していますし、社員の給与も高くなります。

12月になると大手企業や有名企業はさすがに難しいですが、そうした「大手企業の子会社」や「世間的に知名度は低いが、業界内では有名な中小企業」を中心に探せば、優良企業を見つけられるはずです。

12月からでも3月までに絶対に内定を獲得する秘策

12月からでも3月までに絶対に内定を獲得する秘策

ここまで読んで、12月からの就活に動き出す自分をしっかり思い描けていますか?「これまでの就活もダメだったし、12月じゃ卒業まで時間ないし…」などと思っているかもしれませんが、そんな弱気では受かるものも受かりませんよ。

就職浪人なんかしたらなおさら就職に不利なので、何が何でも避けるべきです。

確かにあまり時間は残されていませんが、正しい方法で取り組めば卒業までに内定をもらうことは可能ですから、安心してください。

ここからは、毎年多数の就活生を支援してきた経験をもとに、キャリchが12月から卒業までの間に内定を獲得する秘訣をお教えします。もう一度気合を入れ直して、絶対卒業までに内定を獲得しましょう!

「今までと同じ」では内定獲得は厳しい

12月から内定を獲得する前提として必要なことは、仕切り直して、就活への取り組み方を変えることです。冒頭でも述べたように、12月から内定を目指す今の状況が厳しいものになるかどうかは、自分次第で変わります。

今まで自分のやり方で就活していてダメだったのなら、これまで通り取り組んでいても内定獲得は望めません。気持ちを切り替え、新しい自分になる努力、これまでと違った視点で就活に取り組む努力をしてください。

まずは募集している企業の少なさや、どんな学生がライバルとなるかなど、現状をしっかり把握しましょう。困難な現実から目を背けず、まっすぐ向き合うことから全ては始まります。

早め早めの行動が重要!

12月から内定を獲得するには、早め早めの行動がカギです。23卒を対象とした採用活動の期間は残りわずかですから、企業は全体的な選考フローを短くし、選考期間を短縮する傾向があります。

具体的には、書類選考の期間を短くしたり、面接と面接の間隔を短くしたり、選考のステップを省いたりといったことです。

学生にとってはスケジュールが詰まって、次の選考への準備をする時間が少なくなりますので、早め早めの行動が必要になります。

また前述のように、ほとんどの企業は遅くとも秋には採用活動を終了する計画を立てていますから、冬採用は予定外である企業が少なくありません。

そのため12月以降の選考は「臨時」として採用スケジュールが組まれることが多く、合格者が定員に達し次第終了するなど、急な打ち切りもあり得ます。

せっかく好感触で進めていた選考が、予期せぬ打ち切りで終わってしまう前に、できるだけ早くから選考を受けることが大切です。

自分の中での問題点・課題点を解決する

12月までの就活が上手くいかなかったわけですから、卒業までに内定を獲得するには、自分の問題点・課題点を解決しなければなりません。

今までの自分を変えて就活の新しい方向性を見出すためにも、何が問題で就活がうまくいかないのか洗い出しましょう。これまでの就活を振り返り、良くなかった点や自分のダメなところを、思いつく限り書き出します。

自分の問題がどこにあるのか分からないという人は、このコラムの「12月になっても内定がない原因と特徴」の章を参考にしてください。そして、書き出した問題点・課題点を1つ1つ解決し、削除していきます。

そうすれば、自分のダメなところがなくなって自信にもつながりますし、新しい方向性を探すためのヒントも見えてくるはずです。

自己分析と就活軸を見直す

自己分析なら何度もやったという人も、12月から新たな視点で就活を始めるために、再度「自分」を見つめ直します。いくら就活を急いでいても、本当に自分に合った企業を見つけ、卒業までに内定を得るためには自己分析が欠かせません。

自分とはどういう人間なのか、どんなことが得意で、どんなことに向いているのかを考え直し、12月からの就活の新たな方向性を定めましょう。

そして同時に、自分の中での就活の軸も見つめ直します。自分なりに考えて定めた軸だとは思いますが、今までの軸で12月まで内定がもらえなかったわけですから、これを変えなければ同じことの繰り返しです。

前項の通り自分のダメな点を改善し、自己分析によって自分を見つめ直したうえで、改めて就活の軸を定め直してください。

なんとなくではなく、きちんとした自己分析に基づいた軸によって、自分の人間性に合う企業、自分が活躍できそうな企業を選ぶことが大切です。

12月には面接に挑み始める

何が何でも卒業までに内定を得るために、12月中には面接を受け始めましょう。そのためには12月前半のうちに、これまでの自分の反省点を解決し、自己分析を行って新たな就活の軸を定め直す必要があります

そして新たな軸に沿った企業を探し出し、12月後半には実際に面接をいくつか受け始められるようにエントリーするのです。

前述のように12月からは就活を急がなければなりませんから、無駄な時間を作らないように持ち駒は5~11社程度用意し、常に3社並行して受けるようにしましょう。もちろん1月以降も、納得のいく内定を得るまでどんどん面接を受け続けてください。

ただし「数うちゃ当たる」と、やみくもにただ数をこなすのでは意味がありません。きちんと自分の方向性に合った、就活の軸に当てはまる企業を受け続けることが、12月からの就活を成功させる秘訣となります。

おわりに

これまでの就活を反省し、自分が変わる意識があれば、12月からでも卒業までに内定を獲得することは可能です。しかし冬採用を行っている企業少ないですし、就活できる期間も短いので、他の時期に比べて厳しい就活となるのは確かでしょう。

これまでのように時間を無駄にできませんから、正しい方向性で自分に合った企業を受け、確実に内定を目指すことが大切です。

また内定後は、すでに内定式を終えた同期の学生が先に研修を始めている場合もあるので、遅れを取り戻していく必要があるということも覚えておいてください。

年末のカウントダウンはまだですが、卒業へのカウントダウンはすでに始まっていますよ。万が一にも内定がないまま卒業を迎えてしまうことがないように、厳しい冬採用だからこそ、自己流ではなくプロのサポートを求めるべきです。

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経験豊富なキャリアカウンセラーが、あなたが抱える問題点をプロの目線で改善し、就活の軸づくりをお手伝いします。さらに12月以降も募集している独自のコネクションの中から、あなたの個性に合った企業を選んでご紹介しますので、安心してお任せください。

キャリchと一緒にこれまでの就活を振り返り、12月から内定を目指しましょう!

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

~就活生へのメッセージ~

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